JP2007032545A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、複数の気筒群から排出された排気を合流させた後に一又は複数の排気浄化装置へ流入させる内燃機関の排気浄化システムにおいて、排気浄化装置へ流入する排気の温度が温度浄化ウィンドから逸脱し難くすることを課題とする。
【解決手段】左右のバンク101、102から排出された排気が流入する右排気管1及び左排気管51を各々2本の右分岐管2a、2bと左分岐管52a、52bに分岐させ、放熱量が多くなる右分岐管2aと左分岐管52bを合流させて冷却側混合管53を形成するとともに、放熱量が少なくなる右分岐管2bと左分岐管52aを合流させて保温側混合管3を形成する。冷却側混合管53に排気絞り弁17を設け、内燃機関100からの排気温度が低い場合には排気絞り弁17を閉弁させることにより、内燃機関100から排出された排気が排気浄化装置4、54へ到達するまでの放熱を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関の排気浄化システムに関する。
複数の気筒群を有する内燃機関において、各気筒群に排気通路を並列に接続するとともに、それら排気通路を合流させた後に再び分岐させて複数の吸蔵還元型NOx触媒へ流入させる構成が公知である(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−364352号公報
ところで、吸蔵還元型NOx触媒等の排気浄化装置は、特定の温度域(温度浄化ウィンド)にある時に所望の浄化性能を発揮する特性を有している。
しかしながら、上記したような従来の技術では、複数の気筒群から排出された排気を単に合流させた後に複数の排気浄化装置へ流入させる構成であるため、内燃機関の排気温度が高くなる高負荷運転時や排気温度が低くなる低負荷運転時などに排気浄化装置の温度が前記温度浄化ウィンドから逸脱する可能性があった。
本発明の目的とするところは、複数の気筒群から排出された排気を合流させた後に一又は複数の排気浄化装置へ流入させる内燃機関の排気浄化システムにおいて、排気浄化装置へ流入する排気の温度が温度浄化ウィンドから逸脱し難くすることにある。
上記目的を達成するための本発明は、各気筒群から排出された排気を2本に分岐させるとともに、相互に異なる気筒群から分岐した排気を放熱量に応じて合流させることにより、排気浄化装置へ流入する排気の温度を最適化することを特徴とする。
詳細には、本発明は、所定数の気筒群を有する内燃機関の排気浄化システムにおいて、
前記各気筒群に接続された所定数の気筒群直結通路と、
前記各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路と、
前記各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路の各々と他の気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路の各々とを合流させて形成される所定数の混合排気通路と、
前記所定数の混合排気通路を合流させる合流混合排気通路と、
前記合流混合排気通路又は前記合流混合排気通路より下流に配置された1又は複数の排気浄化装置と、
を備え、
前記所定数の混合排気通路は、相異する気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群分岐通路同士、及び、相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路同士を各々合流させて構成され、前記所定数の混合排気通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路同士を合流して構成された混合排気通路には排気絞り弁が配置されるようにした。
気筒群直結通路から分岐する2本の気筒群毎分岐通路は車載時の配置が相違するため、それら2本の気筒群毎分岐通路の放熱性に差が生じる。
例えば、内燃機関との距離において2本の気筒群毎分岐通路に差が生じる場合がある。この場合、内燃機関の近くに配置された気筒群毎分岐通路は、内燃機関から離れて配置された気筒群毎分岐通路に比べ、内燃機関からの放熱による高温な雰囲気に曝される。依って、内燃機関の近くに配置された気筒群毎分岐通路を流れる排気は、内燃機関から離れて配置された気筒群毎分岐通路を流れる排気に比して放熱し難くなる。
また、2本の気筒群毎分岐通路の位置関係により2本の気筒群毎分岐通路が受ける走行風の量に差が生じる場合がある。この場合、走行風を受け易い位置に配置された気筒群毎分岐通路は、走行風を受け難い位置に配置された気筒群毎分岐通路より多くの走行風を受けることになる。依って、走行風が当たり易い位置に配置された気筒群毎分岐通路を流れる排気は、走行風が当たり難い位置に配置された気筒群毎分岐通路を流れる排気に比して放熱し易くなる。
