JP2007035749A - 電装部品 - Google Patents

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Yuji Shirogata
勇治 白潟
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Abstract

【課題】経済的であり、しかも生産性の高いシール手法をもってケースと蓋部材との嵌合部が密閉された電装部品を提供する。
【解決手段】電磁アクチュエータ2などの電気部品を収容したケース4の開放面に、ターミナル13・17が固設された蓋部材(ターミナルベース15)を嵌着し、蓋部材の上面に液状のシール材(エポキシ系樹脂材27)を流し込んでケースと蓋部材との嵌合部を密閉した例えば電磁継電器1などの電装部品において、蓋部材の上面に、中央が高く、外周へ行くに従って低くなる傾斜面Cを設けることにより、外周側のシールを必要とする部位へと液状のシール材が流れ込むようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気部品を収容したケースの開放面に蓋部材を嵌着し、該蓋部材の上面に液状のシール材を流し込んでケースと蓋部材との嵌合部を密閉した電装部品に関するものである。
電流回路を遠隔操作で断続するために、電磁石の作用で固定接点に対して可動接点を接離移動させるように構成された電磁スイッチが用いられている。
この種の電磁スイッチとして、電磁石とアーマチュアとからなる電磁アクチュエータをケース内に密封したものが知られている(特許文献1を参照されたい)。
実公平1−27550号公報
文献1に記載された従来の構造によると、固定接点が固設されたカバーをケースの開放面に嵌着して電磁アクチュエータをケース内に密封するために、ケースとカバーとの嵌合部にOリングを装着する必要がある。そのため、ケース或いはカバーにOリングの装着部を形成しなければならない上、Oリングを装着する手数が余計にかかることとなっている。
エポキシ系などの熱硬化性樹脂材をケースとカバーとの嵌合部に流し込んでケースを密閉することも周知であるが、この手法は、密閉すべき部位に樹脂材を十分に回り込ませる都合上、シール材を多めに流し込む必要がある。そのため、材料費が余計にかかる上、硬化時間も長くなってしまう。つまり、いずれの手法にしても、経済性および生産性の両面について不満足な点があった。
本発明は、このような従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、経済的であり、しかも生産性の高いシール手法をもってケースと蓋部材との嵌合部が密閉された電装部品を提供することにある。
このような課題を解決するため、本発明は、例えば電磁アクチュエータ2などの電気部品を収容したケース4の開放面に、ターミナル13・17が固設された蓋部材(ターミナルベース15)を嵌着し、該蓋部材の上面に液状のシール材(エポキシ系樹脂材27)を流し込んでケースと蓋部材との嵌合部を密閉した例えば電磁継電器1などの電装部品において、前記蓋部材の上面に、中央が高く、外側へ行くに従って低くなる傾斜面Cを設けたことを特徴とするものとした。特に液状のシール材を、傾斜面の最高位部の近傍に流し込むようにすると良い。
このような本発明によれば、傾斜面によって外周側のシールを必要とする部位へと液状のシール材が流動するので、密閉すべき部位にのみ最少限のシール材を無駄なく流し込むことができる。従って、電磁継電器などの電装部品の製造において、経済性と生産性とを共に高める上に多大な効果を奏することができる。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
本発明が適用される電装部品としての電磁スイッチ1は、図1に示すように、電磁アクチュエータ部2と、コネクタ部3とからなっている。なお、以下に記述する方向性は、図1の紙面に向かってのこととするが、これはあくまでも説明の便宜上であり、実使用時の方向性はこれに限定されるものではない。
図2〜図4に併せて示すように、電磁アクチュエータ部2は、上面が開放された直方体をなす絶縁材料製のケース4に収容されており、ボビン5及びボビン5に巻回されたコイル6と、コイル6に外装された2分割のヨーク7a・7bと、ボビン5の中心孔5aにボビン5の上端側から挿入されたアーマチュア8と、ボビン5の中心孔5aにボビン5の下端側から挿入されたコア9と、アーマチュア8とコア9とを互いに離間させる向きの弾発力をアーマチュア8とコア9との間に常時作用させる圧縮コイルばね10とからなっている。
絶縁材料製のボビン5には、その上端に略正方形をなすフランジ11が、その下端に略円形をなすフランジ12が、それぞれ一体形成されている。そして正方形フランジ11の後縁側には、その長手方向をボビン5の軸線に沿って上下に延在させた細長い板状をなす一対の給電用ターミナル板13が、図には示されていないが、正方形フランジ11の後縁部に形成された後方が開口した水平孔にその基端部を圧入することによって固定されている。なお。この給電用ターミナル板13の基端部には、コイル6を構成する導線の各端末が半田付けされている。
コネクタ部3は、ワイヤーハーネスの端末に設けられたプラグ(図示せず)を受容し且つ抜け止めすべく上向きに開放されたソケット14と、ソケット14の下端側にソケット14と一体形成されたターミナルベース15と、その基端部に一体形成された固定接点16をターミナルベース15に固着したスイッチターミナル板17と、ターミナルベース15の下面と固定接点16の上面との間に上下移動可能に挟設された可動接点板18と、可動接点板18を固定接点16に当接させる向きの弾発力をターミナルベース15と可動接点板18との間に常時作用させる圧縮コイルばね19とからなっている。そして、ケース4の開放面にターミナルベース15を嵌着することにより、電磁アクチュエータ部2の構成部材がケース4内に封入されるようになっている。
