JP2007040619A - 浴室空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気空気の送風負荷が異なる環境下において、浴室内の被乾燥物の乾燥を効率良く行うことを可能とする浴室空調装置を提供する。
【解決手段】浴室空調装置1では、初期設定時に、設置環境におけるファン7の送風負荷が算出される。また乾燥運転モードにおいて、算出されたファン7の送風負荷に基づき、ファン7を回転駆動するファンモータ8及びダンパ11が最適に制御される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気と、循環風路14を介して浴室18内へ吹出される空気は、それぞれ所定の風量が確保される。よって湿気を含んだ浴室18内の空気の所定風量が屋外に排気され、ヒータ5により加熱された空気の所定風量が浴室18内の洗濯物に対して送風される。これにより設置環境におけるファン7の送風負荷によらず、浴室18内の洗濯物の乾燥を常に効率良く行うことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室の空調を行う浴室空調装置に関する。詳しくは、排気の際の送風手段の負荷を検出し、検出した負荷に応じて、送風手段の送風量及び排気口と吹出口への風路開度を調節することにより、設置環境によらず、排気口から屋外へ排気される空気と吹出口から浴室内へ送風される空気についてそれぞれ所定の風量を確保することを可能とするものである。
従来から、浴室内の空気を吸込み、吸込んだ空気の一部を屋外に排気し、残部を加熱して浴室内に送風することにより、浴室内に設置された被乾燥物の乾燥を行う浴室空調装置が提供されている。またこのような浴室空調装置には、一つのファンにより浴室内の空気の吸込みと、吸込んだ空気の屋外への排気及び浴室内への送風を行い、屋外に排気する空気と浴室内に送風する空気の風量の調整は、装置の内部に備えられたダンパにより行うものがある。
また上記とは別に、ダクト内の送風抵抗を基に送風機の出力及びダンパの開度を変更する空気調和機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示される空気調和機は、主ダクト及び枝ダクトを介して接続された複数の被空調室に対して分配して送風する送風機を備える。また特許文献1に開示される空気調和機は、各被空調室へ送風する風量を調節するダンパを各枝ダクトに備える。
特許文献1に開示される空気調和機は、各枝ダクトの通過風量、各ダンパの開度及びダクト系全体における圧力損失を基に各ダクト内の送風抵抗を算出し、算出した各ダクト内の送風抵抗を基に、送風機及び各ダンパを制御する。これにより、各被空調室に対する送風量の制御を適正に行うものである。
特開平7―63404号公報
しかし、上述した従来の浴室内の被乾燥物の乾燥を行う浴室空調装置においては、次のような問題がある。従来の浴室空調装置においては、被乾燥物の乾燥を行う際、屋外に排気する空気と浴室内に送風する空気の風量調整を行うダンパは、設置環境によらず常に同一の開度に設定される。このダンパの開度は、一般的に、浴室空調装置の標準的な設置環境において、屋外へ空気を排気する際のファンの送風負荷に基づいて決定されている。
しかし、実際に浴室空調装置が設置される環境においては、浴室空調装置から屋外までの排気ダクトの長さの違い等から、屋外へ空気を排気する際のファンの送風負荷が異なる。このため、ダンパの開度を常に同一とした場合、屋外に排気する空気又は浴室内に送風する空気の風量が適正量とならなくなってしまう。
この結果、湿気を含んだ空気が屋外へ排気される量が少なくなる、又は浴室内へ送風される温風の量が少なくなることから、被乾燥物の乾燥を効率良く行うことができない問題がある。
また、特許文献1に開示されている空気調和機は、主ダクト及び枝ダクトを介して接続された複数の被空調室に対する送風量の制御を行うための構成である。このため、特許文献1に開示されている空気調和機は、浴室内の空気を吸込み、吸込んだ空気の一部を屋外に排気し、残部を加熱して浴室内に送風することにより、浴室内に設置された被乾燥物の乾燥を行う浴室空調装置には適用することはできない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、排気の際の送風手段の負荷が異なる環境下において、浴室内に設置された被乾燥物の乾燥を効率良く行うことを可能とする浴室空調装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る浴室空調装置は、空気を吸込むための吸込口と、吸込んだ空気を屋外へ排気するための排気口と、吸込んだ空気を浴室内へ送風するための吹出口と、吸込口から空気を吸込み、吸込んだ空気を排気口及び吹出口へ向けて送風する送風手段と、送風手段から排気口への風路の開度と送風手段から吹出口への風路の開度を調節し、送風手段から排気口へ向けて送風される空気の量及び、送風手段から吹出口へ向けて送風される空気の量を調節する風路調節手段と、吹出口から浴室内へ送風される空気を加熱する加熱手段と、排気口から空気を排気する際の、送風手段の負荷を検出する送風負荷検出手段と、送風負荷検出手段により検出した送風手段の負荷に基づき、風路調節手段の風路の開度を制御する制御手段を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る浴室空調装置では、以下のように浴室内の空気の排気及び送風が行われる。まず、送風負荷検出手段により、排気口から空気を排気する際の送風手段の負荷が検出される。
