JP2007041215A - 光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開口径および広い範囲で焦点距離を変化させることができる液晶を用いた光学素子としての可変焦点レンズを提供する。
【解決手段】 第1の透明基板11と第2の透明基板12との間に液晶層13を封入する。第1の透明基板11の液晶層13に対向する側の表面の全面には透明な第1の電極14を設け、第2の透明基板12の液晶層13と対向する側とは反対側の表面には同心円状に配置された環状の個別電極15a〜15fからなる第2の電極15を設ける。第1の電極14と第2の電極15には電圧印加手段が接続されており、個別電極15a〜15fの電位は独立して制御することが可能であり、液晶層13の液晶の配向状態を制御することにより、可変焦点レンズ10の開口径、焦点距離を制御することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液晶を用いた光学素子に関する。
誘電率異方性がある液晶は、電界に依存して、すなわち電気力線の方向に依存して向きを変えることから、電界を制御することによって光学特性を制御できるため、液晶を用いたさまざまな光学素子が提案されている。
例えば、非特許文献1では、開口部を有する電極間に配置された液晶の屈折率分布を、電極間の電圧を制御して変化させることによって、焦点距離を変化させることができる可変焦点レンズが提案されている。
Jpn.J.Appl.Phys.,Vol.41,No5,p.L571
しかし、非特許文献1で提案された可変焦点レンズでは、焦点距離の可変範囲は電極の開口径と電極間の距離でほぼ決定されているため、レンズとしての開口径が限られており、あまり広い範囲の焦点距離が得られなかった。
そこで、本発明は、従来と大きさを変えることなく、開口径を変化させることが可能であり、より広い範囲の焦点距離が得られる光学素子としての可変焦点レンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る光学素子は、液晶層と、この液晶層の一方に配置された第1の透明基板と、この第1の透明基板に接するように配置された透明な第1の電極と、前記第2の透明基板の前記液晶層に対向する側の反対側に配置された第2の透明基板と、この第2の透明基板に接し、円形の開口部を有する電極と、その開口部の内側に同心円状に配置された1個以上の環状の電極とからなる第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加手段とを備える。
また、本発明に係る光学素子は、液晶層と、この液晶層の一方に配置された第1の透明基板と、この第1の透明基板に接するように配置された透明な第1の電極と、前記液晶層の他方に配置された第2の透明基板と、前記液晶層の他方の、前記第2の透明基板の前記液晶層に対向する側に配置され、円形の開口部を有する電極およびその開口部の内側に同心円状に配置された1個以上の環状の電極を有する第2の電極と、前記液晶層と前記第2の電極との間に配置された第1の絶縁層と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加手段とを備える。
また本発明は、上記構成の光学素子において、前記第2の電極の、前記液晶層に対向する側の反対側に、第3の電極を、第2の絶縁層を介して設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の光学素子において、前記第2の電極の中心部に第3の電極を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の光学素子において、第2の電極を構成する電極の電位を独立して制御可能であることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の光学素子において、第2の電極を構成する電極の電位が内側から順に単調変化していることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の光学素子において、第2の電極を構成する電極の電位が内側から順に単調変化していないことを特徴とする。
本発明に係る光学素子は、第1の電極と、開口部を有し、同心円状に配置された複数の電極からなる第2の電極との間に電圧を印加してできる電界によって、液晶層の液晶分子を再配向させて液晶層の屈折率分布を変化させることによって、焦点距離およびレンズの開口径を変化させることができる可変焦点レンズとして作用させることができる。
また、本発明によると、第2の透明基板または第1の絶縁層によって液晶層と第2の電極との間隔があるため、液晶層の第2の電極に直接対向する部分だけでなく、第2の電極に対向しない部分にも広がりを持った電界分布が形成され、液晶層の広い範囲の屈折率分布を制御することができ、例えば滑らかな収差補正を行うことができる。
また、本発明によると、第2の電極の開口部の中心に対向する位置に第3の電極を備えるため、光学素子を凸レンズとしてのみならず凹レンズとしても作用させることができる。
また、本発明によると、第2の電極を構成する電極の電位を独立して制御可能であるため、レンズの球面補正も可能である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図を用いて説明する。図1は第1の実施形態に係る光学素子である可変焦点レンズの平面図、図2は図1のA−A断面図である。
まず可変焦点レンズ10の構成について説明する。可変焦点レンズ10は、図1および図2に示すように、同じ外径の円形の第1の透明基板11と第2の透明基板12とが離隔対向配置されており、その間には液晶層13が封入されている。第1の透明基板11の、液晶層13に対向する側の表面の全面には透明な第1の電極14が設けられている。
第2の透明基板12の液晶層13と対向する側とは反対側の表面には、この面に接するように、透明な第2の電極15が設けられている。第2の電極15は、同心円状に配置された環状の個別電極15a〜15fからなり、最も大きい個別電極15aの外径は、第2の透明基板12と同じ外径である。また、個別電極15b〜15fには、個別電極15aの外周まで延長部16が設けられている。この延長部16も第2の透明基板12に接するため、個別電極15a〜15eには他の個別電極に設けられた延長部16が接しないように切り込みが設けられている。この場合、延長部16は第2の電極15と同時に第2の透明基板12上に設けることができる。
なお、延長部16は、図3に示す第1の実施形態の別の態様に係る可変焦点レンズの平面図および図4に示す図3のB−B断面図のように、切り込みのない個別電極15a〜15fからなる第2の電極15を第2の透明基板12上に形成した後、各個別電極15b〜15f上に、それぞれに対応する延長部16を設けてもよい。この場合、延長部16を設ける前に延長部16と、それに対応しない各個別電極15a〜15eとの間に相当する部分に絶縁層17を設けておく。このようにすることによって、個別電極15a〜15eには切り込みを設ける必要がないため、第1の電極14と第2の電極15との間に歪みのない同心円状の電界分布を得ることができ、液晶層13において第2の電極15の中心を軸とする軸対称状のきれいな屈折率分布を得ることができる。また、最外周の個別電極15aは、第1の電極14を第2の電極15上に投影した場合に、その外周が第1の電極14の外周と一致するか、第1の電極14を内包する限りにおいて円形でなくても構わない。
絶縁層17としては、窒化シリコン(Si34)、二酸化シリコン(SiO2)、ポリイミドまたはフッ化マグネシウム(MgF2)などを用いることができる。形成方法として、窒化シリコンを用いた場合は熱CVDまたはプラズマCVD、二酸化シリコンを用いた場合は熱CVD、プラズマCVDまたは真空蒸着、ポリイミドを用いた場合はスピンコート、フッ化マグネシウムを用いた場合は真空蒸着を用いることができる。
第1の透明基板11および第2の透明基板12は、ガラスや樹脂などからなる透明な絶縁体であればよい。また、第1の電極14および第2の電極15は例えば酸化インジウム酸化錫(ITO)など、導電性および透光性のあるものであればよい。
また、可変焦点レンズ10には、配線21によって電圧印加手段20が接続されている。第1の電極14および最外周の個別電極15aは外周から、最外周の個別電極15a以外の第2の電極15は延長部16から、電圧印加手段20に対して金属の導線からなる配線21が設けられており、電圧印加手段20によって、第1の電極14と、第2の電極15との間には交流電圧が印加され、第2の電極15の各個別電極15a〜15eの電位は独立して制御することが可能である。なお、電圧印加手段20によって印加される電圧を交流電圧とするのは、直流電圧が印加されると液晶が固まってしまうことがあるからである。
次に可変焦点レンズ10の電圧制御について説明する。例えば、第2の電極15において最外周の個別電極15aだけが存在し、他の個別電極15b〜15fが存在していない場合と同様の電界分布を液晶層13に形成しようとする場合、個別電極15aだけに電圧を印加し、他の個別電極15b〜15fの電位を第1の電極14と同じ電位に保ったのでは、個別電極15aに印加された交流電圧によって、他の個別電極15b〜15fに誘導起電力が発生し、意図した電界分布を得ることができない。しかし、図5に示すように、第2の電極15の個別電極15a〜15fに、内側から順に外側に行くほど電位が高くなるように設定することによって、誘導起電力の影響を小さくし、意図したものに近い電界分布を得ることができる。図5は、横軸の両端が最外周の個別電極15aの最大開口径、横軸の中心が第2の電極15の中心であり、縦軸は個別電極15a〜15f間の相対電位である。図3には、各個別電極の開口部の縁の部分について電位をプロットしている。電位の設定例として、各個別電極の開口部の縁の電位を結ぶと直線となる直線型や、二次曲線となる曲線型1、2を示している。これらの場合、いずれも第2の電極15において最外周の個別電極15aだけが存在し、他の個別電極15b〜15fが存在していない場合と同様の電界分布を液晶層13に形成することができ、おのおのの設定によって可変焦点レンズ10の焦点距離が異なる。直線型は個別電極15a〜15f間の電位差が最も大きいので焦点距離がこの3つの設定のうちで最も短く、曲線型1は個別電極15a〜15f間の電位差が最も小さいので焦点距離が最も長い。
次に、電圧制御についての別の例を示す。図6には、図5に示した直線型の電位設定(設定1)に加えて、最外周から2番目の個別電極15bの電位を設定1よりも低く設定した設定2と、設定1よりも高く設定した設定3とを示している。図7には図6に示した設定の電位によって形成される電界強度の分布を示している。図7は、横軸の両端が最外周の個別電極15aの最大開口径、横軸の中心が第2の電極15の中心であり、縦軸は液晶層13における電界強度である。
また、図8には、図6に示した設定1に加えて、最外周から4番目の個別電極15dの電位を設定1より低く設定し、5番目の個別電極15eの電位を設定1より高く設定した設定4と、最外周から4番目と5番目の個別電極15d、15eの電位を設定1より高く設定し、最も内側の個別電極15fの電位を設定1より低く設定した設定5とを示している。図9には図7と同様に、図8に示した設定の電位によって形成される電界強度の分布を示している。
図4〜図7からわかるように、各個別電極15a〜15fの電位を制御することによって、それらに対向する位置周辺の液晶層13における電界強度を制御することができる。したがって、個別電極15a〜15fの電位の制御によって液晶層13の屈折率分布を制御し、可変焦点レンズ10単独で球面収差のないレンズとすることができる。また、可変焦点レンズ10を、図示しない他のレンズと組み合わせた場合、この他のレンズの収差を補正することもできる。
また、第1の実施形態において、最外周の個別電極15aと、それに隣接する個別電極15bとの電位を等しく設定することによって、最外周の個別電極15aの電位をそれ以外の個別電極15b〜15fの電位よりも高く設定した場合よりも、可変焦点レンズ10がレンズとして作用する開口径を小さくすることができる。この状態で、個別電極15c〜15fの電位を、個別電極15a、15bの電位よりも低い電位で制御することによって、焦点距離を変化させることができ、さらに球面収差を補正することができる。同様に、最外周から3個またはそれ以上の個別電極の電位を等しく設定し、その内側の個別電極の電位をそれより低い電位で制御することによって、可変焦点レンズ10の開口径をより小さくしつつ、焦点距離を変化させ、球面収差を補正することができる。つまり、第2の電極15を構成する個別電極15a〜15fの電位を制御することによって、可変焦点レンズ10の開口径、焦点距離、球面収差の補正を制御することができる。
また、第2の電極15と液晶層13との間に第2の透明基板12が設けられているため、第2の電極15と液晶層13との間には間隔があり、液晶層13の第2の電極15に対向する部分だけでなく、第2の電極15に対向しない部分にも広がりを持った電界分布を形成することができる。よって、液晶層13の広い範囲の屈折率分布を制御することができ、可変焦点レンズ10の球面収差の補正を滑らかに行うことができる。
また、第2の電極15を、図10に示す第1の実施形態のまた別の態様に係る可変焦点レンズの平面図および図11に示す図10のC−C断面図のように、第2の透明基板12の液晶層13に対向する側に設けてもよい。この場合、第2の電極15を第2の透明基板12の液晶層13に対向する面上に設け、第2の電極15と液晶層13との間に絶縁層19を設ける。絶縁層19によって、第2の電極15と液晶層13との間隔を広げることができるため、第2の電極15を第2の透明基板12の液晶層13に対向する側の反対側に設けた場合と同様に、可変焦点レンズ10の球面収差の補正を滑らかに行うことができる。
<第2の実施形態>
次に本発明の第2の実施形態について図を用いて説明する。図12は第2の実施形態に係る可変焦点レンズの平面図、図13は図12のD−D断面図である。第2の実施形態は、第2の電極の上に絶縁層および第3の電極が設けられている点が異なる以外は第1の実施形態と同じであり、実質上同一の部分には同一の符号を付してある。
図12に示すように、第2の実施形態に係る可変焦点レンズ10は、第2の電極15の上に絶縁層17を介して透明の第3の電極18が設けられている。第3の電極18は、ITOなどからなるものであり、外径は第2の透明基板12と同じ外径である。絶縁層17として、第1の実施形態で説明した窒化シリコン、二酸化シリコン、ポリイミドまたはフッ化マグネシウムなどを用いることができる。
第2の実施形態において、第3の電極18の電位を第2の電極15の電位よりも高く設定することによって、液晶層13部分において電界が液晶層13を負の屈折率とするように分布し、可変焦点レンズ10を凹レンズとして作用させることができる。さらに第2の電極15の個別電極15a〜15fの電位を制御することによって、凹レンズによる光の発散状態を制御することもできる。
また、第2の実施形態においても、第3の電極18の電位を第2の電極15の電位よりも低く設定することによって、第1の実施形態と同様に可変焦点レンズを凸レンズとして作用させることができ、第2の透明基板12によってあけられた第2の電極15と液晶層13との間隔によって可変焦点レンズ10の球面収差の補正を滑らかに行うことができる。
なお、第3の電極18は、第2の電極15の開口部の上に位置するものであれば、第2の電極15の開口部よりも外径が小さくてもよい。
また、第3の電極18は、図14に示す第2の実施形態の別の態様に係る可変焦点レンズの平面図および図15に示す図12のE−E断面図のように、第2の電極15の開口部の内側に、第2の透明基板12に接するように設けてもよい。この場合、第2の電極15上に絶縁層を設ける必要がなく、また、第2の透明基板12上に第2の電極15と同時に形成することができる。
また、第2の電極15と第3の電極18は、第2の透明基板12の液晶層13に対向する側に設けてもよい。この例を図16および図17に示す。図16は第2の実施形態のまた別の態様に係る可変焦点レンズの平面図であり、図17は図16のF−F断面図である。この場合、第3の電極18を第2の透明基板12の液晶層13に対向する面上に設け、その上に絶縁層17aおよび第2の電極15を順に設ける。続いて第2の電極15の個別電極15a〜15eのそれぞれに対応する延長部16を、それぞれに対応して設けられた絶縁層17b上に設け、第2の電極15および延長部16上に絶縁層19を設ける。第1の透明基板11と絶縁層19まで設けられた第2の透明基板12によって、液晶層13を封入し、図16および図17に示す可変焦点レンズ10が完成する。絶縁層17a、17b、19として窒化シリコン、二酸化シリコン、ポリイミドまたはフッ化マグネシウムなどを用いることができる。
このように構成した場合でも、絶縁層19によって、第2の電極15と液晶層13との間隔を広げることができるため、第2の電極15を第2の透明基板12の液晶層13に対向する側の反対側に設けた場合と同様に、可変焦点レンズ10の球面収差の補正を滑らかに行うことができる。
なお、第1および第2の実施形態において、第2の電極15の最外周の個別電極15をアルミニウムなどからなる不透明なものとしてもよい。このとき、この不透明な電極は凸レンズまたは凹レンズとして作用する可変焦点レンズ10の、液晶層13の中心軸から離れた球面収差を発生する部分を遮光する絞りとして作用するため、複雑な電圧制御を行わなくても可変焦点レンズ10を容易に球面収差の小さいレンズとすることができる。
また、第1の電極14は、第1の透明基板の液晶層13に対向する側と反対側の表面に設けてもよい。この場合も、可変焦点レンズ10は、第1の電極14を第1の透明基板11の液晶層13に対向する側の表面に形成した場合と同様に作用することができる。
第1の実施形態に係る可変焦点レンズの平面図 図1のA−A断面図 第1の実施形態の別の態様に係る可変焦点レンズの平面図 図3のB−B断面図 第2の電極の電位の設定例 第2の電極の電位の別の設定例 図6の電位の設定の場合の電界強度 第2の電極の電位の別の設定例 図8の電位の設定の場合の電界強度 第1の実施形態のまた別の態様に係る可変焦点レンズの平面図 図10のC−C断面図 第2の実施形態に係る可変焦点レンズの平面図 図10のD−D断面図 第2の実施形態の別の態様に係る可変焦点レンズの平面図 図12のE−E断面図 第2の実施形態のまた別の態様に係る可変焦点レンズの平面図 図16のF−F断面図
符号の説明
10 可変焦点レンズ
11 第1の透明基板
12 第2の透明基板
13 液晶層
14 第1の電極
15 第2の電極
15a 個別電極
15b 個別電極
15c 個別電極
15d 個別電極
15e 個別電極
15f 個別電極
17 絶縁層
18 第3の電極
20 電圧印加手段

Claims (7)

  1. 液晶層と、この液晶層の一方に配置された第1の透明基板と、この第1の透明基板に接するように配置された透明な第1の電極と、前記液晶層の他方に配置された第2の透明基板と、前記第2の透明基板の前記液晶層に対向する側の反対側に配置され、円形の開口部を有する電極およびその開口部の内側に同心円状に配置された1個以上の環状の電極を有する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加手段とを備える光学素子。
  2. 液晶層と、この液晶層の一方に配置された第1の透明基板と、この第1の透明基板に接するように配置された透明な第1の電極と、前記液晶層の他方に配置された第2の透明基板と、前記液晶層の他方の、前記第2の透明基板の前記液晶層に対向する側に配置され、円形の開口部を有する電極およびその開口部の内側に同心円状に配置された1個以上の環状の電極を有する第2の電極と、前記液晶層と前記第2の電極との間に配置された第1の絶縁層と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加手段とを備える光学素子。
  3. 前記第2の電極の前記液晶層に対向する側の反対側に、第3の電極を、第2の絶縁層を介して設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学素子。
  4. 前記第2の電極の中心部に、第3の電極を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の光学素子。
  5. 前記第2の電極を構成する電極の電位を独立して制御可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学素子。
  6. 前記第2の電極を構成する電極の電位が内側から順に単調変化していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学素子。
  7. 前記第2の電極を構成する電極の電位が内側から順に単調変化していないことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光学素子。
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