JP2007039105A - 使い捨てコップ収納供給袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上部に使い捨てコップ収納口、中央に使い捨てコップ収納部、下部に使い捨てコップ保持口を有する両側縁が溶断されたプラスチックフィルムの筒体からなる使い捨てコップ収納供給袋であって、使い捨てコップ保持口の両側縁において筒体を形成する2枚のフィルムが溶着され、かつ2枚のフィルムの溶着部の筒体の内側が波線状であり、使い捨てコップ保持口の内周の狭い部分と広い部分が連続的に交互に形成されてなることを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋。
【選択図】図1
Description
図8は、紙コップ収納供給装置の保持口の一例の断面図である。この例の紙コップ収納供給装置は、紙コップ22を収納する筒体23の内面の下端縁に、断面が三角形状の止めリング24が設けられている。紙コップ1個を手でつかんで引き抜くとき、紙コップの開口部が収縮するように押し付けられるので、紙コップを取り出すときの抵抗が大きく、紙コップを取り出しづらいばかりでなく、紙コップが2〜3個まとまって出てしまう場合がある。このために、紙コップが取り出しやすく、紙コップを安定して1個ずつ取り出すことができる紙コップ収納供給装置が検討されている。
例えば、紙コップ、合成樹脂コップなどの出荷用包装袋に内部からコップを1個ずつ取り出せる効果を持たせる方法として、柔軟な素材からなる袋の一端の一部分の直径をコップの最大外径以下にし、袋の素材の弾力性を利用するコップの包装袋に重なり離脱効果を持たせる方法が提案されている(特許文献1)。図9は、この方法の一例の説明図である。袋25の両側だけを部分的にヒートシールした部分接着部26により係止口が形成され、コップが最大外径部分27で係止される。最下端のコップを手で下に引っ張ると、袋の素材の弾力性により係止口の円周が広がり、最下端のコップだけを抜き取ることができる。袋の下端に形成されているスカート28により、埃によるコップの汚れを防止することができる。しかし、最下端の紙コップを抜き取るために手でつかむと、紙コップは弾性を有するので変形して次の紙コップへも力が伝わり、2個の紙コップが同時に抜き出されるという現象が起こりやすい。
また、紙コップに対する包装材料としてと同時に、紙コップの分配器としても使用できる紙コップ保持器として、可撓性にして引きのばし可能な薄いシート材料を材質とし、積み重ねた紙コップの山をその中に収容し、その中を自由に通過させることのできる主体及び前記スリーブの主体内に収容された紙コップの山のうちの一番下の紙コップの上縁と接合することのできる比較的細い通路を設けて紙コップの山を保持する下部を有する長いスリーブから構成され、前記一番下の紙コップを引っ張って前記の細い通路をしぼり出るように通過させると、歪によって前記の細い通路が拡がり得るようになった紙コップ保持器が提案されている(特許文献2)。図10は、この紙コップ保持器の一例の説明図である。紙コップの山のうちの一番下の紙コップ29を、紙コップの上縁30の外径Dよりもわずかに小さい直径を有するのど部31のところに停止させ、一番下の紙コップを手でつかんで下に引っ張ると、のど部の壁に歪が与えられて広げられ、一番下の紙コップが取り出される。しかし、一番下の紙コップを抜き取るために手でつかむと、紙コップは弾性を有するので変形して次の紙コップへも力が伝わり、2個の紙コップが同時に抜き出されるという現象が起こりやすい。
さらに、紙コップを1個ずつ確実に取り出すことができる紙コップ収納及び供給装置として、紙コップを上方から収納するようにした筒体の下方の紙コップ取り出し部が、倒立載頭円錐状の輪体を円周方向に数個に分割して取り出し片を形成し、この取り出し片の内面を多段式にすると共に、この最下端縁の断面形状を内方へ突出する三角形状に形成した紙コップの収納及び供給装置が提案されている(特許文献3)。図11は、この装置の一例の説明図である。この装置は、紙コップを上方から収納するようにした筒体32の下方の紙コップ取出部33が、倒立載頭円錐状の輪体を円周方向に数個に分割して取出片を形成し、この取出片の内面を多段式にするとともに、この最下端縁の断面形状が内方へ突出する三角形状に形成されている。この紙コップ収納及び供給装置の取出部は、きわめて複雑な構造であり、装置も高価なものにならざるを得ないので、より簡便に紙コップを安定して1個ずつ取り出すことができる手段が求められている。
現在、紙コップは、600個入り、2,500個入りなどの箱詰めで販売され、ユーザーにおいて50個程度ずつが小出しされ、給茶機などの近くに設置された紙コップ収納供給装置に入れられる場合が多い。この間、紙コップは外気に曝され、外部からの汚染防止の手段はとられていないが、紙コップは飲料を入れる容器なので、安全衛生面でのより一層の注意が払われることが望ましい。紙コップ収納供給装置を開いたところ、ゴキブリが飛び出してきたという事例も報告されている。このために、紙コップが外部から汚染されることがなく、衛生的に取り扱うことができる紙コップ収納及び供給手段が求められている。
すなわち、本発明は、
