JP2007028954A - 草刈機及びブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】 背丈の低い草を除去する際の安全性を向上させることができる草刈機及びブラシを提供する。
【解決手段】 基体21とこの基体21から延出して設けられたブラシ毛22とを有したブラシ5を、ブラシ毛22の基体21側を上、ブラシ毛22の先端部側を下にした状態で、モータ9の駆動力により回転駆動し、回転するブラシ毛22によって草を刈るようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、草刈機及びこの草刈機に用いられるブラシに関する。
従来、草刈機として、回転刃を回転させて草を刈る草刈機(例えば、特許文献1,2参照)、回転体に対してブラシ毛が放射状に取り付けられて構成されたブラシを水平軸回りに回転させて草を刈る草刈機(例えば、特許文献3,4参照)、鋏構造によって草を刈る草刈機等が知られている。
特開平5−276832号公報 実開昭60−168305号公報 特公昭58−39489号公報 実開平7−30612号公報
このような草刈機で背丈の低い柔らかい草を刈る場合には、草刈機を地面に近接させて動作させるが、この場合、回転刃や鋏構造によって草を刈る草刈機では、刃が地面上の石に当たって欠けるおそれがある。また、ブラシを水平軸回りに回転させる草刈機においては、地面上の石を跳ね上げて飛ばすおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、背丈の低い草を除去する際の安全性を向上させることができる草刈機及びブラシを提供することである。
請求項1に記載の発明の草刈機は、駆動源と、基体とこの基体から延出して設けられたブラシ毛とを有し、前記ブラシ毛の前記基体側を上、前記ブラシ毛の先端部側を下にした状態で、前記駆動源の駆動力により回転駆動されて前記ブラシ毛によって草を刈るブラシと、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機において、前記ブラシ毛の先端部は、屈曲されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機において、前記ブラシ毛の表面には、複数の突起が設けられている。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機において、前記ブラシ毛は、該ブラシ毛の軸方向に沿って連続した波形状に形成されている。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機において、前記ブラシは、前記ブラシ毛の撓みを規制する規制プレートを有する。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機において、前記駆動源の駆動力を用いて前記ブラシを自転及び公転させる変換機構を備える。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機において、前記ブラシ毛として、前記ブラシの内周部に配設された金属製ブラシ毛と、前記ブラシの外周部において前記金属製ブラシ毛を囲繞する位置に配設された樹脂製ブラシ毛とが設けられている。
請求項8に記載の発明のブラシは、草刈機本体に取り付けられる基体と、この基体から延出して設けられたブラシ毛と、を備え、前記ブラシ毛の前記基体側を上、前記ブラシ毛の先端部側を下にした状態で回転駆動されて前記ブラシ毛によって草を刈る。
請求項1,8に記載の発明によれば、ブラシ毛が地面上の石を跳ね上げることが抑制され、また、ブラシ毛は刃に比べて石に当たっても欠け難いので、背丈の低い柔らかい草を除去する際の安全性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ブラシ毛の先端部が草の葉や茎に絡み易くなり、これにより、効率良く草を除去することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ブラシ毛が草野の葉や茎に絡み易くなり、これにより、効率良く草を除去することができる。また、突起によって草に傷を付けることができ、傷をつけた草をその状態で放置しても自然にその草は枯れるので、効率良く草を除去することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ブラシ毛が草野の葉や茎に絡み易くなり、これにより、効率良く草を除去することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ブラシ毛の広がり過ぎを抑制することができるので、草除去性能を維持することができる。