JP2007040312A - 内燃機関 - Google Patents

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正司 勝間田
Yasunobu Kikuchi
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Abstract

【課題】オイルの注入口やブローバイガス通路を適切に設定し、設計の自由度を向上させた内燃機関を提供する。
【解決手段】オイルパン14内に貯留したオイルを少なくともシリンダブロック5内に供給して潤滑を行う潤滑機構を有する内燃機関において、
電磁駆動弁を用いており、
タイミングチェーンを覆うチェーンカバー2の側面に膨出部を設け、前記膨出部にブローバイガスのオイルセパレータ36及びオイルの注入口1、PCVバルブ37を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、潤滑用のオイル(以下エンジンオイルとも称する)の注入口や、ブローバイガス経路等を適切に設定した内燃機関に関するものである。
一般に、内燃機関は、シリンダブロックの上方にシリンダヘッドを搭載し、このシリンダヘッドに動弁機構を設けるとともにこの動弁機構を被包する被包体であるカムシャフトハウジングやヘッドカバー等を装着して前記動弁機構を配設する動弁室を区画している。また、シリンダブロックの下方には、エンジンオイルを貯留するオイルパンを装着している。
このような内燃機関では、オイルパン内に貯留したエンジンオイルをオイルポンプにより各部位に圧送して潤滑を行ったのち、クランクケース内に流れ落ちたオイルをオイルパン内に回収している。
なお、エンジンオイルは、擦れ粕の混入や疲労によって劣化するので、適宜交換する必要がある。図18に示す従来のエンジンにおいて、エンジンオイルの交換は、通例、クランクケース下面のオイルパン14に設けられたドレン22を開いて抜き取り、ドレン22を閉じてからシリンダヘッド4のカバー23上部に設けられた注入口1のオイルフィラーキャップ24を開き、新たなオイルを注入する。
また、前記シリンダヘッドカバー23の上部には、図19(a),(b)に示す如く、オイルセパレータ36を設け、クランクケース内からシリンダヘッドカバー内を介して還流されるブローバイガスをこのオイルセパレータ36に通して吸気系に還流することで、ブローバイガス中のエンジンオイルを分離除去する(特許文献1参照。)。
特開平10−121935号
上述のようにシリンダヘッドカバー23上にオイルの注入口1やオイルセパレータ36を設けた内燃機関においては、設計の自由度が低く、特にシリンダヘッドカバー23直上にエアクリーナを配置する場合、オイル注入口部分を避けて抉れた形に配置するなど、エアクリーナ形状の複雑化や、水平方向における外形寸法の増大化を招くといった不都合があった。更にオイルセパレータ36やオイル注入口1との干渉を避けて高さ方向に嵩張る構成となっていた。
また、電磁駆動弁を用いたエンジン等、シリンダヘッドカバー内にエンジンオイルを必要としない内燃機関に適用することも困難であった。
そこで本発明は、オイルの注入口やブローバイガス通路を適切に設定し、設計の自由度を向上させた内燃機関の提供を目的とするものである。
本発明は、上記した課題を解決するために以下のような手段を採用した。
〔1〕:本発明に係る内燃機関は、オイルパン内に貯留したオイルを少なくともシリンダブロック内に供給して潤滑を行う潤滑機構を有する内燃機関において、
前記シリンダブロックの側面又はオイルパンの一部にオイルの注入口を備えた。
これにより、例えばエアクリーナーを内燃機関直上に配置する場合にもオイルの注入口とエアクリーナーとが干渉せず、設計の自由度が向上する。
〔2〕:本発明に係る内燃機関は、オイルパン内に貯留したオイルを少なくともシリンダブロック内に供給して潤滑を行う潤滑機構を有する内燃機関において、
前記シリンダブロックの側面又はオイルパンの一部の開口に一端部が連通した給油経路と、前記開口と反対側の端部で前記給油経路と連通した注入口とを備えた。
これにより従来給油経路として用いていたチェーンカバーや、シリンダヘッド内のオイル戻し穴等を廃止でき、小型化・簡素化が図れる。
また、オイル注入口をエンジンルーム内壁やエンジンルーム内の他の機関等、給油作業の行い易い位置に懸架させることが可能となる。
