JP3920875B2 - 使い捨てコップ収納供給袋、使い捨てコップ包装体及び使い捨てコップ連続取り出し装置 - Google Patents

使い捨てコップ収納供給袋、使い捨てコップ包装体及び使い捨てコップ連続取り出し装置 Download PDF

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Description

本発明は、使い捨てコップ収納供給袋、使い捨てコップ包装体及び使い捨てコップ連続取り出し装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、使い捨てコップの製造工場から使用の現場まで、使い捨てコップが外部から汚染されることがなく、衛生的に取り扱うことができ、使い捨てコップを1個ずつ確実に取り出すことができる使い捨てコップ収納供給袋、使い捨てコップ包装体及び使い捨てコップ連続取り出し装置に関する。
開口部が底部よりも大きい円錐台形の使い捨てコップが、紙又はプラスチックを原材料として製造されている。紙コップは、安価、軽量で取り扱いやすく、使用後は古紙資源としてリサイクルすることができ、廃棄物として焼却しても有害物質を発生しないので、オフィス、病院、試飲会場、展示会場などで広く使われている。図12は、紙コップの一例の一部切り欠き斜視図である。この例の紙コップは、サイドシール18が形成された胴材19と底材20からなり、胴材と底材が接着され、開口部において胴材がトップカールされて開口部リブ21が形成されている。紙コップを積み重ねると、紙コップの底縁22が底材の上に載るので、胴材どうしの間には隙間ができ、胴材間の摩擦抵抗は生じない。このために、紙コップを多数個積層して、金属製、プラスチック製などの収納供給装置に収納し、下から1個ずつ取り出して使用することが行われている。
図13は、紙コップ収納供給装置の取出口の一例の断面図である。この例の紙コップ収納供給装置は、紙コップ23を収納する筒体24の内面の下端縁に、断面が三角形状の止めリング25が設けられている。紙コップ1個を手でつかんで引き抜くとき、紙コップの開口部が収縮するように押し付けられるので、紙コップを取り出すときの抵抗が大きく、紙コップを取り出しづらいばかりでなく、紙コップが2〜3個まとまって出てしまう場合がある。このために、紙コップが取り出しやすく、紙コップを安定して1個ずつ取り出すことができる紙コップ収納供給装置が検討されている。
例えば、紙コップを1個ずつ確実に取り出すことができる紙コップ収納及び供給装置として、図14に示す装置が提案されている(特許文献1)。この装置は、紙コップを上方から収納するようにした筒体26の下方の紙コップ取出部27が、倒立載頭円錐状の輪体を円周方向に数個に分割して取出片を形成し、この取出片の内面を多段式にするとともに、この最下端縁の断面形状が内方へ突出する三角形状に形成されている。この紙コップ収納及び供給装置の取出部は、きわめて複雑な構造であり、装置も高価なものにならざるを得ないので、より簡便に紙コップを安定して1個ずつ取り出すことができる手段が求められている。
現在、紙コップは、600個入り、2,500個入りなどの箱詰めで販売され、ユーザーにおいて50個程度ずつが小出しされ、給茶機などの近くに設置された紙コップ収納供給装置に入れられる場合が多い。この間、紙コップは外気に曝され、外部からの汚染防止の手段はとられていないが、紙コップは飲料を入れる容器なので、安全衛生面でのより一層の注意が払われることが望ましい。紙コップ収納供給装置を開いたところ、ゴキブリが飛び出してきたという事例も報告されている。このために、紙コップが外部から汚染されることがなく、衛生的に取り扱うことができる紙コップ収納及び供給手段が求められている。
特開平9−75154号公報(第2頁、図1)
本発明は、使い捨てコップの製造工場から使用の現場まで、使い捨てコップが外部から汚染されることがなく、衛生的に取り扱うことができ、使い捨てコップを1個ずつ確実に取り出すことができる使い捨てコップ収納供給袋、使い捨てコップ包装体及び使い捨てコップ連続取り出し装置を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、使い捨てコップを多数個積層してプラスチックフィルム製の筒状の袋に収納し、袋の下部の使い捨てコップ取出口の内周を使い捨てコップの開口部リブの外周よりわずかに小さくすることにより、使い捨てコップを1個ずつ取り出すことが可能となり、該袋の上部の使い捨てコップ収納口を使い捨てコップ収納後に閉鎖し、袋の下部の使い捨てコップ取出口を、使用直前まで封じた状態とすることにより、使い捨てコップへの外部からの汚染を完全に防止し得ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)袋体最上部に、ヘッダーシート14にプラスチックフィルムが巻き回され表裏2か所の融着線15においてヘッダーシート14とプラスチックフィルムとが融着されているヘッダーを有し、袋体部上部に使い捨