JP2006304021A - 圧電型電気音響変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レシーバとスピーカとしての異なる両特性を1つのデバイスで満足させることができる圧電型電気音響変換器を提供する。
【解決手段】筐体30,40の内部に圧電振動板Aを収容支持し、筐体の内部に圧電振動板Aを間にして前気室と後気室とを形成し、前気室を構成する筐体の部位に放音孔41を設け、後気室を構成する筐体の部位に制動孔30gと調整孔30hとを設ける。調整孔30hを電気信号により開閉できる調整弁50を筐体に取り付け、レシーバとして使用する場合には調整孔30hを閉じ、スピーカとして使用する場合は調整孔30hを開くことで、レシーバとスピーカとしての両特性を1つのデバイスで実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明はレシーバとスピーカとに共用できる圧電型電気音響変換器に関するものである。
従来、電子機器、家電製品、携帯電話機などにおいて、警報音や動作音を発生する圧電スピーカや圧電レシーバとして圧電型電気音響変換器が広く用いられている。
一般に圧電型電気音響変換器は、ケースの中に圧電振動板を収容し、圧電振動板の周囲をケースの内周部に空気もれなく支持した構造となっており、圧電振動板で仕切られたケースの片側に前気室、他側に後気室が形成される。前気室には放音孔が形成され、後気室には制動孔が形成される。
携帯電話機用のレシーバには、GSM(Global System for Mobile Communication) 方式のようにマスク規格のあるものが存在する。圧電レシーバの場合、凹凸のある音圧特性であるために、後気室の制動孔面積を小さくしたり、制動孔をメッシュのような音響抵抗材で覆うことで、共振部にダンピングをかけ、マスク規格に対応した平坦な特性を得る手法が取られている(特許文献1参照)。
一方、携帯電話機には音を発音させるデバイスとして、着信を知らせるスピーカも必要である。このスピーカをレシーバと同一のデバイスで共用できれば、部品数量を削減できるが、上記のようなダンピングをかけたレシーバに高い電圧をかけても、ダンピングの影響によりスピーカとして満足な音圧を得ることができない。
特開平8−205289号公報
そこで、本発明の目的は、レシーバとスピーカとしての異なる両特性を1つのデバイスで満足させることができる圧電型電気音響変換器を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、筐体の内部に圧電振動板を収容支持し、上記筐体の内部に上記圧電振動板を間にして前気室と後気室とを形成し、前気室を構成する筐体の部位に放音孔を設け、後気室を構成する筐体の部位に制動孔を設けてなる圧電型電気音響変換器において、上記後気室を構成する筐体の部位に調整孔を設け、上記調整孔を電気信号により開閉できる調整弁を上記筐体に取り付けたことを特徴とする圧電型電気音響変換器を提供する。
本圧電型電気音響変換器をレシーバとして使用する場合には、圧電振動板にレシーバとして機能する信号を入力し、圧電振動板を振動させる。これと同時に、調整弁によって調整孔を閉じておくことで、制動孔のダンピング作用により、平坦な音圧特性を得ることができる。ダンピング作用を得るため、制動孔を小さく絞るか、あるいはメッシュなどの音響抵抗材で覆ってもよい。
一方、スピーカとして使用する場合には、圧電振動板にスピーカとして機能する信号を入力し、圧電振動板を振動させる。これと同時に、調整弁によって調整孔を開くことで、後気室に制動孔と調整孔の両方を開口させ、ダンピング作用が効かないようにする。そのため、スピーカとして満足な音圧を得ることができる。
このように調整孔を開閉する調整弁を設けることで、レシーバとスピーカを1つのデバイスで共用することができる。
請求項2のように、圧電振動板の駆動電圧が所定値より低いときには調整弁が調整孔を閉じ、駆動電圧が所定値より高いときには上記調整弁が調整孔を開くように調整弁を制御する制御回路を設けるのがよい。
調整弁を開閉作動させる電気信号として、圧電振動板の駆動電圧とは別個の信号を用いることができるが、回路が複雑になる。これに対し、請求項2のように圧電振動板の駆動電圧を利用すれば、レシーバ駆動用信号の電圧はスピーカ駆動用信号の電圧に比べて低いので、その電圧差を利用して調整弁を開閉させることができ、回路を簡素化できる。このようにレシーバとして利用する場合は調整弁を閉じ、スピーカとして利用する場合は調整弁を開くことができる。
この場合の調整弁としては、圧電振動板と同様に圧電体を利用したアクチュエータを使用することができる。
