JP2007044392A - 運動用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 腹筋運動と背筋運動を行えると共に適正な筋力鍛錬効果を得られる。
【解決手段】 トーソ屈伸装置1は、運動者が座席4に着座して、負荷抵抗が連結された押圧パッド6を上体部の胸部または背中で押して回動支軸15を中心に折り曲げる。その際、上体部を腹筋運動ではへそ近傍を中心に折り曲げ、背筋運動では背骨付近を中心に沿らせて回動させる。押圧パッド6は回動アーム18を介して回動支軸15回りに回動し、固定アーム17と一体に連結する。固定アーム17は回動支軸15回りに回動するカム16に係止し、カム16には吊りベルト13を介してウエイトプレート5を接続する。スライド部に対してスライド軸を摺動させることで、腹筋運動のための第一位置と、背筋運動のための第二位置とに座席4を移動させ、回動支軸15に対する座席4の位置を調整する。これによって回動支軸15と上体部の回動の支点とが近傍位置にくる。
【選択図】 図1
【解決手段】 トーソ屈伸装置1は、運動者が座席4に着座して、負荷抵抗が連結された押圧パッド6を上体部の胸部または背中で押して回動支軸15を中心に折り曲げる。その際、上体部を腹筋運動ではへそ近傍を中心に折り曲げ、背筋運動では背骨付近を中心に沿らせて回動させる。押圧パッド6は回動アーム18を介して回動支軸15回りに回動し、固定アーム17と一体に連結する。固定アーム17は回動支軸15回りに回動するカム16に係止し、カム16には吊りベルト13を介してウエイトプレート5を接続する。スライド部に対してスライド軸を摺動させることで、腹筋運動のための第一位置と、背筋運動のための第二位置とに座席4を移動させ、回動支軸15に対する座席4の位置を調整する。これによって回動支軸15と上体部の回動の支点とが近傍位置にくる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、運動用器具、特に、上体部を動かして腹筋運動と背筋運動を行うことのできる運動用器具に関する。
従来、腹部および腰周りの筋力を鍛錬するための運動用器具として、運動者が座席に着座し、上体部を体の前後方向に屈伸させる器具が知られている。特に、上体部の屈伸時に、例えば胸などに負荷抵抗がかかるようにして、効率的に腹筋運動を行うトレーニングマシンが知られている。
このような器具においては、上体部の運動中に下肢を固定することにより、効率のよい筋力鍛錬を可能としている。
例えば、特許文献1には、腹筋の筋力鍛錬に用いるクランチトレーニングマシンにおいて、座席に着座した運動者が、足の甲を足掛けのバーに掛けることにより下肢を固定する装置が記載されている。また特許文献2には、座席に着座状態の運動者の太股を固定するベルトを備えた運動用器具が開示されている。これらの運動用器具では、先端側に押圧パッドを備えた回動アームの他端がカムの回転軸に連結された支点を構成し、座席に着座した運動者が胸に押圧パッドを押し当てた状態で、押圧パッド側に身体を折り曲げることで支点で回動アームに連結された固定アームがカムと共に連動してウエイトプレート等の負荷抵抗がかかるようにしている。
このような器具においては、上体部の運動中に下肢を固定することにより、効率のよい筋力鍛錬を可能としている。
例えば、特許文献1には、腹筋の筋力鍛錬に用いるクランチトレーニングマシンにおいて、座席に着座した運動者が、足の甲を足掛けのバーに掛けることにより下肢を固定する装置が記載されている。また特許文献2には、座席に着座状態の運動者の太股を固定するベルトを備えた運動用器具が開示されている。これらの運動用器具では、先端側に押圧パッドを備えた回動アームの他端がカムの回転軸に連結された支点を構成し、座席に着座した運動者が胸に押圧パッドを押し当てた状態で、押圧パッド側に身体を折り曲げることで支点で回動アームに連結された固定アームがカムと共に連動してウエイトプレート等の負荷抵抗がかかるようにしている。
そして、回動アームの支点が身体の折り曲げ支点であるへそ近傍に位置して、身体で押圧パッドを押しながら前側に回動させると回動アームが支点回りに回動し、連動する固定アームを介してウエイトプレートを上昇させる。これによって、押圧パッドは適正なトルクカーブが得られることになる。
実開平9−294825号公報
特開2004−187724号公報
しかしながら、上述のような特許文献1、2記載の運動用器具は、腹筋用であり背筋を鍛えるための背筋運動を行える構成は備えていなかった。そのため、腹筋を鍛える腹筋運動と背筋を鍛える背筋運動を行うには2種類の運動用器具が必要であり、コスト高になる欠点があった。
また、仮に特許文献1、2記載の運動用器具を用いて押圧パッドの位置を運動者の背面側に配置して腹筋運動だけでなく背筋運動をも行えるように構成した運動用器具を想定したとしても、例えば腹筋運動時の上体部の折り曲げ支点と背筋運動時の上体部の反り方向の折り曲げ支点とは位置が異なる。その際、腹筋運動時と背筋運動時とで、座席に対する運動者の位置を変えることによって上体部の折り曲げ支点を押圧パッドの回動支点に対応させることも考えられるが、上体部の支点位置と回動支点との適正な調整を行うことは困難であった。
そのため、腹筋運動や背筋運動を行う際に、初期位置で胸部または背中に当接して押される押圧パッドが上体部の回動角度の変化に応じて回動支点との関係で位置ずれを生じてしまい、胸部または背中の鍛錬する領域がずれて鍛えるべき部位からずれた予定しない部分の筋肉を強化したりして、部分によって予期しない筋力の強弱を生じる欠点があった。そして、腹筋運動や背筋運動の開始位置から終了位置のまでの折り曲げ角度で筋力の適正トルクカーブに対して変動を生じてしまい適正な筋力鍛錬の効果を得られないという欠点があった。
また、仮に特許文献1、2記載の運動用器具を用いて押圧パッドの位置を運動者の背面側に配置して腹筋運動だけでなく背筋運動をも行えるように構成した運動用器具を想定したとしても、例えば腹筋運動時の上体部の折り曲げ支点と背筋運動時の上体部の反り方向の折り曲げ支点とは位置が異なる。その際、腹筋運動時と背筋運動時とで、座席に対する運動者の位置を変えることによって上体部の折り曲げ支点を押圧パッドの回動支点に対応させることも考えられるが、上体部の支点位置と回動支点との適正な調整を行うことは困難であった。
そのため、腹筋運動や背筋運動を行う際に、初期位置で胸部または背中に当接して押される押圧パッドが上体部の回動角度の変化に応じて回動支点との関係で位置ずれを生じてしまい、胸部または背中の鍛錬する領域がずれて鍛えるべき部位からずれた予定しない部分の筋肉を強化したりして、部分によって予期しない筋力の強弱を生じる欠点があった。そして、腹筋運動や背筋運動の開始位置から終了位置のまでの折り曲げ角度で筋力の適正トルクカーブに対して変動を生じてしまい適正な筋力鍛錬の効果を得られないという欠点があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、腹筋運動と背筋運動を行えると共にいずれの運動の場合でも適正な筋力鍛錬効果を得られるようにした運動用器具を提供することを目的とする。
