JP2007028418A - 画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラム - Google Patents
画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007028418A JP2007028418A JP2005210267A JP2005210267A JP2007028418A JP 2007028418 A JP2007028418 A JP 2007028418A JP 2005210267 A JP2005210267 A JP 2005210267A JP 2005210267 A JP2005210267 A JP 2005210267A JP 2007028418 A JP2007028418 A JP 2007028418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- information
- input
- graphic
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】利用者の意図を相手に認識させる仕組みを構築することで共同作業の能率向上を図ることを可能とする画像通信装置を提供する。
【解決手段】画像通信装置1において、指示入力部11は、表示される図形に対する操作指示情報及び前記図形を表示あるいは非表示とするかを示す表示要否情報を入力する。送受信部15は、指示入力部11が入力する操作指示情報及び表示要否情報を他地点の画像通信装置へ送信し、他地点の画像通信装置から操作指示情報及び前記表示要否情報を受信する。図形表示部14は、表示要否情報が「表示」を示していた場合、表示要否情報に対応する図形を表示し、表示要否情報が「非表示」を示していた場合、表示要否情報に対応する図形を非表示とする。
【選択図】 図1
【解決手段】画像通信装置1において、指示入力部11は、表示される図形に対する操作指示情報及び前記図形を表示あるいは非表示とするかを示す表示要否情報を入力する。送受信部15は、指示入力部11が入力する操作指示情報及び表示要否情報を他地点の画像通信装置へ送信し、他地点の画像通信装置から操作指示情報及び前記表示要否情報を受信する。図形表示部14は、表示要否情報が「表示」を示していた場合、表示要否情報に対応する図形を表示し、表示要否情報が「非表示」を示していた場合、表示要否情報に対応する図形を非表示とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入力操作により文字や図形を画面表示するとともに、他地点においても画面表示する画像通信を通信網を介して実現する画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラムに関する。
共同作業時に、ある画像通信装置で行った入力操作が、通信ネットワークを介して接続される他の画像通信装置の対応する画面の表示内容に反映されるように配慮した画像通信システムが知られている。
例えば、一例として、通信ネットワークに接続された各端末装置(画像通信装置)に、共同作業プログラムの制御下で実行される共同作業インタフェースプログラムを実装し、これによって共同作業下にあるアプリケーションあるいは共同利用ウィンドウに対して入力操作を行っている操作者の識別情報を共同利用ウィンドウに対応して画面上に表示させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような技術を用いることで、遠隔地間の共同作業を支援し、共同作業モードにある同一のウィンドウの複数利用者による入力操作の競合の回避を可能にしている。
特許第3200932号公報
ところで、共同作業により複数の端末装置からの入力操作による図形や文字等を一つの画面に表示する場合において、その作業能率を向上させるために、入力操作元である端末装置毎に、表示される内容を区別する試みがなされている。その一つとして、入力操作が行われた端末装置毎、表示内容を表示するか否かを自端末装置での操作により選択できるものがある。例えば、他の端末装置の入力操作による図形は表示するが、自端末装置からの入力操作による図形を、非表示とするようなケースである。
しかしながら、上記したケースにおいて、自端末装置で非表示とした図形を、他端末装置からの操作により、例えば、サイズ、方向、位置、線幅等の変更を行い、あるいは削除した場合、その変更、削除が、自端末装置の利用者にとって意図に反することがあり、結果的に共同作業の能率を低下させることになる。
本発明は上記した事情に基づいてなされたものであり、入力操作が行われた際に、その表示内容を表示するか否かを個々に選択可能な画像通信装置において、利用者の意図を相手に認識させる仕組みを構築することで共同作業の能率向上を図ることを可能とする画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を入力する指示入力部と、前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示部と、前記表示要否情報を他地点に送信し、他地点から前記表示要否情報を受信する送受信部と、を有し、前記表示部は、前記送受信部が他地点から受信する前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記指示入力部が当該表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形のうち少なくとも一つの図形に対し操作指示情報を入力したとき、当該図形が当該他地点において非表示であることを示す情報を表示する、ことを特徴とする画像通信装置である。
