JP2013200637A - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を損なうことなく、装置の消費電力を低減すること。
【解決手段】動実行した機能を示す情報と実行日時に関する情報とが関連付けられた動作履歴情報に基づき、装置の使用頻度が高い期間を示す使用頻度情報を機能毎に生成し、装置各部への電源供給状態を制御する電源制御部107と、装置における機能の実行に際して動作する部分の起動状態を制御する起動制御部112とを含み、装置における機能の実行に際して動作する部分を通知し、外部からの入力を受け付けるための部位に対して常に電源供給を行い、その時点における時刻の情報及び使用頻度情報に基づき、使用頻度が高い期間であると判断した機能に関する部位に対して電源供給を行い、電源供給を行っていない部分が通知された場合に、通知された部分に対して電源供給を行い、通知に係る動作が完了した場合にその部分に対する電源供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び制御プログラムに関し、特に、電源供給の制御に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、特にオフィス等で用いられるために主電源がオンの状態が長いものにおいては、省電力化のために装置の各部に対する電源供給を停止した省電力モードへの遷移機能が搭載される。このような電源制御機能においては、省電力化を図りながらもユーザの利便性を向上するため、装置の利用状況に応じて電源供給を停止する部位を選択する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)
特許文献1においては、省電力モードにおける省電力効果の向上が前提とされており、装置の通常動作時における消費電力の効率化については考慮されていない。装置全体での消費電力の低減を図る上では、省電力モード時のみならず、装置の通常動作時においても省電力化を考慮した制御を行うことが好ましく、その際にはユーザの利便性が損なわれないような制御が望まれる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を損なうことなく、装置の消費電力を低減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、動作履歴情報に基づいて電源供給状態を制御する画像処理装置であって、実行した機能を示す情報と実行日時に関する情報とが関連付けられた動作履歴情報に基づき、装置の使用頻度が高い期間を示す使用頻度情報を前記機能毎に生成する使用頻度情報生成部と、装置各部への電源供給状態を制御する電源制御部と、装置における機能の実行に際して動作する部分の起動状態を制御する起動制御部とを含み、前記起動制御部は、装置における機能の実行に際して動作する部分を前記電源制御部に通知し、前記電源制御部は、前記画像処理装置において外部からの入力を受け付けるための部位に対して常に電源供給を行い、その時点における時刻の情報及び前記使用頻度情報に基づき、使用頻度が高い期間であると判断した機能に関する部位に対して電源供給を行い、電源供給を行っていない部分が前記電源制御部から通知された場合に、通知された部分に対して電源供給を行い、通知に係る動作が完了した場合にその部分に対する電源供給を停止することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、動作履歴情報に基づいて電源供給状態を制御する画像処理装置の制御方法であって、実行した機能を示す情報と実行日時に関する情報とが関連付けられた動作履歴情報を記憶媒体に記憶させ、前記動作履歴情報に基づき、装置の使用頻度が高い期間を示す使用頻度情報を前記機能毎に生成し、装置における機能の実行に際して動作する部分を通知し、前記画像処理装置において外部からの入力を受け付けるための部位に対して常に電源供給を行い、その時点における時刻の情報及び前記使用頻度情報に基づき、使用頻度が高い期間であると判断した機能に関する部位に対して電源供給を行い、電源供給を行っていない部分が通知された場合に、通知された部分に対して電源供給を行い、通知に係る動作が完了した場合にその部分に対する電源供給を停止することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、装置の消費電力を低減することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の起動時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る動作履歴情報を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ設定情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、装置の動作履歴に基づいて装置各部への電源供給を制御することにより、ユーザの利便性を損なうことなく装置の消費電力を低減する機能を備えた画像処理装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、原稿をスキャンする撮像装置であるスキャナ100、画像形成出力を実行する画像形成部であるプロッタ101、画像処理装置の動作履歴の情報(以降、動作履歴情報とする)を記憶する機器使用情報蓄積部102、実際の日時の情報を提供するRTC(Real