また、ブラシ毛の塑性変形が抑制されるので、長期間、ブラシ毛の形状を正常に維持することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ブラシ毛が自転と公転とをして草を刈るので、草除去性能を更に向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、金属製ブラシ毛によって、草へ比較的大きなダメージを与えることができるので、草除去性能を更に向上させることができ、また、金属製ブラシ毛が樹脂製ブラシ毛に囲繞されているので、金属製ブラシ毛だけを用いる場合に比べて安全性を向上させることができる。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる草刈機を示す縦断側面図、図2は、草刈機を示す底面図である。
図1及び図2に示すように、草刈機1は、草刈機本体2と、この草刈機本体2に回転自在に取り付けられた草刈回転体3とから構成されている。草刈機1は、概略的には、草刈回転体3に設けられた回転刃4によって比較的丈の長い草を刈り、草刈回転体3に設けられたブラシ5によって比較的丈の短い草を刈る構造である。
草刈機本体2には、下面開口の筐体6が設けられている。筐体6には、その後端部に操作桿7が設けられると共に、その左右の側部に車輪8が回転自在に設けられている。また、筐体6の内部には、草刈回転体3を回転駆動する駆動源であるモータ9と、このモータ9に電力を供給する電源10とが設けられている。なお、電源10は、その一部が筐体6の外部に突出している。そして、この筐体6の内部における下部に、草刈回転体3が設けられている。
筐体6の下端位置は、地面Aから所定の高さに設定されている。筐体6の下端部には、筐体の内部の草刈回転体3に草を導入するための下端開口のスリット6aが設けられている。
操作桿7は、回転部11によって上下方向に角度調整自在に設けられている。また、操作桿7は、伸縮自在であり、これにより長さ調整自在となっている。操作桿7の上端部には、始動スイッチ12、安全ロックスイッチ13などから構成される操作部14が設けられている。
モータ9は、上下方向を軸方向とするモータ軸(図示せず)に回転運動を発生するものであり、ギヤユニット15を介して草刈回転体3に連結されており、草刈回転体3を回転駆動する。ここで、草刈回転体3の回転数は、例えば1000rpm〜5000rpmとされている。
草刈回転体3は、回転刃4と、この回転刃4の下面に着脱自在に取り付けられたブラシ5とから構成されており、ギヤユニット15の上下方向に沿った軸16に固定されている。
回転刃4は、水平な円盤状に形成されると共にその外周部に刃4aが突出形成されている。この回転刃4は、その中央部が軸16に貫通された状態で軸16に固定されている。
ブラシ5は、基体21と、この基体21の下部に植毛されて基体21から下方に延出して設けられたブラシ毛22とを有している。即ち、このブラシ5は、ブラシ毛22の基体21側を上、ブラシ毛22の先端部側を下にした状態で配置されており、この状態でモータ9の駆動力によって回転駆動される。
基体21は、回転刃4よりも小さい径の水平な円盤状に形成されると共に、その中央部が軸16に貫通された状態で軸16に固定されている。この基体21は、ネジ構造17によって回転刃4と軸16とに固定されている。
ブラシ毛22は、直状に形成されると共に、その表面には、微小な凹凸(図示せず)が形成されている。ブラシ毛22は、具体的には、その太さが例えば1.0mm〜1.2mmに形成されている。ここで、本実施形態では、ブラシ5が刈る草である比較的丈の短い草として、地面Aから5mm〜50mm程度の高さの草を対象とされており、これにより、ブラシ毛22における基体21から突出した部分の長さは、20mm〜35mmに設定されている。ブラシ毛22は、ナイロンを主原料として、強化剤としてのガラス繊維と、研磨剤としての金属フィラーとが混入されて構成されている。ガラス繊維は、20%〜30%の割合で混入されている。このブラシ毛22は、金型を用いて成形される。
ブラシ毛22は、複数本が束ねられて、毛束23を構成しており、この毛束23が複数個設けられている。本実施形態では、毛束23は、軸16回りに等間隔に4個配置されている。
このような構成において、始動スイッチ12がONされると、モータ9がギヤユニット15を介して草刈回転体3を回転駆動する。そして、回転する回転刃4が刃4aによって比較的丈の長い草を刈り、回転するブラシ5がブラシ毛22によって比較的丈の短い草を刈る。
