JP2007039011A - シートベルトリトラクタおよびこれを備えているシートベルト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルト引出し量を高精度に検知するベルト引出し量検知手段の信頼性を向上するとともに、シートベルトの装着をより確実に検知可能にする。
【解決手段】スイッチレバー26の突出部26aの先端が、スプールと一体回転可能な回転角検出カム車25の外周面25aに当接しているときは、スイッチレバー26のマグネット30がホール素子33から大きく離間するので、ホール素子33はオフとなる。また、スイッチレバー26の突出部26aの先端が凸状カム28の外周面28aに当接しているときは、スイッチレバー26のマグネット30がホール素子33に最も接近するので、ホール素子33はオンとなる。これにより、シートベルトが非装着の全量巻取り時から所定量引き出されたことを検知され、ベルト装着であると判断される。
【選択図】 図3
【解決手段】スイッチレバー26の突出部26aの先端が、スプールと一体回転可能な回転角検出カム車25の外周面25aに当接しているときは、スイッチレバー26のマグネット30がホール素子33から大きく離間するので、ホール素子33はオフとなる。また、スイッチレバー26の突出部26aの先端が凸状カム28の外周面28aに当接しているときは、スイッチレバー26のマグネット30がホール素子33に最も接近するので、ホール素子33はオンとなる。これにより、シートベルトが非装着の全量巻取り時から所定量引き出されたことを検知され、ベルト装着であると判断される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、シートベルトを巻取引出し可能に巻き取るシートベルトリトラクタの技術分野に関し、特に、シートベルトの引出し量を検知することにより乗員のシートベルト装着状態を検知するベルト装着検知手段を備えているシートベルトリトラクタおよびこれを備えているシートベルト装置の技術分野に属するものである。
従来から自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、車両衝突時等の大きな減速度が車両に加えられた緊急時に、シートベルトで乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出しを阻止し、乗員を保護している。このシートベルト装置においては、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタを備えている。このシートベルトリトラクタでは、シートベルトは非装着時にはスプールに巻き取られているが、装着時には引き出されて乗員に装着される。そして、前述のような緊急時にシートベルトリトラクタのロック手段が作動してスプールのベルト引出方向の回転を阻止することにより、シートベルトの引出しが阻止される。これにより、緊急時にシートベルトは乗員を確実に拘束し、保護するようになる。
緊急時にシートベルトにより乗員を確実に拘束するためには、乗員によるシートベルトの装着を確実に行う必要がある。そのために、従来のシートベルト装置においては、ベルト装着検知手段が設けられている。このようなベルト装着検知手段を備えたシートベルト装置として、バックルに内蔵されてタングがバックルに係合したときオンとなりかつタングがバックルから解離したときオフとなるバックルスイッチにより、シートベルトの装着を検知する装着検知装置を備えたシートベルト装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示のシートベルト装置によれば、乗員がシートベルトリトラクタからシートベルトを引き出してタングをバックルに係合すると、バックルスイッチがオンすることで、乗員によるシートベルトの装着が検知される。
ところで、近年の自動車においては車両シートのレイアウトが多彩になってきており、車両シートを車体から取り外すことが可能な車両が開発されている。そこで、特許文献1に開示のシートベルト装置のように、バックルに内蔵されたバックルスイッチのオン、オフ信号を用いて乗員によるシートベルトの装着情報を得る装着検知装置を、このような車両に適用しようとすると、通常、バックルは車両シートに取り付けられているため、バックルスイッチと車体側に設けられたCPUとを電気的に接続するワイヤーハーネスを、バックル側と車体側との間で接続および接続解除可能にするための接続手段が必要となってしまう。
