JP2007036726A - デジタル放送受信装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル放送受信装置でありながら、相対的に番組内容通知が早期に実現可能なマルチ画面表示機能を実現する。
【解決手段】デジタルテレビ放送の場合には映像信号のデコードに時間がかかっていたため、それを基にしてマルチ画面を構成するまでに必要な時間も相対的に長くなっていた。それに対して本案では、マルチ画面を表示させる場合、電子番組表(EPG)情報に基づき、マルチ画面中の少なくとも一つの画面に、その画面に対応する映像ではなくチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる。番組名が表示されれば、映像がなくてもある程度の番組内容をユーザは理解できる。この番組名については、TSデータ中の映像データを取り出さなくても、EPGデータ中のEITに基づけば得ることができる。データ量の違いから、映像データをデコードするのに比べてEPGデータは早くデコードできる。
【選択図】 図1

Description

デジタル放送受信装置に関し、特にいわゆるマルチ画面表示機能を有するデジタル放送受信装置に関する。
テレビ放送受信装置において、画面を複数のブロックに分割して複数の映像信号を表示するいわゆるマルチ画面表示機能が知られている。例えば特許文献1では、チューナとデコーダを2セット設ける構成により、親画面の映像を動画表示したまま、子画面に他のチャンネルの内容を表示するマルチ画面表示機能付きのテレビ受信装置が開示されている。特許文献1に開示されているものは、入力ソースがアナログ放送であるため、複数の映像信号を切り替え表示する処理は次のように行われる。各チャンネルが順次選局されるように受信周波数が一定周期で切り替えられる。受信信号は、チューナ部でベースバンド信号に変換された後、NTSC復号器等で色信号、水平同期信号、垂直同期信号及びクロックに復号される。そして、得られた画像データはA/D変換されてメモリの異なる領域にそれぞれ蓄積される。
特開平6−178227号公報
しかしながら、このようにして複数の映像を同時に表示し、それを順繰りに更新する機能をデジタルテレビ放送の受信装置で実現しようとした場合には、アナログテレビ放送の受信装置よりも映像表示が遅れるという問題がある。その点を説明する。
入力ソースがデジタル放送である場合には、複数の映像信号を切り替え表示する処理は次のように行われる。各チャンネル(サービスID)が順次選局されるように、受信周波数、トランスポートストリーム識別(TSID)が一定周期で切り替えられる。受信信号は、チューナ部でトランスポートストリーム(TS)信号に変換され、映像、音声、その他のデータに復号(デコード))される。得られたチャンネル毎の映像信号はメモリの異なる領域にそれぞれ蓄積される。そして、マルチ画面表示の際は、蓄積された各チャンネル対応の映像信号を並べて1画面を構成し、D/A変換して出力する。このような一連の処理を実行する必要があり、特に映像信号のデコードに時間がかかるため、デジタルテレビ放送の受信装置においては、映像として表示するまでに必要な時間が、アナログテレビ放送の受信装置と比較して一般的に長くなる。そのため、全てのチャンネルで放送されている番組をユーザに通知しようとした場合、どうしてもアナログテレビジョン放送の場合のように早期に通知することができないのである。
そこで、このような問題を解決し、デジタル放送受信装置でありながら、相対的に番組内容通知が早期に実現可能なマルチ画面表示機能を実現することを目的とする。
上記目的を達成するための発明である請求項1記載のデジタル放送受信装置(1:なお、この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において説明した構成要素を括弧内に示すが、この記載によって特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、デジタルテレビ放送を受信し、複数のチャンネルに対応する放送内容をそれぞれ子画面にて表示するマルチ画面表示機能を有する。そして、本発明のデジタル放送受信装置(1)は、マルチ画面を表示可能な表示手段(112)と、表示手段(112)にマルチ画面を表示させる場合、デジタルテレビ放送に含まれている電子番組表情報に基づき、マルチ画面中の少なくとも一つの画面に、その画面に対応する映像ではなくチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる表示制御手段(108,109)を備える。
上述したように、デジタルテレビ放送の場合には映像信号のデコードに時間がかかっていたため、それを基にしてマルチ画面を構成するまでに必要な時間も相対的に長くなっていた。それに対して本発明のデジタル放送受信装置の場合には、マルチ画面中の少なくとも一つの画面に、その画面に対応する映像ではなくチャンネル番号及び対応する番組名を表示させるようにしている。番組名が表示されれば、映像がなくてもある程度の番組内容をユーザは理解できる。
この番組名については、デジタルテレビ放送の映像信号を取り出さなくても、電子番組表情報に基づけば得ることができる。デジタル放送の受信信号は、上述したようにチューナ部でトランスポートストリーム(TS)信号に変換され、映像、音声、その他のデータに復号(デコード))されるが、電子番組表情報は、この「その他のデータ」中に含まれるものであり、そのデータ量の違いから、映像信号をデコードするのに比べて早くデコードできる。そのため、このような工夫を施すことによって、デジタル放送受信装置でありながら、相対的に番組内容通知が早期に実現可能なマルチ画面表示機能を実現することができるのである。ユーザにとっては、マルチ画面の全てに映像を表示されるよりも、一部の画面については番組名程度であっても全体として早期に番組内容が把握できた方が好ましいと考えられる。したがって、このような工夫は、ユーザにとって非常に歓迎すべきものとなる。
