JP2007028205A - 電気音響変換器およびその振動膜成型方法 - Google Patents

電気音響変換器およびその振動膜成型方法 Download PDF

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Abstract

【課題】音声信号を効率よく放射させる。
【解決手段】チャンバー101の開口部端101aに電歪伸縮ポリマーからなる振動膜102を取り付ける。この振動膜102の前面、裏面に、夫々、振動膜102の形状変動に伴って自体の形状を調整可能な電極層104F,104Rを形成する。振動膜102を、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状に成型する。成型時には、チャンバー101の内部に気体を挿入していき、チャンバー101の内外の気圧差が最大となるとき気体の挿入を終了する。電極層104F,104Rに、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加する。音声信号に対応して、振動膜102の面方向の伸縮、従って振動膜102の厚さ方向の振動が発生し、音声信号が放射される。気圧差が最大となる凸形状に振動膜102を成型するものであり、再生可能な最大音圧が大きくなり、音声信号を効率よく放射させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜を用いた電気音響変換器およびその振動膜成型方法に関する。詳しくは、この発明は、カップ状のチャンバーの開口部端に取り付けられる電歪伸縮ポリマーからなる振動膜を、その前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状あるいは凹形状に成型することによって、音声信号を効率よく放射させるようにした電気音響変換器等に係るものである。
従来、振動膜の前面および裏面に、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための電極層を有し、かつ前面および裏面の気圧差を利用して振動膜を凸形状あるいは凹形状に成型することで、振動膜の面方向伸縮を振動膜の厚さ方向の振動に変換し、音声信号を放射する電気音響変換器が提案されている。例えば、特許文献1には、圧電高分子であるポリフッ化ビニリデンフィルムを振動膜として利用したものが記載されている。また例えば、特許文献2には、電歪伸縮ポリマーを振動膜として利用したものが記載されている。
特開昭55−73199号公報 特表2001−524278号公報
上述の特許文献1,2には、振動膜形状、あるいは振動膜を成型するための振動膜の前面および裏面の間の気圧差については何等記載されていない。特許文献1,2に記載される振動膜を、音声信号の放射のための高効率の振動膜として用いるためには、当該振動膜の前面および裏面の間の気圧差が非常に重要である。不適切な気圧差で動作させると、音声信号の放射効率が悪くなってしまうといった問題が生じてくる。
この発明の目的は、音声信号を効率よく放射させることにある。
この発明の概念は、
カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられ、
上記振動膜の前面および裏面に、それぞれ、上記振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされ、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための第1の適合電極層および第2の適合電極層が形成され、
上記振動膜は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状あるいは凹形状に成型される
ことを特徴とする電気音響変換器にある。
この発明においては、カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられる。この振動膜の前面および裏面に、それぞれ、振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能な、第1および第2の適合電極層が形成されている。振動膜は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状あるいは凹形状に成型される。この成型時には、チャンバーの内部に気体を挿入していき、あるいはチャンバーから気体を排出していき、チャンバーの内部と外部の気圧差が最大となるとき気体の挿入、あるいは排出を終了するようになされる。
第1および第2の適合電極層には、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧が印加される。これにより、音声信号に対応して、振動膜の面方向の伸縮、従って振動膜の厚さ方向の振動が発生し、この振動膜から音声信号が放射される。この場合、前面と裏面の間の気圧差が最大となる凸形状あるいは凹形状に振動膜が成型されているので、再生可能な最大音圧が大きくなり、音声信号は効率よく放射される。