そこで、バックルに内蔵されたバックルスイッチ以外で、乗員によるシートベルトの装着を検知するベルト装着検知手段を備えるシートベルト装置として、シートベルトリトラクタのボビンに巻き取られたベルト巻量を検知することで、乗員によるシートベルトの装着を検知するメカニカルなシートベルト巻量検知スイッチを備えるシートベルト装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に開示のシートベルト装置では、シートベルト巻量検知スイッチが、シートベルトリトラクタのボビンに巻き取られたシートベルトの外周面に常時当接してベルト巻取り量に応じたベルト巻径の変動に追従して変位しかつ摺動接点を有する可動子と、この可動子が所定量変位したとき摺動接点が接触する固定接点とを備えている。そして、摺動接点が固定接点に対して接触または非接触となることで、シートベルト巻量検知スイッチがオン、オフして、シーベルトが所定量巻き取られたかどうかが検知される。
このシートベルト巻量検知スイッチは車体に固定されるシートベルトリトラクタに取り付けられるので、前述のような車両シートが車体から取り外し可能な車両に適用しても、バックル側と車体側との間でのワイヤーハーネスの接続手段が不要となる。
このシートベルト巻量検知スイッチは車体に固定されるシートベルトリトラクタに取り付けられるので、前述のような車両シートが車体から取り外し可能な車両に適用しても、バックル側と車体側との間でのワイヤーハーネスの接続手段が不要となる。
しかしながら、ベルト巻径の変動に基づいてシーベルトの巻取り量を検知したのでは、ボビンにおけるシーベルトの巻取り状態によって同じベルト巻取り量であってもベルト巻径が変化してしまい、シートベルト巻量検知スイッチのオン、オフの良好な精度が得られないという問題がある。また、このようなメカニカルなスイッチでは、スイッチの接点が正常であるかどうかの診断が難しいという問題もある。
一方、前述の特許文献1には、巻取り軸にこれと一体回転可能に固着された回転角検出用爪車と、2つのフォトカプラによりこの回転角検出用爪車の回転変位を検出する変位検出装置とを備え、CPUにより、変位検出装置の2つのフォトカプラからの光学的な回転変位検出のパルス信号をカウントして巻取り軸の回転方向および回転角度を検知することでシートベルトの引出し量つまりベルト巻取り量を検知することも開示されている。この光学的なベルト巻取り量の検知では接点を有していないので、接点を有する前述のメカニカルなスイッチの問題はなくなる。
特公平3−70655号公報。
特開平9−82171号公報。
しかしながら、特許文献1に開示の無接点の光学的なベルト巻取り量の検知では、長期間の使用等によりフォトカプラが汚れると、この汚れによりフォトカプラの光量が低下してしまい、ベルト巻取り量を高精度に検知し難くなるばかりでなく、光学的なベルト巻取り量検知手段の信頼性が低下するという問題がある。
また、前述のメカニカルスイッチによるベルト巻取り量の検知およびフォトカプラによる光学的なベルト巻取り量の検知では、いずれも、それらのオフ時には信号が流れないため、オフ時にワイヤーハーネス等の断線をそのままでは検出することができず、ベルト巻取り量の検知の信頼性が良好ではない。そこで、スイッチの接点あるいはフォトカプラと並列に抵抗を入れて、オフ時にもこれらのスイッチの接点あるいはフォトカプラをバイパスして電流を流すことができるようにしてオフ時における断線を検出することにより、ベルト巻取り量の検知の信頼性を向上することが考えられる。しかしながら、このように抵抗を入れた場合、オフ時における断線の検出はできるものの、スイッチの接点あるいはフォトカプラの診断を行うことはできず、ベルト巻取り量の検知の信頼性は確実にかつ十分に向上させることはできない。しかも、抵抗を用いることで部品点数が多くなり、コストが高くなるという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、長期間の使用によってもベルト引出し量を高精度に検知するベルト引出し量検知手段の信頼性をより一層向上できるとともに、シートベルトの装着をより確実に検知可能であり、しかも部品点数の増大を抑制できるシートベルトリトラクタおよびこれを備えているシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明のシートベルトリトラクタは、シートベルトを引出し可能に巻き取るスプールと、このスプールの回転角を検知する回転角検出手段とを少なくとも備えているシートベルトリトラクタにおいて、前記回転角検出手段が、前記シートベルトの非装着時における前記スプールの全量巻取り時から前記スプールのベルト引出し方向の所定量の回転角を検知することで前記シートベルトの所定量の引出しを検知するベルト引出し量検知手段であり、前記ベルト引出し量検知手段が、前記スプールのベルト引出し方向の所定量の回転に応じて移動するマグネットとこのマグネットによりオン、オフ制御されるホール素子とを備えるホールスイッチであることを特徴としている。
