JP4569821B2 - 電気音響変換器およびその振動膜成型方法 - Google Patents

電気音響変換器およびその振動膜成型方法 Download PDF

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Description

この発明は、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜を用いた電気音響変換器およびその振動膜成型方法に関する。詳しくは、この発明は、カップ状のチャンバーの開口部端に取り付けられる電歪伸縮ポリマーからなる振動膜を、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーをその前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型してなるものとすることによって、振動膜の各部の膜厚のバラツキを小さくして、振動膜の各部にかかる電界強度のバラツキを小さくし、振動膜全体から音声信号を効率よく放射させるようにした電気音響変換器等に係るものである。
従来、振動膜の前面および裏面に、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための電極層を有し、かつ前面および裏面の気圧差を利用して振動膜を凸形状あるいは凹形状に成型することで、振動膜の面方向伸縮を振動膜の厚さ方向の振動に変換し、音声信号を放射する電気音響変換器が提案されている。例えば、特許文献1には、圧電高分子であるポリフッ化ビニリデンフィルムを振動膜として利用したものが記載されている。また例えば、特許文献2には、電歪伸縮ポリマーを振動膜として利用したものが記載されている。
特開昭55−73199号公報 特表2001−524278号公報
上述の特許文献1,2には、振動膜の各部の膜厚のバラツキについては何等記載されていない。特許文献1,2に記載される振動膜を、音声信号の放射のための高効率の振動膜として用いるためには、当該振動膜の各部の膜厚を均一にすることが重要である。振動膜の各部の膜厚のバラツキが大きいときには、振動膜の各部にかかる電界強度のバラツキが大きくなり、音声信号の放射効率が悪くなってしまうといった問題が生じてくる。
この発明の目的は、音声信号を振動膜全体から効率よく放射させることにある。
この発明の概念は、
カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられ、
上記振動膜の前面および裏面に、それぞれ、上記振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされ、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための第1の適合電極層および第2の適合電極層が形成され、
上記振動膜は、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーを、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型してなる
ことを特徴とする電気音響変換器にある。
この発明においては、カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられる。この振動膜の前面および裏面に、それぞれ、振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能な、第1および第2の適合電極層が形成されている。振動膜は、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーが、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型されてなるものとされる。
この成型時には、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーからなる振動膜がチャンバーの開口部端に取り付けられる。その後に、チャンバーの内部に気体が挿入され、あるいはチャンバーから気体が排出され、振動膜の前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型される。
第1および第2の適合電極層には、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧が印加される。これにより、音声信号に対応して、振動膜の面方向の伸縮、従って振動膜の厚さ方向の振動が発生し、この振動膜から音声信号が放射される。この場合、振動膜は、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーが、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型されてなるものであり、振動膜の各部の膜厚のバラツキが小さくなる。そのため、振動膜の各部にかかる電界強度のバラツキが小さくなり、音声信号が振動膜全体から効率よく放射される。