請求項2に係るデジタル放送受信装置によれば、表示制御手段(108,109)が、次のような表示制御を行う。つまり、マルチ画面を表示させる直前に表示手段(112)に一つのチャンネルに対応する映像を表示させていた場合、その表示させていた映像についてはそのままマルチ画面中の一つの画面においても映像として表示させ、それ以外の画面においては映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる。一方、マルチ画面を表示させる直前に表示手段(112)に映像表示をさせていなかった場合、マルチ画面の全ての画面において映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させるのである。
既に映像を表示させている場合には、あらためて映像信号をデコードする時間を考慮しなくてもよいため、そのままマルチ画面の一つに表示させればよい。そして、それ以外の画面については映像ではなく、対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させるので、マルチ画面全体に、番組内容をより早期に表示させることができる。
一方、請求項3に係るデジタル放送受信装置によれば、表示制御手段(108,109)が、次のような表示制御を行う。つまり、表示手段(112)のマルチ画面に映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させた後、デジタルテレビ放送に含まれている映像信号に基づき映像を表示させるのである。
上述したように、電子番組表情報に基づき番組名を得て表示させているが、これは、「映像信号をデコードするのに比べて電子番組表情報は早期にデコードすることができる」からである。しかし、番組名を表示させれば、とりあえず番組内容をユーザ(視聴者)に提示することができる。そのため、その後は、相対的に時間がかかっても映像信号をデコードしてマルチ画面に表示させ、映像を用いてより視覚的に訴える番組内容の提示を行うようにすることも好ましい対応である。
なお、表示制御手段(108,109)が表示手段(112)に対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる場合には、請求項4に示すような表示制御を行ってもよい。つまり、表示手段(112)にチャンネル番号を表示させた後、デジタルテレビ放送に含まれている電子番組表情報に基づき番組名を表示させるのである。このようにすれば、どのチャンネルがマルチ画面表示されるかをユーザはより早期に理解できる。
請求項5に係るデジタル放送受信装置は、送信所から送信される地上波デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を受信可能に構成されており、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送それぞれのデータ放送中には、固定向けデジタル放送用及び移動体向けデジタル放送用の両方の電子番組表情報が含まれていることを前提とし、表示制御手段(108,109)が次のような表示制御を行う。つまり、マルチ画面への番組名表示を行う場合、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方の番組名表示を行うのである(図5(b)参照)。
このようにすれば、同じチャンネルでありながら、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方の番組内容をユーザは知ることができる。例えば同一番組を放送しているいわゆるサイマル放送であるか否かも判断できる。また、別の番組を放送しているのであれば、それも知ることができる。
ところで、表示制御手段がマルチ画面に番組名を表示するために必要な情報は電子番組表情報から取得するのであるが、具体的には、請求項6に示すように、番組名、放送開始日時、内容の説明など、番組に関する情報を示すEIT(Event Information Table)に基づくことが考えられる。このEITに関しては、社団法人電波産業会(通称ARIB)が策定した各種規格においては、「TR−B14 第四編 地上デジタルテレビジョン放送 PSI/SI運用規定」に記載されている。
このEITを用いる場合、次のような工夫をするとよい。つまり、送信所から送信される地上波デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を受信可能に構成されており、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送それぞれのデータ放送中には、固定向けデジタル放送用及び移動体向けデジタル放送用の両方の電子番組表情報が含まれていることを前提とした場合には、請求項7に示すように、移動体向けデジタル放送用のEITに基づいて番組名表示を行うのである。これは、移動体向けデジタル放送用のEITの方が固定向けデジタル放送用のEITに比べてデータ量が少なく、その結果、配送周期も短いからである。固定向けデジタル放送用のEITは、出演者や番組の簡単な紹介などの情報も含まれているが、移動体向けデジタル放送用のEITにはこれらの情報は含まれていないからである。