本発明による運動用器具は、運動者が座席に着座して、負荷抵抗が連結された可動部材を回動支点を中心に運動者の上体部で回動させ、腹筋運動および背筋運動を行うための運動用器具であって、腹筋運動時と背筋運動時とで、座席に対する回動支点の位置を略水平方向に相対移動させるスライド機構を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、腹筋運動時と背筋運動時とで運動者の上体部を回動させる際の支点を上体部で押動する可動部材の回動支点と同等な位置になるようスライド機構で相対的に調整できる。そのため、腹筋運動と背筋運動のいずれであっても上体部の回動開始から終了までの角度範囲で可動部材の上体部に対する当接部の変動を抑えて適切な筋力鍛錬を行うことができる。
本発明によれば、腹筋運動時と背筋運動時とで運動者の上体部を回動させる際の支点を上体部で押動する可動部材の回動支点と同等な位置になるようスライド機構で相対的に調整できる。そのため、腹筋運動と背筋運動のいずれであっても上体部の回動開始から終了までの角度範囲で可動部材の上体部に対する当接部の変動を抑えて適切な筋力鍛錬を行うことができる。
また、回動支点を固定配置させると共に座席を水平移動させるようにしてもよく、これによって腹筋運動時と背筋運動時とで、座席に対する回動支点の位置を略水平方向に相対移動させることができる。
また、座席に着座した運動者に対して腹筋運動時には上体部の腹側の折り曲げ(回動の)支点近傍に可動部材の回動支点が位置し、背筋運動時には上体部の背中側の折り曲げ(反り、回動の)支点近傍に可動部材の回動支点が位置するようにすることが好ましい。
これによって運動者が着座状態で腹筋運動や背筋運動のために上体部を前方または後方に折り曲げると、その支点はいずれの場合も上体部で押動される可動部材の回動支点と近傍の位置であるために上体部の折り曲げの開始から終了まで適正な位置で可動部材から負荷抵抗の反作用を受け取ることができ、位置ずれを防いだ適正な筋力鍛錬を行える。
即ち、腹筋運動時には可動部材の回動支点がスライド機構によって上体部の折り曲げの支点近傍(例えばへそ付近)に位置するように設定して運動を行うことで、上体部の折り曲げの開始から終了まで上体部の適正な位置で可動部材から負荷抵抗の反作用を受け取ることができ、また背筋運動時には可動部材の回動支点がスライド機構によって上体部の反り方向の折り曲げの支点近傍(例えば背骨付近)に位置するように設定して運動を行うことで、上体部の折り曲げの開始から終了まで適正な位置で可動部材から負荷抵抗の反作用を受け取ることができる。
これらの場合、上体部の折り曲げの支点近傍(例えばへそ付近)は上体部の反り方向の折り曲げの支点近傍(例えば背骨付近)と略水平方向に相対移動した位置になる。
また、座席に着座した運動者に対して腹筋運動時には上体部の腹側の折り曲げ(回動の)支点近傍に可動部材の回動支点が位置し、背筋運動時には上体部の背中側の折り曲げ(反り、回動の)支点近傍に可動部材の回動支点が位置するようにすることが好ましい。
これによって運動者が着座状態で腹筋運動や背筋運動のために上体部を前方または後方に折り曲げると、その支点はいずれの場合も上体部で押動される可動部材の回動支点と近傍の位置であるために上体部の折り曲げの開始から終了まで適正な位置で可動部材から負荷抵抗の反作用を受け取ることができ、位置ずれを防いだ適正な筋力鍛錬を行える。
即ち、腹筋運動時には可動部材の回動支点がスライド機構によって上体部の折り曲げの支点近傍(例えばへそ付近)に位置するように設定して運動を行うことで、上体部の折り曲げの開始から終了まで上体部の適正な位置で可動部材から負荷抵抗の反作用を受け取ることができ、また背筋運動時には可動部材の回動支点がスライド機構によって上体部の反り方向の折り曲げの支点近傍(例えば背骨付近)に位置するように設定して運動を行うことで、上体部の折り曲げの開始から終了まで適正な位置で可動部材から負荷抵抗の反作用を受け取ることができる。
これらの場合、上体部の折り曲げの支点近傍(例えばへそ付近)は上体部の反り方向の折り曲げの支点近傍(例えば背骨付近)と略水平方向に相対移動した位置になる。
また、可動部材は、運動者が上体部で押して腹筋運動または背筋運動を行うための押圧部と押圧部を支持して回動支点を中心として回動させる回動アームとで構成され、この回動アームは回動支点を中心に回動可能なカムに連結されていて、該カムに直接または間接的に負荷抵抗が連結されていてもよい。
押圧部は上体部に押されて回動アームの回動支点を中心に回動すると、カムと共に負荷抵抗が作動して上体部が負荷抵抗の反作用を受ける。
押圧部は上体部に押されて回動アームの回動支点を中心に回動すると、カムと共に負荷抵抗が作動して上体部が負荷抵抗の反作用を受ける。
以上に述べたように、本発明では、腹筋運動時と背筋運動時とで運動者の上体部を折り曲げまたは回動させる際の支点を可動部材の回動支点と同等な位置になるよう調整できるため、腹筋運動と背筋運動のいずれであっても上体部の回動開始から終了までの範囲で可動部材の上体部に対する当接部の変動が少なく適切な筋力鍛錬効果を得られる、という効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1はトーソ屈伸装置の要部正面図、図2は図1の要部側面図、図3は図1の要部平面図、図4は座席の横方向及び高さ方向の移動機構を示す図、図5は図4の要部拡大図、図6は図4の側面図、図7,図8は座席の横方向移動をロックするスライド機構を示す図、図9はトーソ屈伸装置を用いた腹筋運動を示す図、図10は背筋運動を示す図、図11は上体部の折り曲げまたは反らし角度に対して上体部にかかる負荷抵抗のトルクを示す図である。
図1乃至図3に示すトーソ屈伸装置1は、運動者が座席に着座し、その上体部の胸部側(以下、前側ということがある)に負荷抵抗を掛けて上体部を前方向に折り曲げる腹筋運動と、その上体部の背中側(以下、後側ということがある)に負荷抵抗を掛けて上体部を後方向に折り曲げる(反らす)背筋運動を選択的に行うことができる運動用器具である。これによって、股関節屈曲筋群、股関節伸展筋群、腹直筋、脊柱起立筋などの筋力を鍛錬することができる。その概略構成は、下フレーム2、横フレーム3、座席4、ウエイトプレート5(負荷抵抗)、押圧バッド6、ウエイト吊り上げ機構7、足掛け部8等からなる。
図1はトーソ屈伸装置の要部正面図、図2は図1の要部側面図、図3は図1の要部平面図、図4は座席の横方向及び高さ方向の移動機構を示す図、図5は図4の要部拡大図、図6は図4の側面図、図7,図8は座席の横方向移動をロックするスライド機構を示す図、図9はトーソ屈伸装置を用いた腹筋運動を示す図、図10は背筋運動を示す図、図11は上体部の折り曲げまたは反らし角度に対して上体部にかかる負荷抵抗のトルクを示す図である。
図1乃至図3に示すトーソ屈伸装置1は、運動者が座席に着座し、その上体部の胸部側(以下、前側ということがある)に負荷抵抗を掛けて上体部を前方向に折り曲げる腹筋運動と、その上体部の背中側(以下、後側ということがある)に負荷抵抗を掛けて上体部を後方向に折り曲げる(反らす)背筋運動を選択的に行うことができる運動用器具である。これによって、股関節屈曲筋群、股関節伸展筋群、腹直筋、脊柱起立筋などの筋力を鍛錬することができる。その概略構成は、下フレーム2、横フレーム3、座席4、ウエイトプレート5(負荷抵抗)、押圧バッド6、ウエイト吊り上げ機構7、足掛け部8等からなる。
下フレーム2は、トーソ屈伸装置1の基台をなすフレーム構造体で、水平方向に配置されている。横フレーム3は、後述するウエイトプレート5、押圧バッド6等を支持するために下フレーム2の一端部に立設された正面視ほぼ台形状(図1参照)のフレーム構造体である。横フレーム3の内部には、後述するウエイトプレート5の上下方向移動を案内するガイドロッド9、9が鉛直方向に設置されている。
座席4は、座面シート4a、バックシート4b、固定ベルト10を備え、横フレーム3の一側部に設けられている。そして、横フレーム2から略垂直方向に伸びて座面シート4aに連結された高さ調整手段としてのガススプリング12によって座面シート4aが上下動可能に支持されている。
座席4は、座面シート4a、バックシート4b、固定ベルト10を備え、横フレーム3の一側部に設けられている。そして、横フレーム2から略垂直方向に伸びて座面シート4aに連結された高さ調整手段としてのガススプリング12によって座面シート4aが上下動可能に支持されている。
図1に示したように、座面シート4aの図示左側の端部側に、水平面に対する傾斜角を可変して運動者の背面を支持するバックシート4bが設けられている。バックシート4bは、プランジャとこれを係止させるカム部材とで座面シート4aに略垂直に起立する背もたれ位置と座面シート4aから下方に回動した逃げ位置まで(例えば角度範囲120°)とを選択的に取り得るようになっている。
なお、座席4は、運動者の着席や離席が容易となるように運動時以外は水平面内で回転できるものであってもよいが、運動時は上記の位置に固定することが好ましい。
以下では、簡単のために、特に断らなければ、上記のような座席4の固定位置に基づき、座席4に着座した運動者にとっての前側を座席4の前方、前側、その逆を後方、後側と称し、運動者にとっての左右を座席4の左右と称する。
なお、座席4は、運動者の着席や離席が容易となるように運動時以外は水平面内で回転できるものであってもよいが、運動時は上記の位置に固定することが好ましい。
以下では、簡単のために、特に断らなければ、上記のような座席4の固定位置に基づき、座席4に着座した運動者にとっての前側を座席4の前方、前側、その逆を後方、後側と称し、運動者にとっての左右を座席4の左右と称する。
固定ベルト10は、運動者が座席4に着座したときに、運動者の大腿部の膝部近傍を上方から座面シート4aに向けて押えるための帯状部材であり、例えば天然および合成の繊維材料や合成ゴムなどの柔軟性を有する材質で形成される。そして、2本の帯状部材の端部がそれぞれ座面シート4aの下方裏側に固定され、着席した運動者の両膝近傍を横断して適宜位置でバックル10aにより連結することが可能とされている。
固定ベルト10の配設位置は、膝に近ければ近いほど効果的となるが、トーソ屈伸装置1の利用者の身長にばらつきがあることを考慮すれば、少なくとも座面シート4aの中央より前側に設けることにより、膝近傍を固定できるようにすることが好ましい。また、利用者の身長に応じて固定ベルト10を膝に近接させるようにするために、固定ベルト10の前後方向の位置を調整可能にすれば、さらに好ましい。
固定ベルト10の配設位置は、膝に近ければ近いほど効果的となるが、トーソ屈伸装置1の利用者の身長にばらつきがあることを考慮すれば、少なくとも座面シート4aの中央より前側に設けることにより、膝近傍を固定できるようにすることが好ましい。また、利用者の身長に応じて固定ベルト10を膝に近接させるようにするために、固定ベルト10の前後方向の位置を調整可能にすれば、さらに好ましい。
バックル10aは、2本の固定ベルト10を連結するだけでなく、それぞれの固定ベルト10の連結する長さが可変できる構成とされている。すなわち、固定ベルト10の連結時の周長や、連結位置を適宜可変して、種々の大きさや形状の膝を固定できるように構成されている。
なお、バックル10aは、固定ベルト10を連結できれば、どのような方式でも採用できる。
なお、バックル10aは、固定ベルト10を連結できれば、どのような方式でも採用できる。
ウエイトプレート5は、適宜質量に分割された板状の金属板である。複数枚が上下方向に積層されて、それらの上下方向にガイドロッド9、9が貫通され、ガイドロッド9、9に案内されて上下方向へ移動させることができる。また、不図示のクランプ手段によって、最上部から適宜枚数ごとに一体化し、それにより上下移動する質量を可変できる構成とされている。
ウエイトプレート5の最上部には固定部5aが設けられ、その端部には、ウエイトプレート5を吊り上げるため、後述するウエイト吊り上げ機構7から延ばされた吊りベルト13またはワイヤが結合されている。
ウエイトプレート5の最上部には固定部5aが設けられ、その端部には、ウエイトプレート5を吊り上げるため、後述するウエイト吊り上げ機構7から延ばされた吊りベルト13またはワイヤが結合されている。
押圧バッド6は、座席4の上方に配置された板状やロール状の部材であり、例えば表面側にクッション材などを設けて、座席4に着席した運動者の例えば胸・腹など前側の上体部または背中等の後側の上体部に、柔らかに当接することが可能とされている。押圧パッド6の裏側には水平方向左側に延ばされた支持アーム6aが固定され、その端部が運動者の左側の横フレーム3上に設けられたウエイト吊り上げ機構7に結合され、正面視で円弧状の移動が可能とされている。
ウエイト吊り上げ機構7の概略構成は、回動支軸15(回動支点)、支柱3a、カム16、固定アーム17、回動アーム18、ガイドローラ19およびカウンタウエイト20からなる。
回動支軸15は、座席4の左側の座面シート4aより高い位置で、左右方向に延びる回転軸である。そして、座席4と横フレーム3の間において下フレーム2上に立設された支柱3aと横フレーム3の左右両側に水平方向に延びており、それぞれに設けられた軸受(不図示)により回動可能に支持されている。