本発明は、表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を入力する指示入力部と、前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示部と、前記操作指示情報を他地点に送信し、他地点から前記操作指示情報を受信する送受信部と、を有し、前記表示部は、前記送受信部が前記他地点から受信する前記操作指示情報に対する図形が非表示とされている場合、非表示とされた図形に対して操作が行われたことを示す情報を表示する、ことを特徴とする画像通信装置である。
本発明は、表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力手段より入力する指示入力ステップと、表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、前記表示要否情報を他地点に送受信部より送信するステップと、他地点から前記表示要否情報を送受信部より受信する受信ステップと、を有し、前記表示ステップは、前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記指示入力ステップにより当該表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形のうち少なくとも一つの図形に対し操作指示情報を入力したとき、当該図形が当該他地点において非表示であることを示す情報を表示させる、ことを特徴とする画像通信方法である。
本発明は、表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力部より入力する指示入力ステップと、表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、前記操作指示情報を他地点に送受信部より送信する送信ステップと、他地点から前記操作指示情報を送受信部より受信する受信ステップと、を有し、前記表示ステップは、前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記操作指示情報に対する図形が非表示とされている場合、非表示とされた図形に対して操作が行われたことを示す情報を表示させる、ことを特徴とする画像通信方法である。
本発明は、表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力手段より入力する指示入力ステップと、表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、前記表示要否情報を他地点に送受信部より送信するステップと、他地点から前記表示要否情報を送受信部より受信する受信ステップと、を実行させ、前記表示ステップは、前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記指示入力ステップにより当該表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形のうち少なくとも一つの図形に対し操作指示情報を入力したとき、当該図形が当該他地点において非表示であることを示す情報を表示させる、ことを特徴とする画像通信プログラムである。
本発明は、表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力部より入力する指示入力ステップと、表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、前記操作指示情報を他地点に送受信部より送信する送信ステップと、他地点から前記操作指示情報を送受信部より受信する受信ステップと、を有し、前記表示ステップは、前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記操作指示情報に対する図形が非表示とされている場合、非表示とされた図形に対して操作が行われたことを示す情報を表示する、ことを特徴とする画像通信プログラムである。
本発明によれば、他地点において非表示とされている図形をある画像通信装置の利用者が操作した場合、当該利用者に対してその図形が非表示であることが通知される。これにより、ある画像通信装置の利用者は、他地点において表示されていない図形に対する操作であることを意識させることができ、利用者間の意志疎通を円滑にできる。
また、本発明によれば、ある画像通信装置において非表示の図形に対して他地点の画像通信装置から操作指示入力がなされたことが表示されるため、通信相手である他地点の画像通信装置における利用者の作業内容を把握できる。このように、非表示とされ目視できない図形に対する操作を利用者に意識させることで共同作業の能率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明実施形態に係る画像通信装置1の内部構成を示すブロック図である。画像通信装置1は、指示入力部11と、図形管理部12と、記憶部13と、図形表示部14と、送受信部15とで構成される。
図1は、本発明実施形態に係る画像通信装置1の内部構成を示すブロック図である。画像通信装置1は、指示入力部11と、図形管理部12と、記憶部13と、図形表示部14と、送受信部15とで構成される。
指示入力部11は、利用者のマウス等の操作を受けて、表示対象となる表示図形の種別、属性、座標を検出して画像管理部12および送受信部15に入力する。また、指示入力部11は、利用者のマウス等の操作を受けて、図形を描画させる描画入力の情報を検出して画像管理部12および送受信部15に入力する。ここで、指示入力部11が利用者の操作を受けて検出する表示図形の種別、属性、座標や、描画入力などの情報を以下の説明では、操作指示情報とする。なお、上記の描画には、文字入力及び既表示図形のコピーも含まれるものとする。また、指示入力部11は、利用者の操作により入力される操作指示情報及び通信相手となる画像通信装置1において入力される操作指示情報を受信した場合に、当該操作指示情報に対応する図形を表示するか否かを設定する表示要否情報を検出して入力する。