したがって、このように移動体向けデジタル放送用のEITに基づいて番組名表示を行えば、より早期にマルチ画面への番組内容表示が実現できる。
ところで、表示制御手段(108,109)については、表示手段(112)にマルチ画面を表示させる場合、複数のチャンネルに対応する放送内容を所定の順番で取得して表示させるよう構成することが考えられる。例えばチャンネル番号が若い順に表示させるといったことである。しかし、その順番に従うのではなく優先してユーザが放送内容を見たいと考えるチャンネルもあり得る。
そこで、請求項8に示すように構成することが考えられる。つまり、さらに、ユーザからの指示を受け付けるための指示受付手段(114)を備え、表示制御手段(108,109)が、表示手段(112)にマルチ画面を表示させる場合、複数のチャンネルに対応する放送内容を所定の順番で取得して表示させるが、指示受付手段(114)を介して所定の指示を受け付けた場合、その指示されたチャンネルに対応する番組名または映像を優先して取得して表示させるのである。
請求項9に係る発明は、コンピュータを、請求項1〜8の何れかに記載のデジタル放送受信装置における表示制御手段として機能させるためのプログラムである。このプログラムは、例えば、FD,MO,DVD,CD−ROM,ハードディスク,メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶し、その記憶したプログラムを必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体としてプログラムを記録しておき、このROM或いはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いてもよい。また、プログラムは、記録媒体に記憶されたものに限らず、ネットワークを介してロードして起動することにより用いてもよい。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[デジタル放送受信装置1の概略構成]
図1は本実施形態のデジタル放送受信装置1の構成を示したブロック図である。
本実施形態のデジタル放送受信装置1は、図1に示すように、チューナ部101、デスクランブラ102、デマルチプレクサ103、ビデオデコーダ104、オーディオデコーダ105、EPGデコーダ106、メモリ107、マルチ画面構成部108、表示制御部109、デジタル/アナログ変換器(DAC)110、画像表示部112、音声出力部113、操作部114、ICカード制御部115、システム制御部116を備えている。そして、チューナ部101、デスクランブラ102、デマルチプレクサ103、EPGデコーダ106、メモリ107、マルチ画面構成部108、操作部114、ICカード制御部115、システム制御部116は、システムバス120を介して相互に接続されている。
また、本実施形態のデジタル放送受信装置1は、その全体動作が、システム制御部116によって制御される。例えば、システム制御部116は、図示しないROMに予め格納された処理プログラムを読み出して実行することで、後述する受信・表示制御等の制御を行う。
[各部の構成及び概略作動]
図示しないアンテナから供給されたデジタルテレビ放送信号はチューナ部101に入力される。チューナ部101は、受信した各信号に対して復調、誤り訂正等の処理を施し、トランスポートストリーム(TS)と呼ばれる形式のデジタルデータを生成する。
デスクランブラ102は、視聴制限の為のスクランブルがかけられているTSデータがチューナ部101より入力された場合、ICカード制御部115からの情報及び当該TSに含まれる情報に基づき、当該TSのスクランブルを解除してデマルチプレクサ103へ出力する。ここで、ICカード制御部115には、ユーザの契約情報及びTSデータに含まれるデスクランブルのための鍵情報を解くための鍵情報が格納されているICカードが装着され、デスクランブラ102より入力されたデスクランブルのための鍵情報を解く為の鍵情報があった場合、その鍵情報をデスクランブラ102へ出力する。
また、デスクランブラ102は、チューナ部101よりスクランブルがかけられていないTSデータを入力した場合には、TSデータをそのままデマルチプレクサ103へ出力する。
デマルチプレクサ103は、デスクランブラ102より入力された複数チャンネル分の映像、音声データ、及びEPGデータ等が時分割多重化されているTSデータの中から、操作部114の操作により選択されたチャンネルにおいて現在放送中の番組に係る映像データD1及び音声データD2を取り出し、それぞれをビデオデコーダ104、オーディオデコーダ105へ出力する。また、デマルチプレクサ103は、前述のTSデータよりEPGデータD3を取り出し、メモリ107へ出力する。
メモリ107は、デマルチプレクサ103より出力されたEPGデータD3を一旦記憶する。ここで、メモリ107に記憶されるEPGデータD3は、定期的に受信され、常に最新のデータに更新される。あるいは、操作部114の操作によりEPGデータの取得動作を行い、最新のデータに更新される。
ところで、TSデータはパケット単位で伝送され、パケットの先頭部分には、PID(Packet Identification)が付加されている。デマルチプレクサ103は、このTSデータ中のPAT(Program Association Ta 10ble),PMT(Program MapTable)等のPSI(Program Specific Information)データに基づいて各データのPIDを検出し、このPIDを読み取ることで、映像データD1、音声データD2、EPGデータD3の識別を行う。
