JP2007044724A - 加圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧によるワークの加工精度を向上させることができ、装置内に偏心荷重が加わることを防止し、装置を小型化させることができる加圧装置を提供すること。
【解決手段】加圧装置1は、第1加圧ユニット11及び第2加圧ユニット12を備えている。各加圧ユニット11、12は、それぞれ中空モータ3A、B、ベース部2A、B、送りネジ41A、B、ナット42A、B、加圧部5A、B、ガイド部6A、B及び軸受部7A、Bを有している。第2送りネジ41Bは、第1送りネジ41Aにおけるネジ軸心貫通口412内に挿通配置した状態で、その先端部が第1加圧部5Aよりも先端側に配置した第2加圧部5Bに結合してある。第2中空モータ3Bの中心軸線と第1中空モータ3Aの中心軸線とが、同一線上に配置してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの回転力を送りネジの軸方向推力に変換して加圧を行う加圧装置に関する。
種々のワークに加圧を行う加圧装置(加圧プレス)としては、例えば、油圧シリンダーを用いて加圧を行う油圧プレス、モータ及びクランクを用いて加圧を行う電動クランクプレス、モータ及び送りネジを用いて加圧を行う電動プレス等がある。
特に、モータ及び送りネジを用いて加圧を行う加圧装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1の加圧装置は、中空モータとボールネジを用い、中空モータの回転力をボールネジによる軸方向推力に変換して、ワークに加圧を行う。そして、この加圧装置においては、中空モータの中空穴内にボールネジを挿通配置すると共に、ボールネジに螺合するナットを中空モータのロータに直接結合し、かつロータ用軸受によってボールネジに加わるラジアル荷重及びスラスト加重を受けている。これにより、加圧装置の軸方向長さを小さくし、コンパクトで高推力を出力することができる加圧装置を形成している。
また、ワークに対して複数段の加圧を行う多段式の加圧装置としては、例えば、特許文献2に開示されたものがある。この特許文献2の多段電動式粉末成形機は、成形空間を形成するダイとパンチとを備えており、パンチを、同一軸線に配置した3つの部分パンチに分割している。そして、各部分パンチをそれぞれ独立して移動可能にし、最も外周に配置した第1部分パンチの内周を第2部分パンチを移動させ、第2部分パンチの内周を第3部分パンチを移動させている。
しかしながら、上記特許文献2の多段式の加圧装置においては、以下の問題点がある。
すなわち、特許文献2においては、各部分パンチをそれぞれ加圧ラムに配設しており、各加圧ラムは、複数の直線移動機構及びサーボモータによって移動可能に構成している。そして、直線移動機構及びサーボモータは、パンチによる加圧中心に対して左右対称の位置に複数配設されている。
そして、直線移動機構及びサーボモータによる推力は、常に、各部分パンチによって加圧を行う加圧中心(各部分パンチの軸心)から偏心した左右対称の位置に作用する。そのため、各部分パンチによって加圧を行う際には、粉末成形品としてのワークに偏心荷重が加わるおそれがあり、ワークの加工精度を低下させてしまうおそれがある。
また、上記ワークに偏心荷重が加わった状態で加圧を行うと、この加圧による反力としての偏心荷重が加圧装置内に加わることになる。そのため、装置の強度を確保し、安定して加圧を行うためには、装置を大型化させる必要が生じていた。
特開2004−314118号公報 特許第2720118号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、加圧によるワークの加工精度を向上させることができ、装置内に偏心荷重が加わることを防止し、装置を小型化させることができる加圧装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えた加圧装置であって、
上記第1加圧ユニットは、第1ロータの内部に第1中空穴を備えた第1中空モータと、
該第1中空モータにおける第1ステータを配設した第1ベース部と、
第1めねじ部を備え、上記第1ロータに結合した状態で該第1ロータと一体的に回転する第1ナットと、
上記第1めねじ部に螺合する第1おねじ部を備え、上記第1ナットの回転に伴って上記第1中空穴内を進退する第1送りネジと、
該第1送りネジの先端部に配設した第1加圧部と、
上記第1ベース部に配設され、上記第1加圧部の回り止めを行った状態で該第1加圧部の進退をガイドする第1ガイド部と、
上記第1ナットの外周側に配設され、上記第1送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第1軸受部とを有しており、
上記第1送りネジは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口を備えており、
上記第2加圧ユニットは、第2ロータの内部に第2中空穴を備えた第2中空モータと、
上記第1ベース部に固定され、上記第2中空モータにおける第2ステータを配設した第2ベース部と、
第2めねじ部を備え、上記第2ロータに結合した状態で該第2ロータと一体的に回転する第2ナットと、
上記第2めねじ部に螺合する第2おねじ部を備え、上記第2ナットの回転に伴って上記第2中空穴内及び上記ネジ軸心貫通口内を進退する第2送りネジと、
該第2送りネジの先端部に配設した第2加圧部と、
上記第2ベース部に配設され、上記第2加圧部の回り止めを行った状態で該第2加圧部の進退をガイドする第2ガイド部と、
上記第2ナットの外周側に配設され、上記第2送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第2軸受部とを有しており、
上記第2送りネジは、上記ネジ軸心貫通口内に挿通配置した状態で、その上記先端部が上記第1加圧部よりも先端側に配置した上記第2加圧部に結合してあり、
上記第2中空モータの中心軸線と上記第1中空モータの中心軸線とを、同一線上に配置したことを特徴とする加圧装置にある(請求項1)。
本発明の加圧装置は、上記第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えており、上記各中空モータの回転力を上記各送りネジ及び各ナットにより軸方向への推力に変換して上記各加圧部から加圧を行うことができる電動式加圧装置である。
上記第1加圧ユニットを動作させる際には、第1中空モータの第1ステータに通電を行って、第1中空モータの第1ロータを回転させる。このとき、第1ロータの回転と共に第1ナットが回転し、第1めねじ部と第1おねじ部との螺合により、第1ナットの回転力が第1送りネジがその軸方向へ進退する推力に変換される。そして、第1送りネジ及び第1加圧部が、第1ガイド部によってガイドされて回り止めが行われた状態で進退することにより、第1加圧部によってワークに対して加圧を行うことができる。
