JP2007041181A - 光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ - Google Patents

光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007041181A
JP2007041181A JP2005223743A JP2005223743A JP2007041181A JP 2007041181 A JP2007041181 A JP 2007041181A JP 2005223743 A JP2005223743 A JP 2005223743A JP 2005223743 A JP2005223743 A JP 2005223743A JP 2007041181 A JP2007041181 A JP 2007041181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
capsule
optical
refractive index
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005223743A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Nishimura
顕人 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2005223743A priority Critical patent/JP2007041181A/ja
Publication of JP2007041181A publication Critical patent/JP2007041181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】 屈折率整合剤の取り扱い性を向上させ、また、漏れや滲みの問題を解消する。
【解決手段】 フェルール14の光ファイバ穴14aに予め短尺の内蔵光ファイバ12が内装固定されている。光ファイバ穴14a内に、光透過性薄膜からなるカプセル内に屈折率整合剤を封入して光ファイバ接続用カプセル13を配置する。外部光ファイバ16の裸ファイバ16aを光ファイバ穴14aに挿入し光ファイバ接続用カプセル13に突き当てると、光ファイバ接続用カプセル13の薄膜が壊されて内部の屈折率整合剤がファイバ端面間に充填される。グリス状あるいは液状の屈折率整合剤をそのまま用いるものと異なり、接続作業前に(接続作業を行うまでの間に)、屈折率整合剤が漏れたり滲んだりする問題は生じない。内蔵光ファイバがフェルール14の後端から露出しているものでは、光ファイバ穴に連続して設けた位置決め溝上に光ファイバ接続用カプセル13を配置する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、接続損失の少ない光ファイバ接続を行うために光ファイバ端面間に配置する光ファイバ接続用カプセル、及び、これを用いた光コネクタに関する。
光ファイバの接続においては、グリス状あるいは液状の屈折率整合剤を介在させて突き合せるのが一般的である。また、現場付け光コネクタやメカニカルスプライス等のファイバ突き当て部には、グリス状の屈折率整合剤を使用している。
一方、グリス状あるいは液状の屈折率整合剤を用いない光接続方法として、図15に示すように、多心の光接続部に屈折率整合用の樹脂フィルムを介在させる方法が知られている(特許文献1)。同図において、対向する多心用の整列部材1、2の各光ファイバ穴1a、2aに挿入固定された光ファイバ3、4は、一方の整列部材2の端面部に設けた凹部2bに配置した、コアとほぼ同一の屈折率を有する屈折率整合シート(屈折率整合用の樹脂フィルム)5を介して接続される。6は両整列部材1、2を結合させるクリップである。
特開2004−226438
グリス状あるいは液状の屈折率整合剤を介在させる接続方法は、次のような問題がある。
例えば、フェルール部とメカニカルスプライス部とを一体化した構造の現場付け光コネクタでは、工場出荷時に、メカニカルスプライス部の光ファイバ接続部にグリス状の整合剤を塗布しておくが、使用環境によっては整合剤の洩れ、滲みが生ずる場合がある。
また、メカニカルスプライス部は開閉機構等が複雑なので、メカニカルスプライス方式以外に、内蔵光ファイバをプリアセンブルした光フェルールの光ファイバ穴に予め屈折率整合剤としてのグリスを塗り込んでおき、接続現場で、フェルール外部から光ファイバを光ファイバ穴に挿入して光ファイバ同士を接続する方式も考えられている。しかし、この方式では、光ファイバ穴に塗り込まれるグリスの充填不良や、使用環境によっては、グリスの滲み、洩れ等の問題が発生するおそれがある。グリスが滲むと、光学特性が劣化する恐れがあり、また、光ファイバと光ファイバ穴を接着するときに接着不良が発生するおそれがある。また、予め塗り込んだグリスが接続作業を行う前に変質して、光接続部の光学特性が劣化する恐れがある。