てコップ収納口2を有し、該収納口2の閉鎖手段として袋体フィルムから延設された舌片フィルム6と、該舌片フィルム6を固着する袋体収納口2の縁に設けられた粘着剤層12及び該粘着剤層12を覆う剥離フィルム13を有し、袋体部中央に使い捨てコップ収納部袋体下部に使い捨てコップ収納部より内周が減少する使い捨てコップ取出口を有する筒状のフィルムからなるサイドシール方式の使い捨てコップ収納供給袋であって、該筒状のフィルムが無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムのラミネートであり、前記使い捨てコップ収納部の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より3〜40mm大きく、前記使い捨てコップ取出口の長さが5〜100mmであり、前記使い捨てコップ取出口の下端の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より0.3〜10mm小さく形成されてなり、使い捨てコップ取出口4の下縁が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目を有し、かつ、使い捨てコップ取出口4の下縁にガゼット折りを有することを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋、
(2)使い捨てコップ取出口の内面に合成紙が融着されてなる(1)記載の使い捨てコップ収納供給袋、
(3)上部に使い捨てコップ収納口、中央に使い捨てコップ収納部、下部に使い捨てコップ収納部より内周が減少する使い捨てコップ取出口を有する筒状のフィルムからなるサイドガゼットボトムシール方式の使い捨てコップ収納供給袋であって、該筒状のフィルムが側縁にガゼット折りを有し、該ガゼット折りがガゼット折りの両側に融着防止剤が塗布されたガゼット折りであり、かつ、材質が無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムのラミネートであり、前記使い捨てコップ収納部の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より3〜40mm大きく、前記使い捨てコップ取出口の長さが5〜100mmであり、前記使い捨てコップ取出口の下端の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より0.3〜10mm小さく、使い捨てコップ取出口4の下縁が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目を有することを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋、
(4)(1)、(2)又は(3)記載の使い捨てコップ収納供給袋の収納部3に、開口部が底部よりも大きい円錐台形の使い捨てコップ5が多数個積層されて収納されてなる使い捨てコップ包装体、及び、
(5)(4)記載の使い捨てコップ包装体を使い捨てコップの胴部の一部と底部が外に露出する状態の吊下状態で収容してなることを特徴とする使い捨てコップ連続取り出し装置、
を提供するものである。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋及び該袋に使い捨てコップを収納した使い捨てコップ包装体からは、使い捨てコップを安定して1個ずつ取り出すことができ、使い捨てコップが2〜3個まとまって引き出されて、始末に困る事態が生ずることがない。本発明の使い捨てコップ包装体は、使い捨てコップの製造工場で封じられ、使い捨てコップの使用者が取り出すまで、使い捨てコップが外気に曝されたり、人手に触れたりすることがないので、安全衛生上の問題が生ずるおそれが全くない。本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、プラスチックフィルムを原料として、折り、ミシン目加工、溶断などの工程により製造されるので、簡便かつ経済的に製造することができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、上部に使い捨てコップ収納口、中央に使い捨てコップ収納部、下部に使い捨てコップ収納部より内周が減少する使い捨てコップ取出口を有する筒状のプラスチックフィルムからなる使い捨てコップ収納供給袋であって、使い捨てコップ収納部の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より3〜40mm、より好ましくは10〜30mm大きく、使い捨てコップ取出口の長さが5〜100mm、より好ましくは15〜40mmであり、使い捨てコップ取出口の下端の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より0.3〜10mm、より好ましくは1〜5mm小さい使い捨てコップ収納供給袋である。