〔3〕:上記〔2〕に記載の内燃機関において、前記給油経路をブローバイガスの通路と兼用した。
これにより内燃機関の簡素化や小型化が図れる。
〔4〕:上記〔1〕又は〔2〕に記載の内燃機関において、電磁駆動式の動弁装置をシリンダヘッド部に備え、
前記シリンダヘッド部と隔てたシリンダブロック内部と、オイルパン内とで前記オイルを循環させた。
これによりシリンダヘッドカバー内にオイルを循環させる必要のない電磁駆動式の動弁装置を採用した内燃機関において、オイルの注入口をシリンダヘッドカバー上部以外に配置可能となり、全高が低く抑えられる。また、エアクリーナーを内燃機関直上に配置する場合にもオイルの注入口とエアクリーナーとが干渉せず、設計の自由度が向上する。
更に、オイルの注入口をシリンダヘッドカバー上部に設けた場合に必要であったシリンダヘッドからシリンダブロックへオイルを戻す穴を廃止でき、小型・軽量化が図れる。
〔5〕:上記〔1〕から〔4〕の何れか1項に記載の内燃機関において、前記オイルの注入口がクランクプーリー側の面に設けた。
これにより、クランクプーリーやこれに駆動される補記により、デットスペースになりやすいスペースを有効に活用できる。また、クランクプーリーはエンジンルーム前方に配置されることが多いので、これに伴いオイル注入口も前方に配置されることになり、給油作業を行い易くサービス性が良い。
〔6〕:上記〔1〕から〔5〕の何れか1項に記載の内燃機関において、前記オイルの注入口を水平面内において、クランクプーリー及び前記クランクプーリーに捲回されるベルトと異なる位置に備えた。
これにより、給油時にオイルを溢してもクランクプーリーやこれに捲回されるベルトにオイルがかかることがなく、サービス性が向上する。
〔7〕:ブローバイガス還元装置を備えた内燃機関において、
タイミングチェーンを覆うチェーンカバーに、ブローバイガスの還流口を設け、前記還流口と吸気系とを連通した。
これにより、例えばエアクリーナーを内燃機関直上に配置する場合にもエアクリーナーと干渉せず、設計の自由度が向上する。
〔8〕:ブローバイガス還元装置を備えた内燃機関において、
タイミングチェーンを覆うチェーンカバーに、PCVバルブを備えた。
これにより、シリンダーヘッド内をブローバイガス経路とする必要がなくなり、設計の自由度が向上する。
〔9〕:ブローバイガス還元装置を備えた内燃機関において、
空気導入口をシリンダブロックに設けた。
これにより、空気導入経路の簡素化が図れる。
〔10〕:ブローバイガス還元装置を備えた内燃機関において、
タイミングチェーンを覆うチェーンカバーにブローバイガスの通路及び空気導入口の何れか一方を設け、他方をシリンダブロックに設けた。
これにより、ブローバイガス経路や空気導入経路を適切に設定することができ、設計の自由度の向上や空気導入経路の簡素化が図れる。
〔11〕:ブローバイガス還元装置を備えた内燃機関において、
タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの側面に膨出部を設け、前記膨出部にブローバイガスのオイルセパレータ及びオイルの注入口を備えた。
これによりオイルセパレータとオイルの注入口を別々に設けた場合と比べてデットスペースが少なくなり、内燃機関の小型化が図れる。
以上、説明したように本発明によれば、オイルの注入口やブローバイガス通路を適切に設定し、設計の自由度を向上させた内燃機関を提供できる。
〈実施形態1〉
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は本実施形態の要部断面図、図2は本実施形態の概略構成図である。
本例の内燃機関は、シリンダブロック5の上方にシリンダヘッド4を搭載し、このシリンダヘッド4に電磁駆動式の動弁機構25を設けるとともに、この動弁機構25を被包するシリンダヘッドカバー23を装着して前記動弁機構25を配設する動弁室26を区画している。また、シリンダブロック5の下方には、エンジンオイルを貯留するオイルパン14を装着している。
前記シリンダブロック5下部のクランクケース内には、クランク軸27が設けられ、このクランク軸27端部のクランクスプロケット28と、オイルポンプ29側のスプロケット31とにタイミングチェーン32が巻回され、これを覆うチェーンカバー2がシリンダブロック5の前面に対して取り付けられている。