一方、特許文献1のように屈折率整合シート5を用いる構造は、整合剤の洩れ滲みが生ずる問題を回避できるが、屈折率整合シートの厚みは数百ミクロン程度であり、光ファイバ端面間のギャップとしてはかなり大きい。光ファイバ端面間に大きなギャップがあると液状やグリス状の整合剤を塗布する場合と比較して光学特性が劣化する。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、屈折率整合剤の充填不良の問題、あるいは漏れや滲みの問題、あるいは屈折率整合剤の劣化の問題が発生せず、また、整合剤の取り扱い性が良好で光接続部の光学特性を向上させることができる光コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、光透過性薄膜からなるカプセル内に屈折率整合剤を封入して光ファイバ接続用カプセルを構成したことを特徴とする。
請求項2は、請求項1において、カプセル外形が球状又は円筒状をなすことを特徴とする。
請求項3は、請求項2において、カプセル径がファイバクラッド径より小さくコア径より大きいことを特徴とする。
請求項4の発明は、フェルールの光ファイバ穴に、予め接続端面から穴途中までの短尺の内蔵光ファイバが内装固定された光コネクタであって、
前記光ファイバ穴内に請求項1又は3記載の光ファイバ接続用カプセルが配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、フェルール部とこれに連続する延長部と前記延長部の上面に合体する蓋部とを有し、前記蓋部は少なくとも2分割されており、前記延長部の上側面には、フェルール部の光ファイバ穴に連続する位置決め溝を有し、この位置決め溝内に、フェルール部の光ファイバ穴に予め内装固定した短尺の内蔵光ファイバの光ファイバ穴から露出した部分を配置し、外側から導入される外部光ファイバを前記位置決め溝内に配置して前記内蔵光ファイバと対向させ、バネ部材の力を受ける蓋部で締め付けるように押さえ込んで、前記内蔵光ファイバと外部光ファイバとを接続する光コネクタであって、
前記位置決め溝の途中に、請求項1〜3記載の光ファイバ接続用カプセルが配置されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、光ファイバ方向に沿った光ファイバの位置決め溝が少なくとも1本形成された位置決め台と、前記位置決め台上に配置されて前記位置決め溝内で位置決め接続される光ファイバを押さえ付けるための蓋と、前記位置決め台と蓋とを弾性的に挟持するバネとを有する光コネクタであって、
前記位置決め溝の光ファイバ接続位置に、請求項1〜3記載の光ファイバ接続用カプセルが配置されていることを特徴とする。
請求項7は、請求項4〜6の光コネクタにおいて、光ファイバどうしを光ファイバ接続用カプセルを介して突き合わせることで、光ファイバ接続用カプセルの薄膜を壊してその内部の屈折率整合剤をファイバ端面間に充填したことを特徴とする。
請求項1の光ファイバ接続用カプセルは、これを用いて光ファイバ接続を行う場合、屈折率整合剤は、光ファイバ接続時に光ファイバ接続用カプセルが壊されるまでカプセルに封入されているので、屈折率整合剤の取り扱い性が良好である。
請求項2あるいは3のように、カプセルの外形を球状あるいは円筒状にすることは、十分な量の屈折率整合剤を供給するために適切である。
請求項4〜7の光コネクタにおいて、光ファイバどうしの接続作業時に、光ファイバどうしをカプセルを介して突き合わせてカプセルを壊すことで、光ファイバ端面間に必要量の屈折率整合剤を供給することができる。したがって、光ファイバ接続作業が簡単になる。
屈折率整合剤は、光ファイバ接続時に光ファイバ接続用カプセルが壊されるまでカプセルに封入されているので、接続作業前に屈折率整合剤の漏れや滲みの問題、あるいは変質の問題が発生する恐れはない。
また、屈折率整合シートを配置する場合と比較して、光ファイバ端面間のギャップを小さくできる。したがって、光接続部の光学特性を向上させることができる。
また、現場付け光コネクタに適用した場合には、現場でのコネクタ組立性を向上させることができる。
以下、本発明を実施した光ファイバ接続用カプセル及び光コネクタについて、図面を参照して説明する。
図1〜図3に第1実施例を示す。この実施例の光コネクタ11は、光ファイバ穴14aをあけたジルコニアなどからなる円筒状のフェルール14を、ステンレスなどからなるフェルールホルダ15に一体固定してなり、フェルール14の光ファイバ穴14aにあらかじめ接続端面14bから穴途中までの短尺の内蔵光ファイバ(裸ファイバ)12が内装固定され、そして、光ファイバ穴14aの内蔵光ファイバ12の後端面近傍に光ファイバ接続用カプセル13が配置されている。この光ファイバ接続用カプセル13は、光透過性薄膜からなる例えば球状のカプセル13b内に液状又はグリス状の屈折率整合剤13aを封入したものである。カプセル13bの外形は円筒状でもよく、またその他の形状であってもよい。フェルールホルダ15は、外部から挿入される外部光ファイバ(光ファイバ心線)16の被覆部16bを収容する被覆部収容穴15bを持つ。16aは外部光ファイバ16の裸ファイバである。フェルールホルダ15のフランジ部15aには回転止め用切欠き15cが形成されている。