また、請求項2の発明のシートベルトリトラクタは、前記スプールを回転可能に支持するフレームまたはこのフレームの固定される固定部材に一端部が揺動可能に支持されたスイッチレバーを備え、前記マグネットが前記スイッチレバーの他端部に取り付けられているとともに、前記スイッチレバーが前記スプールと一体回転可能に設けられかつ外周に凸状カムを有する回転角検出カム車によって揺動制御されることで、前記スプールの全量巻取り時に前記マグネットを前記スイッチレバーにより前記ホール素子から大きく離間させて前記ホールスイッチをオフにするとともに、前記スプールの全量巻取り時から前記シートベルトを所定量引き出したときに前記凸状カムにより前記スイッチレバーを作動して前記マグネットを前記ホール素子に最も接近させて前記ホールスイッチをオンにすることを特徴としている。
更に、請求項3の発明のシートベルトリトラクタは、前記スプールを回転可能に支持するフレームまたはこのフレームの固定される固定部材に一端部が揺動可能に支持されたスイッチレバーを備え、前記マグネットが前記スイッチレバーの他端部に取り付けられているとともに、前記スイッチレバーが前記スプールと一体回転可能に設けられかつ外周に凹状カムを有する回転角検出カム車によって揺動制御されることで、前記スプールの全量巻取り時に前記マグネットを前記スイッチレバーにより前記ホール素子に最も接近させて前記ホールスイッチをオフにするとともに、前記ホール素子を前記スプールの全量巻取り時から前記シートベルトを所定量引き出したときに前記凹状カムにより前記スイッチレバーを作動して前記マグネットを前記ホール素子から大きく離間させて前記ホールスイッチをオンにすることを特徴としている。
更に、請求項4の発明のシートベルト装置は、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係合されるバックルとを少なくとも備え、緊急時にシートベルトリトラクタによって前記シートベルトの引出しが阻止されることで乗員を拘束するシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタが、請求項1ないし3のいずれか1記載のシートベルトリトラクタであることを特徴としている。
このような構成をした本発明のシートベルトリトラクタおよびこれを備えているシートベルト装置によれば、ベルト引出し量検知手段を構成する回転角検出手段にホールスイッチを用いているので、ホールスイッチが汚れてもこの汚れがスプールの回転角検出に影響するのを抑制できる。したがって、長期間の使用によってもスプールの回転角を高精度に検知することができ、回転角検出手段の信頼性を向上することができる。そして、この回転角検出手段をベルト引出し量検知手段として用いることで、乗員によるシートベルトの装着をより確実に検知することができる。
また、ホールスイッチはオフ時にも微少電流を流すことができるので、オフ時には微少電流をまたオン時には比較的大きな電流を流すように設定することで、ベルト引出し量を確実に検知することができるようにしつつ、オフ時の断線も確実に検出することができる。これにより、ベルト引出し量の検知の信頼性をより一層向上させることができる。しかも、前述の従来のような抵抗を用いる必要がないので、部品点数の増大を抑制することができ、コストを低減することができる。
更に、回転角検出手段を車体に固定されるシートベルトリトラクタに取り付けているので、前述の従来のような車両シートが車体から取り外し可能な車両に適用しても、バックル側と車体側との間でのワイヤーハーネスの接続手段を不要にできる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかるシートベルトリトラクタの一例を示す縦断面図である。
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ1の大部分の構成は、例えば特開2001−58559号公報に開示されている公知のシートベルトリトラクタと同じである。まず、この公知のシートベルトリトラクタと同じ部分について簡単に説明する。
図1は、本発明にかかるシートベルトリトラクタの一例を示す縦断面図である。
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ1の大部分の構成は、例えば特開2001−58559号公報に開示されている公知のシートベルトリトラクタと同じである。まず、この公知のシートベルトリトラクタと同じ部分について簡単に説明する。
