JP2007034206A - 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のモータによって駆動する画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供する。
【解決手段】 画像形成装置内に予め格納された設定(例えば、予め設定された静音モードによる画像形成動作を実行する時間帯)に応じて、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動させるモータの回転速度を制御することにより、画像形成過程においてモータから発せられる騒音を低減することができる。また、モータの回転速度を制御すると同時に、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動・停止させるタイミングをずらして画像形成動作を行うことにより、画像形成動作によって生じる騒音をより効果的に低減することができる。また、各アクチュエータの無駄な動作時間を削減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のモータによって駆動する画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置において、転写終了後、感光ドラム上に残留したトナーを除去するためのクリーニング装置として、クリーニングブレードが用いられる。ところが、クリーニングブレードを用いると、回転する感光ドラム表面から受ける外振力によるクリーニングブレードの振動や、感光ドラムとクリーニングブレードとの間で発生する摩擦力に起因して、一般に「ブレード鳴き」と呼ばれている異音が発生する。また、画像形成装置が有する給紙モータ、ドラムモータ、定着モータ等のアクチュエータからも騒音が発生する。従来、このブレード鳴きやモータの騒音が発生し、騒音限界に達するまでの時間を予め統計学的手法で測定しておき、その時間より短めに部品交換時期を設定している。
特許文献1では、ブレード鳴きや給紙モータ、現像モータ、ドラムモータ、定着モータから発生する騒音を画像形成装置内に設けた集音マイクにより検出し、検出した音を増幅器で増幅し、増幅された音を周波数分解し、予め設定された正常時の音量、周波数、周期と比較することにより、異音発生部品等を検出し、エラーメッセージ等を表示することにより画像形成装置のメンテナンスを容易にする画像形成装置が提案されている。
特許文献2では、パスワード・ユーザコードといった個人・機密情報を直接音声出力しないことにより、操作を容易に特定できなくし、機密情報の第三者への漏洩を予防することができる画像形成装置が提案されている。
特開2004−226482号公報 特開2003−335036号公報
しかし、上記の発明は以下の問題を有している。
従来の画像形成装置においては、画像形成装置が有するクリーニング部、給紙モータ、ドラムモータ、定着モータ等から発せられる騒音を検出して、検出された騒音のレベルに応じて画像形成装置内の異常や各アクチュエータの交換時期を知らせることができるが、画像形成装置が置かれている環境に応じて、その騒音レベルを制御することができなかった。
例えば、画像形成装置が置かれている周りの環境の騒音が大きいにも係わらず、画像形成装置から発せられる騒音を抑えても、画像形成動作の処理速度を低下させるだけで、効果的な対処方法とは言えない。
そこで、本発明は、画像形成装置が置かれている状況(例えば、予め設定された静音モードによる画像形成動作を実行する時間帯)に応じて、画像形成装置が有する各アクチュエータを動作させるために搭載するモータの回転速度を制御することにより、画像形成動作によって生じる騒音を効果的に低減することができる画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は、アクチュエータを駆動させる複数のモータ有する画像形成装置において、前記各モータを低速度で回転させ、該回転速度に合わせて画像形成動作を実行する制御手段を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する決定手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、前記制御手段によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを設定する設定手段と、前記設定手段による前記各モータを低速度で回転させるか否かの設定を記憶する記憶手段とを有し、前記決定手段は、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、現在時刻を計時する計時手段と、前記各モータを低速度で回転させて画像形成動作を行う時間帯を記憶する時間記憶手段とを有し、前記設定手段は、前記計時手段によって計時されている現在時刻が前記時間記憶手段に記憶された時間帯にあるとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、前記画像形成装置周辺の気温を計測する気温計測手段と、前記各モータを低速度で回転させる気温を記憶する気温記憶手段とを有し、前記設定手段は、前記気温計測手段によって計測された気温が前記気温記憶手段に記憶された気温以上でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、前記画像形成装置周辺の湿度を計測する湿度計測手段と、前記各モータを低速度で回転させる湿度を記憶する湿度記憶手段とを有し、前記設定手段は、前記湿度計測手段によって計測された湿度が前記湿度記憶手段に記憶された湿度以下でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定することを設定することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記各モータを起動・停止するタイミングをずらして画像形成動作を実行することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、アクチュエータを駆動させる複数のモータ有する画像形成装置の画像形成方法において、前記各モータを低速度で回転させ、該回転速度に合わせて画像形成動作を実行する制御工程を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成方法において、前記制御工程によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