その後、検出された送風手段の負荷に基づき、制御手段により風路調節手段が制御され、送風手段から排気口へ向けて送風される空気の量及び、送風手段から吹出口へ向けて送風される空気の量が一定の比率になるように、送風手段から排気口への風路の開度と送風手段から吹出口への風路の開度がそれぞれ調節される。
これにより、浴室空調装置を運転すると、送風手段により吸込口から浴室内の空気が吸込まれる。吸込まれた空気は、風路調節手段により調節された風路を介して、一部は排気口から屋外へ排気され、残部は加熱手段により暖められて吹出口から浴室内へ送風される。
この時、送風手段の負荷に基づき、送風手段から排気口への風路の開度と送風手段から吹出口への風路の開度が調節されることから、排気口から屋外へ排気される空気と吹出口から浴室内へ送風される空気は、それぞれ所定の風量が確保される。
本発明の浴室空調装置によれば、送風手段の負荷に基づいて、送風手段から排気口への風路の開度と送風手段から吹出口への風路の開度が調節されることから、設置環境における排気の際の送風手段の負荷によらず、排気口から屋外へ排気される空気と吹出口から浴室内へ送風される空気は、それぞれ所定の風量を確保することができる。
よって、例えば被乾燥物が浴室内に設置された場合、設置環境における排気の際の送風手段の負荷によらず、湿気を含んだ浴室内の空気の所定風量が屋外に排気され、加熱手段により加熱された空気の所定風量が浴室内の被乾燥物に対して送風される。
これにより、設置環境における排気の際の送風手段の負荷によらず、浴室内に設置された被乾燥物の乾燥を常に効率良く行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の浴室空調装置の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の浴室空調装置の構成例>
図1及び図2は、本実施の形態の浴室空調装置1の一例を示す説明図である。図1は浴室空調装置1の構成を示す断面図であり、図2は浴室空調装置1の分解斜視図である。
本実施の形態の浴室空調装置1は、例えば次に示すような構成となる。図1及び図2に示すように、本実施の形態の浴室空調装置1は、本体ケース2、ファンユニット3,風路変更部4,ヒータ5及びフロントパネル6を備えて構成される。更に浴室空調装置1は制御機能部として、図1及び図2には図示しない、操作部25、ファン回転数検出部26、制御テーブル記憶部27及び制御・演算部24を備える。
ファンユニット3は、回転駆動される多翼のファン7と、ファン7を回転駆動するファンモータ8を備える。また、ファンモータ8が取り付けられると共に、風路を形成するファンケース9を、ファンユニット3は備える。ファンユニット3は送風手段の一例である。
ファンユニット3においてはファン7が鉛直向きに配置される。ファンケース9は、ファン7の軸方向に沿った下面が開口して吸込口10が形成され、ファン7の軸方向に沿った一の側面が開口して、風路変更部4を備える。
風路変更部4は、風路を調節するダンパ11を備える。ダンパ11は後述するダンパモータの駆動力がカム11aを介して伝達され、軸11bを支点に回転して開閉動作を行う。ファンケース9は風路変更部4と連通して下面に吹出口12を備えると共に、風路変更部4と連通して一の側面に排気口13を備える。ダンパ11の位置により、吸込口10から吹出口12へ連通する風路、吸込口10から排気口13へ連通する風路が形成される。風路変更部4は風路調節手段の一例である。
図1はダンパ11を全閉にした状態を示す。ダンパ11を全閉にすると、排気口13への風路が遮断され、吸込口10から吹出口12へ連通した循環風路14が形成される。図1に示すようにダンパ11が全閉となる位置をダンパ11の循環位置と称す。
図3はダンパ11を全開にした状態を示す。ダンパ11を全開にすると、吹出口12への風路が遮断され、吸込口10から排気口13へ連通した換気風路15が形成される。ダンパ11が全開となる位置をダンパ11の換気位置と称す。
図4はダンパ11を循環位置と換気位置の中間位置にした状態を示す。ダンパ11を循環位置と換気位置の中間位置にすると、吸込口10から吹出口12へ連通した循環風路14と、吸込口10から排気口13へ連通した換気風路15の双方が形成される。この中間位置をダンパ11の循環換気位置と称す。