Time Clock)103、各部を接続すると共にハードウェアによる処理機能を提供するASIC(Application Specific Integrated Circuit)104、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)118、CPU118の演算処理における作業領域となるメモリ119、不揮発性記憶媒体であるHDD(Hard Disk Drive)及び画像処理装置1をユーザが操作するための走査部121を含む。
また、ASIC104は、図1に示すように、スキャナIF部105、プロッタIF部106、電源制御部107、スキャナ画像処理部108、プロッタ画像処理部109、画像回転器110、圧縮伸張器111、起動制御部112、CPU IF部113、メモリ制御部114、HDD制御部115、ネットワークIF部116、操作IF部117及びシステムバス123を含む。
スキャナIF部105は、ASIC104においてスキャナ100と接続されるインタフェースである。プロッタIF部106は、ASIC104においてプロッタ101と接続されるインタフェース部である。電源制御部107は、ASIC104各部への電源供給状態を制御する。スキャナ画像処理部108は、スキャナ100が原稿を撮像することによって生成され、スキャナIF部105を介して入力された画像情報を取得し、保存用の画像を生成するための画像処理を行う。
プロッタ画像処理部109は、プリントアウト又はコピー等の画像形成出力を行う場合に、画像形成出力対象の画像を取得してプロッタ101に画像形成出力を実行させるための画像情報を生成する。画像回転部110は、画像形成出力を実行する際に、用紙の選択や集約印刷に応じて画像の回転が必要となる場合に画像を回転させる画像処理を行う。圧縮伸張器111は、画像形成出力に際して、出力対象の画像が圧縮されているような場合に圧縮された画像の伸張処理を行う。また、圧縮伸張器111は、スキャナ画像処理部108によって生成された画像を圧縮して格納する場合に画像の圧縮処理を行う。
起動制御部112は、画像処理装置1が各種の動作を行う際に、夫々の動作において必要なモジュールが起動状態、即ち電源が供給された状態となるように制御する。CPU IF部113は、ASIC104においてCPU118と接続されるインタフェースである。メモリ制御部114は、ASIC104においてメモリ119と接続されるインタフェースであると共にメモリ119への情報の書込み及び情報の読出しを制御する。
HDD制御部115は、ASIC104においてHDD120と接続されるインタフェースであると共に、HDD120への情報の書込み及び情報の読出しを制御する。ネットワークIF部116は、ASIC104がLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークと接続するためのインタフェースである。操作部IF部117は、ASIC104において操作部121と接続されるインタフェースである。
このような構成において、本実施形態に係る画像処理装置1の要旨は、機器使用情報蓄積部102に蓄積される動作履歴の情報に基づいて装置各部への電源供給状態を制御するため、スキャン、プリントアウト、コピー等の画像処理装置1の機能が用いられる際に、その動作において必要とされるモジュールへの電源供給状態を確認、制御することにある。まず図2を参照して、本実施形態に係る画像処理装置1の電源投入後の動作について説明する。
図2に示すように、画像処理装置1において電源が投入されると、電源制御部107は、常時電源供給が必要なモジュールのみに電源を供給する(S201)。S201における常時電源供給が必要なモジュールとは、例えば操作IF部117、ネットワークIF部116である。操作IF部117は、操作部121に対するユーザの操作を認識するために必要であり、ネットワークIF部116は、ネットワークを介したコマンドを受け付けるために必要である。即ち、電源制御部107は、画像処理装置1において外部からの入力を受け付けるための部位に対して常に電源を供給する。
必要なモジュールのみに対する電源供給を行うと、電源制御部107は、機器使用情報蓄積部102から動作履歴情報を取得すると共に(S202)、RTC103から現在時刻を取得する(S203)。また、電源制御部107は、ユーザによって設定される使用頻度が高い時間帯の情報(以降、ユーザ設定情報とする)を参照する(S204)。このユーザ設定情報は、電源制御部107内部に設けられた不揮発性の記憶媒体や、HDD120に格納されている。