この発明によれば、カップ状のチャンバーの開口部端に取り付けられる電歪伸縮ポリマーからなる振動膜を、その前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状あるいは凹形状に成型するものであり、音声信号を効率よく放射させることができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての電気音響変換器100の構成を示す斜視図である。図2は、その電気音響変換器100の構成を示す断面図である。
この電気音響変換器100は、カップ状のチャンバー101の開口部端101aに、振動膜102が取り付けられている。この場合、振動膜102の端部が、リング状のフレーム押さえ103により、チャンバー101の開口部端101aに圧着される。このように、チャンバー101の開口部端101aに振動膜102が取り付けられることで、チャンバー101内に密閉空間が形成される。
ここで、振動膜102は、電歪伸縮ポリマーからなっている。この電歪伸縮ポリマーとしては、例えば、[3M社製 VHB4910 アクリル系のエラストマー」を使用できる。なお、フレーム押さえ103を用いずに、振動膜102の端部をチャンバー101の開口部端101aに接着剤を用いて接着するようにしてもよい。チャンバー101およびフレーム押さえ103は、非導電性部材、例えば合成樹脂で構成されている。
この振動膜102の前面および裏面には、それぞれ、適合電極層104Fおよび適合電極層104Rが塗布形成されている。これら適合電極層104F,104Rは、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するためのものである。これら適合電極層104F,104Rは、それぞれ、振動膜102の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされている。これら適合電極層104F,104Rとしては、例えば、「信越化学工業(株)製 導電用シリコーンRTVゴム X-31-2060」を使用できる。
振動膜102は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状に成型されている。このような振動膜102の成型は、例えば、以下のようにして行われる。
なお、チャンバー101の側面には、チャンバー101内に気体を挿入し、あるいはチャンバー101内の気体を排出するためのポート105が設けられている。また、チャンバー101の側面には、チャンバー101の内部の気圧を測定するためのポート106が設けられている。これらポート105,106は、それぞれ、開閉装置(コック機構)105a,106aを備えた金属製パイプで構成されている。
ポート106には、開閉装置106aを開位置に設定した状態で、チャンバー101の内部の気圧を測定するための図示しない測定装置が取り付けられる。このようにチャンバー101の内部の気圧を測定するのは、最終的にはチャンバー101の内部と外部の気圧差を得るためである。この測定装置として、例えば周知の水マノメータを取り付けることで、当該気圧差を簡単に得ることができる。
また、ポート105には、開閉装置105aを開位置に設定した状態で、チャンバー101の内部に気体を挿入するための気体挿入装置、例えば図示しないエアーコンプレッサが取り付けられる。チャンバー101の内部に気体を挿入する直前の状態では、チャンバー101の内部と外部の気圧差は0であり、振動膜102は平坦な初期状態にある。
図3は、振動膜102が初期状態にある、電気音響変換器100の斜視図を示している。図4は、振動膜102が初期状態にある、電気音響変換器100の断面図を示している。なお、図3、図4では、開閉装置105a,106aが開位置に設定されている状態を示している。これに対して、図1、図2では、開閉装置105a,106aが閉位置に設定されている状態を示している。
初期状態から、例えばエアーコンプレッサによりチャンバー101の内部に気体、例えば空気を挿入していく。この場合、チャンバー101の内部の気圧が上昇していき、それに伴って振動膜102は膨らんでいき、凸形状となっていく。チャンバー101の内部と外部の気圧差が最大となるとき、チャンバー101の内部への空気の挿入を終了する。これにより、振動膜102は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状に成型される。
なお、このように振動膜102の前面と裏面の間の気圧差が最大になった状態で、ポート105,106の開閉装置105a,106aは開位置から閉位置とされ(図1、図2参照)、振動膜102の成型状態が保持される。
図5は、チャンバー101の内部に空気を挿入していったときの、気圧差の測定例を示している。なお、この測定例では、振動膜102として、厚さが1mmである、上述の[3M社製 VHB4910 アクリル系のエラストマー」を用いた。この図5において、縦軸は気圧差[hPa]を示し、横軸は、チャンバー101の口径Dと振動膜102の高さHの比を示している(図2参照)。
