JP2007021161A - マルチカメラを導入した内視鏡 - Google Patents
マルチカメラを導入した内視鏡 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007021161A JP2007021161A JP2005236132A JP2005236132A JP2007021161A JP 2007021161 A JP2007021161 A JP 2007021161A JP 2005236132 A JP2005236132 A JP 2005236132A JP 2005236132 A JP2005236132 A JP 2005236132A JP 2007021161 A JP2007021161 A JP 2007021161A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- camera
- cover
- treatment
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Endoscopes (AREA)
Abstract
【課題】処置・治療法により内視鏡本体の単体のカメラによる死角は、様々である。この処置・治療時の死角が存在する部位を適確に観察できるよう新たなカメラを設置することにより死角をなくし、もしくは少なくし、より安全な内視鏡による処置・治療を可能にすることを課題とする。
【解決手段】挿入部先端に着脱自在に固定されるL字型のカバーもしくはフード(6)において、当該カバーもしくはフードの軸方向に内側に向けてCCDカメラもしくはカメラ(7)を内在させたカバーもしくはフードを内視鏡本体(8)に装着することにより内視鏡本体のCCDカメラないしカメラ(9)により処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡により課題を解決する。
【選択図】 図2
【解決手段】挿入部先端に着脱自在に固定されるL字型のカバーもしくはフード(6)において、当該カバーもしくはフードの軸方向に内側に向けてCCDカメラもしくはカメラ(7)を内在させたカバーもしくはフードを内視鏡本体(8)に装着することにより内視鏡本体のCCDカメラないしカメラ(9)により処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡により課題を解決する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、より高度に、また難易度が高くなる複雑な内視鏡の治療・処置を多方向からの観察を可能にすることにより、安全かつ容易にする技術に関するものである。
主に消化管内で行う処置・治療は口腔を介して行うため内視鏡や処置具の使用が制限されたが、特許文献1−5に示すような複雑な処置・治療が行うようにことが可能になった。しかし、通常内視鏡本体に備わる単体のカメラのみにて視野を得ていたため全貌を見通すことができず、処置・治療の一部が盲目的となり術者の勘や経験に基づいて行われている。
処置・治療法により内視鏡本体の単体のカメラによる死角は、様々である。この処置・治療時の死角が存在する部位を適確に観察できるよう新たなカメラを設置することにより死角をなくし、もしくは少なくし、より安全な内視鏡による処置・治療を可能にすることを課題とする。
特許文献1・4では内視鏡カバーないしチューブに開けた側孔を用いて処置・治療を行うため、当該内視鏡カバーないしチューブの遠位側に内側に向けて新たなカメラを設置することにより、特許文献2では内視鏡カバーないしチューブに開けた側孔から内視鏡本体を外出させて処置・治療を行うため、当該内視鏡カバーないしチューブの遠位側に外側に向けて新たなカメラを設置することにより、特許文献3では内視鏡とその先端に装着したフード内で処置・治療を行うため、外付けチャンネルによりフードの外側に新たなカメラを設置することにより、特許文献6では磁気アンカーで病変を把持して処置・治療を行うため、このアンカー自体に新たなカメラを設置することにより、マルチカメラの設置により処置・治療時の死角をなくす、もしくは少なくする。
図1に示すように、挿入部先端のL字型になったインサート充実部分(1)の垂直方向に内側に向けて内在させたCCDカメラないしカメラ(2)と水平方向より前部に向けて内在したCCDカメラないしカメラ(3)により処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡である。この際、CCDカメラないしカメラにそれぞれ光源(4,5)を配するが、処置・治療に最適の状態で光量の多少・オン・オフを可能にしたものとする。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
図2に示すように、挿入部先端に着脱自在に固定されるL字型のカバーもしくはフード(6)において、当該カバーもしくはフードの軸方向に内側に向けてCCDカメラもしくはカメラ(7)を内在させたカバーもしくはフードを内視鏡本体(8)に装着することにより内視鏡本体のCCDカメラないしカメラ(9)により処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡である。この際、CCDカメラないしカメラにそれぞれ光源(10,11)を配するが、処置・治療に最適の状態で光量の多少・オン・オフを可能にしたものとする。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
図3に示すように、内視鏡と組み合わされて使用され、側方に処置用目的の側孔(12)を設けたカバーないしチューブ(13)において、当該カバーないしチューブと内視鏡併用時にカバーないしチューブの先端側からの観察を可能にするようカバーないしチューブの先端に内側に向けてCCDカメラもしくはカメラ(14)を配した構造を持つカバーないしチューブ(13)とし、これを内視鏡(8)と組み合わせることにより内視鏡本体のCCDカメラもしくはカメラ(9)と合わせて処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡である。この際、CCDカメラないしカメラにそれぞれ光源(15,11)を配するが、処置・治療に最適の状態で光量の多少・オン・オフを可能にしたものとする。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
