JP4289085B2 - Ptc面状ヒータ及びこれを備えた床暖房パネル - Google Patents

Ptc面状ヒータ及びこれを備えた床暖房パネル Download PDF

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本発明は自己温度制御機能を有するPTC面状ヒータ及びこれを備えた床暖房パネルに関する。
従来からPTC面状ヒータを備えた熱機器として図7に示すような床暖房パネル5′が利用されている。この床暖房パネル5′は平面視長方形状のパネル本体4に電圧印加により発熱するPTC面状ヒータ3′を配設し、このPTC面状ヒータ3′の上面に均熱板10を介して表面化粧材6を積層したものであって、PTC面状ヒータ3′は図8に示すように発熱部となる平面視長方形状のPTC素体1′の長辺の夫々に全長に亘って電極部2a′、2b′を設け、これら一対の電極部2a′、2b′を平行に配したものである。そしてこのPTC面状ヒータ3′の一対の電極部2a′、2b′間に電圧を印加することで、自己温度制御機能を備えたPTC素体1′に図中矢印イに示すように電流を流してPTC素体1′を発熱させ、このように発熱したPTC素体1′にて床暖房を行っていた。
ところで上記PTC面状ヒータ3′は一対の電極部2a′、2b′が平行に配されているため、その電極間距離が平面視長方形状のPTC素体1′の長手方向に沿う方向において同じであり、PTC素体1′からの発熱量はその長手方向において同じものである。しかしながらこのようなPTC面状ヒータ3′に電圧を印加して利用した場合には図9に示すようにPTC素体1′が周辺へ放熱し、この場合、電圧印加時のPTC素体1′からの放熱量は中央部よりも周辺部の方が大きくなるため、PTC素体1′が自己温度制御機能を備えていると言えども、PTC素体1′の中央部の温度が高く周辺部の温度が低くなって、PTC素体1′の中央部と周辺部との間に大きな温度差が生じ、PTC素体1′の温度分布が不均一になってしまう(図9では使用時におけるPTC素体1′の最も外側の周辺部cの温度が中央部aよりも約5℃低く、周辺部cと中央部aの間のエリアbの温度が中央部aよりも約2℃低いことを示している)。また上記の問題を改善するために例えばPTC素体1′の周辺部cと中央部aの添加物の添加量を変更したり、周辺部cと中央部aの導電性材料の添加量を変更する等してPTC素体1′自身の発熱特性を変更することも考えられるが、このように発熱特性を微調整することは製造上困難であるため、目的とする発熱特性を有するPTC素体1′が得られず、実質的にはPTC素体1′の温度分布を均一にすることができなかった。
さらにはこのようにPTC素体1′の温度分布が不均一であるため、このPTC面状ヒータ3′を備えた床暖房パネル5′は均熱板10を設けたとしても表面における温度が均一にならないことがあり、床暖房パネル5′の使用者が不快に感じてしまうことがあり、またこのように均熱板10を設けた場合、床暖房パネル5′全体が厚くなったり、コストが高くなるといった問題も生じる。
また上記のようなPTC面状ヒータの下面に絶縁シートを介して電気ヒータ線を配し、この電気ヒータ線にてPTC面状ヒータの温度ムラを消失させる床暖房パネルも知られているが、この床暖房パネルはPTC面状ヒータとは別に電気ヒータ線を配さなければならず、構造が複雑になってコストが高くなってしまう(例えば特許文献1)。
特開平5−266968号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、簡単な構成によりPTC素体の温度分布を均一にでき、PTC面状ヒータのコストを削減でき、また別の目的とするところは一対の電極部のPTC素体の電極部を設けた対向する辺と略平行な方向の両端の電極間距離を僅かに小さくするだけで平面視長方形状の床暖房パネルの温度分布を均一にすることができ、これにより床暖房部分が広く且つ温度分布を均一にでき、且つコストの低い床暖房パネルを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るPTC面状ヒータは、発熱部となる略矩形面状のPTC素体1を備え、該PTC素体1の4辺のうち対向する1対の辺1a、1bにのみ全長に亘って夫々電極部2a、2bが設けられ、PTC素体1が前記電極部2a、2bが設けられる1対の辺1a、1bの夫々がその中間から両端側に行く程当該1対の辺1a、1b間の距離が短くなるよう形成されると共に、前記1対の電極部2a、2bがPTC素体1の前記1対の対向する辺1a、1bと略平行な方向の両端部の電極間距離が中間部の電極間距離よりも小さくなるよう形成されることで、抵抗値が前記1対の対向する辺1a、1bと略平行な方向において中間から両外側に行く程小さくされることを特徴とする。
