JP2007027504A - 多層配線基板の製造方法及び製造装置並びに多層配線基板 - Google Patents

多層配線基板の製造方法及び製造装置並びに多層配線基板 Download PDF

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Abstract

【課題】 工数が少なく効率よく短時間で製造することができると共に、生産コストを安価に抑えることができる多層配線基板の製造方法等を提供すること。
【解決手段】スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造方法であって、前記配線基板ごとに、球状導電体を前記スルーホール上にマウントする第1のステップと、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入する第2のステップと、前記球状導電体を圧入した配線基板上に、前記球状導電体をマウント又は圧入した前記配線基板を絶縁部材を介して重ね合わせることにより前記球状導電体同士を対向させる第3のステップと、前記重ね合わせた配線基板をプレス処理することにより前記球状導電体同士を接合する第4のステップとを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、多層配線基板の製造方法及び製造装置並びに多層配線基板に関し、例えば2層配線基板を用いて構成される多層配線基板の製造方法及び製造装置並びに多層配線基板に関する。
近年、電子機器の軽薄短小化、高機能化が急速に進んできており、それに伴い、電子部品の高密度実装化が要求されている。
そして、この電子部品の高密度実装化のために、4層配線基板や8層配線基板などの各種の多層配線基板が広く用いられるようになってきている。
このような多層配線基板における層間を電気的に接続する方法として、スルーホールめっき法、ビアめっき法、バンプ法、インプラント法などが知られている。
スルーホールめっき法は、導体層及び絶縁層を積層した積層板にドリルによって貫通孔を形成し、この貫通孔の内周面に導電部材によるめっき処理を施すことによって、導体層間を電気的に接続する方法である。
また、ビアめっき法は、導体層及び絶縁層を積層した積層板の絶縁層側を導体面が露出するところまで孔を開け、この孔を含めた絶縁層全体に導電部材によるめっき処理を施し、これによって導体層間を電気的に接続する方法である。
また、バンプ法は、導体層に対してエッチング処理、めっき処理、印刷処理等を施すことによりバンプを形成し、このバンプ上に導体層をプレス処理等により積層して導体層間を電気的に接続する方法である。
また、インプラント法は、両面基板に金型で貫通孔を開け、この貫通孔に金型にて導体部材を埋め込んで導体層間を電気的に接続する方法である。
さらに、ベース基材に形成した貫通孔に金属粒子及びその凝集体からなる導電性樹脂を充填して導体層間を電気的に接続する方法も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−144398号公報
しかし、上述した従来技術による方法では、工程数が多いことから、リードタイムが長くなるのみならず、歩留まりも悪くなってしまう。
しかも、製造設備が大がかりとなってしまうことから設備費用も高額となり、また、めっき液などの材料が必要となるために材料費も高額である。したがって、従来技術による方法では製造コストが高くなってしまう。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、工数が少なく効率よく短時間で製造することができると共に、生産コストを安価に抑えることができる多層配線基板の製造方法及び製造装置並びに多層配線基板を提供することを目的とする。
そこで、請求項1に記載の発明は、スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造方法であって、前記配線基板ごとに、球状導電体を前記スルーホール上にマウントする第1のステップと、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入する第2のステップと、前記球状導電体を圧入した配線基板上に、前記球状導電体をマウント又は圧入した前記配線基板を絶縁部材を介して重ね合わせることにより前記球状導電体同士を対向させる第3のステップと、前記重ね合わせた配線基板をプレス処理することにより前記球状導電体同士を接合する第4のステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記第2のステップは、前記スルーホールから突出する突出部を前記球状導電体に形成するように、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明であって、前記球状導電体の大きさが、前記スルーホールの孔径の105〜200%であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造装置であって、前記配線基板を水平状態に載置する載置手段と、前記スルーホールの孔径よりも大きい球状導電体を前記スルーホール上にマウントするマウント手段と、マウントした前記球状導電体を前記スルーホールに圧入するプレス手段と、前記配線基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成手段と、前記配線基板上に形成した絶縁膜上に配線基板を重ねることにより前記球状導電体同士を対向させて熱プレスを行う熱プレス手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明であって、前記プレス手段は、前記スルーホールから突出する突出部を前記球状導電体に形成するように、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、スルーホールが設けられた複数の配線基板のスルーホールにそれぞれ所定の導電体が狭持されると共に、前記配線基板が絶縁部材を介して積層されることにより対向配置されるスルーホール間で、前記導電体同士が接続されて前記スルーホールが電気的に接続されることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明であって、前記配線基板は、その両面に配線パターンが形成されると共に、スルーホールの内周面の導電性被膜はめっき処理により形成されることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の発明であって、前記配線基板間の距離は、5〜500μmであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造方法であって、前記配線基板ごとに、球状導電体を前記スルーホール上にマウントする第1のステップと、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入する第2のステップと、前記球状導電体を圧入した配線基板上に、前記球状導電体をマウント又は圧入した前記配線基板を絶縁部材を介して重ね合わせることにより前記球状導電体同士を対向させる第3のステップと、前記重ね合わせた配線基板をプレス処理することにより前記球状導電体同士を接合する第4のステップと、を有するので、複数の配線基板を用いてそれらの配線基板間の層間接続を球状導電体によって行なうことができ、工数が少なく効率よく短時間で製造することができると共に、生産コストを安価に抑えることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記第2のステップは、前記スルーホールから突出する突出部を前記球状導電体に形成するように、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入するので、球状導電体同士の接合を確実なものとすることが容易となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記球状導電体の大きさが、前記スルーホールの孔径の105〜200%であるので、層間接続の信頼性を維持することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造装置であって、前記配線基板を水平状態に載置する載置手段と、前記スルーホールの孔径よりも大きい球状導電体を前記スルーホール上にマウントするマウント手段と、マウントした前記球状導電体を前記スルーホールに圧入するプレス手段と、前記配線基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成手段と、前記配線基板上に形成した絶縁膜上に配線基板を重ねることにより前記球状導電体同士を対向させて熱プレスを行う熱プレス手段と、を備えるので、多層配線基板の製造工程をより少なく効率よく短時間で製造することができると共に、生産コストを安価に抑えることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、前記プレス手段は、前記スルーホールから突出する突出部を前記球状導電体に形成するように、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入するので、球状導電体同士の接合を確実なものとすることが容易となる。
