JP2007021128A - 卵の黄身と白身を分別する分別器 - Google Patents

Abstract

【課題】生卵の黄身と白身とを簡単に短時間で分別できる、調理用手道具を提供する。
【解決手段】生卵一個分を収容できる中華鍋状の小型の容器１に、取手２と反対側に引掛具３を設ける。さらに、容器１の安定を維持し中央部に卵の半分位納まる窪み４を設け、白身が排出出来る穴５を黄身が入る窪み４の周りに数箇所設ける。黄身は容器１に残し、白身は穴５から外部に排出し、黄身の取出し口６を設け、黄身と白身を分別する事を特徴とした道具。
【選択図】図１

Description

本発明は卵の黄身と白身を分別する道具である。

従来、卵の黄身と白身を分別するには卵を二つに割って左手に中身の入った殻と右手の中身のない殻と交互に中身を移動させて黄身と白身を分別した。

その為に、次のような問題点があった。
（イ） 卵を二つに割って中身を左手の殻から右手の殻に右手からまた左手に交互に繰りかえして時間をかけて黄身と白身を分別していた。
（ロ） 卵の中身が入った殻と中身のない殻を交互に出し入れしていると中身を落としたり、床や着ている物を汚したりした。
本発明はこれらの問題を解決する為になされたものである。

中華鍋状にした容器に取手と反対側に食器等のふちに架ける為の引掛部分を設け、容器の中央に卵の黄身が半分位入る丸い窪みを設け、その周りに白身を排出する為の穴を数箇所設け、卵を割って中央に入れると卵の黄身は中央の丸い窪みに残り、白身は数箇所の穴を抜けて本容器の下の食器等の入れ物に排出され、卵の黄身と白身を分別する事を特徴とした道具である。

卵を二つに割って中華鍋状の容器の中央に卵を落とすと黄身は中央の丸い窪みに入り安定し、白身は丸い窪みの周りの数箇所の排出穴から本容器の下にある食器等に排出されて、卵の黄身だけが中央の丸い窪みに残り時間的には数秒で卵の黄身と白身を分別する事が出来た。

（イ） 中華鍋状の容器（１）に取手（２）と反対側に他の食器等の上に乗せたとき動いて落ちないように引掛部分（３）を設け安定させる。
（ロ） 本容器（１）の中央に卵黄身が半分位入れる丸い窪み（４）を設ける。
（ハ） 中央の卵の黄身受け（４）の周りに数箇所白身が楽に本体（１）の下にある食器等などに排出できる穴（５）を設ける。
（ニ） 本容器（１）のふちに取手（２）と引掛部分（３）の中間に卵の黄身を取り出しやすいように斜めに口（６）を設ける。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは。
本容器を卵の白身を受ける食器等の上に引掛部分（３）を食器等の端しに掛けてずれない様にし、卵を二つに割って中央の窪み（４）に卵の黄身が入るように落とすと卵の黄身は中央の窪み（４）に残り、白身は中央のく窪み（４）の周りの穴数箇所（５）より落ちて食器等の容器に入り、黄身は取り出し口（６）より取り出し黄身と白身を数秒で分別する事が出来る。

本発明の斜視図 本発明の上面からの斜視図 本発明の実施例を示す図

符号の説明

１ 卵の黄身分別器本体
２ 取手
３ 引掛部
４ 黄身の入る窪み
５ 白身が抜ける穴
６ 黄身の取り出し口

Claims (1)

1. 中華鍋状の容器に取手を設け、容器の中央に卵の黄身が半分位入る丸い窪みを設けて、黄身が入るようにし、窪みの周りに白身が排出できる穴数箇所設ける、取手の反対側に本体を食器類に乗せたときに動かぬ為の引掛具を設ける、卵を二つに割って中央に入れると黄身は丸い窪みに残り、白身は窪みの周りの数箇所の穴を通過して下の食器類に納まり、黄身と白身を分離する事を特徴とした道具である。

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