また、上記第2加圧ユニットを動作させる際においても、第2中空モータ、第2ナット、第2送りネジ、第2ガイド部及び第2加圧部の各動作は、第1加圧ユニットの動作と同様であり、第2加圧部によってワークに対して加圧を行うことができる。
また、第1加圧ユニットにおいて、第1加圧部により加圧を行った際に生じる反力により第1送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重は、第1軸受部によって受けることができる。そのため、第1加圧部による反力が第1ロータに直接加わってしまうことを防止することができる。
また、第2加圧ユニットにおいても同様に、第2加圧部により加圧を行った際に生じる反力により第2送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重は、第2軸受部によって受けることができる。そのため、第2加圧部による反力が第2ロータに直接加わってしまうことを防止することができる。
また、第1加圧ユニットにおいて、第1中空モータの第1ロータには第1中空穴が設けてあり、第1送りネジの配設は、その一部を第1ロータにおける第1中空穴内に配置した状態で行うことができる。また、第1ナットは、ギヤ又はプーリ等の減速機を介すことなく第1ロータに結合してあり、第1中空モータと第1ナットとの間の減速機の配設スペースをなくすことができる。さらに、第1軸受部は第1ナットの外周側に配設してある。
また、第2加圧ユニットにおいても、第2中空モータ、第2送りネジ、第2ナット、第2軸受部の各構造は、第1加圧ユニットと同様である。
そのため、第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットにおける上記構造の工夫により、加圧装置の推力発生方向(軸方向)の全長が大きくなることを抑制することができる。
さらに、本発明の加圧装置においては、第2送りネジは、第1送りネジにおけるネジ軸心貫通口内に挿通配置した状態で第2加圧部に結合してあり、第2中空モータの中心軸線と第1中空モータの中心軸線とが同一線上に配置してある。
これにより、第1送りネジ及び第2送りネジの両方の推力の作用中心を、第1中空モータの中心軸線及び第2中空モータの中心軸線を通る仮想直線上に合わせることができる。
そして、上記仮想直線を中心にしてワークを配置して、各加圧部によって加圧を行う際には、各加圧部によってワークを加圧する際の推力の作用中心を合わせることができ、ワークに偏心荷重が加わることを防止することができる。そのため、各加圧部の加圧によるワークの加工精度を向上させることができる。
また、上記仮想直線を中心にしてワークを配置して、各加圧部によって加圧を行うことにより、この加圧による反力としての偏心荷重が、加圧装置内に加わることを防止することができる。そのため、偏心荷重を受けることを前提として加圧装置の剛性を確保する必要がなく、加圧装置を小型化させることができる。
それ故、本発明の加圧装置によれば、加圧によるワークの加工精度を向上させることができ、装置内に偏心荷重が加わることを防止し、装置を小型化させることができる。
第2の発明は、第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えた加圧装置であって、
上記第1加圧ユニットは、第1ロータの内部に第1中空穴を備えた第1中空モータと、
該第1中空モータにおける第1ステータを配設した第1ベース部と、
第1めねじ部を備え、上記第1ロータに結合した状態で該第1ロータと一体的に回転する第1ナットと、
上記第1めねじ部に螺合する第1おねじ部を備え、上記第1ナットの回転に伴って上記第1中空穴内を進退する第1送りネジと、
該第1送りネジの先端部に配設した第1加圧部と、
上記第1ベース部に配設され、上記第1加圧部の回り止めを行った状態で該第1加圧部の進退をガイドする第1ガイド部と、
上記第1ナットの外周側に配設され、上記第1送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第1軸受部とを有しており、
上記第1送りネジは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口を備えており、
上記第2加圧ユニットは、第2ロータの内部に第2中空穴を備えた第2中空モータと、
上記第1ベース部に固定され、上記第2中空モータにおける第2ステータを配設した第2ベース部と、
第2めねじ部を備え、上記第2ロータに結合した状態で該第2ロータと一体的に回転する第2ナットと、
上記第2めねじ部に螺合する第2おねじ部を備え、上記第2ナットの回転に伴って上記第2中空穴内及び上記ネジ軸心貫通口内を進退する第2送りネジと、
該第2送りネジの先端部に配設した第2加圧部と、
上記第2ベース部に配設され、上記第2加圧部の回り止めを行った状態で該第2加圧部の進退をガイドする第2ガイド部と、
上記第2ナットの外周側に配設され、上記第2送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第2軸受部とを有しており、
上記第1加圧部の先端側面には、貫通穴が形成してあると共に、上記第1送りネジの軸心を中心にして環状の第1パンチが配設してあり、
上記第2加圧部の先端側面には、上記第2送りネジの軸心を中心にして第2パンチが配設してあり、該第2パンチは、上記ネジ軸心貫通口内及び上記貫通穴内に挿通配置した状態で、その先端部が上記第1パンチの内周側に配置してあり、
上記第2中空モータの中心軸線と上記第1中空モータの中心軸線とを、同一線上に配置したことを特徴とする加圧装置にある(請求項3)。
本発明の加圧装置は、上記第1加圧部及び第2加圧部にそれぞれ第1パンチ及び第2パンチを配設して、各パンチによって加圧を行うよう構成してある。
本発明の加圧装置においては、第2パンチは、第1送りネジにおけるネジ軸心貫通口内及び第1加圧部における貫通穴内に挿通配置した状態で、その先端部が第1パンチの内周側に配置してあり、第2中空モータの中心軸線と第1中空モータの中心軸線とが同一線上に配置してある。
これにより、第1送りネジ及び第2送りネジの両方の推力の作用中心を、第1中空モータの中心軸線及び第2中空モータの中心軸線を通る仮想直線上に合わせることができる。
また、環状の第1パンチは、第1送りネジの軸心を中心にして配設してあり、第2パンチは、第2送りネジの軸心を中心にして配設してある。そして、上記仮想直線を中心にして、第1パンチ及び第2パンチに対向する位置にワークを配置して、各パンチによって加圧を行う際には、各パンチによってワークを加圧する際の推力の作用中心を合わせることができ、ワークに偏心荷重が加わることを防止することができる。そのため、各パンチの加圧によるワークの加工精度を向上させることができる。