このシリンダブロック5、オイルパン14、チェーンカバー2等の内部では、オイルパ
ン14に貯留されたエンジンオイルが、オイルポンプ29によって吸い上げられ、オイルフィルター(不図示)を介してクランク軸27やコネクティングロッド33、ピストン34、シリンダ35等の潤滑に供され、こののち流下してオイルパンに還流する。
本例では、動弁機構25として、励磁電流の印加により発生する電磁力を利用して吸排気弁を開閉駆動する電磁駆動方式のものを採用しているため、動弁室26内にエンジンオイルを循環する必要がなく、前記シリンダブロック5やオイルパン14内でエンジンオイルを循環させている。なお、バルブ3とバルブガイド6の間への給油は必要であり、アクチュエータ7内のオイルを共用している。即ち、アクチュエータ7内のオイルがアーマチャ8とコアブッシュ9−1,9−2間の潤滑後、バルブスライドシール(不図示)側に導かれた(滴下された)オイルがバルブスライドシールを介してバルブ3とバルブガイド6間に供給される。
従って、エンジンオイルを交換する際に新たなオイルを注入するオイル注入口1をシリンダヘッドカバー上部ではなく、チェーンカバー2に設けている。
オイル注入口1から注入されたオイルは、チェーンカバー2内壁を伝って流下し、オイルパン14内に貯留される。
また、チェーンカバー2には、図2に示すようにブローバイガス還元装置のオイルセパレータ36やPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ37が設けられている。
これによりシリンダブロック5内のブローバイガスが、チェーンカバー2内側、オイルセパレータ36、PCVバルブ37、そしてブローバイガス通路38を通って吸気系に還流されている。
これに伴い、低負荷運転時には、エアクリーナーからのフレッシュエアが、エア通路39を介してシリンダブロック5に設けたフレッシュエア導入口11からシリンダブロック5内に導入されている。なお、内燃機関の構成上、シリンダヘッド4の一部をフレッシュエア導入口11として利用することで配管が簡素化できる場合には、このような構成をとっても良い。
また、高負荷運転時には、クランクケース内のブローバイガス圧力が高まり、ブローバイガス通路38と併せてエア通路39にもブローバイガスが流れて吸気系に還流される。
図3は、本実施形態においてオイルの注入口とオイルセパレータを設けたチェーンカバーを示す図であり、(a)は正面(外面)図、(b)は断面図、(c)は裏面図である。また、図4,図5は、オイル注入口とオイルセパレータ取り付け部分の説明図である。
同図に示すように、チェーンカバー2は、その上部に外側(正面側)へ向けて張り出した膨出部2aが設けられ、この膨出部2a上端にオイル注入口1が設けられている。
このオイル注入口1から、注入されたオイルは、連通孔1aを通って膨出部2a内に達
し、チェーンカバー内壁を伝ってオイルパン14内に貯留される。
このようにチェーンカバー2を膨出させてオイル注入口1を設けたことにより、比較的幅の狭いチェーンカバーに充分な径の注入口を確保でき、スムーズに注油を行うことができると共に、多量のオイルを一時に注入した場合にも膨出部2aの容積が充分に確保されているのでオイルの吹きこぼれが少なくなっている。
また、膨出部2aには、オイルセパレータ36が設けられている。このオイルセパレータ36は、膨出部2aを隔壁36fで略半分に仕切り、このシンンダ側の側壁としてバッフルプレート36aを取り付けて構成されている。
クランクケースからのブローバイガスは、チェーンカバー内を通り、バッフルプレート36aに設けられた導入口36bから、オイルセパレータ内に流入し、仕切り板36c等に突き当たりながら通過する際にオイル分が分離され、この後排出口36dから排出される。
排出口36dには、PCVバルブ37が螺合され、上記排出されるブローバイガスの流量を調節している。
なお、分離されたオイルは、オイル戻し穴36eからチェーンカバー内に戻される。
また、本実施形態のオイル注入口1は、図6の平面図に示したように、水平面内において、クランクプーリー41(補機駆動用のプーリー)及び前記クランクプーリー41に捲回されるベルト42と異なる位置に設けており、万一、注油時にオイルを溢してもクランクプーリー41やベルト42にかからないようにしている。