この測定例から明らかなように、気圧差は、初期状態から振動膜102を膨らませるに従って大きくなり、ある点で最大となり、その後は減少していく。この測定例では、口径Dと高さHの比が0.5のとき、気圧差は20hPaとなり最大となっている。
上述したように、この振動膜102の前面および裏面にそれぞれ形成された適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間には、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧が印加される。
フレーム押さえ103の一部には、音声信号電圧を印加するための端子となる金属製の端子板107が配設されている。この端子板107は、導電性ペースト108によって、振動膜102の前面に形成された適合電極層104Fに電気的に接続されている。また、ポート105は導電性ペースト109によって振動膜102の裏面に形成された適合電極層104Rに電気的に接続され、当該ポート105は音声信号電圧を印加するための端子として使用される。
上述した直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧は、端子板107とポート105との間に印加され、これにより当該音声信号電圧は適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に印加される。
図6は、電気音響変換器100の駆動回路を示している。音声信号源111からの音声信号Saは昇圧用トランス112の1次側コイル112aに供給される。これにより、昇圧用トランス112の2次側コイル112bには、昇圧された音声信号Sa′が得られる。この昇圧用トランス112の2次側コイル112bの一端は、直接、接地された適合電極層104Rに接続され、その他端は直流カット用のコンデンサ113を介して、適合電極層104Fに接続される。
また、高圧発生回路114は高圧の直流バイアス電圧VBを発生する。この高圧発生回路114の負側は適合電極層104Rに接続され、その正側は適合電極層104Fに接続される。これにより、適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間には、直流バイアス電圧VBでバイアスされた音声信号Sa′が印加される。
図7は、直流バイアス電圧VBと昇圧音声信号Sa′とのレベル関係を示しており、直流バイアス電圧VBは音声信号Sa′のピーク・ツー・ピーク値Vp-pの1/2以上に設定される。例えば、音声信号Sa′のピーク・ツー・ピーク値が4kVであるとき、直流バイアス電圧VBは2kVに設定される。
図1、図2に示す電気音響変換器100の動作を説明する。直流バイアス電圧VBでバイアスされた昇圧音声信号Sa′が、端子板107およびポート105を介して、振動膜102の前面および裏面にそれぞれ形成された適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に印加される。
振動膜102は上述したように電歪伸縮ポリマーからなっている。適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に電圧が印加されると、これら適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に引力(クーロン力)が発生し、振動膜102の厚さが減少し、面積が拡大する。
上述したように適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に直流バイアス電圧VBでバイアスされた昇圧音声信号Sa′が印加される場合、直流バイアス電圧VBで振動膜102の面積が予め拡大されているため、振動膜102の面積は音声信号Sa′のレベル変化に応じて拡大縮小する。
このとき、上述したように振動膜102は、その前面および裏面に気圧差を生じさせて凸形状に成型されているので、上述した振動膜102の面積の拡大縮小、つまり面方向の伸縮により、チャンバー101と振動膜102により構成される密閉空間の体積が気圧差により変化する。これにより、振動膜102は音声信号Sa′のレベル変化に応じて膜厚方向に振動し、音声信号Sa′の電気的エネルギーが音響的エネルギーに変換され、振動膜102から音声信号が放射される。
上述した図1、図2に示す電気音響変換器100によれば、振動膜102はその前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状に成型されているので、再生可能な最大音圧が大きくなり、音声信号を効率よく放射させることができる。これは、再生可能な最大音圧はチャンバー101の内部と外部の気圧差に比例するからである。
ここで、全方向に音声信号が放射されたと仮定すると、音源から1mでの再生可能な最大音圧SPLmaxは、以下の(1)式で表される。これは、振動膜102が音声信号と直流バイアス電圧により最大伸長して気圧差が0になった場合の音圧に相当する。
SPLmax=20log10(気圧差/√2/4π/0.00002) ・・・(1)
