JP2007024821A - 導水路等の測定装置および測定方法 - Google Patents

導水路等の測定装置および測定方法 Download PDF

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Etsuo Noike
悦雄 野池
Tatsuya Teramoto
達也 寺本
Kazutoshi Nakamura
計利 中村
Yasushi Takenaka
靖 竹中
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Abstract

【課題】 持ち運びが容易で簡便に精度よく導水路等の測定をすることができる導水路等の測定装置および測定方法を提供すること。
【解決手段】 導水路等の測定装置10は、筒状本体20と、筒状本体20の一方の端部21の内面に螺合した棒状体30と、筒状本体20の他方の端部23の内面に螺合した筒状補助体40と、棒状体30に固定され、筒状補助体40内を移動可能な第1の物差し50とを備えている。棒状体30と筒状補助体40は第1の物差し50を介して一体に回転し、棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分と筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分とが等しい長さで伸縮し、第1の物差し50が棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を示し、第1の物差し50のうち前記距離を示す部分が筒状本体20の外部から視認可能である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、導水路の幅等の測定をする導水路等の測定装置および測定方法に関し、特に簡便に精度よく測定できる技術に関するものである。
導水路の健全性は、導水路の定期的な点検の結果により評価される。そして、その評価の結果に基づいて導水路の補修工事が実施されている。一般に、導水路の点検は、導水路内の測定であり、その測定は、導水路の断面形状の変化を継続的に捕らえるものである。なお、導水路の断面形状の測定項目は、導水路の洗掘、導水路の変形(ひび割れを含む。)、導水路の移動などである。
従来、第1の例として、この導水路の断面形状の測定は、あらかじめ同一の測定位置(例えば導水路の始点より10mごと)を決め、点検の都度、その位置において測定具(物差し、コンベックス等)を使用して簡易に測定している(例えば特許文献1参照)。
さらに、第2の例として、導水路の不陸測定を連続的に行うことができる不陸測定機もある(例えば特許文献2参照)。この不陸測定機は、キャスター付きの板状本体に各種の測定装置を配設し、この板状本体の後端にハンドル棒を設けて、このハンドル棒を作業員が押して移動する測定車である。
特開平10−332366号公報、2頁右欄の段落0005 特開平10−332366号公報、2頁右欄の段落0009から4頁まで
しかし、上述の第1の例では、作業員が測定具を導水路の測定位置に目視で直接当てることによる誤差があり、さらに、測定位置が導水路の水中部分となる場合には、目測により測定具を測定位置に当てることによる誤差が発生する。このため、点検の都度、測定誤差が異なる定量管理となる。このことから、導水路の補修工事の実施を判定する定量的な指標はあるものの、その基となる測定値のバラツキが大きいため、導水路の健全性の評価の信頼性が薄れていた。
また、第2の例では、前記不陸測定機を持ち運ぶことが容易ではなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、持ち運びが容易で簡便に精度よく導水路の幅等の測定をすることができる導水路等の測定装置および測定方法を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、導水路の両側壁間の距離等を測定する導水路等の測定装置であって、筒状本体と、この筒状本体の一方の端部の内面に螺合した棒状体と、前記筒状本体の他方の端部の内面に螺合した筒状補助体と、前記棒状体に固定され、前記筒状補助体内を移動可能な第1の物差しとを備え、前記棒状体と筒状補助体とを前記各螺合により筒状本体に対して回転させると、前記棒状体と前記筒状補助体は前記第1の物差しを介して一体に回転し、前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分と前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分とが等しい長さで伸縮し、前記第1の物差しが前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を示し、前記第1の物差しのうち前記距離を示す部分が筒状本体の外部から視認可能であることを特徴とする導水路等の測定装置である。