図形管理部12は、指示入力部11から入力される操作指示情報に含まれる図形種別、属性に対応する図形の画像情報を記憶部13から読み出し、図形データから画像情報を生成、もしくは複数の図形データを合成して生成し、指示入力部11によって入力された座標とともに図形表示部14へ入力する。図形表示部14は、図形管理部12から入力される座標と画像情報に基づいて図形を接続する表示装置の画面に表示する。
図形管理部12は、例えば、直線(始点・終点の座標)、長方形、楕円、多角形、文字入力領域(始点と終点の水平方向座標、上下方向座標で囲まれる矩形領域)、ビットマップ等図形の種別の情報及び、これらの図形の、線幅、線の種別(直線、破線、等)、塗り潰しの有無、塗り潰しのパターン、色、等の属性を対応付けて図形データとして記憶部13に記録する。なお、前記図形には文字も含まれるものとし、その場合、図形データは文字の種別の情報及び属性の情報となる。
送受信部15は、通信相手であって通信回線2で接続される他地点に存在する画像通信装置(以下、他地点の画像通信装置)と通信し、指示入力部11から入力される操作指示情報を予め定められる通信形式に従って変換して通信回線2を介して通信相手となる他地点の画像通信装置へ送信する。ここで通信形式としては、例えば、通信相手となる他地点の画像通信装置のアドレス、通信方式、データ種別、一度に送信できる情報量等を示すデータが付与されるような形式が適用される。また、通信回線2としては、無線、有線、回線交換網、所内アクセス網(LAN)、広域アクセス網(WAN)のいずれであってもよい。
なお、図1に示す画像通信装置1は、内部構成を機能展開して示したものであるが、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)やHD(Hard Disk)などの記憶装置、通信装置、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶などの表示装置、マウスやキーボード等の入力装置を備えている。制御装置は、上述した指示入力部11、図形表示部14、図形管理部13として、また、記憶装置は、記憶部13として、更に、通信装置は、送受信部15として機能する。また、表示装置は図形表示部14を介し、入力装置は指示入力部11を介してそれぞれ外部接続されるものとする。
また、上述した本発明の指示入力部は、指示入力部11に対応し、表示部は、図形表示部14に対応し、送受信部は送受信部15に対応する。
以下、図1を参照しながら本実施形態に係る画像通信装置1の動作の概略を説明する。
上記構成において、まず、送受信部15が、通信相手となる他地点の画像通信装置から通信回線2を介して操作指示情報を受信し、受信した操作指示情報に含まれる図形種別、属性、座標などの情報を図形管理部12に入力する。図形管理部12は、記憶部13を参照することにより、受信した情報に対応する図形の画像情報を生成する。図形表示部14は、当該座標に基づいて、図形管理部12によって生成される画像情報を表示する。
上記構成において、まず、送受信部15が、通信相手となる他地点の画像通信装置から通信回線2を介して操作指示情報を受信し、受信した操作指示情報に含まれる図形種別、属性、座標などの情報を図形管理部12に入力する。図形管理部12は、記憶部13を参照することにより、受信した情報に対応する図形の画像情報を生成する。図形表示部14は、当該座標に基づいて、図形管理部12によって生成される画像情報を表示する。
ところで、音声や実時間映像による通信を併用する場合は、画像通信装置1は、送受信部15で受信したパケットに含まれるデータ種別により音声データや実時間映像データを受信したことを検出した場合、図形管理部12に入力せず、音声データや実時間映像データのそれぞれに対応する復号を行う復号手段に入力するように制御する。また、画像通信装置1は、指示入力部11による操作指示情報の入力、あるいは送受信部15を介して通信相手となる他地点の画像通信装置からの操作指示情報の入力が行われるごとに、図形表示部14による画像情報の表示、ならびに送受信部15から通信回線2への送信処理を実行する。従って、自装置と、少なくとも1以上の通信相手となる他地点の画像通信装置との間で画像通信を実時間で実現できる。
ここで、ある画像通信装置1で行なわれた入力操作が、通信回線2を介して接続される他地点での画像通信装置1の対応する画面の表示内容に反映される画像通信を実行することを想定する。
このとき、図1に示す画像通信装置1において、それぞれの利用者は、自装置の表示内容とともに他地点の画像通信装置1から入力される表示内容を表示するか否かを設定する。つまり、表示される文字や図形を表示するか否かを入力元の通信相手(地点)ごとに通信相手を示す画面表示を利用者が指示入力することによって選択する。この操作により、複数の画像通信装置1の間で互いに表示するか非表示とするかを示す表示要否情報が設定されることになる。
このとき、図1に示す画像通信装置1において、それぞれの利用者は、自装置の表示内容とともに他地点の画像通信装置1から入力される表示内容を表示するか否かを設定する。つまり、表示される文字や図形を表示するか否かを入力元の通信相手(地点)ごとに通信相手を示す画面表示を利用者が指示入力することによって選択する。この操作により、複数の画像通信装置1の間で互いに表示するか非表示とするかを示す表示要否情報が設定されることになる。