本発明では、上記したような気筒群毎分岐通路の配置に起因した放熱性の差に着目し、各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路(以下、冷却側気筒群毎分岐通路と称する)同士を合流させて混合排気通路(以下、冷却側混合排気通路と称する)を形成するともに、相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路(以下、保温側気筒群毎分岐通路と称する)同士を合流させて混合排気通路(以下、保温側混合排気通路と称する)を形成するようにした。
このような構成によれば、各気筒群から排出された排気が冷却側気筒群毎分岐通路を流れる場合に該排気から放出される熱量は、各気筒群から排出された排気が保温側気筒群毎分岐通路を流れる場合より多くなる。
その結果、気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路を経て冷却側混合排気通路へ流入する排気の温度は、気筒群直結通路から保温側気筒群毎分岐通路を経て保温側混合排気通路へ流入する排気の温度より低くなり易い。
一方、各気筒群から排出された排気が保温側気筒群毎分岐通路を流れる場合に該排気から放出される熱量は、各気筒群から排出された排気が冷却側気筒群毎分岐通路を流れる場合より少なくなる。
その結果、気筒群直結通路から保温側気筒群毎分岐通路を経て保温側混合排気通路へ流入する排気の温度は、気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路を経て冷却側混合排気通路へ流入する排気の温度より高くなり易い。
依って、保温側気筒群毎分岐通路及び保温側混合排気通路を流れる排気と、冷却側気筒群毎分岐通路及び冷却側混合排気通路を流れる排気との間に温度差が生じることになる。
そこで、内燃機関の低負荷運転時、暖機運転時、或いは希薄燃焼運転時等のように各気筒群から排出される排気の温度が低くなり易い場合、及び排気浄化装置を早期に昇温させる必要がある場合には、排気絞り弁の開度を減少(或いは閉弁)させることにより、冷却側気筒群毎分岐通路を流れる排気流量に比して保温側気筒群毎分岐通路を流れる排気量を多くすることができる。
この場合、各気筒群から排出された排気が排気浄化装置へ到達するまでに該排気から放出される熱量が少なくなるため、排気浄化装置へ流入する排気の温度が排気浄化装置の温度浄化ウィンドを下回り難くなる。
また、内燃機関の高負荷運転時等のように各気筒群から排出される排気の温度が高くな
り易い場合には、排気絞り弁の開度を増加(或いは全開)させることにより、冷却側気筒群毎分岐通路を流れる排気量を多くすることができる。
この場合、各気筒群から排出された排気が排気浄化装置へ到達するまでに該排気から放出される熱量が多くなるため、排気浄化装置へ流入する排気の温度が排気浄化装置の温度浄化ウィンドを上回り難くなる。
尚、本発明において、保温側気筒群毎分岐通路と冷却側気筒群毎分岐通路を交差させる必要がある場合には、保温側気筒群毎分岐通路は、冷却側気筒群毎分岐通路に比べ、内燃機関に近い位置、および/または走行風を受け難い位置に配置されることが好ましい。
このように保温側気筒群毎分岐通路と冷却側気筒群毎分岐通路が交差させられると、保温側気筒群毎分岐通路からの放熱量を少なく抑えつつ冷却側気筒群毎分岐通路からの放熱量を多くすることができる。
本発明において、各気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路へ分岐する部位は、当該部位からの放熱を抑える断熱構造とされてもよい。
気筒群から排出された排気が排気浄化装置へ到達するまでに放出する熱量を最小限に抑えるには、排気絞り弁を閉弁させることが有効である。排気絞り弁が閉弁されると、全ての排気が保温側気筒群毎分岐通路を流通することになるため、排気からの放熱を少なくすることができる。
但し、排気絞り弁が閉弁されている時であっても、気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路へ分岐する部分においては脈動によって一部の排気が冷却側気筒群毎分岐通路と気筒群直結通路との間を往き来する場合がある。
このように気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路へ分岐する部分において、排気が冷却側気筒群毎分岐通路と気筒群直結通路との間を往き来すると、その排気の熱が冷却側気筒群毎分岐通路の壁面を介して不要に放熱されることが懸念される。
これに対し、気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路へ分岐する部分が断熱構造で構成されていると、上記したような放熱が抑制されるようになる。その結果、排気絞り弁の閉弁時における不要な放熱を抑えることが可能となる。
また、排気絞り弁の閉弁時に一部の排気が冷却側気筒群毎分岐通路と気筒群直結通路との間を往き来すると、排気の熱が不要に放熱されることに加え、冷却側気筒群毎分岐通路の壁面温度の上昇を招く可能性もある。
冷却側気筒群毎分岐通路の壁面温度が上昇すると、排気絞り弁が開弁された時に冷却側気筒群毎分岐通路を流通する排気の熱が放熱され難くなることが懸念される。冷却側気筒群毎分岐通路を流れる排気の熱が放熱され難くなると、排気浄化装置へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドを上回ってしまう可能性がある。
