JP2007039258A - セラミック基板及びセラミック基板の製造方法 - Google Patents

セラミック基板及びセラミック基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 配線パターンを形成する導体層を備え、所望の強度を有し、所望の比誘電率や絶縁耐力等を容易に得ることができ、且つ焼成後の反りを低減したセラミック基板及びセラミック基板の製造方法を提供する。
【解決手段】セラミック基板100は、セラミック板30の一方の主面上に、セラミック板30と異なる焼成収縮率を有する導体層40を備えるセラミック基板であって、セラミック板30は、理論密度に対する相対密度が90%以上である第1セラミック部20と、相対密度が80%以上且つ90%未満であり、第1セラミック部20と略同じ成分である第2セラミック部10とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異種材料からなる層を形成し、一体焼成したセラミック基板及びセラミック基板の製造方法に関する。
従来、焼成収縮率が互いに異なる層を備える複合セラミック基板の一体焼成後の反りを低減する方法として以下のような焼成方法が提案されている。
例えば、高収縮セラミックグリーンシートと、低収縮セラミックグリーンシートとを備える複合セラミック基板において、高収縮セラミックグリーンシートと低収縮セラミックグリーンシートとの間に焼成収縮率が段階的に異なる中間層を備える複合セラミック基板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、高収縮セラミックグリーンシートと低収縮セラミックグリーンシートとの焼成収縮率の差により生じるせん断応力を中間層が緩和するため、複合セラミック基板の反りを低減することができる。
また、高収縮セラミックグリーンシートと低収縮セラミックグリーンシートとの間に白金層を備える複合セラミック基板も提案されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、セラミックグリーンシートと白金層との接合強度が弱いため、焼成収縮率の異なる高収縮セラミックグリーンシート及び低収縮セラミックグリーンシートが収縮する際に発生するせん断応力を低減することができる。これにより、複合セラミック基板の反りを低減することができる。
また、高収縮セラミックグリーンシートと、低収縮セラミックグリーンシートとの焼成収縮率の差により生じるせん断応力を低減するために、焼成温度を低くすることや、焼成時間を短くすることで、セラミックグリーンシートの焼成収縮量を低減させる方法も提案されている。
特開平6−208933号公報 特開平8−144841号公報
しかしながら、複合セラミック基板上に配線パターンを有する導体層が形成されている場合においても上述した複合セラミック基板と同様に基板の反りが生じる。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、配線パターンを形成する導体層を備え、必要な強度を確保しつつ、焼成後の反りを低減したセラミック基板及びセラミック基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るセラミック基板の第1の特徴は、セラミック板の一方の主面上にセラミック板と異なる焼成収縮率を有する導体層を備えるセラミック基板であって、セラミック板は、理論密度に対する相対密度が90%以上である第1セラミック部と、相対密度が80%以上且つ90%未満であり前記第1セラミック部と略同じ組成である第2セラミック部とを備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、第2セラミック部の理論密度に対する相対密度が80%以上且つ90%未満であることにより、第2セラミック部の収縮が小さくなり、導体層と、セラミック板との間に生じるせん断応力は、第2セラミック部で低減される。これにより、セラミック基板の反りを低減することができる。
また、かかる特徴によれば、第1セラミック部の相対密度が90%以上であることにより、セラミック基板としての所望の強度を得ることができる。