前記カプセル13bを形成する光透過性薄膜の材質は特に限定されないが、屈折率が光ファイバコアに近く、薄膜成形が可能で、容易に破壊できるものを用いるとよい。例えばシリコン樹脂による弾性薄膜を利用できる。なお、カプセルの光透過性薄膜は必ずしも弾性膜である必要はなく、例えばナノ粒子のシリカによる薄膜を作ることも可能である。この場合、カプセルを容易に壊すことができ、また、良好な透過性を期待できる。また、カプセルの膜厚、容積も特に限定されないが、カプセルの壊れ易さ、屈折率整合剤の必要充填量などを考慮して、適宜設定するとよい。
また、カプセルに封入される屈折率整合剤13aは、一般的なシリコン系あるいはパラフィン系の液状又はグリス状の屈折率整合剤を用いることができる。また、前記球状の光ファイバ接続用カプセル13の直径は、内蔵光ファイバ12のクラッド12”
(図3(b)参照)の径より小さくコア12’の径より大きい。
上記の光コネクタ11の光ファイバ穴14aに外部光ファイバ16の裸ファイバ16aを挿入し適度の押し込み力で押し込んで、光ファイバ12、16aどうしを光ファイバ接続用カプセル13を介して突き合わせると、光ファイバ接続用カプセル13の薄膜(カプセル13b)が壊されて、図3(a)、(b)に示すように、その内部の屈折率整合剤13aがファイバ端面間に充填される。こうして、光ファイバ端面間に十分な量の屈折率整合剤13aが充填されて、接続損失の少ない光ファイバ接続が行われる。
また、屈折率整合剤13aは、接続作業時にカプセル13bが壊されるまでカプセル13bに封入されているので、予め光ファイバ穴14aに光ファイバ接続用カプセル13を配置していても、接続作業前に(接続作業を行うまでの間に)、屈折率整合剤が漏れたり滲んだりする問題が解消され、この点でも光学特性の向上が図られるとともに、光ファイバを光ファイバ穴内に接着固定する際に、接着不良が発生する問題を回避できる。また、グリスの充填不良などの問題も発生せず、整合剤の取り扱い性が悪いという問題を解消できる。
図4〜図8に第2実施例を示す。この実施例の光コネクタ21はフェルール部22とメカニカルスプライス部23とを一体に設けた基本構造を持つ。すなわち、フェルール部22とこれに連続する延長部24と、この延長部24の上面に配置される蓋部25、26と、前記延長部24と蓋部25、26とを弾性的に把持するC形板バネ28とを有している。延長部24と蓋部25、26とC形板バネ28とはメカニカルスプライス部23を構成する。図6にフェルール部22と延長部24とが一体化された一体化部品51のみを示す。図6(a)は一体化部品51の断面図、図(b)は同平面図、図(c)は図6(b)のC−C断面図である。また、前記延長部24の上面にフェルール部22の光ファイバ穴22aに連続する例えばV溝あるいはU溝等の位置決め溝24aを有し、蓋25、26側には前記位置決め溝24aに対向する溝25aが形成されている。また、延長部24及び蓋26に被覆収容溝24c、26cが形成されている。前記延長部24はフェルール部22が一体固定されるフランジ状部24bを持つ。さらに、延長部24の位置決め溝24a内に、フェルール部22の光ファイバ穴22a内にあらかじめ内装固定した短尺の内蔵光ファイバ(裸ファイバ)27の光ファイバ穴22aから露出した部分27cを収容し、外部から導入される外部光ファイバ16の裸ファイバ16aを前記位置決め溝24a内に収容して前記内蔵光ファイバ27と対向させ、C形板バネ28のグリップ力で蓋部25、26を締め付けるように押さえ込んで、前記内蔵光ファイバ27と外部光ファイバ16とを接続する構造である。
そして、この実施例では前記位置決め溝24aの途中に前記光ファイバ接続用カプセル13を配置する。光ファイバ接続用カプセル13は、工場出荷前に予め図4のように内蔵光ファイバ27の端面位置に配置しておくとよい。
前記光コネクタ21の内蔵光ファイバ27に外部光ファイバ16(16a)を接続する場合、図5に示すように開閉部材である楔部材37を、メカニカルスプライス部23における延長部24と蓋25、26との境界部の側部に設けた楔挿入凹所29に押し込んで蓋25、26を延長部24に対して若干開いた状態とし、次いで外部光ファイバ16を挿入してその裸ファイバ16aを位置決め溝24a内に収容しかつ押し込んで、光ファイバ27、16aどうしを光ファイバ接続用カプセル13を介在させて適度の力で突き合わせると、光ファイバ接続用カプセル13の薄膜(カプセル13b)が壊されて、その内部の屈折率整合剤13aがファイバ端面間に充填され、続いて楔部材37を抜いてC形板バネ28のバネ力で延長部24と蓋25、26とを挟持すると、光ファイバ接続作業が完了する。図7は接続した状態の縦断面図、図8は同正面図である。
この場合、前記実施例と同様に、光ファイバ端面間に十分な量の屈折率整合剤13aが充填されて、接続損失の少ない光ファイバ接続が行われる。また、接続作業前に、屈折率整合剤が漏れたり滲んだりする問題が解消され、この点でも光学特性の向上が図られる。
なお、詳細は省略するが、この光コネクタ21のメカニカルスプライス部23は、通常、図5に2点鎖線で示すような円筒状のストップリング38内に収容される。
図9〜図12に第3実施例を示す。この実施例の光コネクタ31はいわゆるメカニカルスプライスである。すなわち位置決め溝32aを中央に形成した位置決め台32の上で接続される光ファイバの接続部近傍を押さえるための中央の蓋部33と、その両側で各光ファイバ41、42の被覆部41b、42bを押さえるための蓋部34とを備え、前記位置決め台32と蓋部33、34とを弾性的に挟持するC形板バネ35とを有する基本構造を持つ光コネクタである。