図1に示すように、ヒータ5は上述した吹出口12に備えられる。ヒータ5としては、例えばPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータが利用可能である。ヒータ5は加熱手段の一例である。
図2に示すように、本体ケース2は下面が開口しており、ファンユニット3の吸込口10と吹出口12が露出した状態となる。また本体ケース2の下面開口部には、フロントパネル6が着脱自在に取り付けられる。フロントパネル6は、ファンユニット3の吸込口10と対向して吸込口6bを備えると共に、ファンユニット3の吹出口12と対向して吹出口6aを備える。またフロントパネル6は、吸込口6bの裏側にフィルタ16が交換可能に取り付けられる。
図1に示すように、ダンパ11を循環位置にし、ファン7、ヒータ5及びルーバ17を動作させることにより、次のように、浴室空調装置1の内部及び外部に空気の流れを生じさせる。ファンモータ8によりファン7を駆動すると、ファン7は、吸込口10から浴室空調装置1外部の空気を吸込む。ファン7は吸込んだ空気を、循環風路14を通じて吹出口12から浴室空調装置1の外部に吹出す。
またヒータ5は、ファン7により浴室空調装置1の外部に吹出される空気を、循環風路14の途中で温める。
図3に示すように、ダンパ11を換気位置にし、ファン7を動作させることにより、次のように、浴室空調装置1の内部及び外部に空気の流れを生じさせる。ファンモータ8によりファン7を駆動すると、ファン7は、吸込口10から浴室空調装置1外部の空気を吸込む。ファン7は吸込んだ空気を、換気風路15を通じて排気口13から浴室空調装置1の外部に吹出す。
図4に示すように、ダンパ11を循環換気位置にし、ファン7、ヒータ5及びルーバ17を動作させることにより、次のように、浴室空調装置1の内部及び外部に空気の流れを生じさせる。ファンモータ8によりファン7を駆動すると、ファン7は、吸込口10から浴室空調装置1外部の空気を吸込む。ファン7は吸込んだ空気の一部を、換気風路15を通じて排気口13から浴室空調装置1の外部に吹出す。
更に、ファン7は吸込んだ空気の残部を、循環風路14を通じて吹出口12から浴室空調装置1の外部に吹出す。またヒータ5は、ファン7により浴室空調装置1の外部に吹出される空気を、循環風路14の途中で温める。
次に、図5を用いて本実施の形態の浴室空調装置1の設置例について説明する。図5は、洗面所17に隣接した浴室18に浴室空調装置1が設置された状態を示している。
浴室空調装置1は浴室18の天井に設置される。浴室18の天井パネルには、図1等で説明した浴室空調装置1の本体ケース2が入る開口部が形成され、浴室空調装置1は、フロントパネル6が露出するようにして、天井裏から吊り下げる形態、あるいは天井パネルに固定する形態等で取り付けられる。
浴室18の天井に取り付けられた浴室空調装置1では、図1に示す排気口13に取り付けられた排気ダクト接続部19に排気ダクト20が接続される。排気ダクト20は、図示しない建物の外壁に取り付けた排気グリル21に接続される。これにより、浴室空調装置1で吸込んだ浴室18内の空気を、排気ダクト20を介して外に排気できる構成となっている。
浴室空調装置1は、洗濯物等を乾燥させる機能を備えるので、浴室18には洗濯物等を掛けるランドリパイプ22を備える。ここで、浴室空調装置1の図2等に示す吹出口12から吹出す空気が、浴槽18aから出て洗い場18bに居る入浴者に直接当たると、寒さを感じることがある。このため、吹出し方向がランドリパイプ22側に向くように設定される。
例えば、吹出グリルを取り付ける向きで吹出し方向が調整できる構成では、浴室空調装置1の設置位置に応じて自在に吹出し方向が調整可能であり、ランドリパイプ22側に向くように吹出し方向が設定可能である。
浴室18の入口には浴室ドア23を備える。浴室ドア23は空気取入口(ガラリ)23aを備え、洗面所17等の空気を浴室18内に取り込めるようになっている。
図1等で説明した浴室空調装置1は、浴室18内の空気を吸込み、吸込んだ空気の一部を排気口13を介して屋外に排気する構成とした。しかし、洗面所17等の他室の空気を吸込むための吸込み口を本体ケース2に設け、浴室18内の空気に加え、他室の空気を吸込み、吸込んだ空気を排気口13を介して屋外へ排気する構成としても良い。
<本実施の形態の浴室空調装置の制御機能部構成例>
図6は浴室空調装置1の制御機能部の一例を示すブロック図である。浴室空調装置1の制御機能部においては、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等で構成される制御・演算部24に、操作部25、ファン回転数検出部26及び制御テーブル記憶部27が接続される。更に制御・演算部24には、図1等で説明したファン7を駆動するファンモータ8と、ダンパ11を駆動するダンパモータ35と、ヒータ5等が接続される。
操作部25は、例えば浴室空調装置1本体と独立したリモートコントロール装置で、図5に示すように、洗面所17の壁面等に取り付けられる。