請求項3のように、後気室を構成する筐体の部位に空気孔を設け、圧電振動板により発生する音圧が大きい時に空気孔を開くよう変形する空気弁を筐体に取り付けてもよい。
音圧が大きなスピーカ使用時に、後気室の圧力が高くなるので、その圧力により空気弁を開き、ダンピング作用をさらに弱めることができる。
本発明における圧電振動板としては、圧電体のみで構成したもの、圧電体を金属板に貼り付けた構造のものと、さらに圧電体を樹脂シートに貼り付けた構造のものでもよい。
以上の説明で明らかなように、請求項1に係る発明によれば、電気信号により調整孔を調整弁によって開閉できるので、レシーバとして使用する場合には調整孔を閉じ、スピーカとして使用する場合は調整孔を開くことで、レシーバとスピーカとしての異なる両特性を1つのデバイスで満足させることができる。
以下に、本発明の実施の形態を、実施例を参照して説明する。
図1〜図6は本発明にかかる圧電型電気音響変換器である圧電レシーバ兼スピーカの一例を示す。
この実施例は、圧電振動板Aと、圧電振動板Aを貼り付けた樹脂フィルムBと、樹脂フィルムB付きの圧電振動板Aを収納した筐体とを備えている。ここでは、筐体は、凹状のケース30と平板状カバー40とで構成されている。
圧電振動板Aは、図3,図4に示すように、2つの圧電素子1,10を中間層20を間にして積層接着したものであり、全体として長方形状に形成されている。上側の圧電素子1は、2層の圧電セラミックス層1a,1bを積層したものであり、圧電素子1の表裏主面には主面電極2,3が形成され、セラミックス層1a,1bの間には内部電極4が形成されている。2つのセラミックス層1a,1bは、矢印Pで示すように厚み方向において逆方向に分極されている。下側の圧電素子10も上側の圧電素子1と同様な構造を有するが、分極方向Pが逆方向となっている。すなわち、2層の圧電セラミックス層10a,10bを積層し、表裏主面には主面電極12,13が形成され、セラミックス層10a,10bの間には内部電極14が形成されている。2つのセラミックス層10a,10は、矢印Pで示すように厚み方向において逆方向に分極されている。
ここでは、セラミックス層1a,1b,10a,10bとして、外形寸法が18×9.6mm、1層の厚みが15μmの長方形状のPZT系セラミックスを使用した。
この実施例では、圧電素子1,10として2層の圧電セラミックス層を持つ圧電素子を用いたが、単一の圧電セラミックス層または3層以上の圧電セラミックス層を持つ圧電素子でもよく、圧電振動板Aが全体として屈曲振動できるものであればよい。
この実施例の中間層20は、エポキシ系接着剤よりなり、その厚みは約30μmである。中間層20としては、ヤング率および密度がセラミックスより小さいものがよく、具体的にはヤング率が1×102 〜1×104 MPa、密度が0.8〜2.0kg/m3 のものがよい。なお、本実施例で使用した圧電セラミックスはヤング率が6.3×104 MPa、密度が7.8×103 kg/m3 である。
圧電素子1の表側の主面電極2と裏側の主面電極3、および圧電素子10の表側の主面電極12と裏側の主面電極13は、圧電素子1,10の一方の端面および中間層20の一方の端面に形成された端面電極5を介して相互に接続されている。また、圧電素子1の内部電極4および圧電素子10の内部電極14は、圧電素子1,10の他方の端面および中間層20の他方の端面に形成された端面電極6に接続されている。上側の圧電素子1の主面電極2の一部は切除されており、この切除部に端面電極6と接続された補助電極7が形成されている。なお、図3では端面電極5,6を圧電素子1,10と中間層20とで分離して記載したが、実際には圧電素子1,10と中間層20とを積層接着した後で連続的に形成される。
端面電極5,6間に交流信号を印加すれば、一方の圧電素子が平面方向に拡張し、他方の圧電素子が平面方向に収縮する。つまり、両方の圧電素子1,10が平面方向に逆方向に伸縮するので、圧電振動板Aを全体として屈曲振動させることができる。
圧電振動板Aの表裏面は、図3に示すように樹脂層8,9で覆われている。この樹脂層8,9は、落下衝撃による圧電素子1,10の割れを防止する保護層としての役割を有するものであり、例えば厚みが5μm程度である。表側の樹脂層8の1つの短辺の両コーナ部には、主面電極2の一部が露出する切欠部8aと、補助電極7が露出する切欠部8bとが形成されている。また、裏側の樹脂層9にも同様な切欠部9a,9bが形成されているが、これら切欠部は表裏の方向性をなくすために設けたものであり、省略可能である。
圧電振動板Aは、これより大形な長方形の樹脂フィルムBの表面の略中央部に貼り付けられている。粘着剤としては、例えばシリコーン系、アクリル系などの粘着剤が使用される。但し、粘着に限らず、接着または熱溶着でもよい。樹脂フィルムBは、圧電振動板Aより薄肉で、かつヤング率が1〜200MPaの樹脂材料で形成されている。具体的には、エチレンプロピレンゴム、スチレンブタジエンゴムなどの柔らかい樹脂材料が望ましい。
