JP2007033678A - 光書込装置及び光書込方法 - Google Patents

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実 小清水
Tsutomu Ishii
努 石井
Yasunori Saito
泰則 斎藤
Ikutaro Nagatsuka
育太郎 長束
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Abstract

【課題】 生成する画像光の白部と黒部の光量を調節することで、複数種の光書込型表示記録媒体にコントラストの最適な画像を安定して書き込むことができる光書込装置及び光書込方法を提供する。
【解決手段】 光書込装置100は、光を発生する第1の光源としてのLED光源101と、LED光源101より射出された光を受けて、光書込型表示記録媒体103に書き込む画像光104を照射する光変調素子である透過型LCDパネル102と、光書込型表示記録媒体の画像光の照射面全体に光を照射する第2の光源としての補助光源105と、LED光源101、透過型LCDパネル102、光書込型表示記録媒体103、及び補助光源105に電圧を印加する電圧印加部106と、画像記憶部108に記憶されている画像データに基づいて電圧印加部106を制御する制御部107とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光書込型表示記録媒体に高画質の画像情報を書き込む、薄型の光書込装置及び光書込方法に関する。
近年、情報表示媒体として、紙媒体や電子ディスプレイデバイスの他に、電子ディスプレイと紙の両者の長所を併せ持った電子ペーパーまたはデジタルペーパーと呼ばれる情報表示記録媒体が注目されている。そのような情報表示記録媒体の1つとして、光で画像情報を書き込む光書込型表示記録媒体が知られており、同時に、その媒体に画像状の2次元光パターン(画像光)を照射して画像情報を書き込む光書込装置も知られている。(例えば、特許文献1参照)。
従来の光書込装置においては、生成する画像光の白部と黒部の光量は、主に光変調素子の消光比によって決定される。
一方、光書込型表示記録媒体は、照射された光の光量に対して所定の反射率を示す固有のγ特性を有し、光書込装置の生成する画像光の白部が照射される部分の反射率が高く、黒部が照射される部分の反射率が低くなることで、コントラストの良い画像を得ることができる。
また、従来の光書込装置においては、直前に光書込型表示記録媒体に書き込んだ画像の履歴を消去するために、光変調素子に全て白部からなる画像光を生成させて、光書込型表示記録媒体に白一色の画像を書き込んでいた。
特開2001−301233号公報
しかし、光書込型表示記録媒体はその種類によって異なる明暗時の最適な露光量範囲を有するため、生成する画像光の白部と黒部の光量比が固定されている従来の光書込装置では、複数種の光書込型表示記録媒体にコントラストの最適な画像を安定して書き込むことができないという問題点がある。
また、直前に光書込型表示記録媒体に書き込んだ画像の履歴を消去するために、画像書込と同じプロセスを必要とするため、露光に要する消費電力が大きくなるという問題点がある。
従って、本発明の目的は、複数種の光書込型表示記録媒体にコントラストの最適な画像を安定して書き込むことができる光書込装置及び光書込方法を提供することである。
また、省電力化された光書込装置及び光書込方法を提供することである。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、光書込型表示記録媒体に光を照射することによって画像を書き込む光書込装置において、光書込型表示記録媒体に画像光を照射する光変調素子と、光変調素子に光を照射して、光書込型表示記録媒体に画像光を照射させる第1の光源と、光書込型表示記録媒体の画像光の照射面全体に光を照射する第2の光源とを備えることを特徴とする光書込装置を提供する。
また、本発明の他の一態様は、上記目的を達成するため、光書込型表示記録媒体に光を照射することによって画像を書き込む光書込方法において、光書込型表示記録媒体の画像光の照射面全体にバイアス露光する光書込方法を提供する。
前記第1の光源として、LED(発光ダイオード)、ハロゲンランプ等の点光源や冷陰極管等の線光源を用いることができる。
前記第1の光源は、1つであっても複数であってもよい。
前記第2の光源として、赤外光を発生するLED等の単色光源を用いることができる。
前記第2の光源は、1つであっても複数であってもよい。
前記光変調素子として、TN(ツイステッド・ネマティック)液晶、STN(スーパ・ツイステッド・ネマティック)液晶等の透過型LCDパネルを用いることができる。
