JP2007038537A - インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクカートリッジ用シール材 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク供給針の挿通時のインクの漏れ出しを確実の防止でき、かつシール力を維持できるインクカートリッジを提供すること。
【解決手段】インクカートリッジのインク供給口のシール材4が、インク供給針Bの先端をガイドするテーパ状のガイド部6と、ガイド部6よりも上流側に位置してインク供給針の周面Dに弾接するシール部5と、シール部5を封止するとともにインク供給針の貫通が可能な膜部7とを備え、インク供給針の先端Cが膜部7を貫通する以前にインク供給針Bとガイド部6とが液密構造を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録ヘッドに連通するインク供給針に装着されるインクカートリッジ、このインクカートリッジを使用するインクジェット記録装置、及びインクカートリッジのインク供給口とインクジェット記録装置のインク供給針とをシールするのに適したシール材に関する。
インクカートリッジは、特許文献1に見られるように、インクを収容する容器と、インク供給針が挿通可能で、かつ容器の底面に筒状に形成されたインク供給口と、インク供給口に装填されインク供給針の外周に弾接してインクの漏れ出しを防止するシール材と、シール材のインク供給針の挿通側を封止し、かつインク供給口の最外側に接着されたフィルムとにより構成されている。
このようなフィルムは、インクカートリッジのインク供給口の先端に位置するため、インクの流出や空気の侵入を防止する機能に加えて、外力による破損を防止でき、かつインク供給針の挿通を可能とする適宜の強度を必要とし、さらにインクを収容する容器にフィルムを、熱溶着などにより液密性を確保できるように確実に接着できることが必要となる。
そればかりでなく、パッキンとインク供給針との接合部とフィルムとの間にインクが存在する関係上、インク供給針の挿通時にインクが若干漏れ出してインク供給針を汚染するなどの不都合がある。
このような問題を解消するため、特許文献2に見られるようにインク供給針をガイドする略円錐形状で、かつ上部つまり上流側に底部を有する凹部を有するシール材をインク供給口に装填し、インク供給針により底部を貫通させることも提案されている。
しかしながら、インク供給針が貫通した状態では底部が大きく変形してインク供給針との気密性が低下する恐れがある。
特開平05-229133号公報 特開2000-43288号公報
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところはインク供給針の挿通時のインクの漏れ出しを確実の防止でき、かつシール力を維持できるインクカートリッジを提供することである。
本発明の他の目的は、同上インクカートリッジに適したインクジェット記録装置を提供することである。
本発明の他の目的は、同上インクカートリッジのインク供給口に適したシール材を提供することである。
このような課題を達成するために請求項1の発明は、インクを収容する容器と、インク供給針が挿通可能なインク供給口と、インク供給口に装填されインク供給針の外周に弾接してインクの漏れ出しを防止するシール材とからなるインクカートリッジにおいて、前記シール材が、インク供給針の先端をガイドするテーパ状のガイド部と、前記ガイド部よりも上流側に位置して前記インク供給針の周面に弾接するシール部と、前記シール部を封止するとともに前記インク供給針の貫通が可能な膜部とを備え、前記インク供給針の先端が前記膜部を貫通する以前に前記インク供給針と前記ガイド部とが液密構造を形成するように構成されている。
請求項3の発明は、前記膜部が、フィルムを溶着、または接着することにより構成されている。
請求項4の発明は、前記膜部が、前記シール材と同一の材料で薄肉部として構成されている。
請求項5の発明は、前記薄肉部の表面にフィルムが溶着、または接着されている。
請求項6の発明は、前記フィルムの、前記インク供給針が挿通される領域に貫通孔が形成されている。
請求項7の発明は、前記シール材のインク供給口側に、前記インク供給針の底部に弾接する第2のシール材が装填されている。
請求項8の発明は、前記第2のシール材の外延領域が前記インク供給口に到達するように延長されて前記インク供給口に接合されている。
請求項9の発明は、前記インク供給口の最外側に封止用フィルムが貼着されている。
請求項10の発明は、前記封止用フィルムの外側となる面の少なくとも前記インク供給針が当接しない領域に、前記封止用フィルムよりも硬質材料の層が積層されている。