カム16は、回動支軸15に固定されて回動可能な扇状の板部材であり、回動支軸15に対して同心円上に複数の位置調整孔15aが適宜間隔で配列されている。カム16には図示しない手段で吊りベルト13の端部が連結されている。なお、図1ではカム16の位置調整孔16aは周方向に複数配列されている。
ウエイト吊り上げ機構7の概略構成は、回動支軸15(回動支点)、支柱3a、カム16、固定アーム17、回動アーム18、ガイドローラ19およびカウンタウエイト20からなる。
回動支軸15は、座席4の左側の座面シート4aより高い位置で、左右方向に延びる回転軸である。そして、座席4と横フレーム3の間において下フレーム2上に立設された支柱3aと横フレーム3の左右両側に水平方向に延びており、それぞれに設けられた軸受(不図示)により回動可能に支持されている。
カム16は、回動支軸15に固定されて回動可能な扇状の板部材であり、回動支軸15に対して同心円上に複数の位置調整孔15aが適宜間隔で配列されている。カム16には図示しない手段で吊りベルト13の端部が連結されている。なお、図1ではカム16の位置調整孔16aは周方向に複数配列されている。
固定アーム17は、カム16上を摺動して回動支軸15を中心に周方向に回動可能とされた、カム16の径方向に延びるアーム部材である。そして、先端近傍に位置調整孔16aに向かって進退可能で、進出時に位置調整孔16aと嵌合可能な固定プランジャ17aが設けられ、任意の位置調整孔16aにおいて、カム16と係合可能とされている。固定アーム17がカム16の位置調整孔16aに係合された状態で、両者は回動支軸15回りに所定角度範囲に渡って一体回転可能とされている。
回動アーム18は、例えば、回動支軸15を外嵌する筒状部材などにより固定アーム17と同心に結合されている。そして、回動アーム18は、支柱3aと座席4との間のカム16と平行な平面内で固定アーム17に対して所定の角度差を設けて回動支軸15で連結配置され、回動支軸15からカム16の径方向に延ばされている。その先端側にはアジャスタ22により位置調整可能に押圧パッド6の支持アーム6aを固定するためのスライド孔が設けられている。
また回動アーム18の上部側には長手方向に沿ってスライド溝18aが穿孔されている。このスライド溝18a内を支持アーム6aが摺動可能で任意位置で図示しない固定部材によって回動アーム18に固定させることで、押圧パッド6の高さ位置を着座状態の運動者の胸高さに合わせて調整できる。更に図3に示すように支持アーム6aの一端に設けたクランプレバー22を緩めて支持アーム6aを微小回転させることで押圧パッド6の運動者に対する角度・姿勢を調整できる。
回動アーム18は、例えば、回動支軸15を外嵌する筒状部材などにより固定アーム17と同心に結合されている。そして、回動アーム18は、支柱3aと座席4との間のカム16と平行な平面内で固定アーム17に対して所定の角度差を設けて回動支軸15で連結配置され、回動支軸15からカム16の径方向に延ばされている。その先端側にはアジャスタ22により位置調整可能に押圧パッド6の支持アーム6aを固定するためのスライド孔が設けられている。
また回動アーム18の上部側には長手方向に沿ってスライド溝18aが穿孔されている。このスライド溝18a内を支持アーム6aが摺動可能で任意位置で図示しない固定部材によって回動アーム18に固定させることで、押圧パッド6の高さ位置を着座状態の運動者の胸高さに合わせて調整できる。更に図3に示すように支持アーム6aの一端に設けたクランプレバー22を緩めて支持アーム6aを微小回転させることで押圧パッド6の運動者に対する角度・姿勢を調整できる。
ガイドローラ19、19は、カム16の扇状のカム面に近接する位置に固定された対向するローラ対であり、横フレーム3上に設けられている。そして、カム16に固定された吊りベルト13がそれらのローラ対間に挿通されている。すなわち、カム16の回動により吊りベルト13が回動の周方向に引っ張られる際には、いずれかのガイドローラ19に吊りベルト13が当接して、アイドラローラとして機能するものである。
カウンタウエイト20は、回動支軸15の一端に直接的または間接的に接続する部材、すなわち押圧バッド6、支持アーム6a、回動アーム18、カム16、固定アーム17などの荷重によるモーメントに対するバランスをとるために、回動支軸15の横フレーム3側の端部に設けられた錘部材である。
吊りベルト13の這い回しは、固定部5aから鉛直方向に延ばされ、横フレーム3の上部に設けられた中継ローラ(図示せず)に巻き掛けられて水平方向に張り渡され、さらに水平方向に隣接する別の中継ローラ(図示せず)に巻き掛けられて、斜め下方に向かって張り渡され、ガイドローラ19、19のローラ対を通してカム16に他方の端部が固定されて終端するようになっている。
カウンタウエイト20は、回動支軸15の一端に直接的または間接的に接続する部材、すなわち押圧バッド6、支持アーム6a、回動アーム18、カム16、固定アーム17などの荷重によるモーメントに対するバランスをとるために、回動支軸15の横フレーム3側の端部に設けられた錘部材である。
吊りベルト13の這い回しは、固定部5aから鉛直方向に延ばされ、横フレーム3の上部に設けられた中継ローラ(図示せず)に巻き掛けられて水平方向に張り渡され、さらに水平方向に隣接する別の中継ローラ(図示せず)に巻き掛けられて、斜め下方に向かって張り渡され、ガイドローラ19、19のローラ対を通してカム16に他方の端部が固定されて終端するようになっている。
足掛け部8は、調整バー24とアジャスタ25とを備えている。
調整バー24は、長手方向に適宜間隔で設けられた複数の調整孔24a、…を有する棒状部材であり、座席4側の端部には長手方向に直交するT字状をなす丸棒状の足掛け26が設けられている。
アジャスタ25は、調整バー24の足掛け26を座席4から適宜の位置に配置するために、足掛け26を座席4側に配置した状態で手前から奥に向かって略水平方向にスライドできるように調整バー24を保持し、任意の調整孔24aに固定するようになっている。
足掛け部8は、下フレーム2の上方に湾曲形成された一端部の上端に設けられている。例えば図1に示すように、足掛け部8は、調整バー24に嵌合する管部材の側部に調整孔24aに係合可能なねじ部材によって取付けられている。
調整バー24は、長手方向に適宜間隔で設けられた複数の調整孔24a、…を有する棒状部材であり、座席4側の端部には長手方向に直交するT字状をなす丸棒状の足掛け26が設けられている。
アジャスタ25は、調整バー24の足掛け26を座席4から適宜の位置に配置するために、足掛け26を座席4側に配置した状態で手前から奥に向かって略水平方向にスライドできるように調整バー24を保持し、任意の調整孔24aに固定するようになっている。
足掛け部8は、下フレーム2の上方に湾曲形成された一端部の上端に設けられている。例えば図1に示すように、足掛け部8は、調整バー24に嵌合する管部材の側部に調整孔24aに係合可能なねじ部材によって取付けられている。