また、請求項6に記載の発明によれば、スルーホールが設けられた複数の配線基板のスルーホールにそれぞれ所定の導電体が狭持されると共に、前記配線基板が絶縁部材を介して積層されることにより対向配置されるスルーホール間で、前記導電体同士が接続されて前記スルーホールが電気的に接続されるので、複数の配線基板間の層間接続を導電体同士の接合により行うことにより、工数が少なく効率よく短時間で製造することができると共に、生産コストを安価に抑えた多層配線基板を提供することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、前記配線基板は、その両面に配線パターンが形成されるので、両面基配線板を用いた4層以上の配線基板を提供することができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、前記配線基板間の距離は、5〜500μmであるので、配線パターンの短絡の発生を抑えることができ、或いは高密度多層化を実現することができる。
本実施形態における多層配線基板の製造方法及び製造装置は、複数の配線基板のスルーホールに導電体を圧入し、これらの配線基板を、絶縁部材を介して導電体が対向するように積み重ね、その後プレス処理することにより、多層配線基板を製造である。すなわち、スルーホールが設けられた複数の配線基板ごとに、球状導電体を前記スルーホール上にマウントし、この球状導電体をスルーホールに圧入した後、球状導電体を圧入した配線基板上に、球状導電体をマウント又は圧入した配線基板を絶縁部材を介して重ね合わせることにより球状導電体同士を対向させ、その後プレス処理することにより球状導電体同士を接合するものである。
そして、このような多層配線基板の製造を実現するための製造装置においては、前記配線基板を水平状態に載置する載置手段と、前記スルーホールの孔径よりも大きい球状導電体を前記スルーホール上にマウントするマウント手段と、マウントした前記球状導電体を前記スルーホールに圧入するプレス手段と、前記配線基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成手段と、前記配線基板上に形成した絶縁膜上に配線基板を重ねることにより前記球状導電体同士を対向させて熱プレスを行う熱プレス手段と、を備えている。
このように多層配線基板を製造するにあたり、複数の配線基板を用い、しかもそれらの配線基板間の層間接続を球状導電体で行なうことにより、工数が少なく効率よく短時間で製造することができるため、生産コストを安価に抑えることができる。
ここで、配線基板としては、基板両面にそれぞれ配線パターンが形成され、これらの配線パターンがスルーホールで接続される両面配線基板を用いることができる。
また、球状導電体としては、銅(Cu)ボールなどのほか、ビジニルベンゼン系樹脂からなる球状樹脂の表面に例えばSn/Ag系ハンダめっきを施した球状導電体を用いるようにしてもよい。
また、スルーホールから突出する突出部を球状導電体に形成するように、球状導電体をスルーホールに圧入するように配線基板のプレス処理をすれば、球状導電体の突出部同士がプレス処理により接合する面が大きくなり、球状導電体同士の接合を確実なものとすることが容易となる。
さらに、球状導電体の大きさをスルーホールの孔径の105〜200%とするのが好適であり、これにより層間接続の信頼性を維持することができる。すなわち、球状導電体の直径がスルーホールの孔径に対して105%より小さい場合には、この球状導電体をスルーホールにプレス等で圧入したとき、球状導電体とスルーホールの内壁との摩擦が減少し、スルーホール内周面の銅被膜との接合状態が不安定になる可能性があり、一方で、球状導電体の直径がスルーホールの孔径に対して200%より大きい場合には、球状導電体が大きすぎて、スルーホール内に入る部分が少なくなり、スルーホール内に隙間を発生させてしまうことになる。しかも、球状導電体とスルーホールの内壁との摩擦が大きくなり、プレス等の押圧力によりスルーホールが変形してしまう。
また、本実施形態における多層配線基板は、スルーホールが設けられた複数の配線基板のスルーホールにそれぞれ所定の導電体が狭持されると共に、前記配線基板が絶縁部材を介して積層されることにより対向配置されるスルーホール間で、前記導電体同士が接続されて前記スルーホールが電気的に接続される。
このように複数の配線基板間の層間接続を導電体同士の接合により行うことにより、工数が少なく効率よく短時間で製造することができると共に、生産コストを安価に抑えた多層配線基板を提供することができる。
また、配線基板間の距離は、5〜500μmとすることが好適である。このようにすることにより、配線パターンの短絡の発生を抑えることができ、或いは高密度多層化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明の実施形態における両面配線基板の製造工程を示す説明図、図2は本発明の実施形態における4層配線基板の製造工程を示す説明図、図3は図2における多層配線基板の製造工程に用いる製造装置の説明図、図4は図3におけるプレス装置の概略構成図、図5は図3における熱プレス装置の概略説明図である。
本実施形態に係る多層配線基板は、複数の配線基板(本実施形態においては両面配線基板とする)に形成されたスルーホールに球状導電体を圧入後、その基板間に絶縁部材を介在させて熱プレス等の処理を行うことによって製造されるものであり、まず最初に、このように多層配線基板の製造に用いられる両面配線基板について説明する。