例えば、利用者A、B、Cで示す3つの画像通信装置1の間で通信を行う状況を想定する。ここで適用される画像通信装置1は、全てが図1に示した構成と同じ構成を有し、上述した他地点の画像通信装置1は、利用者Aの画像通信装置1を基準とした場合、利用者Bの画像通信装置1と利用者Cの画像通信装置に対応することになる。なお、このとき、上述した本発明に係る描画入力地点とは、利用者A、B、Cそれぞれの画像通信装置1の地点を示すこととなる。
図2に示されるように、利用者Aは、自身の画像通信装置1の表示画面において、三角印(符号31)を押下することで設定画面30aを表示させることができる。この設定画面30aには、利用者A「自分」も含め、通信を行っている利用者B、Cの画像通信装置1毎に入力された表示要否情報(表示●/非表示○の何れかの状態)が表示されている。ここでは、利用者A「自分」の画像通信装置1からの入力操作による図形(破線で示されている矩形)は非表示とし、通信相手となる他地点の画像通信装置1からの入力操作による図形は表示する設定になっている。なお、設定画面30aの最上段の「利用者 表示●/非表示○」は凡例として通信相手となる利用者ごとに入力された文字や図形を表示とするか非表示とするかを示す情報である。一方、図3に示す例では、利用者Bの画像通信装置1は、「自分」(利用者Bの画像通信装置1)と、通信相手である利用者A、Cにより入力操作が行われた図形を全て表示設定している様子が設定画面30bに示されている。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る画像通信装置の動作を示したシーケンス図である。
以下、図4に示すシーケンス図を参照して本発明の第1の実施形態に係る画像通信装置の動作について詳細に説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る画像通信装置の動作を示したシーケンス図である。
以下、図4に示すシーケンス図を参照して本発明の第1の実施形態に係る画像通信装置の動作について詳細に説明する。
まず、利用者Aの画像通信装置1は、指示入力部11により、表示要否情報の入力を行う(S41)。図形表示部14は、全ての表示図形のうち、図2に示したように、利用者A、すなわち「自分」について図形の非表示設定が行われていることから、利用者Aにより操作情報が入力された図形の表示を削除する。なお、指示入力部11から自装置に対しても表示とする指示が入力された場合には、利用者Aによって操作指示情報が入力された図形も表示することになる(S42)。
次に、画像通信装置1は、利用者Aにより指示入力された表示要否情報を、送受信部15を通じて通信相手である利用者B、Cの画像通信装置1に通信回線2経由で出力する(S43)。
利用者Aによる表示要否情報を受信した利用者B、Cの画像通信装置1は、送受信部15を介し、利用者Aにより操作指示情報が入力された図形を「表示」または「非表示」とするための表示要否情報を記憶部13に記憶する。
利用者Aによる表示要否情報を受信した利用者B、Cの画像通信装置1は、送受信部15を介し、利用者Aにより操作指示情報が入力された図形を「表示」または「非表示」とするための表示要否情報を記憶部13に記憶する。
ここで、利用者Bが、図3に示す画面左上の矩形図形について操作を行い、利用者Bの画像通信装置1の指示入力部11が当該操作により矩形図形の座標を検出することで、当該図形は選択状態となる(S45)。
このとき、図5に示されるように、利用者Bの画像通信装置1は、図形表示部14を介して当該図形を含む矩形領域の端点(4個の頂点)にマーカを表示する。
このとき、図5に示されるように、利用者Bの画像通信装置1は、図形表示部14を介して当該図形を含む矩形領域の端点(4個の頂点)にマーカを表示する。
続いて、利用者Bの画像通信装置1の指示入力部11は、選択された図形について利用者Bによる操作指示情報の入力を受けて、操作指示入力に含まれる座標に表示される図形や文字が操作の対象として選択されたことを検出する(S46)。ここで、操作としては、例えば、表示された操作一覧に示される外観の変化を伴う操作、すなわち、削除、線幅の変化、塗り潰しの有無、もしくは拡大、縮小、移動、などの操作がある。
このとき、対象となる図形についての表示要否情報が、通信相手となる利用者A、Cの画像通信装置1において非表示設定されている場合には(S47“Yes”)、図5に例として非表示であることを示すメッセージダイアログ40(「この図形は利用者Aさんにおいては表示されていません」)を図形表示部14に表示する(S48)。利用者Bの画像通信装置1は、このメッセージダイアログ40に表示された「OK」ボタンについて操作指示情報の入力を受けると、当該メッセージダイアログ40の表示を削除し、操作指示情報の入力を受けなかったものとして図形の表示状態を維持する。なお、利用者Bの画像通信装置1の設定によっては操作指示情報の入力に対する処理を実行してもよい。その場合、「削除」のように一部の種別の機能もしくは機能の種別ごとに処理の実行・不実行を設定できるようにしてもよい。そのために、その機能の実行・不実行を示す実行要否情報を入力して記憶部13に記憶し、記憶した実行要否情報が実行を示す場合、操作指示情報の入力による処理を実行し、特にメッセージダイアログを図形表示部14に表示しない。一方、記憶した実行要否情報が不実行を示す場合、操作指示情報が入力による処理を実行しない。
このとき、対象となる図形についての表示要否情報が、通信相手となる利用者A、Cの画像通信装置1において非表示設定されている場合には(S47“Yes”)、図5に例として非表示であることを示すメッセージダイアログ40(「この図形は利用者Aさんにおいては表示されていません」)を図形表示部14に表示する(S48)。利用者Bの画像通信装置1は、このメッセージダイアログ40に表示された「OK」ボタンについて操作指示情報の入力を受けると、当該メッセージダイアログ40の表示を削除し、操作指示情報の入力を受けなかったものとして図形の表示状態を維持する。なお、利用者Bの画像通信装置1の設定によっては操作指示情報の入力に対する処理を実行してもよい。その場合、「削除」のように一部の種別の機能もしくは機能の種別ごとに処理の実行・不実行を設定できるようにしてもよい。そのために、その機能の実行・不実行を示す実行要否情報を入力して記憶部13に記憶し、記憶した実行要否情報が実行を示す場合、操作指示情報の入力による処理を実行し、特にメッセージダイアログを図形表示部14に表示しない。一方、記憶した実行要否情報が不実行を示す場合、操作指示情報が入力による処理を実行しない。