図3は、動作履歴情報の例を示す図である。図3に示すように、本実施形態に係る動作履歴情報は、“スキャン”、“プリントアウト”、“コピー”等の動作を示す情報と、夫々の動作が実行された日時を示す情報とが関連付けられた情報である。図3に示すような動作履歴情報は、例えばCPU118による制御によって機器使用情報蓄積部102に格納される。
図4は、ユーザ設定情報の例を示す図である。図4に示すように、本実施形態に係るユーザ設定情報は、“スキャン”、“プリントアウト”、“コピー”等の動作を示す情報と、夫々の動作が高頻度であると設定された高頻度期間の情報とが関連付けられた情報である。図4に示すようなユーザ設定情報は、操作部121を介したユーザによる操作やネットワークを介して入力された情報に基づき、CPU118の制御によってHDD120や電源制御部107内部の記憶媒体に格納される。
ユーザ設定情報が記憶されていない場合(S204/NO)、電源制御部107は、S202において取得した動作履歴情報に基づき、使用頻度が高い時間帯の情報を算出する(S205)。即ち、電源制御部107が、使用頻度情報生成部として機能する。S205において、電源制御部107は、図3に示すような動作履歴情報の“日時”の情報に基づいてデータを集計する。具体的には、例えば1時間毎等の所定の期間毎に“スキャン”、“プリントアウト”、“コピー”等の動作毎の回数をカウントする。そして、夫々の期間毎のカウント数が所定の閾値を越えた場合、その期間を、図4に示すように、その動作についての“高頻度期間”として設定する。
S205の処理が完了したのち、又はユーザ設定情報が記憶されていた場合(S204/YES)、電源制御部107は、S203において取得した現在時刻が高頻度期間であるか否かを判断する(S206)。S206の判断の結果、現在時刻が高頻度期間であれば、電源制御部107は、高頻度期間として設定されている動作に対応する部位に対して電源を供給し(S207)、処理を終了する。
S207において、現在時刻が例えば“スキャン”の高頻度期間であった場合、電源制御部107は、スキャナ画像処理部108、スキャナIF部105、圧縮伸張器等111のスキャン動作において必要なモジュールに対する電源供給を行う。また、“プリントアウト”であれば、電源制御部107は、プロッタ画像処理部109、プロッタIF部106、圧縮伸張器111等のプリントアウト動作において必要なモジュールに対する電源供給を行う。
同様に、現在時刻が“コピー”の高頻度期間であった場合、電源制御部107は、上記スキャン動作及びプリントアウト動作の両方において必要なモジュールに対して電源供給を行う。この際、圧縮伸張器111等、スキャン動作やプリントアウト動作において必要であっても、コピー動作において不要なモジュールは除外される。現在時刻が高頻度期間でなければ(S206/NO)、電源制御部107は、そのまま処理を終了する。
このような処理により、本実施形態に係る画像処理装置1の電源投入時の動作が完了し、動作履歴やユーザ設定に基づいた装置の動作頻度に応じて、動作頻度が高い部位に対して電源が供給された状態で装置が起動する。また、電源制御部107は、所定の更新タイミング毎に電源供給状態を更新する。そのような動作について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、電源制御部107は、所定期間をカウントするタイマのカウントアップ等により、更新タイミングであるか否かを判断する(S501)。そして、更新タイミングになったら(S501/YES)、電源制御部107はRTC103から現在時刻を取得し(S502)、図2のS206と同様に現在が高頻度期間であるか否か判断する(S503)。
S503の判断の結果、現在が高頻度期間であった場合(S503/YES)、電源制御部107は、高頻度期間として設定されている動作に対応するモジュールに対して電源供給を行う(S504)。この際、それまでは電源が供給されていたモジュールであって、今回の判断により電源供給対象ではなくなったモジュールに対しては、電源供給が停止される。その後、電源制御部
他方、高頻度期間でなかった場合(S503/NO)、電源制御部107は、それまでの図2のS207やS504の処理により電源供給がされているモジュールに対する電源供給を停止する(S505)。電源制御部107がこのような動作を繰り返すことにより、画像処理装置1の各部に対する電源供給状態は、動作履歴やユーザの設定によって最適化されるため、省電力化を図りつつも、ユーザの利便性を損なう可能性を低くすることができる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1において、各種の機能が使用される際の動作について図6を参照して説明する。画像形成装置1においては、ユーザにより操作部121が操作されて操作IF部117に操作情報が入力された場合やネットワークIF部116を介してコマンドが入力された場合に、スキャン、プリントアウト、コピー等の機能が実行される。
