JP2007045268A - リヤスポイラ装置 - Google Patents

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Shigeru Ueki
茂 植木
Satoru Shinoda
哲 信太
Hitoshi Aono
均 青野
Shuji Masuda
修司 益田
Koji Kawamatsu
浩司 川松
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Toyota Motor Corp
Webasto Japan Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Webasto Japan Co Ltd
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Abstract

【課題】翼部を強固に支持しながらもその上面の角度を変更できるようにする。
【解決手段】翼部5をリヤボディ15に対して支持する基部6を有するリヤスポイラ装置において、基部5を左右方向の軸心を有する揺動軸22廻りに揺動して翼面上面32の角度を変更する角度変更機構4を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、車両の後部に設けるリヤスポイラ装置に関するものである。
車両の後部に設けるリヤスポイラ装置として特許文献1に開示されているものがある。
このリヤスポイラ装置は、翼部と、この翼部の左右両端部を支える左右一対の支柱を有している。前記翼部は、各支柱に固定された水平固定翼と、この水平固定翼の間に配置された水平可動翼から構成されたものである。水平可動翼は、車両に設けられた角度変更機構によって角度が変更できるようになっている。
角度変更機構は、水平可動翼の左右両端に設けられたインナーシャフトと、このインナーシャフトに挿入されたアウターシャフトと、このアウターシャフトに固定されたレバーと、レバーを揺動するアクチュエータとを有していて、アクチュエータでレバーを揺動し、アウターシャフトを回転させることで水平可動翼の角度を変更できるようにしている。
前記インナーシャフトは、水平固定翼を固定している支柱に回転自在に支持されている。レバーやアクチュエータは支柱の内部に設けられている。
特開平5−112265号公報
従来のリヤスポイラ装置の角度変更機構では、水平可動翼の角度を変更できるものの、水平可動翼を左右両側からインナーシャフト(アウターシャフト)で支持する構成となっているため、インナーシャフトから水平可動翼の前後端までの距離は長く、前後端でビビリを生じることがあり、水平可動翼の支持を強固にすることが困難になっていた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、翼部を基部で強固に支持しながらもその上面の角度を変更できるようにしたリヤスポイラ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。即ち、翼部をリヤボディに対して支持する基部を有するリヤスポイラ装置において、前記基部を左右方向の軸心を有する揺動軸廻りに揺動して翼面上面の角度を変更する角度変更機構を有している点にある。
これによれば、翼部を基部で強固に支持しながらも角度変更機構で基部を揺動軸廻りに揺動することで翼面上面の角度を変更することができる。
前記基部を昇降案内すると共に前記揺動軸に支持されていて前記角度変更機構によって揺動される案内機構と、この案内機構に対して前記基部を昇降する昇降手段とを有している点にある。
これによれば、案内機構を揺動することで翼面上面の角度を変更することができ、昇降手段で翼部の昇降をすることができる。
翼部を基部で強固に支持しながらもその上面の角度を変更できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜4は本発明のリヤスポイラ装置を示している。このリヤスポイラ装置は乗用自動車等の車両後部に設けられるものである。
図1,2に示すように、リヤスポイラ装置1は、スポイラ2と、このスポイラ2を昇降案内する案内機構3と、この案内機構3を揺動してスポイラ2の角度を変更する角度変更機構4とを有している。
スポイラ2は、実質的に風を整流し、風の抵抗を受ける翼部5と、この翼部5の左右側部を支持する基部6とを有しており、左右各基部6は前記案内機構3に支持されている。
案内機構3は、左右各基部6を昇降自在に支持するフレーム7と、このフレーム7に設けられていて左右各基部6を昇降する昇降手段8とを有している。