これにより、筒状本体の一方の端部の内面に螺合した棒状体と、前記筒状本体の他方の端部の内面に螺合した筒状補助体とは、前記第1の物指しを介して一体に回転し、前記筒状補助体と前記棒状体とを筒状本体に対して回転させると、前記棒状体と筒状補助体との前記筒状本体の外部に延びている部分が等しい長さで伸縮する。そして、前記筒状補助体内を移動可能な前記第1の物差しが前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を示すので、例えば前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までを導水路等の両方の側壁間の距離に一致させることにより導水路等の両側壁間の距離を測定し、この測定状態を筒状本体の外部から視認することができる。
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1に記載した導水路等の測定装置であって、前記筒状本体の一方の端部の内面に第1の雌ネジが形成され、前記筒状本体の他方の端部の内面に第2の雌ネジが形成され、前記棒状体の外面に前記第1の雌ネジに螺合する第1の雄ネジが形成され、前記筒状補助体の外面に前記第2の雌ネジに螺合する第2の雄ネジが形成され、前記第1の雌ネジおよび前記第2の雌ネジとはリードが同じで、一方が右ネジで他方が左ネジであることを特徴とする導水路等の測定装置である。
これにより、前記筒状本体の一方の端部の内面に形成された第1の雌ネジに前記棒状体の外面に形成された第1の雄ネジが螺合し、前記筒状本体の他方の端部の内面に形成された第2の雌ネジに前記筒状補助体の外面に形成された第2の雄ネジが螺合し、前記第1の雌ネジおよび前記第2の雌ネジとはリードが同じで、一方が右ネジで他方が左ネジであるので、前記筒状補助体と前記棒状体とを筒状本体に対して回転させると、前記筒状補助体と前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分が等しい長さで伸縮する。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載した導水路等の測定装置であって、前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端に第1の穴が形成され、前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端に第2の穴が形成され、前記導水路等の両方の側壁に打ち込まれたピンの頭部が前記第1の穴および第2の穴の一方に係合し、他方内で回転可能であることを特徴とする導水路等の測定装置である。
これにより、前記第1および第2の穴の一方を導水路の一方の側壁に打ち込んだピンの頭部に係合させ、前記第1および第2の穴の他方を前記導水路の他方の側壁に打ち込んだピンで支えつつ、前記筒状本体を回転させて前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を前記導水路の両側壁間の距離に一致させることができる。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項1から3までのいずれかに記載した導水路等の測定装置であって、前記筒状本体の任意の位置に取付け可能な物差し保持具を備え、この物差し保持具に鉛直方向の縦孔が形成され、この縦孔に鉛直方向に摺動可能に差し込まれる第2の物差しを備えていることを特徴とする導水路等の測定装置である。
これにより、前記第2の物差しを鉛直方向に移動させて、前記第2の物差しの下端を導水路の底に当接させることにより、導水路の幅方向の任意の位置にて導水路の底から測定装置の物差し保持具の縦孔までの高さを測定することができる。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項3に記載した導水路等の測定装置を使用した導水路等の測定方法であって、導水路等の両方の側壁の各々に前記ピンを1個ずつ打ち込み、前記側壁に打ち込まれた各ピンの頭部で前記第1および第2の穴を支え、前記筒状本体を回転させることにより、前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を前記導水路等の両側壁間の距離に一致させたときに前記第1の物差しによって前記導水路等の両側壁間の距離を読み取ることを特徴とする導水路等の測定方法である。
これにより、導水路等の両方の側壁の各々に前記ピンを1個ずつ打ち込み、前記側壁に打ち込まれた各ピンの頭部で前記第1および第2の穴を支え、前記筒状本体を回転させることにより、前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を前記導水路等の両側壁間の距離に一致させたときに前記第1の物差しによって前記導水路等の両側壁間の距離を読み取ることができる。