この発明によれば、カップ状のチャンバーの開口部端に取り付けられる電歪伸縮ポリマーからなる振動膜は、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーをその前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型してなるものであり、振動膜の各部の膜厚のバラツキを小さくして、振動膜の各部にかかる電界強度のバラツキを小さくでき、音声信号を振動膜全体から効率よく放射させることができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての電気音響変換器100の構成を示す斜視図である。図2は、その電気音響変換器100の構成を示す断面図である。
この電気音響変換器100は、カップ状のチャンバー101の開口部端101aに、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜102が取り付けられている。この場合、振動膜102の端部が、リング状のフレーム押さえ103により、チャンバー101の開口部端101aに圧着される。このように、チャンバー101の開口部端101aに振動膜102が取り付けられることで、チャンバー101内に密閉空間が形成される。
なお、フレーム押さえ103を用いずに、振動膜102の端部をチャンバー101の開口部端101aに接着剤を用いて接着するようにしてもよい。チャンバー101およびフレーム押さえ103は、非導電性部材、例えば合成樹脂で構成されている。
この振動膜102の前面および裏面には、それぞれ、適合電極層104Fおよび適合電極層104Rが形成されている。これら適合電極層104F,104Rは、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するためのものである。これら適合電極層104F,104Rは、それぞれ、振動膜102の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされている。これら適合電極層104F,104Rとしては、例えば、「信越化学工業(株)製 導電用シリコーンRTVゴム X-31-2060」を使用できる。
振動膜102の成型は以下のようにして行われる。
まず、図3に示すような、予め凸形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーからなる振動膜102′(以下、適宜、「初期状態の振動膜102′」という)を、チャンバー101の開口部端101aに、上述したように、フレーム押さえ103を用いて取り付ける。
この初期状態の振動膜102′は、電歪伸縮ポリマーを、圧空成型、真空成型、プレス成形、射出成型等の成型方法により成型することで得られる。この電歪伸縮ポリマーとして、例えば、[株式会社エクシールコーポレーション ハイパーゲルシート 硬度15]を使用できる。このように成型加工された初期状態の振動膜102′には、上述したようにチャンバー101の開口部端101aに取り付けられる前に、その前面、裏面に、それぞれ、適合電極層104F,104Rが塗布形成される(図3参照)。
なお、チャンバー101の側面には、チャンバー101内に気体を挿入し、あるいはチャンバー101内の気体を排出するためのポート105が設けられている。このポート105は、開閉装置(コック機構)105aを備えた金属製パイプで構成されている。このポート105には、開閉装置105aを開位置に設定した状態で、チャンバー101の内部に気体を挿入するための気体挿入装置、例えば図示しないエアーコンプレッサが取り付けられる。チャンバー101の内部に気体を挿入する直前の状態では、チャンバー101の内部と外部の気圧差、つまり振動膜102′の前面と裏面の間の気圧差は0である。
図4、図5は、それぞれ、振動膜102′がチャンバー101の開口部端101aに取り付けられた初期状態の電気音響変換器100の斜視図、断面図を示している。なお、図4、図5では開閉装置105aが開位置に設定されているが、上述の図1、図2では開閉装置105aが閉位置に設定されている。
次に、チャンバー101の内部に気体を挿入し、振動膜102′の前面と裏面の間に気圧差が生じるように、この振動膜102′をさらに凸形状に成型して、最終的な振動膜102を得る。
すなわち、初期状態から、例えばエアーコンプレッサによりチャンバー101の内部に気体、例えば空気を挿入していく。この場合、チャンバー101の内部の気圧が上昇していき、それに伴って振動膜102′は膨らんでいき、さらに凸形状となっていく。そして、例えば振動膜102′の半径が所定値、例えば膨らます前の2倍となるとき、チャンバー101の内部への空気の挿入を終了し、最終的に成型された振動膜102を得る。なお、この状態でポート105の開閉装置105aは開位置から閉位置とされ(図1、図2参照)、振動膜102の成型状態が保持される。
上述したように、振動膜102の前面および裏面にそれぞれ形成された適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間には、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧が印加される。