図1は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の一態様の斜視図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、筒状のプラスチックフィルムからなり、上部にヘッダー1と使い捨てコップ収納口2、中央に使い捨てコップ収納部3、下部に使い捨てコップ取出口4を有し、使い捨てコップ5が積層されて使い捨てコップ収納部に収納されている。使い捨てコップ収納口は、舌片フィルム6が接着剤層により袋体に固着されて閉鎖されている。使い捨てコップ収納供給袋をヘッダーに設けた吊下穴7を利用して吊り下げると、最も下に位置する使い捨てコップの開口部リブが使い捨てコップ取出口に引っかかり、使い捨てコップの底部と胴部の一部が使い捨てコップ取出口から露出した状態になる。この状態で最も下に位置する使い捨てコップをつかんで引き出すと、その使い捨てコップ1個のみが取り出され、二番目の使い捨てコップの底部と胴部の一部が使い捨てコップ取出口から露出した状態になる。この動作を繰り返すことにより、使い捨てコップ包装体に収納されている使い捨てコップは、確実に1個ずつ取り出され、無駄なく使用される。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋において、使い捨てコップ収納部の内周から使い捨てコップの開口部リブの外周を減じた差が3mm未満であると、使い捨てコップと使い捨てコップ収納部との摩擦が大きくなって、使い捨てコップが円滑に下方に移動しなくなるおそれがある。使い捨てコップ収納部の内周から使い捨てコップの開口部リブの外周を減じた差が40mmを超えると、使い捨てコップ収納部の中で使い捨てコップが傾いて外観が不良になるとともに、使い捨てコップが円滑に下方に移動しなくなるおそれがある。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋において、使い捨てコップ取出口の長さが5mm未満であると、二番目の使い捨てコップを開口部リブで支える力が弱くなり、使い捨てコップ2個が同時に取り出されるおそれがある。使い捨てコップ取出口の長さが100mmを超えると、使い捨てコップを取り出すときの抵抗が大きくなり、使い勝手が悪くなるおそれがある。使い捨てコップの開口部リブの外周から使い捨てコップ取出口の下端の内周を減じた差が0.3mm未満であると、二番目の使い捨てコップを開口部リブで支える力が弱くなり、使い捨てコップ2個が同時に取り出されるおそれがある。使い捨てコップの開口部リブの外周から使い捨てコップ取出口の下端の内周を減じた差が10mmを超えると、使い捨てコップを取り出すときの抵抗が大きくなり、使い勝手が悪くなるおそれがある。
本発明に用いるプラスチックフィルムに特に制限はなく、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、エチレン−プロピレン共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ酢酸ビニルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリオキシメチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリカプロラクタムフィルム、ポリヘキサメチレンアジパミドフィルムなどを挙げることができる。これらの中で、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどのポリオレフィンフィルムは、適度な引張弾性率と良好な熱融着性を有するので好適に用いることができ、無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムのラミネートフィルムを特に好適に用いることができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ取出口の下縁が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目を有することが好ましい。図2は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の一態様の平面図である。本図に示す使い捨てコップ収納供給袋は、折り畳まれた状態にあり、本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、この状態で製造され、使い捨てコップが収納されるまでは、この状態で取り扱われる。図2に示す態様の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ取出口の下縁8が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目9を有する。工場で製造された使い捨てコップは、使い捨てコップ収納口2から使い捨てコップ収納供給袋に入れられて、積層された状態で使い捨てコップ収納部3に収納され、収納口が閉鎖されて使い捨てコップ包装体となる。使い捨てコップ包装体は、この状態で保管、出荷、輸送、販売され、使い捨てコップの使用が開始されるときに、ミシン目が破られて使い捨てコップ取出口が開口される。したがつて、使い捨てコップは、製造されたのち使用されるまで、外部から遮断され、人手に直接触れることもないので、安全衛生面できわめて優れている。