(両面配線基板の説明)
両面配線基板10は、図1(d)に示すように、ガラスエポキシ樹脂からなる板状基材2の所定位置に、複数のスルーホール4が形成され、各スルーホール4は、その内周面から両面基板の表裏面にかけて導電性被膜として銅被膜5,5が形成されており、両面配線基板10の表側面と裏側面とに形成された配線パターン6,7とが、スルーホール4を介して導通されて接続されている。
ここで、両面配線基板10の製造工程を図1(a)〜(d)を用いて具体的に説明する。
まず、図1(a)に示すように、厚さ100μmのガラスエポキシ樹脂からなる板状基材2の両面に厚さ12μmの銅箔3,3を設けた両面配線基板用基材1を用意する。なお、ガラスエポキシ樹脂からなる板状基材に代えて、ガラスフッ素樹脂、ポリイミド、セムスリー、アルミナなどから構成される板状基材を用いるようにしてもよい。また、銅箔に代えてその他の金属箔、たとえば銀箔などを用いるようにしてもよい。
次に、図1(b)に示すように、NCドリルなどを用いて、板状基材2の所定位置に150μm径の複数の開口部4´を形成する。
その後、図1(c)に示すように、その開口部4´の内周面全体に無電解銅めっき処理を施し、これにより内周面に厚さ10μmの銅被膜5を有する孔径130μmのスルーホール4を形成する。
そして、図1(d)に示すように、パターンニングレジストを塗布して露光、現像、エッチングという周知の工程を経て基板両面に配線パターン6,7を形成し、両面配線基板10を得る。
(両面配線基板を用いた多層配線基板の製造装置の説明)
次に、上述の両面配線基板10を用いて多層配線基板を製造するための本実施形態における多層配線基板製造装置(以下、「製造装置30」とする。)について説明する。
製造装置30は、図3に示すように、両面配線基板10のスルーホール4上に、このスルーホール4の孔径よりも大きい球状導電体9をマウントするマウント手段としてのボールマウンタ40と、前述のボールマウンタ40によってマウントした球状導電体9をスルーホール4に圧入し、球状導電体9をスルーホール4に狭持させるプレス手段としてのプレス装置50と、球状導電体9をスルーホール4に狭持させた両面配線基板10上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成手段としてのラミネータ70と、ラミネータ70によって絶縁膜を形成された両面配線基板10上にさらに球状導電体9をマウント又は圧入した両面配線基板10をそれぞれのスルーホール4の位置合わせをして積み重ねることにより球状導電体9を対向させた後、ホットプレスで熱圧着して多層配線基板を完成させる熱プレス手段としての熱プレス装置80とから構成される。
ボールマウンタ40は、例えば球状導電体9を吸引可能なノズル(図示せず)を具備し、個別に又は多数の球状導電体9を略同時にマウント可能としたものであり、周知の半田ボールマウンタと同様の構成のものを用いることができる。
プレス装置50は、図4に示すように、両面配線基板10を水平状態に載置する載置手段としてのプレス台51と、前述のボールマウンタ40によってマウントした球状導電体9を、弾性部材を用いてスルーホール4に圧入し、球状導電体9をスルーホール4に狭持させるプレス部52とを有している。
プレス台51は、ベース54上にSUS製の水平載置板53を設けて両面配線基板10を水平に載置可能としている。
また、プレス部52は、SUS製の水平押圧板56を介して弾性部材57を下面に設けたプレス体55を、連結杆58を介して上下昇降自在に配設したものであり、プレス台51に載置された両面配線基板10を所定の荷重で押圧することができる。なお、59は動力伝達ケース、60は操作盤である。
ラミネータ70は、絶縁膜として用いる厚さ70μmのフィルム状熱硬化性エポキシ樹脂の絶縁シートを両面配線基板10に載置可能としている。なお、絶縁シートとして、フィルム状熱可塑性ポリイミド樹脂の絶縁シートを使用してもよく、耐熱性及び加工性の面で150〜300℃のガラス転移点のものを使用することが望ましい。また、フィルム状の絶縁シートに代えて、熱硬化性エポキシ樹脂や熱可塑性ポリイミド樹脂を主成分とした液状の絶縁性接着剤を絶縁膜として使用することも好適である。
熱プレス装置80は、図5に示すように、両面配線基板10を水平状態に載置する載置手段としての熱プレス台71と、球状導電体9をスルーホール4に狭持させた両面配線基板10をラミネータ70によって絶縁膜を形成した両面配線基板10上にさらに球状導電体9をマウント又は圧入した両面配線基板10をそれぞれのスルーホール4の位置合わせをして球状導電体9を対向させ、積み重ねる積重ね手段(図示せず)と、積み重ね後の両面配線基板10を熱プレス台71とによりホットプレス(熱プレスともいう)する熱プレス部75とを有している。