図7は操作部25の一例を示す構成図である。操作部25は表示部39と、各種操作ボタン等を備える。操作ボタンとしては、例えば、浴室空調装置1の電源ON・OFFを行う電源ボタン38、暖房運転モードを選択する暖房モードボタン28と、涼風運転モードを選択する涼風モードボタン29と、換気運転モードを選択する換気モードボタン30と、乾燥運転モードを選択する乾燥モードボタン31を備える。
また、選択した運転モードを利用者が確認できるように、例えば各ボタンに対応してランプ32を備え、選択された運転モードのボタンに対応するランプ32が点灯するようにしても良い。更に、タイマボタン33を備えて、設定した時間に所望の運転モードが実行できるようになっている。
また操作部25は初期設定ボタン34を備える。初期設定ボタン34を操作することにより、後述するように排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷の算出が、制御・演算部24により行われる。
図6に示すファン回転数検出部26は、ファンモータ8の回転数を検出し、検出結果を制御・演算部24に対して出力する。ファン回転数検出部26は回転数検出手段の一例である。
制御テーブル記憶部27には、後述する、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷に対応した、ファンモータ8及びダンパ11の最適な制御情報を有する制御テーブルが記憶されている。
また制御テーブルとして、ファン7の送風負荷に対応した乾燥運転モード時のファンモータ8及びダンパ11の制御情報を有する制御テーブルAと、ファン7の送風負荷に対応した換気運転モード時のファンモータ8の制御情報を有する制御テーブルBが記憶されている。
この制御テーブルA及び制御テーブルB内のファンモータ8及びダンパ11の最適な制御情報は、予め実験等により求められたものである。ファン7の送風負荷が大きい場合、ファンモータ8に印加される電圧(デューティ)を大きくし、換気風路15を大きく確保するようにダンパ11を制御する乾燥運転モード時の制御情報が、制御テーブルAには記憶される。また、ファン7の送風負荷が大きい場合、ファンモータ8に印加される電圧を大きくする換気運転モード時の制御情報が、制御テーブルBには記憶される。
ファンモータ8において印加する電圧とは、直流(DC)モータのPWM(パルス幅変調)制御信号のデューティも含むものである。また、ファンモータ8は直流(DC)モータであっても、交流(AC)モータであっても良い。
制御・演算部24は、ファン回転数検出部26よりファンモータ8の回転数の情報が入力される。制御・演算部24は入力されたファンモータ8の回転数の情報に基づき、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷を算出する。この排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷の算出方法については後述する。ファン回転数検出部26及び制御・演算部24は、送風負荷検出手段の一例である。
また制御・演算部24は、制御テーブル記憶部27より、制御テーブルA及び制御テーブルBが入力される。制御・演算部24は、算出した排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷の情報と、制御テーブルAの情報に基づき、乾燥運転モード時のファンモータ8及びダンパ11の制御情報を算出する。また、制御・演算部24は、算出した排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷の情報と、制御テーブルBの情報に基づき、換気運転モード時のファンモータ8の制御情報を算出する。
制御・演算部24は、入浴者等の利用者の操作部25の操作に応じて、前述した暖房運転モード、換気運転モード、涼風運転モード及び乾燥運転モードを実行する。制御・演算部30は、選択された運転モードを実行するプログラムに従いファンモータ8、ダンパモータ35及びヒータ5等を制御する。制御・演算部24は制御手段の一例である。
<ファン送風負荷算出方法例>
次に、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷の算出方法について説明する。図8はファン7の送風負荷を算出する制御プログラムのフローチャートの例を示す説明図であり、図9はファン7の送風負荷の算出方法の説明図である。この制御プログラムは施工時等の電源投入時、又は初期設定ボタン34が押された場合に実行されるようになっている。
浴室空調装置1においては、例えば次に示す方法にて排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷が算出される。図7に示す操作部25の初期設定ボタン34が操作されると、図8に示すファン7の送風負荷を算出する制御プログラムが、制御・演算部24により実行される。