また、上記仮想直線を中心にして、第1パンチ及び第2パンチに対向する位置にワークを配置して、各パンチによって加圧を行うことにより、この加圧による反力としての偏心荷重が、加圧装置内に加わることを防止することができる。そのため、偏心荷重を受けることを前提として加圧装置の剛性を確保する必要がなく、加圧装置を小型化させることができる。
その他、本発明の加圧装置における作用効果は、上記第1の発明と同様である。
それ故、本発明の加圧装置によっても、加圧によるワークの加工精度を向上させることができ、装置内に偏心荷重が加わることを防止し、装置を小型化させることができる。
第3の発明は、第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えた加圧装置であって、
上記第1加圧ユニットは、ロータの内部に中空穴を備えた中空モータと、
該中空モータにおけるステータを配設したベース部と、
めねじ部を備え、上記ロータに結合した状態で該ロータと一体的に回転するナットと、
上記めねじ部に螺合するおねじ部を備え、上記ナットの回転に伴って上記中空穴内を進退する送りネジと、
該送りネジの先端部に配設した第1加圧部と、
上記ベース部に配設され、上記第1加圧部の回り止めを行った状態で該第1加圧部の進退をガイドするガイド部と、
上記ナットの外周側に配設され、上記送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける軸受部とを有しており、
上記送りネジは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口を備えており、
上記第2加圧ユニットは、上記ネジ軸心貫通口内に挿通配置した加圧シャフトと、
該加圧シャフトの先端部に配設した第2加圧部と、
上記加圧シャフトの軸方向に推力を付与する推力発生源とを有しており、
上記加圧シャフトは、上記ネジ軸心貫通口内に挿通配置した状態で、その上記先端部が上記第1加圧部よりも先端側に配置した上記第2加圧部に結合してあり、
上記加圧シャフトの軸心と上記中空モータの中心軸線とを、同一線上に配置したことを特徴とする加圧装置にある(請求項7)。
本発明の加圧装置は、上記第1加圧ユニットを、上記中空モータの回転力を上記送りネジ及びナットにより軸方向への推力に変換して上記第1加圧部から加圧を行うよう構成し、上記第2加圧ユニットを、シリンダー等の推力発生源を用いて上記第2加圧部から加圧を行うよう構成してなる。
本発明の第1加圧ユニットの動作は、上記第1の発明における第1加圧ユニットの動作と同様である。また、本発明の第2加圧ユニットは、推力発生源を動作させることにより、加圧シャフトを介して第2加圧部によってワークに対して加圧を行うことができる。
また、第1加圧ユニットにおいて、第1加圧部により加圧を行った際に生じる反力により送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重は、軸受部によって受けることができる。そのため、第1加圧部による反力が中空モータのロータに直接加わってしまうことを防止することができる。
また、第1加圧ユニットにおいて、中空モータのロータには中空穴が設けてあり、送りネジの配設は、その一部をロータにおける中空穴内に配置した状態で行うことができる。また、ナットは、ギヤ又はプーリ等の減速機を介すことなくロータに結合してあり、中空モータとナットとの間の減速機の配設スペースをなくすことができる。さらに、軸受部はナットの外周側に配設してある。
そのため、第1加圧ユニットにおける上記構造の工夫により、加圧装置の推力発生方向(軸方向)における全長が大きくなることを抑制することができる。
さらに、本発明の加圧装置においては、加圧シャフトは、送りネジにおけるネジ軸心貫通口内に挿通配置した状態で第2加圧部に結合してあり、加圧シャフトの軸心と中空モータの中心軸線とが同一線上に配置してある。
これにより、送りネジ及び加圧シャフトの両方の推力の作用中心を、中空モータの中心軸線及び推力発生源の推力発生中心を通る仮想直線上に合わせることができる。
そして、上記仮想直線を中心にしてワークを配置して、各加圧部によって加圧を行う際には、各加圧部によってワークを加圧する際の推力の作用中心を合わせることができ、ワークに偏心荷重が加わることを防止することができる。そのため、各加圧部の加圧によるワークの加工精度を向上させることができる。
また、上記仮想直線を中心にしてワークを配置して、各加圧部によって加圧を行うことにより、この加圧による反力としての偏心荷重が、加圧装置内に加わることを防止することができる。そのため、偏心荷重を受けることを前提として加圧装置の剛性を確保する必要がなく、加圧装置を小型化させることができる。
それ故、本発明の加圧装置によっても、加圧によるワークの加工精度を向上させることができ、装置内に偏心荷重が加わることを防止し、装置を小型化させることができる。
上述した第1〜第3の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1〜第3の発明において、上記加圧装置は、第1加圧ユニットと第2加圧ユニットとを別々に動作させて、ワークに対して複数段の加圧を行うことができる。
また、加圧装置は、第1加圧ユニットと第2加圧ユニットとを同時に動作させて、第2加圧部によってワークの加圧を行うと共に、第1加圧部によって第2加圧部の加圧を行い、第1中空モータによる加圧力と第2中空モータによる加圧力とを重ね合わせて、ワークの加圧を行うこともできる。
また、第2中空モータのみを動作させて第2加圧部からワークに対して1段目の加圧を行う一方、第1中空モータ及び第2中空モータを同時に動作させ、第2加圧部からワークの加圧を行うと共に第1加圧部によって第2加圧部を加圧することにより、ワークに対して1段目の加圧力よりも大きな加圧力の2段目の加圧を行うこともできる。
また、上記第1の発明においては、第1加圧部を第1中空モータから離れる方向に前進させると共に、第2加圧部を第2中空モータへ近づく方向に後退させることにより、第1加圧部と第2加圧部との間に配置したワークをその両側から加圧することもできる。
また、上記加圧装置は、ワークに対して、圧入、粉末成形(粉末の圧縮成形)、曲げ加工又は圧縮加工等の種々の加圧を行うことができる。
また、上記第1、第2の発明において、上記第1ガイド部と上記第2ガイド部とは、上記加圧装置の推力発生方向に沿って配設した同じガイド部材によって構成することができる。
上記第1、第2の発明において、上記第1軸受部は、上記第1ナットにおける推力発生方向の表面に配設した滑りスラスト軸受とすることができる。また、第1軸受部は、複数のボール又はころ(円筒ころもしくは円錐ころ)による転がりを利用して回転抵抗を減少させた転がりスラスト軸受とすることもできる。また、上記第2軸受部についても同様に、滑りスラスト軸受又は転がりスラスト軸受とすることができる。
また、上記第3の発明における軸受部についても同様に、滑りスラスト軸受又は転がりスラスト軸受とすることができる。