熱プレス台71は、ベース74上にヒータ(図示せず)によって加熱されるSUS製の水平載置板73を設けて絶縁膜が形成された両面配線基板10を水平に載置可能としており、このように両面配線基板10を載置した状態で積重ね手段によってさらに両面配線基板10が積み重ねることができるようになっている。
また、熱プレス部75は、SUS製の水平押圧板76を介して下面に設けられ、ヒータ(図示せず)によって加熱される熱プレス体77を、連結杆78を介して上下昇降自在に配設したものであり、熱プレス台71に載置された両面配線基板10を所定の荷重で押圧すると共に加熱することができる。なお、79は動力伝達ケース、72は操作盤である。
(4層配線基板についての説明)
上記製造装置30を用いた本実施形態に係る多層配線基板である4層配線基板20について、図2(a)〜(g)を参照しながら説明する。
まず、上述したスルーホール4が形成された2枚の両面配線基板10を用意する。ここで、説明の便宜上、2枚の両面配線基板をそれぞれ第1の両面配線基板10a及び第2の両面配線基板10bとし、これらを構成する要素の符号に続いてそれぞれa,bの符号を付することにする(例えば、スルーホール4a,4b、球状導電体9a,9bの如く)。なお、以下これらのアルファベットを省略することもあるものとする。
次に、ボールマウンタ40によって、図2(a)に示すように、各両面配線基板10aのスルーホール4aにそれぞれ球状導電体9をマウントする。なお、このマウントは、球状導電体9aがスルーホール4aの端面開口縁部に仮固定される程度の圧力で行われる。
ここで、球状導電体9aの直径は150μmであり、一方で各スルーホール4aの孔径は130μmであるため、球状導電体9aはスルーホール4bを通過することはない。
また、球状導電体9の種類は特に限定されることはないが、長期間の導通性に対する信頼性を確保する観点から、たとえば、銅(Cu)等の金属からなる球状体を用いることが好適である。また、ビジニルベンゼン系樹脂からなる球状樹脂の表面に例えばSn/Ag系ハンダめっきを施した球状導電体9を用いるようにしてもよい。なお、球状とは、完全な球体をいうのではなく、本実施形態における多層配線基板を製造することができるような形状であれば、円錐形や三角錐に近い導電体も球状導電体に含まれる。
次に、球状導電体9aがマウントされた第1の両面配線基板10aをプレス装置50のプレス台51に載置し、図2(b)に示すように、弾性部材57を下面に設けたプレス体55を降下させて第1の両面配線基板10aを所定の荷重で押圧する。これにより、第1の両面配線基板10aにマウントされた球状導電体9aは、図2(c)に示すように、スルーホール4aに圧入され、球状導電体9aはスルーホール4aに狭持される。
ここで、球状導電体9aは弾性部材57を介してプレスされるため、その上部は完全に平らに変形されることはなく、ある程度の球形を保つとともに第1の両面配線基板10a上面から所定量上方に突出する突出部としての球状凸部91aが形成される。一方、球状導電体9aの下部は、水平なプレス台に押圧されるために、略平らに変形された変形部92aが形成され、スルーホール4aの下部の隙間を埋める状態となる。なお、この弾性部材57はプレス体55ではなく、プレス台51に設けるようにしても良い。また、弾性部材57ではなく、プレス体55を凹状にすることによって球状凸部91aを形成するようにしてもよい。
次に、上記の如くプレスされた第1の両面配線基板10aをラミネータ70の所定位置に取り付け、ラミネータ70によって、図2(d)に示すように、この第1の両面配線基板10a上に絶縁部材11である70μmのフィルム状硬化性エポキシ樹脂を載置して第1の両面配線基板10aで被い、80〜100℃で加熱してロールラミネートする(図2(e)参照)。
また、第1の両面配線基板10aに積層させる第2の両面配線基板10bも、この第1の両面配線基板10aと同様に、ボールマウンタ40によって球状導電体9bをスルーホール4bにマウント後、プレス装置50によって、球状導電体9bをスルーホール4bに狭持させる。
続いて、熱プレス装置80の熱プレス台71に、上記の如くロールラミネートした第1の両面配線基板10aを載置し、この第1の両面配線基板10a上に、積層用の第2の両面配線基板10bを球状導電体9b上部の球状凸部91bが下方になるように積み重ね手段によって積重ねる。すなわち、図2(f)に示すように、第1及び第2の両面配線基板10a,10bにマウントされた球状導電体9a,9bの上部球状凸部91a,91bがそれぞれ対向するように積層用の第2の両面配線基板10bを積み重ねる。この積重ねの際には、第1及び第2の両面配線基板10a,10bにそれぞれ設けられたアライメントマーク(図示せず)を用いて位置合せを行い、これにより接続すべきスルーホール4a,4b間の位置合わせが可能となる。