ブラシ5による草刈を詳しく説明する。回転するブラシ毛22を草に当てると、比較的柔らかい草の場合には、ブラシ毛22が草に絡み付いてその草を引っ張りその草を刈る。一方、茎が硬かったり根の張りが強固な草の場合には、ブラシ毛22によって葉のみが刈られる場合がある。この場合、葉が刈られて茎だけとなった草が地面Aに残ってしまうが、このような草は自然と枯れるので、除草としては十分なものとなる。また、草の根が浅い場合や地面Aの土が軟らかい場合には、回転するブラシ毛22が土を掘り起こして、草を根こそぎ刈ることができる。そして、ブラシ5は、ブラシ毛22の基体21側を上、ブラシ毛22の先端部側を下にした状態で回転するので、ブラシ毛22による地面A上の石の跳ね上げが抑制され、また、ブラシ毛22は刃に比べて石に当たっても欠け難いので、よって、背丈の低い草を除去する際の安全性を向上させることができる。さらには、ブラシ毛22は、その可撓性によって、石に当たっても撓んで石を乗り越えることができるので、石があっても背丈の比較的低い草を除去することができる。
また、草刈機1に操作桿7が設けられていることにより、操作者が立った状態で草刈機1を運転することができるので、腰をかがめて作業しなければならい曲がり鎌を使用する場合に比べて、楽な作業姿勢で草を除去することができる。
また、ブラシ毛22に研磨剤が含まれていることにより、ブラシ毛22の表面の摩擦係数が研磨剤が無い場合に比べて向上しているので、回転するブラシ毛22による草へのダメージをより大きくすることができ、よって、効率良く草を刈ることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を図3ないし図5を参照して説明する。前記の実施形態と同じ部分は、同一符号で示し説明も省略する(以降の実施形態でも同じ)。図3は、実施形態にかかるブラシ5を示す側面図、図4は、本実施形態にかかる第1の変形例のブラシ5を示す側面図、図5は、本実施形態にかかる第2の変形例のブラシ5を示す側面図である。
本実施形態は、ブラシ5のブラシ毛22の形状が第1の実施形態に対して異なる。本実施形態のブラシ毛22の先端部は、J字状に屈曲されており、この屈曲部分は、草を引っ掛ける引掛け部31とされている。そして、これらのブラシ5は、引掛け部31がある一方向に向けられた状態で基体21に設けられている。このようなブラシ毛22は、ブラシ毛22を直状に型成形した後に屈曲形状のみを成形するのが、全体を同時に成形する場合に比べて、生産性が良く好適である。
ここで、第1変形例及び第2変形例のブラシ5を順に説明する。第1変形例の各ブラシ5は、引掛け部31が任意な方向に向いた状態で基体21に設けられている。
第2変形例のブラシ5は、ブラシ5の先端部がレ字状に屈曲されて引掛け部41が形成されている。
このような構成においては、ブラシ毛22の先端部が屈曲されているので、回転するブラシ毛22の先端部が草野の葉や茎に絡み易くなり、よって、効率良く草を除去することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態を図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態にかかるブラシ5を示す側面図、図7は、本実施形態にかかる変形例のブラシ5を示す側面図である。
本実施形態は、ブラシ5のブラシ毛22の形状が第1の実施形態に対して異なる。本実施形態のブラシ5のブラシ毛22の表面には、先端に向かうに従い細くなるトゲ状の突起51が複数形成されている。この突起51は、例えば、ブラシ毛22の成型時に同時に成型される。
ここで、変形例のブラシ5を説明する。本変形例のブラシ5のブラシ毛22の突起61は、繊維状に形成されている。この突起61は、ブラシ毛22の軸方向に対して垂直又は斜め上方に向けて突出させるのが好適である。この突起61の太さは、例えばブラシ毛22における突起61が無い部分の直径の1/2程度に設定されている。この突起61も、例えば、ブラシ毛22の成型時に同時に成型される。
このような構成においては、ブラシ毛22の表面に複数の突起51や61が設けられていることにより、突起51や61が設けられていない場合に比べて、ブラシ毛22の表面の摩擦係数が向上し、ブラシ毛22が草野の葉や茎にさらに絡み易くなり、よって、さらに効率良く草を除去することができる。また、突起51や61によって草により傷を付けることができるので、さらに効率良く草を除去することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態を図8を参照して説明する。図8は、本実施形態にかかるブラシ5を示す側面図である。
本実施形態は、ブラシ5のブラシ毛22の形状が第1の実施形態に対して異なる。本実施形態のブラシ5のブラシ毛22は、該ブラシ毛22の軸方向に沿って連続した波形状に形成されている。この波形状は、例えば、ブラシ毛22を成型するときに同時に形成される。
このような構成においては、ブラシ毛22が波形状に形成されていることにより、直線状のブラシ毛22に比べて草の葉や茎により絡み易くなると共に、草により傷を付けることができるので、より効率良く草を除去することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態を図9及び10を参照して説明する。図9は、本実施形態にかかるブラシ5を示す側面図、図10は、ブラシ5を示す底面図である。