これら各データの流れについて、順番に説明する。
まず、映像データについて説明する。ビデオデコーダ104は、デマルチプレクサ103より入力された映像データD1(MPEG2等により符号化されたデータ)に対して符号化された規格に応じたデコード処理を施し、復号した映像データを表示制御部109へ出力する。表示制御部109は、ビデオデコーダ104より入力された映像データや、
EPGデータに応じてマルチ画面構成部108により構成される画像データなどを受け取り、操作部114の操作に応じて画面を切り替えたり、多重したりして画像表示部112に表示させる。なお、画像表示部112は、図示しないモニタや映像信号入力端子等を有している。
次に、音声データについて説明する。オーディオデコーダ105は、デマルチプレクサ103より入力された音声データD2(MPEG2等により符号化されたデータ)に対して符号化された規格に応じたデコード処理を施し、復号した音声データをDAC110へ出力する。DAC110は、オーディオデコーダ105より入力された音声データに対してD/A変換処理を施し、音声出力部113へ出力する。なお、音声出力部113は、図示しないスピーカや音声信号入力端子等を有している。
そして、EPGデータについて説明する。EPGを構成するのに必要なデータは、社団法人電波産業会(通称ARIB)における標準規格「デジタル放送に使用する番組陳列情報」等で規定されるデータ構造で伝送される。主要な構成データとして、編成チャンネルの名称、放送事業者の名称など、編成チャンネルに関する情報を伝送するSDT(Service Description Table)、ブーケ(編成チャンネルの集合)の名称、含まれる編成チャンネルなど、ブーケに関する情報を伝送するBAT(Bouquet Association Table)、番組の名称、放送開始日時、内容の説明など、番組に関する情報を伝送するEIT(Event Information Table)、現在の日付、時刻の情報を伝送するTDT(Time Date Table)等が挙げられる。なお、EITに関しては、「ARIB TR−B14 第四編 地上デジタルテレビジョン放送 PSI/SI運用規定」に記載されている。
EPGデコーダ106は、デマルチプレクサ103により取り出されたEPGデータD3に対してデコード処理を行う。そして、復号されたEPGデータD4をメモリ107へ格納したり、マルチ画面構成部108へ送信する。
メモリ107へ格納されたEPGデータD4は、ユーザからEPG画面の表示指示がなされた場合、システム制御部116からの制御によってマルチ画面構成部108へ送信される。
マルチ画面構成部108は、EPGデコーダ106から入力されたEPGデータD4に基づいて、あるいはシステム制御部116によってメモリ107から読み出されて転送されたEPGデータD4に基づいて、マルチ画面を構成する信号を表示制御部109へ出力する。なお、マルチ画面の表示処理は、操作部114においてマルチ画面のアプリケーションを起動するための操作がなされると、マルチ画面の起動指示がシステム制御部116に入力され、開始されることとなる。
システム制御部116は、操作部114からのマルチ画面起動指示が入力された場合、マルチ画面構成部108へマルチ画面の生成指示を行うとともに、必要に応じてメモリ107に格納されているEPGデータD4を読み出し、マルチ画面構成部108へ送信する。このシステム制御部116からのマルチ画面の生成指示を受け取ったマルチ画面構成部108は、マルチ画面を構成する要素を表示制御部109に送信する。それとともに、マルチ画面構成部108は、EPGデコーダ106から、あるいはシステム制御部116から送信されるEPGデータD4を受け取る。
ここで読み出される情報は、マルチ画面を構成するために必要な、番組の名称や放送日時、番組内容の説明など、番組に関する情報を示すEITである。マルチ画面構成部108はこれらのデータを受けとると、その情報を生成しているマルチ画面に随時反映させていく。
[マルチ画面の表示処理]
図2、図3のフローチャート及び図4、図5の画面例を参照しながら、マルチ画面の表示処理に関して説明する。
図2及び図3のフローチャートは、主にシステム制御部116にて実行される表示制御の内容を示しているが、それに限らず、デジタル放送受信装置1における他の構成要素にて実行される処理に関しても示している。
操作部114を介してユーザからのマルチ画面への切り替え操作を受け付けると、システム制御部116の制御に基づいて本マルチ画面表示処理が開始される。マルチ画面表示処理が開始されると、表示制御部109は、画像表示部112へ表示させる画像をマルチ画面に切り替える(S10)。
次に、システム制御部116は、現在の受信エリアに関してチャンネルプリセット済みか否か判断し(S20)、チャンネルプリセット済みでなければ(S20:NO)、チューナ部101、デスクランブラ102及びデマルチプレクサ103を制御しチャンネルをプリセットする(S30)。そして、マルチ画面構成部108は、リモコンキーIDが若い順に放送局名をマルチ画面の内の複数のウィンドウへそれぞれ表示する(S40)。図4(b)に示す画面中のマルチ画面G1の表示領域においては、8つのウィンドウが表示されている。この図4(b)におけるマルチ画面G1においては放送局名(A放送局〜I放送局)だけでなく、番組名「○○○○」及び次の番組名「△△△△」が表示された状態を示しているが、この内の番組名「○○○○」及び次の番組名「△△△△」が表示されず放送局名(A放送局〜I放送局)のみが表示されている状態が、S40での表示状態である。S40の処理後は、S80へ移行する。
