JP2007030109A - クーラント供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の洗流か所で個別にクーラントの供給量を簡単に調節する。
【解決手段】 クーラント供給装置、複数の洗流か所W1〜W3にクーラントを供給する供給装置であって、クーラントを溜めるためのタンク21と、タンク21に吸込側が接続されているポンプ22と、洗流か所W1〜W3に対応するようにポンプ22の吐出側からの流路を複数の流路に分岐するマニホールド23と、分岐流路の少なくとも1つに備えられている開閉弁51〜53と、設定時間を経過すると対応する開閉弁51〜53をON・OFFするONタイマ61〜63およびOFFタイマ71〜73とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 クーラント供給装置、複数の洗流か所W1〜W3にクーラントを供給する供給装置であって、クーラントを溜めるためのタンク21と、タンク21に吸込側が接続されているポンプ22と、洗流か所W1〜W3に対応するようにポンプ22の吐出側からの流路を複数の流路に分岐するマニホールド23と、分岐流路の少なくとも1つに備えられている開閉弁51〜53と、設定時間を経過すると対応する開閉弁51〜53をON・OFFするONタイマ61〜63およびOFFタイマ71〜73とを備えている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えば、工作機械において、機械内に堆積した切粉を洗流するために洗流か所にクーラントを供給する供給装置に関する。
工作機械の加工室および切粉回収トイ等に堆積する切粉を、クーラントを使用して洗流する場合、クーラントポンプから複数の吐出口に配管を分岐して、クーラントポンプのON/OFFによって複数の吐出口から同時に吐出している。そのため、各吐出口から洗流に必要な流量を確保するには、ポンプ能力を大きくするか、若しくは、ポンプを増設する必要がある。
逆に、限られたクーラントポンプの個数、能力の範囲で複数の洗流場所に同時に切粉洗流クーラントを吐出すると、分配された個々の吐出量は少なく、堆積した切粉を十分に洗流することができない場合がある。
ポンプ能力を大きくしたり、増設する場合、コストが高くなる。さらに、クーラントタンク上にポンプを増設するスペースが無い場合、タンクも新規に設計する必要がある。
また、堆積する切粉の量は場所により様々であり、加工の内容によっても変化するため、各吐出口に付けられた流量調整コックにより、流量を調整する必要があるが、流量調整コックは機械の内部または背面側にあることが多く、作業者が洗流の状態を確認しながら調整するには手間が掛かる。
一方、複数のクーラント洗流か所へ、単一の容積形液圧ポンプでクーラントを供給する場合、液圧ポンプをインバータ制御モータによって可変速駆動することによって使用量に見合ったクーラントをモータから吐出させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来装置によれば、クーラントの全体の供給量の調節は可能であるが、個々の洗流か所で個別に供給量を調節することは不可能である。
特開平7−127565号公報
この発明の目的は、複数の洗流か所で個別にクーラントの供給量を簡単に調節することのできるクーラント供給装置を提供することにある。
この発明によるクーラント供給装置は、複数の洗流か所にクーラントを供給する供給装置であって、クーラントを溜めるためのタンクと、タンクに吸込側が接続されているポンプと、洗流か所に対応するようにポンプの吐出側からの流路を複数の流路に分岐する分岐手段と、分岐流路の少なくとも1つに備えられている開閉弁と、設定時間を経過すると対応する開閉弁をON・OFFするONタイマおよびOFFタイマとを備えているものである。
この発明によるクーラント供給装置では、ONタイマおよびOFFタイマの設定時間を設定するだけの簡単な操作によって、切粉が堆積し易い洗流か所には常時若しくは長い時間クーラントを供給し、堆積量が少ない洗流か所では短い時間供給するようにすることにより、能力の小さいポンプで効率良く切粉を洗流することができる。また、切粉洗流用ポンプを複数使用している場合、ポンプの個数を減らすことも可能である。とくに、タンク上のポンプ設置面積が限られている場合、有効である。作業者が切粉の洗流状況を確認しながら操作盤上でタイマの設定を行えるから、作業効率が向上する。
さらに、クーラント供給装置に、分岐流路の合算流量が、単位時間当たり常時一定以下となるようにONタイマおよびOFFタイマを制御する制御手段が備わっていると、ポンプを一定の回転数で運転することができ、モータの複雑な制御を必要としない。
この発明によれば、複数の洗流か所で個別にクーラントの供給量を簡単に調節することができる。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1を参照すると、工作機械本体11と、これに併設されているクーラント供給装置12とが示されている。
工作機械本体11には第1〜第3洗流か所W1〜W3が設けられている。第1洗流か所W1は、例えば、切粉回収トイである。切粉回収トイは、クーラントが常時供給されるべきか所である。第2洗流か所W2および第3洗流か所W3は、工作機械の構造や加工する工作物の形状などに応じて適宜設定されるべき場所であり、ここでは第2洗流か所W2は常時吐出する必要はないものの一定時間の適正な流量を要するか所、第3洗流か所W3は、部分的に短時間の吐出で洗流可能なか所とする。
クーラント供給装置12は、クーラントを溜めているタンク21と、タンク21上に装備されているポンプ22と、ポンプ22から吐出させられるクーラントを3つの流路に分岐するためのマニホールドブロック23とを備えている。
ポンプ22は、吸込口22aおよび吐出口22bを有している。吸込口22aにはタンク21内を垂直にのびている吸上パイプ31の上端が接続されている。吐出口22bには吐出パイプ32の入口端が接続されている。