また、上記加圧装置は、3つ以上の加圧ユニットを配設して構成することもできる。そして、例えば加圧装置が3つの加圧ユニットを備える場合には、上記第2加圧ユニットにおける第2送りネジに第2ネジ軸心貫通口を形成し、第3加圧ユニットにおける第3送りネジを、第2ネジ軸心貫通口内に挿通配置して、第1〜第3中空モータの各中心軸線を、同一線上に配置することができる。
また、上記第1の発明において、上記第2加圧部の先端側面には、貫通穴を形成すると共に、上記第2送りネジの軸心を中心にして第2パンチを配設し、上記第1加圧部の先端側面には、上記第1送りネジの軸心を中心にして第1パンチを配設し、該第1パンチは、上記貫通穴を介して上記第1加圧部に結合することが好ましい(請求項2)。
この場合には、第1パンチ及び第2パンチに対向する位置にワークを配置して、各パンチによって加圧を行う際には、各パンチによってワークを加圧する際の推力の作用中心を合わせることができ、ワークに偏心荷重が加わることを防止することができる。
第1パンチ及び第2パンチの断面形状は種々の形状にすることができる。
例えば、第1パンチを中空断面形状に形成し、第2パンチを第1パンチの内周側に配置する中実断面形状に形成することができる(図7参照)。また、第1パンチを中実断面形状に形成し、第2パンチを第1パンチの外周側に配置する中空断面形状に形成することもできる(図9参照)。また、第1パンチを中空断面形状に形成し、第2パンチを第1パンチの外周側に配置する中空断面形状に形成することもできる(図10参照)。
また、上記第1、第2の発明において、上記第1ガイド部は上記第1送りネジの周りに複数配設すると共に、上記第2ガイド部は上記第2送りネジの周りに複数配設し、上記第1送りネジ及び上記第2送りネジは、上記加圧装置の推力発生方向に直交する断面において、上記複数の第1ガイド部及び上記複数の第2ガイド部の配設位置に対する図心位置に配設することが好ましい(請求項4)。
この場合には、複数の第1ガイド部によって第1加圧部の進退を安定してガイドすることができ、複数の第2ガイド部によって第2加圧部の進退を安定してガイドすることができる。また、第1加圧部における推力作用中心と第2加圧部における推力作用中心とを、複数の第1ガイド部及び複数の第2ガイド部の配設位置に対する図心位置に合わせることができる。そのため、加圧装置内に偏心荷重が加わることを一層効果的に防止することができる。
また、上記第3の発明においては、上記ガイド部は上記送りネジの周りに複数配設し、上記送りネジ及び上記加圧シャフトは、上記加圧装置の推力発生方向に直交する断面において、上記複数のガイド部の配設位置に対する図心位置に配設することが好ましい(請求項8)。
この場合には、複数のガイド部によって第1加圧部の進退を安定してガイドすることができる。また、第1加圧部における推力作用中心と第2加圧部における推力作用中心とを、複数のガイド部の配設位置に対する図心位置に合わせることができる。そのため、加圧装置内に偏心荷重が加わることを一層効果的に防止することができる。
また、上記第1、第2の発明においては、上記第1軸受部は、上記スラスト荷重を受けると共に上記第1ナットの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受とし、上記第2軸受部は、上記スラスト荷重を受けると共に上記第2ナットの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受とすることが好ましい(請求項5)。
この場合には、各転がり軸受により、各ナットの回転もそれぞれ保持することができ、各ナットの回転の際に生ずる回転抵抗をそれぞれ少なくすることができる。
また、上記第3の発明においては、上記軸受部は、上記スラスト荷重を受けると共に上記ナットの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受とすることが好ましい(請求項9)。
この場合には、転がり軸受により、ナットの回転も保持することができ、ナットの回転の際に生ずる回転抵抗を少なくすることができる。
また、上記第1〜第3の発明において、上記転がり軸受としては、その横断面において、ボールと内輪及び外輪の接触面とを結ぶラインがラジアル方向に対して所定の接触角(例えば20〜40°の接触角)を有してなるアンギュラ玉軸受を用いることができる。また、この他にも、上記転がり軸受としては、上記ボールの代わりに円筒状又は円錐状のころを用いたころ軸受を用いることができる。また、上記各軸受部は、複数の転がり軸受を並列配置して構成することができる。
また、上記第1、第2の発明においては、上記第1軸受部は、上記第1ロータの回転を保持する第1ロータ用軸受も兼用させ、上記第2軸受部は、上記第2ロータの回転を保持する第2ロータ用軸受も兼用させることが好ましい(請求項6)。
この場合には、各軸受部に、各ロータの回転を保持するロータ軸受の役割もさせることができ、部品点数を減らして加圧装置を一層小型化させることができる。
また、上記第3の発明においては、上記軸受部は、上記ロータの回転を保持するロータ用軸受も兼用させることが好ましい(請求項10)。
この場合には、軸受部に、ロータの回転を保持するロータ軸受の役割もさせることができ、部品点数を減らして加圧装置を一層小型化させることができる。
以下に、本発明の加圧装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例の加圧装置1は、図1〜図5に示すごとく、第1加圧ユニット11及び第2加圧ユニット12を備えており、2つの加圧ユニットによる電動式加圧装置(電動式プレス)1を形成している。
第1加圧ユニット11は、以下の第1中空モータ3A、第1ベース部2A、第1ナット42A、第1送りネジ41A、第1加圧部5A、第1ガイド部6A及び第1軸受部7Aを有している。
図3に示すごとく、第1中空モータ3Aは、第1ステータ31Aに対して回転する第1ロータ32Aの内部に、第1中空穴321Aを形成してなる。第1ベース部2Aは、第1中空モータ3Aにおける第1ステータ31Aを配設してなる。第1ナット42Aは、第1めねじ部421Aを備えており、第1ロータ32Aに直接結合してある。そして、第1ナット42Aは、第1ロータ32Aと一体となって回転するよう構成してある。
また、同図に示すごとく、第1送りネジ41Aは、第1めねじ部421Aに螺合する第1おねじ部411Aを備えており、第1ナット42Aの回転に伴って第1中空穴321A内を進退するよう構成してある。第1加圧部5Aは、第1送りネジ41Aの先端部に配設してある。第1ガイド部6Aは、第1ベース部2Aに配設してあり、第1加圧部5Aの回り止めを行った状態で第1加圧部5Aの進退をガイドするよう構成してある。第1軸受部7Aは、第1ナット42Aの外周側に配設してあり、第1送りネジ41Aの軸方向Lに加わるスラスト荷重を受けるよう構成してある。
また、第1送りネジ41Aは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口412を備えている。
