JP2007021515A - 線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法 - Google Patents

線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007021515A
JP2007021515A JP2005204964A JP2005204964A JP2007021515A JP 2007021515 A JP2007021515 A JP 2007021515A JP 2005204964 A JP2005204964 A JP 2005204964A JP 2005204964 A JP2005204964 A JP 2005204964A JP 2007021515 A JP2007021515 A JP 2007021515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
ring
coil
marking device
marking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005204964A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Watanabe
洋 渡邉
Toshiki Tanaka
敏喜 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Slag Products Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Sumikin Recotech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd, Sumikin Recotech Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP2005204964A priority Critical patent/JP2007021515A/ja
Publication of JP2007021515A publication Critical patent/JP2007021515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】切断装置を設ける必要がなく線材リングの落下高さを低くすることができるため線材集束装置内で落下する線材リングの分布と落下速度を一定にできるので、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸やもつれがなく、密度が高く線材リング間が緊密に集束されコイル荷姿が美麗で品質に優れるとともに、顧客が望む長さで精度よく分割切断された線材コイルを生産性良く製造できる線材コイル製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】圧延機で圧延された線材11を一連のリング状の線材リング13に形成する成形装置12と、線材リング13を搬送するコンベア14と、コンベア14の下流に配置され線材リング13を落下させてコイル状に集束させる線材集束装置15と、を備えた線材コイル製造装置1であって、圧延機の出口から線材収束装置15の線材リング13の落下位置までの間に配設され、線材11の分割切断位置にマークを付けるマーキング装置2を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧延された線材をリング状に形成しコイル状に集束させる線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法に関するものである。
従来より、線材の圧延工程では、圧延機の出口から出た線材はレーイング式等の成形装置に送られ、連続する一連のリング状の線材リングに形成される。この線材リングは、重なりを有するようにコンベア上に順に載置され、搬送中に自然冷却又は強制冷却されることにより所定の冶金特性を発現する。コンベアで搬送された線材リングは、線材集束装置に導入されてコイル状に集束された線材コイルに製造され、顧客に出荷される。
顧客は、線材コイルをその姿のままで酸洗をしたり巻き戻して使用したりするため、顧客が取り扱うのに最適な長さに切断して、最適な大きさの線材コイルを納入するよう要求する。
このような線材コイル製造装置は、例えば、(特許文献1)に記載されたものが知られている。
特開平8−252632号公報
以下、図面を参照しながら、従来の線材コイル製造装置を用い、線材を分割切断して線材コイルを製造する方法について説明する。
図2は、従来の線材コイル製造装置の一部断面模式図である。
図中、10は従来の線材コイル製造装置、11は図示しない圧延機で圧延された線材、12は線材11が導入され線材11を一連のリング状(螺旋状)に形成するレーイング式の成形装置、13は成形装置12で線材11がリング状に形成された線材リング、14は線材リング13を重なりを有するように水平に載置し一定の速度で搬送するコンベア、15はコンベア14の下流に配置された線材集束装置、16は線材リング13が導入される線材集束装置15の集束タブ、17は集束タブ16の中央に配設されたノーズコーン、18はノーズコーン17の下部に配設され昇降自在に形成されたインナーマンドレル、19はインナーマンドレル18が内嵌されたアウターマンドレル、19aはアウターマンドレル19と平行に立設された支柱、19bは一端側が支柱19aに上下動可能に支持され他端側がアウターマンドレル19の外周に沿って上下動可能に配設されたコイルプレート、20はアウターマンドレル19,22が立設されたマンドレル支持部材、21はマンドレル支持部材20を180°旋回可能に支持する傾斜軸、22はアウターマンドレル19と90°の角度を隔ててマンドレル支持部材20に立設された他のアウターマンドレル、23はノーズコーン17の下部の外周外側に配設され開閉自在に形成されたリング阻止部、24はリング阻止部23の下方に配設されノーズコーン17からアウターマンドレル19に落下する線材リング13を剪断して切断する油圧式シャーリング装置等の切断装置である。