図1中、1はシートベルトリトラクタ、2はコ字状のフレーム、3はシートベルト、4はコ字状のフレーム2の両側壁間に回転可能に支持され、シートベルト3を巻き取るスプール、5は前述の緊急時に発生する大きな車両減速度を感知して作動する減速度感知手段、6は減速度感知手段5によって作動して少なくともスプール4のベルト引出方向の回転を阻止するロック手段、7はこのスプール4の中心に軸方向に遊嵌、貫通され、かつスプール4とロック手段6とを回転的に連結するトーションバー、8はスパイラルスプリング9のばね力によりブッシュ10を介してスプール4を常時ベルト巻取方向に付勢するスプリング手段、11は前述の緊急時に作動してベルト巻取トルクを発生するプリテンショナー、12はプリテンショナー11のシートベルト巻取トルクをスプール4に伝達するブッシュである。
ロック手段6は、トーションバー7の第1トルク伝達軸17に一体回転可能でありかつパウル13を揺動可能に保持するロッキングベース14を備えているとともに、トーションバー7の突出軸7aに通常時はこのトーションバー7と一体回転し緊急時に減速度感知手段5の作動で停止してトーションバー7との間に相対回転するように支持され、かつこの緊急時の相対回転によりパウル13をフレーム2の側壁の内歯19に係合させてロッキングベース14のシートベルト引出方向の回転を阻止するロックギヤ20を備えている。ロッキングベース14には雄ねじ軸部15が形成されており、この雄ねじ軸部15には、スプール4と一体に回転するナット状のストッパ部材16が螺合されている。一方、ロックギヤ20には、係止爪を有する慣性体21が揺動可能に支持されており、この慣性体21は、ロックギヤ20がベルト引出方向に所定以上の角加速度で回転したときに揺動して、その係止爪をフレーム2に固定されたカバー22に設けられた内歯23に係合するようになっている。
また、トーションバー7には、ロッキングベース14と相対回転不能に係合する第1トルク伝達部17が形成されているとともに、スプール4と相対回転不能に係合する第2トルク伝達部18が形成されている。
そして、スプリング手段8のばね力により、スプール4はブッシュ10、トーションバー7、トーションバー7の第2トルク伝達部18およびブッシュ12を介して常時シートベルト巻取方向に付勢されている。また、プリテンショナー11の作動時、プリテンショナー11で発生したベルト巻取トルクがブッシュ12を介してスプール4に伝達され、これによりスプール4はシートベルト3を所定量巻き取るようになっている。
そして、スプリング手段8のばね力により、スプール4はブッシュ10、トーションバー7、トーションバー7の第2トルク伝達部18およびブッシュ12を介して常時シートベルト巻取方向に付勢されている。また、プリテンショナー11の作動時、プリテンショナー11で発生したベルト巻取トルクがブッシュ12を介してスプール4に伝達され、これによりスプール4はシートベルト3を所定量巻き取るようになっている。
このように構成された従来のシートベルトリトラクタ1においては、シートベルト非装着時には、スプリング手段8の付勢力で、シートベルト3がその全量巻き取られている。そして、ベルト装着のためシートベルト3を通常の速度で引き出すと、スプール4がシートベルト引出方向に回転し、シートベルト3はスムーズに引き出される。シートベルト3に摺動自在に設けられた図示しないタングを車体に固定された図示しないバックルに挿入係止した後、余分に引き出されたシートベルト3がスプリング手段8の付勢力でスプール4に巻き取られ、シートベルト3は乗員に圧迫感を与えない程度にフィットされる。
前述の緊急時にはプリテンショナー11が発生したシートベルト巻取トルクはスプール4に伝達され、スプール4はシートベルト3を所定量巻き取り、乗員を堅固に拘束する。一方、緊急時に発生する大きな車両減速度で減速度感知手段5が作動してロック手段6が作動する。すなわち、減速度感知手段5の作動により、ロックギヤ20のシートベルト引出方向の回転が阻止され、ロック手段6のパウル13が回動して、フレーム2の側壁の内歯19に係合する。すると、ロッキングベース14のシートベルト引出方向の回転が阻止されるので、トーションバー7がねじられ、スプール4のみがシートベルト引出方向にロッキングベース14に対して相対回転する。これ以後、スプール4がトーションバー7をねじりつつシートベルト引出方向に回転することになり、このトーションバー7のねじりトルクによってシートベルト3に加えられる荷重が制限されて、乗員に加えられる衝撃が吸収緩和される。
