JP2007025549A - シールマスク及びシール印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マスクパターンの開口部の内側の辺が徐々に外側の辺に近づくように開口部の端部が形成されており、各端部が開口部の延在方向に対して45°傾いて形成されている。シールマスクを用いて形成されるシールパターンの形状も同様に、角部においてシール材20a、20b、20c、20dの内側の辺が徐々に外側の辺に近づくように端部が形成され、端部同士が対向することになる。このようにシールパターンが形成されたマザー基板Sを他の基板と貼り合わせた場合、各シールパターンが広がり、シールパターンの角部では、対向する端部同士がぴったりと結合する。このため、封止部を設ける必要が無く、工程数が増えることが無く、製造が煩雑になることも無い。
【選択図】 図8
Description
また、特許文献1に記載の手法を用いた場合、基板貼り合わせの際にシール材の角部においてシール材が潰されて内側に広がってしまい、当該角部の内側が丸く形成されてしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、液晶装置のシールパターンの内側の領域を最大限利用することを可能にすると共に、基板の大型化を回避することを可能にするためのシールマスク及びシール印刷装置を提供することにある。
したがって、本発明によれば、シールパターンの内側の領域を最大限利用することができ、基板の大型化を回避することができる。
接続部の幅が5μmよりも小さい場合、シールマスクを基板から取り外すときに空気が十分に通らず、空気の通り道が確保できなくなってしまう。また、当該幅が50μmよりも大きい場合、基板を貼り合わせて圧着したときにシール材同士が合着せず、角部に隙間ができてしまう。したがって、接続部の幅を5μm〜50μmとすることにより、空気の通り道を確保できると共に、シール材同士を隙間無く合着させることができる。
本発明によれば、シールパターンが形成された基板を他の基板と貼り合わせたときにシールパターンの角部においてシール材がシール形成領域の中心から外側の方向に広がるのを抑えることができる。これにより、基板合着後のシール形成領域が最小限に抑えられるため、液晶パネルの非表示領域を狭くすることができるとともに、液晶パネルの大型化を回避することができる。
本発明のシール印刷装置によって液晶パネルを構成する基板上にシール材を印刷すれば、基板合着後のシール幅が均一で且つ、シールパターンの角部の内側が直角に形成されるため、液晶パネルのシールパターンの内側の領域を最大限利用することが可能になると共に、基板の大型化を回避することが可能になる。
図1は、本実施形態に係るシール材印刷装置1の構成を示す模式図である。
シール材印刷装置1は、ステージ2と、シールマスク3と、印刷手段4とを主体として構成されている。当該シール材印刷装置1は、液晶パネルを構成するパネル基板にスクリーン印刷法によってシール材を印刷する装置である。本実施形態では、一枚のマザー基板から複数のパネル基板を採取する多数個取りと呼ばれる手法により液晶パネルを製造する工程の中でシール材を形成する場合を例に挙げて説明する。
シールマスク3は、矩形枠状のシールパターンを形成するものである。当該シールマスク3は、シール材印刷装置1に設置され、昇降動作により、マザー基板Sに対して着脱可能に設けられている。更に、当該シールマスク3には、図2に示すようにマスクパターン10が形成されている。マスクパターン10は、4つの開口部11から構成されている。4つの開口部11のうち、X方向に延在する開口部11aと開口部11bとが平行に設けられており、Y方向に延在する開口部11cと開口部11dとが平行に設けられている。開口部11a及び開口部11bの2辺と、開口部11c及び開口部11dの2辺とはほぼ直交するように配置されている。
同図に示すように、角部12には、開口部11の延在方向に対して角度α(αは例えば45°)傾くように一定の幅L1(L1は例えば5μm〜50μm程度)で直線状に接続部Aが設けられている。開口部11aは、角部12においては接続部Aに沿った形状となっている。すなわち、延在方向に対してL2(L2は例えば0.15mm)の幅を有する開口部11aの端辺11eが開口部11aの延在方向に対して角度α傾くように形成されている。
なお、本実施形態において、L2、L3については、例えば0.15〜0.2mmの範囲で設定することが可能である。
シールマスク3を用いてマザー基板Sにシール材料をプリントすると、当該シールマスク3のマスクパターン10の形状とほぼ同様の形状になるように、シール材20a、シール材20b、シール材20c、シール材20dからなるシールパターン20が形成される。シールパターン20の各角部23には、各シール材20a、20b、20c、20dの間にシール材料がプリントされない間隙21が形成される。間隙21は、シールマスク3の接続部Aに対応する部分である。なお、シール材料の粘度は、2×105cps〜1×106cpsの範囲であることが好ましい。この範囲であれば、マザー基板の他のマザー基板を貼り合わせたときに、シール材が適度に広がるからである。
したがって、本実施形態によれば、シールパターン20の内側の領域31を最大限利用することができ、基板の大型化を回避することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9は、マスクパターン10の角部12を拡大して示す図である。
同図に示すように、角部12では、開口部11aの角がとれているような形状になっており、各開口部11の外側がそれぞれ各開口部11の延在方向に対して角度γ(γは例えば45°)傾くように形成されている。すなわち、延在方向に対してL2の幅を有する開口部11aが内側の辺14a及び外側の辺15aの両側から中央にかけて共に45°傾くように端部11gが形成されている。当該端部11gは、開口部11aの外側の辺15aに対して例えば傾くように形成されている。
なお、ここでは開口部11aと開口部11dとの間の角部12について説明したが、角部16、角部17、角部18についても、同様の構成となっている。
Claims (4)
- 液晶パネルを構成する基板上に4つの角及び4つの辺を有するシールパターンを印刷するためのシールマスクであって、
前記マスクパターンが、前記シールパターンの4つの辺に対応する4つの開口部を有しており、
前記マスクパターンのうち、前記シールパターンの4つの角に対応する角部には、前記開口部の延在方向に対して約45°傾くように一定の幅で直線状に設けられた接続部を有していることを特徴とするシールマスク。 - 前記接続部の幅が、5μm〜50μmであることを特徴とする請求項1に記載のシールマスク。
- 前記マスクパターンの各角部では、前記各開口部の前記シールパターンの各角に対応する領域がそれぞれ前記開口部の延在方向に対して約45°傾くように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシールマスク。
- 液晶パネルを構成する基板上にシールパターンを印刷するシール印刷装置であって、
請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載のシールマスクを具備することを特徴とするシール印刷装置。
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2005
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