ファン7の送風負荷を算出する制御プログラムが実行されると、まず図3に示すように、ダンパ11の位置が換気位置になるように制御・演算部24によりダンパモータ35が制御される(ステップSA1)。これにより、循環風路14は形成されず、換気風路15のみが形成された状態とする。
その後、ファンモータ8に所定の電圧を印加しファン7を回転駆動させる(ステップSA2)。図9はファンモータ8に前述した所定の電圧を印加した際のファン7の特性を示す説明図である。
図9においては、ファン7のファン回転数Nとファン7から送風される風量Qの間の特性を示すN−Q特性36と、ファン7の入力側と出力側の圧力損失Pとファン7から送風される風量Qの間の特性を示すP−Q特性37を示している。このN−Q特性36とP−Q特性37は、それぞれファン7及びファンモータ8の種類、及びファンモータ8に印加される電圧により決定される特性である。
図8のS2においてファンモータ8に印加される所定の電圧と、この所定の電圧におけるファン7及びファンモータ8のN−Q特性36及びP−Q特性37の情報は、図示しないメモリ等に予め記憶されている。
ファンモータ8に所定の電圧を印加しファン7を回転駆動させた後、ファン回転数検出部26によりファン7の回転数が検出される(ステップSA3)。
ファン7の回転数の検出後、N−Q特性よりファン7から送風される風量Qを算出する(ステップSA4)。検出されたファン7の回転数が、例えば、図9に示すようにNaである場合、予め記憶されているN−Q特性36から、ファン7から送風される風量Qaが算出される。
ファン7から送風される風量Qの算出後、P−Q特性よりファン7の入力側と出力側の圧力損失Pを算出する(ステップSA5)。算出されたファン7から送風される風量が上述したようにQaである場合、図9に示すように、予め記憶されているP−Q特性37から、ファン7の入力側と出力側の圧力損失Paが算出される。
算出されたファン7の入力側と出力側の圧力損失Pにより、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷を決定し、この決定されたファン7の送風負荷の情報を図示しないメモリ等に記憶する(ステップSA6)。
排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷は、図5に示す排気ダクト20の長さ、浴室ドア23の空気取入口23aの開口の大きさ等といった、浴室空調装置1の設置されている環境によって決まる。排気ダクト20が長い、又は、浴室ドア23の空気取入口23aの開口が小さいといった場合に、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷は大きな値となる。
図6から図9等を用いて説明した例では、所定の電圧をファンモータ8に印加し、その際のファン7の回転数を検出し、検出したファン7の回転数、N−Q特性36及びP−Q特性37を用いてファン7の送風負荷を算出する構成とした。
しかし、浴室空調装置1が圧力センサ等の圧力検出手段を備え、この圧力検出手段によりファン7の入力側と出力側の圧力損失Pを検出し、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷を決定する構成としても良い。
また、浴室空調装置1が、風量センサや風速センサ等の風量検出手段を備え、この風量検出手段によりファン7から送風される風量Qを検出し、P−Q特性37を用いてファン7の入力側と出力側の圧力損失Pを算出し、排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷を決定する構成としても良い。
更に、浴室空調装置1が設置される環境における排気口13から空気を排気する際のファン7の送風負荷が、予めわかっている場合は、ファン7の送風負荷の値を、例えば操作部25に備えられた入力手段等により、手動で入力するとしても良い。この制御プログラムは各運転モードの切換え時に行うようにしても良く、また時間により間欠的に行うか、常時行うようにしても良い。
<乾燥運転モードの動作例>
次に、浴室空調装置1における乾燥運転モードの動作例について説明する。図10は乾燥運転モード時の制御プログラムのフローチャートの例を示す説明図である。
操作部25の乾燥モードボタン31が押されると、図10に示す乾燥運転モード時の制御プログラムが、制御・演算部24により実行される。乾燥運転モード時の制御プログラムが実行されると、まず制御・演算部24は制御テーブル記憶部27に記憶されている制御テーブルAを読み込む(ステップSB1)。
その後、図8等で説明した方法により算出したファン7の送風負荷の情報と制御テーブルAの情報を基に、ファンモータ8及びダンパ11の制御情報を算出する(ステップSB2)。
その後算出したファンモータ8及びダンパ11の制御情報を基に、図4に示すように、制御・演算部24は、ファンモータ8及びダンパ11を制御する(ステップSB3)。この時ダンパ11の位置は循環換気位置となる。また乾燥運転モードでは、制御・演算部30はヒータ5をオンにする。