図2に示す態様の使い捨てコップ収納供給袋においては、使い捨てコップ収納部3より内周が減少する使い捨てコップ取出口4は、使い捨てコップ収納供給袋が折り畳まれた状態で、使い捨てコップ取出口部分の両側縁間の間隔を、使い捨てコップ収納部の両側縁間の間隔より小さくすることにより形成されている。そして、使い捨てコップ収納部の側縁と使い捨てコップ取出口の側縁は曲線でつながって内周が減少し、ふたたび一定の内周を有する使い捨てコップ取出口となっている。本発明の使い捨てコップ収納供給袋において、使い捨てコップ収納部と使い捨てコップ取出口をつなぐ形状に特に制限はなく、使い捨てコップ取出口の内周が、使い捨てコップ収納部の内周より小さい限り、任意の形状とすることができる。図3〜5は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図である。図3に示す態様においては、使い捨てコップ収納部の内周から使い捨てコップ取出口の内周まで、内周が一挙に減少している。図4に示す態様においては、使い捨てコップ収納部の側縁と使い捨てコップ取出口の側縁が直線でつながって内周が減少し、ふたたび一定の内周を有する使い捨てコップ取出口となっている。図5に示す態様においては、使い捨てコップ収納部の側縁から使い捨てコップ取出口の下縁までが直線で結ばれ、使い捨てコップ取出口の内周が連続的に減少している。図3〜5に示す態様の使い捨てコップ取出口4はすべて下縁8が封じられ、下縁に平行な取出口開口用のミシン目9が設けられている。ミシン目を破ることにより使い捨てコップ取出口が形成されるので、ミシン目の位置における内周が、使い捨てコップ取出口の下端の内周となる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ取出口の下縁にガゼット折りを有することが好ましい。図6は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図及びA−A線切断部端面図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ取出口の下縁8にガゼット折り10を有する。ガゼット折りの深さは、ガゼット折り開いて形成される平面の幅が、収納される使い捨てコップの底部の直径よりわずかに大きいことが好ましい。使い捨てコップ取出口の下縁にガゼット折りを設けることにより、使い捨てコップ収納供給袋に使い捨てコップを収納したとき、ガゼット折りが開いて形成される平面に最も下に位置する使い捨てコップの底部が収まり、外観と安定性の良好な使い捨てコップ包装体を得ることができる。ミシン目9を破って使い捨てコップの使用を開始するとき、ガゼット折りの部分は切り取られて廃棄される。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ取出口の内面又は外面に合成紙を融着することができる。図7は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図及びB−B線切断部端面図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、使い捨てコップ取出口の内面に合成紙11が融着されている。使い捨てコップ取出口の内面又は外面に合成紙を融着して使い捨てコップ取出口の剛性を高めることにより、使い捨てコップ取出口における使い捨てコップの保持力を高め、2個以上の使い捨てコップが同時に取り出される現象の発生をいっそう確実に防止することができる。融着する合成紙は、袋体を構成するプラスチックフィルムと同種のプラスチック製であることが好ましい。合成紙とフィルムを同種のプラスチックとすることにより、両者を容易に融着することができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、袋体上部に、使い捨てコップ収納口閉鎖手段を設けることが好ましい。使い捨てコップ収納口閉鎖手段を設け、使い捨てコップを収納したのちに使い捨てコップ収納口を閉鎖することにより、使い捨てコップ包装体の内部を外部から遮断し、外部からの汚染や小動物の侵入などを防ぐことができる。使い捨てコップ収納口閉鎖手段に特に制限はなく、例えば、熱シール部、超音波シール部、舌片フィルムと粘着剤層の組み合わせなどを挙げることができる。使い捨てコップ収納供給袋には厳密な密封性は要求されないので、現場における作業性の良好な舌片フィルムと粘着剤層の組み合わせを好適に用いることができる。