ここでは、外形寸法が22.0×11.0mm、厚みが70μmのエチレンプロピレンゴムを使用した。
ケース30は、図1,図2に示すように樹脂材料で底壁部30aと4つの側壁部30b〜30eとを持つ長方形の箱型に形成されている。樹脂材料としては、LCP(液晶ポリマー),SPS(シンジオタクチックポリスチレン),PPS(ポリフェニレンサルファイド),エポキシなどの耐熱樹脂が望ましい。ケース30の側壁部30b〜30eの内側には、段差状の支持部30fが形成されており、樹脂フィルムBの周辺部はこの支持部30fに支持されている。ケース30の対向する短辺側の2つの側壁部30b,30dの内側であって、支持部30fの上面には、それぞれ2箇所に端子31,32および端子33,34が露出している。これら端子31〜34は、ケース30にインサート成形されており、一部はケース30の底面に露出している(図2参照)。これにより、表面実装型の圧電型電気音響変換器を構成できる。
ケース30の底壁部30aには、制動孔30gと、これより大口径の調整孔30hとが形成されており、調整孔30hは調整弁50によって開閉される。調整弁50と端子33,34との間はリード線51,52によって接続されている。リード線51,52に代えて導電性接着剤を使用してもよい。調整弁50は、図5,図6に示すように、一端がケース30の底壁部30aの内面に固定されており、他端が自由端となっている。調整弁50は、金属板50aを挟んで両側に圧電体50b,50cを貼り付けたバイモルフアクチュエータよりなり、圧電体50b,50cの表面に形成した電極と金属板50aとが制御回路60に接続されている。制御回路60から圧電体50b,50cの表面に形成した電極と金属板50aとの間に電気信号を印加することにより、図5に示すように調整弁50は反るように変形し、調整孔30hを開放することができる。信号印加を中止すれば、調整弁50は自身の弾性により調整孔30hを閉じる位置に戻る。この実施例の調整弁50はケース30の内面に取り付けられているので、後気室の圧力上昇により調整弁50が開くことがない。
ダンピング作用を発揮させるため、制動孔30gの開口径を絞ったが、これに代えてメッシュなどの音響抵抗材で覆ってもよい。
樹脂フィルムB付きの圧電振動板Aは支持部30fに支持され、圧電振動板Aの上面に露出した2つの電極2,7と、端子31,32とがそれぞれ導電性接着剤35,36によって接続されている。導電性接着剤35,36により接続した後、封止剤37により樹脂フィルムBの周囲が支持部30fに対して固定される。これにより、樹脂フィルムBとケース30との間が空気漏れなく封止され、樹脂フィルムBとケース30との間に後気室が形成される。
なお、封止剤37としては、例えばシリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤などを使用することができる。
ケース30の側壁部30b〜30eの上面には、カバー40が接着され、樹脂フィルムBとカバー40との間に前気室が形成される。カバー40には放音孔41が形成されており、この放音孔41から前気室で発生した音波が出力される。
図7は上記構成よりなる圧電型電気音響変換器をレシーバとして用いた場合の音圧特性図であり、(a)は調整孔30hを開放した状態、(b)は調整孔30hを閉鎖した状態を示す。図において、破線はGSMのマスク規格を示す。
調整孔30hが開放状態の場合、ダンピングがされないため、(a)のように400Hz〜2kHzでマスク規格をはみ出ているのに対し、閉鎖状態であれば、制動孔30gのダンピング作用によりマスク規格内に収まっていることがわかる。
図8は上記構成よりなる圧電型電気音響変換器をスピーカとして用いた場合の音圧特性図であり、(a)は調整孔30hを開放した状態、(b)は調整孔30hを閉鎖した状態を示す。
調整孔30hが閉鎖状態の場合、制動孔30gのダンピングの影響により、(b)のように1000Hz付近(第1共振付近)で音圧レベルが低く、スピーカとして満足な音圧を得ることができない。これに対し、開放状態の場合には、ダンピングされないため、(a)のように1000Hz付近を含む広い領域で音圧レベルが高く、スピーカとして満足な音圧を得ることができた。
なお、図7,図8を比較すれば明らかなように、スピーカの音圧レベルがレシーバの音圧レベルより低いが、その理由は、レシーバの音圧測定方法が音源から離れずに直接測定するのに対し、スピーカの音圧測定方法は音源から10cm離れて測定するためである。