次に座席4の位置調整機構27について図4乃至図8に基づいて説明する。
図4及び図5に示す位置調整機構27において、座面シート4aの下部に設けられたガススプリング12は、所定圧のガスとオイルとをシリンダ28内に隔離封入し、シリンダ28内に収容されたピストンロッド29の出入りによってバネとして機能する。ピストンロッド29の上端には操作ボタン30が設けられている。
座面シート4aとガススプリング12との間にはガススプリング12に対して座面シート4aを水平方向にスライドさせるためのスライド機構32が設けられている。スライド機構32に設けた受け座33とガススプリング12の上部にはそれぞれスプリング受け座34a、34bが対向して設けられ、これらスプリング受け座34a、34b間には圧縮バネ35が介装されている。スプリング受け座34bはガススプリング12に固定した座面受フレーム37に支持されている。
更に操作ボタン30とスプリング受け座34との間には操作ボタン30を押すための操作ピン36bが揺動可能に当接されている。操作ピン36bを貫通して支持するアーム状の操作部36aが側面視略山形に形成され、その両端下部は例えば略四角形枠形状をなす座面受けレバー36に連結されている。そのため、座面受けレバー36を上下動操作して傾けることで、操作ピン36bの下端が操作ボタン30を押動してガススプリング12を作動させる(図5参照)。
図4及び図5に示す位置調整機構27において、座面シート4aの下部に設けられたガススプリング12は、所定圧のガスとオイルとをシリンダ28内に隔離封入し、シリンダ28内に収容されたピストンロッド29の出入りによってバネとして機能する。ピストンロッド29の上端には操作ボタン30が設けられている。
座面シート4aとガススプリング12との間にはガススプリング12に対して座面シート4aを水平方向にスライドさせるためのスライド機構32が設けられている。スライド機構32に設けた受け座33とガススプリング12の上部にはそれぞれスプリング受け座34a、34bが対向して設けられ、これらスプリング受け座34a、34b間には圧縮バネ35が介装されている。スプリング受け座34bはガススプリング12に固定した座面受フレーム37に支持されている。
更に操作ボタン30とスプリング受け座34との間には操作ボタン30を押すための操作ピン36bが揺動可能に当接されている。操作ピン36bを貫通して支持するアーム状の操作部36aが側面視略山形に形成され、その両端下部は例えば略四角形枠形状をなす座面受けレバー36に連結されている。そのため、座面受けレバー36を上下動操作して傾けることで、操作ピン36bの下端が操作ボタン30を押動してガススプリング12を作動させる(図5参照)。
そして、常態において、座面受けレバー36の操作部36aが圧縮バネ35によってスプリング受け座34aに押圧されて、ガススプリング12の操作ボタン30を非押圧状態に保持する。そのため、座面シート4aはその位置に保持される。座面受けレバー36の一端を上下動する等して傾斜させると操作部36aが傾斜することで操作ボタン30が操作ピン36bで押されると、ガススプリング12のピストンロッド29が例えば上昇作動して座面シート4aを上昇させる。他方、座面シート4aを降下させるには座面受けレバー36の一端を押しながら座面シート4aにガススプリング12の反力に抗する荷重を手や体重等で掛けて降下させる。
また、図6においてガススプリング12の側部には角パイプ38に進退可能なフラットバー39が設けられ、その上端はスライド機構32に設けた受け座33に固定されている。フラットバー39の側部に設けた貫通ネジ孔を介して雄ねじ部を備えたハンドル40が取付けられており、ガススプリング12を適宜高さまで調整した状態でハンドル40を締め込むことで雄ねじ部をガススプリング12のシリンダ28に押しつけてフラットバー39に固着する。これによって座面シート4aを適宜高さで確実に固定できる。
また、図6においてガススプリング12の側部には角パイプ38に進退可能なフラットバー39が設けられ、その上端はスライド機構32に設けた受け座33に固定されている。フラットバー39の側部に設けた貫通ネジ孔を介して雄ねじ部を備えたハンドル40が取付けられており、ガススプリング12を適宜高さまで調整した状態でハンドル40を締め込むことで雄ねじ部をガススプリング12のシリンダ28に押しつけてフラットバー39に固着する。これによって座面シート4aを適宜高さで確実に固定できる。
次に座席4のスライド機構32について説明する。
図4及び図5において、スライド機構32は座面シート4aの下側でガススプリング12との間に設けられている。スライド機構32において、座面シート4aの下面に一対の基板42a、42bが対向して設けられ、基板42a、42b間には座面シート4aのスライド方向両側にスライド軸43が取付けられている。
スライド軸43は相対的に摺動可能な略筒状のスライド部44内に嵌挿し、このスライド部44には上述した圧縮バネ35の受け座33を介してフラットバー39が連結されている。スライド部44はスライド軸43より長さが短く両者の差の寸法だけスライド軸43即ち座面シート4aがスライド可能とされている。
そして、図4において基板42aがスライド部44の一端に当接した第一位置Aで、座面シート4aは、図4、図9に示すように横フレーム3から外れる方向にずれた位置にあって腹筋運動可能な状態になる。この場合、回動支軸15は座面シート4aの中央に着座した運動者のへそ近傍に位置する。また基板42bがスライド部44の他端に当接した第二位置Bで、座面シート4aは、図4、図10に示すように横フレーム3内に入る方向にずれた位置にあって背筋運動可能な状態になる。この場合、回動支軸15は座面シート4aの中央に着座した運動者の背骨近傍に位置し、この位置は、第一位置Aにおける回動支軸15の位置(運動者のへそ近傍)とほぼ同一高さで水平面内に所定距離ずれている。
図4及び図5において、スライド機構32は座面シート4aの下側でガススプリング12との間に設けられている。スライド機構32において、座面シート4aの下面に一対の基板42a、42bが対向して設けられ、基板42a、42b間には座面シート4aのスライド方向両側にスライド軸43が取付けられている。
スライド軸43は相対的に摺動可能な略筒状のスライド部44内に嵌挿し、このスライド部44には上述した圧縮バネ35の受け座33を介してフラットバー39が連結されている。スライド部44はスライド軸43より長さが短く両者の差の寸法だけスライド軸43即ち座面シート4aがスライド可能とされている。