そこで、本発明の排気浄化システムでは、各気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路へ分岐する部分の熱伝導性を他の部位より低くするようにしてもよい。
この場合、各気筒群直結通路から冷却側気筒群毎分岐通路へ分岐する部分から冷却側気筒群毎分岐通路の下流へ熱が伝導され難くなるため、冷却側気筒群毎分岐通路の壁面温度が不要に上昇し難くなる。
依って、排気絞り弁が開弁された時に冷却側気筒群毎分岐通路を流れる排気の熱が好適に放熱されるようになる。冷却側気筒群毎分岐通路を流れる排気の熱が好適に放熱されるようになると、排気浄化装置へ流入する際の排気の温度が温度浄化ウィンドを上回り難くなる。
本発明によれば、複数の気筒群から排出された排気を合流させた後に一又は複数の排気浄化装置へ流入させる内燃機関の排気浄化システムにおいて、排気浄化装置へ流入する排気の温度が該排気浄化装置の温度浄化ウィンド内から逸脱し難くなる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
本発明の第1の実施例について図1〜図4に基づいて説明する。ここでは、車両前後方向に対して気筒配列方向が平行となるように配置(車両へ搭載)されるV型内燃機関に本発明を適用する場合について述べる。
図1は、V型内燃機関の排気浄化システムの概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関100は、希薄燃焼運転可能な内燃機関である。内燃機関100の右バンク101には、エキゾーストマニフォルド103を介してターボチャージャ110が接続されている。ターボチャージャ110には、右排気管1が接続されている。
内燃機関100の左バンク102には、エキゾーストマニフォルド104を介してターボチャージャ120が接続されている。ターボチャージャ120には、左排気管51が接続されている。
上記した右排気管1及び左排気管51は、本発明に係る気筒群直結通路の一実施態様である。
右排気管1は、途中で2つの右分岐管2a、2bに分岐している。同様に、左排気管51は、2つの左分岐管52a、52bに分岐している。これら右分岐管2a、2bと左分岐管52a、52bは、本発明に係る気筒群毎分岐通路の一実施態様である。
右分岐管2a、2bの各々は、左分岐管52a、52bの各々と合流して、右混合管3と左混合管53を形成している。
その際、右分岐管2a、2bのうち相対的に放熱量が多くなる方と左分岐管52a、52bのうち相対的に放熱量が多くなる方とを合流させるとともに、右分岐管2a、2bのうち相対的に放熱量が少なくなる方と左分岐管52a、52bのうち相対的に放熱量が少なくなる方とを合流させるものとする。
右分岐管2a、2bのうち相対的に放熱量が多くなるのは、内燃機関100から離れた位置に配置され、および/または車両走行時の走行風が当たり易い位置に配置された右分岐管2a、2bである。
例えば、図1に示す例では、右分岐管2aと内燃機関100との間に右分岐管2bが配置されるため、右分岐管2aと内燃機関100の距離は右分岐管2bと内燃機関100の
距離より長くなっている。
更に、右分岐管2bの両側面は内燃機関100と右分岐管2aによって走行風が遮られるのに対し、右分岐管2aの内燃機関100と逆側の側面は走行風を遮るものがないため、右分岐管2bより走行風が当たり易い。
依って、図1に示す例では、右分岐管2aの方が右分岐管2bよりも放熱量が多くなり易い。以下では、右分岐管2aを冷却側右分岐管2aと称するとともに、右分岐管2bを保温側右分岐管2bと称する。
同様に、左分岐管52a、52bのうち相対的に放熱量が多くなるのは、内燃機関100から離れた位置に配置され、且つ、走行風が当たり易い位置に配置された左分岐管52bとなる。以下では、左分岐管52aを保温側左分岐管52aと称するとともに、左分岐管52bを冷却側左分岐管52bと称する。
そこで、本実施例では、冷却側右分岐管2aと冷却側左分岐管52bを合流させて冷却側混合管53を形成するとともに、保温側右分岐管2bと保温側左分岐管52aを合流させて保温側混合管3を形成するようにした。これら保温側混合管3と冷却側混合管53は、本発明に係る混合排気通路の一実施態様である。
上記したように左右の分岐管2a、2b、52a、52bを合流させると、冷却側の左右分岐管2a、52bと保温側の左右分岐管2b、52aとを交差させる必要が生じる。そのような場合には、冷却側の左右分岐管2a、52bが保温側の左右分岐管2b、52aより走行風が当たり易い位置、および/または内燃機関100から離れた位置を通るように配管する。
図1に示す例では、冷却側右分岐管2aと保温側右分岐管2bが交差している。その場合は、図2の(a)に示すように、冷却側右分岐管2aが保温側右分岐管2bより下方に配置されるものとする。
このように冷却側右分岐管2aと保温側右分岐管2bが交差させられると、車両走行時に車体の下を流れる走行風が冷却側右分岐管2aに当たり易くなるとともに、保温側右分岐管2bに当たり難くなる。その結果、冷却側右分岐管2aを流れる排気からの放熱量は、保温側右分岐管2bを流れる排気からの放熱量より多くなる。