請求項11の発明は、前記シール部の上部領域に、前記シール材に連続するように前記インク供給口の内面に弾接する襞部が形成されている。
請求項1の発明によれば、インク供給針が膜部を破損する以前にシール材と液密構造を形成するため、インクの漏れ出しを確実に防止することができる。
請求項3、5、6の発明によれば、フィルムのよりシール部が無用に拡開するのを防止して、インク供給針と確実な液密状態を維持することができる。
請求項4の発明によれば、フィルムを貼着する手間が省略でき、製造工程の簡素化を図ることができる。
請求項7の発明によれば、インク供給針の底部とも確実にシール構造を形成できる。
請求項8の発明によれば、請求項7の発明の効果に加えて、インク供給口とシール材との間の気密性、液密性の向上と、シール材の抜け出しの防止を図ることができる。
請求項9の発明によれば、インク供給口とシール材との間の気密性、液密性の向上と、シール材の抜け出しの防止を図ることができる。
請求項10の発明によれば、請求項9の発明の効果に加えて封止用フィルムの破損を防止することができる。
請求項11の発明によれば、シール材の上流側でインク供給口との液密構造を確保することができる。
図1は、本発明のインクカートリッジの一実施例、及びこのインクカートリッジに適したインクジェット記録装置の一実施例を記録ヘッド近傍の構造で示すものであって、高分子などにより構成されてインクを収容する容器を構成するインクカートリッジ本体1の1つの壁面2、この実施例では下面にはインク供給口3が形成されている。インク供給口3は、インクジェット記録装置にインクを供給する場合に記録ヘッドAに連通するインク供給針Bが挿通されるもので、インク供給針Bと液密構造を形成するためのシール材4が装填されている。
このシール材4は、シリコンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、ニトリルゴムなどのゴム材料、またはエラストマ材料などの高分子弾性材料により構成されている。
図2は、上記シール材の一実施例を示すものであって、シール材4は、その外面にはインク供給口3に形成された略円筒状の内周面に、インク供給針Bの進退に対しても抜けや移動を生じないように嵌合する外周形状が形成され、また中心部にはインク供給針Bと係合する通孔が形成さている。
この通孔は、上部側、つまりインク収容部9の側にインク供給針Bの周面に弾性的に係合するシール部5と、またシール部5の下部に連続するようにインク供給針Bの先端Cをガイドする略円錐形状のガイド部6として機能する。
なお、この実施例ではシール材4の基部に環状のリブ11を形成し、またインク供給口3には環状の溝3b(図3)を形成して、両者を係合させてシール材4の抜け出しを防止しているが、シール材4の基部とインク供給口3の内面との間に十分な摩擦力を得ることができる場合、または後述するようにインク供給口3の最外側に抜け止用のフィルムなどを貼着する場合には、この環状のリブ11を省略することができる。
そしてシール部5の上流側、また下流側のいずれか、この実施例では上部側に通孔を封止するよう膜部7が設けられている。
この膜部7は、インク供給針Bのテーパ状の先端Cが容易に貫通でき、かつシール材4に確実に接合または接着できる材料、例えばポリエチレンフィルムやポリプロピレンにより構成されている。また、膜部7は、インク供給針Bの周面がシール材4のガイド部6と液密構造を形成した時点では、インク供給針Bの先端Cが接触しないか、少なくとも先端Cが貫通しない位置となるように設定されている。
すなわち、図2に示したようにインク供給針Bのテーパ部の下端Dがガイド部6に最初に弾接して液密構造を形成した時点でもインク供給針Bの先端Cと膜部7との間に距離Lが存在するように構成されている。
そして、インク供給針Bの先端Cが最初に当接する位置には、膜部7を貫通しない程度の十字状、または放射状の細溝を形成しておくことにより、インク供給針Bをスムーズに挿通させ、かつインク供給針Bの挿通後の膜部7の破損形状を所定の形に揃えることが可能となる。
なお、このような膜部7に対する細溝の形成は、以後に説明する他の実施例の膜部に対しても適用するのが望ましい。
このように構成されたシール材4は、インクカートリッジのインク供給口3の先端、つまり外側からシール材4の膜部7をインク供給口側として押し込み装填するだけで、インク供給口3が液密状態に封止され、以後通常の手法でインクカートリッジ本体のインク収容部9にインクを充填することによりインクカートリッジが完成する。
一方、記録装置にインクを供給するためにインクカートリッジを装着すると、インク供給針Bの先端Cは略円錐形状の貫通孔6にガイドされ、図2に示したようにインク供給針Bの先端Cが膜部7を貫通しない時点でインク供給針Bがシール材4と液密構造を形成する。