さらに、請求項6記載の発明は、請求項4に記載した導水路等の測定装置を使用した導水路等の測定方法であって、前記請求項5に記載した導水路等の測定方法を実施する際に、前記縦孔に鉛直方向に摺動可能に差し込まれる第2の物差しを用いて導水路等の底から前記縦孔までの距離を測定することを特徴とする導水路等の測定方法である。
これにより、前記第2の物差しを用いて、導水路等の底から前記縦孔までの距離を測定することができる。
請求項1記載の発明に係る導水路等の測定装置によれば、導水路の両側壁間の距離等を簡便に測定することができる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、請求項1記載の導水路等の測定装置を容易に構成することができる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明の効果とともに、導水路等の測定装置の長さを導水路等の両側壁間の距離に一致させることが容易であり、導水路等の両側壁間の距離を精度よく測定することができる。
さらに、請求項4記載の発明によれば、請求項1から3までのいずれかに記載の発明の効果とともに、導水路等の両側壁間の中央部の深さを測定することができる。
さらに、請求項5記載の発明に係る導水路等の測定方法によれば、導水路等の両側壁間の距離を簡便に測定することができる。
さらに、請求項6記載の発明に係る導水路等の測定方法によれば、請求項5記載の発明の効果とともに、導水路等の両側壁間の中央部の深さを測定することができる。
以下、本発明における実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る導水路等の測定装置の正面を示し、図2は図1の測定装置の長さを伸ばしたときの正面を示し、図3は図1の測定装置の断面を拡大して示す。さらに、図4は図3の各断面を拡大して示す、ここで、図4(a)は図3のA−A断面を示し、図4(b)は図3のB−B断面を示し、図4(c)は図3のC−C断面を示し、図4(d)は図3のD−D断面を示す。さらに、図5は図1の測定装置の使用状態を説明し、図6は図5のE−E断面を拡大して示し、図7は図1の測定装置の棒状体の先端の端面を示し、図8は図1の測定装置の筒状補助体の先端の端面を示し、図9はピンを示す。ここで、図9(a)はピンの使用状態を示し、図9(b)はピンの頭部を示す。
図1に示すように、測定装置10は、筒状本体20と、この筒状本体20の一方の端部21の内面に螺合した棒状体30と、筒状本体20の他方の端部23の内面に螺合した筒状補助体40と、棒状体30に固定され、筒状補助体40内を移動可能な第1の物差し50とを備えている。
ここで、筒状本体20は、透明な円筒状の本体部20a、一方の端部21(本体部20aの一端に固定されている。)および他方の端部23(本体部20aの他端に固定されている。)を備えている。
また、第1の物差し50は筒状補助体40と別個に回転不可能であり、具体的には、図3に示すように、筒状補助体40の棒状体30側の端43の内面にリブ44(図4(d)参照)が付設され、このリブ44により第1の物差し50は位置が規制されて、筒状補助体40と別個に回転できない。
図3に示すように、筒状本体20の一方の端部21の内面に第1の雌ネジ22(図4(a)参照)が形成され、筒状本体20の他方の端部23の内面に第2の雌ネジ24(図4(b)参照)が形成されている。そして、棒状体30の外面に第1の雌ネジ22に螺合する第1の雄ネジ31が形成され、筒状補助体40の外面に第2の雌ネジ24に螺合する第2の雄ネジ41が形成され、第1の雌ネジ22および第2の雌ネジ24とはリードが同じで、一方が右ネジで他方が左ネジである。
ここで、第1の物差し50は棒状体30に固定され筒状補助体40と一緒に回転するように構成されており、さらに第1の雌ネジ22と第2の雌ネジ24とのリードが同じであることから、筒状補助体40と棒状体30とを筒状本体20に対して回転させると、図2に示すように、棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分と筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分とが等しい長さで伸縮する。
第1の物差し50の一方の端51は棒状体30の筒状補助体40側の端33に固定され、第1の物差し50の他方の端52側は筒状補助体40の棒状体30側の端43から筒状補助体40の内部に摺動可能に挿入されている。第1の物差し50の目盛53のうち筒状補助体40の前記他方の端43で示された個所が棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を示す。なお、図9(a)では、ピン60の頭部61の台部62の厚さtは側壁81、82間の距離に比して著しく小さいので無視することができる。