また、本発明の一例に係るセラミック基板の第2の特徴は、第1セラミック部は、セラミック板の50重量%以上であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、理論密度に対する相対密度が90%以上である第1セラミック部がセラミック板の50重量%以上であることにより、セラミック基板の強度を低下させずに、導体層と、セラミック板との間に生じるせん断応力による影響を低減することができる。これにより、セラミック基板の反りを更に低減することができる。
また、本発明の一例に係るセラミック基板の第3の特徴は、セラミック板の導体層が設けられている領域は、第2セラミック部からなることを要旨とする。
かかる特徴によれば、導体層とセラミック板との間に生じるせん断応力を効率よく低減することができる。
なお、導体層は、一方の面に略一定の間隔で且つ略一定の幅を有する斑点状に形成されていてもよく、一方の面に略一定の間隔で且つ略一定の幅を有する格子状に形成されていてもよい。
このように導体層を構成することにより、第2セラミック部をセラミック基板内に一定の間隔で形成できることにより、導体層と、セラミック板との間に生じるせん断応力をセラミック基板内に均一に分散させることができる。これにより、セラミック基板の反りを更に低減することができる。
また、第1セラミック部をセラミック基板内に均一に形成できることにより、セラミック基板の強度を更に向上することができる。
また、本発明においてセラミック板とは、単一層から構成されている場合や複数のセラミック層の積層体から構成されている場合等を含む広い概念である。
上記課題を解決するために、本発明に係るセラミック基板の製造方法の第1の特徴は、セラミック板の一方の主面上にセラミック板と異なる焼成収縮率を有する導体層を備えるセラミック基板の製造方法であって、セラミックグリーンシートの一方の主面上に導体ペーストを形成する工程と、セラミックグリーンシートの他方の主面上に光を吸収することで発熱する発熱層を形成する工程と、導体ペースト及び発熱層を形成した前記セラミックグリーンシートに対して、他方の主面側から、光照射を行うことによってセラミックグリーンシート及び導体ペーストを焼成する工程とを含むことを要旨とする。
かかる特徴によれば、光照射を行うことにより、発熱層が発熱するので、発熱層と接するセラミックグリーンシートの界面は、他の領域よりも焼成される。これにより、発熱層が形成されている領域のセラミックグリーンシートは、焼成収縮が十分になされ、相対密度の大きい第1セラミック部となる。また、発熱層が形成されていない領域のセラミックグリーンシートは、発熱層が形成されている領域のセラミックグリーンシートよりも焼成収縮が少なく、第1セラミック部よりも相対密度の小さい第2セラミック部となる。その結果、導体層と、セラミック板との間に生じるせん断応力は、第2セラミック部で低減される。これにより、セラミック基板の反りを低減することができる。
また、かかる特徴によれば、発熱層が形成されている領域のセラミックグリーンシートは、十分に焼成されることにより、セラミック基板としての必要とされる強度を確保することができる。
また、本発明の一例に係るセラミック基板の製造方法にかかる第2の特徴は、発熱層は、セラミックグリーンシートの導体ペーストが形成されていない領域の他方の主面上に形成されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、セラミックグリーンシートの導体ペーストが形成されている領域では、導体ペーストが形成されていない領域よりも焼成収縮が少なく、相対密度が小さくなるので焼成により導体層とセラミック板との界面に発生するせん断応力は小さくなり、セラミック基板の反りを低減することができる。
また、本発明の一例に係るセラミック基板の製造方法にかかる第3の特徴は、発熱層は、赤外線吸収層であり、光照射は、赤外線の照射であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、発熱層が赤外吸収層で、光照射が赤外線の照射であることにより、発熱層は、赤外線の照射により発熱し、セラミックグリーンシート及び導体ペーストをセラミック基板にするのに十分な発熱をすることができる。
本発明によれば、配線を形成する導体層を備え、必要な強度を確保しつつ、焼成後の反りを低減したセラミック基板及びセラミック基板の製造方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意するべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(セラミック基板)