一方、操作対象となる図形についての表示要否情報が、通信相手となる利用者AもしくはCの画像通信装置において表示設定がなされている場合には(S47“No”)、特にメッセージダイアログを表示せず、操作指示情報の入力に対する処理を実行する(S49)。
上記した第1の実施形態により、通信相手が認識できない図形に対し操作を試みたことを利用者(ここでは利用者B)に意識させることができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る画像通信装置の動作を示したシーケンス図である。
以下、図6に示すシーケンス図を参照しながら本発明の第2の実施形態に係る画像通信装置の動作について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る画像通信装置の動作を示したシーケンス図である。
以下、図6に示すシーケンス図を参照しながら本発明の第2の実施形態に係る画像通信装置の動作について説明する。
ここでは、第1の実施形態の動作シーケンス図である図4と異なる部分について説明する。すなわち、図6に示されるように、利用者Bの画像通信装置1において、利用者Aで非表示設定された図形の少なくとも一部に対して操作指示情報が入力された場合、利用者Bの画像通信装置1の指示入力部11が入力する操作指示情報を、送受信部15を通じて通信回線2により利用者Aの画像通信装置1へ送信する。利用者Aの画像通信装置1は、対象となる図形についての操作指示情報を、送受信部15を介して受信する(S70)。
利用者Aの画像通信装置1は、当該図形が非表示設定されている場合には(S71“Yes”)、図形表示部14により、当該図形について操作指示情報が入力された旨を通知するためにメッセージダイアログを表示する(S72)。例えば、非表示とされている図形に利用者Bにより移動操作を示す操作指示情報の入力がなされた場合には、図7に一例を示すように(「表示されていない図形を利用者Bさんが移動操作しました」)のようなメッセージダイアログが表示される。一方、非表示とされていない図形の場合には(S71“No”)、特にメッセージダイアログを表示せず、操作指示情報の入力に対する処理を実行する(S73)。なお、表示要否情報を利用者Aの画像通信装置1から通信相手となる利用者B、Cの画像通信装置1に必ずしも送信(S63)する必要はない。
利用者Aの画像通信装置1は、当該図形が非表示設定されている場合には(S71“Yes”)、図形表示部14により、当該図形について操作指示情報が入力された旨を通知するためにメッセージダイアログを表示する(S72)。例えば、非表示とされている図形に利用者Bにより移動操作を示す操作指示情報の入力がなされた場合には、図7に一例を示すように(「表示されていない図形を利用者Bさんが移動操作しました」)のようなメッセージダイアログが表示される。一方、非表示とされていない図形の場合には(S71“No”)、特にメッセージダイアログを表示せず、操作指示情報の入力に対する処理を実行する(S73)。なお、表示要否情報を利用者Aの画像通信装置1から通信相手となる利用者B、Cの画像通信装置1に必ずしも送信(S63)する必要はない。
上記した第2の実施形態により、利用者Aは、自らが非表示設定した図形について操作がなされたことを知ることが可能となる。
以上説明のように本発明は、通信相手となる画像通信装置に対して非表示となる図形をある画像通信装置の利用者が操作した場合、その利用者に対してその図形が非表示であることを通知するものである。このことにより、ある画像通信装置の利用者は、通信相手となる他地点の画像通信装置の利用者に対し、表示されていない図形に対する操作であることを意識させることができ、このため、利用者の意図を周知させることができる。
また、ある画像通信装置において非表示の図形に対して他地点の画像通信装置から操作指示入力がなされたことを表示するものであり、このため、ある画像通信装置の利用者は、通信相手である他地点の画像通信装置における利用者の作業内容を把握できる。このように、非表示設定された図形に対する操作を利用者に意識させることで共同作業の能率を向上させることができる。
また、ある画像通信装置において非表示の図形に対して他地点の画像通信装置から操作指示入力がなされたことを表示するものであり、このため、ある画像通信装置の利用者は、通信相手である他地点の画像通信装置における利用者の作業内容を把握できる。このように、非表示設定された図形に対する操作を利用者に意識させることで共同作業の能率を向上させることができる。
上述の画像通信装置1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した指示入力部11、図形管理部12、記憶部13、図形表示部14、送受信部15の機能構成により行われる手順はプログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記機能が構成される。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
1…画像通信装置、11…指示入力部、12…図形管理部、13…記憶部、14…図形表示部、15…送受信部
Claims (6)
- 表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を入力する指示入力部と、