(1)上部に使い捨てコップ収納口、中央に使い捨てコップ収納部、下部に使い捨てコップ保持口を有する両側縁が溶断されたプラスチックフィルムの筒体からなる使い捨てコップ収納供給袋であって、使い捨てコップ保持口の両側縁において筒体を形成する2枚のフィルムが溶着され、かつ2枚のフィルムの溶着部の筒体の内側が波線状であり、使い捨てコップ保持口の内周の狭い部分と広い部分が連続的に交互に形成されてなることを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋、
(2)使い捨てコップ保持口の長さが、収納される使い捨てコップの高さの0.1〜0.9倍である(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(3)使い捨てコップ保持口の狭い部分の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の−8〜+3mmの範囲にあり、使い捨てコップ保持口の広い部分の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の+4〜+10mmの範囲にある(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(4)使い捨てコップ収納部の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の+4〜+50mmの範囲にある(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(5)プラスチックフィルムが、ポリオレフィンフィルムである(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(6)使い捨てコップ保持口の下縁が封じられ、該下縁に平行な保持口開口用のミシン目を有する(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(7)使い捨てコップ保持口の下縁にガゼット折りを有する(6)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(8)筒体上部に、筒体に延設された舌片フィルムと、該舌片フィルムを固着する粘着剤層からなる使い捨てコップ収納口閉鎖手段を有する(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(9)筒体最上部にヘッダーを有する(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(10)使い捨てコップ収納口が密封されてなる(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、及び、
(11)プラスチックフィルムの筒体に、微細通気孔を有する(10)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
を提供するものである。
図1は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の一態様の斜視図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、上部に使い捨てコップ収納口1、中央に使い捨てコップ収納部2、下部に使い捨てコップ保持口3を有する両側縁が溶断されたプラスチックフィルムの筒体からなり、使い捨てコップ4が積層されて使い捨てコップ収納部に収納されている。使い捨てコップ保持口においては、両側縁において筒体を形成する2枚のフィルムが溶着されて溶着部5を形成し、使い捨てコップ保持口の内周が使い捨てコップ収納部の内周より小さく、かつ2枚のフィルムの溶着部の筒体の内側が波線6状であり、2本の波線の頂と底は互いに対向する位置にあり、使い捨てコップ保持口の内周の狭い部分と広い部分が連続的に交互に形成されている。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋においては、使い捨てコップ保持口の狭い部分の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の−8〜+3mmの範囲にあることが好ましく、−4〜0mmの範囲にあることがより好ましい。使い捨てコップの開口部リブの外周から使い捨てコップ保持口の狭い部分の内周を減じた差が8mmを超えると、使い捨てコップが使い捨てコップ保持口の狭い部分を通過するために必要な力が大きくなり、使い捨てコップの取り出しが困難になるおそれがある。使い捨てコップ保持口の狭い部分の内周から使い捨てコップの開口部リブの外周を減じた差が3mmを超えると、二番目の使い捨てコップの下降を阻止する作用が不足して、使い捨てコップ2個以上が同時に取り出されるおそれがある。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋においては、使い捨てコップ保持口の溶着部の波線の波長が2〜12mmであることが好ましく、4〜9mmであることがより好ましい。溶着部の波線の波長が2mm未満であると、使い捨てコップの開口部リブが使い捨てコップ保持口の内周の狭い部分と広い部分を交互に通過することが困難になるおそれがある。溶着部の波線の波長が12mmを超えると、使い捨てコップ保持口で内周の狭い部分と広い部分の繰り返し回数が不足するおそれがある。