また、図1に示す例では、冷却側右分岐管2aと保温側左分岐管52aも交差している。その場合は、図2の(b)に示すように、冷却側右分岐管2aが保温側左分岐管52aより下方に配置される。
このように冷却側右分岐管2aと保温側左分岐管52aが交差させられると、車両走行時に車体の下を流れる走行風が冷却側右分岐管2aに当たり易くなるとともに、保温側左分岐管52aに当たり難くなる。その結果、冷却側右分岐管2aを流れる排気からの放熱量は、保温側左分岐管52aを流れる排気からの放熱量より多くなる。
冷却側混合管53の途中には、排気絞り弁17が配置されている。この排気絞り弁17の開度は、ECU200によって制御されるようになっている。
保温側混合管3と冷却側混合管53の下流には、それら保温側混合管3と冷却側混合管53を流れる排気を一旦合流させた後に右第2混合管6及び左第2混合管56へ分配させる合流混合管5が配置されている。合流混合管5は、本発明に係る合流混合排気通路の一
実施態様である。
右第2混合管6及び左第2混合管56には、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54が各々配置されている。右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54は、吸蔵還元型NOx触媒を具備している。
以下、本実施例における排気浄化システムの作用及び効果について述べる。先ず、排気絞り弁17が閉弁されている場合について図3に基づいて説明する。内燃機関100の右バンク101から排出された排気が右排気管1へ流入すると同時に、内燃機関100の左バンク102から排出された排気が左排気管51へ流入する。
その際、排気絞り弁17が閉弁されていると、右排気管1を通過した排気の全ては、冷却側右分岐管2aへ流入せずに保温側右分岐管2bへ流入する。また、左排気管51を通過した排気の全ては、冷却側左分岐管52bへ流入せずに保温側左分岐管52aへ流入する。
保温側右分岐管2bと保温側左分岐管52aは内燃機関100から放出される熱を受け易く且つ走行風を受け難い位置に配置されるため、これら保温側右分岐管2b及び保温側左分岐管52aへ流入した排気は殆ど放熱することなく保温側右分岐管2b及び保温側左分岐管52aを流れる。
保温側右分岐管2bと保温側左分岐管52aを流通する際の放熱が抑制された排気は、保温側混合管3へ流入して混合される。保温側混合管3を通過した排気は、合流混合管5によって右第2混合管6と左第2混合管56へ分配される。右第2混合管6と左第2混合管56へ分配された排気は、右排気浄化装置4と左排気浄化装置54へ各々流入する。
このように内燃機関100から排出された排気が保温されつつ右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入するようになると、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度は内燃機関100から排出された直後の排気温度に比して大幅に低下し難くなる。
次に、排気絞り弁17が開弁されている場合について図4に基づいて説明する。排気絞り弁17が開弁している場合は、右排気管1を通過した排気は、冷却側右分岐管2aと保温側右分岐管2bへ分配される。左排気管51を通過した排気は、保温側左分岐管52aと冷却側左分岐管52bへ分配される。
冷却側右分岐管2aと冷却側左分岐管52bは内燃機関100から放出される熱を受け難く且つ走行風を受け易い位置に配置されるため、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bを流れる排気の熱は冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面を介して放熱されるようになる。このように冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bを流通する過程で冷却された排気は、冷却側混合管53に流入して混合される。
保温側右分岐管2b及び保温側左分岐管52aは内燃機関100から放出される熱を受け易く且つ走行風を受け難い位置に配置されるため、これら保温側右分岐管2b及び保温側左分岐管52aを流れる排気の熱は殆ど放熱されない。このように保温側右分岐管2b及び保温側左分岐管52aを流通する過程で保温された排気は、保温側混合管3へ流入して混合される。
冷却側混合管53を流れる低温の排気と保温側混合管3を流れる高温の排気とは、合流混合管5へ流入する。合流混合管5へ流入した低温の排気と高温の排気は、相互に混合さ
れた後に右第2混合管6と左第2混合管56へ分配される。右第2混合管6及び左第2混合管56へ分配された排気は、右排気浄化装置4と左排気浄化装置54へ各々流入する。る。
右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する排気には冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bにて十分に冷却された排気が混入しているため、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度は、内燃機関100から排出された直後の排気温度に比して十分に低くなる。