本実施形態は、ブラシ5に撓み規制プレート71が設けられている点が前述した実施形態に対して異なるものであり、前述した何れの実施形態にも適用可能である。なお、図9及び図10には、第3の実施形態のブラシ5に適用した例が示されている。
規制プレート71は、ブラシ毛22の撓みを規制するものであり、基体21の下面に複数個(本実施形態では4個)が立設されている。これらの規制プレート71は、基体21の中心から放射状に配置されており、隣合う規制プレート71間には、毛束23が配置されている。規制プレート71は、ブラシ毛22の先端部が規制プレート71よりも下方に突出するように形成されている。ここで、規制プレート71の高さは、ブラシ毛22のうちの基体21から突出した部分の高さの1/3〜2/3が好適である。また、規制プレート71の材料は、ブラシ毛22の撓みを規制する強度が得られるものであれば良く、例えば、基体21と同じ材料であって良い。
このような構成においては、回転するブラシ毛22が草に当たることによるブラシ毛22の広がり過ぎを規制プレート71によって抑制することができるので、草刈性能を維持することができる。また、このとき、規制プレート71によってブラシ毛22の塑性変形が抑制されるので、長期間、ブラシ毛22の形状を正常に維持することができ、よって、草刈性能を長期間維持することができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態を図11を参照して説明する。なお、必要に応じて適宜他の図面を用いて説明する。図11は、本実施形態にかかるブラシ付近を部分断面で示す底面図である。
本実施形態は、ブラシ5が変換機構である遊星ギヤ機構81を介して軸16に連結され、ブラシ5が自転及び公転する点が、前述した各実施形態に対して異なる。本実施形態では、回転刃4(図1参照)の下面に遊星ギヤ機構81が設けられており、遊星ギヤ機構81の遊星ギヤ82にブラシ5が設けられている。
遊星ギヤ機構81は、回転刃4と軸16とに固定されそれらと共に回転する回転板83を有している。この回転板83の下方には、軸16と同心配置されると共に筐体6(図1参照)に固定されたリングギヤ84が設けられている。そして、4個の遊星ギヤ82が、リングギヤ84の内側に配置されている。これらの遊星ギヤ82は、回転板83の下面に軸85を介して回転自在に設けられてリングギヤ84と噛合わされている。したがって、この遊星ギヤ機構81では、軸16が回転すると回転板83が回転し、これにより、遊星ギヤ82が軸16の回りを公転しながら軸85回りに自転する。
ブラシ5は、遊星ギヤ82に一体に構成されている。即ち、ブラシ5の基体は、遊星ギヤ82によって構成されており、ブラシ毛22は、遊星ギヤ82の下部に植毛されて遊星ギヤ82から下方に延出して設けられている。また、本実施形態では、毛束23は、軸85回りに等間隔に4個配置されている。
また、本実施形態では、遊星ギヤ機構81の下部及び側部を覆うカバー86が設けられている。このカバー86には、ブラシ毛22が貫通した窓86aが形成されている。このカバー86は、軸16と共に回転するように設けられている。
このような構成において、モータ9(図1参照)によって軸16が回転されると、遊星ギヤ機構81の動作によって、ブラシ5が軸16の回りを公転しながら、軸85回りに自転する。このとき、ブラシ5は、その自転によって草の葉や茎に絡み、その公転によってその草を引きちぎるので、効率良く草を刈ることができる。
また、本実施形態では、遊星ギヤ機構81がカバー86によって覆われているので、リングギヤ84と遊星ギヤ82との噛合い部分に草や土が入ることを抑制することができる。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第7の実施形態を図12を参照して説明する。図12は、本実施形態にかかるブラシ5を示す底面図である。
本実施形態は、ブラシ5のブラシ毛22が前述した実施形態に対して異なるものであり、前述した何れの実施形態にも適用可能である。なお、図12には、第1の実施形態のブラシに適用した例が示されている。
本実施形態では、ブラシ5のブラシ毛として、ブラシ5の内周部に設けられた金属製ブラシ毛91と、ブラシ5の外周部において金属製ブラシ毛91を囲繞して設けられた樹脂製ブラシ毛92とが設けられている。より詳しくは、金属製ブラシ毛91、樹脂製ブラシ毛92は、それぞれ複数本が束ねられて、毛束93,94を構成しており、金属製ブラシ毛91からなる毛束93がブラシ5の内周部に複数個設けられ、樹脂製ブラシ毛92からなる毛束94がブラシ5の外周部に複数個設けられている。ここで、樹脂製ブラシ毛92は、例えばナイロン樹脂によって構成されている。
