JP2007033187A - インライン計測型の偏光解析装置および偏光解析方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
試料を処理するプロセスチャンバにつながるプレチャンバ206の内部に、前記プレチャンバ206に移動した試料201へ光を入射する光源部202と、前記試料201からの反射光を受光する受光部203とを有し、前記受光部203からの反射光の情報を処理する処理部204を有し、前記試料201の物性値を計測する、インライン計測型の偏光解析装置により解決することができる。
【選択図】図2
Description
試料を処理するプロセスチャンバにつながるプレチャンバの内部に、前記プレチャンバに移動した試料へ光を入射する光源部と、前記試料からの反射光を受光する受光部とを有し、
前記受光部からの反射光の情報を処理する処理部を有し、
前記試料の物性値を計測する、インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記試料の処理は、被製膜部材上への製膜または製膜された膜のエッチングである、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記プレチャンバは、ロードロックチャンバ又はトランスファーチャンバである、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記物性値は、前記試料の屈折率(n)、消衰係数(k)又は膜厚(d)の少なくとも1つである、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
なお、上述する膜とは、単層膜であってもよいし、多層膜であってもよい。
前記プレチャンバは、前記移動した試料に臨むように形状的に内側に入り込む凹部を有し、
前記光源部及び前記受光部は、前記凹部の内側に設けられ、
前記光源部は前記凹部の内側に設けられた透明窓から前記試料へ光を入射し、前記受光部は前記凹部の内側に設けられた透明窓から前記試料からの反射光を受光することにより、前記試料の物性値を計測する、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記凹部は前記プレチャンバの内側に向かって伸縮自在に構成され、前記光源部及び前記受光部と前記試料との距離が調整可能となっている、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記受光部は、フォトニック結晶により構成された波長板およびフォトニック結晶により構成された偏光子の少なくとも1つを有する、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記受光部は、
透過光に与える位相差は一様で光軸方向が異なる複数の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる複数の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板の特定の領域とそれと重なる前記偏光子の特定の領域を通過した光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記受光部は、
透過光に与える位相差は一様で光軸方向が個々に異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板アレイと前記偏光子アレイとが前記ストライプを互いに交差させるように配置されて形成される各交差領域を通過する光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる面内の一方向に繰り返される周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなる、
上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記受光部は、
光軸方向は一様で透過光に与える位相差が異なる複数の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる複数の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板の特定の領域とそれと重なる前記偏光子の特定の領域を通過した光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記受光部は、
光軸方向は一様で透過光に与える位相差が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板アレイと前記偏光子アレイとが前記ストライプを互いに交差させるように配置されて形成される各交差領域を通過する光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記波長板アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる繰返し周期をもち共通の一方向に周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなり、
前記偏光子アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる面内の一方向に繰り返される周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなる、
上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