以上のように本形態では、オイル注入口1やオイルセパレータ36、PCVバルブ37をチェーンカバー2に設けたことにより、設計の自由度を向上させており、エアクリーナーを直上に設ける場合にもエアクリーナ形状の複雑化や、水平方向における外形寸法の増大化を招かない。また、オイル注入口1やオイルセパレータ36をシリンダヘッドカバー23上面より低い位置に設けているので、高さ方向でエアクリーナと干渉することもない。更にオイル注入口とオイルセパレータとを同一の膨出部に設けたことにより、それぞれを別々に配置した場合と比べてデットスペースが少なく小型化が図れる。
また、膨出部2aをクランクプーリー41側の面に設けているため、比較的デッドゾーンとなりやすいスペースを有効に利用できる。更にオイル注入口1が前面に配置されるので、サービス性を損なうことなく注油作業が可能となっている。
また、電磁駆動弁を用いたエンジン等、シリンダヘッドカバー内にエンジンオイルを必要としない内燃機関に適用することが可能である。
なお、ブローバイガス経路は、図2に示した経路に限定されるものではなく、図7に示したようにブローバイガス経路や空気通路を逆転させた構成でもよい。
〈実施形態2〉
図8は、本発明の実施形態2の説明図である。本形態は、前述の実施形態1と比べて動弁機構にカムやカムシャフトを用いた点が異なり、その他の構成は略同じである。本形態において前述の実施形態1と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。
クランク軸27に設けたクランクスプロケット28と、動弁装置46のカムシャフト43に設けたカムスプロケット44とにタイミングチェーン45が捲回され、クランク軸27の回転がカムシャフト43に伝達されてカム43aを回転させ、このカム面に従動してバルブ3が開閉する。
図9は、タイミングチェーン45,32を覆うチェーンカバー47の正面図である。
本例においてもチェーンカバー47に膨出部2aを設けてオイル注入口1とオイルセパ
レータ36を設けたことにより、前述の実施形態と同様に設計の自由度を向上させている。
〈実施形態3〉
図10,図11は、本発明の実施形態3の説明図である。本形態は、前述の実施形態1と比べ、チェーンカバーを廃止して注油口をシリンダブロックに直接設けた点が異なっており、その他の構成は略同じである。本形態において前述の実施形態1と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。
本例では、オイルポンプをインボリュート型やトロコイド型とし、クランク軸と直結して駆動する構成としてチェーン及びチェーンカバーを廃止している。
このためオイル注入口1をシリンダブロック5に直接設けている。
これにより本実施形態によれば、前述の実施形態1と同様に設計の自由度が向上すると共に、給油経路を必要としないので、チェーンカバーを廃止でき、内燃機関の小型化や、簡素化が図れる。また、従来のシリンダヘッドカバー上部から注油する構成と比べ、オイルの戻し穴をシリンダヘッド内やシリンダブロック内に設ける必要が無いため、強度を低下させずに肉厚を薄くでき、小型・軽量化が図れる。
なお、図12に示したようにオイル注入口1の取り付け位置をシリンダブロック5に代えてオイルパン14としても良い。
〈実施形態4〉
図13,図14は、本発明の実施形態4の説明図である。本形態は、前述の実施形態3と比べ、シリンダブロックのオイル導入用の開口から内燃機関上部にかけて給油経路を設けてオイル注入口を内燃機関上部に配置した点が異なっており、その他の構成は略同じである。本形態において前述の実施形態3と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。
本例では、シリンダブロック5側面にオイルを導入する為の開口部5aを設け、該開口部5aに導入口48を取り付け、該導入口48からシリンダヘッド前面に固設した筐体50を給油パイプ49で連接し、この導入口48、給油パイプ49、筐体50で構成される給油経路の上端部にオイル注入口1を設けている。
この筐体50内には、オイルセパレータ36を設けており、該オイルセパレータ36を通り、分離されたブローバイガスがPCVバルブ37を介してブローバイガス通路38に還流されるように構成している。
図15(a)は、筐体50の縦断面図、図15(b)はこの横断面図である。