上記本発明の一態様に係る光書込装置及び光書込方法によれば、第2の光源が光書込型表示記録媒体の画像光の照射面全体を一律にバイアス露光することにより、画像光の白部と黒部の光量を同じ光量だけ高い方向に引き上げることができるため、異なる最適な明暗光量範囲を有する複数種の光書込型表示記録媒体にコントラストの最適な画像を安定して書き込むことが可能となる。
また、第2の光源が光書込型表示記録媒体の画像光の照射面全体を強く露光することにより、光変調素子を動作させることなく光書込型表示記録媒体の画面を白一色に書き替え、直前に書き込んだ画像の履歴を消去することが可能となる。
本発明によれば、画像光の白部と黒部の光量を同時に調節する機能を加えることで、異なる最適な明暗光量範囲を有する複数種の光書込型表示記録媒体にコントラストの最適な画像を安定して書き込むことができる。
また、光変調素子を動作させることなく光書込型表示記録媒体の画面を白一色に書き替え、直前に書き込んだ画像の履歴を消去することが可能となる。
〔第1の実施の形態〕
(光書込装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光書込装置の構成図である。
この光書込装置100は、光を発生する第1の光源としてのLED光源101と、LED光源101より射出された光を受けて、光書込型表示記録媒体103に書き込む画像光104を照射する光変調素子である透過型LCDパネル102と、光書込型表示記録媒体103の画像光104の照射面全体に光を照射する第2の光源としての補助光源105と、LED光源101、透過型LCDパネル102、光書込型表示記録媒体103、及び補助光源105に電圧を印加する電圧印加部106と、画像記憶部108に記憶されている画像データに基づいて電圧印加部106を制御する制御部107とを有して概略構成されている。
補助光源105は、赤外光を発生するLEDランプであり、透過型LCDパネル102を通して光書込型表示記録媒体103をバイアス露光する位置に設けられている。
LED光源101及び補助光源105は、LEDチップを透明樹脂からなる封止部材により封止した構造を有する。封止部材は、LEDチップの射出光に広い指向性を与えるレンズ機能を有していてもよい。
電圧印加部106は、透過型LCDパネル102の後述する一対の電極に接続された一対の受電部に電圧を印加するための一対の給電部と、光書込型表示記録媒体103の後述する一対の電極に接続された一対の受電部に電圧を印加するための一対の給電部とを備える。
制御部107は、CPU、光書込型表示記録媒体103に画像を書き込むためのプログラムが格納されたROM、データを一時的に記憶するRAM、インターフェース回路等を備える。また、CPUにインターフェース回路を介してユーザの操作を受け付ける操作部やディスプレイが接続されていてもよい。これにより、画像記憶部108から画像を読み出してディスプレイに表示し、操作部の操作により光書込型表示記録媒体103に書き込む画像を選択することができる。
画像記憶部108は、DVD、CD−RW、ハードディスク、半導体メモリ等を用いることができる。
(透過型LCDパネルの構成)
図2は、透過型LCDパネルの断面図を示す。この透過型LCDパネル102は、第1及び第2の配向膜201A、201Bで挟まれたTN(ツイステッド・ネマティック)液晶からなる液晶層200と、透明な第1及び第2の電極202A、202Bを有して液晶層200を挟むように対向配置されたガラス基板等からなる透明な第1及び第2の基板203A、203Bと、第1及び第2の基板203A、203Bの外側にそれぞれ配置され、偏光軸方向が互いに直交する偏光板204A、204Bとを備える。
第1及び第2の電極202A、202Bは、互いに直交する複数の行電極と複数の列電極を用い、パッシブ・マトリックス駆動(単純マトリックス駆動)により各画素を駆動してもよい。また、第1及び第2の電極202A、202Bは、全面電極と複数の画素電極を用い、互いに直交する複数のデータ線と複数の走査線との各交点にTFT等のアクティブ素子をそれぞれ接続し、アクティブ・マトリックス駆動により各画素を駆動してもよい。
(光書込型表示記録媒体の構成)
図3(a)、(b)は、それぞれタイプの異なる光書込型表示記録媒体の断面図を示す。図3(a)に示す光書込型表示記録媒体103は、対向配置されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムからなる透明の第1及び第2の基板300A、300Bと、第1及び第2の基板300A、300Bの内側に形成されたITO(インジウム錫酸化物)からなる透明の第1及び第2の電極301A、301Bと、第2の電極301Bの内側に設けられるとともに、印加される電圧に応じて反射率(透過率)が変化する液晶層302と、第1の電極301Aの内側に配置され、光の照射によって抵抗値が小さくなる光導電層303と、液晶層302と光導電層303との間に配置された光吸収層304とを備える。
液晶層302は、コレステリック液晶が封入されたマイクロカプセル302aを有して構成されている。