以下、本発明の第1実施形態に係るセラミック基板100について図面を参照しながら説明する。図1(a)は、セラミック板30と導体層40とを備えるセラミック基板100の斜視図を示す。導体層40は、用途に応じた配線パターンを形成し、セラミック基板100は、携帯電話用の電子部品などに用いられる。
図1(b)は、図1(a)のセラミック基板100の1a−1a断面図を示す。図1(b)に示すように、セラミック基板100は、第2セラミック部10と、第1セラミック部20とからなるセラミック板30と、セラミック板30の一方の主面上に導体層40とを備える。
第2セラミック部10は、セラミック板30の導体層40が設けられている領域、すなわち少なくとも導体層40に接する界面に形成されている。また、第2セラミック部10の理論密度に対する相対密度は、80%以上且つ90%未満である。ここで、相対密度とは、理論密度に対する嵩密度の割合を示す。なお、理論密度とは、材料中の原子が理想的に配列しているとした場合の密度である。また、嵩密度とは、寸法によって測定される密度であり、固体材料、特に焼結されたセラミックに気孔が存在する場合であっても、見かけの外形寸法から得られる体積で重量を除して求められる密度を示す。また、第2セラミック部10の組成は、セラミック板30の組成と略同じである。
第1セラミック部20は、理論密度に対する相対密度が90%以上である。また、第1セラミック部20の組成は、セラミック板30の組成と略同じである。第1セラミック部20は、セラミック板30の50重量%以上であることが好ましい。
セラミック板30は、結晶化ガラスを含むことが好ましい。例えば、セラミックとしてアルミナを用い、結晶化ガラスとして、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化カルシウムを主成分とするガラスを用いることができる。
導体層40は、セラミック板30の一方の主面上で導通を確保するため、金属を主成分として形成される。具体的には、金、銀、銅等が導体層40の主成分として用いられる。
以上説明した第1実施形態に係るセラミック基板100は、セラミック板30と、導体層40を備える。セラミック板30は、導体層40が設けられている領域に形成された第2セラミック部10と、第1セラミック部20とにより板状に形成されている。導体層40は、セラミック板30の界面上に配線パターンを形成する。
これにより、第2セラミック部10の収縮が小さくなり、導体層40と、セラミック板30との間に生じるせん断応力は、第2セラミック部10で低減される。これにより、セラミック基板100の反りを低減することができる。
また、導体層40と、セラミック板30との間に中間層を備える必要がなく、セラミック基板100としての所望の比誘電率や絶縁耐力等を得ることができる。
また、第1セラミック部20の理論密度に対する相対密度が90%以上であることにより、セラミック基板100として必要な強度を確保することができる。
第1セラミック部20は、セラミック板30の50重量%以上であることことにより、理論密度に対する相対密度が90%以上である第1セラミック部20がセラミック板30の50重量%以上であるため、セラミック基板100の強度が向上し、導体層40と、セラミック板30との間に生じるせん断応力による影響を低減することができる。これにより、セラミック基板100の反りを更に低減することができる。
(セラミック基板の製造方法)
以下、第1実施形態に係るセラミック基板100の製造方法について説明する。図2に示すように、セラミック基板100の製造方法は、セラミックグリーンシート30P(焼成後、セラミック板30になる)と、セラミックグリーンシート30Pの一方の面にセラミックグリーンシート30Pと異なる焼成収縮率を有する導体ペースト40P(焼成後、導体層40になる)とを備えるセラミック成形体100P(焼成後、セラミック基板100になる)から形成されるセラミック基板100の製造方法である。
まず、図2(a)に示すように、セラミックグリーンシート30Pを形成する。具体的には、セラミック板30の原料粉末に、バインダと、必要に応じて有機溶剤、分散剤等を添加して混合し、スラリーを作製する。得られたスラリーをドクターブレード法等によりシート状に成形し、セラミックグリーンシート30Pを得る。