一方、チャンネルプリセット済みの場合は(S20:YES)、マルチ画面構成部108は、リモコンキーIDが若い順に放送局名をマルチ画面の内の複数のウィンドウへそれぞれ表示する(S50)。このS50でのマルチ画面の表示状態は、S40での表示状態と同じである。
そして、システム制御部116は、マルチ画面への切り替え操作直前までデジタルテレビ放送の映像が画像表示部112に表示されていたか否かを判断する(S60)。デジタルテレビ放送の映像が画像表示部112に表示されていた場合には(S60:YES)、表示制御部109は、その切り替え操作直前までに表示していたTSの映像をマルチ画面G1内の対応するウィンドウに表示し、映像をフリーズする(S70)。図4(a)に示す画面中のマルチ画面G1の表示領域においては、8つのウィンドウが表示されており、その内の一つに映像が表示されている。これは、図4(b)と対比するとG放送局に対応するものであることが分かる。この図4(a)におけるマルチ画面G1においては、G放送局に対応するウィンドウ以外には放送局名だけでなく、番組名「○○○○」及び次の番組名「△△△△」が表示された状態を示しているが、この内の番組名「○○○○」及び次の番組名「△△△△」が表示されず放送局名のみが表示されている状態が、S70での表示状態である。S70の処理後は、S80へ移行する。
なお、S60にて否定判断、すなわちマルチ画面への切り替え操作直前までデジタルテレビ放送の映像が画像表示部112に表示されていなかった場合には、S70の処理を実行することなくS80へ移行する。
S80では、電子番組表(EPG)情報を取得しておらず、且つその中でリモコンキーIDが最も若いチャンネルをターゲットに設定する。
そして、ターゲットウィンドウの番組名が既にEPGとして取得されているか否か判断し(S90)、まだ取得されていない場合には(S90:NO)、チューナ部101、デスクランブラ102及びデマルチプレクサ103に対して受信チャンネル切り替えを指示する(S100)。そのチャンネル切り替え指示に応じてチューナ部101が受信チャンネルを変更する(S110)。
そして、チューナ部101及びデスクランブラ102により生成されたTSデータは、デマルチプレクサ103を介してビデオデコーダ104、オーディオデコーダ105、EPGデコーダ106へ送信される(S120)。具体的には、デマルチプレクサ103は、TSデータ中から映像データD1、音声データD2を取り出し、それぞれをビデオデコーダ104、オーディオデコーダ105へ出力する。また、デマルチプレクサ103は、TSデータ中からEPGデータD3を取り出し、EPGデコーダ106へ出力する。
EPGデコーダ106は、デマルチプレクサ103により取り出されたEPGデータD3に対してデコード処理を行う。システム制御部116からの指示により、EPGデコーダ106は、TSデータ中のEPGデータD4からEIT[p/f]に格納されている番組名情報を取得し、マルチ画面構成部108へ送信する(S130)。S130で取得された番組名情報は、システム制御部116の指示によりメモリ107内のEPG情報記憶領域へ書き込まれる(S140)。なお、EIT[p/f]とは、現在放送されている番組と、次の放送される番組に関する情報を伝送するテーブルである。
また、S130の処理による番組名情報の送信を受けたマルチ画面構成部108は、マルチ画面を構成する要素を表示制御部109に送信し、さらに、番組名情報の送信を受けるたびに、その情報を生成しているマルチ画面に随時反映させていく。つまり、画面の更新を行う(S160)。
S100〜S140の処理は、S90にて否定判断、すなわちターゲットウィンドウの番組名がまだEPGとして取得されていない場合の処理であったが、既にEPGとして取得されている場合には(S90:YES)、メモリ107内のEPG情報記憶領域から番組名情報を読み込み、マルチ画面構成部108へ送信する(S150)。続くS160では上述した画面更新を行う。
S160の処理後はS170へ移行し、全てのチャンネルについて番組名情報を取得したか否か判断する。そして、まだ全てのチャンネルについての番組名情報を取得しているのでなければ(S170:NO)、S80へ戻る。
一方、全てのチャンネルについての番組名情報を取得した場合には(S170:YES)、図3のフローチャートに示す映像取得・表示に係る処理へ移行する。
S160にて画面が更新されていくことで、図4(a)または図4(b)に示す画面中のマルチ画面G1の表示領域において、8つのウィンドウへの番組名表示が順次なされていく。つまり、S40またはS50での表示においては番組名は表示されていなかったが、このS160での画面更新がなされることで、サービスIDの若いチャンネルの順に、番組名「○○○○」及び次の番組名「△△△△」が表示されていく。そして、全てのチャンネルについての番組名情報が取得されて画面が更新されると、図4(a)または図4(b)に示す画面中のマルチ画面G1の表示状態となる。つまり、S70にて直前まで表示していた映像をフリーズして表示させた場合には、図4(a)に示すマルチ画面表示状態となり、そうでなない場合には、図4(b)に示すマルチ画面表示状態となる。
なお、図4(a)または図4(b)に示すマルチ画面表示状態においては、詳細情報G2の表示領域において、詳細情報は表示されない。
次に、図3のフローチャートに示す映像取得・表示に係る処理について説明する。