上記インライン計測型の偏光解析装置を複数有し、計測する光ビームをそれぞれのインライン計測型の偏光解析装置に入射する、インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記波長板アレイと前記偏光子アレイと前記受光素子アレイとの間における少なくとも1箇所に光吸収性の層を設けるか、
または、前記波長板アレイ、前記偏光子アレイおよび前記受光素子アレイの少なくとも1つに対して前記アレイにおける各領域の境界に透明部分または不透明部分を形成することによって、
不要な多重反射光を減衰させる、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイの周辺部分に入射偏光に対して等方的な透明部分を設けるか、
または、前記波長板アレイと前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分の少なくとも一部に入射偏光に対して等方的な透明部分を設けることにより、
前記波長板の特定の領域と前記偏光子の特定の領域とを通過した光の強度分布と同時に、入射光の強度分布および前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイの透過損失分布を計測し、測定結果を補正する、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分に遮光部分を設けるか、
または、前記波長板アレイと前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分に対応した前記受光素子アレイの領域を遮光することによって、
前記の境界部分における光の回折や散乱の影響を抑圧する、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
上記インライン計測型の偏光解析装置の受光部をある平面内に複数配置することにより、入射光ビームの位置変動による測定エラーを回避する、インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
前記偏光解析装置は、エリプソメータであり、
前記光源部は、前記試料に対して偏光した光を所定角度で入射させ、
前記受光部は、前記試料からの反射光を受光し、
前記処理部は、前記受光部から得られた光強度分布から、P偏光成分およびS偏光成分の振幅反射率比を求める、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
上記インライン計測型の偏光解析装置と、
前記エリプソメータによって得られた前記試料の膜厚および膜質情報がフィードバックされ、前記プロセスチャンバにおける製膜条件又はエッチング条件を制御する処理条件制御装置とを有する、
膜処理制御装置が挙げられる。
少なくとも2つ以上の上記インライン計測型の偏光解析装置と、
前記試料の異なる位置の膜厚および膜質を各位置ごとに計測して得られた膜厚分布又は膜質分布に関する情報がフィードバックされ、前記プロセスチャンバにおける製膜条件又はエッチング条件を制御する処理条件制御装置とを有する、
膜処理制御装置が挙げられる。
前記受光素子アレイがフォトディテクタ、CCD、C−MOS又は撮像管のいずれかである、上記インライン計測型の偏光解析装置が挙げられる。
試料を処理するプロセスチャンバと、
当該プロセスチャンバにつながるプレチャンバと、
上記インライン計測型の偏光解析装置と、
を具備する真空処理装置が挙げられる。
図1は、真空処理装置の一例に係る概略構成図である。図1には、ロードロックチャンバを有するプロセスチャンバの概略構成図を示してある。図2は、真空のプレチャンバ中のインライン計測型の膜厚/膜質モニタの概念図である。図2には、図1におけるロードロックチャンバ内に設置された本実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置を図示してある。
プレチャンバの一例としては、ロードロックチャンバ又はトランスファーチャンバなどが挙げられる。プレチャンバとはプロセスチャンバの「前室」であるが、この「前」とはプロセスチャンバの直ぐ「前」という意味だけでなく、数段階「前」という意味も含み、図3に示すような、プロセスチャンバとの間にトランスファーチャンバが介在して設置されたロードロックチャンバ(プロセスチャンバから2段階前のチャンバ)も含まれる。図1では、図2のインライン計測型の偏光解析装置をロードロックチャンバに適用した場合について説明したが、図3を用いてトランスファーチャンバに適用した場合について説明する。
また、光源モジュール202及び受光モジュール203の数については、図2に示すような1つずつの形態に限定されず、それぞれ複数個設けた形態としてもよい。例えば各モジュールを複数設けて、試料上の複数箇所における物性値を測定することにより、試料が均一に処理されたか否か、処理状況の分布を知ることができる。
プロセスチャンバ内における処理の一つとして、複数の基板を同時に処理する方法がある。この方法では、例えば、プロセスチャンバの内部における中央に、縦方向を回転軸とした円筒形の回転式ドラムが設けられ、当該ドラムの外周面には複数の基板が取り付けられている。処理中は、回転式ドラムが所定の速度で回転しながら、ドラムの周囲から製膜等の処理が行われる。上述する実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置は、このような回転式ドラムを用いた場合にも適用することができる。