そして、図4において基板42aがスライド部44の一端に当接した第一位置Aで、座面シート4aは、図4、図9に示すように横フレーム3から外れる方向にずれた位置にあって腹筋運動可能な状態になる。この場合、回動支軸15は座面シート4aの中央に着座した運動者のへそ近傍に位置する。また基板42bがスライド部44の他端に当接した第二位置Bで、座面シート4aは、図4、図10に示すように横フレーム3内に入る方向にずれた位置にあって背筋運動可能な状態になる。この場合、回動支軸15は座面シート4aの中央に着座した運動者の背骨近傍に位置し、この位置は、第一位置Aにおける回動支軸15の位置(運動者のへそ近傍)とほぼ同一高さで水平面内に所定距離ずれている。
また図4、図7に示すスライド機構32において、略筒状のスライド部44には径方向に貫通孔46が穿孔され、スライド部44の内部に設けたスライド軸43には貫通孔46に選択的に重なるように複数の凹溝43a、…が長手方向に間隔を開けて形成されている。
そして、スライド部44の貫通孔46にはプランジャノブ47が嵌合状態で固着され、プランジャノブ47は外筒部48と外筒部48の内部に設けた図示しないスプリングによって凹溝43a内に突出する方向に付勢された突出軸49とを有している。また突出軸49の後端は外筒部48の後方に突出して外筒部48の内径より大径のフランジ49a付きの把持部49bとされている。
本実施の形態では凹溝43aは少なくとも3箇所設けられており、スライド部44の一端が第一位置Aにある場合、第二位置Bにある場合、両者の中間である中間位置(図5の位置)にある場合に突出軸49がスライド軸43のいずれかの凹溝43aに係合するように構成されている。
そのため、座席4を第一位置Aと第二位置Bとに移動させる場合には、プランジャノブ47の把持部49bを後方に引いて突出軸49を凹溝43aから引き抜いてスライド軸43を座席4と共に摺動させることになる。
そして、スライド部44の貫通孔46にはプランジャノブ47が嵌合状態で固着され、プランジャノブ47は外筒部48と外筒部48の内部に設けた図示しないスプリングによって凹溝43a内に突出する方向に付勢された突出軸49とを有している。また突出軸49の後端は外筒部48の後方に突出して外筒部48の内径より大径のフランジ49a付きの把持部49bとされている。
本実施の形態では凹溝43aは少なくとも3箇所設けられており、スライド部44の一端が第一位置Aにある場合、第二位置Bにある場合、両者の中間である中間位置(図5の位置)にある場合に突出軸49がスライド軸43のいずれかの凹溝43aに係合するように構成されている。
そのため、座席4を第一位置Aと第二位置Bとに移動させる場合には、プランジャノブ47の把持部49bを後方に引いて突出軸49を凹溝43aから引き抜いてスライド軸43を座席4と共に摺動させることになる。
本実施の形態によるトーソ屈伸装置1は上述の構成を備えており、次にその作用を図9及び図10に沿って説明する。
先ずトーソ屈伸装置1を用いて行う腹筋運動を図9に沿って説明する。
トーソ屈伸装置1を用いて腹筋運動を行う場合、予め座面受けレバー36を傾けて操作部36aの操作ピン36bによってガススプリング12の操作部30を作動させ、座面シート4aを所定高さに調整しておく。
そして、図5、7,8に示すスライド機構32において、プランジャノブ47の把持部49bを引いて座面シート4aを移動させると、スライド軸43が摺動して基板42aがスライド部44の一端に当接する第一位置Aに到達し、突出軸49をスライド軸43の凹溝43aに嵌合させることで座席4を固定する。
次に、図1に示す位置にあるカム16に対して固定アーム17の固定プランジャ17aを適宜の位置調整孔16aに係止させ、回動アーム18に設けた押圧パッド6を座席4に着座する運動者の胸部に対応する腹筋運動のための位置に保持する。
この状態で運動者が座席4の座面シート4aに着座して背中をバックシート4bに当接させると、図9に示す着座状態になる。回動支軸15は運動者のへそ近傍に位置し、押圧パッド6は運動者の胸部に軽く当接した状態にある。そして、固定ベルト10によって下肢を固定する。ウエイトプレート5は、所定の負荷荷重となるように適宜枚数一体化させておく。
先ずトーソ屈伸装置1を用いて行う腹筋運動を図9に沿って説明する。
トーソ屈伸装置1を用いて腹筋運動を行う場合、予め座面受けレバー36を傾けて操作部36aの操作ピン36bによってガススプリング12の操作部30を作動させ、座面シート4aを所定高さに調整しておく。
そして、図5、7,8に示すスライド機構32において、プランジャノブ47の把持部49bを引いて座面シート4aを移動させると、スライド軸43が摺動して基板42aがスライド部44の一端に当接する第一位置Aに到達し、突出軸49をスライド軸43の凹溝43aに嵌合させることで座席4を固定する。
次に、図1に示す位置にあるカム16に対して固定アーム17の固定プランジャ17aを適宜の位置調整孔16aに係止させ、回動アーム18に設けた押圧パッド6を座席4に着座する運動者の胸部に対応する腹筋運動のための位置に保持する。
この状態で運動者が座席4の座面シート4aに着座して背中をバックシート4bに当接させると、図9に示す着座状態になる。回動支軸15は運動者のへそ近傍に位置し、押圧パッド6は運動者の胸部に軽く当接した状態にある。そして、固定ベルト10によって下肢を固定する。ウエイトプレート5は、所定の負荷荷重となるように適宜枚数一体化させておく。
この状態から、運動者の上体部を前方向に徐々に傾けると、押圧パッド6を介して上体部に所定の負荷抵抗を掛けることができる。そして、図9において運動者が初期位置から矢印C方向に上体部を折り曲げると、上体部に押されて押圧バッド6が回動支軸15回りに回動し、一体化されている支持アーム6a、回動アーム18、固定アーム17、カム16が一体に回動支軸15回りに回動する。
そして、固定アーム17の回動に伴ってカム16に固定された吊りベルト13がガイドローラ19,19で方向をガイドされた状態で牽引され、固定部5aを介してウエイトプレート5が吊り上げられる。従って、押圧バッド6からは運動者に反作用が生じ、運動者は一定質量のウエイトプレート5を吊り上げて重力に抗することによる負荷抵抗を受ける。
しかも運動者の上体部はへそ近くを支点として折り曲げ回動するから、押圧パッド6と同様に回動支軸15付近回りに回動する。そのため、上体部の折り曲げ角度によらず、押圧パッド6は胸部のほぼ同一位置に当接した状態に位置し、胸部に対して反作用による負荷抵抗のかかる位置がほとんど変動しない。
そして、固定アーム17の回動に伴ってカム16に固定された吊りベルト13がガイドローラ19,19で方向をガイドされた状態で牽引され、固定部5aを介してウエイトプレート5が吊り上げられる。従って、押圧バッド6からは運動者に反作用が生じ、運動者は一定質量のウエイトプレート5を吊り上げて重力に抗することによる負荷抵抗を受ける。
しかも運動者の上体部はへそ近くを支点として折り曲げ回動するから、押圧パッド6と同様に回動支軸15付近回りに回動する。そのため、上体部の折り曲げ角度によらず、押圧パッド6は胸部のほぼ同一位置に当接した状態に位置し、胸部に対して反作用による負荷抵抗のかかる位置がほとんど変動しない。