ここで、内燃機関100の低負荷運転時や暖機運転時のように該内燃機関100から排出される排気の温度が低くなる場合には、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドより低くなる可能性がある。
特に、内燃機関100が低負荷時に希薄燃焼運転されると、該内燃機関100から排出される排気の温度が低くなり易い上に、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54に具備された吸蔵還元型NOx触媒の温度浄化ウィンドが三元触媒等と比して狭いため、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドを下回り易い。
これに対し、内燃機関100から排出される排気の温度が低くなる場合に、前述した図3で述べたように排気絞り弁17が閉弁されれば、内燃機関100から排出された排気が殆ど放熱することなく右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ到達するようになるため、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドを下回り難くなる。依って、内燃機関100からの排気温度が低くなる場合に、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54の浄化能力低下を抑制することが可能となる。
尚、図3で述べたような排気絞り弁17の制御は、内燃機関100の低負荷時や暖機運転時に限らず、右排気浄化装置4や左排気浄化装置54を昇温させる必要がある場合(例えば、吸蔵還元型NOx触媒のSOx被毒解消時など)に実施されてもよいことは勿論である。
また、内燃機関100の高負荷運転時のように該内燃機関100から排出される排気の温度が高くなる場合には、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドより高くなる可能性がある。
特に、内燃機関100のようにターボチャージャ110、120を備えた内燃機関では、高負荷時の排気温度が高くなり易いため、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が吸蔵還元型NOx触媒の温度浄化ウィンドを上回りやすい。
これに対し、内燃機関100から排出される排気の温度が高くなる場合には、前述した図4で述べたように排気絞り弁17が開弁されれば、内燃機関100から排出された排気が走行風によって冷却された後に右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入するようになるため、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドを上回り難くなる。依って、内燃機関100からの排気温度が高くなる場合に、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54の浄化能力低下を抑制することが可能となる。
以上述べた実施例によれば、排気浄化装置へ流入する排気の温度が温度浄化ウィンドから逸脱し難くなるため、排気温度の上昇や低下に起因した排気エミッションの低下を抑制することが可能となる。
尚、本実施例では、排気絞り弁17を全開と全閉の2つの開度に制御する例について述べたが、内燃機関100からの排気温度、左右の排気浄化装置4、54へ流入する排気の温度、内燃機関100の吸入空気量などに応じて排気絞り弁17の開度を多段階若しくは無段階に制御するようにしてもよい。
また、本実施例では、車両の前後方向に対して気筒配列方向が平行となるように配置されたV型内燃機関に本発明を適用する例について述べたが、車両の前後方向に対して気筒配列方向が直交するように配置されたV型内燃機関に本発明を適用することもできる。
例えば、図5に示すように、内燃機関300の前バンク301に接続された前排気管30は2本の前分岐管31a、31bに分岐されるとともに、後バンク302に接続された後排気管40は2本の後分岐管41a、41bに分岐される。
2本の前分岐管31a、31bのうち一方の前分岐管31bが内燃機関300の直近に配置され、その外側に他方の前分岐管31aが配置される。同様に、2本の後分岐管41a、41bのうち一方の後分岐管41aが内燃機関300の直近に配置され、その外側に他方の後分岐管41bが配置される。
この場合、前分岐管31bは、前分岐管31aより内燃機関300の近くに配置されるため、内燃機関300からの熱を受け易くなる。更に、前分岐管31bは、前分岐管31aによって走行風を遮られるため、走行風を受け難くなる。
一方、前分岐管31aは、内燃機関300からの熱を前分岐管31bによって遮られるため、内燃機関300からの熱を受け難くなる。更に、前分岐管31aは、前分岐管31bと逆側の側面に走行風を遮るものがないため、走行風を受け易くなる。