以上のように構成された従来の線材コイル製造装置10を用い、線材リング13を製造し分割切断した線材コイルを製造する場合は、始めに、コンベア14で線材集束装置15まで搬送された線材リング13を、線材集束装置15のインナーマンドレル18をノーズコーン17まで伸長させた状態で、ノーズコーン17からアウターマンドレル19に自由落下させ、コイルプレート19bの上に滞留させる。コイルプレート19bは、滞留した線材リング13の量に応じて、アウターマンドレル19に沿ってアウターマンドレル19の最下部まで少しずつ下降する。線材リング13の分割切断する箇所が切断装置24に到達したらリング阻止部23を閉じ、それ以上の線材リング13がアウターマンドレル19に落下しないようにする。次に、インナーマンドレル18をアウターマンドレル19内に後退させた後、切断装置24で線材リング13を切断する。これにより、線材リング13は切断されて分割され、切断された線材リング13がアウターマンドレル19に集束され、分割された線材コイルが製造される。なお、リング阻止部23には、コンベア14からノーズコーン17に搬送された線材リングが次々と滞留していく。
次に、アウターマンドレル19の最下部まで下降したコイルプレート19bをアウターマンドレル19から一旦退避させた後、傾斜軸21を旋回中心としてマンドレル支持部材20を180°旋回させ、アウターマンドレル19と他のアウターマンドレル22とを入れ替え、ノーズコーン17の下方に線材コイルが集束されていない空の状態のアウターマンドレル22を配置し、アウターマンドレル22に内嵌されている図示しないインナーマンドレルを、ノーズコーン17まで伸長させる。
次いで、退避させていたコイルプレート19bをアウターマンドレル22に沿わせて上昇させた後、リング阻止部23を開くことにより、リング阻止部23で落下が阻止されてノーズコーン17で滞留していた線材リング13を、アウターマンドレル22に向かって落下させて集束させ、分割された線材コイルを製造する。
この結果、一連の線材リング13を切断して、アウターマンドレル19に先行の線材コイルを、アウターマンドレル22に後続の線材コイルを集束させることができ、アウターマンドレル19,22の各々に分割された線材コイルを製造することができる。
以上のようにバッチ単位の線材が分割切断されて製造された線材コイルには、(1)密度が高く線材リング間が緊密に集束されていること、(2)コイル荷姿の外形に凹凸がなく平坦であること、(3)線材リングにもつれがないこと、(4)顧客が望む長さで線材が精度よく分割切断されていること等の要求特性がある。
これらの要求特性を満たすためには、線材リングが落下する線材集束装置内で、線材リングをできるだけ一様に分布させて落下させる必要がある。そのためには、線材リングの落下高さをできる限り低くすることが有効であることがわかってきた。
しかしながら上記従来の技術においては、以下のような課題を有していた。
(1)線材集束装置15内で自由落下しており落下速度が制御されていない線材リング13を、リング阻止部23で捉えて拘束し切断装置24で切断するので、リング阻止部23による線材リング13の拘束位置がずれ易く、このため分割切断位置もずれ易く分割切断精度が低いという課題を有していた。
(2)リング阻止部23で落下している線材リング13を拘束すると、既にアウターマンドレル19に集束している線材リングと、リング阻止部23の上に滞留する線材リングに分かれ、その間の線材リングは、リング阻止部23からアウターマンドレル19に向かって垂れ下がって伸びた状態になる。このため、分割切断された線材コイルの末端はリングが伸びたような状態になり易く、コイルの外形に凹凸が形成されたりコイルの端部が伸びたような状態になったりするという課題を有していた。
(3)分割切断された線材リングの末端は、アウターマンドレル19に集束している線材リングに向かって落下していくため、線材コイルの端部の形状が乱れたり線材リングがもつれたりすることがあるという課題を有していた。
(4)線材集束装置15内で線材リング13を切断して分割する場合、切断装置24で線材リング13を切断しアウターマンドレル19と他のアウターマンドレル22とを入れ替えるため、リング阻止部23で線材リング13の落下を阻止する時間、アウターマンドレル19,22の各々に集束された線材コイルを各々搬出する時間が必要になり、単位時間当たりの処理量が減ぜられ、線材コイル製造装置10の全体の生産量が低いという課題を有していた。
(5)線材集束装置15のノーズコーン17とアウターマンドレル19,22との間に大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置24が配置されているので、切断装置24の厚さ分だけ線材リング13の落下高さが高くなるため、落下する線材リング13の線材集束装置15内の分布に斑が生じ易く、この結果、緊密に集束していない線材コイルが形成され易く、コイル荷姿が悪化するという課題を有していた。