図6は、第5の実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置の概略構成図である。図6に示すように、本実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置600は、光源モジュール602及び受光モジュール603が一体的に設置されたユニットとなっており、ロードロックチャンバ606に設けられたあるフランジ部604に、当該ユニットが挿入されている。ユニットがフランジ部604に挿入されることにより、光源モジュール602及び受光モジュール603は真空部に入り込み、基板601に臨むようになり、試料への入射及び反射光の受光を行う。
図7は、第6の実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置の概略構成図である。
本実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置700は、光源モジュール702(ファイバコリメータ702a及びミラー702bとから構成されている。)及び受光モジュール703が一体的に設置されたユニットとなっており、ロードロックチャンバ706に設けられたあるフランジ部704に、当該ユニットが挿入されている。ユニットの形状は、フランジ部704に挿入可能な底部が密閉された筒形状であり、その底部に光源モジュール702及び受光モジュール703が設置されていると共に、この光源モジュール702からの光がチャンバ内の試料に入射できるようなガラス窓705a及び試料からの反射光がこの受光モジュール703に入力できるようなガラス窓705bが設けられている。
図8は、フォトニック結晶からなる偏光子あるいは波長板の概念図である。まず、フォトニック結晶からなる偏光子および波長板について説明する。図8のような周期的な溝列を形成した透明材料基板801上に、透明で高屈折率の媒質802と低屈折率の媒質803とを界面の形状を保存しながら、交互に積層する。各層はx方向に周期性を持つが、y方向には一様であってもよいしx軸方向より大きい長さの周期的または非周期的な構造を有していてもよい。このような微細な周期構造(フォトニック結晶)は、自己クローニング技術と呼ばれる方式(特開平10−335758号公報を参照)を用いることにより、再現性良く且つ高い均一性で作製することができる。
次に、実施形態に係るインライン計測型の偏光解析装置に適用することができる受光モジュール(受光部)について説明する。図10に示す受光モジュールは、波長板アレイおよび偏光子アレイを用いた駆動部のない受光モジュールの代表例である。
次に、これらの波長板角度変化型、および波長板位相差変化型の受光モジュールを用いた場合の偏光解析手法について説明する。なお、受光モジュールから得られた情報を元に、処理部である情報処理システムがこの偏光解析を行う。既に述べたように、上述する受光モジュールにおいて観測される強度分布パターンの形状は、入射光の偏光状態に依存する。従って、観測される強度分布パターンを解析することにより、逆に入射光の偏光状態を判定できることになる。このパターン解析手法として最も単純な方法である、強度分布パターンの最大値(明点)もしくは最小値(暗点、ゼロ点)を検出する方法について以下に簡単に解説する。
以上のように、暗点検出法では受光素子アレイによって検出される光の相対的な強度分布をもとに瞬時に偏光状態が判別できるため、光強度の絶対値についての情報を必要としない。例えば、入射光に強度分布がある場合や、光の強度変動がある場合などにおいても、比較的精度良く偏光解析が行えることが特徴である。しかしながら、この暗点検出法は万能ではなく、先にも述べたように、例えば波長板のリターデーション量が厳密に1/4波長でない場合においては、暗点位置が理想的な位置からずれるために、測定精度が悪くなってしまう。この不都合を解決するために、偏波解析方法として、「フーリエ解析法」と「パターン形状フィッティング法」の2つの方法を提供する。
図20は、強度分布パターンを解析する偏光解析システムの構成例である。上述する偏光解析方法または偏光解析システムを実施するための装置の構成例を図20に示す。波長板アレイおよび偏光子アレイを用いた受光モジュール2001によって観測される光強度分布2002を情報処理システム2003で受信し、その2次元パターン形状を解析する。以下では、それぞれの偏光解析方法について解説する。
次に、(1)透過光に与える位相差は一様で光軸方向が異なる複数の領域を有する波長板アレイと、透過する偏波の方向が異なる複数の領域を有する偏光子アレイと、前記波長板の特定の領域とそれと重なる前記偏光子の特定の領域を通過した光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する受光モジュール、(2)透過光に与える位相差は一様で光軸方向が個々に異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する波長板アレイと、透過する偏波の方向が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する偏光子アレイと、前記波長板アレイと前記偏光子アレイとが前記ストライプを互いに交差させるように配置されて形成される各交差領域を通過する光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する受光モジュール、そして(3)前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる面内の一方向に繰り返される周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなる受光モジュール、また(4)光軸方向は一様で透過光に与える位相差が異なる複数の領域を有する波長板アレイと、透過する偏波の方向が異なる複数の領域を有する偏光子アレイと、前記波長板の特定の領域とそれと重なる前記偏光子の特定の領域を通過した光