図8は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図及びC−C線切断部端面図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、袋体に延設された舌片フィルム6を有し、袋体に粘着剤層12が設けられ、剥離フィルム13で覆われている。使い捨てコップ収納供給袋に使い捨てコップを収納したのち、剥離フィルムを剥がして舌片フィルムを粘着剤層に固着させることにより、使い捨てコップ収納口を閉鎖することができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、袋体最上部にヘッダーを有することが好ましい。図8に示す態様においては、袋体最上部においてヘッダーシート14にプラスチックフィルムが巻き回され、表裏2か所の融着線15においてヘッダーシートとプラスチックフィルムとが融着されている。ヘッダーには、吊下穴8を設けることが好ましい。袋体最上部にヘッダーを設けることにより、使い捨てコップを収納した使い捨てコップ包装体を、ヘッダーを把持して取り扱うことができるので、取り扱いが容易になる。また、ヘッダーに吊下穴を設け、吊下穴を吊下治具に通して使い捨てコップ包装体を吊り下げ、ミシン目を破って使い捨てコップ取出口を開口することにより、使い捨てコップ取出口から使い捨てコップを1個ずつ下方に引き下ろして取り出すことができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋の筒状のプラスチックフィルムの袋に特に制限はなく、例えば、サイドシール方式の袋、サイドガゼット方式の袋、チューブラー方式の袋などを挙げることができる。図8に示す態様の使い捨てコップ収納供給袋は、サイドシール方式の袋である。長尺のチューブ状のプラスチックフィルムの片側にガゼット折りを形成し、他の側を切り開いてヘッダーシートを融着するとともに舌片フィルム部分を形成し、剥離フィルムで覆われた長尺の粘着剤層を貼着し、袋体の幅ごとに溶断してサイドシールすると同時に、両側縁間の距離の短い使い捨てコップ取出口を形成することにより、製造することができる。
図9は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図、D−D線切断部端面図及びE−E線切断部端面図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、サイドガゼット−ボトムシール方式の袋である。長尺のチューブ状のプラスチックフィルムの両側に、融着防止剤が塗布されたガゼット折りを形成し、袋体の長さごとに溶断してボトムシールすると同時に、両側縁間の距離の短い使い捨てコップ取出口を形成し、袋体上部に使い捨てコップ収納口とヘッダーを加工することにより、製造することができる。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、大型の使い捨てコップ用として好適に用いることができる。
図10は、本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図、F−F線切断部端面図及びG−G線切断部端面図である。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、チューブラー−ボトムシール方式の袋である。長尺のチューブ状のプラスチックフィルムを、袋体の長さごとに溶断してボトムシールすると同時に、両側縁間の距離の短い使い捨てコップ取出口を形成し、袋体上部に使い捨てコップ収納口とヘッダーを加工することにより、製造することができる。本態様の使い捨てコップ収納供給袋は、安価に製造することができ、小型の使い捨てコップ用として好適に用いることができる。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋の製造に用いるプラスチックフィルムには、必要に応じて、グラビヤ印刷やドライラミネーションなどを施すことができる。本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、図8、図9又は図10に示されるような折り畳まれた状態の製品として製造され、従来の使い捨てコップ収納供給装置と異なり、使い捨てコップが収納されるまでは平らな状態で取り扱うことができるので、必要とするスペースが少なく、経済的に保管及び輸送を行うことができる。
紙コップには、日本工業規格のような厳密な規格はないが、現在製造販売されている紙コップは、高さ73mm、容量150mLの5オンス型、高さ79mm、容量205mLの7オンス型、高さ92mm、容量275mLの9オンス型などのように標準化されていて、容量が同じであれば紙コップの開口部リブの外周はほぼ等しいので、本発明の紙コップ収納供給袋は、収納する紙コップの容量に対応する数種類を製造することにより、各種の紙コップに適合することができる。