このような構成においては、金属製ブラシ毛91によって、草へ大きなダメージを与えることができるので、草刈性能を更に向上させることができる。また、この構成においては、金属製ブラシ毛91が樹脂製ブラシ毛92に囲繞されていることにより、金属製ブラシ毛91が切れた場合であっても、その切れた金属製ブラシ毛91が飛散することが樹脂製ブラシ毛92によって阻まれるので、金属製ブラシ毛91だけを用いる場合に比べて、安全性を向上させることができる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
例えば、上記実施形態では、刃4aが形成された回転刃4にブラシ5を設けた例を説明したが、例えば、鋏切り式回転刃を備えた草刈機のその鋏切り式回転刃にブラシ5を配置しても良い。
また、上記実施形態では、草刈機1として、回転刃4を備えた草刈機1を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、回転刃4を備えない草刈機であっても良い。
また、ブラシ5を回転駆動する駆動源としてモータ9を例に説明したが、駆動源としては、例えばガソリンエンジンなどの内燃機関であっても良い。
また、第2ないし第4の実施形態においては、ブラシ毛22に付加する形状を一つずつ説明したが、これらのブラシ毛22の形状を2つ以上組み合わせてブラシ毛22を形成しても良い。また、第6の実施形態のブラシ毛22に第2ないし第4の実施形態のブラシ毛22の形状又はそれらを組み合わせた形状を適用しても良い。
本発明の第1の実施形態にかかる草刈機を示す縦断側面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる草刈を示す底面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるブラシを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる第1の変形例のブラシを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる第2の変形例のブラシを示す側面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるブラシを示す側面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる変形例のブラシを示す側面図である。 本発明の第4の実施形態にかかるブラシを示す側面図である。 本発明の第5の実施形態にかかるブラシを示す側面図である。 本発明の第5の実施形態にかかるブラシを示す底面図である。 本発明の第6の実施形態にかかるブラシ付近を示す底面図である。 本発明の第7の実施形態にかかるブラシを部分断面で示す底面図である。
符号の説明
1 草刈機
5 ブラシ
9 モータ(駆動源)
21 基体
22 ブラシ毛
51 突起
61 突起
71 規制プレート
81 遊星ギヤ機構(変換機構)
82 遊星ギヤ(基体)
91 金属製ブラシ毛
92 樹脂製ブラシ毛

Claims (8)

  1. 駆動源と、
    基体とこの基体から延出して設けられたブラシ毛とを有し、前記ブラシ毛の前記基体側を上、前記ブラシ毛の先端部側を下にした状態で、前記駆動源の駆動力により回転駆動されて前記ブラシ毛によって草を刈るブラシと、
    を備える草刈機。
  2. 前記ブラシ毛の先端部は、屈曲されている請求項1に記載の草刈機。
  3. 前記ブラシ毛の表面には、複数の突起が設けられている請求項1に記載の草刈機。
  4. 前記ブラシ毛は、該ブラシ毛の軸方向に沿って連続した波形状に形成されている請求項1に記載の草刈機。
  5. 前記ブラシは、前記ブラシ毛の撓みを規制する規制プレートを有する請求項1に記載の草刈機。
  6. 前記駆動源の駆動力を用いて前記ブラシを自転及び公転させる変換機構を備える請求項1に記載の草刈機。
  7. 前記ブラシ毛として、前記ブラシの内周部に配設された金属製ブラシ毛と、前記ブラシの外周部において前記金属製ブラシ毛を囲繞する位置に配設された樹脂製ブラシ毛とが設けられている請求項1に記載の草刈機。
  8. 草刈機本体に取り付けられる基体と、
    この基体から延出して設けられたブラシ毛と、
    を備え、
    前記ブラシ毛の前記基体側を上、前記ブラシ毛の先端部側を下にした状態で回転駆動されて前記ブラシ毛によって草を刈るブラシ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109379977A (zh) * 2018-12-16 2019-02-26 罗峰 一种带有高度调节装置的割草机
CN111867423A (zh) * 2018-03-27 2020-10-30 阿尔弗雷德·卡赫欧洲两合公司 用于除草机的工具和除草机

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