調整弁50を開閉作動させる電気信号として、圧電振動板Aの駆動電圧を利用してもよい。すなわち、レシーバ駆動用信号の電圧はスピーカ駆動用信号の電圧に比べて低いので、圧電振動板Aに低い電圧(レシーバ駆動用信号)が出力された場合には調整弁50に電圧を印加しないようにし、圧電振動板Aに高い電圧(スピーカ駆動用信号)が出力された場合には調整弁50に電圧を印加することで、圧電振動板Aの駆動と調整弁50の開閉とを連動させることができる。その結果、調整弁50を駆動するための格別の信号源を必要とせず、回路を簡素化できる。
なお、圧電振動板Aの駆動電圧は交流信号であるが、バイモルフアクチュエータよりなる調整弁50の駆動電圧は直流信号である。
調整弁50としては、バイモルフアクチュエータに限るものではなく、電気信号により変位して調整孔30hを開閉できるものであれば、如何なるものでも使用できる。
図9,図10は本発明にかかるケースの第2実施例を示す。なお、第1実施例のケース30と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施例のケース30Aは、制動孔30gと2つの調整孔30hとを備えており、この2つの調整孔30hをケース30Aの外面から閉じる空気弁53と、ケース30Aの内面から閉じる空気弁54とが取り付けられている。空気弁53,54としてはばね弾性を有する金属板や樹脂板を用いることで、通常時およびレシーバとして使用する時は、2つの調整孔30hを閉じておくことができる。
この実施例では、スピーカとして使用する場合のように後気室が高圧力となった時、圧力によって空気弁53が図10のように撓み、内部の空気を逃がすことができる。また、同様に後気室が低圧力になった時、圧力によって空気弁54が撓み、内部に空気を取り入れることができる。そのため、制動孔30gによるダンピング作用が一層弱められ、スピーカとしての音圧特性がさらに向上する。一方、レシーバとして使用する場合は、後気室の圧力が低いので、2つの調整孔30hは開放されず、所望のダンピング作用を得ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記実施例の圧電振動板Aは、樹脂フィルムBの上に貼り付けられ、中間層を間にして2層の圧電素子を積層した構造のものを示したが、これに限定されるものではなく、例えば金属板に圧電体を貼り付けた構造の圧電振動板でもよいし、圧電体のみで構成された圧電振動板でもよい。
筐体の構造は、実施例のように凹型ケースの上に平板状カバーを接着した構造に限らないことは勿論である。
本発明に係る圧電型電気音響変換器の一例の分解斜視図である。 図1に示すケースの裏面側から見た斜視図である。 図1に示す圧電振動板の分解斜視図である。 図3に示す圧電振動板の概略断面図である。 図1のV−V線拡大断面図である。 調整弁の拡大断面図である。 図1に示す圧電型電気音響変換器をレシーバとして使用した場合の調整孔を開放した状態および閉鎖した状態の音圧特性図である。 図1に示す圧電型電気音響変換器をスピーカとして使用した場合の調整孔を開放した状態および閉鎖した状態の音圧特性図である。 本発明にかかるケースの第2実施例の裏面側から見た斜視図である。 図9のX−X線断面図である。
符号の説明
A 圧電振動板
B 樹脂フィルム
1,10 圧電素子
30 ケース
30g 制動孔
30h 調整孔
40 カバー
41 放音孔
50 調整弁
53、54 空気弁
60 制御回路

Claims (3)

  1. 筐体の内部に圧電振動板を収容支持し、上記筐体の内部に上記圧電振動板を間にして前気室と後気室とを形成し、前気室を構成する筐体の部位に放音孔を設け、後気室を構成する筐体の部位に制動孔を設けてなる圧電型電気音響変換器において、
    上記後気室を構成する筐体の部位に調整孔を設け、
    上記調整孔を電気信号により開閉できる調整弁を上記筐体に取り付けたことを特徴とする圧電型電気音響変換器。
  2. 上記圧電振動板の駆動電圧が所定値より低いときには上記調整弁が調整孔を閉じ、上記駆動電圧が所定値より高いときには上記調整弁が調整孔を開くように上記調整弁を制御する制御回路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の圧電型電気音響変換器。
  3. 上記後気室を構成する筐体の部位に空気孔を設け、
    上記圧電振動板により発生する音圧が大きい時に上記空気孔を開くよう変形する空気弁を上記筐体に取り付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の圧電型電気音響変換器。
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