本発明の使い捨てコップ包装体は、開口部が底部よりも大きい円錐台形の使い捨てコップが多数個積層されて筒状のプラスチックフィルム製の使い捨てコップ収納供給袋の収納部に収納されてなる使い捨てコップ包装体であって、該収納供給袋の上部の使い捨てコップ収納口が閉鎖され、該収納供給袋の下部に使い捨てコップ取出口を有し、該使い捨てコップ取出口の内周が収納部の内周より小さく、使い捨てコップ取出口の長さが5〜100mmであり、使い捨てコップ取出口の下端の内周が、収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より0.3〜10mm小さい使い捨てコップ包装体である。本発明の使い捨てコップ包装体は、使い捨てコップ取出口の下縁が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目を有することが好ましい。
本発明の使い捨てコップ連続取り出し装置は、本発明の使い捨てコップ包装体を吊下状態で収容してなる装置である。図11は、本発明の使い捨てコップ連続取り出し装置の一態様の扉を閉じた状態と扉を開いた状態を示す斜視図である。装置16内の上部に設けられた吊下治具に、使い捨てコップ包装体のヘッダーに設けられた吊下穴を通して本発明の使い捨てコップ包装体17を吊り下げ、装置の扉を閉じると、装置の下端から使い捨てコップ5の胴部の一部と底部が露出した状態になる。この状態で露出している使い捨てコップをつかみ、下方に引き下げると使い捨てコップ1個のみを確実に取り出すことができる。使い捨てコップ収納供給装置は、厨房の片隅などの洗剤を用いる洗浄に不便な場所に固定されることが多い。本発明の使い捨てコップ連続取り出し装置は、使い捨てコップが使い捨てコップ収納供給袋に収められ、装置と直接接触することがないので、装置の内部を洗浄する必要はなく、簡単に清掃するだけで使い捨てコップを衛生的に保管し、連続して1個ずつ取り出すことができる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
実施例1
無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムをラミネートした厚さ30μmのラミネートフィルムを用いて、図8に示す構造の紙コップ収納供給袋を作製した。袋の寸法は、紙コップ収納部の両側縁間の距離124mm、紙コップ収納部の長さ400mm、紙コップ取出口の両側縁間の距離113mm、紙コップ収納部の下端から袋体の下縁までの距離60mmとした。紙コップ取出口の下縁に深さ25mmのガゼット折りと、下縁から30mmの距離に下縁に平行な取出口開口用のミシン目を設けた。したがって、ミシン目を破って紙コップ取出口を開くと、紙コップ取出口の長さは30mmとなる。袋体の上部には、厚さ50μm、幅40mmのポリプロピレン合成紙をフィルムで巻き込んで融着してヘッダーを形成し、ヘッダーの中央に直径8mmの吊下穴を開けた。また、ラミネートフィルムを長さ50mm延設して舌片フィルムを形成し、舌片フィルムと向かい合う位置の袋体に、ポリエチレン剥離フィルムで覆われた幅6mmの粘着剤層を設けた。紙コップ収納部と紙コップ取出口が上記の寸法になるように、溶断によりサイドシールして紙コップ収納供給袋を完成した。
この紙コップ収納供給袋3個に、高さ79mm、容量205mLの7オンス型紙コップ50個ずつを収納し、ポリエチレン剥離フィルムを剥がして舌片フィルムを粘着剤層に固着し、紙コップ包装体3個を完成した。紙コップ取出口の下縁のガゼット折りが開き、紙コップの底部が収まって安定した形状となり、紙コップ包装体は机上に自立した。
吊下穴を吊下治具に通して紙コップ包装体を吊り下げ、ミシン目を破って紙コップ取出口を開口した。3個の紙コップ包装体から、年齢12歳から74歳までの男女7名で、交互に紙コップを取り出した。合計150個の紙コップは、すべて1個ずつ取り出され、2個以上の紙コップが同時に出てくることはなかった。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋は、プラスチックフィルムを原料として、折り、ミシン目加工、溶断などの工程により製造されるので、簡便かつ経済的に製造することができる。本発明の使い捨てコップ包装体は、使い捨てコップの製造工場で封じられ、使い捨てコップの使用者が取り出すまで、使い捨てコップが外気に曝されたり、人手に触れたりすることがないので、安全衛生上の問題が生ずるおそれが全くない。本発明の使い捨てコップ包装体からは、使い捨てコップを安定して1個ずつ取り出すことができ、使い捨てコップが2〜3個まとまって引き出されて、始末に困る事態が生ずることがない。本発明の使い捨てコップ連続取り出し装置は、使い捨てコップと装置本体が直接接触することがないので、装置内において使い捨てコップが汚染されるおそれがない。