ファンモータ8によりファン7が回転駆動されると、フロントパネル6の吸込口6bを介してファンユニット3の吸込口10から浴室24の空気が吸込まれる。ダンパ11の位置が循環換気位置であると、ファンユニット3において吸込口10から吹出口12への循環風路14と、吸込口10から排気口13への換気風路15の双方が形成される。このため、吸込口10から吸込まれた空気の一部は、換気風路15及び排気口13を通り、更に、図6に示す排気ダクト20を通って排気グリル21から屋外へ排気される。
また、浴室24内の空気を屋外に排気することで、浴室ドア23に設けた空気取入口23aから、洗面所23等の空気が吸込まれる。
また、吸込口10から吸込まれた空気の一部は、循環風路14を通り吹出口12からフロントパネル6の吹出口6aを介して浴室24内に吹出される。そして、ヒータ5がオンされてヒータ5が加熱されることで、循環風路14を通る空気が温められて吹出口12から温風が吹出す。吹出した温風はランドリパイプ22に掛けられた洗濯物に対して送風される。
更に、浴室24内の空気の一部は屋外に排気され、空気取入口23aから洗面所23等の空気を取り込むことで、浴室24内の換気が行われるので、湿気等を排出して、洗濯物の乾燥を促進することができる。
本実施の形態の浴室空調装置1では、乾燥運転モードにおいて、算出されたファン7の送風負荷に基づき、ファン7を回転駆動するファンモータ8、及び、ダンパ11が最適に制御される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気と、循環風路14を介して浴室18内へ吹出される空気は、それぞれ所定の風量が確保される。
よって、湿気を含んだ浴室18内の空気の所定風量が屋外に排気される。また、ヒータ5により加熱された空気の所定風量が浴室18内の洗濯物に対して送風される。
これにより、浴室空調装置1の設置環境におけるファン7の送風負荷によらず、浴室18内に設置された洗濯物の乾燥を常に効率良く行うことが可能となる。
また、上述した制御テーブルAの情報に基づき、ファンモータ8及びダンパ11は次のように制御される。算出されたファン7の送風負荷が大きい場合、ファンモータ8には大きい電圧が印加され、ファン7が高速で回転し、ファン7から多くの空気が送風される。また算出されたファン7の送風負荷が大きい場合、換気風路15に多くの空気が流れるように換気風路15を大きくし、循環風路14を小さくするようにダンパ11は制御される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気と、循環風路14を介して浴室18内へ吹出される空気は、それぞれ所定の風量が確保される。
また、算出されたファン7の送風負荷が小さい場合、ファンモータ8には小さい電圧が印加され、ファン7が低速で回転し、ファン7から少ない空気が送風される。また算出されたファン7の送風負荷が小さい場合、循環風路14に多くの空気が流れるように循環風路14を大きくし、換気風路15を小さくするようにダンパ11は制御される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気と、循環風路14を介して浴室18内へ吹出される空気は、それぞれ所定の風量が確保される。
<換気運転モードの動作例>
次に、浴室空調装置1における換気運転モードの動作例について説明する。図11は換気運転モード時の制御プログラムのフローチャートの例を示す説明図である。
操作部25の換気モードボタン30が押されると、図11に示す換気運転モード時の制御プログラムが、制御・演算部24により実行される。換気運転モード時の制御プログラムが実行されると、まず制御・演算部24は制御テーブル記憶部27に記憶されている制御テーブルBを読み込む(ステップSC1)。
その後、図8等で説明した方法により算出したファン7の送風負荷の情報と制御テーブルBの情報を基に、ファンモータ8の制御情報を算出する(ステップSC2)。
その後、算出したファンモータ8の制御情報を基に、制御・演算部24は、ファンモータ8を制御する(ステップSC3)。また換気運転モードでは、制御・演算部30は、ダンパ11の位置が図3に示す換気位置となるように、ダンパモータ35を制御する。
ファンモータ8によりファン7が回転駆動されると、フロントパネル6の吸込口6bを介してファンユニット3の吸込口10から浴室24の空気が吸込まれる。ダンパ11の位置が換気位置であると、ファンユニット3において吸込口10から排気口13への換気風路15が形成されるので、吸込口10から吸込まれた空気は、換気風路15及び排気口13を通り、更に、図6に示す排気ダクト20を通って排気グリル21から屋外へ排気される。
また、浴室24内の空気を屋外に排気することで、浴室ドア23に設けた空気取入口23aから、洗面所23等の空気が吸込まれる。
これにより、換気運転モードを実行することで、浴室24内の湯気や湿気を排出して結露等を抑制し、カビの発生を抑えることができる。