図5に示すように、導水路80の一方の側壁81および他方の側壁82に打ち込み可能なピン60(図9(a)参照)を備え、棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32に第1の穴32a(図7参照)が形成され、筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42に第2の穴42a(図8参照)が形成されている。そして、図7に示すように、ピン60の頭部61(図9(b)参照)が第1の穴32aに係合し、図8に示すように、第2の穴42a内で回転可能である。
さらに、図5に示すように、筒状本体20の中央に物差し保持具70が取付けられている。ここで、図6に示すように、物差し保持具70の横方向の穴71内を筒状本体20の外面が摺動可能であるので、物指し保持具70の位置を調節することができる。そして、この物差し保持具70に鉛直方向の縦孔72が形成され、この縦孔72に鉛直方向に摺動可能に差し込まれる第2の物差し73を備えている。なお、目盛74が第2の物差し73に設けられている。
上記構成の測定装置10を使用して以下の測定をすることができる。
棒状体30と筒状補助体40とは、第1の物指し50を介して一体に同一の回転方向および回転速度で回転し(回転中心は棒状体30と筒状補助体40の軸方向である。)、筒状補助体40と棒状体30とを筒状本体20に対して回転させると、筒状補助体40と棒状体30との筒状本体20の外部に延びている部分が等しい長さで伸縮する。そして、筒状補助体40内を移動可能な第1の物差し50が棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を示すので、例えば棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を導水路80の両方の側壁81、82間の距離に一致させることにより導水路80の両側壁81、82間の距離を測定することができる。
また、第1の物差し50の一方の端51は棒状体30に固定され、第1の物差し50の他方の端52側は筒状補助体40の棒状体30側の端43から筒状補助体40の内部に摺動可能に挿入され、第1の物差し50の目盛53のうち筒状補助体40の前記端43で示された個所が棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を示すので、第1の物差し50により棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を測定することができる。そして、筒状本体20の本体部20aが透明なので、この測定状態を筒状本体20の外部から視認することができる。
そして、棒状体30の第1の穴32aを導水路80の一方の側壁81に打ち込んだピン60の頭部61に係合させ、筒状補助体40の第2の穴42aを導水路80の他方の側壁82に打ち込んだピン60で支えつつ、筒状本体20を回転させて棒状体30の筒状本体20の外部に延びている部分の先端32から筒状補助体40の筒状本体20の外部に延びている部分の先端42までの距離を導水路80の両側壁81、82間の距離に一致させることができる。このようにして、両側壁81、82間の距離を測定装置10により測定することができる。
さらに、図5に示すように、第2の物差し73を鉛直方向に移動させて、第2の物差し73の下端を導水路80の底83に当接させることにより、導水路80の幅の中央にて導水路80の底83から測定装置10の縦孔72(例えば縦孔72の上端)までの高さを測定することができる。
これにより、導水路80の水路幅および洗掘変化量を一目で測定できる。さらに、上述のように両先端32、42間の距離が変化しても、第2の物差し73の位置は常に両先端32、42間の中心位置に保たれる。このため、測定装置10は常に導水路80の中心点を正確に示す目印を備えているため、光波測定器などを使用して、この中心点を測定することにより、正確な導水路80の移動(地滑り等による移動)量が把握できる。
さらに、常に導水路80の同一地点での前記測定が正確にできるので、精度の高い導水路80の健全性評価が可能となり、導水路80の信頼性の高い維持管理・補修工事計画が立案できる。
また、測定者が異なっても、ピン60を使用することにより測定位置は機械的に同一であるとともに、測定装置10を人力でセットすることができる。
なお、上記実施の形態では、筒状本体20の本体部20aの全体が透明であるが、これに限定されず、筒状本体20の本体部20aのうち筒状補助体40の筒状体30側の端43における第1の物差し50の目盛53を外部から視認する部分のみ透明にしてもよい。
また、棒状体30は、中空の筒状でその端部が塞がれているものであるが(図4(c)参照)、これに限定されず、中空部分のないものでもよい。
また、棒状体30の穴32aの形状と筒状補助体40の穴42aの形状を逆にしてもよい。
また、物差し保持具70は筒状本体20の中央に取付けたが、前述のとおり筒状本体20の外面に沿って摺動させることにより任意の位置に取り付けることが可能であるため、導水路80の中央以外の特定の位置における洗掘変化量を測定してもよいし、複数箇所の洗掘変化量を測定してもよい。
さらに、上記の実施の形態において、導水路80の測定をしているが、これに限定されず、建築物の内部の壁間の距離等を測定することができる。