そして、熱プレスによって、重ね合わせられた第1及び第2の両面配線基板10a,10bを170℃で加熱しながら10kg/cmで5分間押圧し、図2(g)に示すように、球状導電体9a,9bを接合することにより、第1及び第2の両面配線基板10a,10bにおける層間接続を行う。このようにして、2つの第1及び第2の両面配線基板10a,10bによって4層配線基板20を製造することができる。なお、絶縁部材11は130℃で軟化して第1及び第2の両面配線基板10a,10b間を接合し、160℃で硬化する。
ここで、熱プレス装置80の熱プレス部75の押圧力によって、第1及び第2の両面配線基板10a,10bにそれぞれ狭持された球状導電体9a,9bの上部球状凸部91a,91b同士がその突出形状により絶縁部材11を突き抜けて接合(接続)され、これにより第1及び第2の両面配線基板10a,10bのスルーホール4a,4b同士が電気的に接続される。しかも、スルーホール4a,4bの間隙を球状導電体9a,9bによってほぼ埋め込むことができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1及び第2の両面配線基板10a,10bのスルーホール4a,4b上にそれぞれ球状導電体9a,9bをマウントすると共に圧入してスルーホール4a,4bに球状導電体9a,9bを狭持し、第1の両面配線基板10a上を絶縁部材11で被った後、第2の両面配線基板10bを位置合わせして重ね合わせ、熱プレスで加熱圧接するという簡易かつ少ない工程で配線基板の4層化が可能となるため、短時間かつ安価な4層配線基板を製造することが可能となる。しかも、このように工程が少ないために、工程内で発生する材料の寸法変化を最小限に抑えることができ、歩留まりを向上させることができる。
また、リジット基板(硬質素材に配線パターンを形成した基板)のように基板厚が厚いために、スルーホールの孔径が両面配線基板の厚みと略同等以下にならざるを得ないような場合であっても、球状導電体を2つ用いることにより、層間の電気的接続を行うことができる。
さらに、スルーホール4a,4bの間隙を球状導電体9a,9bによってほぼ埋め込むことができるため、信頼性を向上させることができる。すなわち、スルーホール4a,4bに間隙が発生すると、その後の加工工程で水分や薬品等が残留し易く、それにより部品等に影響を与える可能性があるが、本実施形態の多層配線基板はその間隙が球状導電体9によってほぼ埋め込むことができるため、そのような影響を抑制することができる。
なお、図2(d)〜(g)の工程に代えて、図6(a)(b)の工程を用いて4層配線基板20を製造するようにすることもできる。
すなわち、ボールマウンタ40によって、第2の両面配線基板10bのスルーホール4b上に球状導電体9bをマウントした後、熱プレス装置80に載置する。そして、図6(a)に示すように、第2の両面配線基板10b上に絶縁部材11及び第1の両面配線基板10aを重ね合わせ、図6(b)に示すように熱プレス(170℃,10kg/cm,5分間)することにより、4層配線基板20を製造するのである。なお、図6(b)に示すように、第1の両面配線基板10aは、球状凸部91aが下方となり、かつ絶縁部材11を介して球状導電体9a,9bがそれぞれ対向するように第2の両面配線基板10bに積重ねられる。また、この積み重ねの際には、第1及び第2の両面配線基板10a,10bにそれぞれ設けられたアライメントマーク(図示せず)を用いて位置合せを行い、これにより接続すべきスルーホール4a,4b間の位置合わせを行う。
(6層配線基板についての説明)
次に、6層配線基板について図7を参照して説明する。図7は、6層配線基板21を製造する工程を示す説明図である。
まず、上述のように製造した4層配線基板20(図2(a)〜(g)参照。)と、球状導電体9cをマウント及び圧入した第3の両面配線基板10cとを用意する。
そして、この第3の両面配線基板10cをラミネータ70の所定位置に取り付け、ラミネータ70によって、図7(a)に示すように、絶縁部材11である70μmのフィルム状硬化性エポキシ樹脂をこの第3の両面配線基板10c上に載置して被い、80〜100℃で加熱してロールラミネートする(図7(b)参照)。
続いて、図7(c)に示すように、熱プレス装置80の熱プレス台71に、上記の如くロールラミネートした第3の両面配線基板10cを球状凸部91cが上方になるように載置し、この第3の両面配線基板10c上に、4層配線基板20を積み重ね手段によって積重ねる。すなわち、4層配線基板20に圧入された球状導電体9aの下部変形部92aと第3の両面配線基板10cの球状導電体9cの球状凸部91bとがそれぞれ対向するように積層用の4層配線基板20を積み重ねる。この積み重ねの際には、第3の両面配線基板10c及び4層配線基板20にそれぞれ設けられたアライメントマーク(図示せず)を用いて位置合せを行い、これにより接続すべきスルーホール4a,4c間の位置合わせが可能となる。
そして、熱プレスによって、重ね合わせられた第3の両面配線基板10cと4層配線基板20とを170℃で加熱しながら10kg/cmで5分間押圧し、図7(d)に示すように、第3の両面配線基板10cと4層配線基板20における層間接続を行う。このようにして、3つの第1〜第3の両面配線基板10a,10b,10cによって6層配線基板21を製造することができる。なお、絶縁部材11は上述したように130℃で軟化して第3の両面配線基板10cと4層配線基板20とを接合し、160℃で硬化する。
