JP2007044550A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007044550A
JP2007044550A JP2006282076A JP2006282076A JP2007044550A JP 2007044550 A JP2007044550 A JP 2007044550A JP 2006282076 A JP2006282076 A JP 2006282076A JP 2006282076 A JP2006282076 A JP 2006282076A JP 2007044550 A JP2007044550 A JP 2007044550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lower door
arm
dishwasher
tableware
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006282076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4215793B2 (ja
Inventor
Tomohiko Matsuno
智彦 松野
Tetsuo Harada
哲夫 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006282076A priority Critical patent/JP4215793B2/ja
Publication of JP2007044550A publication Critical patent/JP2007044550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4215793B2 publication Critical patent/JP4215793B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

【課題】 狭いスペースに設置可能な食器洗い機を提供することを目的とする。
【解決手段】 洗浄タンク3の食器投入口の下側を覆い、その下端部に設けられた軸54を中心に手前下方に回動して開くことができる下扉52と、食器投入口の上側を覆い、その上端部に設けられた軸53を中心に手前上方に回動して開くことができる上扉51と、上扉51と下扉52とを食器洗い機1の側方で連結し、一方の扉の開閉に連動して他方の扉を開閉させるための連動機構60と、上扉51および下扉52の少なくとも一方の開閉状態を検知するために食器洗い機1の側方に配置されたロック検知スイッチ57とを含み、連動機構60は、ロック検知スイッチ57の配置位置を回避した位置で上扉51と下扉52とを連結するものである構成である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、洗浄タンク内に収容された食器に向けて洗浄水を噴射することにより食器を洗浄することができる食器洗い機に関する。
従来より、例えば流し台上のシンクの側方などに設置され、洗浄タンク内に収容された食器に向けて洗浄水を噴射することにより食器を洗浄することができる家庭用の食器洗い機が知られている。
この種の食器洗い機は、例えば洗浄タンクの前面に、食器を出し入れするための食器投入口を有している。この食器投入口は、例えば上下に並べて配置された2枚の扉(上扉および下扉)により覆うことができるようになっている。上扉は、例えばその上端部を左右方向に延びる回動軸を中心に上方に回動可能となっていて、下扉は、その下端部を左右方向に延びる回動軸を中心に下方に回動可能となっている。
上扉および下扉を有する従来の食器洗い機では、上扉および下扉の上下方向の長さが、ほぼ同じ長さに形成されている。また、上扉と下扉とを、例えば連動機構により連結し、下扉を開閉させることにより、上扉も連動して開閉できるようになっているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−275915号公報
本発明の目的は、狭いスペースに設置可能な食器洗い機を提供することである。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、前面に食器(P)が出し入れできる食器投入口(30)を有し、キャビネット(2)内に配置された洗浄タンク(3)と、該洗浄タンクの内部に収納され、上記食器を保持する食器かご(4)と、上記洗浄タンク下部に配置され、上記食器かごの下方から上記食器に向けて洗浄水を噴射する複数のノズル(8)を有するノズルアーム(7)と、該ノズルアームへ洗浄水を送水する洗浄ポンプ(10)と、上記食器投入口の下側を覆うための扉であって、その下端部に設けられた軸(54)を中心に手前下方に回動可能な下扉(52)と、上記食器投入口の上側を覆うための扉であって、上方に回動可能な上扉(51)と、上記上扉と下扉とを上記食器洗い機の側方で連結し、一方の扉の開閉に連動して他方の扉を開閉させるための連動機構(60)と、上記上扉および下扉の少なくとも一方の開閉状態を検知するために上記食器洗い機の側方に配置された開閉検知機構(57)と、を備え、上記連動機構は、上記開閉検知機構の配置位置を回避した位置で上記上扉と下扉とを連結するものであることを特徴とする食器洗い機である。
例えば、上記食器洗い機は、その外形が略矩形のキャビネットにより区画されている。このキャビネットと洗浄タンクとの間には一定の空間が形成されていて、上記開閉検知機構および連動機構は、例えば上記空間内に配置される。
この場合、連動機構が開閉検知機構の配置位置を前後方向(奥行き方向)に回避した位置で上扉と下扉とを連結するような構成であれば、左右方向(幅方向)に回避した位置で連結する構成と比較して、洗浄タンクとキャビネットとの間の空間を幅方向に狭くすることができ、食器洗い機全体の幅を狭くすることができる。
請求項2記載の発明のように、上記連動機構(60)は、上記下扉(52)の開閉に伴って変位する下リンク(60B)と、この下リンクに対して回動可能に連結され、下リンクの変位を上記上扉(51)に伝達するための上リンク(60A)とを有しており、上記上リンクと下リンクとは、上記開閉検知機構(57)の後方で連結されていることが好ましい。