(6)大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置24を駆動するための大型油圧装置の製造コスト、及び大型油圧装置を運転するための電気エネルギーを要し省エネルギー性に欠けるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、線材集束装置内に大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置を設ける必要がなく省エネルギー性に優れ、また切断装置の厚さ分だけ線材リングの落下高さを低くすることができるため線材集束装置内で落下する線材リングの分布を一様にすることができ、また線材集束装置内を常に一定の速度で線材リングを落下させることができるので、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸やもつれがなく、密度が高く線材リング間が緊密に集束されコイル荷姿が美麗で品質に優れるとともに、顧客が望む長さで精度よく分割切断された線材コイルを生産性良く製造できる線材コイル製造装置を提供することを目的とする。
また本発明は、線材の全長と分割数に応じた任意の分割切断位置にマークが付けられた線材コイルを製造することができ、下工程において、分割切断位置で線材を切断する作業を行うことができるため生産性と作業性に優れ、さらに密度が高く線材リング間が緊密に集束され、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸やもつれのない美麗で品質の優れた線材コイルを製造することができる線材コイルの製造方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の線材コイル製造装置は、圧延機で圧延された線材を一連のリング状の線材リングに形成する成形装置と、前記線材リングを搬送するコンベアと、前記コンベアの下流に配置され前記線材リングを落下させてコイル状に集束させる線材集束装置と、を備えた線材コイル製造装置であって、前記圧延機の出口から前記線材収束装置の前記線材リングの落下位置までの間に配設され、前記線材の分割切断位置にマークを付けるマーキング装置を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)線材の分割切断位置にマークを付けるマーキング装置を備えているので、線材の分割切断位置にマークを付けておくことができ、線材集束装置内で線材コイルを成形した後、任意の工程でマークが付けられた位置で切断することができる。このため、線材集束装置内に大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置を設ける必要がなく、運転に必要な電気エネルギーを削減でき省エネルギー性に優れ、さらに切断装置の厚さ分だけ線材リングの落下高さを低くすることができるので、線材集束装置内で落下する線材リングの分布を一様にすることができ、この結果、密度が高く線材リング間が緊密に集束されコイル荷姿が美麗な線材コイルを製造できる。
(2)線材集束装置内で線材を切断しなくてもよいので、線材リングの落下をリング阻止部で阻止する必要がなく、常に一定の速度で線材リングを落下させることができるため、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸がなく、もつれのない線材コイルを製造でき、さらにリング阻止部で線材リングの落下を阻止する時間、アウターマンドレルの各々に集束された線材コイルを各々搬出する時間が不要になり、単位時間当たりの処理量を高め、生産性を飛躍的に高めることができる。
(3)マーキング装置が、圧延機の出口から線材収束装置の線材リングの落下位置までの間に配設されているので、制御された速度で略水平方向に搬送される線材の表面にマークを付けることができ、マークを付けた後の工程で線材を切断することにより、顧客が望む長さで精度よく分割切断された線材コイルを製造することができる。
ここで、マーキング装置としては、線材の表面に塗料や粉末等を付着させてマークを付けるものであれば特に制限無く用いることができ、例えば、塗料をノズルから噴射するもの、塗料が付着したローラや刷毛等の媒体を線材に接触させて塗布するもの、無機粉末等を固形化させたものを線材の表面に擦りつけてマークを付けるもの等が用いられる。なかでも、塗料をノズルから噴射するマーキング装置が好適に用いられる。線材と非接触の状態で塗料を付着させることができるため耐久性に優れ、さらに応答性に優れるからである。
線材の表面に付着させる塗料としては、ポリオレフィン製,塩化ビニル製,ポリアミド製やエポキシ製,ポリエステル製,アクリル製等の粉体塗料、塩基性リン酸塩等を含有する液体塗料を用いることができる。なかでも、高温用マーキング液(商品名:ペイントマーカー)が好適に用いられる。速乾性に優れるとともに、分割切断した後に容易に拭き取って除去することができるからである。
マーキング装置は、圧延機の出口から線材収束装置の線材リングの落下位置(ノーズコーンの上端)までの間に配設することができる。制御された速度で略水平方向に搬送される線材の表面にマークを付けることができるからである。なかでも、線材リングを搬送するコンベアから線材集束装置の落下位置(ノーズコーンの上端)までの間に配設するのが好ましい。コンベアから線材集束装置の落下位置までの間は、線材リングが重なりを有するように水平に搬送されるので、搬送速度が比較的遅く、線材の表面にマークを確実に付けられるからである。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の線材コイル製造装置であって、前記線材の全長と分割数から前記線材の先端から前記分割切断位置までの長さを算出し、前記線材の先端が前記マーキング装置を通過してから前記分割切断位置が前記マーキング装置を通過する時間を算出するとともに、前記分割切断位置が前記マーキング装置を通過する時間がきたことを前記マーキング装置に通知するマーク位置判断部を備え、前記マーキング装置が、前記マーク位置判断部からの通知を受けて前記分割切断位置にマークを付ける構成を有している。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)線材の全長と分割数から線材の先端から分割切断位置までの長さを算出し、線材の先端がマーキング装置を通過してから分割切断位置がマーキング装置を通過する時間を算出するとともに、分割切断位置がマーキング装置を通過する時間がきたことをマーキング装置に通知するマーク位置判断部を備えているので、線材の全長と分割数に応じた任意の位置にマークを付けることができ自在性に優れる。