する決定工程を有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の画像形成方法において、前記画像形成装置は、設定工程による前記各モータを低速度で回転させるか否かの設定を記憶する記憶手段を有し、前記制御工程によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを設定する前記設定工程と、前記決定工程は、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する工程とを有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の画像形成方法において、前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させて画像形成動作を行う時間帯を記憶する時間記憶手段を有し、現在時刻を計時する計時工程と、前記設定工程は、前記計時工程によって計時されている現在時刻が前記時間記憶手段に記憶された時間帯にあるとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する工程とを有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項10記載の画像形成方法において、前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる気温を記憶する気温記憶手段を有し、前記画像形成装置周辺の気温を計測する気温計測工程と、前記設定工程は、前記気温計測工程によって計測された気温が前記気温記憶手段に記憶された気温以上でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する工程とを有することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項10記載の画像形成方法において、前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる湿度を記憶する湿度記憶手段を有し、前記画像形成装置周辺の湿度を計測する湿度計測工程と、前記設定工程は、前記湿度計測工程によって計測された湿度が前記湿度記憶手段に記憶された湿度以下でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する工程とを有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、アクチュエータを駆動させる複数のモータ有する画像形成装置の画像形成プログラムにおいて、前記各モータを低速度で回転させ、該回転速度に合わせて画像形成動作を実行する制御処理を有することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の画像形成プログラムにおいて、前記制御処理によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する決定処理を有することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の画像形成プログラムにおいて、前記画像形成装置は、設定処理による前記各モータを低速度で回転させるか否かの設定を記憶する記憶手段を有し、前記制御処理によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを設定する前記設定処理と、前記決定処理は、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する処理とを有することを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項16記載の画像形成プログラムにおいて、前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させて画像形成動作を行う時間帯を記憶する時間記憶手段を有し、現在時刻を計時する計時処理と、前記設定処理は、前記計時処理によって計時されている現在時刻が前記時間記憶手段に記憶された時間帯にあるとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する処理とを有することを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項16記載の画像形成プログラムにおいて、前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる気温を記憶する気温記憶手段を有し、前記画像形成装置周辺の気温を計測する気温計測処理と、前記設定処理は、前記気温計測処理によって計測された気温が前記気温記憶手段に記憶された気温以上でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する処理とを有することを特徴とする。
請求項19記載の発明は、請求項16記載の画像形成プログラムにおいて、前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる湿度を記憶する湿度記憶手段を有し、前記画像形成装置周辺の湿度を計測する湿度計測処理と、前記設定処理は、前記湿度計測処理によって計測された湿度が前記湿度記憶手段に記憶された湿度以下でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する処理とを有することを特徴とする。
本発明は、画像形成装置が置かれている状況(例えば、予め設定された静音モードによる画像形成動作を実行する時間帯)に応じて、画像形成装置が有する各アクチュエータを動作させるために搭載するモータの回転速度を制御することにより、画像形成動作によって生じる騒音を効果的に低減することができる。
以下に本発明の一実施形態に係わる画像形成装置の構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態に係わる画像形成装置の断面図である。本実施形態に係わる画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナ部1、スキャナ部1から画像を読み込み、レーザとして出力するレーザユニット2、図示しない帯電装置によって表面が均一かつ一様に帯電させられる感光ドラム3、感光ドラム3近傍にある現像器4、転写紙が入れられている給紙部5、感光ドラム3上のトナー像を転写紙に移しとる転写部6、感光ドラム3上に残留したトナーを掻き落とすクリーニングブレード7、クリーニングブレード7が掻き落としたトナーを溜めておくドラムクリーナ部8、感光ドラム3から転写紙を搬送する紙搬送部9、紙搬送部9から入る転写紙上のトナーを定着させる定着部10、及び画像形成装置における高圧電源部11を有して構成される。
