JP2007032170A - フロントローダのバケット操作装置 - Google Patents

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Takehiro Uema
健弘 上間
Akihiro Shimizu
章弘 清水
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Abstract

【課題】トラクタ等に装着するフロントローダは、ローダアームの先端にバケットを回動自在に装着する形態であるから、このローダアームを下動させバケット接地した状態でダンプさせると、このバケットからの反力により前輪が押上げられ、このバケットを損傷したり、傾斜地では横転し易い状態となるという課題が有った。
【解決手段】車体1の傾斜を検出する傾斜センサ2と、ローダアーム3の昇降、及びこのローダアーム3先端部のバケット4の姿勢を操作する操作レバー5とを有するフロントローダにおいて、前記傾斜センサ2が一定以上の傾斜を検出することによって、前記操作レバー5の操作によるバケット4の作動を牽制する構成とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、作業車両に備えるフロントローダのバケット操作装置の構成に関する。
従来、トラクタ等に装着するフロントローダ作業機では、前後左右の十字方向に傾倒する操作レバー、所謂ジョイスティックレバーにてローダアームを昇降操作し、バケットをダンプ操作させる技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平10ー82075号公報
そして、前記フロントローダでは、車体前方に突出するローダアームの先端にバケットを起伏乃至ダンプ自在に装着するものであるから、このローダアームを接地した状態で更に下動させてバケットをダンプしようとすると、この反力によって車体が地面に対して押上げられることとなる。このような場合は、車体の前部の車重がバケットにかかって、このバケット先端が損傷し易くなる。また車体の走行地面が左右に大きく傾斜したり、凹凸面の著しい条件のもとでは横転し易い状態となる。
前記課題に鑑みて、この発明ではフロントローダのバケット操作装置を以下のように構成した。
即ち、トラクタ車体(1)の傾斜を検出する傾斜センサ(2)と、ローダアーム(3)の昇降及び前記ローダアーム(3)先端部のバケット(4)の姿勢を操作する操作レバー(5)とを有するフロントローダであって、前記操作レバー(5)による制御出力中に前記傾斜センサ(2)により一定量を超える傾斜変化量を検出することによって、前記操作レバー(5)の操作による制御出力を牽制する制御手段(C)を備えたことを特徴とするフロントローダのバケット操作装置の構成とする。
(発明の作用)
操作レバー(5)を操作することによってローダアーム(3)を下降させたり上昇させて、先端部のバケット(4)の高さを変更することができる。またバケット(4)を起伏させたり、ダンプさせる。このようなローダ作業時は、車体(1)の傾斜センサ(2)による傾斜状態が検出されていて、この車体(1)の傾斜角度が限度内であるときは、操作レバー(5)の操作によるアーム(3)の昇降やバケット(4)の下降或いはダンプによって、地面に対する押圧作用を適宜行わせるが、この制御出力中に車体(1)が限度を越えて大きく傾斜するときは、操作レバー(5)による出力は牽制される。
請求項1に記載の発明は、車体(1)が大きく傾斜した際には、操作レバー(5)を操作してもローダアーム(3)またはバケット(4)を過度に下降、乃至ダンプさせて地面に押圧させることが無くなり、バケット(4)の損傷を防止することができる。また車体1前部を浮上させて横転するのを未然に防止することができる。
以下、この発明を図例に基づいて説明する。
フロントローダは、四輪駆動形態のトラクタ車体1の前部において、先端にダンプ可能のバケット4を有したローダアーム3を昇降回動可能に装着した形態である。前記トラクタの車体1は、左右一対の前輪10、後輪11を軸装して、前部ボンネット12内のエンジン13からの連動によって駆動する構成としている。また前記前輪10は、ダッシュボード14上のステアリングハンドル15によって左右に操向する形態である。ステップフロア16の後部にはシートフロア17上中央部に操縦席18を設け、この横側のフェンダ19部との間には前記ローダアーム3等を昇降するための操作レバー5や、その他変速等の操作レバー20等を配置する。
又、車体後部には、操縦席18後部上を保護するロプス21や、車体1の後方に連結する各種作業機を昇降するための三点リンク機構、及びこれを昇降するリフトアーム22等が設けられる。