第2加圧ユニット12は、以下の第2中空モータ3B、第2ベース部2B、第2ナット42B、第2送りネジ41B、第2加圧部5B、第2ガイド部6B及び第2軸受部7Bを有している。
図4に示すごとく、第2中空モータ3Bは、第2ステータ31Bに対して回転する第2ロータ32Bの内部に、第2中空穴321Bを形成してなる。第2ベース部2Bは、第1ベース部2Aに固定してあり、第2中空モータ3Bにおける第2ステータ31Bを配設してなる。第2ナット42Bは、第2めねじ部421Bを備えており、第2ロータ32Bに直接結合してある。そして、第2ナット42Bは、第2ロータ32Bと一体となって回転するよう構成してある。
また、図4に示すごとく、第2送りネジ41Bは、第2めねじ部421Bに螺合する第2おねじ部411Bを備えており、第2ナット42Bの回転に伴って第2中空穴321B内及び第1送りネジ41Aにおけるネジ軸心貫通口412内を進退するよう構成してある。第2加圧部5Bは、第2送りネジ41Bの先端部に配設してある。第2ガイド部6Bは、第2ベース部2Bに配設してあり、第2加圧部5Bの回り止めを行った状態で第2加圧部5Bの進退をガイドするよう構成してある。第2軸受部7Bは、第2ナット42Bの外周側に配設してあり、第2送りネジ41Bの軸方向Lに加わるスラスト荷重を受けるよう構成してある。
図1、図2に示すごとく、第2送りネジ41Bは、第1送りネジ41Aにおけるネジ軸心貫通口412内に挿通配置した状態で、その先端部が第1加圧部5Aよりも先端側に配置した第2加圧部5Bに結合してある。そして、加圧装置1は、第2中空モータ3Bの中心軸線と第1中空モータ3Aの中心軸線とを、同一線上に配置してなる。
なお、本例の加圧装置1は、推力発生方向Lを鉛直方向に向けて構成してあり、本例における各送りネジ41A、B及び各加圧部5A、Bは、鉛直方向に向けて進退する。
また、図1は、各加圧部5A、Bが後退位置にある加圧装置1を示しており、図2は、各加圧部5A、Bが前進位置にある加圧装置1を示している。図3は、第1加圧ユニット11を示しており、図4は、第2加圧ユニット12を示している。
以下に、本例の加圧装置1につき、図1〜図5と共に詳説する。
図3に示すごとく、第1加圧ユニット11において、第1送りネジ41A及び第1ナット42Aは、第1送りネジ41Aの第1おねじ部411Aと第1ナット42Aの第1めねじ部421Aとの間に複数のボールを配置して、この複数のボールを介して第1送りネジ41Aと第1ナット42Aとが螺合するボールネジを用いて構成してある。
また、図4に示すごとく、第2加圧ユニット12についても同様に、第2送りネジ41B及び第2ナット42Bはボールネジを用いて構成してある。
また、各中空モータ3A、Bは、各加圧部5A、Bの位置制御を行うことができるサーボモータとした。また、各中空モータ3A、Bには、位置検出を行うエンコーダ、各ロータ32A、Bの制動を行うブレーキ等が配設してある。
図3に示すごとく、第1加圧ユニット11の第1中空モータ3Aにおいて、第1ステータ31Aは第1ハウジング33A内に収容してあり、第1ロータ32Aは、第1ステータ31Aの内周側に回転可能に配設してある。第1ステータ31Aを収容する第1ハウジング33Aは、第1ベース部2Aに固定した第1外側ブラケット34Aを介して第1ベース部2Aに固定してある。第1ロータ32Aに結合した第1ナット42Aの外周側には、第1内側ブラケット35Aが配設してあり、この第1内側ブラケット35Aは、第1ロータ32A及び第1ナット42Aに結合してある。
第1軸受部7Aは、第1外側ブラケット34Aと第1内側ブラケット35Aとの間に配設してある。そして、第1ロータ32A、第1ナット42A及び第1内側ブラケット35Aは、第1軸受部7Aによって、第1ステータ31A、第1ハウジング33A及び第1外側ブラケット34Aに対して回転するよう構成してある。
図4に示すごとく、第2加圧ユニット12の第2中空モータ3Bにおいても同様に、第2ステータ31Bは第2ハウジング33B内に収容してあり、第2ロータ32Bは、第2ステータ31Bの内周側に回転可能に配設してある。第2ステータ31Bを収容する第2ハウジング33Bは、第2ベース部2Bに固定した第2外側ブラケット34Bを介して第2ベース部2Bに固定してある。第2ロータ32Bに結合した第2ナット42Bの外周側には、第2内側ブラケット35Bが配設してあり、この第2内側ブラケット35Bは、第2ロータ32B及び第2ナット42Bに結合してある。
第2軸受部7Bは、第2外側ブラケット34Bと第2内側ブラケット35Bとの間に配設してある。そして、第2ロータ32B、第2ナット42B及び第2内側ブラケット35Bは、第2軸受部7Bによって、第2ステータ31B、第2ハウジング33B及び第2外側ブラケット34Bに対して回転するよう構成してある。
図3、図4に示すごとく、第1加圧ユニット11及び第2加圧ユニット12において、各軸受部7A、Bは、スラスト荷重を受けると共に各ナット42A、Bの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受としてのアンギュラ玉軸受とした。このアンギュラ玉軸受は、内輪部とその外周側に配設した外輪部と、これらの間に複数配設したボールとにより構成されている。そして、本例の各軸受部7A、Bは、アンギュラ玉軸受を複数個(本例では3個)並列配置して構成した。
また、本例の各軸受部7A、Bは、各中空モータ3A、Bにおけるロータの下側に位置する下側ロータ軸受の役割も兼ねている。また、各ロータ32A、Bの上側の端部と各ハウジング33A、Bとの間には、上側ロータ軸受71A、Bが配設してある。
また、図1、図2に示すごとく、第1加圧ユニット11及び第2加圧ユニット12において、第1ガイド部6A及び第2ガイド部6Bは、加圧装置1の推力発生方向Lに沿って配設した同じガイドシャフト22によって構成してある。
図5に示すごとく、ガイドシャフト22は、第1送りネジ41A及び第2送りネジ41Bの周りに複数配設してあり、第1送りネジ41A及び第2送りネジ41Bは、推力発生方向Lに直交する断面において、複数のガイドシャフト22の配設位置に対する図心位置(中心位置)に配設してある。
また、図1、図2に示すごとく、第2ベース部2Bは、第1ベース部2Aに配設した複数の立設支柱23によって、第1ベース部2Aに固定してある。複数のガイドシャフト22は、ワーク等の配置を行うメインベース部21から立設してあり、第1ベース部2Aは、複数のガイドシャフト22によって、メインベース部21に固定してある。
また、各加圧部5A、Bには、各ガイドシャフト22を挿通して摺動させるブッシュ55A、B(本例ではボールブッシュ)が複数配設してあり、各加圧部5A、Bは、複数のガイドシャフト22によって回転止めが行われた状態で進退するよう構成してある。