ここで、マーク位置判断部は、分割される前の線材リングの1バッチ当たりの総重量(Ton)、線材の圧延速度(Ton/h)、線材リングを搬送するコンベアの搬送速度(m/h)、圧延される単位長さ当たりの線材の重量(Ton/m)又は搬送される単位長さ当たりの線材リングの重量(Ton/m)を基にして、〔線材リングの総重量〕÷〔単位長さ当たりの線材の重量〕を計算することによって分割される前の1バッチ当たりの〔線材の全長〕を求め、又は、〔線材リングの総重量〕÷〔単位長さ当たりの線材リングの重量〕を計算することによって分割される前の1バッチ当たりの〔線材リングの全長〕を求め、これを分割予定数で除して〔分割後の線材の長さ〕又は〔分割後の線材リングの長さ〕を求める。線材又は線材リングの先端から線材又は線材リングの分割切断位置までの長さが、〔分割後の線材リングの長さ〕である。これを〔線材の圧延速度〕又は〔コンベアの搬送速度〕で除することによって、線材の先端がマーキング装置に到達してから分割切断位置がマーキング装置に到達するまでの時間を算出することができる。
なお、圧延機の出口から線材収束装置の線材リングの落下位置までの間に、搬送されてきた線材が到達したことを検知する線材検知センサを配置しておくことで、マーク位置判断部は、線材検知センサが線材の到達を検知してからの時間を計測し、その時間とマーク位置判断部が算出した時間とが一致したことをマーキング装置に通知し、この通知に基づいてマーキング装置は線材にマークを付けることができる。
本発明の請求項3に記載の線材コイルの製造方法は、請求項1に記載の線材コイル製造装置を用いた線材コイルの製造方法であって、前記線材の全長と分割数から前記線材の先端から前記分割切断位置までの長さを算出し前記線材の先端が前記マーキング装置を通過してから前記分割切断位置が前記マーキング装置を通過するまでの時間を算出するマーク位置算出工程と、前記マーク位置算出工程で算出された時間が経過したときに前記マーキング装置が前記線材にマークを付けるマーキング工程と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1に記載の作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)線材の先端がマーキング装置を通過してから分割切断位置がマーキング装置を通過するまでの時間を算出するマーク位置算出工程と、マーク位置算出工程で算出された時間が経過したときにマーキング装置が線材にマークを付けるマーキング工程と、を備えているので、線材集束装置内で線材リングを滞留させることなく、線材の全長と分割数に応じた任意の分割切断位置にマークが付けられた線材コイルを製造することができ、下工程のトリミング工程(変形が大きく、また冷却速度の早い線材コイルの両端部を切り落として除去する工程)において、トリミング作業と同時に線材を分割切断位置で切断する作業を行うことができるため、生産性と作業性に優れる。さらに、密度が高く線材リング間が緊密に集束され、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸がなく、線材リングのもつれのない美麗で品質の優れた線材コイルを製造することができる。
ここで、マーク位置算出工程としては、請求項2のマーク位置判断部で説明したのと同様の方法でマーク位置を算出する工程なので、説明を省略する。
マーキング工程としては、圧延機の出口から線材収束装置の線材リングの落下位置までの間に、搬送されてきた線材が到達したことを検知する線材検知センサを配置しておき、線材がマーキング装置の位置に搬送されたことを線材検知センサが検知したときから、マーク位置算出工程で算出された時間が経過したときに、マーキング装置が線材にマークを付ける工程が用いられる。
以上のように、本発明の線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)線材集束装置内で線材コイルを成形した後、任意の工程でマークが付けられた位置で切断することができるので、線材集束装置内に大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置を設ける必要がなく、運転に必要な電気エネルギーを削減でき省エネルギー性に優れ、さらに切断装置の厚さ分だけ線材リングの落下高さを低くすることができ、線材集束装置内で落下する線材リングの分布を一様にすることができ、この結果、密度が高く線材リング間が緊密に集束されコイル荷姿が美麗な線材コイルを製造できる線材コイル製造装置を提供することができる。
(2)線材集束装置内を常に一定の速度で線材リングを落下させることができるため、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸がなく、もつれのない線材コイルを製造できるとともに、単位時間当たりの処理量を高め、生産性を飛躍的に高めることができる線材コイル製造装置を提供することができる。