依って、前分岐管31aの方が前分岐管31bよりも放熱量が多くなり易い。以下では、前分岐管31aを冷却側前分岐管31aと称するとともに、前分岐管31bを保温側前分岐管31bと称する。
同様に、2本の後分岐管41a、41bのうち相対的に放熱量が多くなるのは、内燃機関300から離れた位置に配置され、且つ、走行風が当たり易い位置に配置された後分岐管41bとなる。以下では、後分岐管41aを保温側後分岐管41aと称するとともに、後分岐管41bを冷却側後分岐管41bと称する。
そこで、冷却側前分岐管31aと冷却側後分岐管41bを合流させて冷却側混合管53を形成するとともに、保温側前分岐管31bと保温側後分岐管41aを合流混合排気通路させて保温側混合管3を形成すれば、前述した図1に示した排気浄化システムと同様の作用及び効果を得ることができる。
次に、本発明に係る排気浄化システムの第2の実施例について図6に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成について説明を省略する。
図6は、本実施例における排気浄化システムの概略構成を示す図である。本実施例と前述した第1の実施例との相違点は、右排気管1から冷却側右分岐管2aへ分岐する部位(冷却側右分岐管2aにおける上流端近傍の部位)60と左排気管51から冷却側左分岐管52bへ分岐する部位(冷却側左分岐管52bにおける上流端近傍の部位)61が断熱構造で構成される点にある。
前述した図3で述べたように排気絞り弁17が閉弁されると、内燃機関100から排出された排気が右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ到達するまでに放出する熱量を少なくすることができる。
但し、排気絞り弁17が閉弁されている時であっても、排気脈動の影響によって右排気管1の下流端近傍と冷却側右分岐管2aの上流端近傍との間、及び左排気管51の下流端近傍と冷却側左分岐管52bの上流端近傍との間を排気が往き来する場合がある。
右排気管1の下流端近傍と冷却側右分岐管2aの上流端近傍との間、及び左排気管51の下流端近傍と冷却側左分岐管52bの上流端近傍との間を排気が往き来すると、排気の熱が冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面を介して不要に放熱される可能性がある。このようにして排気の熱が不要に放熱されると、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が低くなる。
これに対し、右排気管1から冷却側右分岐管2aへ分岐する部位(冷却側右分岐管2aにおける上流端近傍の部位)60と左排気管51から冷却側左分岐管52bへ分岐する部位(冷却側左分岐管52bにおける上流端近傍)61が断熱構造で構成されていると、上記したような不要な放熱が抑制されるようになる。その結果、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が不要に低くなることを抑制することができる。
尚、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの上流端近傍の部位60、61を断熱構造にする具体的な方法としては、前記した部位60、61に断熱材を巻く方法、前記した部位60、61を2重管構造とする方法、前記した部位60、61を2重管構造とし且つ2つの管の間に真空層を配置する方法、前記した部位60、61を他の部位に比して断熱性の高い材質で形成する方法等を例示することができる。
次に、本発明に係る排気浄化システムの第3の実施例について図7に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成について説明を省略する。
図7は、本実施例における排気浄化システムの概略構成を示す図である。本実施例と前述した第2の実施例との相違点は、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bにおいて断熱構造で構成された部位60、61(以下、断熱部60、61と記す)の直下流の部位70、71を他の部位に比して熱伝導率が低くなるように形成した点にある。
排気絞り弁17が閉弁されている時に、排気脈動の影響によって右排気管1の下流端近傍と冷却側右分岐管2aの上流端近傍との間、及び左排気管51の下流端近傍と冷却側左分岐管52bの上流端近傍との間を排気が往き来すると、それらの排気の熱が冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの上流端近傍の壁面に伝わるようになる。
その際、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの上流端近傍の壁面から大気中への放熱は断熱部60、61によって抑制されるものの、排気の熱が冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面を下流側へ伝導してしまう可能がある。