前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、
前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示部と、
前記表示要否情報を他地点に送信し、他地点から前記表示要否情報を受信する送受信部と、を有し、
前記表示部は、
前記送受信部が他地点から受信する前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記指示入力部が当該表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形のうち少なくとも一つの図形に対し操作指示情報を入力したとき、当該図形が当該他地点において非表示であることを示す情報を表示する、
ことを特徴とする画像通信装置。 - 表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を入力する指示入力部と、
前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、
前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示部と、
前記操作指示情報を他地点に送信し、他地点から前記操作指示情報を受信する送受信部と、を有し、
前記表示部は、
前記送受信部が前記他地点から受信する前記操作指示情報に対する図形が非表示とされている場合、非表示とされた図形に対して操作が行われたことを示す情報を表示する、
ことを特徴とする画像通信装置。 - 表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力手段より入力する指示入力ステップと、
表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、
前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、
前記表示要否情報を他地点に送受信部より送信するステップと、
他地点から前記表示要否情報を送受信部より受信する受信ステップと、を有し、
前記表示ステップは、
前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記指示入力ステップにより当該表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形のうち少なくとも一つの図形に対し操作指示情報を入力したとき、当該図形が当該他地点において非表示であることを示す情報を表示させる、
ことを特徴とする画像通信方法。 - 表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力部より入力する指示入力ステップと、
表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、
前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、
前記操作指示情報を他地点に送受信部より送信する送信ステップと、
他地点から前記操作指示情報を送受信部より受信する受信ステップと、を有し、
前記表示ステップは、
前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記操作指示情報に対する図形が非表示とされている場合、非表示とされた図形に対して操作が行われたことを示す情報を表示させる、
ことを特徴とする画像通信方法。 - 表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力手段より入力する指示入力ステップと、
表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、
前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、
前記表示要否情報を他地点に送受信部より送信するステップと、
他地点から前記表示要否情報を送受信部より受信する受信ステップと、を実行させ、
前記表示ステップは、
前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記指示入力ステップにより当該表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形のうち少なくとも一つの図形に対し操作指示情報を入力したとき、当該図形が当該他地点において非表示であることを示す情報を表示させる、
ことを特徴とする画像通信プログラム。 - 表示された図形に対する操作指示情報と描画入力地点ごとに図形の表示要否情報を指示入力部より入力する指示入力ステップと、
表示部に前記表示要否情報が表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を表示し、
前記表示要否情報が非表示を示す場合、前記表示要否情報に対応する描画入力地点から描画入力された図形を非表示とする表示ステップと、
前記操作指示情報を他地点に送受信部より送信する送信ステップと、
他地点から前記操作指示情報を送受信部より受信する受信ステップと、を有し、
前記表示ステップは、
前記受信ステップにより前記他地点から受信される前記操作指示情報に対する図形が非表示とされている場合、非表示とされた図形に対して操作が行われたことを示す情報を表示する、