(3)制御された速度で略水平方向に搬送される線材の表面に分割切断位置のマークを付けることができ、マークを付けた後の工程で線材を切断することにより、顧客が望む長さで精度よく分割切断された線材コイルを製造できる線材コイル製造装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)線材の全長と分割数に応じた任意の切断分割位置にマークを付けることができ、下工程において任意の箇所で分割切断できる自在性に優れた線材コイル製造装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)線材の全長と分割数に応じた任意の分割切断位置にマークが付けられた線材コイルを製造することができ、下工程において、分割切断位置で線材を切断する作業を行うことができるため生産性と作業性に優れ、さらに、密度が高く線材リング間が緊密に集束され、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸がなく、線材リングのもつれのない美麗で品質の優れた線材コイルを製造することができる線材コイルの製造方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における線材コイル製造装置の一部断面模式図である。なお、図2で説明したものと同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図中、1は実施の形態1における線材コイル製造装置、2はコンベア14と線材集束装置15の間に配設され線材リング13の分割切断位置に塗料を噴射してマークを付けるマーキング装置、3はマーキング装置2に接続され線材11(線材リング13を含む)の全長を分割予定数で除して線材リング13の先端から分割切断位置までの長さを算出し、線材リング13の先端がマーキング装置2を通過してから分割切断位置がマーキング装置2を通過する時間を算出するとともに、線材リング13の分割切断位置がマーキング装置2を通過する時間がきたことをマーキング装置2に通知するマーク位置判断部、4はマーキング装置2の近傍に配設され搬送されてきた線材リング13の先端がマーキング装置2に到達したことを検知してマーク位置判断部3に通知する反射式等の線材検知センサである。
以上のように構成された実施の形態1における線材コイル製造装置を用いた線材コイルの製造方法を、図面を参照しながら説明する。
始めに、マーク位置算出工程において、線材コイル製造装置1のマーク位置判断部3は、分割される前の線材リング13の1バッチ当たりの総重量(Ton)、コンベア14上を搬送される線材リング13の単位長さ当たりの重量(Ton/m)を基にして、〔線材リング13の総重量〕÷〔線材リング13の単位長さ当たりの重量〕を計算することによって、分割される前の1バッチ当たりの〔線材リング13の全長〕を求める。これを分割予定数(本実施の形態では2分割)で除して、〔分割後の線材リング13の長さ〕を求める。線材リング13の先端から線材リング13の分割切断位置までの長さが、〔分割後の線材リング13の長さ〕である。これを〔コンベア14の搬送速度〕で除することによって、線材リング13の先端がマーキング装置2に到達してから分割切断位置がマーキング装置2に到達するまでの時間(A)を算出する。
次に、線材コイル製造装置1は、圧延された1バッチの線材11を成形装置12でリング状の線材リング13に形成し、コンベア14で線材集束装置15の方向に搬送する。
次に、マーキング工程において、マーク位置判断部3は、線材検知センサ4が線材リング13の先端がマーキング装置2の位置に到達したことを検知してからの時間(B)を計測し、その時間(B)とマーク位置判断部3が算出した時間(A)とが一致したことをマーキング装置2に通知し、この通知に基づいてマーキング装置2は線材リング13に塗料を噴射して、線材リング13の分割切断位置にマークを付ける。
線材リング13は、線材集束装置15のインナーマンドレル18をノーズコーン17まで伸長させた状態で、ノーズコーン17からアウターマンドレル19に自由落下させられ、アウターマンドレル19に集束され、分割切断位置にマークが付けられた線材コイルが製造される。
1バッチの線材リング13が全てアウターマンドレル19に集束されたら、次に、インナーマンドレル18をアウターマンドレル19に後退させた後、傾斜軸21を旋回中心としてマンドレル支持部材20を180°旋回させ、アウターマンドレル19と他のアウターマンドレル22とを入れ替え、アウターマンドレル19に集束された線材コイルを冷却する。
冷却された線材コイルは、図示しないフックコンベアに係止されアウターマンドレル19から取り外され、次工程に搬送される。
フックコンベアに係止された線材コイルは、フックコンベアに係止したままの状態で分割切断される。なお、それ以降の工程で分割切断することもできる。また、マークが付けられた位置を、画像分析等を用いて検出させロボット等を用いて自動的に切断することもできる。
以上のように、本発明の実施の形態1における線材コイル製造装置は構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)線材リング13の分割切断位置にマークを付けるマーキング装置2を備えているので、線材リング13の分割切断位置にマークを付けることができ、線材集束装置15内で線材コイルを成形した後、任意の下工程でマークが付けられた位置で切断することができる。このため、従来の線材コイル製造装置では必須であった大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置24を線材集束装置15内に設ける必要がなく、切断装置24の運転のためのエネルギーが不要で省エネルギー性に優れ、さらに切断装置24の厚さ分だけ線材リング13の落下高さを低くすることができるので、線材集束装置15内で落下する線材リング13の分布を一様にすることができ、この結果、密度が高く線材リング間が緊密に集束されコイル荷姿が美麗な線材コイルを製造できる。