光導電層303は、電荷輸送層と、この電荷輸送層の両側に積層された一対の電荷発生層とからなる。これにより、液晶層302への交流電圧の印加が可能となるため、液晶層302の劣化を抑えることができ、駆動電圧の低電圧化、光書込型表示記録媒体103の高寿命化を実現することができる。
図3(b)に示す光書込型表示記録媒体103は、図3(a)に示した光書込型表示記録媒体103において、光吸収層304を第2の電極301Bの内側に配設し、液晶層302と光導電層303の間に隔離層306を追加したものであり、その他の構成は図3(a)と同様である。
(光書込装置の動作)
次に、本実施の形態の光書込装置100の動作を説明する。なお、透過型LCDパネル102の液晶層200は、電圧を印加していないときに白表示となるノーマリーホワイトで行う場合について説明する。制御部107は、画像記憶部108に記憶されている画像データに基づいて電圧印加部106を制御する。電圧印加部106は、LED光源101及び補助光源105に電圧を印加して点灯させるとともに、画像データに応じて透過型LCDパネル102の第1及び第2の電極202A、202B間に所定の電圧を印加し、光書込型表示記録媒体103の第1及び第2の電極301A、301B間に所定の交流電圧を印加する。
次に、透過型LCDパネル102において、液晶層200のうち、電圧が印加された第1及び第2の電極202A、202B間に在る部分(黒部)は、液晶分子が垂直状態となり、第1及び第2の偏光板204A、204Bとの組合せでLED光源101からの入射光205の通過が阻止される。一方、電圧が印加されていない第1及び第2の電極202A、202B間に在る部分(白部)は、液晶分子がねじれて、LED光源101からの入射光205が第1及び第2の偏光板204A、204Bを通過する。このようにして画像光104が生成され、光書込型表示記録媒体103に照射される。一方、補助光源105から発せられた赤外光は、赤外光が液晶分子の状態にかかわらず液晶層200を通過する性質を有するため、透過型LCDパネル102に入射したほとんど全ての光が光書込型表示記録媒体103に達する。
(図3(a)に示す光書込型表示記録媒体)
画像光104及び補助光源105から発せられた赤外光が光書込型表示記録媒体103に照射されると、図3(a)に示す光書込型表示記録媒体103では、画像光104が、第1の基板300A及び第1の電極301Aを通過し、光導電層303に到達する。
光導電層303は、光が照射された部分の抵抗値が小さくなり、それにより、光導電層303とのインピーダンス比で決まる液晶層302の分圧が増加し、その電圧印加を停止した後の液晶層302における光反射率が大きくなる。従って、画像の書込みが終了した後、光書込型表示記録媒体103の表面103aに照明光が照射された場合に、透過型LCDパネル102の白部を通過した画像光104及び補助光源105から発せられた赤外光が照射された液晶層302の領域は、反射率が大きくなるために照明光が反射して白く見え、透過型LCDパネル102の黒部により画像光104が到達せず、かつ補助光源からの光のみ到達した領域は、照明光が液晶層302を透過して光吸収層304で吸収されるために黒く見える。これを視線305の方向から画像として見ることができる。この画像は、第1及び第2の電極301A、301Bへの電圧印加が消失した後でも、長時間保持される。
(図3(b)に示す光書込型表示記録媒体)
図3(b)に示す光書込型表示記録媒体103の場合は、画像光104及び補助光源105から発せられた赤外光は、第1の基板300A、第1の電極301A、液晶層302及び隔離層306を順次通過し、光導電層303に到達する。
光導電層303は、光が照射された部分の抵抗値が小さくなり、それにより、光導電層303とのインピーダンス比で決まる液晶層302の分圧が増加し、その電圧印加を停止した後の液晶層302における光反射率が大きくなる。従って、光書込型表示記録媒体103の裏面103bに照明光が照射された場合、透過型LCDパネル102の白部を通過した画像光104及び補助光源105から発せられた赤外光が照射された領域は液晶層302で反射して白く見え、透過型LCDパネル102の黒部により画像光104が到達せず、かつ補助光源からの光のみ到達した領域は液晶層302を通過して光吸収層304で吸収されるために黒く見える。これを視線305の方向から画像として見ることができる。この画像は、第1及び第2の電極301A、301Bへの電圧印加が消失した後でも、長時間保持される。
(補助光源の作用)
図4は、光書込型表示記録媒体における露光量と相対的な画像反射率(相対反射率)の関係を示したグラフである。相対反射率は、光書込型表示記録媒体における最大反射率を100%、最小反射率を0%としている。ここで、図中のEd1、Ep1は、それぞれ補助光源105を用いない場合に透過型LCDパネル102の黒部と白部を通過してくる光の露光量を示し、Ed2、Ep2は、それぞれ補助光源105を用いた場合に透過型LCDパネル102の黒部と白部を通過してくる光の露光量を示す。