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する受光モジュール、(5)光軸方向は一様で透過光に与える位相差が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する波長板アレイと、透過する偏波の方向が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する偏光子アレイと、前記波長板アレイと前記偏光子アレイとが前記ストライプを互いに交差させるように配置されて形成される各交差領域を通過する光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する受光モジュール、そして(6)前記波長板アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる繰返し周期をもち共通の一方向に周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなり、前記偏光子アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる面内の一方向に繰り返される周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなる受光モジュール、について説明する。
図27は、波長板アレイと偏光子アレイを一体化する方法を示す概念図である。同図には、上記(1)から(6)の受光モジュールにおいて、波長板アレイと偏光子アレイを一体化させた例を示してある。基板2704上に溝パターンを形成し、多層膜2703を積層させことにより偏光子アレイを作成する。この偏光子アレイ層の最終層2702をやや厚く積層させ、同時にスパッタエッチングを強くかけると、自己クローニングによって形成された凹凸が消滅し、平らな表面が出来上がる。表面を平滑化するのに機械的な研磨を用いても特に問題ない。その後、再びリソクラフィーで波長板用のライン&スペースパターンを新たに形成し、自己クローニングにより多層膜2701を積層させて波長板アレイを作成する。偏光子アレイと波長板アレイのパターンの位置あわせには、あらかじめ基板の一部に位置決め用のマーカーをつけて置けば良い。このようにして、偏光子アレイと波長板アレイを一体形成することができれば、受光素子アレイ2705と組み合わせることにより、より小型の受光モジュールを実現できる。
図28は、波長板アレイと偏光子アレイを一体化する第2の方法を示す概念図である。同図には、上記(1)から(6)の受光モジュールにおいて、波長板アレイと偏光子アレイを一体化させるもう一つの例を示してある。この場合、基板2802の表裏にそれぞれ溝パターンを形成し、波長板アレイ層2801と偏光子アレイ2803層を自己クローニングによって形成することにより一体化を実現している。パターンの位置合わせのためには、基板2802に、SiO2などの透明基板を用い、位置合わせ用のマーカーを付けておけばよい。この一体化波長板/偏光子アレイと受光素子アレイ2804と組み合わせることによって、小型の受光モジュールを実現できる。
図11および図14からも明らかであるが、波長板角度変化型および波長板位相差変化型のいずれの受光モジュールについても、ある特定の偏波が入射した場合に強度がゼロとなる位置が点とはならずに線となって現れる。例えば、角度変化型(図11)の場合は、右回り、左回りの円偏波の光が入射した場合、位相差変化型(図14)の場合は、波長板の主軸角度と同じ方向、もしくは直交する方向の直線偏波光が入射した場合に、強度分布が線状になる。偏波解析アルゴリズムとして暗点検出法を採用する場合、これらの特異点とその近傍の偏光状態については、ボトム位置(もしくはピーク位置)が一点に定まらなくなるため、偏光状態の判定が難しくなる。
上述する具体例1から具体例3の受光モジュールは偏光子アレイと波長板アレイおよび受光素子アレイの3つの平面デバイスの組み合わせによって構成されるものであるため、偏光子と波長板および受光素子の間における光の多重反射が問題となる可能性がある。この多重反射の影響を避ける方法として、前記波長板アレイと前記偏光子アレイと前記受光素子アレイとの間における少なくとも1箇所に光吸収性の層を設けるか、または、前記波長板アレイ、前記偏光子アレイおよび前記受光素子アレイの少なくとも1つに対して前記アレイにおける各領域の境界に透明部分または不透明部分を形成することによって、不要な多重反射光を減衰させる、具体例の一つについて説明する。図30は、受光モジュールにおける光の多重反射を抑圧する方法を示す概念図である。
具体例4で説明した波長板アレイと偏光子アレイおよび受光素子アレイの間での光の多重反射の影響を低減する方法について、もう一つの具体例について説明する。図31は、受光モジュールにおける光の多重反射を抑圧する第2の方法を示す概念図である。これは光の吸収をもつ基板3101および3102を波長板アレイ3103と偏光子アレイ3104の間、あるいは波長板アレイ3104と受光素子アレイ3105の間に配置した構造である。これらの素子を貼り合わせたり、1枚の基板上に製膜して作製するなどの方法により一体化させたりした場合も同様である。このような構成では、光の透過強度そのものが弱くなってしまうが、通常入射光の強度は光検出器の感度と比較して十分に強いと考えられるため、実用上の問題はない。偏光子アレイ3104や受光素子アレイ3105などで反射された光は、吸収層3101および3102内を伝播するうちに吸収され次第に弱くなるため、再び反射されて検出器で検出される成分を十分に小さくすることができる。