(2)線材集束装置15内で線材を切断しなくてもよいので、線材リング13の落下をリング阻止部23で阻止する必要がなく、常に一定の速度で線材リング13を落下させることができるため、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸がなく、もつれのない線材コイルを製造できるとともに、単位時間当たりの処理量を高め、生産性を飛躍的に高めることができる。
(3)マーキング装置2が、コンベア14と線材収束装置15の間に配設されているので、制御された速度で略水平方向に搬送される線材リング13の表面にマークを付けることができ、マークを付けた後の下工程で線材リング13を切断することにより、顧客が望む長さで精度よく分割切断された線材コイルを製造することができる。
(4)線材リング13の全長と分割数から線材リング13の先端から分割切断位置までの長さを算出し、線材リング13の先端がマーキング装置2を通過してから分割切断位置がマーキング装置2を通過する時間(A)を算出するとともに、分割切断位置がマーキング装置2を通過する時間がきたことをマーキング装置2に通知するマーク位置判断部3を備えているので、線材リング13の全長と分割数に応じた任意の位置にマークを付けることができ自在性に優れる。
(5)搬送されてきた線材リング13の先端がマーキング装置2に到達したことを検知しマーク位置判断部3に通知する線材検知センサ4を備えているので、マーク位置判断部3は、線材検知センサ4が線材リング13の先端がマーキング装置2の位置に到達したことを検知してからの時間(B)を計測し、この時間(B)とマーク位置判断部3が算出した時間(A)とが一致したことをマーキング装置2に通知することができ、この通知に基づいてマーキング装置2は線材リング13の分割切断位置にマークを付けることができる。
(6)マーキング装置2が、コンベア14と線材集束装置15の間に配設されているので、線材リング13が略水平の一定速度で搬送されるため、線材リング13の分割切断位置に正確にマークを付けることができ分割精度を高めることができる。
なお、実施の形態1においては、マーキング装置2が、コンベア14と線材集束装置15の間に配設された場合について説明したが、この位置に限定するものではなく、コンベア14の上方や側方に配設する場合もある。線材リング13が略水平に載置され一定速度で搬送されるため、線材リング13の分割切断位置に正確にマークを付けることができるからである。
また、マーキング装置2を、コンベア14から線材集束装置15の落下位置(ノーズコーン17の上端)までの間に配設する場合もある。この場合も、線材リング13が略水平に搬送されるため、マークを分割切断位置に正確に付け易く好適に用いられる。
また、マーキング装置2を、圧延機の出口から成形装置12の間に配設する場合もある。線材11が略水平方向に一定速度で搬送されるため、マークを付け易いからである。但し、線材11の搬送速度は、線材11がリング状に形成された線材リング13の搬送速度より速く、さらに線材11は線材リング13よりも高温のため、マークを付ける位置精度が低下することがあり、また成形装置12のガイドパイプ等に接触して、線材リング13に付されたマークが剥れ易くなることに配慮する必要がある。なお、この場合は、線材の圧延速度(Ton/h)、圧延される単位長さ当たりの線材の重量(Ton/m)を基にして、〔線材リングの総重量〕÷〔単位長さ当たりの線材の重量〕を計算することによって分割される前の1バッチ当たりの〔線材の全長〕を求める。これを分割予定数で除して〔分割後の線材の長さ〕を求める。線材の先端から線材の分割切断位置までの長さが、〔分割後の線材の長さ〕である。これを〔線材の圧延速度〕で除することによって、線材の先端がマーキング装置に到達してから分割切断位置がマーキング装置に到達するまでの時間を算出することができる。
また、線材検知センサ4がマーキング装置2の近傍に配設され、線材リング13がマーキング装置2に到達したことを検知する場合について説明したが、線材検知センサ4をマーキング装置2とは別の箇所に配設する場合もある。この場合は、線材が線材検知センサ4を通過する時刻とマーキング装置を通過する時刻とに時間差があるので、マーク位置判断部3は、マーキング装置2と線材検知センサ4の距離と、線材リング13の搬送速度と、を基にその時間差を算出し計算結果を補正して、線材リング13の分割切断位置がマーキング装置2の位置に到達したことを計算して通知する。
また、本実施の形態においては、圧延された1バッチの線材を2分割する場合について説明したが、3分割以上に分割する場合もある。この場合は、マーク位置判断部3は、トリミングされる線材コイルの両端の長さを考慮しながら、複数の分割切断位置にマーキング装置2でマークを付けることができる。
また、本発明の実施の形態1における線材コイル製造装置を用いた線材コイルの製造方法によれば、以下のような作用が得られる。
(1)線材リング13の先端がマーキング装置2を通過してから分割切断位置がマーキング装置2を通過するまでの時間(A)を算出するマーク位置算出工程と、マーク位置算出工程で算出された時間(A)が経過したときにマーキング装置2が線材リング13にマークを付けるマーキング工程と、を備えているので、線材リング13の全長と分割数に応じた任意の分割切断位置にマークが付けられた線材コイルを製造することができ、線材リング13を線材集束装置15内で滞留させず、下工程のトリミング工程において、両端部を切り落とす作業と同時に分割切断位置で線材リング13を切断する作業を行うことができるため、生産性と作業性に優れ、さらに密度が高く線材リング間が緊密に集束され、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸がなく、線材リングのもつれのない美麗で品質の優れた線材コイルを製造することができる。