排気の熱が冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面の下流側へ伝導されると、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度の低下に加え、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面温度上昇を招く可能性がある。
冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面温度が上昇すると、排気絞り弁17が開弁された時に冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bを流通する排気の熱が効率よく放熱されなくなる可能性もある。そのような場合には、右排気浄化装置4及び左排気浄化装置54へ流入する際の排気温度が温度浄化ウィンドを上回ることが懸念される。
これに対し、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bにおける断熱部60、61の直下流の部位70、71が他の部位より熱伝導率の低い構造にされると、排気絞り弁17の閉弁時において排気の熱が冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの下流側壁面へ伝導され難くなる。その結果、排気絞り弁17の閉弁時における不要な放熱が抑制されるとともに、その後の排気絞り弁17が開弁された時に冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bを流れる排気の熱が好適に放熱されるようになる。
尚、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bにおける断熱部60、61の直下流の部位(以下、低熱伝導部70、71と称する)の熱伝導率を低くする具体的な方法としては、低熱伝導部70、71の肉厚を他の部位より薄くする方法や、低熱伝導部70、71を他の部位より熱伝導率の低い材質で形成する方法等を例示することができる。
また、本実施例では、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bにおいて断熱部60、61と低熱伝導部70、71が相互に独立した部位に形成される例について述べたが、同一の部位に重複して配置されてもよい。
例えば、低熱伝導部70、71の周囲に断熱材を巻き、或いは低熱伝導部70、71の周囲を2重管構造としてもよい。
また、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの壁面温度の上昇を抑制することを主な目的とする場合には、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの上流端近傍の熱がそれら冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの下流側の壁面へ伝導される前に大気中へ放熱させる方法も考えられる。
例えば、低熱伝導部70、71がベローズ管(蛇腹管)やメッシュ管等で構成されると、該低熱伝導部70、71の放熱性が他の部位より高くなるため、冷却側右分岐管2a及び冷却側左分岐管52bの上流端近傍の熱が下流側の壁面へ伝導される前に低熱伝導部70、71から大気中へ放熱されるようになる。
前述した第1〜第3の実施例では、本発明に係る内燃機関としてV型の内燃機関を例に挙げたが、直列型内燃機関の気筒を複数の気筒群に分類し、気筒群毎に気筒群直結通路を接続する場合にも本発明を適用することができるのは勿論である。
第1の実施例における排気浄化システムの概略構成を示す平面図である。 (a)は冷却側右分岐管と保温側右分岐管が交差する場合の配管例を示す図であり、(b)は冷却側右分岐管と保温側左分岐管が交差する場合の配管例を示す図である。 排気絞り弁が閉弁された時の排気の流れを示す図である。 排気絞り弁が開弁された時の排気の流れを示す図である。 車両前後方向に対して気筒配列方向が直交するように内燃機関が配置された場合の排気浄化システムの構成を示す図である。 第2の実施例における排気浄化システムの概略構成を示す図である。 第3の実施例における排気浄化システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1・・・・右排気管(気筒群直結通路)
2a・・・右分岐管(気筒群毎分岐通路)
2b・・・右分岐管(気筒群毎分岐通路)
3・・・・右混合管(混合排気通路)
4・・・・右排気浄化装置
5・・・・合流混合管
17・・・排気絞り弁
30・・・前排気管
31a・・前分岐管
31b・・前分岐管
40・・・後排気管
41a・・後分岐管
41b・・後分岐管
51・・・左排気管(気筒群直結通路)
52a・・左分岐管(気筒群毎分岐通路)
52b・・左分岐管(気筒群毎分岐通路)
53・・・左混合管(混合排気通路)
54・・・左排気浄化装置
60・・・断熱部
61・・・断熱部
70・・・低熱伝導部
71・・・低熱伝導部
100・・内燃機関
101・・右バンク(気筒群)
102・・左バンク(気筒群)
300・・内燃機関
301・・前バンク
302・・後バンク

Claims (8)

  1. 所定数の気筒群を有する内燃機関の排気浄化システムにおいて、