絶縁材料製のターミナルベース15には、給電用ターミナル板13と相似形をなし且つ給電用ターミナル板13より一回り大きく形成されたスイッチターミナル板17並びに給電用ターミナル板13をそれぞれ挿通させるために、2組の前後方向に長いスリット20・21が設けられており、これらのスリットのうちの一方の組21に、ターミナルベース15の下面との間に可動接点板18を挟み込んだ上で、一対のスイッチターミナル板17が予め圧入されている。そして、スイッチターミナル板17が組み付けられたターミナルベース15をケース4の開放面に嵌着する際に、ボビン5の正方形フランジ11に固着された給電用ターミナル板13がスリット20を通過し、ターミナルベース15と一体をなすソケット14の内側に突出するようにされている。
スイッチターミナル板17の基端側に形成された固定接点16は、スイッチターミナル板17から直角に折り曲げられると共に、前後方向に長くされており、その後端を、一対の給電用ターミナル板13の基端部同士間へ延出させている。また固定接点16の前端および後端には、上向きに折り曲げられた突片22が設けられており、ターミナルベース15の下面に形成された孔23にこれらの突片22を圧入することにより、スイッチターミナル板17の位置決め並びに抜け止めがなされている。
ボビン5の正方形フランジ11の上面には、ボビン5の軸線に沿う2組の突起24・25(4ヶ所)が突設されている。これらの突起24・25は、一対の固定接点16の前後方向各端に対応しており、スイッチターミナル板17が組み付けられたターミナルベース15をケース4の開放面に嵌着する際に、突起24・25の先端が、各固定接点16の前後方向各端に当接するようになっている。
これらの突起24・25の先端は、図5に示すように円錐状に尖らされており、この尖端部分を固定接点16に押し付けると、尖端部分が潰れると共に、その時の変形反力によって固定接点16の上面がターミナルベース15の下面に圧接される。これにより、各部に製造誤差や組み付け誤差が生じたとしても、スイッチターミナル板17の上下方向についての位置決め並びにがた止めが確実になされる。
なお、上述の突起と同様な突起を、ケース4の底面に少なくとも3つ等角度配置し、ターミナルベース15をケース4に組み付ける時に、ヨーク7aに突起が突き当たり、上記と同様に突起の尖端部分が潰れるようにしておけば、ヨーク7aのがた止めを行える。
絶縁材からなるターミナルベース15のソケット14の内側における上面の中央部には、中央が高くなる山形の凸部26が設けられている。この凸部26を上向きにし、凸部26の頂面近傍に向けて垂下させたノズルNからエポキシ系樹脂材などを流し込むと、凸部26の斜面Cによって斜面Cの低位部側、つまりターミナルベース15の外周側へと流されたエポキシ系樹脂材27が、ターミナルベース15とケース4との嵌合部に流れ込み、嵌合部を完全にシールする。また各ターミナル板13・17を挿通した各スリット20・21は、ターミナルベース15の最低位面に設けられているので、各ターミナル板13・17と各スリット20・21との隙間もエポキシ系樹脂材27によって塞がれる。
このようにして、外側が低くなる斜面Cで液状のシール材の流れを一定の方向へ導くものとすることにより、粘度が比較的高いシール材を用いても最少限の量でシールすべき部位を確実にシールすることができる。なお、凸部26の輪郭形状は、扁平な角錐台形、または円錐台形などが考えられるが、要するに外側が低くなる斜面Cが設けられていれば良い。
このようにして組み立てられた電磁スイッチ1のソケット14にワイヤーハーネスのプラグを結合させ、給電用ターミナル板13からコイル6に電流を供給すると、コイル6が励磁されてヨーク7を介してコア9とアーマチュア8とを通る磁束が発生する。すると圧縮コイルばね10の弾発力に抗してアーマチュア8がコア9に吸引され、固定接点16から可動接点板18を引き離す押圧力が消失する。これにより、可動接点板18は圧縮コイルばね10の弾発力でアーマチュア8と共に移動し、一対の固定接点16に当接して両固定接点同士間16を導通させる。
ソケット14にプラグを結合させる際に、スイッチターミナル板17に下向きの力、つまりスイッチターミナル板17をケース4の内方へ押し込む力が作用するが、スイッチターミナル板17と一体の固定接点16がボビン5の上面に突設された突起24・25に当接しており、スイッチターミナル板17に作用する下向きの力が突起24・25で受け止められるので、スイッチターミナル板17が緩む心配は無い。
本発明に係る電装部品の構成は、ケースと蓋との間をシールする効果を有し、電磁継電器やトランスなどに等しく適用できる。
本発明装置の組み立てた状態の外観斜視図である。 本発明装置の上面図である。 図2中のIII−III線に沿う断面図である。 図2中のIV−IV線に沿う断面図である。 突起の尖端部の拡大図である。
符号の説明
1 電磁スイッチ
2 電磁アクチュエータ部
4 ケース
13・17 ターミナル板
15 ターミナルベース
26 凸部
27 エポキシ系樹脂材
C 斜面

Claims (3)

  1. 電気部品を収容したケースの開放面に蓋部材を嵌着し、該蓋部材の上面に液状のシール材を流し込んで前記ケースと前記蓋部材との嵌合部を密閉した電装部品であって、
    前記蓋部材の上面に、中央が高く、外側へ行くに従って低くなる傾斜面を設けたことを特徴とする電装部品。
  2. 電磁アクチュエータを収容したケースの開放面にターミナルが固設された蓋部材を嵌着し、該蓋部材の上面に液状のシール材を流し込んで前記ケースと前記蓋部材との嵌合部を密閉した電磁継電器であることを特徴とする請求項1に記載の電装部品。
  3. 前記液状のシール材は、前記傾斜面の最高位部の近傍に流し込まれることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の電装部品。
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