以上のように、本実施形態によれば、第1〜第3の両面配線基板10a〜cのスルーホール4a〜c上に狭持された球状導電体9a〜cにより層間接続することができ、これにより6層配線基板21を製造することが可能となる。したがって、従来に比べ少ない工程で基板の6層化が可能となるため、短時間かつ安価な6層配線基板を製造することが可能となる。その他の作用及び効果については上述の実施形態と同様である。
なお、図7(a)〜(d)の工程に代えて、図8(a)(b)の工程を用いて4層配線基板を製造するようにすることもできる。
すなわち、ボールマウンタ40によって、第3の両面配線基板10cのスルーホール4c上に球状導電体9cをマウントした後、熱プレス装置80の熱プレス台71に載置する。そして、図8(a)に示すように、第3の両面配線基板10c上に絶縁部材11及び4層配線基板20を重ね合わせ、図8(b)に示すように熱プレス(170℃,10kg/cm,5分間)することにより、6層配線基板21を製造する。なお、図8(b)に示すように、第3の両面配線基板10cにマウントされた球状導電体9cと4層配線基板20の球状導電体9aとが絶縁部材11を介して対向するように重ね合わせ手段により積み重ねられる。また、この積み重ねの際には、第3の両面配線基板10c及び4層配線基板20にそれぞれ設けられたアライメントマーク(図示せず)を用いて位置合せを行い、これにより接続すべきスルーホール4a,4c間の位置合わせを行う。
ここで、本実施形態におけるスルーホール4の大きさと球状導電体9との大きさの関係について説明する。
球状導電体9の直径は、層間接続の信頼性を維持するために、スルーホール4の孔径に対して105%〜200%の範囲内であることが望ましい。
その理由として、球状導電体9の直径がスルーホール4の孔径に対して105%より小さい場合には、球状導電体9がスルーホール4内に入りやすくなり、この球状導電体9をスルーホール4にプレス等で押圧入したとき、球状導電体9とスルーホール4の内壁との摩擦が減少し、スルーホール4内周面の銅被膜との接合状態が不安定になる可能性があるからである。一方で、球状導電体9の直径がスルーホール4の孔径に対して200%より大きい場合には、球状導電体9が大きすぎ、スルーホール4内に入る部分が少なくなり、スルーホール内に隙間を発生させてしまうことになる。しかも、球状導電体9とスルーホール4の内壁との摩擦が大きくなり、プレス等の押圧力によりスルーホール4が変形してしまうからである。
次に、両面配線基板10間の距離について説明する。両面配線基板10間の距離は、5μmより短いと両面配線基板10の対向する配線パターンの短絡が発生しやすくなり、一方で、この距離を500μmより大きくすると高密度多層化に沿わなくなる。
したがって、両面配線基板10間の距離は、5〜500μmの範囲内であることが望ましい。
(オットオイル試験)
上述のように製造された4層配線基板20及び6層配線基板21を用いて、30孔のディージーチェーンのパターンにてホットオイル試験(25℃,30秒→260℃,10秒)を50,100,150サイクル行い、その後、層間接合部分の抵抗値を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2007027504
表1に示すように、層間接合部分の抵抗値の変化は、150サイクル後においても±2%の変動範囲内にあり、信頼性は極めて高いものであることを裏付ける結果が得られた。
(その他の多層配線基板について)
図9は、他の実施形態であり、以下、上記実施形態と対応する部分については同一の符号を付する。
図9に示す多層配線基板22は、球状導電体9をマウント及び圧入した複数の両面配線基板10をその間に絶縁部材を介して加熱及び圧着することによって、層間のスルーホール4間を接続し、第1の両面配線基板10aの一方側に一つの両面配線基板10bを接合させ、他方に3つの両面配線基板10c〜eを接合させたものである。
このように、本実施形態における多層配線基板の製造方法によれば、一つの基板上に異なる数の基板を積層させることができる。したがって、従来であれできなかった部分多層化を容易に行うことができ、基板の軽量化、省スペース化、コストダウンなどを図ることができる。しかも、基板材料が少なくてすむため、よりコストダウンを図ることが可能となる。
以上、実施形態を通じて本発明を説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、種々の変更を行うことができることはいうまでもない。
例えば、球状導電体9やスルーホール4の導電性被膜の表面に半田めっき処理を施すようにすることもできる。このようにすれば、スルーホール4に球状導電体9を圧入した後にリフロー処理を行うことによって、球状導電体9をより両面配線基板10に固定することができるので、その後の工程において基板の取り扱いが容易となる。