請求項3記載の発明は、上記上リンク(60A)は、上記上扉(51)に連結された上アーム(61)を有し、上記上アームは、ほぼ前後方向に延びる溝(71)と、この溝の延びる方向に沿って変位可能な係合部(68)との係合により、前後に変位可能となっていて、上記下扉(52)が開かれるのに連動して、上記上アームが前方に変位し、上記上扉が手前側に押し出されるようになっていることを特徴とする請求項2記載の食器洗い機である。
この構成によれば、下扉を開くことにより上アームで上扉を手前側に押し出して、当該上扉を手前側に回動させることができる。この場合、上アームの変位が上扉に伝達される位置(作用点)を上扉の軸の近傍にすれば、上アームの変位量に対して上扉の回動量を大きくすることができる。
請求項4記載の発明は、上記上扉(51)がほぼ水平になるまで上記上アーム(61)により押し出された後、さらに下扉(52)が開かれると、上記上アームが上記係合部(68)を中心に回動し、上記上扉がさらに上方に開かれるようになっていることを特徴とする請求項3記載の食器洗い機である。
請求項3のように、下扉を開くことにより上アームで上扉を手前側に押し出すような構成の場合、上扉がほぼ水平になるまで押し出されると、上扉をそれ以上上方に回動させることができなくなる。
本発明の構成によれば、上扉がほぼ水平になるまで押し出された後は、上アームが係合部を中心に回動して、上扉がさらに上方に開かれる。その結果、下扉の最も開いた状態における開放角度(例えば約90°)に対して、上扉の最も開いた状態における開放角度(例えば約146°)を大きくすることができるので、当該食器洗い機の手前側上方から食器投入口を介して食器を出し入れしやすい。
請求項5記載の発明は、上記下リンク(60B)に一端が連結され、当該下リンクを下扉(52)が開く方向に向かって付勢する付勢部材(72)をさらに備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の食器洗い機である。
例えば、この食器洗い機では、下扉を閉じた状態から開かないように規制(ロック)することができるようになっていて、ロック解除ボタンを押すことにより下扉のロックを解除することができるようになっている。
本発明の構成によれば、下扉が閉じた状態でロック解除ボタンを押すと、付勢部材の付勢力により、下扉が自動的に手前側に回動するような構成とすることができる。
上記付勢部材の付勢力を大きくして、ロック解除ボタンを押すだけで下扉が最も開いた状態(例えば約90°)まで自動的に回動するようになっていてもよい。
請求項6記載の発明は、食器洗い機(1)本体に固定され、上記連動機構(60)を保持するための保持部材(70)をさらに含み、上記付勢部材(72)は、その他端が上記保持部材に連結されていることを特徴とする請求項5記載の食器洗い機である。
この構成によれば、食器洗い機本体に固定された保持部材に付勢部材の他端を取り付けることにより、当該食器洗い機の組立時のばらつきなどに起因して、付勢部材の付勢力が連動機構(下リンク)に対して良好に作用しなくなるのを防止できる。
請求項7記載の発明は、上記下リンク(60B)は、その前端部が上記下扉に連結された前アーム(63)と、この前アームの後端部にその前端部が回動可能に連結され、後端部が上記上リンク(60A)に連結された後アーム(64)とを有し、下扉(52)を最も開いた状態では、上記後アームと上リンクとの連結部(66)と、上記下扉の軸(54)とを結ぶ直線(L)に対して、上記前アームと後アームとの連結部が下方に位置するようになっていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の食器洗い機である。
もし、上扉および下扉が最も開いた状態で前アームと後アームとの連結部が上記直線よりも上方に位置すると、上扉を閉じる方向に回動させた場合、それに伴い前アームが回動せず、下扉が閉じる方向に回動しないため、上扉や連動機構が破損するおそれがある。
本発明の構成によれば、上扉および下扉が最も開いた状態で前アームと後アームとの連結部が上記直線よりも下方に位置するので、上扉を閉じる方向に回動させた場合でも、それに伴い前アームを回動させて、下扉を閉じる方向に回動させることができるので、上扉や連動機構が破損するのを防止できる。
請求項8記載の発明は、上記下扉(52)を所定角度(例えば約4°)だけ開くまでの間は、上記上扉(51)が閉じた状態のままになることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の食器洗い機である。
この構成によれば、下扉が上記所定角度だけ開くまでの間は、上扉が閉じた状態のままになるので、下扉を開き始めるのとほぼ同時に上扉が開き始めるような構成と比較して、上扉が開かれることによりユーザが感じる圧迫感をさらに抑制できる。
また、この構成によれば、上扉が開かれるときには、下扉が上扉よりも前方まで開かれているので、上扉の内面からこぼれ落ちる水滴を下扉の内面により受けることができ、水滴が機外にこぼれるといったことがない。
上記上リンク(60A)と下リンク(60B)とは、互いに一定の遊びを持って連結されていて、上記下扉(52)を上記所定角度だけ開くまでの間は、上記下扉の回動に伴う上記下リンクの変位が上リンクに伝達されず、上記上扉(51)が閉じた状態のままになるような構成であってもよい。
請求項9記載の発明は、上記上扉(51)には、当該上扉の回動動作に抵抗を付与するためのダンパ(90)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の食器洗い機である。
この構成によれば、ダンパの働きにより、下扉の開閉に伴って上扉が急激に回動するのを防止できる。特に、請求項5記載の発明のように下扉を開く方向に向かって付勢する付勢部材を設け、上記付勢部材の付勢力を大きくすることにより、ロック解除ボタンを押すだけで下扉が最も開いた状態まで自動的に回動するような構成とした場合には、より効果的である。
また、上記ダンパが上記上扉の軸(53)に取り付けられていれば、ダンパを設置するためのスペースを小さくすることができる。
請求項10記載の発明のように、上記下扉(52)は、途中まで開かれると、その後は自重により自動的に下方に回動するようになっていれば、上下扉の開閉を容易に行うことができる。