ことを特徴とする画像通信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005210267A JP2007028418A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | 画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005210267A JP2007028418A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | 画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007028418A true JP2007028418A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37788549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005210267A Pending JP2007028418A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | 画像通信装置及び画像通信方法ならびに画像通信プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007028418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197996A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Hitachi Ltd | 金融商品販売支援方法、金融商品販売支援システム、金融商品販売支援プログラム |
-
2005
- 2005-07-20 JP JP2005210267A patent/JP2007028418A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197996A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Hitachi Ltd | 金融商品販売支援方法、金融商品販売支援システム、金融商品販売支援プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3546705B2 (ja) | アプリケーション・ウインドウにアノテーション・データを対応付ける方法及び装置、システム、アプリケーション・ウインドウへのアノテーション・データの対応付けを制御するプログラムを格納した記憶媒体 | |
US6783069B1 (en) | Method and apparatus for implementing a camera mouse | |
KR100892932B1 (ko) | 전자 회의 시스템, 전자 회의 지원 방법 및 장치, 회의서버 | |
US5726669A (en) | Multi-window communication system | |
US20110047485A1 (en) | Information processing apparatus, conference system and information processing method | |
US8823735B2 (en) | Information processing apparatus and teleconference system | |
US20070204047A1 (en) | Shared telepointer | |
JPH09265457A (ja) | オンライン会話システム | |
JP6064381B2 (ja) | 情報共有システム | |
JP2016134014A (ja) | 電子情報ボード装置、情報処理方法およびプログラム | |
US8952989B2 (en) | Viewer unit, server unit, display control method, digital comic editing method and non-transitory computer-readable medium | |
JP2009230579A (ja) | 画面共有システム、画面共有方法、サーバ端末制御プログラム、クライアント端末制御プログラムおよび記録媒体 | |
JP5846270B2 (ja) | 画像処理システム、情報処理装置 | |
JP3840195B2 (ja) | 描画装置及びその制御方法 | |
JPH11249782A (ja) | 複数のウインドウを持つ端末装置、ウインドウ表示方法及びウインドウ表示制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2011065348A (ja) | 会議システム、表示装置、表示制御方法および表示制御プログラム | |
JP5842392B2 (ja) | コンテンツ共有システム、コンテンツ共有端末、サーバ、コンテンツ共有方法、および、コンピュータ・プログラム | |
JP2007066081A (ja) | 電子会議装置及び電子会議装置制御プログラム | |
JP2014222481A (ja) | 画像形成システム、遠隔操作装置およびプログラム | |
JP2020516983A (ja) | リアルタイム協働用のライブインク存在 | |
JP2007079644A (ja) | 表示装置、表示装置の制御方法、表示装置の制御プログラム、および表示装置の制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP4045768B2 (ja) | 映像処理装置 | |
JP5754117B2 (ja) | 外部入力装置、表示データ作成方法、プログラム | |
JPH08272715A (ja) | 情報転送方法および掲示板装置 | |
JP2011192008A (ja) | 画像処理システムおよび画像処理方法 |