フレーム7は、車両後部のリヤボディ7内で左右に配置された左右一対の枠体9と、この左右各枠体9を連結する枠体連結部材10で構成されている。
左右各枠体9は、スポイラ2の左右各基部6の下方にそれぞれ配置された上下一対のベース部材11(11U,11D)と、この上下一対のベース部材11間を連結する前後一対のガイド部材12(12F,12R)とで構成されており、上下ベース部材11U,11Dの前側を前ガイド部材12Fで連結し、上下ベース部材11U,11Dの後側を後ガイド部材12Rで連結することにより、左右各枠体9は枠形状となっている。
前記枠体連結部材10は、左右に配置された枠体9の下ベース部材11Dをそれぞれ連結する下板部材13と、左右に配置された左右各枠体9の上ベース部材11Uをそれぞれ連結する上板部材14とで構成されており、これにより、フレーム7全体を強固な枠状のとしている。
左右各枠体9(上ベース部材11U)の前部には前側に突出するブラケット20が設けられており、左右各ブラケット20はリヤボディ7内の左右各側壁から左右方向に突出した揺動軸22に回動自在に枢支されている。即ち、ブラケット20は上ベース部材11Uから前方に突出しており、そのブラケット20の前部に設けた挿入孔21に、リヤボディ7内で左右側壁の上部に固定した揺動軸22が挿通している。
前記昇降手段8は、左右各枠体9に昇降自在に支持されたスライダ24と、このスライダ24を昇降駆動させる昇降駆動手段25とを有している。
スライダ24は前後ガイド部材12F,12Rによって昇降自在に支持案内されており、スライダ24の前部には、このスライダ24から上ベース部材11Uに向けて延びる前支柱16Fが起立していて、スライダ24の後部には、このスライダ24から上ベース部材11Uに向けて延びる後支柱16Rが起立している。
前支柱16Fは上ベース部材11Uの前部を上下に貫通していると共に、後支柱16Rは上ベース部材11Uの後部を上下に貫通しており、これら前後支柱16F,16Rの上端はそれぞれ連結部材17によって前後に固定されている。この連結部材17に翼部5の左右側部が固定されている。
翼部5は金属板又は合成樹脂等により内部中空状で平面視矩形状に形成されている。この翼部5は、スライダ24の昇降により、リヤボディ上面15aから上方へ昇降すると共に、スライダ24の最下降位置で車両後部のリヤボディ上面15aに設けた開口部33内に収納されその上面はリヤボディ上面15aと略面一になることができる。
前記昇降駆動手段25は、左右各枠体9内に設けられたスライダ24を昇降させるもので、各スライダ24に固定されたボールナット27と、このボールナット27が螺合しているボールスクリュ28と、このボールスクリュ28を回転駆動するギアボックス29と、左右のギアボックス29へ回転動力を伝達する駆動モータ30とを有している。
左右の各ギアボックス29は左右各枠体9の下ベース部材11Dにそれぞれ設けられており、左右の各ギアボックス29からボールスクリュ28が上ベース部材11Uに向けて
起立しており、各ボールスクリュ28はスライダ24を貫通し、その上端部側は上ベース部材11Uに回転自在に支持されている。
ボールナット27は、スライダ24の前後中途部に固着されており、上下ベース部材11U,11D間で起立したボールスクリュ28に螺合している。駆動モータ30はフレーム8の下板部材13の左右中央部に設けられており、駆動モータ30から左右方向に突出した回転シャフト31の左右端部はギアボックス29に挿通している。
したがって、駆動モータ30を駆動させて、その動力を回転シャフト31を介して左右各ギアボックス29に伝達することで、左右各枠体9内に設けられたボールスクリュ28が同時に回転し、このボールスクリュ28の回転によって左右各枠体9内に配置されたスライダ24が同時に同じ速度で昇降し、これにより、翼部5の左右側部を支持するそれぞれの前後支柱16F,16Rが左右各枠体9に対して昇降するようになる。
前記角度変更機構4は、上記案内機構3(フレーム7)を揺動軸22廻りに揺動させるもので、左右各枠体9の下方に配置されたケーシング41と、このケーシング41内に格納されて前後移動可能な移動部材23と、この移動部材23をケーブル24を介して前後動させる駆動手段26とを有している。
各ケーシング41は側面視で前記揺動軸22の軸心を中心とする所定の円弧状に形成されて車両構成部材15に固定されている。各移動部材23は、ケーシング41と同様に側面視で前記揺動軸22の軸心を中心とする所定の円弧状に形成され、ケーシング41内に収納されている。各移動部材23の後側(一端)は各枠体9の下ベース部材11Uの後方下部に連結していて、前側(他端)はケーブル24を介して移動部材23よりも前方に配置された駆動手段26に連結している。