次に、図2(b)に示すように、セラミックグリーンシート30Pの一方の主面上に導体ペースト40Pにより配線パターンを形成する。例えば、導体ペースト40Pは、スクリーン印刷法等を用いてセラミックグリーンシート30Pの一方の主面上に印刷することにより形成できる。導体ペースト40Pを印刷により形成する場合、導体ペースト40Pは、金、銀、銅等の粉末と、バインダ等とを混合して用いることが好ましい。これにより、セラミックグリーンシート30Pの一方の主面上に導体層40を備えたセラミック成形体100Pを形成する。
次に、図2(c)に示すように、セラミックグリーンシート30Pの導体ペースト40Pが形成されている主面とは反対側の他方の主面上であって、導体ペースト40Pが形成されていない領域上に、光を吸収することで発熱する発熱層50Pが塗布される。具体的には、発熱層50Pは、導体ペースト40Pが形成された一方の面とは反対側の面に例えば、スクリーン印刷法等を用いて形成される。
具体的には、発熱層50Pの原料粉末に、バインダ、必要に応じて有機溶剤、分散剤等を添加して混合し、スラリーを作製する。得られたスラリーをセラミックグリーンシート30Pの他方の主面上に印刷することにより、発熱層50Pを形成する。発熱層50Pの原料粉末は、ランプ60から光照射される光を吸収することで発熱する特性を有するよう選択される。
発熱層50Pの原料粉末は、赤外線を吸収する特性を有するよう選択されることが好ましい。具体的には、発熱層50Pの原料粉末は、黒体、カーボン、ゲルマニウム等が用いられる。特に、発熱層50Pの原料粉末は、ゲルマニウムを含むことが好ましい。
発熱層50Pは、セラミックグリーンシート30Pの他方の主面上であって、導体ペースト40Pが塗布されていない領域上に形成されることが好ましい。
次に、発熱層50Pを備えるセラミック成形体100Pを焼成するために、ランプ60でセラミックグリーンシート30Pに対して発熱層50Pが形成された面側から光照射する。
ランプ60が発する光は、発熱層50Pを発熱させる。発熱層50Pの発熱によりセラミック成形体100Pを焼成させる特性を有する。ランプ60は、赤外線を光照射する赤外線ランプであることが好ましい。具体的には、ランプ60により800〜900℃の温度で5H以上保持することにより、セラミック成形体100Pを焼成する。
最後に、図2(d)に示すように、発熱層50Pを除去することにより、セラミック基板100を得る。具体的には、研磨等でセラミック基板100にダメージを与えないように発熱層50Pを除去する。
以上説明した第1実施形態に係るセラミック基板100の製造方法によれば、光照射を行うことにより、発熱層50Pが発熱するので、発熱層50Pと接するセラミックグリーンシート30Pの界面は、他の領域よりも焼成される。これにより、発熱層50Pが形成されている領域のセラミックグリーンシート30Pは、焼成収縮が十分になされ、相対密度の大きい第1セラミック部20となる。また、発熱層50Pが形成されていない領域のセラミックグリーンシート30Pは、発熱層50Pが形成されている領域のセラミックグリーンシート30Pよりも焼成収縮が少なく、第1セラミック部20よりも相対密度の小さい第2セラミック部10となる。その結果、導体層40と、セラミック板30との間に生じるせん断応力は、第2セラミック部10で低減される。これにより、セラミック基板100の反りを低減することができる。
また、発熱層50Pが形成されている領域のセラミックグリーンシート30Pは十分に焼成されることにより、セラミック基板100としての必要とされる強度を確保することができる。
発熱層50Pが赤外吸収層で、ランプ60が赤外線ランプであることにより、発熱層50Pは、ランプ60からの光の照射により発熱し、セラミック成形体100Pをセラミック基板100にするのに十分な発熱をすることができる。
[その他の実施形態]
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、第1実施形態では、導体層40のパターンは、図1の形状に限られない。具体例を図3、図4に示す。
図3、図4は、セラミック基板104、セラミック基板105の斜視図と断面図とを示す。セラミック基板104では、図3(a)に示すように、導体層44は、セラミック板34の一方の主面上に略一定の間隔で且つ略一定の幅を有する斑点状に形成されている。
また、図3(b)に示すように、セラミック板34は、第2セラミック部14と第1セラミック部24とからなる。
第2セラミック14は、セラミック板34の導体層44が設けられている領域、すなわち導体層44が形成される直下の厚さ方向の領域に形成されている。第2セラミック部14の理論密度に対する相対密度は、80%以上且つ90%未満である。また、第1セラミック部24の理論密度に対する相対密度は、90%以上である。
