JP2007029500A - 防水靴の裏材 - Google Patents

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Abstract

【課題】縫合箇所が少なく、縫合部分の長さも短く、これにより、接合部の縫着に要する作業と時間を従来に対して節約することが出来る。また、各縫合部分は防水テープの貼着作業が短くてすみ、防水効果を高めることができる防水靴の裏材を提供する。
【解決手段】裏材1の足裏部を爪先から踵にかけて長手方向に縦割りし、かつ内甲側側面部を前後に横割りして、足裏爪先部2aを有する爪先相当部2と、足裏踵部3aを有した側面相当部3とを連接された裏布裁断パターンからなる。爪先相当部2は足裏爪先部2aの側縁と接合される接合縁S1が形成され、側面相当部3には内甲側爪先相当部と接合される接合縁S2を形成し、また足裏踵部3aの側縁と接合される接合縁S3が形成される。これら爪先相当部2と側面相当部3との接合縁を縫合すると共に、これら縫合部を覆って防水テープ8を貼り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水靴の裏材に関するものである。
従来、防水機能を備えた防水靴には防水素材の裏材が内装されているが、裏材は1枚または複数の部材を裁断し、それらの部材を縫合して袋状の裏材としている。複数の部材から構成してなる裏材は、例えば特開2002−142808に示すように、裏材を前後に横分割した爪先裁断部材と踵裁断部材とで形成し、この爪先裁断部材を、前記裏材の底部分を爪先・踵を結ぶ方向で縦分割するとともに、左右の甲被部分を一体に連結した形状とし、この踵裁断部材を、前記裏材の底部分を爪先・踵を結ぶ方向で縦分割するとともに、左右踵部分を一体に連結した形状とする一方、これら爪先裁断部材と踵裁断部材の上記縦横分割部を縫合するとともに、これら縫合部を覆って防水テープを貼着することが開示されている。
また、1枚から部材から構成される裏材としては、例えば特開昭59−160401で示すように、足裏素材の両側に側片部を一体に形成した基体を防水透湿層をもった単一素材で形成し、該素材片によって足部全般を被包する内装基体を形成し、該内装基体に外被部体を覆着した靴が開示されている。
特開平2002−142808号公報 特開昭59−160401号公報
ところが、複数の部材から構成してなる裏材は、縫合箇所が多く、また各縫合部分が長くなり、そのため縫合作業に手間がかかるとともに各縫合部分から水が浸入しやすかった。また、縫合部分にはテープ貼りして水の浸入を防止するようにするが、縫合部分が多すぎるためテープ貼り作業が大変であり、テープが剥がれ易く、防水機能が低下する。また、1枚から部材から構成される裏材は、足の形状にあわせた側片部材とすることが困難で、特に足の甲回りの形状を平面形状に展開して裁断することが難しく履き心地が悪いという問題点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされてものであって、裏材本体を1枚で形成して縫合箇所が少なく縫合部分が短くなるようにすると共に、防水テープ貼り作業を楽にして作業性を向上させるとともに防水効果も一段と高めるようにし、さらには一層の履き心地を向上させるようにした防水靴の裏材を提供しようとするものである。
本発明は、上記従来技術が有する課題を解決するため、本発明の裏材は裏材本体を1枚の防水素材で形成し、その防水素材の接合縁を縫合し袋状した裏材であって、該裏材の足裏部を爪先から踵にかけて長手方向に縦割りし、かつ内甲側側面部を前後に横割りして、足裏爪先部を有した爪先相当部と、踵部を形成し足裏踵部を有した側面相当部とを連接させた裏布裁断パターンからなり、爪先相当部は爪先先端に切り込み部を形成すると共に、縦割りされた爪先足裏部の側縁と接合される接合縁が形成され、側面相当部には横割りされた内甲側爪先相当部の側縁と接合される接合縁を形成し、踵部には切り込み部を形成すると共に縦割りされた足裏踵部の側縁と接合される接合縁が形成され、これら爪先相当部と側面相当部との接合縁を縫合すると共に、これら縫合部を覆って防水テープを貼着してなることを要旨とする。
本発明の1枚の防水素材によって形成した裏材によれば、縫合箇所が爪先外周部、踵外周部、足底部と内甲側面部だけである。従って、本発明は縫合箇所が少なく、縫合部分の長さも短く、これにより、接合部の縫着に要する作業と時間を従来に対して節約することが出来る。また、各縫合部分は防水テープの貼着作業が短くてすみ、防水効果を高めることができる。
さらには、爪先部材と側面部材との縫合部が内甲側だけに位置し外甲側にはないので、足当たりがなく一層履き心地を向上できるとともに靴の外観を高めることができるようになる。
以下、本発明の防水靴の裏材の一実施例について、図面に基づき説明する。図1は裏材の展開図、図2はその裏材の外観斜視図、図3は裏材の縫合部における断面図である。