次に、前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイの周辺部分に入射偏光に対して等方的な透明部分を設けるか、または、前記波長板アレイと前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分の少なくとも一部(全部であってもよいし、一部であってもよい)に入射偏光に対して等方的な透明部分を設けることにより、前記波長板の特定の領域と前記偏光子の特定の領域とを通過した光の強度分布と同時に、入射光の強度分布および前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイの透過損失分布を計測し、測定結果を補正する具体例の一つについて説明する。図32は、入射光強度分布や損失分布を補正する受光モジュールの構成例(その1)である。図32には、一例として、波長板アレイおよび偏光子アレイの各領域の間に透明領域を設け、入射光強度分布や波長板アレイおよび偏光子アレイの損失分布を測定する構成例を示してある。
具体例7で説明した他の例として、波長板アレイおよび偏光子アレイの周辺部に透明領域を設ける例について説明する。図33は、入射光強度分布や損失分布を補正する受光モジュールの構成例(その2)である。図33に示すように、波長板アレイ基板3301のうち波長板として機能する部分は中央付近の周期パターンのある領域だけで、その他の周辺領域は透明領域となっている。同様に偏光子アレイ基板3302のうち偏光子として機能するのは中央付近だけで、周辺部分は透明領域となっている。このような複雑なパターンも、フォトニック結晶技術を用いることで簡単に形成できる。
上述した様々な受光モジュールにおいて使用する波長板アレイおよび偏光子アレイの各領域の境界付近では、構造上光の散乱や回折が避けられないため、光の像が乱れる。このようなアレイの境界付近の光を除去し、より明確な強度分布パターンを得るために、前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分に遮光部分を設けるか、または、前記波長板アレイと前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分に対応した前記受光素子アレイの領域を遮光することによって、前記の境界部分における光の回折や散乱の影響を抑圧する、具体例の一つについて説明する。
次に、上述する様々な受光モジュールをある平面内に複数配置することにより、入射光ビームの位置変動による測定エラーを回避する、具体例の一つについて説明する。図35は、入射光の位置変動の影響を回避するための受光モジュールの構成例である。同図には、上述する受光モジュールを4つ平面内に配置し、入射ビームの位置変動による測定エラーを回避する方法の例を示してある。本具体例ではフォトニック結晶を利用することにより、十分に小型の受光モジュールが実現できるため、複数の受光モジュールを小さな領域に配置することや、複数の受光モジュールを一体化して1つのモジュールにまとめることも容易である。受光モジュール3501から3504を平面内に並べて配置することにより、入射光ビームが変動した場合も4つのうちのいずれかの領域に光が照射されることになる。入射光ビームのビーム径を適切に設計することにより、どの位置にビームが照射されても、上述する受光モジュール1台分から得られる強度分布と同等以上の情報を得るようにすることが可能である。例えば図35のように、4つの受光モジュールの中央領域3505に光が入射した場合は、それぞれの領域から1/4ずつの強度分布情報が得られるため、これらの情報を合成して偏光解析を行うことができる。面内に配置する受光モジュールの数をさらに増やせば、より大きなビーム変動にも対応が可能となる。
上述する波長板アレイおよび偏光子アレイを用いた受光モジュールは、駆動部がないため信頼性が高く、また従来のモジュールと比較して測定時間の飛躍的な短縮が可能であるなどの利点を有している。また、フォトニック結晶を利用することにより、十分に小型のデバイスを実現できるだけでなく、各アレイの主軸方向については非常に高精度な制御も可能となる。しかしながら、波長板アレイの位相差(リターデーション)については、詳細なプロセス制御を行った場合も、理想的な値である1/4波長(π/2ラジアン)と厳密に一致させることは難しい。フォトニック結晶の構造および作成方法を考慮すると、プロセスに分布がなければ、波長板アレイの各波長板領域の位相差は、設計値からのズレがある場合も全ての領域で一定の値となることが予想される。
波長板アレイの位相差ズレを補正する方法として、他の具体例について説明する。図37は、波長板アレイの位相差ズレを補正する方法の第2の実施例を示す図である。受光モジュール3701に任意の偏光状態の光を入射し、観測される光強度分布を情報処理システム3702によりフーリエ変換する。このとき、フーリエ変換で得られる各周波数成分は既に述べたように式8で表される。各周波数成分をX、Y、Zとおいた場合、波長板アレイの各波長板領域の位相差(α)は、下記式11によって求めることができる。
上述する受光モジュールにおける波長板アレイおよび偏光子アレイは、異なる領域を複数個配列したものであるため、それぞれの領域の境界部分は不連続となり、光の散乱や回折が発生する。散乱光および回折光は信号処理の上では雑音となって現れ、偏光解析の精度を劣化させる要因となる。このため、精度の高い装置を実現するために受光モジュールに使用する波長板アレイや偏光子アレイまたは受光素子アレイに遮光領域を配置し、散乱光や回折光が受光されないようにするような手法もあるが、そのような遮光構造を用いることなく散乱光や回折光の影響を取り除く手法として、波長板アレイまたは偏光子アレイの各領域の境界部分からの散乱光および回折光の影響を取り除くため、受光素子アレイから出力される信号のうち、前記の散乱光および回折光を受光する領域からの信号を除去する信号処理方法について、説明する。