本例においては、図3に示すごとく、第1ロータ32Aに形成した第1中空穴321Aは、第1ロータ32Aを貫通して形成してあり、第1送りネジ41Aは、第1中空穴321A内に挿通配置してある。また、図4に示すごとく、第2ロータ32Bに形成した第2中空穴321Bは、第2ロータ32Bを貫通して形成してあり、第1送りネジ41A及び第2送りネジ41Bは、第2中空穴321B内に挿通配置してある。
なお、第2中空穴321Bは、第2送りネジ41Bを配設するスペースを確保することができれば、必ずしも第2ロータ32Bに対して貫通して形成しなくてもよい。
次に、上記加圧装置1の動作及び作用効果につき説明する。
図1、図2に示すごとく、上記第1加圧ユニット11を動作させる際には、第1中空モータ3Aの第1ステータ31Aに通電を行って、第1中空モータ3Aの第1ロータ32Aを回転させる。このとき、第1ロータ32Aの回転と共に第1ナット42Aが回転し、第1めねじ部421Aと第1おねじ部411Aとの螺合により、第1ナット42Aの回転力が第1送りネジ41Aがその軸方向Lへ進退する推力に変換される。
そして、第1送りネジ41A及び第1加圧部5Aが、第1ガイド部6Aによってガイドされて回り止めが行われた状態で進退することにより、第1加圧部5Aによってワークに対して加圧を行うことができる。
また、上記第2加圧ユニット12を動作させる際においても、第2中空モータ3B、第2ナット42B、第2送りネジ41B、第2ガイド部6B及び第2加圧部5Bの各動作は、第1加圧ユニット11の動作と同様であり、第2加圧部5Bによってワークに対して加圧を行うことができる。
また、第1加圧ユニット11において、第1加圧部5Aにより加圧を行った際に生じる反力により第1送りネジ41Aの軸方向Lに加わるスラスト荷重は、第1軸受部7Aによって受けることができる。そのため、第1加圧部5Aによる反力が第1ロータ32Aに直接加わってしまうことを防止することができる。
また、第2加圧ユニット12においても同様に、第2加圧部5Bにより加圧を行った際に生じる反力により第2送りネジ41Bの軸方向Lに加わるスラスト荷重は、第2軸受部7Bによって受けることができる。そのため、第2加圧部5Bによる反力が第2ロータ32Bに直接加わってしまうことを防止することができる。
また、第1加圧ユニット11において、第1中空モータ3Aの第1ロータ32Aには第1中空穴321Aが設けてあり、第1送りネジ41Aの配設は、その一部を第1ロータ32Aにおける第1中空穴321A内に配置した状態で行うことができる。また、第1ナット42Aは、ギヤ又はプーリ等の減速機を介すことなく第1ロータ32Aに結合してあり、第1中空モータ3Aと第1ナット42Aとの間の減速機の配設スペースをなくすことができる。さらに、第1軸受部7Aは第1ナット42Aの外周側に配設してある。
また、第2加圧ユニット12においても、第2中空モータ3B、第2送りネジ41B、第2ナット42B、第2軸受部7Bの各構造は、第1加圧ユニット11と同様である。
そのため、第1加圧ユニット11及び第2加圧ユニット12における上記構造の工夫により、加圧装置1の推力発生方向(軸方向)Lの全長が大きくなることを抑制することができる。
さらに、本例の加圧装置1においては、第2送りネジ41Bは、第1送りネジ41Aにおけるネジ軸心貫通口412内に挿通配置した状態で第2加圧部5Bに結合してあり、第2中空モータ3Bの中心軸線と第1中空モータ3Aの中心軸線とが同一線上に配置してある。
これにより、第1送りネジ41A及び第2送りネジ41Bの両方の推力の作用中心を、第1中空モータ3Aの中心軸線及び第2中空モータ3Bの中心軸線を通る仮想直線上に合わせることができる。
そして、上記仮想直線を中心にしてワークを配置して、各加圧部5A、Bによって加圧を行う際には、各加圧部5A、Bによってワークを加圧する際の推力の作用中心を合わせることができ、ワークに偏心荷重が加わることを防止することができる。そのため、各加圧部5A、Bの加圧によるワークの加工精度を向上させることができる。
また、図5に示したように、上記各送りネジ41A、Bは、加圧装置1の推力発生方向Lに直交する断面において、複数のガイドシャフト22の配設位置に対する図心位置(中心位置)に配設してある。そのため、第1加圧部5Aにおける推力作用中心と第2加圧部5Bにおける推力作用中心とを、複数のガイドシャフト22の配設位置に対する図心位置に合わせることができる。
そして、各送りネジ41A、Bを配設する上記仮想直線を中心にしてワークを配置して、各加圧部5A、Bによって加圧を行うことにより、この加圧による反力としての偏心荷重が、加圧装置1内に加わることを防止することができる。そのため、偏心荷重を受けることを前提として加圧装置1の剛性を確保する必要がなく、加圧装置1を小型化させることができる。
それ故、本例の加圧装置1によれば、加圧によるワークの加工精度を向上させることができ、装置内に偏心荷重が加わることを防止し、装置を小型化させることができる。
(実施例2)
本例は、図6に示すごとく、第2加圧ユニット120を、第2中空モータ3Bを用いず、以下の加圧シャフト81、推力発生源82、第2ベース部2B、第2加圧部5B及び第2ガイド部6Bを用いて構成した加圧装置10の例を示す。
同図に示すごとく、加圧シャフト81は、上記ネジ軸心貫通口412内に挿通配置してあり、第2加圧部5Bは、加圧シャフト81の先端部に配設してある。推力発生源82は、油圧シリンダー82であり、加圧シャフト81の軸方向Lに推力を付与するよう構成してある。加圧シャフト81は、油圧シリンダー82における加圧ロッド821に結合してある。
第2ベース部2Bは、上記複数の立設支柱23を介して上記第1ベース部2Aに固定してあり、油圧シリンダー82は、第2ベース部2Bに固定してある。第2ガイド部6Bは、上記実施例1と同様に、第2ベース部2Bに複数配設してある。
また、本例の第1ガイド部6A及び第2ガイド部6Bは、上記実施例1と同様に、ガイドシャフト22によって構成してある。
また、加圧シャフト81は、ネジ軸心貫通口412内に挿通配置した状態で、その先端部が第1加圧部5Aよりも先端側に配置した第2加圧部5Bに結合してある。そして、本例の加圧装置10は、加圧シャフト81の軸心と第1中空モータ3Aの中心軸線とを、同一線上に配置してなる。そして、本例の第2加圧ユニット120は、推力発生源82を動作させることにより、加圧シャフト81を介して第2加圧部5Bによってワークに対して加圧を行うことができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、図7、図8に示すごとく、上記実施例1に示した各加圧部5A、Bに、各パンチ51A、Bを配設して加圧装置100を構成した例である。
すなわち、図7に示すごとく、本例の第2加圧部5Bの先端側面には、貫通穴52Bが形成してあると共に、第2送りネジ41Bの軸心を中心にして第2パンチ51Bが配設してある。本例の第1加圧部5Aの先端側面には、第1送りネジ41Aの軸心を中心にして第1パンチ51Aが配設してある。この第1パンチ51Aは、貫通穴52Bを介して第1加圧部5Aに結合してある。