スプール4がロッキングベース14に対して相対回転することで、スプール4と一体回転するストッパ部材16が、螺合している雄ねじ軸部15に対して相対回転するため、ロッキングベース14の方へ移動する。そして、ストッパ部材16がロッキングベース14に当接すると、ストッパ部材16のそれ以上の回転が阻止されるので、スプール4の回転も阻止されて、トーションバー7のねじりが停止する。このようにして、シートベルト3の引出が阻止されて乗員がシートベルト3により確実に拘束されるとともに、トーションバー7の最大ねじりが制限され、トーションバー7のねじりによる切断が防止される。
また、シートベルト3の急激な引出時には、ロックギヤ20がベルト引出方向に所定以上の角加速度で回転することで慣性体21が揺動し、その係止爪が内歯23に係合する。これにより、ロック手段6のロッキングベース14がロックギヤ20に対してシートベルト引出方向に相対回転し、前述と同様にロック手段6のパウル13がフレーム2の側壁の内歯19に係合して、ロッキングベース14の回転が阻止されるため、トーションバー7を介してスプール4のベルト引出方向の回転が阻止され、シートベルトの引出が阻止される。
次に、この例のシートベルトリトラクタ1に係る本発明の特徴部分について説明する。
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ1は、カバー22側に設けられてトーションバー7の突出軸7aの回転角を検出する回転角検出手段24を備えている。図2、図3(a)および(b)に示すように、この回転角検出手段24は、回転角検出カム車25と、スイッチレバー26と、ホールスイッチ27とを備えている。
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ1は、カバー22側に設けられてトーションバー7の突出軸7aの回転角を検出する回転角検出手段24を備えている。図2、図3(a)および(b)に示すように、この回転角検出手段24は、回転角検出カム車25と、スイッチレバー26と、ホールスイッチ27とを備えている。
回転角検出カム車25はトーションバー7の突出軸7aにこれと一体回転可能に設けられていて、この突出軸7aの回転変位(回転角)を検出する。図2に示すように、この回転角検出カム車25はディスク状に形成されており、その外周の一部に凸状カム28が形成されている。この凸状カム28の外周面28aは、回転角検出カム車25と同心円でかつ所定の円弧長の円弧に形成されているとともに、この外周面28aの両端が傾斜面を介して回転角検出カム車25の外周面25aに接続されている。その場合、凸状カム28の外周面28aと傾斜面との間および回転角検出カム車25の外周面25aと傾斜面との間はいずれも湾曲したR部に形成されていて滑らかに連続した面とされている。
スイッチレバー26はその一端部がカバー22に揺動軸29で揺動可能に支持されて設けられており、その他端部にはマグネット30が取り付けられている。また、スイッチレバー26は揺動軸29とマグネット30との間の所定の中間位置に、揺動軸29とマグネット30とを結ぶ直線とほぼ直交する方向に延びる突出部26aが設けられており、この突出部26aの先端は湾曲面とされている。図3(a)および(b)に示すように、スイッチレバー26はねじりスプリング31によって常時回転角検出カム車25の方向に付勢されている。これにより、突出部26aの先端が回転角検出カム車25の外周面25a、凸状カム28の外周面28a、これらの間の傾斜面およびR部からなる回転角検出カム車25の全体の外周面に常時当接するようにされている。したがって、回転角検出カム車25が回転することで、スイッチレバー26は回転角検出カム車25の全体の外周面の形状に倣って揺動制御されるようになる。このとき、凸状カム28の外周面28aと傾斜面との間および回転角検出カム車25の外周面25aと傾斜面との間が滑らかに連続した面とされているとともに突出部26aの先端が湾曲面とされているので、突出部26aは回転角検出カム車25の全体の外周面の形状にスムーズに倣うようになる。
