JP2007042022A - プリント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設定画面中に表示された設定データから必要とするものを誤りなく設定できるプリント装置を構成する。
【解決手段】 設定データ画面50の表示エリア51に表示された設定データのファイル名をカーソルCで指定することにより、指定した設定データの関連付けられたコメントを、そのファイル名の近傍の抽出領域55に対して表示する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の設定データを示すインデックスを選択可能にモニタに表示し、この表示に基づいてオペレータが選択したインデックスに対応する設定データに基づいてプリント処理条件を設定するプリント装置に関する。
上記のように構成されたプリント装置と関連する技術として特許文献1に記載されるものが存在する。つまり、写真サービスに対応付けられたスタートボタン(本発明のインデックス)を画面に表示し、このスタートボタンを操作することにより、スタートボタンに対応した処理を実行できるように処理形態を設定している。スタートボタンとして「キャーンペーン商品」、「通常プリント」、「CD−R書き込みサービス」等が表示され、夫々のスタートボタンには対応する写真商品サービスの名称が、そのサービスを示すイラストとともに表示されている。
特開2004‐173046号公報 (段落番号〔0027〕、図9)
DP店に設置されている写真プリント装置では、例えば、デジタルカメラで使用されたメディアから取得した画像データのプリントを行う際には、モニタに表示したプレジャッジ画面に画像データを表示し、このプレジャッジ画面に表示された色補正ボタンや濃度補正ボタンを選択し、キーボードやマウスを操作することにより、操作に対応した補正を行い、この補正結果をプレジャッジ画面の画像データに反映させて補正の確認を行えるように処理形態が設定されている。
また、プレジャッジ画面での補正を行う際に、設定データを取得することにより、キーボードのキーの操作回数と補正量と関係を設定することも行われている。この設定データは補正係数として捉えることが可能であり、オペレータ毎に設定することや、季節毎に変更することも行われている。
従来からのプリント装置では、設定データにファイル名を与えておき、設定データを設定する際には、設定画面をモニタに表示した状態で、設定画面中に一覧化して表示されたファイル名から必要とする設定データを特定する必要があった。従って、類似するファイル名が多く存在する場合には誤った選択が行われることもあった。この不都合を解消するために、設定データの内容を正確に把握できるファイル名を与えておくことや、特許文献1に記載されるように、内容を容易に把握できるアイコンを表示することが有効となる。
しかしながら、設定データの内容を正確に把握できるように、ファイル名を与えるものでは、ファイル名が長くなるため却って選択し難くなることや、ファイル名を表示するための領域を拡大する不都合に繋がるものとなる。また、アイコンを表示するものとして、設定データの内容を示す情報をアイコン毎に与えるものでは、アイコン自体の表示面積が大きく、長いファイル名を用いたものと同様に設定画面中に表示可能なアイコン数が制限される点において改善の余地があった。
尚、従来から設定データで、データの詳細を把握するためには、その設定データを一度ロードし、ロードされた設定データに含まれる詳細な情報を表示するための操作をオペレータ行う必要があった。
本発明の目的は、設定画面中に表示された設定データから必要とするものを誤りなく指定できるプリント装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、複数の設定データを示すインデックスを選択可能にモニタに表示し、この表示に基づいてオペレータが選択したインデックスに対応する設定データに基づいてプリント処理条件を設定するプリント装置において、
前記設定データの内容を示すコメントデータが前記設定データと関連付けて保存され、ポインティングデバイスの操作によりオペレータが前記モニタに表示されたインデックスを指定した際には、そのインデックスに対応した設定データのコメントデータをモニタに表示するコメント表示手段を備えている点にある。