また、セラミック基板105では、図4(a)に示すように、導体層45は、セラミック板35の一方の主面上に略一定の間隔で且つ略一定の幅を有する格子状に形成されている。
また、図4(b)に示すように、セラミック板35は、第2セラミック部15と第1セラミック部25とからなる。
第2セラミック15は、セラミック板35の導体層45が設けられている領域、すなわち導体層45が形成される直下の厚さ方向の領域に形成されている。第2セラミック部15の理論密度に対する相対密度は、80%以上且つ90%未満である。また、第1セラミック部25の理論密度に対する相対密度は、90%以上である。
これによれば、図3(b)に示すように、第2セラミック部14をセラミック板34内に一定の間隔で形成できることにより、導体層44と、セラミック板34との間に生じるせん断応力をセラミック板34内に均一に分散させることができる。これにより、セラミック基板104の反りを更に低減することができる。また、第1セラミック部24をセラミック基板104内に均一に形成できることにより、セラミック基板104の強度を更に向上することができる。
図4に示すようなセラミック基板105についても、図3に示すセラミック基板104と同様に導体層45と、セラミック板35との間に生じるせん断応力をセラミック板35内に均一に分散させることができる。また、第1セラミック部25をセラミック基板105内に均一に形成できることにより、セラミック基板105の強度を更に向上することができる。
また、例えば、第1実施形態では、図2に示すように、セラミックグリーンシート30Pの他方の主面上で、一方の面の導体ペースト40Pが形成されていない領域上に発熱層50Pを形成しているが、発熱層50Pを形成する領域は、このセラミックグリーンシート30Pの他方の主面上で、導体ペースト40Pが形成されていない領域上だけに限定されるものではない。すなわち、導体ペースト40Pのパターンと、発熱層50Pのパターンとの関係は、正反対の関係でなくてもよい。
また、例えば、第1実施形態のセラミック基板100のセラミック板30は、単一層から構成されていたが、セラミック板30が複数のセラミック層の積層体から構成され、各層に配線を有していてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。実施例で作成した積層基板108〜111の一部断面図を図5〜図8に示す。
はじめに、図5(a)に示すような基板108Pを作成した。図5(a)は、基板108Pの一部断面図を示す。まず、セラミック板38となるセラミックグリーンシート38Pを形成した。具体的には、セラミック板38の原料粉末として、平均粒径が3μmのSiO2、MgO、CaOを含む結晶性ガラス粉末275gと、イソプロピルアルコール(以下、IPA)137.5gと、オレフィンマレイン酸コポリマー系分散剤2.75gとを準備した。次に、セラミック板38の原料粉末を直径0.5mmのジルコニアビーズを140.5g用いてビーズミルにて90分間の混合粉砕を行った。
次に、混合粉砕を行ったセラミック板38の原料粉末に、更に、平均粒径が3μmのαアルミナ粉末145gと、IPA73gと、オレフィンマレイン酸コポリマー系分散剤1.45gを加えてビーズミルにて90分間の混合粉砕を行った。
得られたセラミック板38原料粉末に、酢酸ブチル91gと、ポリビニルアセテート系バインダ15gと、アクリル系バインダ36gと、顔料Fe(Fe、Cr)24(2.4%Coドープ)5.5gとを加えてビーズミルにて60分間の混合粉砕を行い、スラリーを得た。
ドクターブレード法を用いてセラミック板38になるセラミックグリーンシート38Pを得た。具体的には、得られたスラリーをドクターブレード装置で厚さが100μmになるようにシート状に成形した。これを100mm角の大きさに切り出し、セラミックグリーンシート38Pを得た。
次にセラミックグリーンシート38Pの一方の主面に発熱層58Pであるゲルマニウムペーストを全面に印刷した。
ここで、セラミックグリーンシート38Pと、一方の主面上に発熱層58Pを全面印刷したセラミックグリーンシート38Pとを発熱層58Pが外側になるように積層し、圧着し、基板108Pを形成した。
そして、第1実施形態と同様に、発熱層58P側から、赤外線ランプで赤外線を照射し、基板108Pを焼成することにより図5(b)に示すように、セラミックグリーンシート38Pと、セラミックグリーンシート38Pとは、結合しセラミック板38になる。従って、基板108Pを焼成することにより、セラミック板38と、セラミック板38の他方の主面上の全面に形成され、焼成された発熱層58とを備える積層基板108を形成することができる。