前記車体1前端部に位置して取付けられるフロントアクスルブラケット26には、上側にエンジン13が搭載され、下側にはフロントアクスルハウジング27がセンタビボット28周りにローリング揺動自在に支持される。このフロントアクスルブラケット26の後端部でダッシュボード14の左右両側部において、正面視門形状のローダブラケット29を着脱可能に取付け、このローダブラケット29にローダアーム3の基部を横方向の支持軸30で昇降A自在に支持する。ローダアーム3の前端部にバケット4が、バケット軸31の周りに掬い角B、及ダンプ角Cを変更可能にして起伏回動自在に支持取付される。このローダアーム3中間部の左右両側部には、前記ローダブラケット29との間にわたって左右一対の昇降シリンダ32が設けられる。この昇降シリンダ32の伸縮によって、ローダアーム3を支持軸30の周りに昇降A回動して、先端部のバケット4を昇降する。
またローダアーム3の先端側上部には、バケット4の後上縁部との間にわたってダンプシリンダ33を設け、このダンプシリンダ33の伸縮によって、バケット4をバケット軸31の周りに回動させて、バケット4の掬い角B、及びダンプ角Cを起伏可能に設ける。
また前記ボンネット12で覆われるエンジンルームの左右両側下部には、通風自在のサイドカバー34が設けられ、前側には前照灯35、及びフロントグリル36等が設けられる。
このフロントローダの操作制御のためには、制御手段Cとして、トラクタ本体の運転作業制御用のメインコントローラ40の他に、ローダ作業制御用のサブコントローラ41を備える。このサブコントローラ41には、前記ジョイスティック式の操作レバー5の前後傾斜操作によってON、OFFされる昇降スイッチ42、43と、左右傾斜操作によってON、OFFされるダンプスイッチ44、45が接続される。更に、前記操縦席18に運転者が着座することによってONされるシートスイッチ46が設けられ、車体1の上部には、この車体1の前後傾斜、乃至左右傾斜を検出する傾斜センサ2が設けられて、これらシートスイッチ46や、傾斜センサ2が該サブコントローラ41の入力側に接続されれる。
またこのサブコントローラ41の出力側には、昇降シリンダ32に油圧を供給する油圧回路の昇降制御弁ソレノイド47、48や、ダンプシリンダ33に油圧を供給する油圧回路のダンプ制御弁ソレノイド49、50を設ける。メインコントローラ40による操作制御によってトラクタの前後進走行の運転を行いながら、サブコントローラ41による操作制御によって、バケット4の昇降と、前後傾倒角度を操作してローダ作業を行うことができる。
前記傾斜センサ2が一定以上の傾斜角を検出することによって、操作レバー5の操作によるバケット4の作動を牽制する構成とする。ローダ作業において、車体1の傾斜センサ2による左右方向の傾斜角、乃至前後方向の傾斜角が一定の限度内であるときは、操作レバー5の下げ方向の操作によって昇降スイッチ43をONして、昇降制御弁の下げ方向ソレノイド48を出力して昇降シリンダ32を短縮し、ローダアーム3を下降させてバケット4を下降接地させることができる。
また操作レバー5の右側へ傾斜操作する下げ方向操作によって、ダンプスイッチ45をONして、ダンプ制御弁の下げ方向ソレノイド50を出力してダンプシリンダ33を伸長し、バケット4自体をバケット軸31の周りに下げ方向へ回動させて接地押圧させることができる。このため図2のように車体1の前部がバケット4で支持されて前輪10が宙Dに浮上することがある。
しかしながら、前記傾斜センサ2による傾斜検出角が所定量を越えて変化したときには、操作レバー5をこれら下げ方向に操作しても、これら各下げ方向ソレノイド48、50への出力が行われないで、それ以上のバケット4の下降や下方回動を牽制する。このため前記車体1の前輪10が地面から浮上Dすることが少くなり、例え浮上Dしたとしても低くすることができる。
このようにバケット4が下降されたり、地面E近くで下げ方向へ回動されて、地面Eを押圧して、前輪10がこの地面Eから浮上すると、車体1やフロントローダ作業機装置全体が、これらバケット4と後輪10とによって接地支持される。このためこれらの接地面が左右等に大きく傾斜した地面形態であるときは、車体1が横転し易い状態となるが、このときは傾斜センサ2の検出によってバケット4による接地支持力の強化が牽制されて、前輪10による接地支持力をも維持する状態となって、安定したローダ作業を行うことができる。バケット4が過度に地面に押圧されないため損傷を受けることが少なく、車体1の横転等を未然に防止する。
また前記トラクタでは、前記シートスイッチ46が、運転者の搭乗を検出しているときは、操作レバー5によるローダ作業を可能とするが、運転者が搭乗しないときは、シートスイッチ46がOFFの状態にあって、操作レバー5を操作してもローダ作用を行わせない構成となっている。これにより、この操作レバー5が不用意に動かされたとしてもローダアーム3やバケット4が動かないため、安全を図ることができる。
次に、主として図4に基づいて、前記トラクタのエンジンルーム周りについて説明する。
トラクタのフロントグリル36や、サイドカバー34の通気部を発泡通気性のウレタンネットからなる防塵ネット55、56で被覆する構成としている。養鶏場等でのトラクタ作業のように羽毛等の多量に飛散する場所での作業では、通常のフロントグリルや、サイドカバーでは短時間で目詰りを起し易く、エンジンのオーバヒートを起し易い。このため、該防塵ネット55、56で覆うことにより該羽毛類の吸引付着を少くすると共に、表面に付着羽毛類の掃除を容易に行うことができる。