そして、この実施例では位置決め台32の位置決め溝32aの中央部(光ファイバ接続位置)に前述の光ファイバ接続用カプセル13が配置される。光ファイバ接続用カプセル13は、工場出荷前に予め図9のように位置決め溝32aの中央部に配置しておくとよい。
この光コネクタ31により光ファイバ41、42どうしを接続する場合、図11に示すように楔部材37を位置決め台32と蓋33、34との境界部の側部に設けた楔挿入凹所39に押し込んで蓋33、34を位置決め台32に対して若干開き、両側からそれぞれ光ファイバ41、42を挿入してそれぞれの裸ファイバ41a、42aを位置決め溝32a内に収容し、光ファイバ41、42どうしを光ファイバ接続用カプセル13を介在させて適度の力で突き合わせると、光ファイバ接続用カプセル13の薄膜(カプセル13b)が壊されて、その内部の屈折率整合剤13aがファイバ端面間に充填され、続いて楔部材37を抜いてC形板バネ35のバネ力で位置決め台32と蓋33、34とを挟持すると、光ファイバ接続作業が完了する。図12に接続した状態の縦断面図を示す。こうして、前記実施例と同様に、光ファイバ端面間に十分な量の屈折率整合剤13aが充填されて、接続損失の少ない光ファイバ接続が行われる。
図13、図14は実施例1の光コネクタ11あるいは実施例2の光コネクタ21が使用される箇所の一例を示す。この例は、例えば家屋の外壁や内部壁等に設置するアウトレット45内の光コネクタ装置46に内蔵させる場合である。この光コネクタ装置46は、プラグ挿入部47とハウジング本体部48と光ファイバ16を直角に屈曲させて固定する光ファイバ固定部49とからなり、前述の光コネクタ11(21)は、ハウジング本体部48とプラグ挿入部47とにまたがった態様で内蔵される。光ドロップケーブルあるいはインドアケーブルに取り付けたプラグをプラグ挿入部47内に挿入して、光コネクタ11(21)と付き合せ、光ファイバ接続を行う。
上述の実施例では単心用の光コネクタとして説明したが、多心光コネクタに適用することも可能である。いわゆるMTコネクタ(JIS C 5981のF12形多心光ファイバコネクタに相当)の光ファイバ穴内に本発明の光ファイバ接続用カプセルを配置して、組み立て性を向上させることができる。
また、図4〜図8の光コネクタ21や図9〜図12の光コネクタ31等のようなメカニカルスプライス部のある光コネクタにおいて位置決め溝24a、32aを複数設け、それぞれの位置決め溝に光ファイバ接続用カプセルを配置して、組み立て性を向上させることができる。
本発明の一実施例の光コネクタを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1における光ファイバ接続用カプセルの拡大断面図である。 図1の光コネクタの内蔵光ファイバに外部光ファイバを接続する要領を説明するもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)の光接続部の要部拡大図である。 本発明の他の実施例の光コネクタを示すもので、フェルール部とメカニカルスプライス部とが一体化した構造の光コネクタの要部を示す縦断面図である。 図4のB−B拡大断面図である。 図4の光コネクタの要部を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のC−C断面図である。 図4の光コネクタの光ファイバに外部光ファイバを接続した状態を示す図である。 図7の正面図である。 本発明のさらに他の実施例を示すもので、メカニカルスプライスである光コネクタの縦断面図である。 図9の平面図である。 図9のD−D拡大断面図である。 図9の光コネクタを用いて光ファイバどうしを接続した状態を示す縦断面図である。 図1〜図3の光コネクタ、あるいは図4〜図8の光コネクタの使用箇所の一例を説明するもので、それらの光コネクタを内蔵する例えばアウトレット用等の光コネクタ装置の斜視図である。 図13の正面図である。 従来の光コネクタを示すもので、(a)は一部切り欠き平面図、(b)は縦断面図である。
符号の説明
11、21、31 光コネクタ
12 内蔵光ファイバ(裸ファイバ)
12' コア
12” クラッド
13 光ファイバ接続用カプセル
13a 屈折率整合剤
13b カプセル(光透過性薄膜)
14 フェルール
14a 光ファイバ穴
14b 接続端面
15 フェルールホルダ
15a フランジ状部
15b 被覆部収容穴
16 外部光ファイバ
16a 光ファイバ(裸ファイバ)
16b 被覆部
21 光コネクタ
22 フェルール部
22a 光ファイバ穴
23 メカニカルスプライス部
24 延長部
24a 位置決め溝
24b フランジ部
25、26 蓋
25a 溝
27 内蔵光ファイバ
27c (内蔵光ファイバの)後方に露出した部分
28 C形板バネ
29 楔挿入凹所
31 光コネクタ
32 位置決め台
32a 位置決め溝
33、34 蓋
33a 溝
35 C形板バネ
37 楔部材
39 楔挿入凹所
41、42 光ファイバ
41a、42a 光ファイバ(裸ファイバ)
45 アウトレット
46 光コネクタ装置
47 プラグ挿入部
48 ハウジング本体部
49 光ファイバ固定部