また、図6(a)に示すように、セラミックグリーンシート38Pを2枚重ねて積層し、圧着し基板109Pを形成した。
そして、第1実施形態と同様に、セラミックグリーンシート38Pの一方の主面側から、赤外線ランプで赤外線を照射し、基板109Pを焼成することにより図6(b)に示すように、セラミックグリーンシート38Pと、セラミックグリーンシート38Pとが結合し、セラミック板38になる。従って、基板109Pを焼成することによりセラミック板38である積層基板109を形成することができる。
次に、図7(a)に示すように、導体ペースト48Pと、セラミックグリーンシート38Pと、発熱層58Pとを備える基板110Pを形成した。具体的には、セラミックグリーンシート38Pの一方の主面上に導体層48となる導体ペースト48Pを印刷した。印刷パターンは、略一定の間隔で且つ略一定の幅を有する斑点状とした。具体的には、縦に15個、横に15個、合計225個の斑点を印刷面積がセラミックグリーンシート38Pの全体の10%、25%、50%となるように斑点の面積を設定して印刷した。
また、セラミックグリーンシート38Pの一方の主面上にゲルマニウムペーストを印刷することにより、上記導体ペースト48Pの印刷パターンと正反対の関係になるパターンを有する発熱層59Pを形成した。導体ペースト48Pを一方の主面上に形成したセラミックグリーンシート38Pと、発熱層59Pを一方の主面上に形成したセラミックグリーンシート38Pとをそれぞれ導体ペースト48P及び発熱層59Pが外側になるように積層し、圧着し基板110Pを形成した。
そして、第1実施形態と同様に、発熱層59P側から、赤外線ランプで赤外線を照射し、基板109Pを焼成することにより図7(b)に示すように、セラミックグリーンシート38Pと、セラミックグリーンシート38Pとは、結合しセラミック板38になる。従って、基板109Pを焼成することにより、セラミック板38と、セラミック板38の一方の主面上に導体ペースト48Pが形成された斑点状のパターンを有する導体層48と、セラミック板38の他方の主面上に導体層48と正反対の関係になるパターンを有する焼成された発熱層59Pとを備える積層基板110を形成することができる。
次に、図8(a)に示すように、導体ペースト48Pと、セラミックグリーンシート38Pとを備える基板111Pを形成した。具体的には、セラミックグリーンシート38Pの一方の主面上に導体層48となる導体ペースト48Pを印刷した。印刷パターンは、略一定の間隔で且つ略一定の幅を有する斑点状とした。具体的には、縦に15個、横に15個、合計225個の斑点を印刷面積がセラミックグリーンシート38Pの全体の10%、25%、50%となるように斑点の面積を設定して印刷した。
導体ペースト48Pを一方の主面上に形成したセラミックグリーンシート38Pと、セラミックグリーンシート38Pとを導体ペースト48Pが外側になるように積層し、圧着し基板111Pを形成した。
そして、第1実施形態と同様に、セラミックグリーンシート38Pの一方の主面側から、赤外線ランプで赤外線を照射し、基板111Pを焼成することにより図8(b)に示すように、セラミックグリーンシート38Pと、セラミックグリーンシート38Pとは、結合しセラミック板38になる。従って、基板111Pを焼成することにより、セラミック板38と、セラミック板38の一方の主面上に導体ペースト48Pが形成された斑点状のパターンを有する導体層48とを備える積層基板111を形成することができる。
[実施例1]
(焼成収縮率及び相対密度測定方法)
基板108Pと、基板109Pとを25mm角に切り出しサンプルとした。
サンプルを波長1.5μmの赤外線ランプにて照射した。この際、基板108Pは、ゲルマニウムペーストを印刷した面にランプにより照射した。
焼成前後の基板108P、基板109Pの縦、横、厚さの寸法をマイクロメータにて測定し、XY収縮率(縦、横の平均)、Z収縮率(厚さ)を算出した。また、質量を測定し相対密度を算出した。
(抗折強度測定方法)
基板108Pと、基板109Pとを5mm×50mm角に切り出しサンプルとした。
サンプルを波長1.5μmの赤外線ランプにて照射した。この際、基板108Pは、発熱層58Pを印刷した面からランプにより照射した。
焼成後の基板108P(積層基板108)、基板109P(積層基板109)の抗折強度を測定した。