図2のフローチャートに示す処理が終了すると、マルチ画面は、図4(a)または図4(b)に示す画面構成となる。そこでまず、映像を取得しておらず、且つその中でサービスIDが最も若いチャンネルをターゲットに設定する(S180)。そして、チューナ部101に対して受信チャンネル切り替えを指示する(S190)。そのチャンネル切り替え指示に応じてチューナ部101が受信チャンネルを変更する(S200)。そして、チューナ部101にて受信されたTSデータは、デスクランブラ102及びデマルチプレクサ103を介してビデオデコーダ104、オーディオデコーダ105、EPGデコーダ106へ送信される(S210)。
ビデオデコーダ104は、最初の映像が取得できるまでデコード処理を実行する(S220)。そして、最初の映像が取得できたら、その取得した映像を表示制御部109へ送信する(S230)。
S230の処理後はS240へ移行し、映像を取得していないウィンドウがあるか否か判断する。そして、映像を取得していないウィンドウがあれば(S240:YES)、取得した映像をウィンドウへ表示し映像をフリーズした上で(S250)、S180へ戻る。
S250にて映像を表示することで、図5(a)に示す画面中のマルチ画面G1の表示領域において、8つのウィンドウへの映像表示が順次なされていく。つまり、図4に示す表示例においては映像ではなく番組名が表示されていた画面についても、サービスIDの若いチャンネルの順に、映像が取得されて表示されていく。なお、この場合の映像は静止画である。
全てのチャンネルについての映像が取得されて画面が更新されると、図5(a)に示すような画面表示となる。なお、図4(a)に示す画面中のマルチ画面G1の表示状態であった場合には、マルチ画面中の一つの画面(ここではG放送局)においては、動画映像が表示されている。
全てのチャンネルについての映像の取得が終わり、動画映像を表示するウィンドウが固定された段階で、マルチ画面構成部108は、表示を行っている動画の詳細情報がメモリ107に存在するかを確認する(S260)。表示を行っている動画の詳細情報が存在するならば(S260:YES)、詳細情報表示領域G2に表示する(S270)。一方、表示している動画の詳細情報がメモリ107に記憶されていない場合には(S260:NO)、マルチ画面構成部108は、EPGデコーダ106によりデコードされるEPGデータD4の取得を行い、取得が完了した時点で、詳細情報表示領域G2に表示する(S280)。
[効果説明]
(1)以上説明したように、本実施形態のデジタル放送受信装置1によれば、画像表示部112へマルチ画面を表示させる場合、電子番組表(EPG)情報に基づき、マルチ画面中の少なくとも一つの画面に、その画面に対応する映像ではなくチャンネル番号及び対応する番組名を表示させている。デジタルテレビ放送の場合には映像信号のデコードに時間がかかっていたため、それを基にしてマルチ画面を構成するまでに必要な時間も相対的に長くなっていた。それに対して本デジタル放送受信装置1の場合には、マルチ画面中の少なくとも一つの画面に、その画面に対応する映像ではなくチャンネル番号及び対応する番組名を表示させるようにしている(図4参照)。番組名が表示されれば、映像がなくてもある程度の番組内容をユーザは理解できる。
この番組名については、TSデータ中の映像データD1を取り出さなくても、EPGデータD3に基づけば得ることができる。データ量の違いから、映像データD1をデコードするのに比べてEPGデータは早くデコードできる。そのため、このような工夫を施すことによって、デジタル放送受信装置1でありながら、相対的に番組内容通知が早期に実現可能なマルチ画面表示機能を実現することができる。
ユーザにとっては、マルチ画面の全てに映像を表示されるよりも、一部の画面については番組名程度であっても全体として早期に番組内容が把握できた方が好ましいと考えられる。したがって、このような工夫は、ユーザにとって非常に歓迎すべきものとなる。
(2)マルチ画面を表示させる直前に画像表示部112に一つのチャンネルに対応する映像を表示させていた場合、図4(a)に示すように、その表示させていた映像についてはそのままマルチ画面中の一つの画面においても映像として表示させ、それ以外の画面においては映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる。一方、マルチ画面を表示させる直前に画像表示部112に映像表示をさせていなかった場合、図4(b)に示すように、マルチ画面の全ての画面において映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる。
既に映像を表示させている場合には、あらためて映像信号をデコードする時間を考慮しなくてもよいため、そのままマルチ画面の一つに表示させればよい。そして、それ以外の画面については映像ではなく、対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させるので、マルチ画面全体に、番組内容をより早期に表示させることができる。
(3)図4に示すように、画像表示部112のマルチ画面に映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させた後、図5(a)に示すように、デジタルテレビ放送に含まれている映像信号に基づき映像を表示させている。図4に示すように、マルチ画面に番組名を表示させているが、これは、「映像信号をデコードするのに比べて電子番組表情報は早期にデコードすることができる」からである。しかし、番組名を表示させれば、とりあえず番組内容をユーザ(視聴者)に提示することができる。そのため、その後は、相対的に時間がかかっても映像信号をデコードしてマルチ画面に表示させ、映像を用いてより視覚的に訴える番組内容の提示を行うようにすることも好ましい。