同図を用いて画像形成装置の基本的な動作を説明する。スキャナ部1で原稿の画像信号を読み込み、画像信号をレーザユニット2に入力する。レーザユニット2から照射したレーザ光によって感光ドラム3上に潜像が作られ、現像器4によって現像される。上記潜像とタイミングを合わせて給紙部5より転写紙が搬送され、転写部6において上記現像されたトナー像が転写される。感光ドラム3上に残留したトナーはクリーニングブレード7によって掻き落とされ、ドラムクリーナ部8に溜まる。転写されたトナー像は定着器10にて転写紙に定着されたあと、装置外部に排出される。
次に、本実施形態に係わる画像形成装置のハードウェア構成について図2を用いて説明する。
本実施形態に係わる画像形成装置は、ROM21、RAM22、NVRAM23、操作部24、読取部25、記憶部26、通信部27、モデム28、ホストI/F29、及びCPUを有して構成される。
ROM21は、プログラムコード、フォント、及びその他の静的なデータが格納される。RAM22は、一時的な記憶場所として利用される。NVRAM23は、不揮発性のデータを格納する。操作部24は、操作パネル24aとパネル制御部24bとを有して構成され、ユーザとのインターフェースを司る。読取部25は、スキャン/プリントエンジン25aとエンジン制御部25bとを有して構成され、イメージデータの入出力ユニットとして、紙原稿の読み取りと転写紙への印刷を実行する。記憶部26は、記憶装置26aとディスクドライバ26bとを有して構成され、大量のイメージデータなどの蓄積やデータベースの記憶場所として利用される。通信部27は、イーサネット(登録商標)等のネットワークに接続され、外部の機器との通信を可能とする。なお、操作部24と読取部25との通信に利用することも可能である。モデム28は、公衆回線と接続され、外部の機器との通信を実現する。ホストI/F29は、セントロニクスやRS−232C等のインターフェースを用いてホスト外部の機器との通信を可能とする。
次に、本実施形態に係わる画像形成装置のソフトウェア構成について図3を用いて説明する。
本実施形態に係わる画像形成装置のソフトウェアは、アプリケーションプログラム31、パネル制御プログラム32、エンジン制御プログラム33、通信制御プログラム34、パネルドライバ35、エンジンドライバ36、通信ドライバ37、及びオペレーションシステム38を有して構成される。
アプリケーションプログラム31は、コピー、ファクス、プリンタなどの機能実行を管理する。パネル制御プログラム32は、パネル制御部24bを介して操作パネル24aを制御し、ユーザからの情報をアプリケーションプログラム31に伝え、アプリケーションプログラム31からの情報をユーザに伝える。パネルドライバ35は、パネル制御プログラム32の指示によりオペレーションシステム38を介して操作パネル24aを制御する。エンジン制御プログラム33は、エンジンドライバ36を介してスキャン/プリントエンジン25bを制御し、スキャン/プリントエンジン25bからの情報をアプリケーションプログラム31に伝え、アプリケーションプログラム31からの情報をスキャン/プリントエンジン25aに伝える。エンジンドライバ36は、エンジン制御プログラム33の指示によりオペレーションシステム38を介して読取部25を制御する。通信制御プログラム34は、通信ドライバ37を介してネットワーク通信を制御し、ネットワーク200上の通信相手(PC300)からの情報をアプリケーションプログラム31に伝え、アプリケーションプログラム31からの情報をネットワーク200上の通信相手(PC300)に伝える。通信ドライバ37は、通信制御プログラム34の指示によりオペレーションシステム38を介して物理ネットワーク通信を制御する。オペレーションシステム38は、各種ドライバからの指示に基づき物理デバイスを制御し、物理デバイスの情報を各デバイスドライバに伝え、各デバイスドライバからの情報を物理デバイスに伝える。
ここで、エンジン制御プログラム33の具体的な構成について図4を用いて説明する。エンジン制御プログラム33は、全体制御プログラム41、定着制御プログラム42、給紙・搬送制御プログラム43、及び作像制御プログラム44を有して構成される。全体制御プログラム41は、定着制御プログラム42、作像制御プログラム44、及び給紙搬送制御プログラム43を管理する。定着制御プログラム42は、定着部10が有するローラの温度を制御する。給紙搬送制御プログラム43は、給紙部5及び紙搬送部9の画像形成時における紙の給紙搬送に関する動作を制御する。作像制御プログラム44は、レーザユニット2、感光ドラム3、現像器4における画像形成に係わる動作を制御する。
次に、本実施形態に係わる画像形成装置による騒音を低減する処理について図5を用いて説明する。
まず、画像形成装置は、ユーザによる操作部24からの画像形成動作の要求を待って待機する(ステップS501)。操作部24を通じて画像形成動作の要求がなされると(ステップS501/YES)、CPUは画像形成装置から発せられる騒音を低減するモード(以下、静音モードとする)に係わる設定がNVRAM23に格納されているか否かを確認する(ステップS502)。静音モードの設定は、操作部24を通じてユーザによって予め設定されているものとする。例えば、ユーザは静音モードによる画像形成動作を実行する時間帯をNVRAM23に格納しておき、CPUが画像形成動作の実行に際して該時間帯を読み出し、現在時刻と対比して静音モードによる画像形成動作を実行するか否かを判断する構成としてもよい。
そして、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていた場合は(ステップS502/YES)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを低回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS503)。
一方、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていなかった場合は(ステップS502/NO)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを高回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS504)。
