JP2007021124A - 乾式サウナ器 - Google Patents

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JP2007021124A
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heat transfer
transfer plate
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Tadao Imanishi
忠雄 今西
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Shinei Sangyo KK
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Shinei Sangyo KK
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Abstract

【課題】乾式サウナの伝熱板上の表面温度の均一化と制御性の向上を経済的に図る。
【解決手段】加熱ヒーターと伝熱板の間に伝導性の良い中間板を組みこみ、この中間板により小さい面積の加熱ヒータからの熱を拡大伝熱するようにした。また、場合によっては、中間板と伝熱板との間に良伝導からなるシリコーン系接着剤固定とした。
【選択図】図1

Description

本発明は電気ヒータ付伝熱板より該伝熱体に直接接触する人体を加熱する乾式サウナ器に関する。
従来の乾式サウナ器は、電気ヒータ等の加熱源からの熱を直接人体に接触する伝熱板等を加熱し、その加熱された加熱板に接触した人体が加熱されるようになっていた。しかしながら、従来の乾式サウナ器の伝熱板は人が臥した時人体が平板に接触する人体の全体を加熱出来るようにしているが、伝熱板の裏面に取付けられた加熱ヒータは伝熱板と同じ広さとするとヒータ費が高価となるため伝熱板よりは狭い面積のヒータが前記伝熱板の裏側に設けられていた。
伝熱板は上述のように人体に合せた面積のために広くなるが、加熱ヒータ等は乾式サウナ器に占める価格が高くなることもあり、伝熱板より小さい面積のものが伝熱板の裏側に取付けられていた。このような状況では、加熱ヒータより伝えられた伝熱板の周辺温度は、その中央部より低くなるため、その伝熱板上に接する人体の温度にはむらが生じていた。
この温度むら(温度差)を少なくするか、なくそうとすると、前記加熱ヒータの伝熱面の広さを伝熱板の広さに合わすように広いものにする必要があった。前記のように加熱ヒータの価格を抑え、装置をコンパクトにまとめながら伝熱板の温度むらをなくそうとすることが求められていた。そして、この温度むらをなくすか狭くし、それに伴って伝熱板の温度の制御性も向上するので、この人体が感ずる快適な温度への制御性も求められていた。
前記課題を解決するために本発明の構造上の工夫は、加熱ヒータは伝熱板よりも小さいままで伝熱板と加熱ヒータとの間に非常に熱伝導性の良い、中間板を設け伝熱板より狭い面積を有する加熱ヒーターからの熱をこの中間板で伝熱板の広さまで拡大して該伝熱板の面全体が均一の温度になるように工夫した。そしてその中間板は熱伝導性の良好なアルミ板、銅板等とした。更に場合よっては、中間材と伝熱板とのすき間にシリコーン接着剤を使用し、中間材と伝熱板との伝熱特性を改良したことにある。そして中間材の広さは伝熱体の広さと同一面積・形状とした。
発明効果
本発明による効果は以下の通りである。まず、伝熱板と加熱ヒータとの間に熱伝達の良い中間材を設け、かつ、この中間材の寸法は伝熱板と同一としているため、中間板の下部に設けられた加熱源のヒータの面積が中間板の面積よりも狭くてもヒータからの熱は熱伝導性のよい中間板により中間板全体に広がって伝熱板に伝えられるため、伝熱板の表面の温度が均一になった。そのため伝熱板が加熱ヒータ面よりは広くてもその広さに合せた大きい面積を有するヒータは不要となり、即ち小さいヒータのままで伝熱板表面の温度をより均一にすることが可能となったのみならず、伝熱板の表面温度の均一性はその伝熱板と接する人体の温度が均一となるため人体の感温性が良く快適となった。また伝熱体の表面温度が均一となったためこの温度での制御性も向上した。特に加熱源のヒータの放熱面積が小さくても良いため乾式サウナ器の価格も低減出来る結果となった。尚、伝熱板と中間材との間にシリコーン接着剤を充填することによりヒータの伝熱性の向上と伝熱板の固定が効果的に出来るようになった。
本発明の1実施例を図1を中心に説明する。図3は従来技術の構造を示す。
本発明は、加熱源のヒータ(6)と伝熱板(2)との間にヒータ(6)からの熱を伝熱板(2)の全体に伝えることが出来るように中間板(3)が設けられたサンドイッチ構造となっている。そして、ヒータ(6)と中間板(3)の間は密着接触とし中間板(3)と伝熱板(2)との間はシリコーン接着剤での固定となっている。伝熱板(2)は通常複数枚を人体の幅と長さに合う寸法に並べ、その上部にタオルもしくは人が薄い吸湿性の良い浴衣等を着て横たわり使うようにしている。ヒータ(6)と伝熱板(2)との間に中間板(3)を設けることにより、伝熱板(2)の表面温度が従来よりも均一になる状況を図4,及び5にて示す。本発明の図1に示す伝熱板(2)の寸法は300mm×300mm、厚さ10mmの遠赤外線放射セラミックス材より成る。中間板(3)は、前記伝熱板と平面寸法は同一の300mm×300mmで厚さ5mmの熱伝導性良い、かつ素材が銅よりも安いアルミ材質とし、その裏にヒータ(6)が取付けられた構造となっている。そして、本発明と比較するための従来構造の乾式サウナの伝熱板(2)の構造を図3に示すが、図1と図3とを比較するとその状況が明瞭となるように外形的には中間板もしくは接着剤付中間板の有無以外従来方式の乾式サウナの伝熱部構造は同一の寸法、材質、ヒータ仕様となっている。しかしながら本発明では伝熱板には遠赤外線放射セラミックス材を使用し人体への均熱効果を増す工夫をしている。そして更に伝熱板の温度を制御するセンサーを中間板に取付け上記伝熱板の表面温度をコントロールできるように温度コントロール器(17)がコントロール器納入箱(12)に納められている。この両図に示されるように、図4の本発明の方が図5の従来装置よりも伝熱板(2)の中心の位置(番号d)と端の位置(番号i)との温度差が小さいことが示される。即ち、中間板(3)を設けることにより伝熱板(2)の表面温度がより均一化されるため、この伝熱板上に横たわる人体は温度が均一となるため快適性が増加する結果となった。
図1 本発明の乾式サウナの加熱部の構造
図2 本発明の乾式サウナの装置図
図3 従来のサウナの加熱部の構造
図4 本発明の乾式サウナの表面温度分布
図5 従来の乾式サウナの表面温度分布
符号の説明
1. 乾式サウナ器
2. 伝熱板
3. 支持箱
4. 固定用シリコーン
5. 中間板
6. ヒータ
7. ヒータ支持材
8. 反射板支持材
9. 反射板
10. ヒータ箱
11. 温度センサ
12. コントロール器納入箱
13. 分離部
14. 接続コネクター
15. 電源ブレーカ
16. 電源ランプ
17. 温度調節器
18. 単相サイリスタレギュレータ
19. 架台
20. キャスター

Claims (3)

  1. 伝熱部の中間板を熱良導とし、該中間板の下面に加熱源のヒータを設け、かつ該中間板の上に少くとも1枚の遠赤外線放射伝熱板を置き、前記ヒータからの熱を該中間板を通して人体が接する伝熱板に伝えることが出来るようにしたことを特徴とする乾式サウナ器。
  2. 伝熱板、中間板、加熱ヒータのうち少なくともこれらのうちの1つに伝熱板の表面温度を調整できる温度センサが取付けられていることを特徴とする特許請求項1の乾式サウナ器。
  3. 伝熱板を遠赤外線放射セラミックス板とし該伝熱板と中間板との間をシリコーン系接着剤で固定したことを特徴とする特許請求項1及び2の乾式サウナ器。
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