本発明の構成によれば、連動機構が開閉検知機構の配置位置を回避した位置で上扉と下扉とを連結しているので、洗浄タンクとキャビネットとの間の空間を効率よく利用して、その空間を狭くすることができる。これにより、食器洗い機全体の寸法を小さくすることができるので、流し台の設置スペースが狭い場合でも、当該食器洗い機を設置することができる。
以下には、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る食器洗い機1の外観構成を示す正面図である。また、図2は、この食器洗い機1の側面図である。
図1および図2を参照して、この食器洗い機1は、その外形が略矩形のキャビネット2により区画されている。このキャビネット2は、例えばその幅が約500mm、奥行きが約280mm、高さが約490mmに形成されている。
キャビネット2の内部には、洗浄すべき食器を収容するための洗浄タンク3が配置されている(図2参照)。この洗浄タンク3の前面には、当該洗浄タンク3内に食器を出し入れするための食器投入口30が形成されている。食器投入口30は、鉛直方向に対してやや上方を向いており、食器洗い機1の手前側上方から食器投入口30を介して洗浄タンク3内に食器を出し入れしやすくなっている。
食器投入口30は、キャビネット2に対して回動可能に取り付けられた2枚の扉(上扉51および下扉52)により覆うことができるようになっている。各扉51、52の上下方向の長さは、例えば、上扉51が約120mm、下扉52が約225mmに形成されている。すなわち、上扉51の上下方向の長さと、下扉52の上下方向の長さとの比は、約3.5:6.5となっている。これにより、上扉51は、下扉52に対して補助的な寸法となっていて、食器投入口30の大部分を覆う相対的に大きい下扉52に対して、食器投入口30のうち上記下扉52で覆いきれない部分を補助的に覆うことができるようになっている。
上扉51は、その上端部を左右方向に延びる回動軸53を中心に手前上方に回動可能となっている。一方、下扉52は、その下端部を左右方向に延びる回動軸54を中心に手前下方に回動可能となっている。上扉51および下扉52を閉じた状態では、食器投入口30の手前側が覆われて、洗浄タンク3が水密に閉じられるようになっている。
下扉52の上端部には、その左右方向の中央部に、当該下扉52を開く際にユーザが把持するための把持部55が配置されている。本実施形態では、下扉52が閉じた状態から開かないように規制(ロック)するためのロック機構(図示せず)が備えられていて、把持部55の下方(下扉52の略中央)には、下扉52のロックを解除するためのロック解除ボタン56が配置されている。この構成により、下扉52を開ける際には、ユーザは、ロック解除ボタン56を押して下扉52のロックを解除した後、把持部55を掴んで手前側に引くことにより、下扉52を下方に回動させることができる。なお、把持部55およびロック解除ボタン56の構成は、上記構成に限らず、例えばロック解除ボタンが把持部の近傍や把持部自体に組み込まれていて、把持部を握りつつロック解除ボタンを押すことにより、少ない動作で容易に下扉を開けることができるような構成になっていてもよい。
キャビネット2の前面下部には、当該食器洗い機1の電源のオン/オフを切り替えるための電源ボタン21と、当該食器洗い機1の運転を開始させたり、洗浄コースなどの設定を行うための操作パネル22とが配置されている。洗浄タンク3内に食器を収容した状態で、操作パネル22を操作して当該食器洗い機1の運転を開始することにより、洗浄タンク3内で洗浄水が噴射され、食器が洗浄されるようになっている。この食器洗い機1は、例えば乾燥機能も有していて、洗浄後の食器は、温風により乾燥されるようになっている。
図3は、食器洗い機1の内部構成を示す側面断面図である。また、図4は、食器洗い機1の正面図であって、一部を切り欠いて示している。
図3および図4を参照して、洗浄タンク3内には、洗浄すべき食器P(例えば皿など)を保持するための食器かご4が配置されている。食器かご4の底部には複数のころ41が取り付けられていて、この食器かご4は、上下扉51、52を開いた状態で、食器投入口30を介して手前側に開いた下扉52上に引き出すことができるようになっている(図11参照)。
洗浄タンク3の下部には、例えば食器かご4の下方から食器Pに向けて洗浄水を噴射するための2つのノズルアーム7が、左右に並べて配置されている。これら2つのノズルアーム7は、共通のノズルベース12により、それぞれ中心線Cを中心に回転自在に保持されていて、このノズルベース12の内部を通って送られてきた洗浄水が、各ノズルアーム7に備えられた複数のノズル8から上方に噴射されるようになっている。ただし、洗浄タンク3内での洗浄水の噴射は、2つのノズルアーム7によるものに限らず、例えば1つのノズルアームによるものであってもよいし、3つ以上のノズルアームによるものであってもよい。また、例えば洗浄タンク3の内面に沿って取り付けられた固定ノズルから食器Pに向けて洗浄水を噴射することができるような構成であってもよい。さらに、洗浄タンク3の下部だけでなく上方にもノズルを設けて、上方および下方の双方から食器Pに向けて洗浄水を噴射できるような構成であってもよい。
洗浄タンク3の底面32の手前側には、洗浄水を溜めておくための水溜め部33が、一段低く形成されている。洗浄タンク3内には、例えば機外の給水設備から水道水を導入することができるようになっていて、洗浄タンク3内に導入された水道水は、水溜め部33を含む洗浄タンク3の下部に溜まるようになっている。食器の洗浄に使用する洗浄水は、例えば洗浄タンク3内に洗剤を投入することにより、その洗剤が洗浄タンク3に導入された水道水と混ざり合って生成される。ただし、洗剤の投入により洗浄水を生成する構成に限らず、例えば洗浄タンク3内に導入される水道水に所定の処理を行い、洗剤を混入することなく水に洗浄性能を持たせることができるような構成であってもよい。
水溜め部33は、吸込管9を介して洗浄ポンプ10に接続されている。そして、洗浄ポンプ10の吐出口は、吐出管11を介してノズルベース12に接続されている。洗浄ポンプ10はモータ13により駆動されるようになっていて、このモータ13が所定方向に回転することにより、水溜め部33の洗浄水が洗浄ポンプ10に吸い込まれ、ノズルベース12に向けて送り出される。