上述の処理によれば、本実施形態に係わる画像形成装置の設定(例えば、予め設定された静音モードによる画像形成動作を実行する時間帯)に応じて、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動させるモータの回転速度を制御することにより、画像形成過程においてモータから発せられる騒音を低減することができる。また、モータの回転速度を制御すると同時に、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動・停止させるタイミングをずらして画像形成動作を行うことにより、画像形成動作によって生じる騒音をより効果的に低減することができる。また、各アクチュエータの無駄な動作時間を削減することができる。
次に、図6及び図7を用いて他の本実施形態に係わる画像形成装置の構成及び処理について説明する。なお、図6に示すように、本実施形態に係わる画像形成装置は、現在時刻を計時する計時部12を有する以外のハードウェア構成は、図2に示したハードウェア構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
まず、画像形成装置は、ユーザによる操作部24からの画像形成動作の要求を待って待機する(ステップS701)。操作部24を通じて画像形成動作の要求がなされると(ステップS701/YES)、計時部12により現在時刻を取得する(ステップS702)。次に、CPUは現在時刻がNVRAM23に予め設定された時間帯(例えば、画像形成装置が頻繁に使用される時間帯など)にあるか否かを判断する(ステップS703)。
そして、CPUにより現在時刻がNVRAM23に予め設定された時間帯にないと判断された場合は(ステップS703/NO)、CPUは静音モードによる画像形成動作を実行する設定をNVRAM23に格納する(ステップS704)。一方、CPUにより現在時刻が、NVRAM23に予め設定された時間帯にあると判断された場合は(ステップS703/YES)、静音モードの設定は行われない。
次に、CPUは、NVRAM23に静音モードが設定されているか否かを確認する(ステップS705)。そして、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていた場合は(ステップS705/YES)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを低回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS706)。
一方、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていなかった場合は(ステップS705/NO)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを高回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS707)。
上述の処理によれば、ユーザが静音モードによる画像形成動作を希望する時間帯を予め登録しておくことにより、ユーザが画像形成装置を使用する度に静音モードによる画像形成動作の実行を設定していなくても、自動的に静音モードに移行し、画像形成動作を実行でき、かつ静音モードに設定された場合はモータを低回転速度で回転させ、その回転速度に合わせて画像形成動作を実行することにより、画像形成改定において生じる騒音を効果的に低減することができる。また、モータの回転速度を制御すると同時に、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動・停止させるタイミングをずらして画像形成動作を行うことにより、画像形成動作によって生じる騒音をより効果的に低減することができる。また、各アクチュエータの無駄な動作時間を削減することができる。
次に、図8及び図9を用いて他の本実施形態に係わる画像形成装置の構成及び処理について説明する。なお、図8に示すように、本実施形態に係わる画像形成装置は、画像形成装置が設置されている周辺の外気温の温度を計測する温度センサ13を有する以外のハードウェア構成は、図2に示したハードウェア構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
まず、画像形成装置は、ユーザによる操作部24からの画像形成動作の要求を待って待機する(ステップS901)。操作部24を通じて画像形成動作の要求がなされると(ステップS901/YES)、温度センサ13により画像形成装置の周りの外気温を計測する(ステップS902)。次に、CPUは計測された外気温がNVRAM23に予め設定された温度以上であるか否かを判断する(ステップS903)。
そして、CPUにより外気温が予め設定された温度以上でないと判断された場合には(ステップS903/NO)、CPUは静音モードによる画像形成動作を実行する設定をNVRAM23に格納する(ステップS904)。一方、CPUにより外気温がNVRAM23に予め設定された温度よりも低いと判断された場合は(ステップS903/YES)、静音モードの設定は行われない。
次に、CPUは、NVRAM23に静音モードが設定されているか否かを確認する(ステップS905)。そして、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていた場合は(ステップS905/YES)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを低回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS906)。
一方、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていなかった場合は(ステップS905/NO)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを高回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS907)。