(焼成収縮率及び相対密度測定結果)
結果を表1に示す。焼成後の基板108P(積層基板108)は、XY収縮率、Z収縮率ともに焼成後の基板109P(積層基板109)よりも大きな値を示した。これは、焼成後の基板108P(積層基板108)は、焼成後の基板109P(積層基板109)よりも焼結が進んでいることを示唆しており、焼成後の基板108P(積層基板108)の相対密度は、焼成後の基板109P(積層基板109)の相対密度よりも大きくなっていることがわかった。
(抗折強度測定結果)
結果を表1に示す。焼成後の基板108P(積層基板108)の抗折強度は、焼成後の基板109P(積層基板109)の抗折強度よりも大きくなった。
Figure 2007039258
以上の結果より、焼成後の基板108P(積層基板108)は、焼成後の基板109P(積層基板109)に比べて焼結が十分に進んだため、収縮率が高まり、その結果、相対密度、抗折強度ともに高くなったと考えられる。これにより、ランプによる赤外線照射により、発熱層58Pが発熱することによりセラミック基板の焼結性が高まることがわかった。
[実施例2]
(反り及び相対密度測定方法)
基板110Pと、基板111Pとを25mm角に切り出しサンプルとした。
基板110P及び基板111Pを図9に示すプロファイルにそって焼成した。
この際、基板110Pは、波長1.5μmの赤外線ランプにて発熱層59Pを印刷した面から照射した。また、基板111Pは、電気炉で基板111P全体を焼成した。
焼成後の基板110P(積層基板110)の反りと、焼成後の基板111P(積層基板111)の反りをそれぞれマイクロメータにて測定した。
焼成後の基板110P(積層基板110)、基板111P(積層基板111)の縦、横、厚さの寸法をマイクロメータにて測定し、質量を測定し相対密度を算出した。
(反り及び相対密度測定結果)
結果を表2に示す。同一印刷面積で焼成後の基板110P(積層基板110)、焼成後の基板111P(積層基板111)を比較すると、どの場合においても焼成後の基板110P(積層基板110)の反りが、焼成後の基板111P(積層基板111)の反りよりも小さくなった。また、焼成後の基板111P(積層基板111)の場合、印刷面積の増加に伴って反りが急激に増加する傾向にあるが、焼成後の基板110P(積層基板110)の反りは、印刷面積の増加に対してほとんど影響を受けなかった。
Figure 2007039258
基板の反りの原因を特定するために、焼成温度と、焼成収縮率との関係を調べた。具体的には、熱機械分析装置(Thermo Mechanical Analysis)を用いた。サンプルとしては、上述した方法で形成されたセラミックグリーンシート38P、導体ペースト48Pを用いた。
図10は、セラミックグリーンシート38Pの熱収縮特性曲線である。また、図11は、導体ペースト48Pの熱収縮特性曲線である。熱収縮特性曲線とは、横軸に焼成温度、縦軸に焼成前の大きさに対する割合を焼成収縮率としてその関係により示された曲線である。焼成収縮率がマイナスを示せば熱収縮していることを示し、プラスを示せば熱膨張していることを示す。また、急激に収縮し始める温度を、収縮開始温度とする。また、収縮開始温度から熱収縮が終了する温度までの単位温度あたりの焼成収縮率の変化量を熱収縮速度とする。図10及び図11では、収縮開始温度と、熱収縮速度をわかりやすくするために、熱収縮特性曲線の収縮開始温度から熱収縮が終了する温度までをS領域として破線で表示する。
図10に示すように、セラミックグリーンシート38Pの焼成収縮率は、約18%を示した。また、図11に示すように、導体ペースト48Pの焼成収縮率は、約23%を示した。
基板111Pでは、電気炉で基板111Pが一様に焼成されるため、セラミックグリーンシート38Pと導体ペースト48Pの焼成収縮率の不一致が原因で焼成後の基板111P(積層基板111)の反りが大きくなったものと考えられる。また、印刷面積が大きいほど、導体層48と、セラミック板38との界面が大きくなり、それに応じて、せん断応力が大きくなるため焼成後の基板111P(積層基板111)の反りが大きくなったと考えられる。