腹筋運動に際し、ウエイト吊り上げ機構7の可動部の質量は、カウンタウエイト20によりモーメントのつりあいがとられている。そのため、運動者はウエイトプレート5を吊り上げる所定の負荷抵抗を受け、上体部の折り曲げ角度によって図11に示すような変動トルクの負荷抵抗を受ける。
所定角度まで上体部を倒したら、後方に向けて徐々に上体部を起こし、運動開始位置に戻る。その動作は、上記の過程を反転させたものとなり、運動者は、押圧バッド6から同じ反作用を受けながら上体部を後方に起こすことになる。このようにして、1セットの腹筋運動が完了し、必要に応じて上記の運動を繰り返す。
所定角度まで上体部を倒したら、後方に向けて徐々に上体部を起こし、運動開始位置に戻る。その動作は、上記の過程を反転させたものとなり、運動者は、押圧バッド6から同じ反作用を受けながら上体部を後方に起こすことになる。このようにして、1セットの腹筋運動が完了し、必要に応じて上記の運動を繰り返す。
次にトーソ屈伸装置1を用いて行う背筋運動を図10により説明する。
背筋運動を行う場合、図5、7,8に示すスライド機構32において、プランジャノブ47の把持部49bを引いて座面シート4aをスライド軸43に沿って移動させ、基板42bをスライド部44の他端に当接する第二位置Bに到達させ、突出軸49をスライド軸43の凹溝43aに嵌合させて座席4を固定する。
次に、図1に示すカム16に対して固定アーム17の固定プランジャ17aを回動させて図10に示す別の位置調整孔16a係止させ、回動アーム18に設けた押圧パッド6を座席4に着座する運動者の背部に対応する背筋運動のための位置に予め保持する。またバックシート4bは図1で二点鎖線で示す位置に倒して背筋運動の邪魔にならない位置に保持する。
この状態で運動者が座席4の座面シート4aに着座すると、図10に示す着座状態になる。回動支軸15は運動者のへそ近傍から水平方向後方にずれた背骨近傍に位置し、押圧パッド6は運動者の背中に軽く当接した状態にある。そして、固定ベルト10によって下肢を固定する。
背筋運動を行う場合、図5、7,8に示すスライド機構32において、プランジャノブ47の把持部49bを引いて座面シート4aをスライド軸43に沿って移動させ、基板42bをスライド部44の他端に当接する第二位置Bに到達させ、突出軸49をスライド軸43の凹溝43aに嵌合させて座席4を固定する。
次に、図1に示すカム16に対して固定アーム17の固定プランジャ17aを回動させて図10に示す別の位置調整孔16a係止させ、回動アーム18に設けた押圧パッド6を座席4に着座する運動者の背部に対応する背筋運動のための位置に予め保持する。またバックシート4bは図1で二点鎖線で示す位置に倒して背筋運動の邪魔にならない位置に保持する。
この状態で運動者が座席4の座面シート4aに着座すると、図10に示す着座状態になる。回動支軸15は運動者のへそ近傍から水平方向後方にずれた背骨近傍に位置し、押圧パッド6は運動者の背中に軽く当接した状態にある。そして、固定ベルト10によって下肢を固定する。
この状態で、運動者の上体部を後ろ方向に徐々に傾ける(折り曲げる)と、上体部に所定の負荷抵抗を掛けることができる。図10において運動者が初期位置から矢印D方向に上体部を反らせると、上体部に押されて押圧バッド6が回動支軸15回りに反時計方向に回動し、一体化されている支持アーム6a、回動アーム18、固定アーム17、カム16が一体に回動支軸15回りに回動する。
固定アーム17の回動に伴ってカム16に固定された吊りベルト13がガイドローラ19,19でガイドされた状態で牽引され、固定部5aを介してウエイトプレート5が吊り上げられる。従って、押圧バッド6からは運動者に反作用が生じ、運動者は一定質量のウエイトプレート5を吊り上げて重力に抗することによる負荷抵抗を受ける。
しかも運動者の上体部はへそと同等高さの背骨近くを支点として反らせて回動するから、押圧パッド6と同様に回動支軸15付近回りに回動する。そのため、上体部の折り曲げ角度によらず、押圧パッド6は背中のほぼ同一位置に当接した状態に位置し、背中に対して反作用による負荷抵抗のかかる位置が変動しない。
固定アーム17の回動に伴ってカム16に固定された吊りベルト13がガイドローラ19,19でガイドされた状態で牽引され、固定部5aを介してウエイトプレート5が吊り上げられる。従って、押圧バッド6からは運動者に反作用が生じ、運動者は一定質量のウエイトプレート5を吊り上げて重力に抗することによる負荷抵抗を受ける。
しかも運動者の上体部はへそと同等高さの背骨近くを支点として反らせて回動するから、押圧パッド6と同様に回動支軸15付近回りに回動する。そのため、上体部の折り曲げ角度によらず、押圧パッド6は背中のほぼ同一位置に当接した状態に位置し、背中に対して反作用による負荷抵抗のかかる位置が変動しない。
腹筋運動に際し、ウエイト吊り上げ機構7の可動部の質量は、カウンタウエイト20によりモーメントのつりあいがとられている。そのため、運動者はウエイトプレート5を吊り上げる所定の負荷抵抗を受け、上体部の折り曲げ角度によって図11に示すような変動トルクの負荷抵抗を受ける。
所定角度まで上体部を反らしたら、前方向に向けて徐々に上体部を起こし、運動開始位置に戻る。その動作は、上記の過程を反転させたものとなり、運動者は、押圧バッド6から同じ反作用を受けながら上体部を後方に起こすことになる。このようにして、1セットの背筋運動が完了し、必要に応じて上記の運動を繰り返す。
所定角度まで上体部を反らしたら、前方向に向けて徐々に上体部を起こし、運動開始位置に戻る。その動作は、上記の過程を反転させたものとなり、運動者は、押圧バッド6から同じ反作用を受けながら上体部を後方に起こすことになる。このようにして、1セットの背筋運動が完了し、必要に応じて上記の運動を繰り返す。
上述のように本実施形態によるトーソ屈伸装置1によれば、1つの運動用器具で腹筋運動と背筋運動を実施することができ、いずれの運動に際しても、押圧パッド6の回動の支点となる回動支軸15と座席4の中央に着座した運動者の上体部の回動の支点とを同等の位置に設定することができる。そのため、腹筋運動や背筋運動を行う際に折り曲げや反らせ運動における上体部の角度が変動しても押圧パッド6が胸部や背中に当接する位置の変動が少なく、運動開始から終了まで適切なトルクを作用できる。よって、これら運動によって筋肉を鍛えるべき領域が変動して筋肉強化の強い領域や弱い領域が生じることを防止してバランスよく鍛錬できる。
また、本実施形態では、下肢を固定バンド10で固定するため、例えば高齢者や病人など下肢の筋力の低下している人や、身体障害者など下肢の運動能力に障害がある人であっても、筋肉強化位置がずれることを抑制し安定した運動を行うことができる。したがって、リハビリテーションなどの用途にも好適である。しかも、座席4からの転落防止もでき、運動機能に問題がある人であっても安全に利用することができる。