またこの防塵ネット55、56は、発泡ウレタン製で形成し、表面を略波形状の凹凸面に形成している。防塵ネット55、56の周縁部に沿ってトリム57、58を形成して、フロントグリル36や、サイドカバー34の吸気口部の外周縁部に密着させている。またこの防塵ネット55、56のトリム57、58部には、フロントグリル36や、サイドカバー34部に係止するクリップ59を設けることも可能である。フロントグリル36部を覆う防塵ネット55には、前照灯35を露出させるランプ穴60を形成し、このランプ穴60の周縁にもトリム57を形成する。前記フロントグリル36の上部中央にはオーナメント61が形成されている。
また図5に示すように、トラクタのボンネット12の前端縁部は、この下方に取付ける防塵ネット55との間に、中央部のオーナメント61とこの左右両側部の前照灯35とを配置する構成としている。そしてこの防塵ネット55の外周縁を取付けるための取付ステー64を平面視コ字状形態に形成したものである。これにより、これらオーナメント61及び前照灯35と、この上下のボンネット12前縁、及び取付ステー64上縁との関係位置や間隙等が設定し易く、間障の大小変化を生じ難く、均一化し易くできるものである。
また前記取付ステー64の内周部に形成されるフロントグリル36は、この取付ステー64の前面に沿って重合される防塵ネット55の外周縁部に、押え縁プレート65を重合して、クリップピン66をこの押えプレート65からフロントグリル36部、又は取付ステー64部のピン穴67に嵌合させて係止する。
また前記サイドカバー34は、エンジンルームの左右両側部に着脱可能に設け、この排風口68部には、目抜プレート形態等のネット69を取付けている。この排風口68の前部には、エンジンルーム内面側に沿って前記防塵ネット56を重合させて取付けたものである。これらサイドカバー34の排風口68周縁部と、これに嵌合するネット69周縁部と、防塵ネット56周縁部とは、エンジンルーム内側へ適宜に起立させて、これら起立周縁部70にトリム58を嵌合させて固定する構成としている。
次に、主として図6、図7に基づいて、エンジンルーム内に設けられるラジエータ75の前側に沿わせて着脱自在に設けるラジエータネット76の下端部に、ごみ受ケース77を一体構成とし、エンジンルーム74から横側へ引出可能にして掃除し易くしている。ラジエータ75の前側には導風ケース78が設けられて、フロントエンジンルーム79側からラジエータネット76やラジエータ75等を介して前記エンジン13側へ冷却風を案内する。この導風ケース78の後端部にラジエータネット76の上下端縁を支持させて、横方向へ引出、差込可能に構成している。
このラジエータネット76の前側下端に沿って樋状のごみ受ケース77が形成される。このごみ受ケース77の一側端は開放部80を形成して、収容されたごみの掻出、排出を行い易くしている。このごみ受ケース77をも、ラジエータネット76と同様のネット構成として、通風性を良孔にしている。前記フロントエンジンルーム79には、バッテリや、エアクリーナ81、リザーブタンク82等を配置している。
次に、主として図8に基づいて、前記ラジエータネット76の前面に沿って、適宜の間隔部85を形成して、オイル冷却用のコンデンサネット86を一体構成し、メンテナンス性を高めるものである。このラジエータネット76とコンデンサネット86との間の間隔部85の底部は開放部87を形成して、この間隔部85内を落下するごみの排出を行い易くしている。このコンデンサネット86はラジエータネット76と共に横側へ移動させて着脱することができる。又、この間隔部85にはコンデンサ87を設けることができる。ラジエータネット76横側の導風ケース78に一体のブラケット88にコンデンサ87を取付けて、ラジエータネット76とコンデンサネット87のみを抜き差しして着脱できる構成としている。
(A)フロントローダを備えたトラクタの側面図。(B)操縦席の平面図。 その作用状態を示す側面図。 その操作制御のブロック図。 エンジンルームのフロントグリル部の斜視図。 その一部別例を示す分解斜視図と、一部の断面図。 ラジエータ部の側面図。 その正面図と、ラジエータネット部の斜視図。 一部別例を示すラジエータネット部の正面図と、側面図。
符号の説明
C 制御手段
1 車体
2 傾斜センサ
3 ローダアーム
4 バケット
5 操作レバー

Claims (1)

  1. トラクタ車体(1)の傾斜を検出する傾斜センサ(2)と、ローダアーム(3)の昇降及び前記ローダアーム(3)先端部のバケット(4)の姿勢を操作する操作レバー(5)とを有するフロントローダであって、前記操作レバー(5)による制御出力中に前記傾斜センサ(2)により一定量を超える傾斜変化量を検出することによって、前記操作レバー(5)の操作による制御出力を牽制する制御手段(C)を備えたことを特徴とするフロントローダのバケット操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083106A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械のフィルタ装置

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