JP2007037524A - 動物捕獲装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の捕獲装置は構造的に頑強であることが求められているため、捕獲の仕掛けが露出し対象の獣に警戒されることが多く、捕獲率が低いといった課題と、捕獲対象獣類の大きさをコントロールすることができず、成獣から幼獣類まで捕獲してしまうという課題があった。
【解決手段】檻1の内部に水平に設置されたカモフラージュが容易な高さ4cmを上限とする踏み板2aを対象獣類が踏み込むと、捕獲対象獣類の重量に対応したばね定数の引張りコイルばねを利用して、捕獲する獣類の下限重量をコントロールできる構造とした動物捕獲装置である。
【選択図】図1
【解決手段】檻1の内部に水平に設置されたカモフラージュが容易な高さ4cmを上限とする踏み板2aを対象獣類が踏み込むと、捕獲対象獣類の重量に対応したばね定数の引張りコイルばねを利用して、捕獲する獣類の下限重量をコントロールできる構造とした動物捕獲装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は猪等の獣類の捕獲装置に関する。
従来、猪、鹿、熊等の大型獣類を捕獲する装置としては、檻の一端に進入口備え、内部に獣類が進入したことを、電気的、光学的あるいは機械的に検知して、扉を落下させ、捕獲する構成の檻が知られている。これらの檻は、踏み板を踏み下げることあるいは、内部の掛止物に引っ掛かることによって扉を自動的に閉鎖する構成である。
しかしながら、前記従来の捕獲装置は構造的に頑強であることが求められているため、捕獲の仕掛けが露出し対象の獣に警戒されることが多く、捕獲率が低いといった課題と、捕獲対象獣類の大きさをコントロールすることができず、成獣から幼獣類まで捕獲してしまうという課題があった。本発明は、この実情に鑑みてなされたもので、捕獲装置の仕掛けをカモフラージュし易く、目的とする捕獲対象獣の重量に合せることができる仕掛け装置を、一般の檻に容易に取り付けるオプションとして販売することで安価に提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は、両入り口方向に獣類の進入口を備えた檻と、自重で垂直落下して進入路を閉鎮する扉と檻の床に水平に設置された高さ4cmを上限とする踏み板と踏み板の踏み込み距離と連動した支え枠と、支え枠の一端から連結ピンを介して踏み板の自重で張力が生じた状態のキーピン引き外しワイヤとキーピン引き外しワイヤの先端に1対の扉を開放状態に維持するキー溝に収まったキーピンとキーピンで水平状態に固定された1対のシャフト押さえ板とばねの力によって水平の状態に維持されたシャフト支えシャーシを支点とする1対のシャフトで構成される動物捕獲装置である。
また、上記構成において、踏み板の重量と均衡を保たせるため、支え枠の他端から連結ピンを介して踏み板を水平に保持する引張りコイルばね付きワイヤのばね定数を変えることで、捕獲する獣類の下限重量をコントロールできる構造となる。
檻の正面には踏み板高さが床面から最大4cmのため、土等でカモフラージュさせることが容易となり獣の視野から障害物が見えず獣が警戒せずに檻に進入させることができる。また、踏み板の踏み込み動作加重をばね定数の異なるばねに変えることで自由に設定でき、対象獣類の下限重量を設定することで、捕獲しようとする獣以外の子猪等の捕獲を回避できる。
既存の檻に本発明の仕掛け部分を設置することで安価に提供できる。
本発明の実施の形態を図で説明する。図1は本発明の動物捕獲装置の全体斜視図、図2は本発明の動物捕獲装置の構成要素のひとつである踏み板ユニット2の正面図、図3は踏み板ユニット2の平面図、図4は踏み板ユニット2の右側面図である。踏み板ユニット2は支え枠2bと踏み板2aと踏み板シャーシ2dと引張りコイルばね付きワイヤ2fとキーピン引き外しワイヤ2eから構成される。踏み板ユニット2の床面からの高さは4cmを限度することで、土、木の葉等によるカモフラージュが簡単にできるため捕獲獣類の警戒心をなくすことができる。踏み板2aは捕獲獣類が踏み込むことで押し下げられキーピン引き外しワイヤ2eを介して、図5の扉固定シャフト開放状態保持ユニット3のキーピン3aを引き下げ、扉の閉鎖へのトリガーとなる。踏み板2aが下方へ押し下げられるか否かは捕獲獣類が加える重量で決まるが、踏み板2aが作動する力は引張りコイルばね付きワイヤ2fのばね定数で決まるため捕獲獣類にあわせたばねを決定することで捕獲対象の重量を事由に設定できる。
図5は本発明の動物捕獲装置の2つ目の構成要素である扉固定シャフト開放状態保持ユニット3の分解組立図である。扉固定シャフト開放状態保持ユニット3は扉閉鎖のトリガーとなるキーピン3aとキー溝をもつ1対のシャフト押さえ板3dとキー溝をもつ扉固定シャフト開放状態保持シャーシ3eで構成される。
図6は扉の開放状態を保持している1対の扉固定シャフト開放状態保持ユニット3の一方の分解組立図である。扉固定シャフト開放状態保持ユニット3は檻を構成する横方向の鉄筋を利用して開放状態を支えるストッパー3fを備えたシャフト3bとシャフト3bを固定するシャフト支えシャーシ3cとシャフト支えシャーシ3cとシャフト3bを引張り合う形で連結させるシャフト引張りコイルばね3gで構成される。シャフト引張りコイルばね3gは扉が開放状態時には、ばねは引張られた状態で、扉が閉じた状態時では圧縮された状態となる。