Claims (7)

  1. 光透過性薄膜からなるカプセル内に屈折率整合剤を封入したことを特徴とする光ファイバ接続用カプセル。
  2. カプセル外形が球状又は円筒状をなすことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続用カプセル。
  3. カプセル径がファイバクラッド径より小さくコア径より大きいことを特徴とする請求項2記載の光ファイバ接続用カプセル。
  4. フェルールの光ファイバ穴に、予め接続端面から穴途中までの短尺の内蔵光ファイバが内装固定された光コネクタであって、
    前記光ファイバ穴内に請求項1又は3記載の光ファイバ接続用カプセルが配置されていることを特徴とする光コネクタ。
  5. フェルール部とこれに連続する延長部と前記延長部の上面に合体する蓋部とを有し、前記蓋部は少なくとも2分割されており、前記延長部の上側面には、フェルール部の光ファイバ穴に連続する位置決め溝を有し、この位置決め溝内に、フェルール部の光ファイバ穴に予め内装固定した短尺の内蔵光ファイバの光ファイバ穴から露出した部分を配置し、外側から導入される外部光ファイバを前記位置決め溝内に配置して前記内蔵光ファイバと対向させ、バネ部材の力を受ける蓋部で締め付けるように押さえ込んで、前記内蔵光ファイバと外部光ファイバとを接続する光コネクタであって、
    前記位置決め溝の途中に、請求項1〜3記載の光ファイバ接続用カプセルが配置されていることを特徴とする光コネクタ。
  6. 光ファイバ方向に沿った光ファイバの位置決め溝が少なくとも1本形成された位置決め台と、前記位置決め台上に配置されて前記位置決め溝内で位置決め接続される光ファイバを押さえ付けるための蓋と、前記位置決め台と蓋とを弾性的に挟持するバネとを有する光コネクタであって、
    前記位置決め溝の光ファイバ接続位置に、請求項1〜3記載の光ファイバ接続用カプセルが配置されていることを特徴とする光コネクタ。
  7. 光ファイバどうしを光ファイバ接続用カプセルを介して突き合わせることで、光ファイバ接続用カプセルの薄膜を壊してその内部の屈折率整合剤をファイバ端面間に充填したことを特徴とする請求項4〜6記載の光コネクタ。
JP2005223743A 2005-08-02 2005-08-02 光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ Pending JP2007041181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005223743A JP2007041181A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005223743A JP2007041181A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007041181A true JP2007041181A (ja) 2007-02-15