ノズルベース12に送られてきた洗浄水は、各ノズルアーム7を介して複数のノズル8から噴射される際に、ノズルアーム7に対して反力を与える。この反力により、各ノズルアーム7は、ノズル8から洗浄水を噴射しつつ、中心線Cを中心に回転することとなる。これにより、ノズルアーム7の上方の食器かご4に収容された食器Pに満遍なく洗浄水を噴射して、良好に洗浄を行うことができる。
ノズルアーム7から噴射された洗浄水は、再び洗浄タンク3の下部に溜まり、洗浄ポンプ10により水溜め部33から吸い込まれる。このようにして、水溜め部33に溜められた洗浄水は、食器洗い機1内で循環されて、食器Pの洗浄に使用されるようになっている。
食器Pに付着している残滓は、複数のノズル8から噴射された洗浄水により食器Pから分離される。水溜め部33の上方には、残滓フィルタ6が着脱可能に配置されていて、食器Pから分離した残滓は、この残滓フィルタ6により受け止められ、水溜め部33への流入が阻止されるようになっている。
水溜め部33には、洗浄タンク3内に溜められた洗浄水を排水するための排水管15が接続されていて、この排水管15の途中には、モータ13により駆動される排水ポンプ14が設けられている。排水時には、モータ13が上記所定方向とは反対方向に回転することにより、洗浄タンク3内の洗浄水が水溜め部33から排水管15を通って排水ポンプ14に吸い込まれ、機外に排出されるようになっている。
図5〜図10は、上扉51および下扉52を開ける際の様子を段階的に示した断面図である。
本実施形態に係る食器洗い機1では、下扉52の開閉に連動して上扉51も開閉するようになっている。そのために、例えば洗浄タンク3の左右両側方には、キャビネット2との間の空間に、上扉51と下扉52とを連動させるための連動機構60が配置されている。各連動機構60は、例えば、前端部が上扉51に連結されて後方に延びる上リンク60Aと、前端部が下扉52に連結されて後方に延びる下リンク60Bとを含み、これらの上下リンク60A、60Bは、洗浄タンク3の左右両側方の後方側で、それぞれの後端部が互いに回動可能に連結されている。
より具体的には、上リンク60Aは、その前端部が上扉51に対して回動軸53よりも下方に回動可能に連結されて後方に延びる前アーム61と、その前端部が前アーム61の後端部に回動可能に連結されて後側下方に斜めに延びる後アーム62とを含む。また、下リンク60Bは、その前端部が下扉52の下端部に固定されて後方に延びる前アーム63と、その前端部が前アーム63の後端部に回動可能に連結されて後側上方に斜めに延びる後アーム64とを含む。上リンク60Aの後アーム62と下リンク60Bの後アーム64とは、例えば後アーム64の後端部に形成された長手方向に伸びる長孔65と、後アーム62の後端部に形成された摺動軸66とが互いに摺動可能に係合することにより、互いに一定の遊びを持って連結されている。ただし、連動機構60の構成は、上記構成に限らず、例えば前アーム61と後アーム62との間にさらにアームを含むような構成であってもよい。
洗浄タンク3の左右両側方のキャビネット2との間の空間には、連動機構60だけでなく、下扉52がロックしているか否かを検知するためのロック検知スイッチ57が配置されている。このロック検知スイッチ57は、洗浄タンク3の左右両側方の手前側に配置されていて、前方に向かって突出して設けられたアクチュエータ571を備えている。
下扉52には、当該下扉52がロックしたときにアクチュエータ571に当接する当接部(図示せず)が備えられていて、下扉52を閉じることにより、当接部がアクチュエータ571に当接し、アクチュエータ571が下方に押し下げられるようになっている。アクチュエータ571の下方への変位に伴って、ロック検知スイッチ57がオンされ、その信号を受け取った制御部(図示せず)により下扉52がロックしていることが検知される。
洗浄タンク3の左右両側方には、連動機構60を保持するための保持板70が固定されている。この保持板70は、洗浄タンク3との間に一定の空間を形成していて、この空間内に、ロック検知スイッチ57の他、当該ロック検知スイッチ57と制御部とを電気的に接続する配線などが収容されている。
上リンク60Aは、保持板70と洗浄タンク3との間の空間を通っていて、その後アーム62が、保持板70の上部後側に固定された回転軸67に対して回転可能に取り付けられている。これにより、上リンク60Aは、回転軸67を支点に動作することとなる。
また、保持板70の上部手前側には、前後方向に延びる係合孔71が形成されていて、上リンク60Aの前アーム61に取り付けられたローラ68が係合孔71に係合している。保持板70の後側上端部には、引張ばね72の一端が取り付けられていて、この引張ばね72の他端は、下リンク60Bの後アーム64の後端部に取り付けられている。
以下、図5〜図10を参照して、下扉52を開ける際の連動機構60の動作態様について説明する。下扉52を開ける際には、まず、図5に示すように下扉52が完全に閉じられた状態から、ロック解除ボタン56を押して下扉52のロックを解除することとなる。下扉52を閉じた状態では、引張ばね72の張力により下リンク60Bの後アーム64が上方に付勢されていて、下扉52のロックを解除することにより、後アーム64が上方に持ち上げられ、下リンク60Bの前アーム63が回動軸54を中心に反時計回りに回動するようになっている。これにより、ロック解除ボタン56を押して下扉52のロックを解除するのに伴って、下扉52が自動的に手前側に回動するような構成とすることができる。特に、食器洗い機1本体に固定された保持板70に引張ばね72の一端を取り付けることにより、当該食器洗い機1の組立時のばらつきなどに起因して、引張ばね72の付勢力が連動機構60(後アーム64)に対して良好に作用しなくなるのを防止できる。
このとき、図6に示すように下扉52が約4°開くまでの間は、後アーム64の上方への変位に伴って上リンク60Aの後アーム62の摺動軸66が下リンク60Bの後アーム64の長孔65に沿って摺動することにより、下リンク60Bの変位が上リンク60Aに伝達されないようになっている。したがって、下扉52が約4°開くまでの間は、下扉52の変位に伴って上扉51が連動せず、上扉51が閉じた状態のままになる。