図4に示すように、内視鏡と組み合わされて使用され、側方に内視鏡本体を外出させるための側孔(16)を設けたカバーないしチューブ(17)において、当該カバーないしチューブと内視鏡併用時にカバーないしチューブの先端側からの観察を可能にするようカバーないしチューブの先端に外側に向けてCCDカメラもしくはカメラ(18)を配した構造を持つカバーないしチューブ(17)とし、これを内視鏡(8)と組み合わせることにより内視鏡本体のCCDカメラもしくはカメラ(9)と合わせて処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡である。この際、CCDカメラないしカメラにそれぞれ光源(19,11)を配するが、処置・治療に最適の状態で光量の多少・オン・オフを可能にしたものとする。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
図5に示すように、内視鏡本体(8)とは別に設けた1個(20)もしくは複数(21)の外付けチャンネルとして、1個(22)もしくは複数(23)のCCDカメラもしくはカメラを挿入して、これを内視鏡(8)もしくは、図6に示すように、他の処置用フードもしくはカバー(25)を装着した内視鏡と組み合わせることにより内視鏡本体のCCDカメラもしくはカメラ(9)と合わせて処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡である。この際、CCDカメラないしカメラにそれぞれ光源(24,11)を配するが、処置・治療に最適の状態で光量の多少・オン・オフを可能にしたものとする。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
特許文献5に示されているように、人体内部の病変部を掛着する掛着部(26)とそれに連結される磁気アンカー(27)に図7に示すように新たに無線もしくは配線材(28)につながった有線のCCDカメラもしくはカメラ(29)を配することにより、人体外部に配置され磁界を発生して磁気アンカーに動力を与える磁気アンカー誘導装置(30)を備えて自由に動かすことの可能となった掛着部を持った磁気アンカーのCCDカメラもしくはカメラ(28)と、これを内視鏡(8)と組み合わせることにより内視鏡本体のCCDカメラもしくはカメラ(9)と合わせて処置・治療を2方向からの観察を可能にした構造をもつ内視鏡である。この際、CCDカメラないしカメラにそれぞれ光源(31,11)を配するが、処置・治療に最適の状態で光量の多少・オン・オフを可能にしたものとする。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
図3に示すような内視鏡と組み合わされて使用され、例えば側孔より粘膜を吸引して早期消化管癌等を切除する場合、本発明の如くカバーないしチューブにCCDカメラないしはカメラがあれば、通常であれば盲目的になるところを吸引された病変の反対側の観察が可能となり、安全かつ病変の範囲を同定しながら切除することが可能となる。
本発明は、口腔を介して挿入する内視鏡治療の死角になる部分に、様々な設置方法に基づいて別個のCCDカメラないしカメラを配することにより可能な限り死角をなくし、複数のモニターテレビもしくは受像機にて複数の角度ないし視野から処置・治療の現場を観察することを目的としており、処置・治療の流れの中で勘や経験に頼っていた部分を視覚にとらえることにより、容易かつ安全、また正確な処置・治療を行うことを可能にする。これにより、検査時間、処置・治療時間の短縮も可能にする。
1 インサート充実部
2 CCDカメラないしカメラ
3 CCDカメラないしカメラ
4 光源
5 光源
6 L字型カバーもしくはフード
7 CCDカメラないしカメラ
8 内視鏡本体
9 CCDカメラないしカメラ
10 光源
11 光源
12 側孔
13 内視鏡カバーないしチューブ
14 CCDカメラないしカメラ
15 光源
16 側孔
17 内視鏡カバーないしチューブ
18 CCDカメラないしカメラ
19 光源
20 外付けチャンネル
21 別付け外付けチャンネル
22 CCDカメラないしカメラ
23 別付けCCDカメラないしカメラ
24 掛着部
25 処置用フードないしカバー
26 磁気アンカー
27 配線材
28 CCDカメラないしカメラ
29 磁気アンカー誘導装置
30 光源
31 鉗子孔
32 外付け配線材
2 CCDカメラないしカメラ
3 CCDカメラないしカメラ
4 光源
5 光源
6 L字型カバーもしくはフード
7 CCDカメラないしカメラ
8 内視鏡本体
9 CCDカメラないしカメラ
10 光源
11 光源
12 側孔
13 内視鏡カバーないしチューブ
14 CCDカメラないしカメラ
15 光源
16 側孔
17 内視鏡カバーないしチューブ
18 CCDカメラないしカメラ
19 光源
20 外付けチャンネル
21 別付け外付けチャンネル
22 CCDカメラないしカメラ
23 別付けCCDカメラないしカメラ
24 掛着部
25 処置用フードないしカバー
26 磁気アンカー
27 配線材
28 CCDカメラないしカメラ
29 磁気アンカー誘導装置
30 光源
31 鉗子孔
32 外付け配線材
Claims (6)
- 挿入部先端のL字型になったインサート充実部分の垂直方向および水平方向にそれぞれCCDカメラもしくはカメラを配し2方向からの観察を可能にした内視鏡
- 挿入部先端に着脱自在に固定されるL字型のカバーもしくはフードにおいて、当該カバーもしくはフードの軸方向に内側に向けてCCDカメラもしくはカメラを配することにより内視鏡本体のCCDカメラと合わせて2方向からの観察を可能にした内視鏡カバーもしくはフード