本実施の形態の浴室空調装置1では、換気運転モードにおいて、算出されたファン7の送風負荷に基づき、ファン7を回転駆動するファンモータ8が最適に制御される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気は、所定の風量が確保される。
これにより、浴室24内の湯気や湿気を排出することによる、浴室18内の結露、カビの発生等の抑制を効率良く行うことができる。
また、上述した制御テーブルAの情報に基づき、ファンモータ8は次のように制御される。算出されたファン7の送風負荷が大きい場合、ファンモータ8には大きい電圧が印加され、ファン7が高速で回転し、ファン7から多くの空気が送風される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気は所定の風量が確保される。
また、算出されたファン7の送風負荷が小さい場合、ファンモータ8には小さい電圧が印加され、ファン7が低速で回転し、ファン7から少ない空気が送風される。これにより換気風路15を介して排気口13から屋外へ排気される空気は所定の風量が確保される。
<暖房運転モードの動作例>
次に、浴室空調装置1における暖房運転モードの動作例について説明する。図7で説明した制御・演算部30は、操作部25の暖房モードボタン28が押されると、暖房運転モードを実行する。暖房運転モードでは、図1に示すように、ダンパ11の位置が浴室24内の空気を循環させる循環位置となるように、制御・演算部30はダンパモータ35を制御する。更に暖房運転モードでは、制御・演算部30はヒータ5をオンにする。
ファンモータ8によりファン7が回転駆動されると、フロントパネル6の吸込口6bを介してファンユニット3の吸込口10から浴室24の空気が吸込まれる。ダンパ11の位置が循環位置であると、ファンユニット3において吸込口10から吹出口12への循環風路14が形成される。このため、吸込口10から吸込まれた空気は、循環風路14を通り吹出口12からフロントパネル6の吹出口6aを介して浴室24内に吹出される。そして、ヒータ5がオンされてヒータ5が加熱されることで、循環風路14を通る空気が温められて吹出口12から温風が吹出す。
これにより暖房運転モードにおいては、浴室24内の空気を循環させながら浴室24内を暖房し、洗い場24bの温度を上げることができる。
<涼風運転モードの動作例>
次に、浴室空調装置1における涼風運転モードの動作例について説明する。図7で説明した制御・演算部30は、操作部25の涼風モードボタン29が押されると、涼風運転モードを実行する。涼風運転モードでは、図4に示すように、ダンパ11の位置が浴室24内の空気を循環させながら換気を行う循環換気位置となるように、制御・演算部30はダンパモータ35を制御する。
ファンモータ8によりファン7が回転駆動されると、フロントパネル6の吸込口6bを介してファンユニット3の吸込口10から浴室24の空気が吸込まれる。ダンパ11の位置が循環換気位置であると、ファンユニット3において吸込口10から吹出口12への循環風路14と、吸込口10から排気口13への換気風路15の双方が形成される。このため、吸込口10から吸込まれた空気の一部は、換気風路15及び排気口13を通り、更に、図6に示す排気ダクト20を通って排気グリル21から屋外へ排気される。
また、浴室24内の空気を屋外に排気することで、浴室ドア23に設けた空気取入口23aから、洗面所23等の空気が吸込まれる。
また、吸込口10から吸込まれた空気の一部は、循環風路14を通り吹出口12からフロントパネル6の吹出口6aを介して浴室24内に吹出される。
これにより、涼風運転モードを実行することで、浴室24内の空気を循環及び換気させながら、浴室24内の温度に応じた涼風が吹出され、浴室空調装置1を夏場等に扇風機として使用することができる。
なお、涼風運転モードのダンパ11の位置は、図1に示す循環位置としても良い。
本発明は、浴室の空調を行う浴室空調装置に適用される。
本実施の形態の浴室空調装置を示す説明図である。 本実施の形態の浴室空調装置の分解斜視図である。 本実施の形態の浴室空調装置を示す説明図である。 本実施の形態の浴室空調装置を示す説明図である。 本実施の形態の浴室空調装置の設置例を示す説明図である。 本実施の形態の浴室空調装置の制御機能例を示す説明図である。 本実施の形態の浴室空調装置の操作部の例を示す説明図である。 ファンの送風負荷算出時の制御プログラムフローチャート例である。 ファンの送風負荷算出方法の説明図である。 乾燥運転モード時の制御プログラムのフローチャート例である。 換気運転モード時の制御プログラムのフローチャート例である。
符号の説明