本発明の実施の形態に係る導水路等の測定装置の正面図である。 図1の測定装置の長さを伸ばしたときの正面図である。 図1の測定装置の断面を拡大して示す断面図である。 図3の各断面を拡大して示す断面図である。ここで、図4(a)は図3のA−A断面を示し、図4(b)は図3のB−B断面を示し、図4(c)は図3のC−C断面を示し、図4(d)は図3のD−D断面を示す。 図1の測定装置の使用状態の説明図である。 図5のE−E断面を拡大して示す断面図である。 図1の測定装置の棒状体の先端の端面を示す部分図である。 図1の測定装置の筒状補助体の先端の端面を示す部分図である。 図9(a)はピンの使用状態の説明図であり、図9(b)はピンの頭部を示す部分図である。
符号の説明
10 測定装置
20 筒状本体
20a 本体部
21 一方の端部
22 第1の雌ネジ
23 他方の端部
24 第2の雌ネジ
30 棒状体
31 第1の雄ネジ
32 先端
32a 第1の穴
40 筒状補助体
41 第2の雄ネジ
42 先端
42a 第2の穴
50 第1の物差し
60 ピン
61 頭部
70 物差し保持具
72 縦孔
73 第2の物差し
80 導水路
81 一方の側壁
82 他方の側壁

Claims (6)

  1. 導水路の両側壁間の距離等を測定する導水路等の測定装置であって、
    筒状本体と、この筒状本体の一方の端部の内面に螺合した棒状体と、前記筒状本体の他方の端部の内面に螺合した筒状補助体と、前記棒状体に固定され、前記筒状補助体内を移動可能な第1の物差しとを備え、
    前記棒状体と筒状補助体とを前記各螺合により筒状本体に対して回転させると、前記棒状体と前記筒状補助体は前記第1の物差しを介して一体に回転し、前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分と前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分とが等しい長さで伸縮し、
    前記第1の物差しが前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を示し、
    前記第1の物差しのうち前記距離を示す部分が筒状本体の外部から視認可能であることを特徴とする導水路等の測定装置。
  2. 請求項1に記載した導水路等の測定装置であって、
    前記筒状本体の一方の端部の内面に第1の雌ネジが形成され、前記筒状本体の他方の端部の内面に第2の雌ネジが形成され、
    前記棒状体の外面に前記第1の雌ネジに螺合する第1の雄ネジが形成され、
    前記筒状補助体の外面に前記第2の雌ネジに螺合する第2の雄ネジが形成され、
    前記第1の雌ネジおよび前記第2の雌ネジとはリードが同じで、一方が右ネジで他方が左ネジであることを特徴とする導水路等の測定装置。
  3. 請求項1または2に記載した導水路等の測定装置であって、
    前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端に第1の穴が形成され、前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端に第2の穴が形成され、
    前記導水路等の両方の側壁に打ち込まれたピンの頭部が前記第1の穴および第2の穴の一方に係合し、他方内で回転可能であることを特徴とする導水路等の測定装置。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載した導水路等の測定装置であって、
    前記筒状本体の任意の位置に取付け可能な物差し保持具を備え、この物差し保持具に鉛直方向の縦孔が形成され、この縦孔に鉛直方向に摺動可能に差し込まれる第2の物差しを備えていることを特徴とする導水路等の測定装置。
  5. 請求項3に記載した導水路等の測定装置を使用した導水路等の測定方法であって、
    導水路等の両方の側壁の各々に前記ピンを1個ずつ打ち込み、
    前記側壁に打ち込まれた各ピンの頭部で前記第1および第2の穴を支え、
    前記筒状本体を回転させることにより、前記棒状体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端から前記筒状補助体の前記筒状本体の外部に延びている部分の先端までの距離を前記導水路等の両側壁間の距離に一致させたときに前記第1の物差しによって前記導水路等の両側壁間の距離を読み取ることを特徴とする導水路等の測定方法。
  6. 請求項4に記載した導水路等の測定装置を使用した導水路等の測定方法であって、
    前記請求項5に記載した導水路等の測定方法を実施する際に、前記縦孔に鉛直方向に摺動可能に差し込まれる第2の物差しを用いて導水路等の底から前記縦孔までの距離を測定することを特徴とする導水路等の測定方法。
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