この状態でインクカートリッジをさらに押し込むと、インク供給針Bはシール材4との液密構造を維持した状態でその先端Cが膜部7を貫通し、またシール材4のシール部5がインク供給針の先端Cのテーパにより押し広げられてインク供給針Bの外周に弾接して液密状態を維持する。
もとよりシール部5までの領域にはインクが存在せず、またインク供給針Bが膜部7を貫通する以前に液密構造が形成されているので、挿通時にインクが漏れ出すようなことはない。また、シール部5に比較して伸びの少ない膜部7を構成するフィルムが環状にシール部5の上部に残存しているため、フィルムがシール部5の無用な拡開を規制して確実なシール状態を維持する。
図3は、膜部7をフィルムにより構成したシール材の他の実施例を示すもので、この実施例においては、シール部5の上部にインク供給口の内径よりも大径に拡開するロート状の襞部8が形成されている。なお、この実施例においても図2に示したごとくインク供給針Bの先端Cが膜部7に到達、または貫通する以前にシール部材と液密構造を形成するように膜部7の位置が選択されている。
この実施例によれば襞部8がインク供給口3の内面3aに一致して容易に変形して密着するため、確実な封止構造を得ることができる。
なお、上述の実施例においては、膜部7をシール材の先端、つまり最上流側に貼着しているが、図4(イ)、(ロ)に示したようにシール部5と、シール部5にインク供給針Bをガイドする略円錐形状のガイド部6との境界近傍で、かつガイド部6とインク供給針Bのテーパ部の下端Dとが最初に弾接して液密構造を形成する以前に先端Cが到達しない位置に段差部を形成し、この段差部にフィルムを貼着して膜部7を形成しても同様の作用を奏する。
上述の実施例においては、膜部7により封止構造を形成してるが、シール材4は、弾性高分子材料を射出成型により構成するため、図4(イ)、(ロ)に示したようにシール材の本体部の成型に合わせてシール部5の上流側にインク供給針が容易に貫通できる薄肉部5aを形成する一方、その上流側の少なくともシール部5の外周に相当するリング状に形成したフィルム7'を貼着しても同様の作用を奏する。
この実施例によれば、薄肉部5aによりインクの漏れ出しを防止し、またリング状のフィルム7'によりシール部5のシール力を確保することができる。
上述の実施例においてはシール材4のシール部5とインク供給針の円筒形の筒状部Eとの係合により必要な液密構造を形成しているが、図5(イ)に示したようにシール材4の下部、つまり入り口側にインク供給針Bの底部の大径部Fに弾接する環状の第2のシール材10を装填すると、インクカートリッジが完全に装着された状態ではシール材4のシール部5と、第2のシール材10とでより確実にシール構造を形成することができる。
図5(ロ)は、第2のシール材10の他の実施例を示すものであって、この実施例においては第2のシール材10にインクカートリッジのインク供給口3に対向する領域まで到達する周縁部10aを形成し、この周縁部10aを少なくともインク供給口3、このましくはシール材4にも接合したもので、この実施例によれば前述の図5(イ)の第2のシール材10の効果に加えてシール材4の抜け出しの防止、及びシール材4とインク供給口3の内面との間からのインク漏れを防止できるという効果を有する。
本発明のシール材4は、基部の外周に環状のリブ11を形成し、またインク供給口3に環状の溝3bに嵌合させて確実な抜け出しやインクの漏れ出しを防止しているが、図6(イ)に示したように信頼性を高めるためインク供給口3を封止するように、インク供給針Bの先端Cが容易に貫通するフィルム12をインク供給口3、好ましくはシール材4とともに貼着するのが望ましい。
このフィルム12としては、高分子フィルムまたは高分子シート、アルミシート、高分子フィルム(または高分子シート)とアルミシートを一体に積層したシート材、高分子フィルム(または高分子シート)にアルミなどの金属を蒸着、スパッタリングして金属層を形成したシート等が好ましい。
また、図6(ロ)に示したようにフィルムの外側に、図7(イ)に示したようにインク供給針Bの貫通領域13aだけを避けた領域、図7(ロ)に示したようにインク供給針挿通部を横切る帯状の、挿通部13bを避けた領域、さらに図7(ハ)に示したようにインク供給針の挿通領域含む帯状の領域13cを避けて、フィルムよりも硬質な材料の箔、または板状体、このましくは金属箔や金属板13を積層配置、または接着すると、フィルムを保護することができる。
なお、シール材4の抜け出しを防止する目的の場合には、フィルムを省略して上述の金属箔や金属板13をインク供給口に溶着、または接着してもよい。