フレーム押さえ103の一部には、音声信号電圧を印加するための端子となる金属製の端子板106が配設されている。この端子板106は、導電性ペースト107によって、振動膜102の前面に形成された適合電極層104Fに電気的に接続されている。また、ポート105は導電性ペースト108によって振動膜102の裏面に形成された適合電極層104Rに電気的に接続され、当該ポート105は音声信号電圧を印加するための端子として使用される。
上述した直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧は、端子板106とポート105との間に印加され、これにより当該音声信号電圧は適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に印加される。
図6は、電気音響変換器100の駆動回路を示している。音声信号源111からの音声信号Saは昇圧用トランス112の1次側コイル112aに供給される。これにより、昇圧用トランス112の2次側コイル112bには、昇圧された音声信号Sa′が得られる。この昇圧用トランス112の2次側コイル112bの一端は、直接、接地された適合電極層104Rに接続され、その他端は直流カット用のコンデンサ113を介して、適合電極層104Fに接続される。
また、高圧発生回路114は高圧の直流バイアス電圧VBを発生する。この高圧発生回路114の負側は適合電極層104Rに接続され、その正側は適合電極層104Fに接続される。これにより、適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間には、直流バイアス電圧VBでバイアスされた音声信号Sa′が印加される。
図7は、直流バイアス電圧VBと昇圧音声信号Sa′とのレベル関係を示しており、直流バイアス電圧VBは音声信号Sa′のピーク・ツー・ピーク値Vp-pの1/2以上に設定される。例えば、音声信号Sa′のピーク・ツー・ピーク値が4kVであるとき、直流バイアス電圧VBは2kVに設定される。
図1、図2に示す電気音響変換器100の動作を説明する。直流バイアス電圧VBでバイアスされた昇圧音声信号Sa′が、端子板106およびポート105を介して、振動膜102の前面および裏面にそれぞれ形成された適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に印加される。
振動膜102は上述したように電歪伸縮ポリマーからなっている。適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に電圧が印加されると、これら適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に引力(クーロン力)が発生し、振動膜102の厚さが減少し、面積が拡大する。
上述したように適合電極層104Fおよび適合電極層104Rの間に直流バイアス電圧VBでバイアスされた昇圧音声信号Sa′が印加される場合、直流バイアス電圧VBで振動膜102の面積が予め拡大されているため、振動膜102の面積は音声信号Sa′のレベル変化に応じて拡大縮小する。
このとき、上述したように振動膜102は、その前面および裏面に気圧差を生じさせて凸形状に成型されているので、上述した振動膜102の面積の拡大縮小、つまり面方向の伸縮により、チャンバー101と振動膜102により構成される密閉空間の体積が気圧差により変化する。これにより、振動膜102は音声信号Sa′のレベル変化に応じて膜厚方向に振動し、音声信号Sa′の電気的エネルギーが音響的エネルギーに変換され、振動膜102から音声信号が放射される。
上述した図1、図2に示す電気音響変換器100によれば、チャンバー101の開口部端101aに取り付けられた振動膜102は、予め凸形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーからなる初期状態の振動膜102′(図3参照)が、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状に成型されてなるものであり、振動膜102の各部の膜厚のバラツキが小さくなる。
例えば、電歪伸縮ポリマーとして、上述した[株式会社エクシールコーポレーション ハイパーゲルシート 硬度15]で厚さ1mmのものを使用し、半径50mmとなるようにブレス成型(温度120℃)をして、初期状態の振動膜102′を得たところ、最大厚さ1mm、最小厚さ0.8mmとなった。そして、この振動膜102′をチャンバー101の開口部端101a(口径100mm)に取り付け、このチャンバー101内に空気を挿入して膨らませて、半径100mmの凸形状に成型した振動膜102を得たところ、この振動膜102の膜厚分布は、図8に示すようになり、最大膜厚と最小膜厚の比は、0.5/0.7=0.714であり、振動膜102の各部の膜厚のバラツキは小さかった。
これに対して、図9、図10に示すように、チャンバー101の開口端部101aに、凸状に成型加工されていない、平坦な振動膜102″(上述した[株式会社エクシールコーポレーション ハイバーゲルシート 硬度15]で厚さ1mmのもの)を取り付け、このチャンバー101内に空気を挿入して膨らませて、半径100mmの凸形状に成型した振動膜102(図1、図2参照)を得た場合、この振動膜102の膜厚分布は、図11に示すようになり、最大膜厚と最小膜厚の比は、0.013/0.17=0.076となり、振動膜102の各部の膜厚のバラツキが大きかった。なお、図9、図10において、図4、図5と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