- 内視鏡と組み合わされて使用され、側方に処置用目的の側孔を設けたカバーないしチューブにおいて、当該カバーないしチューブと内視鏡併用時にカバーないしチューブの先端側からの観察を可能にするようカバーないしチューブの先端に内側に向けてCCDカメラもしくはカメラを配することにより内視鏡本体のCCDカメラもしくはカメラと合わせて2方向からの観察を可能にした内視鏡カバーないしチューブ
- 内視鏡と組み合わされて使用され、側方に内視鏡本体を外出させるための側孔を設けたカバーないしチューブにおいて、当該カバーないしチューブと内視鏡併用時にカバーないしチューブの先端側からの観察を可能にするようカバーないしチューブの先端に外側に向けてCCDカメラもしくはカメラを配することにより内視鏡本体のCCDカメラもしくはカメラと合わせて2方向からの観察を可能にした内視鏡カバーないしチューブ
- 内視鏡本体とは別に設けた1個もしくは複数の外付けチャンネルとして、CCDカメラもしくはカメラを配し2方向以上からの観察を可能にした内視鏡
- 磁気アンカーにCCDカメラもしくはカメラを配し2方向以上からの観察を可能にした内視鏡
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236132A JP2007021161A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | マルチカメラを導入した内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236132A JP2007021161A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | マルチカメラを導入した内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007021161A true JP2007021161A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37782671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005236132A Pending JP2007021161A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | マルチカメラを導入した内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007021161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016031280A1 (ja) * | 2014-08-26 | 2016-03-03 | オリンパス株式会社 | 内視鏡と、この内視鏡を備えた内視鏡システム |
-
2005
- 2005-07-20 JP JP2005236132A patent/JP2007021161A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016031280A1 (ja) * | 2014-08-26 | 2016-03-03 | オリンパス株式会社 | 内視鏡と、この内視鏡を備えた内視鏡システム |
JP5914787B1 (ja) * | 2014-08-26 | 2016-05-11 | オリンパス株式会社 | 内視鏡と、この内視鏡を備えた内視鏡システム |
US9775493B2 (en) | 2014-08-26 | 2017-10-03 | Olympus Corporation | Endoscope, and endoscope system provided with the endoscope |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10912447B2 (en) | Laparoscope system | |
JP2013526348A5 (ja) | ||
JP2016522717A (ja) | マルチビュー素子内視鏡とともに使用するためのホワイトバランス格納装置 | |
WO2018098477A1 (en) | Urologic sheath with photodiode and coaxial grabber for suctioning of larger kidney stones | |
JP2017023604A (ja) | 内視鏡システム | |
JP2010104391A (ja) | 蛍光観察用プローブ | |
JP2007021161A (ja) | マルチカメラを導入した内視鏡 | |
JP2010042084A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP5415746B2 (ja) | 内視鏡システム | |
JP2018525059A (ja) | 内視鏡 | |
JP6496011B2 (ja) | 内視鏡の組立方法及び内視鏡 | |
JP2010051440A (ja) | 内視鏡システム、並びにライトガイドの折損状況の判定方法及び装置 | |
JP7049640B2 (ja) | 内視鏡補助具 | |
JP2008086680A (ja) | Pdt用内視鏡 | |
JP6892066B2 (ja) | 撮像機能付きトロッカー | |
JP2009195521A (ja) | 体内監視カメラ装置及びその装着方法 | |
JP2010227170A (ja) | 光学部材移動機構 | |
JP4587748B2 (ja) | 喉頭鏡 | |
JP2003116787A (ja) | 処置用内視鏡の照明補助装置 | |
JP6076567B1 (ja) | 挿入機器および挿入装置 | |
AU2012230331B2 (en) | Laparoscope system | |
TWI554240B (zh) | 細徑內視鏡用的輔助系統及其用途 | |
JP2004180830A (ja) | 内視鏡装置およびその子内視鏡またはカテーテル | |
WO2017004823A1 (zh) | 外部载送载体之内视镜结构及其操作方法 | |
JP2004065317A5 (ja) |