また上述の実施例においては、膜部7をフィルムにより構成する場合について説明したが、シール材4は、通常、弾性高分子材料の射出成型により製造されるため、図2に示した実施例を一例として説明すると、図8(イ)に示したように膜部7に相当する部分を、シール材4と同一材料を射出成型により薄肉部7'として形成したり、図8(ロ)に示したように薄肉部7'の表面にフィルム7"を溶着、または接着しても同様の作用を奏する。
特に薄肉部7'として形成した場合には、フィルムの貼着作業が不要となって製造工程の簡素化を図ることができる。
図3、図4(イ))に示したシール材についても図9(イ)、(ロ)、図10(イ)、(ロ)に示したようにフィルムで構成されている膜部7を、シール材4を構成する材料と同一の材料で、シール材4の射出成型時に薄肉部7'として成型したり、さらにこの薄肉部の表面側にフィルム7"を溶着、接着しても同様の作用を奏する。
この場合、薄肉部7'によりインクの漏れを防止できるので、フィルム7"の中心部には、貫通孔を形成、つまりフィルム7"をリング状に形成することにより、インク供給針Bの貫通抵抗を下げつつ、フィルム7"によりシール部5が無用に拡開するのを防止することもできる。
本発明のインクカートリッジの一実施例を、インク供給針との関係で示す断面図である。 同上インクカートリッジのインク供給口に装填されているシール材の一実施例を、インク供給針がガイド部と液密構造を形成した状態で拡大して示す断面図である。 図(イ)、(ロ)は、それぞれシール材の他の実施例を示す断面図である。 図(イ)、(ロ)はそれぞれシール材の他の実施例を示す断面図である。 図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の他の実施例を、インク供給口を拡大して示す断面図である。 図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の他の実施例を、インク供給口を拡大して示す断面図である。 図(イ)乃至(ハ)は、それぞれインク供給口を封止する部材の実施例を示す正面図である。 図(イ)、(ロ)は、それぞれ同上シール材の膜部の他の実施例を、図2に示したシール材に例を採って示す断面図である。 図(イ)、(ロ)は、それぞれ同上シール材の膜部の他の実施例を、図3に示したシール材に例を採って示す断面図である。 図(イ)、(ロ)は、それぞれ同上シール材の膜部の他の実施例を、図4(イ)に示したシール材に例を採って示す断面図である。
符号の説明
1 インクカートリッジ本体
3 インク供給口
4 シール材
5 シール部
6 ガイド部
7 膜部
7' 薄肉部
7'' フィルム
10 第2のシール材
A 記録ヘッド
B インク供給針
C テーパ状の先端

Claims (31)

  1. インクを収容する容器と、インク供給針が挿通可能なインク供給口と、インク供給口に装填されインク供給針の外周に弾接してインクの漏れ出しを防止するシール材とからなるインクカートリッジにおいて、
    前記シール材が、インク供給針の先端をガイドするテーパ状のガイド部と、前記ガイド部よりも上流側に位置して前記インク供給針の周面に弾接するシール部と、前記シール部を封止するとともに前記インク供給針の貫通が可能な膜部とを備え、前記インク供給針の先端が前記膜部を貫通する以前に前記インク供給針と前記ガイド部とが液密構造を形成するように構成されているインクカートリッジ。
  2. 前記膜部が、前記シール部の上流側、または下流側に配置されている請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記膜部が、フィルムを溶着、または接着することにより構成されている請求項1、または請求項2に記載のインクカートリッジ。
  4. 前記膜部が、前記シール材と同一の材料で薄肉部として構成されている請求項1、または請求項2に記載のインクカートリッジ。
  5. 前記薄肉部の表面にフィルムが溶着、または接着されている請求項4に記載のインクカートリッジ。
  6. 前記フィルムの、前記インク供給針が挿通される領域に貫通孔が形成されている請求項5に記載のインクカートリッジ。
  7. 前記シール材のインク供給口側に、前記インク供給針の底部に弾接する第2のシール材が装填されている請求項1に記載のインクカートリッジ。
  8. 前記第2のシール材の外延領域が前記インク供給口に到達するように延長されて前記インク供給口に接合されている請求項7に記載のインクカートリッジ。
  9. 前記インク供給口の最外側に封止用フィルムが貼着されている請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  10. 前記封止用フィルムの外側となる面の少なくとも前記インク供給針が当接しない領域に、前記封止用フィルムよりも硬質材料の層が積層されている請求項9に記載のインクカートリッジ。