図6に示す状態から、把持部55を握って下扉52をさらに下方に回動させると、図7および図8に示すように、下リンク60Bの前アーム63が回動軸54を中心に反時計回りに回動し、後アーム64がさらに上方に持ち上げられる。これにより、上リンク60Aの後アーム62が回転軸67を中心に反時計回りに回転し、前アーム61が手前側に押し出される。前アーム61は、係合孔71に沿って転がるローラ68の働きにより、ほぼ前後方向に沿って手前側に変位し、前アーム61に連結された上扉51が回動軸53を中心に上方に回動される。なお、図7は下扉52が約40°開いた状態を示しており、図8は下扉52が約50°開いた状態を示している。上リンク60Aの前アーム61の変位が上扉51に伝達される位置(作用点)、すなわち上扉51と前アーム61との連結部を上扉51の回動軸53の近傍にすれば、前アーム61の変位量に対して上扉51の回動量を大きくすることができる。
上記のように、下扉52を開くことにより上リンク60Aの前アーム61で上扉51を手前側に押し出すような構成の場合、図8に示すように上扉51がほぼ水平になるまで押し出されると、上扉51をそれ以上上方に回動させることができなくなる。そこで、本実施形態では、図8に示す状態からさらに下扉52が下方に回動されると、それに伴って反時計回りに回転する上リンク60Aの後アーム62により前アーム61の後端部が下方に押し下げられ、当該前アーム61がローラ68を中心に時計回りに回動するようになっている。これにより、図9および図10に示すように、上扉51をさらに上方まで回動させることができる。なお、図9は下扉52が約80°開いた状態を示しており、図10は下扉52が約90°開いた状態を示している。
本実施形態では、連動機構60を上記のような構成とすることにより、下扉52の最も開いた状態における開放角度(例えば約90°)に対して、上扉51の最も開いた状態における開放角度(例えば約146°)を大きくすることができるので、食器洗い機1の手前側上方から食器投入口30を介して食器を出し入れしやすい。
また、本実施形態では、図10に示すように、上扉51は鉛直方向に対して後方側まで開かないようになっている。すなわち、上扉51は、キャビネット2側へ折り返された状態までは開かないようになっている。これにより、キャビネット2の上面に例えば台所用品などを置いた場合でも、上扉51の開閉の邪魔になるといったことがない。
下扉52を閉じる場合には、下扉52を上方に回動させることにより、連動機構60が上述した態様とは逆の態様で動作して、上扉51が下扉52に連動して下方に回動される。そして、下扉52を完全に閉じた状態で上扉51も完全に閉じられる。
本実施形態では、図10に示すように下扉52を最も開いた状態で、下リンク60Bの前後アーム63、64の連結部が、上リンク60Aと下リンク60Bとの連結部である摺動軸66と、下扉52の回動軸54とを結ぶ直線Lよりも下方に位置するようになっている。もし、前後アーム63、64の連結部が直線Lよりも上方に位置すると、上扉51を閉じる方向(反時計回り)に回動させた場合、それに伴い前アーム63が時計回りに回動せず、下扉52が閉じる方向(時計回り)に回動しないため、上扉51や連動機構60が破損するおそれがある。上記のように、前後アーム63、64の連結部が直線Lよりも下方に位置するような構成とすることにより、図10の状態から上扉51を閉じる方向に回動させた場合でも、それに伴い前アーム63を時計回りに回転させて、下扉52を閉じる方向に回動させることができる。したがって、上扉51や連動機構60が破損するのを防止できる。
図11は、洗浄タンク3内から食器かご4を引き出した状態を示す側面図である。
図11を参照して、食器かご4に備えられたころ41は、食器かご4を前後方向に変位させることにより、洗浄タンク3内に形成された前後方向に延びるレール34に沿って転がるようになっている。上下扉51、52を開いた状態では、下扉52の裏面521がレール34に対して面一となり、下扉52の裏面521がレールの役割を果たすようになっている。すなわち、食器かご4を洗浄タンク3内から引き出すと、食器かご4のころ41がレール34上および下扉52の裏面521上を転がり、手前側のころ41が下扉52の裏面521の先端部に形成されたストッパ(図示せず)に当接するまで食器かご4を引き出すことができるようになっている。
図11に示すように、食器かご4を最も手前側まで引き出した状態では、上扉51の先端位置が、食器かご4の前後方向の中心位置(前後のころ41間の中心)よりも前方へ突出しないようになっている。この構成によれば、食器かご4を最も手前側まで引き出した状態では、食器かご4の手前側の半分以上が上扉51の先端よりも前方に位置することになるので、食器かご4の後側に対しても食器を出し入れしやすい。なお、本実施形態では、食器かご4に食器を収容した状態で当該食器かご4を最も手前側まで引き出した場合でも、食器かご4の重心は後方側に位置し、食器かご4の重力で下扉52に作用する力により食器洗い機1が前方に転倒したりすることはない。ただし、上記構成に限らず、上扉51の先端位置が、食器かご4の前後方向の中心位置とほぼ同じ位置に位置するような構成であっても、食器かご4の後側に対して十分に食器を出し入れしやすい。
図12は、食器洗い機1の設置状態の一例を示す概略図である。図12に示すように、この食器洗い機1は、通常、流し台80のシンク81の側方に、その前面がシンク81側を向くように設置される。
本実施形態に係る食器洗い機1では、洗浄タンク3の前方を覆う扉が上下2枚の扉51、52で構成されているので、下扉52が開かれた状態における前方への突出量を小さくすることができる。したがって、洗浄タンク3の前方を覆う扉が1枚の扉で構成された食器洗い機と比較して、下扉52を開く際に、当該下扉52が流し台80に備えられた水道栓82にぶつかりにくい。
特に、上扉51の上下方向の長さが下扉52の上下方向の長さに対して補助的な寸法になっているので、下扉52を開くのに連動して上扉51が開かれることによりユーザが感じる圧迫感を抑制できる。
また、上扉51の上下方向の長さが下扉52の上下方向の長さに対して補助的な寸法になっているので、上扉51が開いた状態におけるその先端までの高さを低くすることができ、例えば流し台80の上方に棚83が設置されている場合のように設置スペースの高さが比較的低い場合でも、当該食器洗い機1を設置することができる。