Family

ID=37799234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005223743A Pending JP2007041181A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007041181A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017926A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ端面構造、光ファイバ接続構造、光コネクタ及びメカニカルスプライス
US20150341111A1 (en) * 2014-05-21 2015-11-26 Hitachi Metals, Ltd. Communication light detector

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11271567A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Fujikura Ltd 光コネクタ
JP2001228366A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> メカニカルスプライスおよびその光ファイバ把持方法ならびに光ファイバ把持評価方法
WO2004063781A1 (en) * 2003-01-10 2004-07-29 Honeywell International Inc. Coupling a tapered optical element to an optical fiber

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11271567A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Fujikura Ltd 光コネクタ
JP2001228366A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> メカニカルスプライスおよびその光ファイバ把持方法ならびに光ファイバ把持評価方法
WO2004063781A1 (en) * 2003-01-10 2004-07-29 Honeywell International Inc. Coupling a tapered optical element to an optical fiber

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017926A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ端面構造、光ファイバ接続構造、光コネクタ及びメカニカルスプライス
US20150341111A1 (en) * 2014-05-21 2015-11-26 Hitachi Metals, Ltd. Communication light detector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8858090B2 (en) Ferrule holders with an integral lead-in tube employed in fiber optic connector assemblies, and related components, connectors, and methods
US7572064B2 (en) Optical fiber mechanical splice connector
JP4457111B2 (ja) 光コネクタ、及び光コネクタの組立方法
US7857525B2 (en) Optical connector
US20060177182A1 (en) Optical fiber connector component and optical fiber connector using the same
WO2012096246A1 (ja) 光コネクタ及びその組立方法
KR101114289B1 (ko) 현장 조립형 광커넥터
WO2004092795A1 (ja) 光コネクタおよび光コネクタ用ハウジング
JP2006276566A (ja) 光コネクタ
JP2008065315A (ja) 光コネクタ部品および光コネクタ
JP4660351B2 (ja) 光コネクタ
JP5164271B2 (ja) 光コネクタの接続確認方法および接続確認装置
US9164245B2 (en) Optical connector
KR100209346B1 (ko) 레일형 광섬유 접속장치
JP2005292429A (ja) 光ファイバ接続用開放部材、光ファイバ接続工具、光コネクタ、光ファイバ接続器および光ファイバの突き合わせ接続の確認方法
TWI579608B (zh) 光纖連接構造、光纖連接器
JP4637731B2 (ja) 光路変換素子
JP2007041180A (ja) 光コネクタ
JP2007041181A (ja) 光ファイバ接続用カプセル、及びこれを用いた光コネクタ
JP2009014681A (ja) 光ファイバの活線検出装置及び光成端箱
JP2005107309A (ja) 光コネクタおよび光コネクタの組立方法
JP7201276B2 (ja) 光ファイバベンディングを防止する現場組み立て型光コネクター
JP2007279216A (ja) 光クロージャ、光ケーブル分岐方式
TWI642982B (zh) 光纖接續構造體及光纖的接續方法
KR20100048952A (ko) 현장 조립형 광커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080528

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100402

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Effective date: 20101025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110517

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02