図7、図8に示すごとく、本例の貫通穴52Bは、第2加圧部5Bにおいて、第2送りネジ41Bの結合位置の周囲に形成してある。この貫通穴52Bは、第2送りネジ41Bの結合位置の周囲に複数形成してある。そして、第1パンチ51Aは、貫通穴52B内に挿通配置した連結部材53Aによって第1加圧部5Aに結合してある。また、各貫通穴52Bは、第2送りネジ41Bの軸心位置から同距離の位置に形成してある。
なお、図8は、各パンチ51A、B、貫通穴52B及び連結部材53Aの配設状態を、推力発生方向Lに直交する断面において、加圧装置100の先端側(下方)から見た状態で示す図である。
また、貫通穴52Bは、上記以外にも、種々の構造にすることができ、例えば、曲線状もしくはU字状に貫通した1つの長穴によって形成することもできる。
本例の第1パンチ51Aは、第1送りネジ41Aの軸心を通る仮想線を中心とする断面円環形状を有しており、第2パンチ51Bは、第1パンチ51Aの内周側に配置され、第2送りネジ41Bの軸心を通る仮想線を中心とする断面円形状を有している。
これ以外にも、図9に示すごとく、第1パンチ51Aを、第1送りネジ41Aの軸心を通る仮想線を中心とする断面円形状に形成し、第2パンチ51Bを、第1パンチ51Aの外周側に配置すると共に、第2送りネジ41Bの軸心を通る仮想線を中心とする断面円環形状に形成することもできる。
また、図10に示すごとく、第1パンチ51Aを、第1送りネジ41Aの軸心を通る仮想線を中心とする断面円環形状に形成し、第2パンチ51Bを、第1パンチ51Aの外周側に配置すると共に、第2送りネジ41Bの軸心を通る仮想線を中心とする断面円環形状に形成することもできる。なお、図9、図10の各パンチ51A、Bの構造において、第2パンチ51Bは、連結部材53Bによって第2加圧部5Bに結合してある。
本例においては、第1パンチ51A及び第2パンチ51Bによって、ワークの加圧を2段に行うことができる。本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
本例は、図11に示すごとく、第2加圧ユニット12における第2加圧部5Bを第1加圧ユニット11よりも後端側(上方)に配設して、加圧装置100を構成した例である。
本例の第1加圧部5Aの先端側面には、貫通穴52Bが形成してあると共に、第1送りネジ41Aの軸心を中心にして環状の第1パンチ51Aが配設してある。また、本例の第2加圧部5Bの先端側面には、第2送りネジ41Bの軸心を中心にして第2パンチ51Bが配設してある。この第2パンチ51Bは、第1送りネジ41Aにおけるネジ軸心貫通口412内及び上記貫通穴52B内に挿通配置した状態で、その先端部が第1パンチ51Aの内周側に配置してある。
本例の第1パンチ51Aは、第1送りネジ41Aの軸心を通る仮想線を中心とする断面円環形状を有しており、本例の第2パンチ51Bは、第1パンチ51Aの内周側に配置され、第2送りネジ41Bの軸心を通る仮想線を中心とする断面円形状を有している。
また、第1加圧部5Aには、第2パンチ51Bのスライドを軸方向Lにガイドする振れ止め部材54Aが配設してある。
本例においては、第1パンチ51A及び第2パンチ51Bによって、ワークの加圧を2段に行うことができる。本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、各加圧部が後退位置にある加圧装置を示す断面説明図。 実施例1における、各加圧部が前進位置にある加圧装置を示す断面説明図。 実施例1における、加圧装置における第1加圧ユニットを拡大して示す断面説明図。 実施例1における、加圧装置における第2加圧ユニットを拡大して示す断面説明図。 実施例1における、各送りネジ及びガイドシャフトの配設状態を、推力発生方向に直交する断面において示す平面説明図。 実施例2における、加圧装置を示す断面説明図。 実施例3における、加圧装置を示す断面説明図。 実施例3における、各パンチ、貫通穴及び連結部材の配設状態を、推力発生方向Lに直交する断面において示す平面説明図。 実施例3における、他の加圧装置を示す断面説明図。 実施例3における、他の加圧装置を示す断面説明図。 実施例4における、加圧装置を示す断面説明図。
符号の説明
1 加圧装置
11 第1加圧ユニット
12 第2加圧ユニット
2A、B 第1、第2ベース部
22 ガイドシャフト
3A、B 第1、第2中空モータ
31A、B 第1、第2ステータ
32A、B 第1、第2ロータ
321A、B 第1、第2中空穴
41A、B 第1、第2送りネジ
411A、B 第1、第2おねじ部
412 ネジ軸心貫通口
42A、B 第1、第2ナット
421A、B 第1、第2めねじ部
5A、B 第1、第2加圧部
51A、B 第1、第2パンチ
6A、B 第1、第2ガイド部
7A、B 第1、第2軸受部
81 加圧シャフト
82 推力発生源
L 推力発生方向(軸方向)

Claims (10)

  1. 第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えた加圧装置であって、
    上記第1加圧ユニットは、第1ロータの内部に第1中空穴を備えた第1中空モータと、
    該第1中空モータにおける第1ステータを配設した第1ベース部と、
    第1めねじ部を備え、上記第1ロータに結合した状態で該第1ロータと一体的に回転する第1ナットと、
    上記第1めねじ部に螺合する第1おねじ部を備え、上記第1ナットの回転に伴って上記第1中空穴内を進退する第1送りネジと、
    該第1送りネジの先端部に配設した第1加圧部と、
    上記第1ベース部に配設され、上記第1加圧部の回り止めを行った状態で該第1加圧部の進退をガイドする第1ガイド部と、
    上記第1ナットの外周側に配設され、上記第1送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第1軸受部とを有しており、
    上記第1送りネジは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口を備えており、
    上記第2加圧ユニットは、第2ロータの内部に第2中空穴を備えた第2中空モータと、
    上記第1ベース部に固定され、上記第2中空モータにおける第2ステータを配設した第2ベース部と、
    第2めねじ部を備え、上記第2ロータに結合した状態で該第2ロータと一体的に回転する第2ナットと、
    上記第2めねじ部に螺合する第2おねじ部を備え、上記第2ナットの回転に伴って上記第2中空穴内及び上記ネジ軸心貫通口内を進退する第2送りネジと、
    該第2送りネジの先端部に配設した第2加圧部と、
    上記第2ベース部に配設され、上記第2加圧部の回り止めを行った状態で該第2加圧部の進退をガイドする第2ガイド部と、