1・・・浴室空調装置、2・・・本体ケース、3・・・ファンユニット、4・・・風路変更部、5・・・ヒータ、6・・・フロントパネル、6a・・・吹出口、6b・・・吸込口、7・・・ファン、8・・・ファンモータ、9・・・ファンケース、10・・・吸込口、11・・・ダンパ、11a・・・カム、11b・・・軸、12・・・吹出口、13・・・排気口、14・・・循環風路、15・・・換気風路、16・・・フィルタ、17・・・洗面所、18・・・浴室、18a・・・浴槽、18b・・・洗い場、19・・・排気ダクト接続部、20・・・排気ダクト、21・・・排気グリル、22・・・ランドリパイプ、23・・・浴室ドア、23a・・・空気取入口、24・・・制御・演算部、25・・・操作部、26・・・ファン回転数検出部、27・・・制御テーブル記憶部、28暖房モードボタン、29・・・涼風モードボタン、30・・・換気モードボタン、31・・・乾燥モードボタン、32・・・ランプ、33・・・タイマボタン、34・・・初期設定ボタン、35・・・ダンパモータ、36・・・N−Q特性、37・・・P−Q特性、38・・・電源ボタン、39・・・表示部

Claims (7)

  1. 空気を吸込むための吸込口と、
    吸込んだ空気を屋外へ排気するための排気口と、
    吸込んだ空気を浴室内へ送風するための吹出口と、
    前記吸込口から空気を吸込み、吸込んだ空気を前記排気口及び前記吹出口へ向けて送風する送風手段と、
    前記送風手段から前記排気口への風路の開度と前記送風手段から前記吹出口への風路の開度を調節し、前記送風手段から前記排気口へ向けて送風される空気の量及び、前記送風手段から前記吹出口へ向けて送風される空気の量を調節する風路調節手段と、
    前記吹出口から浴室内へ送風される空気を加熱する加熱手段と、
    前記排気口から空気を排気する際の、前記送風手段の負荷を検出する送風負荷検出手段と、
    前記送風負荷検出手段により検出した前記送風手段の負荷に基づき、前記風路調節手段の風路の開度を制御する制御手段を備える
    ことを特徴とする浴室空調装置。
  2. 前記送風手段により空気を吸込み、吸込んだ空気の一部を前記排気口から屋外へ排気し、吸込んだ空気の残部を前記加熱手段により加熱して前記吹出口から浴室内へ送風する乾燥運転モードにおいて、屋外への排気空気と浴室内への送風空気について所定の風量が得られるように、前記送風負荷検出手段により検出された前記送風手段の負荷に基づき、前記風路調節手段の風路の開度を、前記制御手段により制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の浴室空調装置。
  3. 前記送風負荷検出手段により検出した前記送風手段の負荷に基づき、前記送風手段の送風量を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の浴室空調装置。
  4. 前記風路調節手段により前記送風手段から前記吹出口への風路を遮断し、前記送風手段から前記排気口への風路を形成し、前記送風手段により浴室内の空気を吸込み、吸込んだ空気を前記排気口から屋外へ排気する換気運転モードにおいて、屋外への排気空気について所定の風量が得られるように、前記送風負荷検出手段により検出された前記送風手段の負荷に基づき、前記送風手段の送風量を前記制御手段により制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の浴室空調装置。
  5. 前記送風手段はファン及び前記ファンを回転駆動させるファンモータを備え、
    前記送風負荷検出手段は前記ファンの回転数を検出する回転数検出手段を備え、前記風路調節手段により前記送風手段から前記吹出口への風路が遮断され且つ前記ファンモータが所定の状態において前記回転数検出手段により検出された前記ファンの回転数の情報に基づき、前記排気口から空気を排気する際の、前記送風手段の負荷を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の浴室空調装置。
  6. 前記送風手段はファン及び前記ファンを回転駆動させるファンモータを備え、
    前記送風負荷検出手段は、前記ファンの圧力損失を検出する圧力検出手段を備え、前記風路調節手段により前記送風手段から前記吹出口への風路が遮断され且つ前記ファンモータが所定の状態において前記圧力検出手段により検出された前記ファンの圧力損失に基づき、前記排気口から空気を排気する際の、前記送風手段の負荷を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の浴室空調装置。
  7. 前記送風手段はファン及び前記ファンを回転駆動させるファンモータを備え、
    前記送風負荷検出手段は、前記ファンから送風される空気の風量を検出する風量検出手段を備え、前記風路調節手段により前記送風手段から前記吹出口への風路が遮断され且つ前記ファンモータが所定の状態において前記風量検出手段により検出された前記ファンから送風される空気の風量に基づき、前記排気口から空気を排気する際の、前記送風手段の負荷を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の浴室空調装置。
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