101 基板
102 プロセスチャンバ
103 ロードロックチャンバ
104 電極
105 開閉とびら
106 搬送治具
201 基板
202 光源モジュール
203 受光モジュール
204 情報処理システム
205 搬送治具
206 ロードロックチャンバ(プレチャンバ)
207 試料台
300 真空処理装置
301 基板
302a〜302c プロセスチャンバ
303 ロードロックチャンバ(プレチャンバ)
304 電極
305 開閉とびら
306 搬送治具
307 トランスファーチャンバ(プレチャンバ)
401 基板
402 光源モジュール
403 受光モジュール
404 情報処理システム
405 搬送治具
407 試料台
406 ロードロックチャンバ(プレチャンバ)
408 光ファイバ
409 レーザ光源
501 基板
502 光源モジュール
503 受光モジュール
504 情報処理システム
506 ロードロックチャンバ(プレチャンバ)
507 回転式ドラム
508 光ファイバ
509 レーザ光源
600 インライン計測型の偏光解析装置
601 基板
602 光源モジュール
603 受光モジュール
604 フランジ部
606 ロードロックチャンバ
700 インライン計測型の偏光解析装置
701 基板
702 光源モジュール
702a ファイバコリメータ
702b ミラー
703 受光モジュール
704 フランジ部
705a,705b ガラス窓
706 ロードロックチャンバ
707 ガイド
Claims (27)
- 試料を処理するプロセスチャンバにつながるプレチャンバの内部に、前記プレチャンバに移動した試料へ光を入射する光源部と、前記試料からの反射光を受光する受光部とを有し、
前記受光部からの反射光の情報を処理する処理部を有し、
前記試料の物性値を計測する、インライン計測型の偏光解析装置。 - 前記試料の処理は、被製膜部材上への製膜または製膜された膜のエッチングである、請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。
- 前記プレチャンバは、ロードロックチャンバ又はトランスファーチャンバである、請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。
- 前記物性値は、前記試料の屈折率(n)、消衰係数(k)又は膜厚(d)の少なくとも1つである、請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。
- 前記プレチャンバは、前記移動した試料に臨むように形状的に内側に入り込む凹部を有し、
前記光源部及び前記受光部は、前記凹部の内側に設けられ、
前記光源部は前記凹部の内側に設けられた透明窓から前記試料へ光を入射し、前記受光部は前記凹部の内側に設けられた透明窓から前記試料からの反射光を受光することにより、前記試料の物性値を計測する、請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記凹部は前記プレチャンバの内側に向かって伸縮自在に構成され、前記光源部及び前記受光部と前記試料との距離が調整可能となっている、請求項5に記載するインライン計測型の偏光解析装置。
- 前記受光部は、フォトニック結晶により構成された波長板およびフォトニック結晶により構成された偏光子の少なくとも1つを有する、請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。
- 前記受光部は、
透過光に与える位相差は一様で光軸方向が異なる複数の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる複数の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板の特定の領域とそれと重なる前記偏光子の特定の領域を通過した光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記受光部は、
透過光に与える位相差は一様で光軸方向が個々に異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板アレイと前記偏光子アレイとが前記ストライプを互いに交差させるように配置されて形成される各交差領域を通過する光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる面内の一方向に繰り返される周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなる、
請求項8または請求項9に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記受光部は、
光軸方向は一様で透過光に与える位相差が異なる複数の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる複数の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板の特定の領域とそれと重なる前記偏光子の特定の領域を通過した光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記受光部は、
光軸方向は一様で透過光に与える位相差が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する波長板アレイと、
透過する偏波の方向が異なる少なくとも2つ以上のストライプ状の領域を有する偏光子アレイと、
前記波長板アレイと前記偏光子アレイとが前記ストライプを互いに交差させるように配置されて形成される各交差領域を通過する光を個別に受光することができる受光素子アレイとを有する、