図3(a)および(b)に示すように、ホールスイッチ27は、前述のマグネット30と、カバー22に取り付けられた基板32と、この基板32に取り付けられたホール素子33と、基板32にプリントされかつこのホール素子33に電気的に接続された配線回路34とを備えている。図4に示すように、例えばホール素子33は抵抗R1とトランジスタTR1とからなり、また、配線回路34は3つの抵抗R2,R3,R4とトランジスタTR1とからなっている。そして、マグネット30がホール素子33から離間すると、トランジスタTR1が導通しなく、ホール素子33の出力部33aの電位が高い。このため、配線回路のトランジスタTR2が導通し、ホールスイッチ27の出力部27aの電位が低い。すなわち、ホールスイッチ27はオフとなる。また、図4に示すようにマグネット30がホール素子33に接近すると、トランジスタTR1が導通し、ホール素子33の出力部33aの電位が低くなる。このため、配線回路のトランジスタTR2が導通しなく、ホールスイッチ27の出力部27aの電位が高くなる。すなわち、ホールスイッチ27はオンとなる。
なお、ホールスイッチ27のホール素子33および配線回路34は図4に示すものに限定されるものではなく、マグネット30がホール素子33から離間したときは、ホールスイッチ27がオフとなって出力しなく、マグネット30がホール素子33に接近したときは、ホールスイッチ27がオンとなって出力するものであれば、どのようなものでもよい。
ホールスイッチ27の配線回路34の出力部27aはワイヤーハーネス35に半田付け36で電気的に接続されている。このワイヤーハーネス35は、シートベルト装置の図示しない電子制御装置に電気的に接続されている。
ホールスイッチ27の配線回路34の出力部27aはワイヤーハーネス35に半田付け36で電気的に接続されている。このワイヤーハーネス35は、シートベルト装置の図示しない電子制御装置に電気的に接続されている。
そして、図3(a)に示すようにスイッチレバー26の突出部26aの先端が回転角検出カム車25の外周面25aに当接しているときは、スイッチレバー26が図3(a)において最大限に反時計回りに回動した状態にある。このときは、マグネット30がホール素子33から大きく離間するので、ホール素子33はオフとなり、ホールスイッチ27がオフとなる。また、図3(b)に示すようにスイッチレバー26の突出部26aの先端が凸状カム28の外周面28aに当接しているときは、スイッチレバー26が図3(b)において最大限に時計回りに回動した状態にある。このときは、マグネット30がホール素子33に最も接近するので、ホール素子33はオンとなり、ホールスイッチ27がオンとなる。
ところで、凸状カム28の設置位置は次のように設定されている。すなわち、図2に示すように凸状カム28は、シートベルト3の非装着時にシートベルト3がスプール4に全量巻き取られた状態で、回転角検出カム車25の回転中心Oから径方向に延びる線分OAの位置にある、回転角検出カム車25の外周面25a上の点P(図2に二点鎖線で示される外周面25a上にある点)が、所定角度θだけ回転して図2において上下方向の線分OBの位置に来たとき、突出部26aの先端が凸状カム28の外周面28aに当接してホール素子33がオンとなる位置に設けられている。
したがって、ホールスイッチ27は、シートベルト3が非装着でスプール4に全量巻き取られた状態から引き出されたときにすぐにはオンしなく、シートベルト3が所定量引き出されたとき、つまりスプール4がベルト引出方向に所定の角度θだけ回転したときに始めてオンするように設定されている。これにより、電子制御装置が、シートベルト3が乗員に装着可能な量だけ引き出されたときにベルト装着と判断し、シートベルト3が乗員に装着可能な量だけ引き出されないにもかかわらず、ベルト装着と誤判断するのを防止している。こうして、ホールスイッチ27からなる回転角検出手段24により、ベルト引出し量検知手段が構成されている。
なお、図1において符号37はカバー22に取り付けられて回転角検出手段24を覆うカバーである。そして、図3(a)および(b)にそれぞれ二点鎖線で示すように、磁気シールド部材38を両カバー22,37にマグネット30およびホール素子33を覆うようにして設け、この磁気シールド部材38により、外部からの磁気によるホールスイッチ27への影響を防止するようにすることもできる。その場合、磁気シールド部材38に代えて、両カバー22,37を磁気シールド材で構成することもできる。
この例のシートベルトリトラクタ1は、従来公知のシートベルト装置に用いられているシートベルトリトラクタに適用することができる。この公知のシートベルト装置としては、例えば図5に示すように車体に固定されたシートベルトリトラクタ1、このシートベルトリトラクタ1から引き出されるとともに先端のベルトアンカー3aが車体の床あるいは車両シート39に固定されるシートベルト3、シートベルトリトラクタ1から引き出されたシートベルト3を乗員のショルダーの方へガイドするガイドアンカー40、このガイドアンカー40からガイドされてきたシートベルト3に摺動自在に支持されたタング41、車体の床あるいは車両シートに固定されかつタング41が係脱可能に挿入係合されるバックル42から構成されるシートベルト装置43がある。