(4)図2のS40またはS50にて説明したように、マルチ画面の表示に際しては、まず画像表示部112にチャンネル番号を表示させる。その後、各チャンネルの番組名を順次取得して図4に示すようなマルチ画面を表示させるようにしている。このようにすれば、どのチャンネルがマルチ画面表示されるかをユーザはより早期に理解できる。もちろん、チャンネルスキャンと同時に番組名を取得し、チャンネル番号と番組名とを同時に表示してもよい。
[別実施形態等]
(A)上記実施形態では、デジタルテレビ放送信号を受信し、それに基づいてマルチ画面を表示するデジタル放送受信装置1というだけで、そのデジタルテレビ放送の種類等に関しては特に言及しなかった。しかし、例えば、送信所から送信される地上波デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を共に受信可能に構成し、それらを切り替えて表示可能なデジタル放送受信装置として実現した場合には、マルチ画面の表示に関しても次のような工夫をすることが考えられる。
(A−1)両方の番組名を表示する
固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送それぞれのデータ放送中には、固定向けデジタル放送用及び移動体向けデジタル放送用の両方の電子番組表情報が含まれている。そのため、図5(b)に示すように、マルチ画面への番組名表示を行う場合、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方の番組名表示を行ってもよい。この場合、「移動体向け放送」と表示してもユーザにとっては技術的な違いが分かりにくいので、図5(b)に示す例では、「簡易放送」と表示している。
このようにすれば、同じチャンネルでありながら、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方の番組内容をユーザは知ることができる。例えば同一番組を放送しているいわゆるサイマル放送であるか否かも判断できる。また、別の番組を放送しているのであれば、それも知ることができる。
なお、図5(b)に示すように同時に両方の番組名を表示するのではなく、ユーザにより操作部114が操作された場合に、図5(b)の上部の「固定向け放送」の表示内容と下部の「簡易放送」の表示内容とを切り替えて表示するようにしてもよい。
(A−2)移動体向けデジタル放送用のEITを用いる
上記実施形態においても、マルチ画面に番組名を表示するために必要な情報を、EPGデータD4中のEIT[p/f]から取得したが、このEITを用いる場合、移動体向けデジタル放送用のEITを用いる。つまり、送信所から送信される地上波デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を受信可能に構成されており、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送それぞれのデータ放送中には、固定向けデジタル放送用及び移動体向けデジタル放送用の両方のEPGデータが含まれているが、移動体向けデジタル放送用のEITを用いるようにするのである。
これは、移動体向けデジタル放送用のEITの方が固定向けデジタル放送用のEITに比べてデータ量が少なく、その結果、配送周期も短いからである。固定向けデジタル放送用のEITは、出演者や番組の簡単な紹介などの情報も含まれているが、移動体向けデジタル放送用のEITにはこれらの情報は含まれていないからである。したがって、このように移動体向けデジタル放送用のEITに基づいて番組名表示を行えば、より早期にマルチ画面への番組内容表示が実現できる。
(B)マルチ画面への表示順番に関する工夫
上記実施形態では、マルチ画面を表示させる場合、複数のチャンネルに対応する放送内容を所定の順番で取得して表示させるよう構成した。具体的には、サービスID(チャンネル番号)が若い順に表示させるといったことである。しかし、その順番に従うのではなく優先してユーザが放送内容を見たいと考えるチャンネルもあり得る。
そこで、操作部114を介してユーザからの指示を受け付けた場合、上記サービスID(チャンネル番号)が若い順に番組名あるいは映像を表示させている途中であっても、そのユーザから指示されたチャンネルに対応する番組名または映像を優先して取得して表示させるようにしてもよい。この場合、例えば操作部114としてタッチパネルを採用し、画像表示部112のモニタの画面上をユーザがタッチすることで「優先表示指示」を受け付けるように構成することが考えられる。具体的には、番組名あるいは映像を取得して順次表示していく最中に、ユーザがマルチ画面中の所望のウィンドウを押下するとそのチャンネルの番組名あるいは映像を取得して表示する処理を行う。なお、さらにもう一度そのウィンドウを押下すると、マルチ画面から全画面での表示に切り替え、そのチャンネルの映像を全画面表示するようにしてもよい。
実施形態のデジタル放送受信装置1の概略構成図である。 実施形態のデジタル放送受信装置の実行するマルチ画面表示処理の流れの前半を示すフローチャートである。 実施形態のデジタル放送受信装置の実行するマルチ画面表示処理の流れの後半を示すフローチャートである。 マルチ画面の表示例を示す説明図である。 マルチ画面の表示例を示す説明図である。
符号の説明