このように、図1、図2に示す電気音響変換器100によれば、振動膜102の各部の膜厚のバラツキが小さく、そのため振動膜102の各部にかかる電界強度のバラツキが小さくなり、この振動膜102の全体から音声信号を効率よく放射させることができる。
なお、上述実施の形態では、振動膜102は予め凸形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーを、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状に成型してなるものであるが、逆に振動膜102は予め凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーを、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凹形状に成型してなるものであってもよい。
この場合、予め凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーをチャンバー101に取り付け、その後にポート105を通じてチャンバー101の内部の空気を排出していく。この場合、チャンバー101の内部の気圧が下降していき、それに伴って振動膜は凹んでいき、さらに凹形状に成型された振動膜を得ることができる。
このように振動膜を凹形状に成型する場合にあっても、振動膜の各部の膜厚のバラツキを小さくでき、上述したように振動膜102を凸形状に生成する場合と同様の効果を得ることができる。
また、上述実施の形態では、ポート105に開閉装置(コック機構)105aを設けたものであるが、ポート105に開閉装置105aを設けない構成とすることもできる。その場合には、チャンバー101の内部に空気を挿入して、振動膜102をその前面と裏面の間に気圧差が生じるように成型した状態で、ポート105の開口部を封止部材で封止し、あるいは開口部を潰して閉状態とすることで、その状態を保持できる。
この発明は、音声信号を振動膜全体から効率よく放射させることができるものであり、単体のスピーカあるいは音響機器に付加されるスピーカとして利用できる。
実施の形態としての電気音響変換器の構成を示す斜視図である。 実施の形態としての電気音響変換器の構成を示す断面図である。 初期状態の振動膜の構成を示す断面図である。 振動膜を最終成型する前の初期状態の電気音響変換器を示す斜視図である。 振動膜を最終成型する前の初期状態の電気音響変換器を示す断面図である。 電気音響変換器の駆動回路を示す回路図である。 駆動回路における直流バイアス電圧VBと昇圧音声信号Sa′とのレベル関係を示す図である。 振動膜の膜厚分布例を示す図である。 比較例を説明するための電気音響変換器(初期状態)を示す斜視図である。 比較例を説明するための電気音響変換器(初期状態)を示す断面図である。 振動膜の膜厚分布例(比較例)を示す図である。
符号の説明
100・・・電気音響変換器、101・・・カップ状のチャンバー、101a・・・開口部端、102,102′・・・振動膜、103・・・リング状のフレーム押さえ、104F,104R・・・適合電極層、105・・・ポート、105a・・・開閉装置(コック機構)、106・・・端子板、107,108・・・導電性ペースト、111・・・音声信号源、112・・・昇圧用トランス、113・・・直流カット用のコンデンサ、114・・・高圧発生回路

Claims (2)

  1. カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられ、
    上記振動膜の前面および裏面に、それぞれ、上記振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされ、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための第1の適合電極層および第2の適合電極層が形成され、
    上記振動膜は、予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーを、前面と裏面の間に気圧差が生じるようにさらに凸形状あるいは凹形状に成型してなる
    ことを特徴とする電気音響変換器。
  2. カップ状のチャンバーの開口部端に、電歪伸縮ポリマーからなる振動膜が取り付けられ、
    上記振動膜の前面および裏面に、それぞれ、上記振動膜の形状の変動に伴って自体の形状を調整可能とされ、直流バイアス電圧でバイアスされた音声信号電圧を印加するための第1の適合電極層および第2の適合電極層が形成された電気音響変換器の振動膜成型方法であって、
    予め凸形状あるいは凹形状に成型加工された電歪伸縮ポリマーからなる振動膜を上記チャンバーの開口部端に取り付ける振動膜取り付け工程と、
    上記チャンバーの内部に気体を挿入し、あるいは上記チャンバーから気体を排出し、上記振動膜の前面と裏面の間に気圧差が生じるように該振動膜をさらに凸形状あるいは凹形状に成型する成型工程と
    を有することを特徴とする電気音響変換器の振動膜成型方法。
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