    前記各気筒群に接続された所定数の気筒群直結通路と、
    前記各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路と、
    前記各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路の各々を他の気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路の各々と合流させて形成される所定数の混合排気通路と、
    前記所定数の混合排気通路を合流させる合流混合排気通路と、
    前記合流混合排気通路又は前記合流混合排気通路より下流に配置された1又は複数の排気浄化装置と、
    を備え、
    前記所定数の混合排気通路は、相異する気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群分岐通路同士、及び、相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路同士を各々合流させて構成され、前記所定数の混合排気通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路同士を合流して構成された混合排気通路には排気絞り弁が配置されることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  2. 請求項1において、前記各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路は、もう一方の気筒群毎分岐通路より前記内燃機関から離れた位置に配置された気筒群毎分岐通路であることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  3. 請求項1において、前記各気筒群直結通路から分岐した2本の気筒群毎分岐通路のうち相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路は、もう一方の気筒群毎分岐通路より走行風を受け易い位置に配置された気筒群毎分岐通路であることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  4. 請求項1〜3において、前記した相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路と前記した相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路を交差させる場合は、前記した相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路を前記した相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路より前記内燃機関から離れて配置することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  5. 請求項1〜3において、前記した相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路と前記した相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路を交差させる場合は、前記した相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路を前記した相対的に放熱量が少なくなる気筒群毎分岐通路より走行風を受け易い位置に配置することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  6. 請求項1〜5の何れか一において、前記各気筒群直結通路から前記した相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路へ分岐する部位は、当該部位からの放熱を抑える断熱構造で構成されることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  7. 請求項1〜6の何れか一において、前記各気筒群直結通路から前記した相対的に放熱量が多くなる気筒群毎分岐通路へ分岐する部位は、他の部位より熱伝導が低くされることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  8. 請求項1〜7の何れか一において、前記排気絞り弁の開度は、前記内燃機関から排出される排気の温度が高くなる時より前記内燃機関から排出される排気の温度が低くなる時の
    方が小さくされることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104074588A (zh) * 2014-06-24 2014-10-01 梁淑慧 一种汽车排气管
CN106194373A (zh) * 2016-08-28 2016-12-07 桂林新艺制冷设备有限责任公司 一种净化气体的排气管装置

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