圧延された線材をリング状に形成しコイル状に集束させる線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法に関するものである。線材集束装置内に大型の油圧式シャーリング装置等の切断装置を設ける必要がなく省エネルギー性に優れ、また切断装置の厚さ分だけ線材リングの落下高さを低くすることができるため、線材集束装置内で落下する線材リングの分布を一様にすることができ、また線材集束装置内を常に一定の速度で線材リングを落下させることができるので、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸やもつれがなく、密度が高く線材リング間が緊密に集束されコイル荷姿が美麗で品質に優れるとともに、顧客が望む長さで精度よく分割切断された線材コイルを生産性良く製造できる線材コイル製造装置を提供することができる。また、線材の全長と分割数に応じた任意の分割切断位置にマークが付けられた線材コイルを製造することができ、下工程において、分割切断位置で線材を切断する作業を行うことができるため生産性と作業性に優れ、さらに密度が高く線材リング間が緊密に集束され、コイル荷姿の外形が平坦で凹凸やもつれのない美麗で品質の優れた線材コイルを製造することができる線材コイルの製造方法を提供することができる。
実施の形態1における線材コイル製造装置の一部断面模式図 従来の線材コイル製造装置の一部断面模式図
符号の説明
1 線材コイル製造装置
2 マーキング装置
3 マーク位置判断部
4 線材検知センサ
10 線材コイル製造装置
11 線材
12 成形装置
13 線材リング
14 コンベア
15 線材集束装置
16 集束タブ
17 ノーズコーン
18 インナーマンドレル
19 アウターマンドレル
19a 支柱
19b コイルプレート
20 マンドレル支持部材
21 傾斜軸
22 アウターマンドレル
23 リング阻止部
24 切断装置

Claims (3)

  1. 圧延機で圧延された線材を一連のリング状の線材リングに形成する成形装置と、前記線材リングを搬送するコンベアと、前記コンベアの下流に配置され前記線材リングを落下させてコイル状に集束させる線材集束装置と、を備えた線材コイル製造装置であって、
    前記圧延機の出口から前記線材収束装置の前記線材リングの落下位置までの間に配設され、前記線材の分割切断位置にマークを付けるマーキング装置を備えていることを特徴とする線材コイル製造装置。
  2. 前記線材の全長と分割数から前記線材の先端から前記分割切断位置までの長さを算出し、前記線材の先端が前記マーキング装置を通過してから前記分割切断位置が前記マーキング装置を通過する時間を算出するとともに、前記分割切断位置が前記マーキング装置を通過する時間がきたことを前記マーキング装置に通知するマーク位置判断部を備え、前記マーキング装置が、前記マーク位置判断部からの通知を受けて前記分割切断位置にマークを付けることを特徴とする請求項1に記載の線材コイル製造装置。
  3. 請求項1に記載の線材コイル製造装置を用いた線材コイルの製造方法であって、
    前記線材の全長と分割数から前記線材の先端から前記分割切断位置までの長さを算出し前記線材の先端が前記マーキング装置を通過してから前記分割切断位置が前記マーキング装置を通過するまでの時間を算出するマーク位置算出工程と、
    前記マーク位置算出工程で算出された時間が経過したときに前記マーキング装置が前記線材にマークを付けるマーキング工程と、
    を備えていることを特徴とする線材コイルの製造方法。
JP2005204964A 2005-07-13 2005-07-13 線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法 Pending JP2007021515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005204964A JP2007021515A (ja) 2005-07-13 2005-07-13 線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005204964A JP2007021515A (ja) 2005-07-13 2005-07-13 線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007021515A true JP2007021515A (ja) 2007-02-01

Family

ID=37782946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005204964A Pending JP2007021515A (ja) 2005-07-13 2005-07-13 線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007021515A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100916043B1 (ko) 2007-12-26 2009-09-08 주식회사 포스코 선재 코일 낙하위치 자동 조정장치
CN104826871A (zh) * 2015-05-04 2015-08-12 北京佰能电气技术有限公司 一种集卷站鼻锥机械保护装置
JP2016501727A (ja) * 2012-11-29 2016-01-21 シーメンス インダストリー インコーポレイテッドSiemens Industry, Inc. コイル成形装置および方法
