JP2007040509A - 管渠布設用吊り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 吊りワイヤーを堅締着する事なく懸吊できるため、吊りワイヤーの、ネジレ、ホツレ、折れ曲がり、キンク等の損傷が少なく耐用寿命が長くなり、施工上も安全性を向上することが出来る管渠布設用吊り具の提供。
【解決手段】 カタカナの、ムの字構造を持つ吊り具本体の、偏移湾曲した胴体1の中を挿通したワイヤー8が吊具胴体1と一体化した右底版6の下の管横腹を通って管体9を巻装しながら反対側に廻り右底版6と蝶着されて連設された左底版7に付着した安全フック5に係着させられて懸吊する事により、吊りワイヤー8の吊り上げ部分を中心線上に合わせて容易に、中心位置及び管の基準高を測定し、施工を完了させる事が出来るものである。
【選択図】 図3
【解決手段】 カタカナの、ムの字構造を持つ吊り具本体の、偏移湾曲した胴体1の中を挿通したワイヤー8が吊具胴体1と一体化した右底版6の下の管横腹を通って管体9を巻装しながら反対側に廻り右底版6と蝶着されて連設された左底版7に付着した安全フック5に係着させられて懸吊する事により、吊りワイヤー8の吊り上げ部分を中心線上に合わせて容易に、中心位置及び管の基準高を測定し、施工を完了させる事が出来るものである。
【選択図】 図3
Description
本発明は、鉄管、鋳鉄管、コンクリート管、塩ビ管等の比較的、大径管で重量の大きい管類の懸吊施工に於いて整準用の中心水糸に触れる事なく、また、吊りワイヤー等が堅締着して、ワイヤーのキンク、擦り切れ等を起こす事なく安全で容易に作業する事が出来るようにした吊り具である。
従来、管布設工事に於いて、測定基準用の水糸を遺方丁張間に伸張して、高さと、中心位置を測定して布設を行なうのが一般的であったが、吊りワイヤーを巻着して施工するため、中心に懸吊して伸張してある水糸と重合するので、何度も管類を吊り上げ吊降しを行なって吊りワイヤーを偏移させたり水糸を何度も張り直しを行なって測定せざるを得なかった。又、従来ある技術の中では、位置決め具等は存在するが、吊り下げたままの施工は不可能であり、測定用基準水糸を伸張したまま、施工できる本発明は土木工事に従事している者が、待ち望んだ技術である。
(例えば実用新案文献1参照)
(例えば実用新案文献1参照)
「公開実用新案公報(U)昭63−4480」
以上に述べた従来の技術では、整準用水糸を伸張したままの施工は不可であり、又、レーザー等を使用する測定器はあるが、吊具では無く、又、測定器としても高価で一般業者には普及されていない。
従来、吊りワイヤーを巻着して施工するため、ワイヤーのネジレ、ホツレ、キンク、擦り切れ等を生じて、ワイヤーの寿命を短くし尚且つ安全性の面からも改良が求められていた。
吊りワイヤーを巻着が堅締着せずに、尚且つ測定用の水糸に触れずに懸吊するために、1本のワイヤーが菅頂20〜30cm上の筒型吊具の上部より挿通され、中心線より偏移湾曲した筒型吊具の胴体部を経て筒型吊具下部より、管横側に摺接出現したものを、管底から反対側の管横側に巻着して吊具本体底版部の安全フックに係着する。
以上の様な偏移支承構造の吊具により、吊りワイヤーを堅締着する事なく懸吊できるため、吊りワイヤーの、ネジレ、ホツレ、折れ曲がり、キンク等の損傷が少なく耐用寿命が長くなり、施工上も安全性が向上する。
任意の位置で本発明の吊具を装着しても懸吊すれば筒型上部ピンより伸張したワイヤーと、管体中心線は一致するため、管布設作業の水糸に触れる事なく、管の中心位置、及び高さの測定が懸吊したままの状態で容易に施工する事ができる。
図2に示す様に、現在一般的な施工方法は管体9に、ワイヤー8を巻装、締着し懸吊するため、基準測定用の水糸10が必ず同じ中心線上に位置するので、何度も管体9を接地させて、吊りワイヤー8を緩めて、ずらしてからでなければ管布設中心線及び高さの測定ができなかった。
そこで図3及び図1に示す様な偏移湾曲吊具胴体1の中をワイヤー8を挿通させて管体9を巻装させて、安全フック5に係着する事により、図3に示す通り、吊具胴体1と一体化した右底版6及び蝶着されて連設された左底版7により管体9と吊りワイヤー8が一体となり、安全に懸吊する事ができる。
その結果、図1及び図3に示す通り、遺方13に伸張された測定基準用の水糸10に触れる事無く、管体9を懸吊したまま、高さ14を測定し中心線12も、下げ振り11で測定し、管体9を固定させて完了する。
尚、本発明は、図3、図4、図5に示す様に、カタカナのムの字構造をしており、偏移湾曲した筒形胴体1の中をワイヤー8が挿通し、管体9を巻装、安全フック5に係着される構造であるが、胴体上部ピン2、胴体下部ピン3及び安全フック5の3点が支点となり、胴体1と一体化して成形された右底版6及び蝶つがい4で蝶番連設された左底版7の構造により、あたかも1本のワイヤーで管体9を直接巻装、懸吊したのと同様の状態となり、安全に施工できる。
本発明は吊具の材質及び、吊具本体の寸法を変更する事で、管の種類、管径の大・小に対応する事が可能であり、図3の右底版6、左底版7には多少の曲面を施してあり、管径の多少の大・小には、1つの吊具で適応する事ができる様になっている。
1 吊具胴体
2 胴体上部ピン
3 胴体下部ピン
4 底版蝶番
5 安全フック
6 右底版
7 左底版
8 吊りワイヤー
9 管体
10 基準測定用水糸
11 下げ振り
12 中心線
13 遺方
14 高さ(基準高=H)
2 胴体上部ピン
3 胴体下部ピン
4 底版蝶番
5 安全フック
6 右底版
7 左底版
8 吊りワイヤー
9 管体
10 基準測定用水糸
11 下げ振り
12 中心線
13 遺方
14 高さ(基準高=H)
Claims (2)
- カタカナの、ムの字構造を持つ本体の、中心位置より偏位湾曲した上部、筒型胴体の中を挿通し、側面より出て吊り物を巻装したワイヤーを、胴体底版部の安全フックに係着する事により、吊りワイヤーを締着させずに、中心線上に張られた基準用水糸に接触する事なく、中心位置及び、管体高を測定する事を可能にした、ワイヤーと管体とを一体化させて懸吊する事の出来る、ムの字構造をした吊り具。
- 蝶つがいを利用して胴体底版部を複数にする事により、管径の大・小に対応出来る様にした上記、請求項1記載の吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005244979A JP2007040509A (ja) | 2005-07-30 | 2005-07-30 | 管渠布設用吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005244979A JP2007040509A (ja) | 2005-07-30 | 2005-07-30 | 管渠布設用吊り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007040509A true JP2007040509A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37798679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005244979A Pending JP2007040509A (ja) | 2005-07-30 | 2005-07-30 | 管渠布設用吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007040509A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008069338A (ja) * | 2006-03-16 | 2008-03-27 | Techno Polymer Co Ltd | 制電性樹脂組成物および成形品 |
-
2005
- 2005-07-30 JP JP2005244979A patent/JP2007040509A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008069338A (ja) * | 2006-03-16 | 2008-03-27 | Techno Polymer Co Ltd | 制電性樹脂組成物および成形品 |
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