上述の処理によれば、画像形成装置が設置されている場所に人がいなくなった等の要因によって、画像形成装置が設置されている場所の気温が下がった場合に、画像形成装置が使用される可能性が低いと画像形成装置が自動的に判断し、ユーザが画像形成装置を使用する度に静音モードによる画像形成動作の実行を設定していなくても、自動的に静音モードに移行し、画像形成動作を実行でき、かつ静音モードに設定された場合はモータを低回転速度で回転させ、その回転速度に合わせて画像形成動作を実行することにより、画像形成改定において生じる騒音を効果的に低減することができる。また、モータの回転速度を制御すると同時に、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動・停止させるタイミングをずらして画像形成動作を行うことにより、画像形成動作によって生じる騒音をより効果的に低減することができる。また、各アクチュエータの無駄な動作時間を削減することができる。
次に、図10及び図11を用いて他の本実施形態に係わる画像形成装置の構成及び処理について説明する。なお、図10に示すように、本実施形態に係わる画像形成装置は、画像形成装置が設置されている周辺の湿度を計測する湿度センサ14を有する以外のハードウェア構成は、図2に示したハードウェア構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
まず、画像形成装置は、ユーザによる操作部24からの画像形成動作の要求を待って待機する(ステップS1101)。操作部24を通じて画像形成動作の要求がなされると(ステップS1101/YES)、湿度センサ14により画像形成装置の周りの湿度を計測する(ステップS1102)。次に、CPUは計測された外気温がNVRAM23に予め設定された湿度以下であるか否かを判断する(ステップS1103)。
そして、CPUにより計測された湿度が予め設定された湿度以下でないと判断された場合には(ステップS1103/NO)、CPUは静音モードによる画像形成動作を実行する設定をNVRAM23に格納する(ステップS1104)。一方、CPUにより計測された湿度がNVRAM23に予め設定されたよりも高いと判断された場合は(ステップS1103/YES)、静音モードの設定は行われない。
次に、CPUは、NVRAM23に静音モードが設定されているか否かを確認する(ステップS1105)。そして、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていた場合は(ステップS1105/YES)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを低回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS1106)。
一方、NVRAM23に静音モードによる画像形成動作を要求する設定が格納されていなかった場合は(ステップS1105/NO)、画像形成過程において各アクチュエータを起動させるモータを高回転速度で回転させ、その速度に合わせた画像形成動作を実行する(ステップS1107)。
上述の処理によれば、画像形成装置が設置されている場所に人がいなくなった等の要因によって、画像形成装置が設置されている場所の湿度が変化した場合に、画像形成装置が使用される可能性が低いと画像形成装置が自動的に判断し、ユーザが画像形成装置を使用する度に静音モードによる画像形成動作の実行を設定していなくても、自動的に静音モードに移行し、画像形成動作を実行でき、かつ静音モードに設定された場合はモータを低回転速度で回転させ、その回転速度に合わせて画像形成動作を実行することにより、画像形成改定において生じる騒音を効果的に低減することができる。また、モータの回転速度を制御すると同時に、画像形成装置が有する各アクチュエータを起動・停止させるタイミングをずらして画像形成動作を行うことにより、画像形成動作によって生じる騒音をより効果的に低減することができる。また、各アクチュエータの無駄な動作時間を削減することができる。
本実施形態に係わる画像形成装置の概略図である。 本実施形態に係わる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施形態に係わる画像形成装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 エンジン制御プログラムの具体的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係わる画像形成装置による騒音を低減する処理のフローチャートである。 本実施形態に係わる画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係わる画像形成装置による騒音を低減する処理のフローチャートである。 本実施形態に係わる画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係わる画像形成装置による騒音を低減する処理のフローチャートである。 本実施形態に係わる画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係わる画像形成装置による騒音を低減する処理のフローチャートである。
符号の説明
1 スキャナ部
2 レーザユニット
3 感光体ドラム
4 現像器
5 給紙部
6 転写部
7 クリーニングブレード
8 ドラムクリーナ部
9 紙搬送部
10 定着部
11 高圧電源部
12 計時部
13 温度センサ
14 湿度センサ

Claims (19)

  1. アクチュエータを駆動させる複数のモータ有する画像形成装置において、
    前記各モータを低速度で回転させ、該回転速度に合わせて画像形成動作を実行する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する決定手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを設定する設定手段と、
    前記設定手段による前記各モータを低速度で回転させるか否かの設定を記憶する記憶手段とを有し、
    前記決定手段は、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 現在時刻を計時する計時手段と、
    前記各モータを低速度で回転させて画像形成動作を行う時間帯を記憶する時間記憶手段とを有し、
    前記設定手段は、前記計時手段によって計時されている現在時刻が前記時間記憶手段に記憶された時間帯にあるとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置周辺の気温を計測する気温計測手段と、
    前記各モータを低速度で回転させる気温を記憶する気温記憶手段とを有し、