    上記第2ナットの外周側に配設され、上記第2送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第2軸受部とを有しており、
    上記第2送りネジは、上記ネジ軸心貫通口内に挿通配置した状態で、その上記先端部が上記第1加圧部よりも先端側に配置した上記第2加圧部に結合してあり、
    上記第2中空モータの中心軸線と上記第1中空モータの中心軸線とを、同一線上に配置したことを特徴とする加圧装置。
  2. 請求項1において、上記第2加圧部の先端側面には、貫通穴が形成してあると共に、上記第2送りネジの軸心を中心にして第2パンチが配設してあり、
    上記第1加圧部の先端側面には、上記第1送りネジの軸心を中心にして第1パンチが配設してあり、該第1パンチは、上記貫通穴を介して上記第1加圧部に結合してあることを特徴とする加圧装置。
  3. 第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えた加圧装置であって、
    上記第1加圧ユニットは、第1ロータの内部に第1中空穴を備えた第1中空モータと、
    該第1中空モータにおける第1ステータを配設した第1ベース部と、
    第1めねじ部を備え、上記第1ロータに結合した状態で該第1ロータと一体的に回転する第1ナットと、
    上記第1めねじ部に螺合する第1おねじ部を備え、上記第1ナットの回転に伴って上記第1中空穴内を進退する第1送りネジと、
    該第1送りネジの先端部に配設した第1加圧部と、
    上記第1ベース部に配設され、上記第1加圧部の回り止めを行った状態で該第1加圧部の進退をガイドする第1ガイド部と、
    上記第1ナットの外周側に配設され、上記第1送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第1軸受部とを有しており、
    上記第1送りネジは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口を備えており、
    上記第2加圧ユニットは、第2ロータの内部に第2中空穴を備えた第2中空モータと、
    上記第1ベース部に固定され、上記第2中空モータにおける第2ステータを配設した第2ベース部と、
    第2めねじ部を備え、上記第2ロータに結合した状態で該第2ロータと一体的に回転する第2ナットと、
    上記第2めねじ部に螺合する第2おねじ部を備え、上記第2ナットの回転に伴って上記第2中空穴内及び上記ネジ軸心貫通口内を進退する第2送りネジと、
    該第2送りネジの先端部に配設した第2加圧部と、
    上記第2ベース部に配設され、上記第2加圧部の回り止めを行った状態で該第2加圧部の進退をガイドする第2ガイド部と、
    上記第2ナットの外周側に配設され、上記第2送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける第2軸受部とを有しており、
    上記第1加圧部の先端側面には、貫通穴が形成してあると共に、上記第1送りネジの軸心を中心にして環状の第1パンチが配設してあり、
    上記第2加圧部の先端側面には、上記第2送りネジの軸心を中心にして第2パンチが配設してあり、該第2パンチは、上記ネジ軸心貫通口内及び上記貫通穴内に挿通配置した状態で、その先端部が上記第1パンチの内周側に配置してあり、
    上記第2中空モータの中心軸線と上記第1中空モータの中心軸線とを、同一線上に配置したことを特徴とする加圧装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記第1ガイド部は上記第1送りネジの周りに複数配設してあると共に、上記第2ガイド部は上記第2送りネジの周りに複数配設してあり、
    上記第1送りネジ及び上記第2送りネジは、上記加圧装置の推力発生方向に直交する断面において、上記複数の第1ガイド部及び上記複数の第2ガイド部の配設位置に対する図心位置に配設してあることを特徴とする加圧装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記第1軸受部は、上記スラスト荷重を受けると共に上記第1ナットの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受であり、
    上記第2軸受部は、上記スラスト荷重を受けると共に上記第2ナットの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受であることを特徴とする加圧装置。
  6. 請求項5において、上記第1軸受部は、上記第1ロータの回転を保持する第1ロータ用軸受も兼用しており、
    上記第2軸受部は、上記第2ロータの回転を保持する第2ロータ用軸受も兼用していることを特徴とする加圧装置。
  7. 第1加圧ユニット及び第2加圧ユニットを備えた加圧装置であって、
    上記第1加圧ユニットは、ロータの内部に中空穴を備えた中空モータと、
    該中空モータにおけるステータを配設したベース部と、
    めねじ部を備え、上記ロータに結合した状態で該ロータと一体的に回転するナットと、
    上記めねじ部に螺合するおねじ部を備え、上記ナットの回転に伴って上記中空穴内を進退する送りネジと、
    該送りネジの先端部に配設した第1加圧部と、
    上記ベース部に配設され、上記第1加圧部の回り止めを行った状態で該第1加圧部の進退をガイドするガイド部と、
    上記ナットの外周側に配設され、上記送りネジの軸方向に加わるスラスト荷重を受ける軸受部とを有しており、
    上記送りネジは、その軸心を通って貫通形成したネジ軸心貫通口を備えており、
    上記第2加圧ユニットは、上記ネジ軸心貫通口内に挿通配置した加圧シャフトと、
    該加圧シャフトの先端部に配設した第2加圧部と、
    上記加圧シャフトの軸方向に推力を付与する推力発生源とを有しており、
    上記加圧シャフトは、上記ネジ軸心貫通口内に挿通配置した状態で、その上記先端部が上記第1加圧部よりも先端側に配置した上記第2加圧部に結合してあり、
    上記加圧シャフトの軸心と上記中空モータの中心軸線とを、同一線上に配置したことを特徴とする加圧装置。
  8. 請求項7において、上記ガイド部は上記送りネジの周りに複数配設してあり、
    上記送りネジ及び上記加圧シャフトは、上記加圧装置の推力発生方向に直交する断面において、上記複数のガイド部の配設位置に対する図心位置に配設してあることを特徴とする加圧装置。
  9. 請求項7又は8において、上記軸受部は、上記スラスト荷重を受けると共に上記ナットの回転によるラジアル荷重を受ける転がり軸受であることを特徴とする加圧装置。
  10. 請求項9において、上記軸受部は、上記ロータの回転を保持するロータ用軸受も兼用していることを特徴とする加圧装置。
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