さらに、本実施形態では、図6において説明したように、下扉52が所定角度(例えば約4°)だけ開くまでの間は、上扉51が閉じた状態のままになるので、下扉52を開き始めるのとほぼ同時に上扉51が開き始めるような構成と比較して、上扉51が開かれることによりユーザが感じる圧迫感をさらに抑制できる。また、この構成によれば、上扉51が開かれるときには、下扉52が上扉51よりも前方まで開かれているので、上扉51の内面からこぼれ落ちる水滴を下扉52の内面により受けることができ、水滴が機外にこぼれるといったことがない。
さらにまた、本実施形態では、図5〜図10に示すように、連動機構60が、ロック検知センサ57やこのロック検知センサ57と制御部とを接続する配線など(開閉検知機構)の配置位置に対して後方側に回避した位置で上扉51と下扉52とを連結しているので、連動機構が開閉検知機構の配置位置に対して左右方向(幅方向)に回避した構成と比較して、洗浄タンク3とキャビネット2との間の空間を幅方向に狭くすることができ、食器洗い機全体の幅を狭くすることができる。したがって、流し台80の奥行きが短く設置スペースが狭い場合でも、当該食器洗い機1を設置することができる。
下扉52は、例えば引張ばね72の張力を大きくすることにより、ロック解除ボタン56を押すだけで最も開いた状態(例えば約90°)まで自動的に回動するようになっていてもよい。この場合、上扉51の回動動作に抵抗を付与するためのダンパが取り付けられていることが好ましい。
図13は、ダンパの一例を示す断面図である。
図13では、上扉51の回動軸53にオイルダンパ90が取り付けられた構成を示している。このオイルダンパ90は、例えば、回動軸53に被せられた回転体91と、回転体91を収容し、上扉51に固定される筒部材92とを有している。回動軸53は、例えば食器洗い機本体に固定されていて、上扉51の開閉に伴って、固定された回動軸53に対して筒部材92が回転するようになっている。
回転体91には、回動軸53の断面とほぼ同一形状の嵌合孔911が形成されていて、この嵌合孔911に回動軸53が嵌め込まれている。回動軸53の外周面には例えば1つの平坦面531が形成されており、この回動軸53に被せられた回転体91は、回動軸53に対して回転できないようになっている。
回転体91の外周面には、例えば1対の平坦面912が形成されている。これにより、回転体91が筒部材92内に収容されると、回転体91の1対の平坦面912と筒部材92の内周面との間に、それぞれ作動流体を収容するための油溜め93が形成されるようになっている。この油溜め93には、例えばグリースなどの作動流体が注入される。
上記のような構成により、上扉51が回動されると、筒部材92が回転体91に対して相対的に回転し、作動流体の粘性により筒部材92の回転に対して抵抗が付与されるようになっている。この筒部材92の回転に対して付与される抵抗は、筒部材92の回転速度が速いほど、すなわち上扉51の回動速度が速いほど大きくなる。
このように、回動軸53にオイルダンパ60を取り付けることにより、下扉52の開閉に伴って上扉51が急激に回動するのを防止できる。特に、回動軸53にオイルダンパ60を取り付けることにより、ダンパを設置するためのスペースを小さくすることができる。ただし、オイルダンパ60は、上扉51の回動軸53に取り付ける構成に限らず、下扉52の回動軸54に取り付けるような構成であってもよい。
下扉52が自動的に回動するような構成は、上記のように引張ばね72の張力を大きくすることにより可能となるものに限らず、例えば、下扉52の重さを調節することにより、下扉52を途中まで開くと、その後は自重により当該下扉52が自動的に下方に回動し、これに伴って上扉51も自動的に回動するような構成であってもよい。この場合、例えば下扉52の上端部におもりを内装するような構成とすれば、下扉52を下方に向けて良好に回動させることができる。
本発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、上扉51の上下方向の長さと、下扉52の上下方向の長さとの比は、約3.5:6.5に限らず、上扉51の上下方向の長さが下扉52の上下方向の長さの3分の2(4:6)以下になっていれば、上扉51が開かれることによりユーザが感じる圧迫感を十分に抑制できる。
また、図5〜図10において説明した連動機構60の構成は、本実施形態のように上扉51が下扉52に対して補助的な寸法となっている食器洗い機1に限らず、例えば上扉および下扉の上下方向の長さがほぼ同じ長さに形成された食器洗い機にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る食器洗い機の外観構成を示す正面図である。 この食器洗い機の側面図である。 食器洗い機の内部構成を示す側面断面図である。 食器洗い機の正面図であって、一部を切り欠いて示している。 下扉を完全に閉じた状態を示す断面図である。 下扉を約4°開いた状態を示す断面図である。 下扉を約40°開いた状態を示す断面図である。 下扉を約50°開いた状態を示す断面図である。 下扉を約80°開いた状態を示す断面図である。 下扉を完全に開いた状態を示す断面図である。 洗浄タンク内から食器かごを引き出した状態を示す側面図である。 食器洗い機の設置状態の一例を示す概略図である。 ダンパの一例を示す断面図である。
符号の説明
1 食器洗い機
3 洗浄タンク
4 食器かご
30 食器投入口
51 上扉
52 下扉
53 回動軸
54 回動軸
57 ロック検知スイッチ
60 連動機構
60A 上リンク
60B 下リンク
61 前アーム
63 前アーム
64 後アーム
66 摺動軸
68 ローラ
70 保持板
71 係合孔
72 引張ばね
90 オイルダンパ
P 食器
L 直線

Claims (10)

  1. 前面に食器が出し入れできる食器投入口を有し、キャビネット内に配置された洗浄タンクと、
    該洗浄タンクの内部に収納され、上記食器を保持する食器かごと、
    上記洗浄タンク下部に配置され、上記食器かごの下方から上記食器に向けて洗浄水を噴射する複数のノズルを有するノズルアームと、
    該ノズルアームへ洗浄水を送水する洗浄ポンプと、
    上記食器投入口の下側を覆うための扉であって、その下端部に設けられた軸を中心に手前下方に回動可能な下扉と、
    上記食器投入口の上側を覆うための扉であって、上方に回動可能な上扉と、