光書込型表示記録媒体は、その種類毎に異なる明暗時の最適な露光量範囲を有するため、透過型LCDパネル102の黒部と白部を通過してくる光の露光量Ed1、Ep1が光書込型表示記録媒体103の適切な反射率を促すとは限らない。図4に示した例では、Ed1はほぼ最小の反射率に対応するため、黒い部分は光書込型表示記録媒体103にはっきり表示されるが、Ep1は最高反射率よりも20%程度低い反射率に対応するために、白い部分は薄く黒みを帯びてしまう。
一方、補助光源105から発せられた赤外光は、液晶分子の状態にかかわらず液晶層200を通過し、透過型LCDパネル102に入射したほとんど全ての光が光書込型表示記録媒体103に達するために、補助光源105を用いた場合、透過型LCDパネル102の黒部と白部を通過してくる光の露光量は同量だけ増加し、Ed1からEd2、Ep1からEp2へと同じ幅だけシフトする。図4に示した例では、補助光源105を用いてEp1をEp2へシフトさせることで相対反射率を100%に近づけ、光書込型表示記録媒体103に表示される画像の白い部分を鮮明にしている。このシフト量は、補助光源105の光量を変化させることで変えることができるため、種々の光書込型表示記録媒体のγ特性に応じて最適な露光量を与えることができる。
また、補助光源105から発せられる赤外光の輝度を上げて、光書込型表示記録媒体103の全ての部分に約100%の相対反射率に対応する量の光を照射することで、光書込型表示記録媒体103に白一色の画像を書き込むことができる。
(第1の実施の形態の効果)
上記第1の実施の形態によれば、補助光源105が光書込型表示記録媒体103の画像光104の照射面全体を一律にバイアス露光することにより、画像光104の白部と黒部の光量を調節することができるため、異なる明暗時の最適な露光量範囲を有する複数種の光書込型表示記録媒体103にコントラストの最適な画像を安定して書き込むことが可能となる。
補助光源によるバイアス露光は、赤外光を透過型LCDパネルを液晶分子の状態にかかわらず透過させて行われるため、LED光源101の光量を変化させて行う場合と比較して、少ない消費電力で光書込型表示記録媒体103の画像のコントラストを調節することができる。
また、上述のように、コントラストの調節は、LED光源101の光量を変化させて行う必要が無いため、ダイナミックレンジの狭い光源であっても、LED光源101として用いることができる。
また、補助光源105が光書込型表示記録媒体103の画像光104の照射面全体を強く露光することにより、透過型LCDパネル102を動作させることなく光書込型表示記録媒体103の画面を白一色に書き替え、少ない消費電力で直前に書き込んだ画像の履歴を消去することが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
(光書込装置の構成)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光書込装置の構成図である。第1の実施の形態との違いは、補助光源105が透過型LCDパネル102を通さずに光書込型表示記録媒体103を直接バイアス露光する位置に設けられている点である。その他の構成および動作は第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
補助光源105から発せられる光は、透過型LCDパネル102を通過することなく光書込型表示記録媒体103に達するため、特に赤外光である必要がなく、光書込型表示記録媒体103の光導電層303が感度を有する波長を含むものであればよい。
(第2の実施の形態の効果)
上記第2の実施の形態によれば、補助光源105から発せられる光は、透過型LCDパネル102を通過することなく光書込型表示記録媒体103に達するため、補助光源105として赤外光源以外の光源、例えばLED光源101と同じ光源を用いることが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
(光書込装置の構成)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る光書込装置の構成図である。第1、2の実施の形態との違いは、画像光104を生成する手段として、LED光源101及び透過型LCDパネル102の代わりに、LCD(Liquid Crystal Display)プロジェクター、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)プロジェクター、DLP(Digital Light Processing)プロジェクター等のプロジェクター装置109を用いている点である。その他の構成および動作は第2の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