一方、基板110Pでは、発熱層59Pを配置した部分のみ焼成が進展する。基板110Pでは、発熱層59Pが形成されていない面の発熱層59Pが形成されている部分に対応するセラミックグリーンシート38Pの焼成が十分なされるので、相対密度の大きい第1セラミック部となる。また、発熱層59が形成されていない領域のセラミックグリーンシート38Pは、発熱層が形成されている領域のセラミックグリーンシート38Pよりも焼成収縮が少なく、第1セラミック部よりも相対密度の小さい第2セラミック部となる。導体層48と、セラミック板38との間に生じるせん断応力は、導体層59Pが形成されていない領域で低減される。これにより、焼成後の基板110P(積層基板110)の反りを低減することができたと考えられる。
また、表2に示すように、焼成後の基板110P(積層基板110)の相対密度は、導体面積が最も大きい導体面積率が50%のサンプルであっても、84%を示した。積層基板110として必要とされる抗折強度は、200MP以上であり、相対密度が80%以上必要である。焼成後の基板110P(積層基板110)は、この条件も満たすことができた。なお、焼成後の基板110P(積層基板110)は、焼成後の基板110P(積層基板110)の部分によって焼成の進み方が異なっているが、インクテストによって、焼成後の基板110P(積層基板110)の表面にインクを塗布し焼成度合を確認した。これにより、どの部分も焼成されていることを確認した。
本発明の第1実施形態に係るセラミック基板を示す(a)斜視図と(b)1a−1a断面図である。 本発明の第1実施形態に係るセラミック基板の製造方法を示す。 本発明の実施形態に係るセラミック基板を示す(a)斜視図と(b)4a−4a断面図である。 本発明の実施形態に係るセラミック基板を示す(a)斜視図と(b)5a−5a断面図である。 本発明の実施例に係る積層基板を示す断面図である。 本発明の実施例に係る積層基板を示す断面図である。 本発明の実施例に係る積層基板を示す断面図である。 本発明の実施例に係る積層基板を示す断面図である。 本発明の実施例に係る焼成プロファイルを示す図である。 本発明の実施例に係るセラミックグリーンシートの熱収縮特性曲線を示す図である。 本発明の実施例に係る導体ペーストの熱収縮特性曲線を示す図である。
符号の説明
10…第2セラミック部、20…第1セラミック部、30…セラミック板、40…導体層、50…発熱層、セラミック基板…100

Claims (6)

  1. セラミック板の一方の主面上に前記セラミック板と異なる焼成収縮率を有する導体層を備えるセラミック基板であって、
    前記セラミック板は、
    理論密度に対する相対密度が90%以上である第1セラミック部と、
    前記相対密度が80%以上且つ90%未満であり、前記第1セラミック部と略同じ組成である第2セラミック部とを備えることを特徴とするセラミック基板。
  2. 前記第1セラミック部は、前記セラミック板の50重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載のセラミック基板。
  3. 前記セラミック板の前記導体層が設けられている領域は、前記第2セラミック部からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセラミック基板。
  4. セラミック板の一方の主面上に前記セラミック板と異なる焼成収縮率を有する導体層を備えるセラミック基板の製造方法であって、
    セラミックグリーンシートの一方の主面上に導体ペーストを形成する工程と、
    前記セラミックグリーンシートの他方の主面上に光を吸収することで発熱する発熱層を形成する工程と、
    前記導体ペースト及び前記発熱層を形成した前記セラミックグリーンシートに対して、前記他方の主面側から、光照射を行うことによって前記セラミックグリーンシート及び前記導体ペーストを焼成する工程とを含むことを特徴とするセラミック基板の製造方法。
  5. 前記発熱層は、前記セラミックグリーンシートの前記導体ペーストが形成されていない領域の前記他方の主面上に形成されることを特徴とする請求項4に記載のセラミック基板の製造方法。
  6. 前記発熱層は、赤外線吸収層であり、
    前記光照射は、赤外線の照射であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のセラミック基板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110073729A (zh) * 2016-12-15 2019-07-30 凸版印刷株式会社 配线基板、多层配线基板以及配线基板的制造方法

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