この構成により、ポインティングデバイスで指定したインデックスの設定データに関連付けられたコメントデータをモニタに表示できることになり、このコメントデータから設定データの詳細を認識できる。つまり、インデックスがファイル名であった場合でも、例えば、マウス等のポインティングデバイスの操作によって、カーソル等をファイル名が表示された部位に一致させる操作を行うだけで、そのファイル名に対応する設定データのコメントデータをモニタに表示することが可能となり、多くの情報を含んだファイル名を用いなくても、設定データを読み込む以前に設定データの詳細を把握できる。その結果、設定画面中に表示された設定データから必要とするものを誤りなく指定できるプリント装置が合理的に構成された。
本発明は、プリントの対象とする画像データを前記モニタに表示し、補正操作に基づいて、その補正操作量に対応した補正結果をモニタに表示した画像データに反映する補正処理手段を備え、この補正処理手段による補正処理を実行する際に、前記補正操作量に対する補正量を設定する補正係数を複数のオペレータ毎に保存した前記設定データから取得するように構成されると共に、
この設定データの関連付けられるコメントデータが、オペレータを特定するための情報を含んでも良い。
この構成により、画像データの補正を行う場合には、モニタに表示された設定データのインデックスデータを指定することにより、その設定データに関連付けられたコメントデータがモニタに表示され、このコメントデータからオペレータを特定する情報を取得することができ、補正処理を行う際に誤った設定を行うことがない。
本発明は、前記インデックスが、アイコン又はファイル名であり、前記ポインティングデバイスの操作によってモニタに表示されたインデックスをカーソルで指定することにより、インデックスの近傍位置に前記コメントデータを表示するように前記コメント表示手段を構成しても良い。
この構成により、ポインティングデバイスの操作によってモニタにインデックスとして表示されたアイコン又はファイル名をカーソルで指定することにより、コメント表示手段が、そのインデックスの近傍位置にコメントデータを表示するものとなり、オペレータは容易にコメントデータの情報を把握できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1に示すようにオペレート部Aとプリント部Bとを備えてプリント装置が構成されている。前記オペレート部Aは、コンソール部10に対して写真フィルムFのコマ画像を光電変換によりデジタル信号化して取り込むフィルムスキャナ11と、各種情報を表示するモニタ12と、画像処理と各種処理とを実現するコンピュータで成る処理装置13とを配置し、コンソール部10の上面にはキーボードKBと、ポインティングデバイスとして機能するマウス15とを備えている。
前記処理装置13にはCDやMOやFD等のディスク型のメディアからの情報を取得する、あるいは、半導体型のメディアからの情報を取得するようメディアの構造に対応したメディアドライブ16を備えている。
前記プリント部Bは、筐体20の内部においてプリントサイズに切断した銀塩式の印画紙Pを露光部に搬送し、この露光部においてレーザビームにより画像情報の露光を行い、この露光後の印画紙Pを現像処理槽に搬送して現像処理を行う。次に、現像処理の後に乾燥処理を行い、筐体20の上部から水平方向に送り出し、更に、この印画紙Pを搬送ベルト21からソータ22の複数のトレイ23に対してオーダ単位で仕分けて集積するよう構成されている。
前記処理装置13は、前述のようにフィルムスキャナ11によって取り込んだ画像データ、あるいは、前記メディアドライブ16を介してメディアから取り込んだ画像データを前記半導体メモリ31やハードディスクHD(図4を参照)に対して保存する処理を行うと共に、プリント対象となる画像データをモニタ12に表示し、前記キーボードKBを介してオペレータが入力する情報に基づいてプリント枚数やプリントサイズ等のオーダデータの設定と、マニュアル補正とを実現する。
図2に示すように、前記キーボードKBは、前記モニタ12に表示された複数の画像情報の何れかを選択する際にカーソルを縦横に移動させる4つのカーソルキー1と、色補正を行う際に補正色を指定するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に対応した色補正選択キー2と、濃度補正を選択する濃度補正選択キー3と、補正量やプリント枚数を増大するインクリメントキー4と、補正量やプリント枚数を低減するデクリメントキー5と、これらの数値を初期値に設定するニュートラルキー6と、ファンクションキー7と、プリントを実行する実行キー8と、処理を一時的に停止する停止キー9とを備えている。同図に示す如く夫々のキーのキートップには、そのキー機能を示す文字や記号やシンボルが視認可能な形態でプリントされている。
この写真処理装置の制御系の概要を図4のように示している。つまり、前記処理装置13は、入出力インタフェース30と、この入出力インタフェース30(I/O)からの情報を処理するマイクロプロセッサCPUとを備えている。前記入出力インタフェース30は、前記フィルムスキャナ11、モニタ12、キーボードKB、マウス15、メディアドライブ16、ハードディスクHD夫々からの情報がアクセスする。また、CPUのデータバスに対して半導体メモリ31、オペレーティングシステム32、画像データ取得手段33、設定データ取得部34、プレジャッジ画面制御手段35、補正処理手段36、画像加工手段37、プリント実行手段38、設定データテーブル39からの情報がアクセスできるように接続している。
オペレーティングシステム32、画像データ取得手段33、設定データ取得部34、プレジャッジ画面制御手段35、補正処理手段36、画像加工手段37、プリント実行手段38夫々は前記半導体メモリ31に展開されるソフトウエアを想定しているが、ロジック等のハードウエアで構成して良く、また、ハードウエアとの組み合わせによって構成しても良い。
前記オペレーティングシステム32は、半導体メモリ31を管理すると共に、ソフトウエアを半導体メモリ31に展開して実行を実現するものであり、前記キーボードKBやマウス15の情報を取得して、実行中の処理に与えるインタフェースとしても機能する。前記画像データ取得手段33は、前記フィルムスキャナ11あるいは前記メディアドライブ16から画像データを取得する。前記設定データ取得部34はインデックス表示手段34Aとコメント表示手段34Bとで構成され、この設定データ取得部34は図5に示す設定データ画面50をモニタ12に表示して設定データを取得する処理を実現する。
前記プレジャッジ画面制御手段35はモニタ12に対して図7に示すプレジャッジ画面60を表示し、この画面の表示に基づいてオペレータがプリント処理に必要な情報の入力と、前記補正処理手段36による補正処理とを実現する。
前記画像加工手段37は、画像データとテンプレートとの合成、画像データのトリミング等の処理を実現する。前記プリント実行手段38は、前記プレジャッジ画面60を介して処理されたプレジャッジ後の画像データや、画像加工手段37で加工された画像データを前記プリント部Bに伝送してプリント処理を実現する。
設定データテーブル39は前記補正処理手段36による補正時に使用する補正係数をテーブル化して保存した領域である。尚、この設定データテーブル39はEEPROM等の不揮発性メモリに形成するものであって良く、前記ハードディスクHDに形成するものであっても良い。
このプリント装置では、起動直後にモニタ12に対して図3に示す初期画面40を表示し、この初期画面40において、印画紙Pへのプリント、又は、CD−R等のメディアへの保存の何れであるかの処理形態の選択を行い、処理形態がプリントである場合には、プリントチャンネルの選択、印画紙Pの種類の選択、プリント形態の選択等を行い、設定データを取得する処理を行う。
〔初期画面〕
前記初期画面40には、画像データの取得形態を設定する入力ボタン41、プリント処理に必要な情報を示すプリント情報表示部42、メディアへの出力に必要な情報を示す出力情報表示部43、プリント時のチャンネル等の情報を表示するチャンネル情報表示部44、プリント時における画像データのプリント形態(加工形態)を設定するプリント形態設定ボタン45、補正処理に必要な設定データを取得する設定データ取得ボタン46夫々を形成している。
この初期画面40では、前記マウス15で設定データ取得ボタン46を選択してマウス15のスイッチをクリックする等の操作を行った場合には、前記設定データ取得部34が図5に示す設定データ画面50を表示する。
〔設定データ選択画面〕
前記設定データ画面50では、前記インデックス表示手段34Aが表示エリア51に対して設定データのインデックスとしての複数のファイル名を一覧化して表示する。この表示エリア51に表示されたファイル名はスクロールバー52の操作でスクロール可能となる。また、この設定データ画面50にはOKボタン53と、キャンセルボタン54とが形成されている。
前記設定データとは、前記補正処理手段36が、オペレータの操作に基づいて画像データの補正を行う際の補正係数を設定された単位でファイル化(設定データファイル100)したものであり、この設定データを選択することにより、ファイルとして保存されている補正係数が設定される。
また、前記表示エリア51に表示された複数のファイル名の1つをカーソルCで指定した場合には、図5に示すように、指定した領域が指定されていることを示す表示状態となり、前記コメント表示手段34Bが、抽出領域55に対して、前述のように指定された設定データの内容を示すコメントデータを表示する。
図6に示すように、前記コメントデータとは、前記設定データに対応して、その設定データの詳細として、オペレータ名と作業名とを示す文書データのことであり、複数のコメントデータが1つのコメントデータファイル101に保存されている。
前記設定データファイル100とコメントデータファイル101とは前記設定データテーブル39に保存されている。つまり、前記設定データはC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)の3原色に対する補正係数と、D(濃度)に対する補正係数を有した構造のファイルであり、夫々のファイルにインデックスとしてファイル名が与えられている。また 前記コメントデータファイル101は、前記複数の設定データと関連付けを行う識別情報としてのリンクファイル名が与えられた複数の文書データを有する構造のファイルである。
前記リンクファイル名は設定データのファイル名と同一であることが処理を容易にするものであるが、設定データファイル100に識別情報を付与し、この識別情報をコメントデータファイルの文書データに与えても良い。
このような構造の設定データファイル100とコメントデータファイル101とを前記設定データテーブル39に保存しているので、前述のようにオペレータが表示エリア51に表示された複数のファイル名の1つをカーソルCで指定した場合には、前記設定データ取得部34は、カーソルCで指定されたファイル名に基づいて、このファイル名と一致するリンクファイル名を有した文書データを前記コメントデータファイル101から抽出して 前記抽出領域55に表示するのである。
このように前記設定データ取得部34が設定データ画面50を表示し、カーソルCの操作に基づいて設定データを取得する際の処理形態を図8のフローチャートのように示すことが可能である。つまり、前記設定データ取得ボタン46が操作された際には、前記設定データ画面50を表示する(#101ステップ)。このように設定データ画面50を表示する際には、前記設定データテーブル39から複数の設定データファイル100のファイル名を抽出して前記表示エリア51に対して一覧化して表示する。
次に、カーソルCの位置を取得し、このカーソルCが表示エリア51におけるファイル名を指定する位置にあるか否かを判別し、指定する位置にあることを判別した場合には、指定されたファイル名を反転表示することや、強調表示すること、あるいは、表示の色相を変更する等、指定状態にあることを認識できる表示状態に設定すると共に、そのファイル名と関連付けられたコメントデータをコメントデータファイル101から抽出して、前記抽出領域55に表示する(#102〜#105ステップ)。
このようにコメントデータを表示する際には、前述したようにコメントデータファイル101からカーソルCが位置するファイル名と同じリンクファイル名を有する文書データを抽出して抽出領域55に表示することになる。また、コメントデータとしては、補正係数を用いるオペレータ名や作業対象を特定する作業名が含まれるものであるが、このコメントデータは、どのような情報を含むものであっても良い。尚、前記抽出領域55は、指定されたファイル名の側部に設定される。
尚、表示エリア51に表示されたファイル名をカーソルCで指定する形態として、例えば、マウス15のスイッチをクリックする操作によって指定を確定するように処理形態を設定しても良い。
また、前述したように抽出領域55にコメントデータが表示されている状況において、カーソルCが抽出領域55の領域内に設定され、この設定状態でマウス15のスイッチがクリックされた場合には、編集モードとなり、この抽出領域55に表示されたコメントを直接編集できるように制御形態が設定されている(#106、#107ステップ)。
編集を行う際の処理形態は、パーソナルコンピュータで使用されるエディタやワードプロセッサと同様に、文字入力用のキーボードを用いて、カーソル位置に対する文字の入力や、文字の削除を行うことになり、特別にオーバーライト等の操作を行わずとも、書き込んだ文字が前記コメントデータファイルに保存される。
この後、前記OKボタン53が操作された場合には、既に指定されているファイル名のファイルから設定データを取得し、その設定データに含まれる補正係数を設定するのである(#108、#109ステップ)。
〔プレジャッジ画面〕
図7に示すように前記プレジャッジ画面60が構成されている。このプレジャッジ画面60は、画像データを表示する複数の表示部61が形成されている。この画面の下方位置にオーダ情報表示部62が形成され、夫々の表示部の下方位置にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)に対応した色補正選択ボタン63と、濃度補正選択ボタン64と、プリント枚数表示部65とが形成され、表示部61の上部位置に画像を特定するコマ表示部66が形成される。
また、このプレジャッジ画面60では、プリントを行えないものとして自動抽出された画像データ、あるいは、オペレータがプリントを行わないものとして設定した画像データに対しては、その画像データの表示部61に「Pass」のメッセージが表示される。
このプレジャッジ画面60をモニタ12に表示した状態で、マニュアル補正によって色補正を行う場合には、オペレータがマウス15の操作によってカーソル(図示せず)を3つの色補正選択ボタン63の1つの位置に一致させてマウス15のスイッチをクリックすることや、キーボードKBにおいて前記色補正選択キー2の1つを操作した後に、前記インクリメントキー4又はデクリメントキー5を操作することになる。前記補正処理手段36は、このインクリメントキー4又はデクリメントキー5の操作回数を補正操作量として取得し、この補正操作量に前記補正係数を乗じた処理結果をシミュレートして表示部61に出力する。
具体的に説明すると、マウス15の操作でカーソルを濃度補正選択ボタン64に一致させてマウス15のスイッチをクリックすることや、キーボードKBの濃度補正選択キー3を操作した後に、インクリメントキー4又はデクリメントキー5を1回操作した際の補正量は前記補正データから取得した補正係数に対応したものであり、色補正を例に挙げると、インクリメントキー4又はデクリメントキー5を複数回操作した場合には、対応した3原色(Y・M・C)の画像データのうち対応したものに対して、操作回数に補正係数を乗じた値を、その色相の画像データに更に乗ずる演算が行われる。
このように色補正を行う際に、前述したように色補正選択ボタン63の1つを選択した場合や、色補正選択キー2の1つを選択した場合には、選択状態にあることを示すために、選択された色補正選択ボタン63を反転表示することや、ブリンクさせることや、輪郭を強調する等の形態での表示が行われる。
前記3つの色補正選択ボタン63と濃度補正選択ボタン64は初期状態においてNの文字が表示され、選択した状態でインクリメントキー4を1回操作した場合にはNの文字に代えて+1が表示され、更に1回操作した場合には+2の文字が表示される。これと同様に、デクリメントキー5を1回操作した場合にはNの文字に代えて−1が表示され、更に1回操作した場合には−2の文字が表示される。
尚、濃度補正を行う場合には、濃度補正選択ボタン64を選択した後に、前記インクリメントキー4又はデクリメントキー5を操作することにより、前述と同様に、このインクリメントキー4又はデクリメントキー5の操作回数を補正操作量として取得し、この補正操作量に補正係数を乗じた補正結果をシミュレートして表示エリア51に出力する。
〔設定データの保存〕
前記設定データは、新しいオペレータが作業を行う場合や、オペレータが新たに補正係数を設定する場合に、補正処理に先立って保存することになる。このように新たに設定データを生成して保存する場合に図9のフローチャートに示す補正係数設定ルーチンが実行される。この補正係数設定ルーチンでは、設定画面(図示せず)をモニタ12に表示し、補正係数をデフォルトに設定する(#201、#202ステップ)。
次に、設定画面にテスト画像を表示し、補正係数の変更を許容し、設定画面にテスト画像を表示した状態で、補正係数を任意に変更しながら前記キーボードKBの操作で補正を実行し、テスト画像に反映させる(#203〜#205ステップ)。
つまり、前記キーボードKBのインクリメントキー4やデクリメントキー5の操作回数(補正操作量)に対する補正量をテスト画像に反映させ、この操作回数に対する補正量の変化をテスト画像の変化に基づいてオペレータが判断し、オペレータが必要とする補正係数を設定する。
このようオペレータが必要とする補正係数を設定した後には、設定データのファイルを生成し、ファイル名とコメントデータの入力を許容し、設定データのファイル(設定データファイル100)を保存し、コメントをコメントデータファイル101に保存する(#206〜#209ステップ)。
コメントデータの入力を許す場合には、編集画面を表示し、オペレータが文字入力用のキーボード等から入力された文書データをコメントデータとして保存する処理が行われるのである。
また、オペレータが必要とする補正係数とは、オペレータの操作感覚に基づいて設定されるものである。この補正係数は季節や撮影環境に基づいて決まるものであり、このような条件に基づきオペレータが選択することになる。更に、同じオペレータであっても、作業内容によって補正係数を変更したい場合もあり、この必要性に対応した設定データを特定できるように、コメントデータとして作業名を含むものにしている。
このように、本発明によると、初期画面40の設定データ取得ボタン46を操作することにより、設定データ画面50が表示され、この設定データ画面50を表示した状態でカーソルCを操作することにより、補正処理に必要な設定データのファイル名の一覧が表示される。このファイル名から設定データの詳細が把握できないものであっても、コメントデータから設定データの詳細を適切に取得できるのである。特に、コメントデータをコメントデータファイル101として保存するように構成しているので、従来からの設定データの構造を変更する必要なく、従来からのプリント装置の制御形態を使用できるものにしている。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)設定データが、画像データと合成するためのテンプレートや、画像データを加工する際の加工形態を設定するデータであっても良い。このように設定データを設定した場合には、例えば、画像データをテンプレートと合成する場合コメントデータはテンプレートの構造の詳細を示す文書データとなる。
(b)前記インデックスをアイコンで構成する。このようにアイコンを用いることによって、視覚的に設定データの概要を把握でき、このアイコンをカーソル等で指定することにより、そのアイコンが示す設定データの詳細をコメントデータを介して取得することが可能となる。
(c)タッチパネルを備えたモニタに対して設定データを表示するものに適用する。このように表示形態を設定したものでは、モニタに表示された設定データに部位に指を接触させることにより、その設定データが指定状態となり、関連付けられたコメントデータが表示される。
プリント装置としてインクジェット型のもの、あるいは、昇華型のプリント装置に適用する。
プリント装置の斜視図 キーボードの平面図 初期画面を示す図 処理装置の制御系を示すブロック回路図 設定データ画面を示す図 設定データファイルとコメントデータファイルとの構造を示す図 プレジャッジ画面を示す図 設定データ取得ルーチンを示すフローチャート 補正係数設定ルーチンを示すフローチャート
符号の説明
12 モニタ
15 ポインティングデバイス:マウス
34B コメント表示手段
36 補正処理手段

Claims (3)

  1. 複数の設定データを示すインデックスを選択可能にモニタに表示し、この表示に基づいてオペレータが選択したインデックスに対応する設定データに基づいてプリント処理条件を設定するプリント装置であって、
    前記設定データの内容を示すコメントデータが前記設定データと関連付けて保存され、ポインティングデバイスの操作によりオペレータが前記モニタに表示されたインデックスを指定した際には、そのインデックスに対応した設定データのコメントデータをモニタに表示するコメント表示手段を備えているプリント装置。
  2. プリントの対象とする画像データを前記モニタに表示し、補正操作に基づいて、その補正操作量に対応した補正結果をモニタに表示した画像データに反映する補正処理手段を備え、この補正処理手段による補正処理を実行する際に、前記補正操作量に対する補正量を設定する補正係数を複数のオペレータ毎に保存した前記設定データから取得するように構成されると共に、
    この設定データの関連付けられるコメントデータが、オペレータを特定するための情報を含んでいる請求項1記載のプリント装置。
  3. 前記インデックスが、アイコン又はファイル名であり、前記ポインティングデバイスの操作によってモニタに表示されたインデックスをカーソルで指定することにより、インデックスの近傍位置に前記コメントデータを表示するように前記コメント表示手段を構成している請求項1又は2記載のプリント装置。
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