操作IF部117を介して入力された操作情報やネットワークIF部116を介して入力されたコマンドは、メモリ119にロードされたプログラムに従って演算を行うCPU118により認識される。CPU118は、それらの情報を認識すると、メモリ119にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ASIC104のレジスタに値を設定することにより、スキャン、プリントアウト、コピー等の動作の実行を制御する。
CPU118によるレジスタ設定は、まず起動制御部112によって認識される。起動制御部112は、CPU118によるレジスタ設定に係る動作において必要なモジュールの電源が供給状態であり、動作が可能な状態であるかを電源制御部107に問い合わせる。換言すると、起動制御部112は、画像処理装置1の機能が用いられる際に、機能の実行に際して動作する部分を電源制御部に通知する。例えば、CPU118によるレジスタ設定に係る動作がスキャン動作である場合、起動制御部112は、スキャナ画像処理部108、スキャナIF部105及び圧縮伸張器111に対する電源供給状態を問い合わせる。
電源制御部107は、起動制御部112からの問い合わせを待っており(S601)、起動制御部112からの問い合わせを受けると(S601/YES)、問い合わせに係るモジュールに対する電源供給状態を確認する(S602)。電源制御部107は、図2及び図5において説明したように、画像処理装置1の各部への電源供給を制御しており、自身の制御状態に基づいて夫々の部位への電源供給状態を確認することができる。
S602の判断の結果、問い合わせに係る部位に対して電源供給が行われていない場合(S602/NO)、電源制御部107は、問い合わせに係る部位に対する電源供給を開始する(S603)。問い合わせに係る部位に対して電源供給が行われていた場合(S602/YES)、またはS603の処理が完了した場合、電源制御部107は、起動制御部112に対して、問い合わせに係る部位に対する電源供給が行われていることを通知する(S604)。
電源制御部107から通知を受けた起動制御部112は、CPU118によるレジスタ設定に従い、スキャン動作、プリントアウト動作、コピー動作等が実行されるように、ASIC104の各部を制御する。これにより、ユーザの操作やネットワークを介して入力されたコマンドに係る動作が実行される。起動制御部112は、そのように実行された動作の完了を認識すると、電源制御部107に動作の完了を通知する。
電源制御部107は、起動制御部112に対して電源供給状態の通知を行った後、動作完了の通知を待ち(S605)、動作完了の通知を受けると(S605/YES)、S603において電源供給を行ったモジュールに対する電源供給を停止し(S606)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係る画像処理装置1において、搭載された機能に係る動作の実行に係る一連の処理が完了する。
上述したように、本実施形態に係る画像処理装置1は、省電力モード時のみならず、装置の通常起動時においても使用頻度が高いと判断された部分以外への電源供給は停止されている。そのため、装置の機能が実行される際には、その機能に必要なモジュールに対する電源供給状態が確認され、電源が供給されていない場合には電源供給が開始されてから実際の処理が開始される。そして、機能の実行が完了した際には、その機能の実行に際して電源供給が開始されたモジュールに対する電源供給が停止される。このような制御により、ユーザの利便性と省電力化とのバランスを考慮した効率的な制御を実行することができる。
尚、上記実施形態においては、画像処理装置1の機能として、“スキャン”、“プリントアウト”、“コピー”を例として説明したが、これは一例である。上記実施例はいずれも紙の使用を伴うものであるが、入力された画像やHDD120に格納されている画像に対して画像処理を行い、その画像を出力したりHDD120に再度格納したりする機能であっても、上記実施形態を適用することが可能である。
また、上記実施形態においては、ユーザ設定情報や動作履歴情報に基づく制御として、“スキャン”、“プリントアウト”、“コピー”等の動作の種類毎に使用頻度を判断し、動作の種類に応じたモジュールにのみ電源を供給する場合を例として説明した。この他、上記実施形態のように動作の種類を区別せず、画像処理装置1に含まれる機能が用いられたか否かのみを判断対象とし、高頻度期間においては、ASIC104に含まれるモジュールのうち、通知された機能に係る部位のみならず、予め定められた部位に対して電源を供給するようにしても良いし、全ての機能に対応するモジュールに電源を供給するようにしても良い。
実施の形態2.