CN113286671A (zh) * 2019-01-10 2021-08-20 杰富意钢铁株式会社 线材线圈生产线中重整槽的控制方法和装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929259A (ja) * 1972-07-17 1974-03-15
JPH04351223A (ja) * 1991-05-28 1992-12-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 線材コイル内位置表示方法
JP2000158040A (ja) * 1998-11-20 2000-06-13 Daido Steel Co Ltd 線材の傷位置表示方法およびそれに用いる装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929259A (ja) * 1972-07-17 1974-03-15
JPH04351223A (ja) * 1991-05-28 1992-12-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 線材コイル内位置表示方法
JP2000158040A (ja) * 1998-11-20 2000-06-13 Daido Steel Co Ltd 線材の傷位置表示方法およびそれに用いる装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100916043B1 (ko) 2007-12-26 2009-09-08 주식회사 포스코 선재 코일 낙하위치 자동 조정장치
JP2016501727A (ja) * 2012-11-29 2016-01-21 シーメンス インダストリー インコーポレイテッドSiemens Industry, Inc. コイル成形装置および方法
CN104826871A (zh) * 2015-05-04 2015-08-12 北京佰能电气技术有限公司 一种集卷站鼻锥机械保护装置
CN113286671A (zh) * 2019-01-10 2021-08-20 杰富意钢铁株式会社 线材线圈生产线中重整槽的控制方法和装置
CN113286671B (zh) * 2019-01-10 2023-12-08 杰富意钢铁株式会社 线材线圈生产线中重整槽的控制方法和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3490500A (en) Plant for the treatment of rolled wire from the roll heat
JP5674929B2 (ja) 板製品のための圧延方法およびそれに関する圧延ライン
US20160319446A1 (en) Galvanized coating layer production line
JP2007021515A (ja) 線材コイル製造装置及びそれを用いた線材コイルの製造方法
RU2316401C2 (ru) Способ и литейно-прокатный агрегат для полубесконечной или бесконечной прокатки литого металла, в частности непрерывно-литой стальной заготовки, которая после кристаллизации в случае необходимости разрезается поперек
KR20200008549A (ko) 금속 스트립을 위한 연속주조 및 열간압연 복합장치
US6318660B1 (en) Coiling machine for rolled stock
JP2000061530A (ja) 金属ストリップの超大型コイルの製造装置ならびにその製法および取扱い方法
CN106001109B (zh) 一种冷轧钢带的生产设备和制备方法
ITUD960006A1 (it) Metodo e rispettivo impianto di laminazione a caldo per la produzione in continuo di barre, tondini o filo
US20040250590A1 (en) Method and apparatus for decelerating and temporarily accumulating a hot rolled product
JP2007283401A (ja) 相異なるサイズの条鋼製品を処理する方法およびシステム
KR101829828B1 (ko) 비정질 스트립 제조용 스트립의 이송 장치
US4807457A (en) Line to cool wound bundles of rolled wire and rod
CN103331247A (zh) 彩涂加工方法
JP2017217663A (ja) 鋼線材のコイル形成と制御冷却の併行処理方法
EP3247509B1 (en) A coil forming laying head system
CN107150067A (zh) 线材盘卷轧制生产线及生产方法
JPS6045010B2 (ja) 線材コイルの搬送方法
JP2019209353A (ja) 薄肉鋳片の製造方法、及び、薄肉鋳片の製造装置
CN209941026U (zh) 一种用于盘料热处理的物料架
JP6783080B2 (ja) 線材の冷却方法
US459924A (en) Manufacture of wire rods
KR101584140B1 (ko) 선재 균일 냉각을 위한 컨베이어 시스템
JP2017170481A (ja) 線材のリング径制御方法及び線材の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110301