本発明の防水靴の裏材1は図1に示すように1枚の防水素材で形成される。そして、裏材1はその防水素材の接合縁を縫合して袋状とし、靴の裏側に装着されるものである。
この裏材1では図1及び図2に示すように足裏底部を爪先から踵にかけて長手方向に縦割りすると共に、内甲側の側面部を前後に横割りして、足裏爪先部2aを有した爪先相当部2と、足裏踵部3aを有した側面相当部3との連接された裏材裁断パターンからなる。この裏材1の内甲側の側面部を前後に横分割する接合縁S2は、いずれの位置でもよいが、足裏底部の不踏部から履き口前方の切欠部にかけて斜めに横分割すれば、裏材の縫合部が足の内側不踏部位置となり、足あたりがなくなる。
このような裏材を構成する爪先相当部2は、裏材の足裏部を爪先から踵にかけて長手方向に縦割りし、その左右に足裏爪先部2aを一体にした形状とする。また爪先相当部2の先端には略V字形状の切り込み部4が形成される。足裏爪先部2aの爪先外周は爪先の外形に沿って円弧状に形成される。よって、爪先相当部2は足裏爪先部の側縁に接合する接合縁S1として縫合部が形成され、足の爪先形状に立体的に沿うように形成することができる。
また、裏材を構成する側面相当部3は、裏材の足裏底部を爪先から踵にかけて長手方向に縦割りし、踵を覆うような形状とすると共に、前記爪先相当部2の側縁と接合される接合縁S2が形成される。また踵部5の踵後端には略杯形状の切り込み部6が形成され、足裏踵部3aの踵外周部には踵の外形に沿って円弧状に形成され、踵部を足の踵形状に立体的に沿うようにすることができる。側面相当部3は、縦割りされた足裏踵部3aの側縁と接合される接合縁S3が形成され、また側面相当部3の踵後部には縫合部がないことから、縫い目が当たることが無く履き心地が良好となる。
そして、このような爪先相当部2と側面相当部3と連接一体に構成される裏材1は、上記縦横分割、切り込み部が形成された裏材の接合縁(S1、S2、S3)における縫合部を縫糸7で千鳥縫い又はオーバーロック縫いにより縫合され、袋状の裏材が作られる。縫糸7は防水性を備えたポリエステル糸や撥水又は防水加工された糸を使用すると、縫糸を通して水の浸入が防止されるので好適である。作られた袋状の裏材は、縫合部の縫い目に防水テープ8が貼られて水の浸入が防止される。
裏材1は図3に示すように表面からポリウレタン系熱可塑性エラストマーフィルム(TPU)1a、トリコット生地1b、スポンジ1c、布帛1dの順に積層し、それぞれ公知の方法で接着したものである。このような積層された裏材であれば、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーフィルム(TPU)1aがトリコット生地1bにより補強され、またスポンジ1c、布帛1dによりクッション性及び断熱性が向上するので、特に防水機能を有した防寒靴には最適である。
防水テープ8は、ウレタン樹脂などからなる熱可塑性樹脂テープや裏材表面素材と同じ素材からなるポリウレタン系熱可塑性エラストマーテープが使用でき、縫い目を覆うように裏材のポリウレタン系熱可塑性エラストマーフィルムに熱融着させて貼り付けられる。このような防水テープ8は、伸縮性を有するため縫合部が破損されることがなく、また防水テープの貼付作業が容易で短時間ですみ、簡略化を図ることができる。以上のように本発明によれば、裏材の縫合部が従来に比べて少ないため、足あたりがなく履き心地が良好で、靴への水の浸入を確実に防止できる裏材を提供できる。
本発明の防水靴の裏材の一実施例の展開平面図である。 本発明の防水靴の裏材の外観斜視図である。 本発明の防水靴の裏材の縫合部における断面図である。
符号の説明
1 裏材
2 爪先相当部
2a 足裏爪先部
3 側面相当部
3a 足裏踵部
4 切り込み部
5 踵部
6 切り込み部
7 縫糸
8 防水テープ
S1 S2 S3 接合縁

Claims (1)

  1. 裏材本体を1枚の防水素材で形成し、その防水素材の接合縁を縫合し袋状した裏材であって、該裏材の足裏部を爪先から踵にかけて長手方向に縦割りし、かつ内甲側側面部を前後に横割りして、足裏爪先部を有した爪先相当部と、踵部を形成し足裏踵部を有した側面相当部とを連接させた裏布裁断パターンからなり、爪先相当部は爪先先端に切り込み部を形成すると共に、縦割りされた爪先足裏部の側縁と接合される接合縁が形成され、側面相当部には横割りされた内甲側爪先相当部の側縁と接合される接合縁を形成し、踵部には切り込み部を形成すると共に縦割りされた足裏踵部の側縁と接合される接合縁が形成され、これら爪先相当部と側面相当部との接合縁を縫合すると共に、これら縫合部を覆って防水テープを貼着してなることを特徴とする防水靴の裏材。
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