    上記上扉と下扉とを上記食器洗い機の側方で連結し、一方の扉の開閉に連動して他方の扉を開閉させるための連動機構と、
    上記上扉および下扉の少なくとも一方の開閉状態を検知するために上記食器洗い機の側方に配置された開閉検知機構と、を備え、
    上記連動機構は、上記開閉検知機構の配置位置を回避した位置で上記上扉と下扉とを連結するものであることを特徴とする食器洗い機。
  2. 上記連動機構は、上記下扉の開閉に伴って変位する下リンクと、この下リンクに対して回動可能に連結され、下リンクの変位を上記上扉に伝達するための上リンクとを有しており、
    上記上リンクと下リンクとは、上記開閉検知機構の後方で連結されていることを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
  3. 上記上リンクは、上記上扉に連結された上アームを有し、
    上記上アームは、ほぼ前後方向に延びる溝と、この溝の延びる方向に沿って変位可能な係合部との係合により、前後に変位可能となっていて、
    上記下扉が開かれるのに連動して、上記上アームが前方に変位し、上記上扉が手前側に押し出されるようになっていることを特徴とする請求項2記載の食器洗い機。
  4. 上記上扉がほぼ水平になるまで上記上アームにより押し出された後、さらに下扉が開かれると、上記上アームが上記係合部を中心に回動し、上記上扉がさらに上方に開かれるようになっていることを特徴とする請求項3記載の食器洗い機。
  5. 上記下リンクに一端が連結され、当該下リンクを下扉が開く方向に向かって付勢する付勢部材をさらに備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の食器洗い機。
  6. 食器洗い機本体に固定され、上記連動機構を保持するための保持部材をさらに含み、
    上記付勢部材は、その他端が上記保持部材に連結されていることを特徴とする請求項5記載の食器洗い機。
  7. 上記下リンクは、その前端部が上記下扉に連結された前アームと、この前アームの後端部にその前端部が回動可能に連結され、後端部が上記上リンクに連結された後アームとを有し、
    下扉を最も開いた状態では、上記後アームと上リンクとの連結部と、上記下扉の軸とを結ぶ直線に対して、上記前アームと後アームとの連結部が下方に位置するようになっていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の食器洗い機。
  8. 上記下扉を所定角度だけ開くまでの間は、上記上扉が閉じた状態のままになることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の食器洗い機。
  9. 上記上扉には、当該上扉の回動動作に抵抗を付与するためのダンパが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の食器洗い機。
  10. 上記下扉は、途中まで開かれると、その後は自重により自動的に下方に回動するようになっていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の食器洗い機。
JP2006282076A 2006-10-17 2006-10-17 食器洗い機 Expired - Fee Related JP4215793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282076A JP4215793B2 (ja) 2006-10-17 2006-10-17 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282076A JP4215793B2 (ja) 2006-10-17 2006-10-17 食器洗い機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002131884A Division JP2003319901A (ja) 2002-05-07 2002-05-07 食器洗い機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007044550A true JP2007044550A (ja) 2007-02-22
JP4215793B2 JP4215793B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=37847857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006282076A Expired - Fee Related JP4215793B2 (ja) 2006-10-17 2006-10-17 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4215793B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100900952B1 (ko) 2007-12-27 2009-06-08 웅진쿠첸 주식회사 식기 세척기의 도어 개폐장치
KR100914530B1 (ko) * 2007-09-21 2009-09-02 웅진코웨이주식회사 식기 세척기의 도어 개폐장치
CN102846290A (zh) * 2011-06-29 2013-01-02 比亚迪股份有限公司 一种餐具清洗装置
EP2596736A1 (en) * 2011-11-23 2013-05-29 Whirlpool Corporation Dishwasher with transforming door
US9101258B2 (en) 2013-04-16 2015-08-11 Whirlpool Corporation Multiple compartment dishwasher with interior and exterior closure elements
US9307888B2 (en) 2011-11-23 2016-04-12 Whirlpool Corporation System for charging a power supply in a closure element of a household appliance