前記駆動手段26は、ケーブル24を押し引きしすることで移動部材23を前後動させるもので例えばモータで構成され、この駆動モータ26でケーブル24を押し引きすることで移動部材23を揺動軸22を中心とする円弧軌道に沿って前後動させることができる。
したがって、駆動手段26で移動部材23を前後動させれば、案内機構3のフレーム7が揺動軸22廻りに揺動し、このフレーム7の揺動によってフレーム7に支持された前後支柱16F,16Rが揺動軸22廻りに揺動し、これにより、翼部5の上面32(以降、翼部上面)の角度を変更することができる。
次に、スポイラ2の動作時における翼部5の姿勢態様について説明する。
図2に示すように、スライダ24を最下位まで下降させ且つ、移動部材23を最も前側に移動させているとき、スポイラ2は開口部33を閉鎖し、翼部上面32はリヤボディ上面15aと上下に略同一レベルにある。
翼部5が開口部33を閉鎖した収納姿勢のとき、翼部上面32は意匠的にはリヤボディ上面15aと共に車両後部のリヤボディ意匠面を形成していて、枠体9はその上部が後方に倒れた後倒姿勢にある。
図3に示すように、枠体9が後倒姿勢のときに、駆動モータ26を駆動してケーブル24を押し出すと、左右に配置したそれぞれの移動部材23の後部はケーシング41の後部から徐々に後方に突出していき、移動部材23は同時に徐々に後方に移動する。
移動部材23が前方から後方に移動すると、左右各枠体9は揺動軸22の軸心を支点として所定の円弧軌道に沿って揺動し、左右各枠体9は後倒姿勢から徐々に垂直姿勢に移行する。
移動部材23がケーシング41に対して最も後方に移動すると、左右各枠体9(前後支柱16F,16R)は後倒姿勢から略垂直姿勢となり、左右各枠体9が垂直姿勢となると翼部5の後部がリヤボディ上面15aから上方に突出した尻上がり状態となって翼部上面
32の角度が収納姿勢時の角度から変更する。
詳しくは、左右各枠体9が略垂直姿勢のとき、翼部上面32の前端がリヤボディ上面15aと略同じ高さに位置し、後端がリヤボディ上面15aよりも立ち上がった作用姿勢となり、翼部上面32によってリヤボディ上面15aの上側に流れる空気の整流を行うことができるようになる。空気整流の抵抗によって車両にはダウンフォースが与えられる。
図4に示すように、翼部上面32の角度を作用姿勢にした状態から駆動モータ30を駆動させてボールスクリュ28を回転させると、翼部5は前後支柱16F,16Rの昇降により上昇し、これにより、翼部5を作用姿勢時の角度を保ったままで上昇させることができる。したがって、スポイラ2の翼部5をリヤボディ上面15aから上昇させた状態では、リヤボディ15上の空気を整流することができる。
翼部5を下降した後に駆動モータ24を駆動させてケーブル24を引くと、左右各枠体9は垂直姿勢から後倒姿勢に戻り、翼部上面32を収納姿勢時の角度に戻すことができる。
なお、駆動モータ24と、駆動モータ30とは個別に駆動することが可能であるため、翼部上面32の角度を収納姿勢であるときの角度を保ったまま翼部5を上昇させ、その後に、駆動モータ24を駆動させて枠体9の揺動により、翼部上面32の角度を収納時の角度から変更してもよい。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。即ち、上記実施の形態では、ケーシング41(移動部材23)を左右各枠体9の下部に設けているが、移動部材23を左右各枠体9の一方のみに設けてもよいし、左右各枠体9の下側でなく内側部に設けるようにしてもよい。
本発明のリヤスポイラ装置を示す概略斜視図である。 スポイラの収納姿勢時の断面側面図である。 スポイラの作用姿勢時の断面側面図である。 スポイラの上昇姿勢時の断面側面図である。
符号の説明
1 リヤスポイラ装置
2 スポイラ
3 案内機構
4 角度変更機構
8 昇降手段
22 揺動軸
32 翼部上面

Claims (2)

  1. 翼部をリヤボディに対して支持する基部を有するリヤスポイラ装置において、
    前記基部を左右方向の軸心を有する揺動軸廻りに揺動して翼面上面の角度を変更する角度変更機構を有していることを特徴とするリヤスポイラ装置。
  2. 前記基部を昇降案内すると共に前記揺動軸に支持されていて前記角度変更機構によって揺動される案内機構と、この案内機構に対して前記基部を昇降する昇降手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載のリヤスポイラ装置。
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