    前記設定手段は、前記気温計測手段によって計測された気温が前記気温記憶手段に記憶された気温以上でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置周辺の湿度を計測する湿度計測手段と、
    前記各モータを低速度で回転させる湿度を記憶する湿度記憶手段とを有し、
    前記設定手段は、前記湿度計測手段によって計測された湿度が前記湿度記憶手段に記憶された湿度以下でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定することを設定することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 前記各モータを起動・停止するタイミングをずらして画像形成動作を実行することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. アクチュエータを駆動させる複数のモータ有する画像形成装置の画像形成方法において、
    前記各モータを低速度で回転させ、該回転速度に合わせて画像形成動作を実行する制御工程を有することを特徴とする画像形成方法。
  9. 前記制御工程によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する決定工程を有することを特徴とする請求項8記載の画像形成方法。
  10. 前記画像形成装置は、設定工程による前記各モータを低速度で回転させるか否かの設定を記憶する記憶手段を有し、
    前記制御工程によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを設定する前記設定工程と、
    前記決定工程は、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する工程とを有することを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  11. 前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させて画像形成動作を行う時間帯を記憶する時間記憶手段を有し、
    現在時刻を計時する計時工程と、
    前記設定工程は、前記計時工程によって計時されている現在時刻が前記時間記憶手段に記憶された時間帯にあるとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する工程とを有することを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  12. 前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる気温を記憶する気温記憶手段を有し、
    前記画像形成装置周辺の気温を計測する気温計測工程と、
    前記設定工程は、前記気温計測工程によって計測された気温が前記気温記憶手段に記憶された気温以上でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する工程とを有することを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  13. 前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる湿度を記憶する湿度記憶手段を有し、
    前記画像形成装置周辺の湿度を計測する湿度計測工程と、
    前記設定工程は、前記湿度計測工程によって計測された湿度が前記湿度記憶手段に記憶された湿度以下でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する工程とを有することを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  14. アクチュエータを駆動させる複数のモータ有する画像形成装置の画像形成プログラムにおいて、
    前記各モータを低速度で回転させ、該回転速度に合わせて画像形成動作を実行する制御処理を有することを特徴とする画像形成プログラム。
  15. 前記制御処理によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する決定処理を有することを特徴とする請求項14記載の画像形成プログラム。
  16. 前記画像形成装置は、設定処理による前記各モータを低速度で回転させるか否かの設定を記憶する記憶手段を有し、
    前記制御処理によって前記各モータを低速度で回転させるか否かを設定する前記設定処理と、
    前記決定処理は、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて前記各モータを低速度で回転させるか否かを決定する処理とを有することを特徴とする請求項15記載の画像形成プログラム。
  17. 前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させて画像形成動作を行う時間帯を記憶する時間記憶手段を有し、
    現在時刻を計時する計時処理と、
    前記設定処理は、前記計時処理によって計時されている現在時刻が前記時間記憶手段に記憶された時間帯にあるとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する処理とを有することを特徴とする請求項16記載の画像形成プログラム。
  18. 前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる気温を記憶する気温記憶手段を有し、
    前記画像形成装置周辺の気温を計測する気温計測処理と、
    前記設定処理は、前記気温計測処理によって計測された気温が前記気温記憶手段に記憶された気温以上でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する処理とを有することを特徴とする請求項16記載の画像形成プログラム。
  19. 前記画像形成装置は、前記各モータを低速度で回転させる湿度を記憶する湿度記憶手段を有し、
    前記画像形成装置周辺の湿度を計測する湿度計測処理と、
    前記設定処理は、前記湿度計測処理によって計測された湿度が前記湿度記憶手段に記憶された湿度以下でないとき、前記各モータを低速度で回転させることを設定する処理とを有することを特徴とする請求項16記載の画像形成プログラム。
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