1…デジタル放送受信装置、101…チューナ部、102…デスクランブラ、103…デマルチプレクサ、104…ビデオデコーダ、105…オーディオデコーダ、106…EPGデコーダ、107…メモリ、108…マルチ画面構成部、109…表示制御部、112…画像表示部、113…音声出力部、114…操作部、115…ICカード制御部、116…システム制御部、120…システムバス。

Claims (9)

  1. デジタルテレビ放送を受信し、複数のチャンネルに対応する放送内容をそれぞれ子画面にて表示するマルチ画面表示機能を有するデジタル放送受信装置であって、
    マルチ画面を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段にマルチ画面を表示させる場合、デジタルテレビ放送に含まれている電子番組表情報に基づき、マルチ画面中の少なくとも一つの画面に、その画面に対応する映像ではなくチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる表示制御手段を備えること
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記表示制御手段は、
    マルチ画面を表示させる直前に前記表示手段に一つのチャンネルに対応する映像を表示させていた場合、その表示させていた映像についてはそのままマルチ画面中の一つの画面においても映像として表示させ、それ以外の画面においては映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させ、
    マルチ画面を表示させる直前に前記表示手段に映像表示をさせていなかった場合、マルチ画面の全ての画面において映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させること
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記表示手段のマルチ画面に映像ではなく対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させた後、デジタルテレビ放送に含まれている映像信号に基づき映像を表示させること
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のデジタル放送受信装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記表示手段に前記対応するチャンネル番号及び対応する番組名を表示させる場合、チャンネル番号を表示させた後、デジタルテレビ放送に含まれている電子番組表情報に基づき番組名を表示させること
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のデジタル放送受信装置において、
    送信所から送信される地上波デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を受信可能に構成されており、
    前記固定向けデジタル放送及び前記移動体向けデジタル放送それぞれのデータ放送中には、固定向けデジタル放送用及び移動体向けデジタル放送用の両方の電子番組表情報が含まれており、
    前記表示制御手段は、
    前記マルチ画面への番組名表示を行う場合、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方の番組名表示を行うこと
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のデジタル放送受信装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記電子番組表情報の一部であって、番組名、放送開始日時、内容の説明など、番組に関する情報を示すEIT(Event Information Table)に基づいて、前記マルチ画面への番組名表示を行うこと
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  7. 請求項6に記載のデジタル放送受信装置において、
    送信所から送信される地上波デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を受信可能に構成されており、
    前記固定向けデジタル放送及び前記移動体向けデジタル放送それぞれのデータ放送中には、固定向けデジタル放送用及び移動体向けデジタル放送用の両方の電子番組表情報が含まれており、
    前記表示制御手段は、
    前記移動体向けデジタル放送用の前記EITに基づいて前記番組名表示を行うこと
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のデジタル放送受信装置において、
    さらに、ユーザからの指示を受け付けるための指示受付手段を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示手段にマルチ画面を表示させる場合、複数のチャンネルに対応する放送内容を所定の順番で取得して表示させるが、前記指示受付手段を介して所定の指示を受け付けた場合、その指示されたチャンネルに対応する番組名または映像を優先して取得して表示させること
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  9. コンピュータを、請求項1〜8の何れかに記載のデジタル放送受信装置における表示制御手段として機能させるためのプログラム。
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