図1に本発明の実施例の斜視図を示す。図1のおとり餌1bにおびき出された獣類が踏み板2aを踏むと、その重量で下方へ約1cm下がる。下がった距離だけ支え枠2bが下がり、キーピン引き外しワイヤ2eで連結した扉固定シャフト開放状態保持ユニット3のキーピン3aをキー溝から引き外す。キーピン3aがキー溝から抜かれるとシャフト押さえ板3dに働いていた下方への応力が開放され、1対のシャフト3bが水平状態から一気に上方へ動き、シャフト支えシャーシ3cを支点にして、檻の横鉄筋を支えていたストッパー3fが下がり、両進入口の檻の扉が下降を始め捕獲獣類を檻に閉じ込める。
1 檻
1a 扉
1b おとり餌
2 踏み板ユニット
2a 踏み板
2b 支え枠
2c 連結ピン
2d 踏み板シャーシ
2e キーピン引き外しワイヤ
2f 引張コイルばね付ワイヤ
3 扉固定シャフト開放状態保持ユニット
3a キーピン
3b シャフト
3c シャフト支えシャーシ
3d シャフト押さえ板
3e 扉固定シャフト開放状態保持シャーシ
3f ストッパー
3g シャフト引張りコイルばね
1a 扉
1b おとり餌
2 踏み板ユニット
2a 踏み板
2b 支え枠
2c 連結ピン
2d 踏み板シャーシ
2e キーピン引き外しワイヤ
2f 引張コイルばね付ワイヤ
3 扉固定シャフト開放状態保持ユニット
3a キーピン
3b シャフト
3c シャフト支えシャーシ
3d シャフト押さえ板
3e 扉固定シャフト開放状態保持シャーシ
3f ストッパー
3g シャフト引張りコイルばね
Claims (2)
- 本発明は、両入り口方向に獣類の進入口を備えた檻と、自重で垂直落下して進入路を閉鎖する扉と檻の床に水平に設置された高さ4cmを上限とする踏み板と踏み板の踏み込み距離と連動した支え枠と、支え枠の一端から連結ピンを介して踏み板の自重で張力が生じた状態のキーピン引き外しワイヤとキーピン引き外しワイヤの先端に1対の扉を開放状態に維持するキー溝に収まったキーピンとキーピンで水平状態に固定された1対のシャフト押さえ板とばねの力によって水平の状態に維持されたシャフト支えシャーシを支点とする1対の扉押さえシャフトで構成される動物捕獲装置である。
- また、上記構成において、踏み板の重量と均衡を保たせるため、支え枠の他端から連結ピンを介して踏み板を水平に保持する引張りコイルばね付きワイヤのばね定数を変えることで、捕獲する獣類の下限重量をコントロールできる構造となる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005250238A JP2007037524A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 動物捕獲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005250238A JP2007037524A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 動物捕獲装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007037524A true JP2007037524A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37796059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005250238A Pending JP2007037524A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 動物捕獲装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007037524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8061076B2 (en) * | 2008-05-28 | 2011-11-22 | Kelley Harry R | Portable large animal trap and method |
JP2013243956A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Ise Co Ltd | 有害動物の捕獲装置 |
-
2005
- 2005-08-03 JP JP2005250238A patent/JP2007037524A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8061076B2 (en) * | 2008-05-28 | 2011-11-22 | Kelley Harry R | Portable large animal trap and method |
US20120131845A1 (en) * | 2008-05-28 | 2012-05-31 | Kelley Harry R | Portable large animal trap and method |
US8336250B2 (en) * | 2008-05-28 | 2012-12-25 | Kelley Harry R | Portable large animal trap and method |
JP2013243956A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Ise Co Ltd | 有害動物の捕獲装置 |
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