また、本実施形態では、下肢を固定バンド10で固定するため、例えば高齢者や病人など下肢の筋力の低下している人や、身体障害者など下肢の運動能力に障害がある人であっても、筋肉強化位置がずれることを抑制し安定した運動を行うことができる。したがって、リハビリテーションなどの用途にも好適である。しかも、座席4からの転落防止もでき、運動機能に問題がある人であっても安全に利用することができる。
なお、上記の説明では、固定ベルト10で下肢を固定する例で説明したが、トーソ屈伸装置1は足掛け部8も備えており、図9,10に示したように、可能ならば運動者が、足の甲を足掛け26に下方から掛けて或いは上方から乗せて、脚部全体で大腿部を座面シート4aに押し付けるようにしてもよい。その場合でも、固定ベルト10を用いれば下肢の固定をより確実にすることができる。
なお、上述の実施形態では腹筋運動と背筋運動を切り換える際に座席4を水平移動させて押圧パッド6の回動支軸15と運動者の上体部の回動または折り曲げのための支点とがほぼ一致するようにしたが、これに代えて座席4を固定状態に保持すると共に、回動支軸15をカム16,回動アーム18、固定アーム17、カウンタウエイト20と共に水平方向にスライドさせて位置調整を行ってもよい。
また、上述の実施形態では、座席4に着座する運動者の座高に合わせてガススプリング12によって座面シート4aの高さと回動アーム18によって押圧パッド6の高さを調整するようにしたが、いずれか一方のみによって調整するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、座席4に着座する運動者の座高に合わせてガススプリング12によって座面シート4aの高さと回動アーム18によって押圧パッド6の高さを調整するようにしたが、いずれか一方のみによって調整するようにしてもよい。
また、上記の説明では、運動用器具として、トーソ屈伸装置の例で説明したが、座席に着座して上体部の腹筋運動や背筋運動等の各種の運動を行う運動用器具であれば、本発明はトーソ屈伸装置に限定することなく適用できる。例えば、クランチトレーニングマシンなどにも当然に適用できるものである。
また、上記の説明では、鍛錬する腹部および腰周りの筋肉として、股関節屈筋群、股関節伸筋群、腹直筋、脊柱起立筋の例を挙げたが、本発明はこれらの筋肉の鍛錬にのみ限定するものではないことは言うまでもない。
また、上記の説明では、鍛錬する腹部および腰周りの筋肉として、股関節屈筋群、股関節伸筋群、腹直筋、脊柱起立筋の例を挙げたが、本発明はこれらの筋肉の鍛錬にのみ限定するものではないことは言うまでもない。
1 トーソ屈伸装置(運動用器具)
4 座席
4a 座面シート
5 ウエイトプレート(負荷抵抗)
6 押圧バッド(押圧部;可動部材)
7 ウエイト吊り上げ機構
15 回転支軸(回動支点)
16 カム(可動部材)
17 固定アーム(可動部材)
18 回転アーム(可動部材)
27 位置調整機構
32 スライド機構
43 スライド軸
44 スライド部
47 プランジャノブ
4 座席
4a 座面シート
5 ウエイトプレート(負荷抵抗)
6 押圧バッド(押圧部;可動部材)
7 ウエイト吊り上げ機構
15 回転支軸(回動支点)
16 カム(可動部材)
17 固定アーム(可動部材)
18 回転アーム(可動部材)
27 位置調整機構
32 スライド機構
43 スライド軸
44 スライド部
47 プランジャノブ
Claims (4)
- 運動者が座席に着座して、負荷抵抗が連結された可動部材を回動支点を中心に運動者の上体部で回動させ、腹筋運動および背筋運動を行うための運動用器具であって、
前記腹筋運動時と背筋運動時とで、座席に対する前記回動支点の位置を略水平方向に相対移動させるスライド機構を備えたことを特徴とする運動用器具。 - 前記回動支点を固定配置させると共に、前記座席を水平移動させるようにした請求項1に記載の運動用器具。
- 前記座席に着座した運動者に対して腹筋運動時には上体部の腹側の折り曲げ支点近傍に前記回動支点が位置し、背筋運動時には上体部の背中側の折り曲げ支点近傍に前記回動支点が位置するようにした請求項1または2に記載の運動用器具。
- 前記可動部材は、運動者が押して腹筋運動または背筋運動を行うための押圧部と該押圧部を支持して回動支点を中心に回動させる回動アームとで構成され、該回動アームは回動支点を中心に回動可能なカムに連結されていて、該カムに負荷抵抗が連結されている請求項1乃至3のいずれかに記載の運動用器具。
Priority Applications (1)
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JP2005234064A JP2007044392A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | 運動用器具 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012200719B4 (de) * | 2012-01-19 | 2014-12-11 | Jürgen Werner | Trainingsgerät zur Stärkung der Rumpf- und Rückenmuskulatur |
CN107854803A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-30 | 周爱云 | 一种体育运动用臂力及腰力锻炼装置 |
RU2803379C1 (ru) * | 2023-08-01 | 2023-09-12 | Марат Мударисович Ильясов | Тренажер для реабилитации и укрепления рук и туловища МНОГОФУНКЦИОНАЛЬНЫЙ и способ его применения |
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2005
- 2005-08-12 JP JP2005234064A patent/JP2007044392A/ja active Pending
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CN107854803B (zh) * | 2017-11-09 | 2019-08-27 | 林星星 | 一种体育运动用臂力及腰力锻炼装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080401 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |