JP3110750U - 携帯用食器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 幼児のいる家族がレストラン等で外食する場合であっても、食べ物を容易かつ能率的に千切り、幼児の要求等に応じたタイミングや量的な面において千切った食べ物を柔軟に食べさせることができるようにするとともに、食べ物を任意の大きさに千切り、また、箸では千切ることができない固めの野菜なども容易に千切れるようにする。
【解決手段】 食べ物Fを入れる食器本体2と、手で把持可能なグリップ部4及び食器本体2に入れた食べ物Fを少なくとも小さく千切ることができる一又は二以上のブレード部5a,5b…を一体に有するフードカッタ3とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】 食べ物Fを入れる食器本体2と、手で把持可能なグリップ部4及び食器本体2に入れた食べ物Fを少なくとも小さく千切ることができる一又は二以上のブレード部5a,5b…を一体に有するフードカッタ3とを具備する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、幼児のいる家族がレストラン等で外食する際に用いて好適な携帯用食器に関する。
一般に、幼児のいる家族がレストラン等で外食する場合において、スパゲッティやハンバーグ等の比較的長い食べ物や大きい食ベ物の場合、そのままでは幼児の口に入らないため、母親が小さく千切ってから幼児の口に入れてあげることも多く、この際、食べ物を千切る手段としては、専らレストラン等で出されるナイフやフォーク或いは箸等が利用されている。
しかし、ナイフやフォーク或いは箸を利用する方法は、食べ物を千切るに時間がかかるため、幼児の要求等に応じたタイミングや量的な面において柔軟に食べさせることが容易でない。しかも、食べさせるまでに時間がかかることから千切る大きさも大きめになったり、箸では千切ることができない固めの野菜なども少なくないなど、上述したナイフやフォーク或いは箸を利用する方法は、幼児のいる家族が外食する際に求められる要望に十分に応えられない難点があった。
本考案は、このような背景技術に存在する課題を解決した携帯用食器の提供を目的とするものである。
本考案に係る携帯用食器1は、上述した課題を解決するため、食べ物Fを入れる食器本体2と、手で把持可能なグリップ部4及び食器本体2に入れた食べ物Fを少なくとも小さく千切ることができる一又は二以上のブレード部5a,5b…を一体に有するフードカッタ3とを具備してなることを特徴とする。
この場合、考案の好適な態様により、携帯用食器1には、食器本体2に着脱して当該食器本体2の開口部2oを閉塞可能な蓋体6を備えることができる。また、フードカッタ3は、食器本体2の内部に収容可能に構成することができ、例えば、盤状のベース部7と、このベース部7の上面に一体に設けたグリップ部4と、ベース部7の下面に一体に設けることにより下方に突出する一又は二以上の板状のブレード部5a,5b…を備えて構成することができる。
このような構成を有する本考案に係る携帯用食器1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 幼児のいる家族がレストラン等で外食する場合であっても、食べ物Fを容易かつ能率的に千切ることができるため、幼児の要求等に応じたタイミングや量的な面において千切った食べ物Fを柔軟に食べさせることができる。
(2) 食べ物Fを任意の大きさに千切ることができるとともに、箸では千切ることができない固めの野菜なども容易に千切ることができるなど、使い勝手に優れる。
(3) 好適な態様により、携帯用食器1に、食器本体2に着脱して当該食器本体2の開口部2oを閉塞可能な蓋体6を備えれば、フードカッタ3を食器本体2の内部に収容可能となり、より携帯性を高めることができる。
(4) 好適な態様により、フードカッタ3を、盤状のベース部7と、このベース部7の上面に一体に設けたグリップ部4と、ベース部7の下面に一体に設けることにより下方に突出する一又は二以上の板状のブレード部5a,5b…を備えて構成すれば、ベース部7の上面を物入部として利用できるなど、携帯用食器1の内部における収容性や多機能性(多様性)をより高めることができる。
次に、本考案に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る携帯用食器1の構成について、図1〜図6を参照して具体的に説明する。
本実施形態に係る携帯用食器1は、大別して、食器本体2,フードカッタ3及び蓋体6を備える。
食器本体2は、全体を耐熱性プラスチックにより、底面部を有する筒形のカップ状に一体成形する。これにより、食器本体2の上端は開口部2oとなり、この開口部2oから食器本体2に対し、図5(a)に示すように食べ物Fを入れることができる。また、食器本体2の外周面における上端部には、上下所定幅にわたって着脱部11を設ける。この着脱部11としてはネジ部等を利用できる。なお、必要により、食器本体2の外面には、図3に示すように、模様や滑り止め処理等を施すことができる。
蓋体6も上述した食器本体2と同様の耐熱性プラスチックにより、天面部を有する筒形の逆カップ状に一体成形する。これにより、蓋体6の下端は開口部6o(図6)となる。また、蓋体6は、食器本体2に対して形状デザイン的に連続性を持たせ、蓋体6の内周部における下端部には、上下所定幅にわたって着脱部12を設ける。この着脱部12としては、食器本体2の着脱部11に螺合するネジ部等を利用できる。これにより、蓋体6は、食器本体2に着脱し、装着した際には食器本体2の開口部2oを閉塞する。なお、必要により、食器本体2の外面には、図3に示すように、模様や滑り止め処理等を施すことができる。
一方、フードカッタ3も上述した食器本体2と同様の耐熱性プラスチックにより一体成形する。フードカッタ3は、図1に示すように、手で把持可能なグリップ部4及び食器本体2に入れた食べ物Fを少なくとも小さく千切ることができる四つのブレード部5a,5b,5c,5dを一体に有する。より具体的には、円盤状に形成したベース部7と、このベース部7の上面に一体に設けたグリップ部4と、ベース部7の下面に一体に設けることにより下方に突出する四つの板状のブレード部5a,5b…により構成する。
このフードカッタ3は、食器本体2の内部に収容可能に構成する。このため、ベース部7の外径は、図1に示すように、食器本体2の内径よりもやや小さい程度に選定することが望ましい。また、ベース部7は、周縁部に立上部7sを設けるとともに、グリップ部4には、縦方向のスリット部4s,4sを設ける。これにより、ベース部7の上面は、図2に示すように、折畳式のスプーンやフォーク等の物15を入れることができる物入部7iとして機能させることができ、携帯用食器1の内部における収容性や多機能性(多様性)をより高めることができる。さらに、各ブレード部5a…は、図4に示すように、矩形に形成するとともに、各下端辺は、図1に示すように、断面を尖形に形成し、刃部として機能させる。これにより、各ブレード部5a…を食べ物Fに対して上から押し付けたり突っつくことにより当該食べ物Fを小さく千切る(カッティングする)ことができる。
なお、携帯用食器1の大きさは、一例として、食器本体2の高さを5〔cm〕程度、蓋体6の高さを3〔cm〕程度、食器本体2(蓋体6)の外径を11〔cm〕程度、ブレード部5a…の高さを3〔cm〕程度、グリップ部4の高さを4〔cm〕程度に選定することができる。
次に、本実施形態に係る携帯用食器1の使用方法(機能)について、各図を参照して説明する。
まず、携帯用食器1は、図1に示すように、食器本体2の内部に、フードカッタ3を収容した後、食器本体2の上端に、蓋体6を装着して開口部2oを閉塞することができる。これにより、図3に示すように、食器本体2,フードカッタ3及び蓋体6は一体化され、容易に携帯することができる。このように、携帯用食器1には、食器本体2に着脱して当該食器本体2の開口部2oを閉塞可能な蓋体6を備えるため、フードカッタ3を食器本体2の内部に収容可能となり、より携帯性を高めることができる。
一方、携帯用食器1を使用する際には、図6に示すように、食器本体2から蓋体6を取外し、フードカッタ3を取り出す。そして、食器本体2の内部には、図5(a)に示すように、スパゲッティやハンバーグ等の比較的長い(大きい)食べ物Fを入れる。また、フードカッタ3は、手でグリップ部4を把持し、図6に示すように、フードカッタ3を上下方向Dvに反復的に動かすことにより、食べ物Fに対してブレード部5a…を上から押し付けたり突っつくとともに、より細かくするには、周方向Drに反復的に角度を変えることにより、同様の操作を繰り返せば、図5(b)に示すように、比較的長い(大きい)食べ物Fを小さく千切る(カッティングする)ことができる。
食器本体2は、通常の食器として機能するため、小さく千切られた食べ物Fをこのままスプーン等により掬って取り、幼児に食べさせることができる。なお、使用後又は使用途中のフードカッタ3は、ブレード部5a…が汚れないように、図6に示すように、開口部6oを上向きに置いた蓋体6の上に載せて置くことができる。
このように、本実施形態に係る携帯用食器1は、幼児のいる家族がレストラン等で外食する場合であっても、食べ物Fを容易かつ能率的に千切ることができるため、幼児の要求等に応じたタイミングや量的な面において千切った食べ物Fを柔軟に食べさせることができる。また、食べ物Fを任意の大きさに千切ることができるとともに、箸では千切ることができない固めの野菜なども容易に千切ることができるなど、使い勝手に優れる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本考案は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、使用する素材として耐熱性プラスチックを例示したが、ステンレス等の金属材をはじめ、各種素材を利用することができる。また、フードカッタ3等の部材は一体成形した場合を例示したが複数部品の組合わせにより構成してもよい。
1 携帯用食器
2 食器本体
2o 食器本体の開口部
3 フードカッタ
4 グリップ部
5a… ブレード部
6 蓋体
7 ベース部
F 食べ物
2 食器本体
2o 食器本体の開口部
3 フードカッタ
4 グリップ部
5a… ブレード部
6 蓋体
7 ベース部
F 食べ物
Claims (4)
- 食べ物を入れる食器本体と、手で把持可能なグリップ部及び前記食器本体に入れた食べ物を少なくとも小さく千切ることができる一又は二以上のブレード部を一体に有するフードカッタとを具備してなることを特徴とする携帯用食器。
- 前記食器本体に着脱して当該食器本体の開口部を閉塞可能な蓋体を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯用食器。
- 前記フードカッタは、前記食器本体の内部に収容可能に構成することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯用食器。
- 前記フードカッタは、盤状のベース部と、このベース部の上面に一体に設けた前記グリップ部と、前記ベース部の下面に一体に設けることにより下方に突出する一又は二以上の板状のブレード部を備えることを特徴とする請求項1又は3記載の携帯用食器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001707U JP3110750U (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 携帯用食器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001707U JP3110750U (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 携帯用食器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110750U true JP3110750U (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=43273278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005001707U Expired - Fee Related JP3110750U (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 携帯用食器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110750U (ja) |
-
2005
- 2005-04-01 JP JP2005001707U patent/JP3110750U/ja not_active Expired - Fee Related
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