本実施形態においては、ASIC104において許容される最大の消費電力(以降、最大許容電力とする)を設定し、その最大許容電力の範囲内で装置が運用されるように制御を行う例について説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る画像処理装置1は、図1において説明した構成と略同様の構成を有するが、本実施形態に係る電源制御部107は、CPU118の制御によって設定された最大消費電力の値を記憶する機能を有する。このような本実施形態に係る画像処理装置1の電源制御部107の動作について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態に係る画像処理装置1の機能が用いられる際の電源制御部107の動作を示すフローチャートである。図7に示す動作の前提として、本実施形態に係る画像処理装置1においても、図2や図5において説明したような動作により、動作履歴情報やユーザ設定情報に基づいた電源供給状態の制御が実行されている。また、本実施形態に係る画像処理装置1においては、装置が起動するとCPU118による制御により、電源制御部107に対して最大許容電力の値が設定され、電源制御部107において記憶される。
そして、図7に示すように、電源制御部107は、図6のS601と同様に起動制御部112からの問い合わせを受けると(S701/YES)、問い合わせに係るモジュールに対する電源供給状態を確認する(S702)。S702の判断の結果、対象部位に対して電源が供給されていれば(S702)、電源制御部107は、図6のS604以降と同様に電源供給状態の通知(S707)及び動作完了の通知待機(S708)を行う。
S708の処理を完了すると、電源制御部107は、電源供給状態を動作可否の問い合わせの前の状態に復元する(S709)。S709の処理は、S606の処理と同様に、機能を使用するために追加で電源供給を行ったモジュールへの電源供給を停止する処理を含む他、S705の処理において、動作履歴やユーザ設定に基づいて電源供給がされていたモジュールに対する電源供給を停止した場合に、その電源供給を再開する処理を含む。S705の処理については後述する。S709の処理を完了すると、電源制御部107は処理を終了する。
他方、対象部位に対して電源が供給されていない場合(S702/NO)、電源制御部107は、現在の電源供給状態に基づき、更に対象部位に対する電源供給を行った場合の予想消費電力を算出する(S703)。そして、電源制御部703は、S703において算出した予想消費電力が、CPU118によって設定された最大許容電力の範囲内であるか否か判断する(S704)。
S704の判断の結果、予想消費電力が最大許容電力の範囲内であれば、電源制御部107は、対象部位への電源供給を開始し(S706)、S707以降の処理に進む。他方、予想消費電力が最大許容電力の範囲を越えていた場合(S704)、電源制御部107は、問い合わせに係るモジュール以外のモジュールへの電源供給の停止処理を行った後(S705)、S706の処理に進む。このような動作により、本実施形態に係る画像処理装置1は、設定された最大許容電力の範囲内で動作するため、省電力化を図ることが可能となる。
次に、図7のS705の処理の詳細について、図8を参照して説明する。図8に示すように、S705の処理を開始すると、電源制御部107は、まず現在実行中の動作があるか否か確認する(S801)。S801の確認は、起動制御部112とのやり取りの状態に応じて判断することが可能である。例えば、電源制御部107は、起動制御部112から“スキャン”についての動作可否の問い合わせを受けて電源供給状態を通知した後、起動制御部112から動作完了の通知を受ける前であれば、“スキャン”の動作を実行中であると判断することが可能である。
S801の判断の結果、実行中の動作があった場合(S801/YES)、次に電源制御部107は、図7のS706の処理により臨時に電源供給を行っているモジュールがあるか否か判断する(S802)。上述したように、電源制御部107は、画像処理装置1の各部への電源供給を制御しており、自身の制御状態に基づいて夫々の部位への電源供給状態を確認することができる。
S802の判断の結果、臨時電力供給があった場合(S802/YES)、電源制御部107は、実行中の動作が完了するまで待機し(S803)、その後、臨時電力供給を行っているモジュールへの電力供給を停止する(S804)。S803、S804の処理は、処理中の動作可否問い合わせとは別の動作についての、図7のS708、S709の処理である。
他方、実行中の動作が無かった場合(S801/NO)や、臨時の電力供給が無かった場合(S802/NO)、電源制御部107は、図2のS207や、図5のS504の処理により、動作履歴情報やユーザ設定情報に基づいて供給されているモジュールへの電源供給を停止する(S806)。