(光書込装置の動作)
次に、本実施の形態の光書込装置100の動作を説明する。制御部107は、画像記憶部108に記憶されている画像データに基づいて電圧印加部106およびプロジェクター装置109を制御する。電圧印加部106は、LED光源101及び補助光源105に電圧を印加して点灯させるとともに、光書込型表示記録媒体103の第1及び第2の電極301A、301B間に所定の交流電圧を印加する。
なお、この第3の実施の形態においては、プロジェクター装置109は光書込装置100内の構成部品として説明したが、外部装置として既製のプロジェクター装置を用いてもよい。
(第3の実施の形態の効果)
上記本発明の第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、補助光源105として赤外光源以外の光源、例えばLED光源101と同じ光源を用いることが可能となる。
また、プロジェクター装置109として既製のプロジェクター装置を用いることができる。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、上記各実施の形態においては、光書込型表示記録媒体および光書込装置は白黒の画像情報を扱うものとして説明したが、カラー画像情報を扱うものであっても良い。また、請求項1において定義される第1の光源および第2の光源は、LEDに限られるものではない。
また、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。例えば、補助光源105として、赤外光を発する単色光源を透過型LCDパネル102を通さずに光書込型表示記録媒体103に光を照射する位置に設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る光書込装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る透過型LCDパネルの断面図である。 (a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る光書込型表示記録媒体の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光書込型表示記録媒体における露光量と相対反射率の関係を示したグラフである。 本発明の第2の実施の形態に係る光書込装置の構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光書込装置の構成図である。
符号の説明
100 光書込装置
101 LED光源
102 透過型LCDパネル
103 光書込型表示記録媒体
103a 表面
103b 裏面
104 画像光
105 補助光源
106 電圧印加部
107 制御部
108 画像記憶部
109 プロジェクター装置
200 液晶層
201A 第1の配光膜
201B 第2の配光膜
202A 第1の電極
202B 第2の電極
203A 第1の基板
203B 第2の基板
204A 第1の偏光板
204B 第2の偏光板
205 入射光
300A 第1の基板
300B 第2の基板
301A 第1の電極
301B 第2の電極
302 液晶層
302a マイクロカプセル
303 光導電層
304 光吸収層
305 視線
306 隔離層

Claims (6)

  1. 光書込型表示記録媒体に光を照射することによって画像を書き込む光書込装置において、
    前記光書込型表示記録媒体に画像光を照射する光変調素子と、
    前記光変調素子に光を照射して、前記光書込型表示記録媒体に前記画像光を照射させる第1の光源と、
    前記光書込型表示記録媒体の前記画像光の照射面全体に光を照射する第2の光源とを備えることを特徴とする光書込装置。
  2. 前記第2の光源は、赤外光を発生する単色光源であることを特徴とする請求項1に記載の光書込装置。
  3. 前記第2の光源は、前記光変調素子を通して前記光書込型表示記録媒体をバイアス露光する位置に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の光書込装置。
  4. 前記第2の光源は、前記光変調素子を通さずに前記光書込型表示記録媒体を直接バイアス露光する位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の光書込装置。
  5. 前記第1の光源及び前記光変調素子は、プロジェクター装置を構成することを特徴とする請求項4に記載の光書込装置。
  6. 光書込型表示記録媒体に光を照射することによって画像を書き込む光書込方法において、
    前記光書込型表示記録媒体の画像光の照射面全体にバイアス露光する光書込方法。
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