US9572475B2 (en) 2013-04-29 2017-02-21 Whirlpool Corporation Appliance with closure element having an operative device
US9743821B2 (en) 2012-04-16 2017-08-29 Whirlpool Corporation Dispenser for multi-compartment dishwasher
US10004379B2 (en) 2011-11-23 2018-06-26 Whirlpool Corporation Dishwasher with transforming door
CN112426115A (zh) * 2020-11-10 2021-03-02 华帝股份有限公司 一种对开门洗碗机

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100914530B1 (ko) * 2007-09-21 2009-09-02 웅진코웨이주식회사 식기 세척기의 도어 개폐장치
KR100900952B1 (ko) 2007-12-27 2009-06-08 웅진쿠첸 주식회사 식기 세척기의 도어 개폐장치
CN102846290A (zh) * 2011-06-29 2013-01-02 比亚迪股份有限公司 一种餐具清洗装置
US9462926B2 (en) 2011-11-23 2016-10-11 Whirlpool Corporation System for establishing communication between a user interface and a controller of a dishwasher
US9307888B2 (en) 2011-11-23 2016-04-12 Whirlpool Corporation System for charging a power supply in a closure element of a household appliance
EP2596736A1 (en) * 2011-11-23 2013-05-29 Whirlpool Corporation Dishwasher with transforming door
US9687134B2 (en) 2011-11-23 2017-06-27 Whirlpool Corporation Dishwasher with transforming door
US9999337B2 (en) 2011-11-23 2018-06-19 Whirlpool Corporation System for establishing communication between a user interface and a controller of a dishwasher
US10004379B2 (en) 2011-11-23 2018-06-26 Whirlpool Corporation Dishwasher with transforming door
US9743821B2 (en) 2012-04-16 2017-08-29 Whirlpool Corporation Dispenser for multi-compartment dishwasher
US9101258B2 (en) 2013-04-16 2015-08-11 Whirlpool Corporation Multiple compartment dishwasher with interior and exterior closure elements
US9572475B2 (en) 2013-04-29 2017-02-21 Whirlpool Corporation Appliance with closure element having an operative device
CN112426115A (zh) * 2020-11-10 2021-03-02 华帝股份有限公司 一种对开门洗碗机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4215793B2 (ja) 2009-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4215793B2 (ja) 食器洗い機
KR101269740B1 (ko) 세척 노즐 및 이를 구비한 식기 세척기
US20090235697A1 (en) Textile product treating apparatus having an ultrasonic cleaning device
TWI511698B (zh) Tableware cleaning machine
JP6244549B2 (ja) 食器洗い機
JP4191178B2 (ja) 食器洗浄機
JP4513880B2 (ja) 食器洗い機
JP2014204774A (ja) 食器洗い機
JP2002065570A (ja) 引き出し式食器洗浄機
JP2003339606A (ja) 食器洗い機
JP4650335B2 (ja) 食器洗い機
JP2003319901A (ja) 食器洗い機
JP2002065560A (ja) 引き出し式食器洗浄機
JP2019080603A (ja) 食器洗い機
JP4144115B2 (ja) 食器洗い機
JP2004121312A (ja) 食器洗い機
JP2005095669A (ja) 食器洗い機
JP4707617B2 (ja) 食器洗い機
JP4007850B2 (ja) 食器洗い機
JP2003088488A (ja) 食器洗い機
JP4396685B2 (ja) 食器洗い機
JP4957443B2 (ja) 食器洗い機
JP3656643B2 (ja) 食器洗浄機
JP4730179B2 (ja) 食器洗い機
JP2001275916A (ja) 食器洗い機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081104

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees