JP2007041187A - 液晶表示装置、電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装部品が減らされ、駆動回路のスペースが小さくされると共に、視認性の改善された携帯電話などの両面表示型の液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶表示装置は、第1の液晶表示パネルと、第2の液晶表示パネルと、照明装置より構成される。第2の液晶表示パネルは、第1の液晶表示パネルよりも小さく、第1の液晶表示パネルに対向して配置される。また、第2の液晶表示パネルは、第1の液晶表示パネルとソース線などの駆動回路の一部を共有する。照明装置は、第1の液晶表示パネル及び第2の液晶表示パネルの背面側より照明する。このとき、第2の液晶表示パネルは、ノーマリーブラックモードとされる。このようにすることで、第2の液晶表示パネルが電圧無印加時の場合に、第1の液晶表示パネルの画面上に第2の液晶表示パネルの外縁が浮き上がることはなくなり、第1の液晶表示パネルの画面の表示品質を保持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、いわゆる携帯用として用いられる両面表示型の液晶表示装置に関する。
最近では、いわゆる両面表示型の携帯電話などが普及している。折り畳み式の携帯電話では、一般的に、操作ボタンなどが設けられた本体部に対して蝶番式に折り畳み可能に表示部(構造上、ふた側に相当する)が取り付けられており、表示部の内側(操作ボタンと対向する側)に大型の液晶表示パネルが設けられ、表示部の外側(背面側)に小型の液晶表示パネルが設けられている。即ち、大型の液晶表示パネルと小型の液晶表示パネルが背中合わせに設けられている。
しかしながら、このような両面表示型の液晶表示装置では、小型の液晶表示パネル側から外光を受けている時には、小型の液晶表示パネルの透過光が、大型の液晶表示パネル側に透過することとなる。このとき、大型の液晶表示パネルの表示面には、小型の液晶表示パネルの外縁が浮き上がって見えてしまい、大型の液晶表示パネルに表示される画像の視認性に悪影響が出てしまう。
上記の問題を解決するため、メイン表示パネルの表示が表示状態のときに、サブ表示パネルに電気を印加して黒色表示させるか、又は、サブ表示パネルを電気が印加されない状態で黒色表示(ノーマリーブラック)に設定する手法が提案されている(特許文献1参照)。
一方、両面表示型の液晶表示装置の一例として、小型の液晶表示パネルと大型の液晶表示パネルとが配線で接続され、一方の液晶表示パネルに設けられた1つのドライバによって、小型の液晶表示パネル及び大型の液晶表示パネルの両方が駆動される液晶表示装置がある(特許文献2参照)。
特開2004−78047号公報 特開2004−61892号公報
上記特許文献2に記載の液晶表示装置では、配線の数やドライバなどの実装部品の数を少なくすることができ、また、駆動回路のスペースを小さくすることができる点で利点を有するが、上述した両面表示型の液晶表示装置特有の問題も欠点として有する。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、実装部品が減らされ、駆動回路のスペースが小さくされると共に、視認性の改善された液晶表示装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、液晶表示装置は、第1の液晶表示パネルと、前記第1の液晶表示パネルに対向して配置され、前記第1の液晶表示パネルよりも小さく、前記第1の液晶表示パネルと駆動回路の一部を共有してなる第2の液晶表示パネルと、前記第1の液晶表示パネルと、前記第2の液晶表示パネルの間に配置され、夫々の液晶パネルの背面側より光を透過させる照明装置と、を有し、前記第2の液晶表示パネルは、ノーマリーブラックモードとされる。
上記の液晶表示装置は、第1の液晶表示パネルと、第2の液晶表示パネルと、照明装置より構成される。例えば、携帯電話などの両面表示型の液晶表示装置でいうと、前記第1の液晶表示パネルは、メイン表示パネルに該当し、前記第2の液晶表示パネルは、サブ表示パネルに該当する。従って、前記第2の液晶表示パネルは、前記第1の液晶表示パネルよりも小さく、前記第1の液晶表示パネルに対向して配置される。また、前記第2の液晶表示パネルは、前記第1の液晶表示パネルとソース線などの駆動回路の一部を共有する。照明装置は、前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネルを、夫々の背面側より光を透過させることにより、照明する。このとき、前記第2の液晶表示パネルは、ノーマリーブラックモードとされる。このようにすることで、前記第2の液晶表示パネルが電圧無印加時の場合に、前記第2の液晶表示パネルより透過光が入射して、前記第1の液晶表示パネルの画面上に第2の液晶表示パネルの外縁が浮き上がることはなくなる。これにより、第1の液晶表示パネルの画面の表示品質の保持を図ることができる。
上記の液晶表示装置の一態様は、前記第1の液晶表示パネルは、第1の画素電極と、前記第1の画素電極に電気的に接続されてなる第1の配線と、を備え、前記第2の液晶表示パネルは、第2の画素電極と、前記第2の画素電極に電気的に接続されてなる第2の配線と、を備え、前記第1の配線と前記第2の配線は電気的に接続されてなり、前記第2の配線には、前記第1の配線を経由して信号が供給されてなる。前記第1の配線は、例えば、前記第1の液晶表示パネルのソース線であり、前記第2の配線は、例えば、前記第2の液晶表示パネルのソース線である。このようにすることで、配線の数やドライバなどの実装部品の数を少なくすることができ、また、駆動回路のスペースを小さくすることができる。
上記の液晶表示装置の他の一態様は、前記第1の液晶表示パネルは、ノーマリーブラックモードとされる。これにより、前記第1の液晶表示パネルで画像を表示する場合においても、前記第2の液晶表示パネルで画像を表示する場合においても、それぞれの場合に分けて印加する電圧の駆動制御を行う必要がなくなる。
上記の液晶表示装置の他の一態様は、前記第1の液晶表示パネルは、ノーマリーホワイトモードとされ、前記第2の液晶表示パネルで所定の表示を行うための駆動信号は、前記所定の表示を前記第1の液晶表示パネルで行う場合における駆動信号に対して反転した駆動信号とされる。これにより、前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネルの両方に対し、適切に画像を表示することができる。
上記の液晶表示装置の好適な実施例は、前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとで同じ表示を行う場合には、前記第1の液晶表示パネルの液晶層に印加される電圧が正の時、前記第2の液晶表示パネルの液晶層に印加される電圧は負となり、且つ前記第1の液晶表示パネルの液晶層に印加される電圧が負の時、前記第2の液晶表示パネルの液晶に印加される電圧は正となるように設定されてなることを特徴とする。
上記の液晶表示装置の他の一態様は、前記照明装置と、前記第2の液晶表示パネルの間には、透過する光量を削減する半透過のシートが配置されてなる。ここでいうシートとは、例えば、黒色遮光シートであり、透過光を完全に遮光するものではなく、透過光の光量を削減するものである。これにより、第2の液晶表示パネル側より外光が入射しても、第1の液晶表示パネルに透過する外光の光量を減らすことができる。
本発明のさらなる他の観点では、上記の液晶表示装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器を構成することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を液晶表示装置に適用したものである。
[液晶表示装置]
図1は本実施形態に係る液晶表示装置100の概略構成を示す側面図である。なお、図1では説明の便宜上、各構成要素の間隔を開けて図示しているが、実際にはそれらは図中の上下方向に重ねられた状態で液晶表示装置100を構成している。
液晶表示装置100はいわゆる両面表示型の装置であり、光源部15と導光板11により構成される1つの照明装置9の上下に液晶表示パネル20及び30を配置してなる。光源部15は、点光源である複数のLED16を備える。各LED16から出射された光Lは図示のように導光板11内へ入り、導光板11の上下面で反射を繰り返すことにより方向を変え、導光板11の上下面から照明光La及びLbとして外部へ出射する。
液晶表示パネル20は、両面表示型の携帯電話で言えば、メイン表示パネルに対応し、導光板11の発光面積とほぼ同一の表示面積を有する。液晶表示パネル20は、ガラスなどの基板1a及び2aを、シール材3aを介して貼り合わせてセル構造を形成し、その内部に液晶4aを封入して構成される。なお、本発明では、液晶表示パネルの構造には特に制限はない。
照明装置9と液晶表示パネル20との間には、プリズムシート12aが設けられる。プリズムシート12aは、導光板11より出射された光Laを液晶表示パネル20に集光する役割を有し、断面が略三角形のプリズム形状を一辺の方向(当該断面と垂直な辺の方向)に延在させた形状を有する。これにより、導光板11から出射した光Laはプリズムシート12aを経て液晶表示パネル20を照明する。
一方、液晶表示パネル30は液晶表示パネル20よりも小型であり、液晶表示パネル20よりも表示面積が小さいパネルである。液晶表示パネル30は、両面表示型の携帯電話で言えば、サブ表示パネル(メイン表示パネルの背面に設けられた小型の表示パネル)に相当する。液晶表示パネル30もガラスなどの基板1b及び2bを、シール材3bを介して貼り合わせ、その内部に液晶4bを封入して構成される。なお、本発明では液晶表示パネル30の構成は特定のものに限定されない。
液晶表示パネル30と導光板10との間には、黒色遮光シート14及びプリズムシート12bが設けられる。黒色遮光シート14は、完全に光を遮光するのではなく、入射した光Lbの光量を減らす役割を有する半透過のシートである。プリズムシート12bはその光を集光して液晶表示パネル30に導く。これにより液晶表示パネル30の表示領域が照明される。黒色遮光シート14を設けることにより、液晶表示パネル30側より外光が入射しても、液晶表示パネル20に透過する外光の光量を減らすことができる。
液晶表示パネル20には、COG(Chip On Glass)技術により、液晶駆動用IC(ドライバ)たるドライバIC40が直接実装されている。液晶表示パネル20の駆動回路は、ドライバIC40によって駆動される。液晶表示パネル20には出力端子17aが実装され、液晶表示パネル30には入力端子17bが実装される。液晶表示パネル30は、出力端子17a、入力端子17bを結ぶFPC(Flexible Printed Circuit)13によって、液晶表示パネル20と電気的に接続されており、液晶表示パネル30の駆動回路もドライバIC40によって駆動される。
次に、液晶表示パネル20及び30の駆動回路の構成について、具体的に述べる。図2は、本実施形態に係る液晶表示パネル20及び30の概略構成を模式的に示す平面図であり、図3は、液晶表示パネル20の断面図であり、図4は、液晶表示パネル30の断面図である。本実施形態に係る液晶表示装置では、液晶表示パネル20及び30は、図3、図4に示すように、同じ構造を有する液晶表示パネルであるとされる。
図2では、紙面手前側(観察側)に液晶表示パネル20及び30のカラーフィルタ基板92a、92bが、また、紙面奥側に液晶表示パネル20及び30の素子基板91a、91bが夫々配置されている。なお、図2では、紙面縦方向(列方向)をY方向と、また、紙面横方向(行方向)をX方向と規定する。また、図2において、R(赤)、G(緑)、B(青)に対応する各領域は1つのサブ画素領域SGを示していると共に、R、G、Bに対応する1行3列のサブ画素領域SGは、1つの画素領域AGを示している。従って、画素領域AGは、R、G、Bで構成されている。
液晶表示パネル20は、図3に示すように、素子基板91aと、その素子基板91aに対向して配置されるカラーフィルタ基板92aとが枠状のシール材3aを介して貼り合わされ、そのシール材3aの内側に液晶が封入されて液晶層4aが形成されてなる。
液晶表示パネル30は、図4に示すように、素子基板91bと、その素子基板91bに対向して配置されるカラーフィルタ基板92bとが枠状のシール材3bを介して貼り合わされ、そのシール材3bの内側に液晶が封入されて液晶層4bが形成されてなる。
ここに、液晶表示パネル20及び30は、R、G、Bの3色を用いて構成されるカラー表示用の液晶装置であると共に、スイッチング素子としてTFT素子を用いたアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置である。
まず、素子基板91aの平面構成について説明する。素子基板91aの内面上には、主として、複数のソース線32、複数のゲート線33、複数のTFT素子21、複数の画素電極10、ドライバIC40、外部接続用配線35及びFPC(Flexible Printed Circuit)41などが形成若しくは実装されている。
図2に示すように、素子基板91aは、カラーフィルタ基板92aの一辺側から外側へ張り出してなる張り出し領域31を有しており、その張り出し領域31上には、ドライバIC40が実装されている。ドライバIC40の入力側の端子(図示略)は、複数の外部接続用配線35の一端側と電気的に接続されていると共に、複数の外部接続用配線35の他端側はFPC41と電気的に接続されている。各ソース線32は、Y方向に延在するように且つX方向に適宜の間隔をおいて形成されており、各ソース線32の一端側は、ドライバIC40の出力側の端子(図示略)に電気的に接続されている。
各ゲート線33は、Y方向に延在するように形成された第1配線33aと、その第1配線33aの終端部からX方向に延在するように形成された第2配線33bとを備えている。各ゲート線33の第2配線33bは、各ソース線32と交差する方向、即ちX方向に延在するように且つY方向に適宜の間隔をおいて形成されており、各ゲート線33の第1配線33aの一端側は、ドライバIC40の出力側の端子(図示略)に電気的に接続されている。各ソース線32と各ゲート線33の第2配線33bの交差点に対応する位置にはTFT素子21が設けられており、各TFT素子21は各ソース線32、各ゲート線33及び各画素電極10等に電気的に接続されている。各TFT素子21及び各画素電極10は、各サブ画素領域SGに対応する位置に設けられている。各画素電極10は、例えばITO(Indium-Tin Oxide)などの透明導電材料により形成されている。
液晶表示パネル20では、1つの画素領域AGがX方向及びY方向に複数個、マトリクス状に並べられた領域が有効表示領域Va(2点鎖線により囲まれる領域)である。この有効表示領域Vaに、文字、数字、図形等の画像が表示される。
次に、素子基板91bの平面構成について説明する。素子基板91bの内面上には、主として、複数のソース線36、複数のゲート線34、複数のTFT素子21、複数の画素電極10などが形成若しくは実装されている。
素子基板91bには、入力端子17bが設けられており、素子基板91aには、出力端子17aが設けられている。出力端子17aと入力端子17bは、FPC13で互いに電気的に接続されている。素子基板91bには、先に述べた素子基板91aにおけるのと同様の形状で、ゲート線34、ソース線36が形成されている。ゲート線34は、FPC13を介して、素子基板91aに実装されたドライバIC40と接続されている。ソース線36は、素子基板91aに形成されたn本のソース線32のうち、k本(kは自然数、但しk≦n)のソース線32と、FPC13を介して接続されている。言い換えれば、ソース線36は、ソース線32を延長したものであるといえるので、素子基板91bは、素子基板91aとソース線32を共有してなる構造を有するといえる。
液晶表示パネル30においても、1つの画素領域AGがX方向及びY方向に複数個、マトリクス状に並べられた領域が有効表示領域Vb(2点鎖線により囲まれる領域)である。この有効表示領域Vbに、文字、数字、図形等の画像が表示される。
次に、カラーフィルタ基板92a、92bの平面構成について説明する。カラーフィルタ基板92a、92bは、遮光層(一般に「ブラックマトリクス」と呼ばれ、以下では、単に「BM」と略記する)、R、G、Bの3色の着色層6R、6G、6B、及び共通電極8a、8bなどを有する。なお、以下の説明において、色を問わずに着色層を指す場合は単に「着色層6」と記し、色を区別して着色層を指す場合は「着色層6R」などと記す。BMは、各サブ画素領域SGを区画する位置に形成されている。共通電極8a、8bは、画素電極と同様にITOなどの透明導電材料からなり、カラーフィルタ基板92a、92bの略一面に亘って形成されている。共通電極8a、8bは、シール材3a、3bの隅の領域E1、E2において配線26の一端側と電気的に接続されていると共に、当該配線26の他端側は、ドライバIC40のCOMに対応する出力端子と電気的に接続されている。
以上の構成を有する液晶表示装置100では、液晶表示パネル20を表示する場合には、電子機器等と接続されたFPC41側からの信号及び電力等に基づき、ドライバIC40によって、G1、G2、・・・、Gm−1、Gm(mは自然数)の順にゲート線33が順次排他的に1本ずつ選択されるとともに、選択されたゲート線33には、選択電圧のゲート信号が供給される一方、他の非選択のゲート線33には、非選択電圧のゲート信号が供給される。そして、ドライバIC40は、選択されたゲート線33に対応する位置にある画素電極10に対し、表示内容に応じたソース信号を、それぞれ対応するS1、S2、・・・、Sn−1、Sn(nは自然数)のソース線32及びTFT素子21を介して供給する。その結果、液晶層4aの表示状態が、非表示状態または中間表示状態に切り替えられ、液晶層4aの配向状態が制御されることとなる。
一方、液晶表示パネル30を表示する場合には、電子機器等と接続されたFPC41側からの信号及び電力等に基づき、ドライバIC40によって、GS1、GS2、・・・、GSl−1、GSl(lは自然数)の順にゲート線34が順次排他的に1本ずつ選択されるとともに、選択されたゲート線34には、選択電圧のゲート信号が供給される一方、他の非選択のゲート線34には、非選択電圧のゲート信号が供給される。そして、ドライバIC40は、選択されたゲート線33に対応する位置にある画素電極10に対し、表示内容に応じたソース信号を、それぞれ対応するS1、S2、・・・、Sk(nは自然数、但しk≦n)のソース線32及びTFT素子21を介して供給する。その結果、液晶層4bの表示状態が、非表示状態または中間表示状態に切り替えられ、液晶層4bの配向状態が制御されることとなる。
なお、図3、図4に示すように、本実施形態に係る液晶表示パネル20、30は、完全透過型の液晶表示パネルとして示しているが、液晶表示パネル20、30としては、これに限られず、半透過反射型の液晶表示パネルを用いてもよい。また、スイッチング素子としては、TFT素子21を用いるとしているが、これに限られず、TFD素子を用いてもよい。
さらに、本実施形態に係る液晶表示装置100では、ドライバIC40をメイン表示パネルたる液晶表示パネル20に実装することとしているが、これに限られず、ドライバIC40をサブ表示パネルたる液晶表示パネル30に実装することとしてもよい。
以上をまとめると、本実施形態に係る液晶表示装置100では、液晶表示パネル20及び30は、FPC13によって電気的に接続され、ソース線32を共有してなる構造を有している。また、液晶表示パネル20及び30は、1つのドライバIC40によって駆動制御される。このようにすることで、配線の数やドライバなどの実装部品の数を少なくすることができ、また、駆動回路のスペースを小さくすることができる。
図3、図4に示すように、液晶表示パネル20及び30には、それぞれ下偏光板18a、18b、上偏光板19a、19bがそれぞれ備えられる。ここで、本実施形態に係る液晶表示装置100では、液晶表示パネル30は、常に、電圧無印加時に黒表示になり、電圧印加時に白表示になるノーマリーブラックモードとされる。従って、図4に示す液晶層4bが、基板1b、2b間で、90°液晶分子配列が捩れているツイステッドネマチック(TN)液晶層の場合には、下偏光板18b及び上偏光板19bは、それぞれの透過軸がなす角度が0°となる配置、即ちパラレルニコルとなる配置とされる。このようにすることで、液晶表示パネル30が電圧無印加時の場合に、液晶表示パネル30より透過光が入射して、液晶表示パネル20の画面上に液晶表示パネル30の外縁が浮き上がることはなくなる。これにより、液晶表示パネル20の画面の表示品質の保持を図ることができる。
[メイン表示パネルとの関係]
サブ表示パネルたる液晶表示パネル30をノーマリーブラックモードにした場合、メイン表示パネルたる液晶表示パネル20がノーマリーブラックモードか、ノーマリーホワイトモードかによって、液晶表示パネル20及び30の駆動回路の駆動方法は異なってくる。
ここで、液晶表示パネル20及び30の駆動回路の制御手段1100について説明する。図5は、液晶表示パネル20及び30における制御手段1100を示すブロック図である。制御手段1100は、液晶表示パネル20及び30を搭載した電子機器内に設置されたマイクロコンピュータ等で構成される中央制御部1000によって制御される。駆動回路110Dは、先に述べたゲート線33、34、ソース線32、TFT素子21といった液晶表示パネルの駆動回路を示す。駆動回路110Dは、制御手段1100に接続されている。制御手段1100は、表示情報出力源1110と、表示処理回路1120と、電源回路1130と、タイミングジェネレータ1140とを有する。
表示情報出力源1110は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ1140によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路1120に供給するように構成されている。
駆動回路110Dは、ゲート線駆動回路、ソース線線駆動回路及び検査回路を含む。表示情報処理回路1120は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をソース信号S_sig、液晶表示パネル20のゲート信号G_sig、液晶表示パネル30へのゲート信号GS_sigとして、クロック信号CLKと共に駆動回路へ供給する。具体的には、ソース信号S_sigは、ソース線32に供給され、ゲート信号GS_sigは、ゲート線33に供給され、ゲート信号GS_sigは、ゲート線34へ供給される。また、電源回路1130は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
まず、液晶表示パネル20及び液晶表示パネル30のいずれもノーマリーブラックモードとされるときにおける駆動回路の駆動方法について述べる。
図6は、液晶表示パネル20及び液晶表示パネル30のいずれもノーマリーブラックモードとされる場合における、液晶層に電圧を印加する様子について示す駆動シーケンス図であり、横軸には、時間を示し、縦軸には、液晶層に印加する電圧をON(電圧印加)、OFF(電圧無印加)で示している。図6(a)では、液晶表示パネル20を、時間の経過と共に黒、白、黒、白と順次表示する様子を示したものであり、図6(b)は、液晶表示パネル30を、時間の経過と共に黒、白、黒、白と順次表示する様子を示したものである。図6(a)、(b)より分かるように、液晶表示パネル20と、液晶表示パネル30で、時間の経過と共に黒、白、黒、白と順次表示する場合、それぞれ液晶表示パネルの液晶層に対し、印加する電圧の駆動のタイミングは、同じタイミングとなる。従って、液晶表示パネル20で画像を表示する場合においても、液晶表示パネル30で画像を表示する場合においても、それぞれの場合に分けて印加する電圧の駆動制御を行う必要はない。
次に、液晶表示パネル20がノーマリーホワイトとされるときにおける駆動回路の駆動方法について述べる。ノーマリーホワイトモードとは、電圧無印加時に白表示になり、電圧印加時に黒表示になるモードのことである。従って、液晶表示パネル20における液晶層4aが、基板1a、2a間で、90°液晶分子配列が捩れているツイステッドネマチック(TN)液晶層の場合には、下偏光板18a及び上偏光板19aは、それぞれの透過軸がなす角度が90°となる配置、即ちクロスニコルとなる配置とされる。
図7は、液晶表示パネル30はノーマリーブラックモードとされる一方、液晶表示パネル20はノーマリーホワイトモードとされる場合における、液晶層に電圧を印加する様子について示す駆動シーケンス図であり、横軸には、時間を示し、縦軸には、液晶層に印加する電圧をON(電圧印加)、OFF(電圧無印加)で示している。図7(a)では、液晶表示パネル20を、時間の経過と共に黒、白、黒、白と順次表示する様子を示したものであり、図7(b)は、液晶表示パネル30を、時間の経過と共に黒、白、黒、白と順次表示する様子を示したものである。図7(a)、(b)より分かるように、液晶表示パネル20と、液晶表示パネル30で、時間の経過と共に黒、白、黒、白と順次表示する場合、それぞれの液晶層に対し、印加する電圧の駆動信号は、互いに反転している。従って、所定の画像を、液晶表示パネル20で表示する場合と、液晶表示パネル30で表示する場合とでは、駆動信号を反転させる必要がある。従って、表示情報処理回路1120では、液晶表示パネル20で表示するための画像情報と、液晶表示パネル30で表示させるための画像情報とでは、互いに駆動信号を反転させて駆動回路110Dへ供給する。具体的には、例えば、表示情報処理回路1120では、液晶表示パネル20で表示されたのと同じ画像を、液晶表示パネル30で表示する場合には、液晶表示パネル20に送られた駆動信号を反転した信号を駆動回路110Dへ供給する。これにより、液晶表示パネル30がノーマリーブラックとされているのに対し、液晶表示パネル20がノーマリーホワイトとされた場合であっても、液晶表示パネル20及び液晶表示パネル30の両方に対し、適切に画像を表示することができる。
[変形例]
次に、本発明の変形例について述べる。図8は、本発明の変形例に係る液晶表示装置100の概略構成を示す側面図である。図8に示すように、本発明の変形例に係る液晶表示装置100では、導光板11と液晶表示パネル20の間には、拡散シート51a、2枚のプリズムシート12a1、12a2が配置されている。2枚のプリズムシート12a1、12a2は、それぞれのプリズムシートのプリズム形状が延在する辺を直交させるように配置され、これにより、導光板11から出射した光Laの集光効率を向上させている。また、導光板11と液晶表示パネル30の間には、拡散シート51b、2枚のプリズムシート12b1、12b2が配置されている。2枚のプリズムシート12b1、12b2も、それぞれのプリズムシートのプリズム形状が延在する辺を直交させるように配置され、これにより、導光板11から出射した光Lbの集光効率を向上させている。さらに、導光板11と液晶表示パネル30の間には、黒色遮光シートの代わりに、反射偏光板61が配置されている。反射偏光板61は、ある方向に振動する光のみを透過し、それ以外の方向に振動する光を反射する。このような反射偏光板を用いても、黒色遮光シートを用いたときと同様、液晶表示パネル30側より外光が入射した場合における、液晶表示パネル20に透過する外光の光量を減らすことができる。
以上に述べた本発明の変形例の構成をとる液晶表示装置100であっても、本発明を適用することができるのはいうまでもない。この本発明の変形例の構成は、一般的な液晶表示装置の構成となっているので、液晶表示パネル20及び30の表示画面は、見慣れた見栄えとなる。
[電子機器]
次に、本実施形態に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図9を参照して説明する。
図9は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話機2000を示す。この携帯電話機2000は、各種操作ボタンが設けられマイクを内蔵した本体部2001と、表示画面やアンテナを備えスピーカを内蔵した表示部2002とを有し、本体部2001と表示部2002とが相互に折りたたみ自在に構成されている。表示部2002内には上記の表示装置100が内蔵され、その内面上にはメイン側の液晶表示パネル20の表示画面110が視認可能に構成され、また、外面上にはサブ側の液晶表示パネル30の表示画面130が視認可能に構成されている。
本実施形態では、図9(a)に示すように本体部2001から表示部2002を開くことによって、上記中央制御部1000からの指令によってメイン側の液晶表示パネル20が点灯し、所定の画像が表示される。また、図9(b)に示すように表示部2002を本体部2001上に折りたたむことにより、メイン側の液晶表示パネル20が消灯し、代わりにサブ側の液晶表示パネル30が点灯して所定の画像が表示されるように構成することもできる。
本実施形態に係る電気光学装置の構成を示す側面図である。 本実施形態に係る液晶表示パネルの平面図である。 本実施形態に係る液晶表示パネル(メイン表示パネル)の断面図を示している。 本実施形態に係る液晶表示パネル(サブ表示パネル)の断面図を示している。 液晶表示パネルにおける制御手段を示すブロック図である。 メイン表示パネルがノーマリーブラックのときの駆動シーケンス図である。 メイン表示パネルがノーマリーホワイトのときの駆動シーケンス図である。 本発明の変形例に係る液晶表示装置の構成を示す側面図である。 本実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器の例を示す図である。
符号の説明
11 導光板、 14 黒色遮光シート、 40 ドライバIC、 13 FPC、 15 光源部、 16 LED、 12a、12b プリズムシート、 20、30 液晶表示パネル、 100 液晶表示装置

Claims (7)

  1. 第1の液晶表示パネルと、
    前記第1の液晶表示パネルに対向して配置され、前記第1の液晶表示パネルよりも小さく、前記第1の液晶表示パネルと駆動回路の一部を共有してなる第2の液晶表示パネルと、
    前記第1の液晶表示パネルと、前記第2の液晶表示パネルの間に配置され、夫々の液晶パネルの背面側より光を透過させる照明装置と、を有し、
    前記第2の液晶表示パネルは、ノーマリーブラックモードとされることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1の液晶表示パネルは、第1の画素電極と、前記第1の画素電極に電気的に接続されてなる第1の配線と、を備え、
    前記第2の液晶表示パネルは、第2の画素電極と、前記第2の画素電極に電気的に接続されてなる第2の配線と、を備え、
    前記第1の配線と前記第2の配線は電気的に接続されてなり、前記第2の配線には、前記第1の配線を経由して信号が供給されてなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1の液晶表示パネルは、ノーマリーブラックモードとされることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1の液晶表示パネルは、ノーマリーホワイトモードとされ、
    前記第2の液晶表示パネルで所定の表示を行うための駆動信号は、前記所定の表示を前記第1の液晶表示パネルで行う場合における駆動信号に対して反転した駆動信号とされることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとで同じ表示を行う場合には、前記第1の液晶表示パネルの液晶層に印加される電圧が正の時、前記第2の液晶表示パネルの液晶層に印加される電圧は負となり、且つ前記第1の液晶表示パネルの液晶層に印加される電圧が負の時、前記第2の液晶表示パネルの液晶に印加される電圧は正となるように設定されてなることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記照明装置と、前記第2の液晶表示パネルの間には、透過する光量を減少させる半透過のシートが配置されてなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液晶表示装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
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