S804またはS805の処理が完了すると、電源制御部107は、変化した電力供給状態に基づいて予想消費電力を再度算出し(S806)、図7のS704と同様に、予想消費電力が最大許容電力の範囲内か否か確認する(S807)。その結果、最大許容電力の範囲内であった場合(S807/YES)、電源制御部107は処理を終了する。他方、最大許容電力の範囲を越えていた場合(S807/NO)電源制御部107は、S801からの処理を繰り返す。
このように、本実施形態に係る画像処理装置1においては、実施の形態1の構成、制御を基本として、設定された最大許容電力内で動作するように電源供給状態を制御するため、最低限の画像処理装置の機能を確保しつつ、省電力化を図ることができる。
1 画像処理装置
100 スキャナ
101 プロッタ
102 機器使用情報蓄積部
103 RTC
104 ASIC
105 スキャナIF部
106 プロッタIF部
107 電源制御部
108 スキャナ画像処理部
109 プロッタ画像処理部
110 画像回転器
111 圧縮伸張器
112 起動制御部
113 CPU IF部
114 メモリ制御部
115 HDD制御部
116 ネットワークIF部
117 操作IF部
118 CPU
119 メモリ
120 HDD
121 操作部
特開2006−33084号公報

Claims (5)

  1. 動作履歴情報に基づいて電源供給状態を制御する画像処理装置であって、
    実行した機能を示す情報と実行日時に関する情報とが関連付けられた動作履歴情報に基づき、装置の使用頻度が高い期間を示す使用頻度情報を前記機能毎に生成する使用頻度情報生成部と、
    装置各部への電源供給状態を制御する電源制御部と、
    装置における機能の実行に際して動作する部分の起動状態を制御する起動制御部とを含み、
    前記起動制御部は、装置における機能の実行に際して動作する部分を前記電源制御部に通知し、
    前記電源制御部は、
    前記画像処理装置において外部からの入力を受け付けるための部位に対して常に電源供給を行い、
    その時点における時刻の情報及び前記使用頻度情報に基づき、使用頻度が高い期間であると判断した機能に関する部位に対して電源供給を行い、
    電源供給を行っていない部分が前記電源制御部から通知された場合に、通知された部分に対して電源供給を行い、通知に係る動作が完了した場合にその部分に対する電源供給を停止することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記電源制御部は、ユーザによって設定された使用頻度情報がある場合、ユーザによって設定された使用頻度情報に基づき、使用頻度が高い期間であると判断した機能に関する部位に対して電源供給を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記電源制御部は、判断タイミングにおける時刻情報及び前記使用頻度情報に基づいて使用頻度が高い期間であると判断した場合、使用頻度が高い期間である機能に関する部位及びその他の定められた部位に対して電源供給を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記電源制御部は、
    単位時間における消費電力量の許容範囲を示す情報を取得し、
    前記電源制御部から通知を受けた場合に、通知に係る部分に新たに電源供給を行った状態の予想消費電力を算出し、
    算出した前記予想消費電力の値が前記許容範囲を超えている場合、電源供給中の部位への電源供給を停止した後に前記通知に係る部分への電源供給を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 動作履歴情報に基づいて電源供給状態を制御する画像処理装置の制御方法であって、
    実行した機能を示す情報と実行日時に関する情報とが関連付けられた動作履歴情報を記憶媒体に記憶させ、
    前記動作履歴情報に基づき、装置の使用頻度が高い期間を示す使用頻度情報を前記機能毎に生成し、
    装置における機能の実行に際して動作する部分を通知し、
    前記画像処理装置において外部からの入力を受け付けるための部位に対して常に電源供給を行い、
    その時点における時刻の情報及び前記使用頻度情報に基づき、使用頻度が高い期間であると判断した機能に関する部位に対して電源供給を行い、
    電源供給を行っていない部分が通知された場合に、通知された部分に対して電源供給を行い、通知に係る動作が完了した場合にその部分に対する電源供給を停止することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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