  11. 前記シール部の上部領域に、前記シール材に連続するように前記インク供給口の内面に弾接する襞部が形成されている請求項1乃至10のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  12. 記録ヘッドに連通するインク供給針にインクカートリッジのインク供給口を装填することによりインクの供給を受けるインクジェット記録装置において、
    前記インクカートリッジが、インクを収容する容器と、インク供給針が挿通可能なインク供給口と、前記インク供給口に装填されたシール材とから構成され、
    前記シール材が、インク供給針の先端をガイドするテーパ状のガイド部と、前記ガイド部よりも上流側に位置して前記インク供給針の周面に弾接するシール部と、前記シール部を封止するとともに前記インク供給針の貫通が可能な膜部とにより構成され、
    前記インク供給針が、前記膜部を貫通する以前に前記テーパ状の貫通孔と液密構造を形成し、その後に前記シール部と液密構造を形成するインクジェット記録装置。
  13. 前記膜部が、前記シール部の上流側、または下流側に配置されている請求項12に記載のインクジェット記録装置。
  14. 前記膜部が、フィルムを溶着、または接着することにより構成されている請求項12、または請求項13に記載のインクジェット記録装置。
  15. 前記膜部が、前記シール材と同一の材料で薄肉部として構成されている請求項12、または請求項13に記載のインクジェット記録装置。
  16. 前記薄肉部の表面にフィルムが溶着、または接着されている請求項15に記載のインクジェット記録装置。
  17. 前記フィルムの、前記インク供給針が挿通される領域に貫通孔が形成されている請求項16に記載のインクジェット記録装置。
  18. 前記シール材のインク供給口側に、前記インク供給針の底部に弾接する第2のシール材が装填されている請求項12に記載のインクジェット記録装置。
  19. 前記第2のシール材の外延領域が前記インク供給口に到達するように延長されて前記インク供給口に接合されている請求項18に記載のインクジェット記録装置。
  20. 前記インク供給口の最外側に封止用フィルムが貼着されている請求項12乃至請求項19のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  21. 前記封止用フィルムの外側となる面の少なくとも前記インク供給針が当接しない領域に、前記封止用フィルムよりも硬質材料の層が積層されている請求項20に記載のインクジェット記録装置。
  22. 前記シール部の上部領域に、前記シール材に連続するように前記インク供給口の内面に弾接する襞部が形成されている請求項12乃至22のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  23. インクを収容する容器と、インク供給針が挿通可能なインク供給口とを備えたインクカートリッジのインク供給口用のシール材において、
    前記インク供給針の先端をガイドするテーパ状のガイド部と、前記ガイド部よりも上流側に位置して前記インク供給針の周面に弾接するシール部と、前記シール部を封止するとともに前記インク供給針の貫通が可能な膜部とを備え、前記インク供給針の先端が前記膜部を貫通する以前に前記インク供給針と前記ガイド部とが液密構造を形成するように構成されているインク供給口用のシール材。
  24. 前記膜部が、前記シール部の上流側、または下流側に配置されている請求項23に記載のインク供給口用のシール材。
  25. 前記膜部が、フィルムを溶着、または接着することにより構成されている請求項23、または請求項24に記載のインク供給口用のシール材。
  26. 前記膜部が、前記シール材と同一の材料で薄肉部として構成されている請求項23、または請求項24に記載のインク供給口用のシール材。
  27. 前記薄肉部の表面にフィルムが溶着、または接着されている請求項26に記載のインク供給口用のシール材。
  28. 前記フィルムの、前記インク供給針が挿通される領域に貫通孔が形成されている請求項27に記載のインク供給口用のシール材。
  29. 前記シール材のインク供給口側に、前記インク供給針の底部に弾接する第2のシール材が装填されている請求項23に記載のインク供給口用のシール材。
  30. 前記第2のシール材の外延領域が前記インク供給口に到達するように延長されて前記インク供給口に接合可能に構成されている請求項29に記載のインク供給口用のシール材。
  31. 前記シール部の上部領域に、前記シール材に連続するように前記インク供給口の内面に弾接する襞部が形成されている請求項23乃至30のいずれかに記載のインク供給口用のシール材。
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