この例のシートベルトリトラクタ1によれば、回転角検出手段24にホールスイッチ27を用いているので、ホールスイッチ27が汚れてもこの汚れがスプール4の回転角検出に影響するのを抑制できる。したがって、長期間の使用によってもスプール4の回転角を高精度に検知することができ、回転角検出手段24の信頼性を向上することができる。
また、ホールスイッチ27はマグネット30の接近しないオフ時にも微少電流を流すことができるので、このオフ時には例えば7mA等の微少電流をまたオン時には例えば20mA等の比較的大きな電流を流すように設定することで、ベルト引出し量を確実に検知することができるようにしつつ、オフ時において配線回路34やワイヤーハーネス35の各断線あるいは半田付け36の不良等による電気的切断を確実に検出することができる。これにより、ベルト引出し量の検知の信頼性をより一層向上させることができる。しかも、前述の従来のような抵抗を用いる必要がないので、部品点数の増大を抑制することができ、コストを低減することができる。
そして、この回転角検出手段24をベルト引出し量検知手段として用いることで、乗員によるシートベルトの装着をより確実に検知することができる。しかも、回転角検出手段24を車体に固定されるシートベルトリトラクタ1に取り付けているので、前述の従来のような車両シート39が車体から取り外し可能な車両に適用しても、バックル側と車体側との間でのワイヤーハーネスの接続手段を不要にできる。
図6は、本発明にかかるシートベルトリトラクタの他の例を示し、(a)は図3(a)と同様のホールスイッチのオフ状態を示す図、(b)は図3(b)と同様のホールスイッチのオン状態を示す図である。なお、前述の例と同じ構成要素には同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
前述の例では、マグネット30がホールスイッチ27に接近したとき、ホールスイッチ27がオンしてベルト装着を検知できるようにしているが、この例では、マグネット30がホールスイッチ27から離間したとき、ホールスイッチ27がオンしてベルト装着を検知できるようにしている。
すなわち、図6(a)および(b)に示すようにこの例のベルト引出し量検知手段は、前述の例の凸状カム28に代えて、凹状カム44が回転角検出カム車25に凸状カム28とまったく同様に設けられている。
また、図7に示すようにこの例のホールスイッチ27の配線回路34が、図4に示す前述の例の配線回路34の出力部に更に2つの抵抗R5,R6とトランジスタTR3を接続して構成されている。そして、マグネット30がホール素子33に接近すると、前述の例と同様にホール素子33の出力部33aの電位が低くなって、配線回路34のトランジスタTR2が導通しないため、トランジスタTR3が導通してホールスイッチ27の出力部27aの電位が低くなる。すなわち、ホールスイッチ27はオフとなる。また、マグネット30がホール素子33から離間すると、ホール素子33の出力部33aの電位が高くなって、配線回路34のトランジスタTR2が導通するため、トランジスタTR3が導通しなくホールスイッチ27の出力部27aの電位が高くなる。すなわち、ホールスイッチ27はオンとなる。このように、この例のホールスイッチ27は前述の例のホールスイッチ27と逆に、マグネット30がホール素子33から離間したとき、オンするようになる。
なお、ホールスイッチ27のホール素子33および配線回路34は図7に示すものに限定されるものではなく、マグネット30がホール素子33に接近したときは、ホールスイッチ27がオフとなって出力しなく、マグネット30がホール素子33から離間したときは、ホールスイッチ27がオンとなって出力するものであれば、どのようなものでもよい。
そして、図6(a)に示すようにスイッチレバー26の突出部26aの先端が回転角検出カム車25の外周面25aに当接しているときは、スイッチレバー26が図6(a)において最大限に時計回りに回動した状態にある。このときは、マグネット30がホール素子33に最も接近するので、ホールスイッチ27がオフとなる。また、図6(b)に示すようにスイッチレバー26の突出部26aの先端が凹状カム44の外周面44aに当接しているときは、スイッチレバー26が図6(b)において最大限に反時計回りに回動した状態にある。このときは、マグネット30がホール素子33から大きく離間するので、ホールスイッチ27がオンとなる。
この例のシートベルトリトラクタ1の他の構成および他の作用は、前述の例と同じであり、また、この例のシートベルトリトラクタ1の効果は、前述の例と同じである。