また、両面配線基板10同士を熱プレスにより両面配線基板10間の接着を行うようにしたが、これらの両面配線基板10間に用いる絶縁部材11を常温で接着可能な絶縁性接着剤を用いることにより、常温でのプレスを行うようにしてもよい。
また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明の効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の実施形態における両面配線基板の製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における4層配線基板の製造工程を示す説明図である。 図2における多層配線基板の製造工程に用いる製造装置の説明図である。 図3におけるプレス装置の概略構成図である。 図3における熱プレス装置の概略説明図である。 本発明の実施形態における別の4層配線基板の製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における6層配線基板の製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における別の6層配線基板の製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における別の多層層配線基板を示す説明図である。
符号の説明
4 スルーホール
9 球状導電体
10 両面配線基板
20 4層配線基板
21 6層配線基板
30 製造装置
40 ボールマウンタ
50 プレス装置
70 ラミネータ
80 熱プレス装置
91 球状凸部

Claims (8)

  1. スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造方法であって、
    前記配線基板ごとに、球状導電体を前記スルーホール上にマウントする第1のステップと、
    前記球状導電体を前記スルーホールに圧入する第2のステップと、
    前記球状導電体を圧入した配線基板上に、前記球状導電体をマウント又は圧入した前記配線基板を絶縁部材を介して重ね合わせることにより前記球状導電体同士を対向させる第3のステップと、
    前記重ね合わせた配線基板をプレス処理することにより前記球状導電体同士を接合する第4のステップと、
    を有する多層配線基板の製造方法。
  2. 前記第2のステップは、前記スルーホールから突出する突出部を前記球状導電体に形成するように、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入することを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板の製造方法。
  3. 前記球状導電体の大きさが、前記スルーホールの孔径の105〜200%であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多層配線基板の製造方法。
  4. スルーホールが設けられた複数の配線基板を用いる多層配線基板の製造装置であって、
    前記配線基板を水平状態に載置する載置手段と、
    前記スルーホールの孔径よりも大きい球状導電体を前記スルーホール上にマウントするマウント手段と、
    マウントした前記球状導電体を前記スルーホールに圧入するプレス手段と、
    前記配線基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成手段と、
    前記配線基板上に形成した絶縁膜上に配線基板を重ねることにより前記球状導電体同士を対向させて熱プレスを行う熱プレス手段と、を備える多層配線基板の製造装置。
  5. 前記プレス手段は、前記スルーホールから突出する突出部を前記球状導電体に形成するように、前記球状導電体を前記スルーホールに圧入することを特徴とする請求項4に記載の多層配線基板の製造装置。
  6. スルーホールが設けられた複数の配線基板のスルーホールにそれぞれ所定の導電体が狭持されると共に、前記配線基板が絶縁部材を介して積層されることにより対向配置されるスルーホール間で、前記導電体同士が接続されて前記スルーホールが電気的に接続される多層配線基板。
  7. 前記配線基板は、その両面に配線パターンが形成されると共に、スルーホールの内周面の導電性被膜はめっき処理により形成されることを特徴とする請求項6に記載の多層配線基板。
  8. 前記配線基板間の距離は、5〜500μmであることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の多層配線基板。
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