マニホールドブロック23は、1つの入口23aと、これに、入口には図示しない3つの分岐通路を介してそれぞれ接続されている3つの第1〜第3出口23b1〜23b3を有している。入口23aには吐出パイプ32の出口端が接続されている。第1〜第3出口23b1〜23b3からは、第1〜第3分岐パイプ41〜43が第1〜第3洗流か所W1〜W3に向かってのびている。第1〜第3分岐パイプ41〜43には、第1〜第3出口23b1〜23b3に近接して、第1〜第3電磁弁51〜53が備えられている。
第1〜第3電磁弁51〜53には第1〜第3ONタイマ61〜63および第1〜第3OFFタイマ71〜73が接続されている。第1〜第3ONタイマ61〜63および第1〜第3OFFタイマ71〜73は、制御装置81によって制御される。制御装置81によってタイムアップの時間が設定される。設定時間が経過すると、第1〜第3ONタイマ61〜63は対応する電磁弁51〜53をONにし、第1〜第3OFFタイマ71〜73は対応する電磁弁51〜53をOFFにする。
ここで、電磁弁51〜53をON・OFFさせることにより、各洗流か所W1〜W3へのクーラント供給動作のパターンを一例として、説明する。
1つのワークの加工時間を180秒とし、これをサイクルタイムとして、繰り返し加工作業を行うものと想定する。
図2に示すように、各タイマのタイムアップ時間を設定する。第1ONタイマ61には0秒、第1OFFタイマ71には180秒、第2ONタイマ62には20秒、第2OFFタイマ72には160秒、第3ONタイマ63には160秒、第3OFFタイマ73には20秒をそれぞれ設定する。このように設定すると、第1電磁弁51は180秒経過すると、OFFとなるが、直ちに、ONとなることにより、第1出口23b1からは常時クーラントが流出させられる。第2電磁弁52は160秒経過後にOFFとなり、その後、20秒経過すると、再び、ONとなる。第3電磁弁53は、160秒経過後にONとなり、その後、20秒経過すると、再び、OFFとなる。
3つの出口23b1〜23b3のうち、選択された2つの出口23b1、23b2または23b3からクーラントが常時流出させられることになる。そのため、ポンプ22から吐出させられるクーラントの量は、常に一定のままである。
ここで、各タイマ61〜63、71〜73の動作は、切粉洗流ONのMコードを加工プログラム上に記述しておくことにより、加工時には随時加工プログラムが読み込まれ、切粉洗流ONのMコードが読み込まれると各タイマ61〜63、71〜73が各々独立して動作するようにすることができる。
なお、本実施形態では、ポンプ22を1個とし、洗流か所をW1〜W3の3か所として説明しているが、実施においては、洗流か所を2か所以下或いは4か所以上として各々に電磁弁およびタイマを設けたり、必要に応じてポンプの数を多くさせても良い。
また、本実施形態では、第2洗流か所W2および第3洗流か所W3のON・OFFが逆になっていることにより流量の和を一定としているが、より多くの洗流か所を有する場合などでは、全体の流量が一定または一定以下であれば、例えば第2洗流か所W2と第3洗流か所W3が同時に吐出することも可能である。
21 タンク
22 ポンプ
23 マニホールド
51〜53 電磁弁
61〜63 ONタイマ
71〜73 OFFタイマ
W1〜W3 洗流か所
22 ポンプ
23 マニホールド
51〜53 電磁弁
61〜63 ONタイマ
71〜73 OFFタイマ
W1〜W3 洗流か所
Claims (2)
- 複数の洗流か所にクーラントを供給する供給装置であって、クーラントを溜めるためのタンクと、タンクに吸込側が接続されているポンプと、洗流か所に対応するようにポンプの吐出側からの流路を複数の流路に分岐する分岐手段と、分岐流路の少なくとも1つに備えられている開閉弁と、設定時間を経過すると対応する開閉弁をON・OFFするONタイマおよびOFFタイマとを備えているクーラント供給装置。
- 分岐流路の合算流量が、単位時間当たり常時一定以下となるようにONタイマおよびOFFタイマを制御する制御手段を備えている請求項1に記載のクーラント供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218342A JP2007030109A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | クーラント供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218342A JP2007030109A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | クーラント供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007030109A true JP2007030109A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37789977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005218342A Pending JP2007030109A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | クーラント供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007030109A (ja) |
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2005
- 2005-07-28 JP JP2005218342A patent/JP2007030109A/ja active Pending
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