注入口1から注入されたオイルは、筐体50、給油パイプ49そして導入口48を介してシリンダブロック5内に導入され、オイルパン14へ流下し、貯留される。
また、シリンダブロック内のブローバイガスは、開口部50aから導入口48、給油パイプ49を介して筐体50に流入する。
筐体50内の開口部50a,50cからオイルセパレータ36に流入したブローバイガスは、図15(b)の矢印で示したように、仕切り板50b等に突き当たりながら蛇行して通過する際にオイル分が分離され、排出口50dからPCVバルブ37を介して吸気側に排出される。
なお、分離されたオイルは、開口部50a側へ下向きに傾斜した底板50eに沿い蛇行して流れ、開口部50c,50aから給油バイプ49に戻される。
また、オイルの導入口(開口部50a)48やオイル注入口1は、内燃機関正面に限らず、排気・吸気側側面など他の面に設けても良い。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態3と同様に設計の自由度の向上及びチェーンカバーの廃止による小型化が図れると共に、オイル注入口を内燃機関上部に設けたことによりサービス性を向上している。
なお、本例では筐体50、即ちオイル注入口1をシリンダヘッド4に固設したが、給油経路が冗長にならない程度に他の位置に設けても良い。例えばエンジンルーム内壁やエンジンルーム内の他の機関等、給油作業の行い易い位置に懸架しても良い。
〈実施形態5〉
図16,図17は、本発明の実施形態5の説明図である。本形態は、前述の実施形態4と比べ、オイルの導入口及び開口部をオイルパンに設けた点が異なっており、その他の構成は略同じである。本形態において前述の実施形態4と同一の要素には同符号を付して再度の説明を省略している。
同図に示したように、オイルパン14の一部に開口部14aを設けてオイルの導入口48を取り付け、給油パイプ49、筐体50及び注入口1と連通させたことにより、前述の実施形態4と同様、設計の自由度の向上及びチェーンカバーの廃止による小型化が図れると共に、オイル注入口1を内燃機関上部に設けたことによってメンテナンス性を向上させている。
なお、オイル注入口1からオイルレベル面までを一直線に見通せる構成とした場合には、ここにオイルレベルゲージを挿入して、従来シリンダヘッドやシリンダブロックに設けていたオイルレベルゲージ用の穴を省略しても良い。
本発明に係る実施形態1の要部説明図 本発明に係る実施形態1の概念図 実施形態1のチェーンカバーを示す図 実施形態1の要部説明図 実施形態1の要部説明図 オイル注入口とクランクプーリーの位置関係を示す図 実施形態1の他の構成例を示す図 本発明に係る実施形態2の要部説明図 実施形態2のチェーンカバーを示す図 本発明に係る実施形態3の要部説明図 本発明に係る実施形態3の模式説明図 実施形態3の他の構成例を示す図 本発明に係る実施形態4の要部説明図 本発明に係る実施形態4の模式説明図 オイル注入口及びオイルセパレータ付近の説明図 本発明に係る実施形態5の要部説明図 本発明に係る実施形態5の模式説明図 従来の内燃機関の概略構成図 従来例の要部説明図
符号の説明
1・・・オイル注入口
2,47・・チェーンカバー
2a・・膨出部
4・・・シリンダヘッド
5・・シリンダブロック
11・・フレッシュエア導入口
14・・オイルパン
20・・クランク軸
23・・シリンダヘッドカバー
24・・オイルフィラーキャップ
25・・動弁機構
27・・クランク軸
32,45・・タイミングチェーン
36・・オイルセパレータ
37・・PCVバルブ
41・・クランクプーリー

Claims (1)

  1. ブローバイガス還元装置を備えた内燃機関において、
    電磁駆動弁を用いており、
    タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの側面に膨出部を設け、前記膨出部にブローバイガスのオイルセパレータ及びオイルの注入口、PCVバルブを備えたことを特徴とする内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101327058B1 (ko) * 2012-02-21 2013-11-20 기아자동차주식회사 차량 엔진의 블로바이 가스와 엔진오일 분리장치 및 블로바이 가스 벤틸레이션 구조

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