本発明に用いるプラスチックフィルムに特に制限はなく、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、エチレン−プロピレン共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ酢酸ビニルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリオキシメチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリカプロラクタムフィルム、ポリヘキサメチレンアジパミドフィルムなどを挙げることができる。これらの中で、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどのポリオレフィンフィルムは、適度な引張弾性率と良好な熱融着性を有するので好適に用いることができ、無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムのラミネートフィルムを特に好適に用いることができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ保持口の下縁にガゼット折りを有することが好ましい。図3は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の使い捨てコップ保持口の形状を示す部分平面図及びA−A線切断部端面図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ保持口の下縁10にガゼット折り12を有する。ガゼット折りの深さは、ガゼット折りを開いて形成される平面の幅が、収納される使い捨てコップの底部の直径よりわずかに大きいことが好ましい。使い捨てコップ保持口の下縁にガゼット折りを設けることにより、使い捨てコップ収納供給袋に使い捨てコップを収納したとき、ガゼット折りが開いて形成される平面に、最も下に位置する使い捨てコップの底部が収まり、外観と安定性の良好な使い捨てコップ包装体を得ることができる。ミシン目11を破って使い捨てコップの使用を開始するとき、ガゼット折りの部分は破り取られて廃棄される。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、袋体最上部にヘッダーを有することが好ましい。図4に示す態様においては、袋体最上部においてヘッダーシート15にプラスチックフィルムが巻き回され、融着線16においてヘッダーシートとプラスチックフィルムとが融着されている。ヘッダーには、吊下穴8を設けることが好ましい。袋体最上部にヘッダーを設けることにより、使い捨てコップを収納した使い捨てコップ包装体を、ヘッダーを把持して取り扱うことができるので、取り扱いが容易になる。また、ヘッダーに吊下穴を設け、吊下穴を吊下治具に通して使い捨てコップ包装体を吊り下げ、ミシン目を破って使い捨てコップ保持口を開口することにより、使い捨てコップ保持口から使い捨てコップを1個ずつ下方に引き下ろして取り出すことができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋の製造方法に特に制限はなく、例えば、長尺のチューブ状のプラスチックフィルムの片側にガゼット折りを形成し、他の側を切り開いてヘッダーシートを融着するとともに舌片フィルム部分を形成し、剥離フィルムで覆われた長尺の粘着剤層を貼着し、ガゼット折りが形成された縁部に筒体の幅ごとに2枚のフィルムを溶着して溶着部を形成し、袋体の幅ごとに溶断してサイドシールすることにより、製造することができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋においては、プラスチックフィルムの筒体に微細通気孔を設けることができる。使い捨てコップ収納口を密閉すると、使い捨てコップを取り出しつづけたとき、内部の減圧度が高まり、ついには使い捨てコップ保持口より使い捨てコップを取り出すことが困難となるおそれがある。プラスチックフィルムの筒体に微細通気孔を設けることにより、微細通気孔から空気が筒体内に少しずつ入り込み、筒体の内部が高真空になることを防ぎ、安定して使い捨てコップを取り出すことができる。プラスチックフィルムの筒体に微細孔を開ける方法に特に制限はなく、例えば、針先で突くことによりピンホールを開けることができ、あるいは、ナイフの刃先で切ることにより微細スリットを開けることもできる。
図6は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図である。本態様においては、舌片フィルム9の全面に粘着剤層が設けられ、舌片フィルムにより使い捨てコップ収納口が密閉されている。また、針先で開けられたピンホール34と、ナイフの刃先で開けられた微細スリット35が設けられている。
紙コップには、日本工業規格のような厳密な規格はないが、現在製造販売されている紙コップは、高さ59mm、容量90mLの3オンス型、高さ73mm、容量150mLの5オンス型、高さ79mm、容量205mLの7オンス型、高さ92mm、容量275mLの9オンス型などのように標準化されていて、容量が同じであれば紙コップの開口部リブの外周はほぼ等しいので、本発明の紙コップ収納供給袋は、収納する紙コップの容量に対応する数種類を製造することにより、各種の紙コップに適合することができる。
実施例1