この(1)式では、気圧差を√2で割ることで気圧差の実行値を得、さらにこの気圧差の実行値を半径1mの球の面積4π12で割ることで単位面積当たりの圧力を得、この単位面積当たりの圧力を基準圧力である0.00002(サウンドプレッシャーレベルの0dBにあたる)で割ることで基準圧力に対する倍率を得、その倍率を用いて最大音圧SPLmaxを得ている。因みに、上述した図5の測定例のように、気圧差が20hPaである場合には、SPLmax=135dBとなる。
なお、上述実施の形態では、振動膜102は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状に成型されたものであるが、逆に前面と裏面の間の気圧差が最大になる凹形状に成型されてもよい。
この場合、初期状態(図3、図4の状態)から、ポート5を通じて、チャンバー101の内部の空気を排出していく。この場合、チャンバー101の内部の気圧が下降していき、それに伴って振動膜102は凹んでいき、凹形状となっていく。チャンバー101の内部と外部の気圧差が最大となるとき、チャンバー101の内部からの空気の排出を終了する。
これにより、振動膜102は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凹形状に成型される。このように振動膜102を凹形状に成型する場合であっても、上述したように振動膜102を凸形状に生成する場合と同様の効果を得ることができる。
また、上述実施の形態では、ポート105,106にそれぞれ開閉装置(コック機構)105a,106aを設けたものであるが、これらポート105,106に開閉装置105a,106aを設けない構成とすることもできる。その場合には、振動膜102をその前面と裏面の間の気圧差が最大になった状態で、ポート105,106の開口部を封止部材で封止し、あるいは開口部を潰して閉状態とすることで、その状態を保持できる。
また、上述実施の形態では、チャンバー101に、内部の気圧を測定するためのポート106を設け、例えばこのポートに水マノメータを取り付けて、チャンバー101の内部と外部の気圧差を測定して、その気圧差が最大となる凸形状あるいは凹形状に振動膜102を成型するものを示した。しかし、予め、気圧差が最大になる凸形状あるいは凹形状を求めておき、振動膜102がその形状となるように成型してもよい。この場合には、チャンバー101にポート106は不要となる。
この発明は、音声信号を効率よく放射させることができるものであり、単体のスピーカあるいは音響機器に付加されるスピーカとして利用できる。
実施の形態としての電気音響変換器の構成を示す斜視図である。 実施の形態としての電気音響変換器の構成を示す断面図である。 振動膜を成型する前の初期状態の電気音響変換器の状態を示す斜視図である。 振動膜を成型する前の初期状態の電気音響変換器の状態を示す断面図である。 チャンバー内に空気を挿入していったときの、振動膜の前面と裏面の間の気圧差の測定例を示す図である。 電気音響変換器の駆動回路を示す回路図である。 駆動回路における直流バイアス電圧VBと昇圧音声信号Sa′とのレベル関係を示す図である。
符号の説明
100・・・電気音響変換器、101・・・カップ状のチャンバー、101a・・・開口部端、102・・・振動膜、103・・・リング状のフレーム押さえ、104F,104R・・・適合電極層、105,106・・・ポート、105a,106a・・・開閉装置(コック機構)、107・・・端子板、108,109・・・導電性ペースト、111・・・音声信号源、112・・・昇圧用トランス、113・・・直流カット用のコンデンサ、114・・・高圧発生回路

Claims (2)

  1. カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられ、
    上記振動膜の前面および裏面に、それぞれ、上記振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされ、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための第1の適合電極層および第2の適合電極層が形成され、
    上記振動膜は、前面と裏面の間の気圧差が最大になる凸形状あるいは凹形状に成型される
    ことを特徴とする電気音響変換器。
  2. カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられ、
    上記振動膜の前面および裏面に、それぞれ、上記振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされ、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための第1の適合電極層および第2の適合電極層が形成された電気音響変換器の振動膜成型方法であって、
    上記チャンバーの内部に気体を挿入していき、あるいは上記チャンバーから気体を排出していき、上記チャンバーの内部と外部の気圧差が最大となるとき上記気体の挿入、あるいは上記気体の排出を終了する
    ことを特徴とする電気音響変換器の振動膜成型方法。
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