請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記波長板アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる繰返し周期をもち共通の一方向に周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなり、
前記偏光子アレイは、積層方向には各層の形状が周期的であり、かつ各層の形状が前記領域毎に決まる面内の一方向に繰り返される周期的な凹凸形状を有する誘電体多層膜からなる、
請求項11または請求項12に記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 請求項8から請求項9のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置と、請求項10から請求項13のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置とを有し、計測する光ビームをそれぞれのインライン計測型の偏光解析装置の受光部に入射する、インライン計測型の偏光解析装置。
- 前記波長板アレイと前記偏光子アレイと前記受光素子アレイとの間における少なくとも1箇所に光吸収性の層を設けるか、
または、前記波長板アレイ、前記偏光子アレイおよび前記受光素子アレイの少なくとも1つに対して前記アレイにおける各領域の境界に透明部分または不透明部分を形成することによって、
不要な多重反射光を減衰させる、請求項8から請求項14のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイの周辺部分に入射偏光に対して等方的な透明部分を設けるか、
または、前記波長板アレイと前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分の少なくとも一部に入射偏光に対して等方的な透明部分を設けることにより、
前記波長板の特定の領域と前記偏光子の特定の領域とを通過した光の強度分布と同時に、入射光の強度分布および前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイの透過損失分布を計測し、測定結果を補正する、請求項8から請求項15のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 前記波長板アレイおよび前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分に遮光部分を設けるか、
または、前記波長板アレイと前記偏光子アレイにおける前記各領域の境界部分に対応した前記受光素子アレイの領域を遮光することによって、
前記の境界部分における光の回折や散乱の影響を抑圧する、請求項8から請求項16のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 請求項1から請求項17のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置の受光部をある平面内に複数配置することにより、入射光ビームの位置変動による測定エラーを回避する、インライン計測型の偏光解析装置。
- 前記偏光解析装置は、エリプソメータであり、
前記光源部は、前記試料に対して偏光した光を所定角度で入射させ、
前記受光部は、前記試料からの反射光を受光し、
前記処理部は、前記受光部から得られた光強度分布から、P偏光成分およびS偏光成分の振幅反射率比を求める、請求項8から請求項18のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置。 - 請求項19に記載するインライン計測型の偏光解析装置と、
前記エリプソメータによって得られた前記試料の膜厚および膜質情報がフィードバックされ、前記プロセスチャンバにおける製膜条件又はエッチング条件を制御する処理条件制御装置とを有する、
膜処理制御装置。 - 少なくとも2つ以上の請求項19に記載するインライン計測型の偏光解析装置と、
前記試料の異なる位置の膜厚および膜質を各位置ごとに計測して得られた膜厚分布又は膜質分布に関する情報がフィードバックされ、前記プロセスチャンバにおける製膜条件又はエッチング条件を制御する処理条件制御装置とを有する、
膜処理制御装置。 - 前記受光素子アレイがフォトディテクタ、CCD、C−MOS又は撮像管のいずれかである、請求項8から請求項18のいずれかに記載するインライン計測型の偏光解析装置。
- 試料を処理するプロセスチャンバと、
当該プロセスチャンバにつながるプレチャンバと、
請求項1に記載するインライン計測型の偏光解析装置と、
を具備する真空処理装置。 - 試料を処理するプロセスチャンバにつながるプレチャンバの内部において、前記プレチャンバに移動した試料へ光を入射する工程と、前記プレチャンバの内部に設けた受光部により前記試料からの反射光を受光する工程と、処理部により前記受光部からの反射光の情報を処理する工程とを有し、前記試料の物性値を計測する、インライン計測型の偏光解析方法。
- 前記試料の処理は、被製膜部材上への製膜または製膜された膜のエッチングである、請求項24に記載するインライン計測型の偏光解析方法。
- 前記プレチャンバは、ロードロックチャンバ又はトランスファーチャンバである、請求項24に記載するインライン計測型の偏光解析方法。
- 前記受光部は、フォトニック結晶により構成された波長板およびフォトニック結晶により構成された偏光子の少なくとも1つを有する、請求項24に記載するインライン計測型の偏光解析方法。
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