無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムをラミネートした厚さ30μmのラミネートフィルムを用いて、図4に示す構造の紙コップ収納供給袋を作製した。袋の寸法は、紙コップ収納部の両側縁間の距離104mm、すなわち紙コップ収納部の内周208mm、紙コップ収納部の長さ215mm、紙コップ保持口の上端からミシン目までの距離48mm、ミシン目から下縁までの距離24mmとした。また、紙コップ保持口の下縁に深さ20mmのガゼット折りを設けた。
紙コップ保持口の上端から下縁までの両側端に、最小幅5mm、最大幅7mm、波長6mmの筒体の内側が波線状である溶着部を形成した。したがって、紙コップ保持口の狭い部分の内周は180mmであり、広い部分の内周は188mmである。
筒体の最上部には、厚さ50μm、幅40mmのポリプロピレン合成紙をフィルムで巻き込んで融着してヘッダーを形成し、ヘッダーに直径8mmの吊下穴を開けた。また、ラミネートフィルムを長さ30mm延設して舌片フィルムを形成し、舌片フィルムに、ポリエチレン剥離フィルムで覆われた幅10mmの粘着剤層を設けた。筒体の幅ごとに、溶断によりサイドシールして、紙コップ収納供給袋を完成した。
この紙コップ収納供給袋5個に、開口部リブの外径57.5mm、容量90mLの3オンス型紙コップ20個ずつを収納し、ポリエチレン剥離フィルムを剥がして舌片フィルムの粘着剤層を筒体のフィルムに固着し、紙コップ包装体5個を完成した。紙コップ保持口の下縁のガゼット折りが開き、紙コップの底部が収まって安定した形状となり、紙コップ包装体は机上に自立した。
吊下穴を吊下治具に通して紙コップ包装体を吊り下げ、ミシン目を破って紙コップ保持口を開口した。5個の紙コップ包装体から、年齢10歳から72歳までの男女5名で、交互に紙コップを取り出した。合計100個の紙コップは、すべて1個ずつ取り出され、2個以上の紙コップが同時に出てくることはなかった。
2 使い捨てコップ収納部
3 使い捨てコップ保持口
4 使い捨てコップ
5 溶着部
6 波線
7 ヘッダー
8 吊下孔
9 舌片フィルム
10 下縁
11 ミシン目
12 ガゼット折り
13 粘着剤層
14 剥離フィルム
15 ヘッダーシート
16 融着線
17 サイドシール
18 胴材
19 底材
20 開口部リブ
21 底縁
22 紙コップ
23 筒体
24 止めリング
25 袋
26 部分接着部
27 最大外径部分
28 スカート
29 紙コップ
30 上縁
31 のど部
32 筒体
33 紙コップ取出部
34 ピンホール
35 微細スリット
Claims (11)
- 上部に使い捨てコップ収納口、中央に使い捨てコップ収納部、下部に使い捨てコップ保持口を有する両側縁が溶断されたプラスチックフィルムの筒体からなる使い捨てコップ収納供給袋であって、使い捨てコップ保持口の両側縁において筒体を形成する2枚のフィルムが溶着され、かつ2枚のフィルムの溶着部の筒体の内側が波線状であり、使い捨てコップ保持口の内周の狭い部分と広い部分が連続的に交互に形成されてなることを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋。
- 使い捨てコップ保持口の長さが、収納される使い捨てコップの高さの0.1〜0.9倍である請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 使い捨てコップ保持口の狭い部分の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の−8〜+3mmの範囲にあり、使い捨てコップ保持口の広い部分の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の+4〜+10mmの範囲にある請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 使い捨てコップ収納部の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周の+4〜+50mmの範囲にある請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- プラスチックフィルムが、ポリオレフィンフィルムである請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 使い捨てコップ保持口の下縁が封じられ、該下縁に平行な保持口開口用のミシン目を有する請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 使い捨てコップ保持口の下縁にガゼット折りを有する請求項6記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 筒体上部に、筒体に延設された舌片フィルムと、該舌片フィルムを固着する粘着剤層からなる使い捨てコップ収納口閉鎖手段を有する請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 筒体最上部にヘッダーを有する請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- 使い捨てコップ収納口が密封されてなる請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
- プラスチックフィルムの筒体に、微細通気孔を有する請求項10記載の使い捨てコップ収納供給袋。
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