この例のシートベルトリトラクタ1の他の構成および他の作用は、前述の例と同じであり、また、この例のシートベルトリトラクタ1の効果は、前述の例と同じである。
なお、本発明が適用されるシートベルトリトラクタ1は、図1に示す例に限定されるものではなく、シートベルトを引出し可能に巻き取るスプールを少なくとも備えているシートベルトリトラクタであれば、どのようなシートベルトリトラクタにも適用することができる。
本発明のシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置は、シートベルトの引出し量を検知することにより、乗員のシートベルト装着状態を検知するベルト装着検知手段を備えているシートベルトリトラクタおよびこれを備えているシートベルト装置に好適に利用することができる。
1…シートベルトリトラクタ、3…シートベルト、4…スプール、5…減速度感知機構、6…ロック手段、7…トーションバー、7a…突出軸、8…スプリング手段、13…パウル、14…ロッキングベース、24…回転角検出手段、25…回転角検出カム車、25a…外周面、26…スイッチレバー、26a…突出部、27…ホールスイッチ、28…凸状カム、28a…外周面、30…マグネット、31…ねじりスプリング、32…基板、33…ホール素子、35…ワイヤーハーネス、38…磁気シールド部材、39…車両シート、41…タング、42…バックル、43…シートベルト装置
Claims (4)
- シートベルトを引出し可能に巻き取るスプールと、このスプールの回転角を検知する回転角検出手段とを少なくとも備えているシートベルトリトラクタにおいて、
前記回転角検出手段は、前記シートベルトの非装着時における前記スプールの全量巻取り時から前記スプールのベルト引出し方向の所定量の回転角を検知することで前記シートベルトの所定量の引出しを検知するベルト引出し量検知手段であり、
前記ベルト引出し量検知手段は、前記スプールのベルト引出し方向の所定量の回転に応じて移動するマグネットとこのマグネットによりオン、オフ制御されるホール素子とを備えるホールスイッチであることを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 前記スプールを回転可能に支持するフレームまたはこのフレームの固定される固定部材に一端部が揺動可能に支持されたスイッチレバーを備え、
前記マグネットは前記スイッチレバーの他端部に取り付けられているとともに、前記スイッチレバーは前記スプールと一体回転可能に設けられかつ外周に凸状カムを有する回転角検出カム車によって揺動制御されることで、前記スプールの全量巻取り時に前記マグネットを前記スイッチレバーにより前記ホール素子から大きく離間させて前記ホールスイッチをオフにするとともに、前記スプールの全量巻取り時から前記シートベルトを所定量引き出したときに前記凸状カムにより前記スイッチレバーを作動して前記マグネットを前記ホール素子に最も接近させて前記ホールスイッチをオンにすることを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラクタ。 - 前記スプールを回転可能に支持するフレームまたはこのフレームの固定される固定部材に一端部が揺動可能に支持されたスイッチレバーを備え、
前記マグネットは前記スイッチレバーの他端部に取り付けられているとともに、前記スイッチレバーは前記スプールと一体回転可能に設けられかつ外周に凹状カムを有する回転角検出カム車によって揺動制御されることで、前記スプールの全量巻取り時に前記マグネットを前記スイッチレバーにより前記ホール素子に最も接近させて前記ホールスイッチをオフにするとともに、前記ホール素子を前記スプールの全量巻取り時から前記シートベルトを所定量引き出したときに前記凹状カムにより前記スイッチレバーを作動して前記マグネットを前記ホール素子から大きく離間させて前記ホールスイッチをオンにすることを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラクタ。 - シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係合されるバックルとを少なくとも備え、緊急時にシートベルトリトラクタによって前記シートベルトの引出しが阻止されることで乗員を拘束するシートベルト装置において、
前記シートベルトリトラクタは、請求項1ないし3のいずれか1記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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