本発明の使い捨てコップ収納供給袋の一態様の斜視図である。 本発明の使い捨てコップ収納供給袋の一態様の平面図である。 使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図である。 使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図である。 使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図である。 使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図及び切断部端面図である。 使い捨てコップ取出口の形状を示す部分平面図及び切断部端面図である。 本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図及び切断部端面図である。 本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図及び切断部端面図である。 本発明の使い捨てコップ収納供給袋の他の態様の平面図及び切断部端面図である。 本発明の使い捨てコップ連続取り出し装置の一態様の斜視図である。 紙コップの一例の一部切り欠き斜視図である。 紙コップ収納供給装置の取出口の一例の断面図である。 紙コップ収納及び供給装置の一例の断面図である。
符号の説明
1 ヘッダー
2 使い捨てコップ収納口
3 使い捨てコップ収納部
4 使い捨てコップ取出口
5 使い捨てコップ
6 舌片フィルム
7 吊下穴
8 下縁
9 ミシン目
10 ガゼット折り
11 合成紙
12 粘着剤層
13 剥離フィルム
14 ヘッダーシート
15 融着線
16 装置
17 使い捨てコップ包装体
18 サイドシール
19 胴材
20 底材
21 開口部リブ
22 底縁
23 紙コップ
24 筒体
25 止めリング
26 筒体
27 紙コップ取出部

Claims (5)

  1. 袋体最上部に、ヘッダーシート14にプラスチックフィルムが巻き回され表裏2か所の融着線15においてヘッダーシート14とプラスチックフィルムとが融着されているヘッダーを有し、袋体部上部に使い捨てコップ収納口2を有し、該収納口2の閉鎖手段として袋体フィルムから延設された舌片フィルム6と、該舌片フィルム6を固着する袋体収納口2の縁に設けられた粘着剤層12及び該粘着剤層12を覆う剥離フィルム13を有し、袋体部中央に使い捨てコップ収納部袋体下部に使い捨てコップ収納部より内周が減少する使い捨てコップ取出口を有する筒状のフィルムからなるサイドシール方式の使い捨てコップ収納供給袋であって、該筒状のフィルムが無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムのラミネートであり、前記使い捨てコップ収納部の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より3〜40mm大きく、前記使い捨てコップ取出口の長さが5〜100mmであり、前記使い捨てコップ取出口の下端の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より0.3〜10mm小さく形成されてなり、使い捨てコップ取出口4の下縁が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目を有し、かつ、使い捨てコップ取出口4の下縁にガゼット折りを有することを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋。
  2. 使い捨てコップ取出口の内面に合成紙が融着されてなる請求項1記載の使い捨てコップ収納供給袋。
  3. 上部に使い捨てコップ収納口、中央に使い捨てコップ収納部、下部に使い捨てコップ収納部より内周が減少する使い捨てコップ取出口を有する筒状のフィルムからなるサイドガゼットボトムシール方式の使い捨てコップ収納供給袋であって、該筒状のフィルムが側縁にガゼット折りを有し、該ガゼット折りがガゼット折りの両側に融着防止剤が塗布されたガゼット折りであり、かつ、材質が無延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムのラミネートであり、前記使い捨てコップ収納部の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より3〜40mm大きく、前記使い捨てコップ取出口の長さが5〜100mmであり、前記使い捨てコップ取出口の下端の内周が収納される使い捨てコップの開口部リブの外周より0.3〜10mm小さく、使い捨てコップ取出口4の下縁が封じられ、該下縁に平行な取出口開口用のミシン目を有することを特徴とする使い捨てコップ収納供給袋。
  4. 請求項1、2又は3記載の使い捨てコップ収納供給袋の収納部3に、開口部が底部よりも大きい円錐台形の使い捨てコップ5が多数個積層されて収納されてなる使い捨てコップ包装体。
  5. 請求項4記載の使い捨てコップ包装体を使い捨てコップの胴部の一部と底部が外に露出する状態の吊下状態で収容してなることを特徴とする使い捨てコップ連続取り出し装置。
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