このように一対の電極部2a、2bをPTC素体1の前記対向する辺と略平行な方向の両端部の電極間距離が中間部の電極間距離よりも小さくなるように形成することで、PTC面状ヒータ3は前記対向する辺1a、1bと略平行な方向の両端部の抵抗値が中間部の抵抗値よりも小さくなり、これによりPTC素体1の前記対向する辺1a、1bと略平行な方向の両端部の発熱量を中間部よりも大きくでき、従って一対の電極部2a、2bに電圧を印加した直後の初期の状態を除く電圧印加時には、PTC素体1自身の周辺への放熱とPTC特性効果により、PTC素体1の温度分布が均一になる。またこの場合、PTC素体1の周辺部と中央部の添加物の添加量を変更したり、周辺部と中央部の導電性材料の添加量を変更する等してPTC素体1自身の発熱特性を変更することなく、一対の電極部2a、2bの電極間距離を変更するといった簡単な構成によりPTC素体1の温度分布を均一にでき、PTC面状ヒータ3のコストを削減できる。
また請求項2の床暖房パネルは、平面視長方形状のパネル本体4の上面に上記請求項1記載のPTC面状ヒータ3をパネル本体4の長手方向に沿って複数配設し、各PTC面状ヒータ3a、3bPTC素体1の前記電極部2a、2bが設けられた対向する一対の辺1a、1bとパネル本体4の長手方向とが略平行となるように配してなることを特徴とする。
平面視長方形状の一枚の本体パネル4に上記請求項1記載のPTC面状ヒータ3を一枚だけ設けて、該一枚のPTC面状ヒータ3にて平面視長方形状の床暖房パネル5の床暖房部分を形成する場合、PTC素体1の温度分布を均一にするには、上記請求項1記載のPTC面状ヒータ3を平面視長方形状に形成し、該平面視長方形状のPTC面状ヒータ3の長手方向の両端の電極間距離を極めて小さくする必要があり、これにより床暖房パネル5の長手方向の両端部の床暖房部分が狭くなってしまう。即ちこのように平面視長方形状の床暖房パネル5を形成するにあたって、上記のように平面視長方形状のパネル本体4の上面に上記請求項1記載のPTC面状ヒータ3をパネル本体4の長手方向に沿って複数配設し、各PTC面状ヒータ3を前記PTC素体1の対向する辺1a、1bとパネル本体4の長手方向とが略平行となるように配することで、一対の電極部2a、2bをPTC素体1の長手方向に沿った方向の両端の電極間距離が僅かに小さくなるように形成するだけで複数のPTC面状ヒータ3からなる床暖房部分の温度分布を均一にでき、これにより簡単な構成により床暖房部分が広く且つ床暖房部分の温度分布を均一にできる平面視長方形状の床暖房パネル5を提供でき、床暖房パネル5の使用者が不快に感じることがなく、しかもこの場合、従来のように床暖房部分の上面に均熱板10を設ける必要がなく、床暖房パネル5全体の厚みを薄くでき、またコストも抑えられる。
本発明の請求項1は簡単な構成により温度分布を均一にでき、コストを削減したPTC面状ヒータを提供できる。
また請求項2は、一対の電極部をPTC素体の電極部を設けた対向する辺に沿った方向における両端部の電極間距離が僅かに小さくなるように形成するだけで複数のPTC面状ヒータからなる床暖房部分の温度分布を均一にでき、これにより床暖房部分が広く且つ温度分布を均一にでき、且つコストの低い床暖房パネルを提供できる。
以下本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1にPTC面状ヒータ3の平面図、図2に図1のA―A′断面図を示す。PTC面状ヒータ3は発熱部となるPTC素体1を備えている。本実施形態のPTC素体1は例えばセラミックを主材料とし、チタン酸バリュウム等の粉末を添加したものであって、通電すると自己の温度が上昇すると共に、所定の温度以上になると抵抗値が増加して自己温度調節を行うものである(PTC特性)。このPTC特性を有するPTC素体1は図1に示すように略矩形面状、詳しくは平面視略長方形状且つ薄板状に形成されており、このPTC素体1の長辺である対向する一対の辺1a、1bの夫々はその中間より両端側に行く程、一対の辺1a、1bが近づくように滑らかに湾曲しており、これら一対の辺1a、1bの夫々は互いに反対側に凸となる平面視円弧状に形成されている。
図1に示すように上記平面視略長方形状のPTC素体1の長辺である対向する辺1a、1b、詳しくはこれら対向する辺1a、1bを構成する端面には各端面の長手方向の全長(各辺1a、1bの全長)に亘ってアミ線よりなる電極部2a、2bを設けている。これら一対の電極部2a、2bの夫々は図1に示すようにPTC素体1の前記対向する辺1a、1bと略平行な方向(詳しくはPTC素体1の長手方向)の両端の電極間距離d1が中間の電極間距離d2よりも小さくなるように滑らかに湾曲すると共に、互いに反対側に凸となる平面視円弧状に形成されており、これによりPTC面状ヒータ3は図3(a)に示すように長手方向の中間から両外側に行くほど緩やかに抵抗値が小さくなっている。ここで上記した一対の電極部2a、2bの電極間距離は、後述の電圧印加直後の初期の状態を除くPTC素体1に電圧を印加した状態において、PTC素体1の温度分布が均一となるように設定してある。
そして上記PTC素体及び一対の電極部2a、2bを図2に示すようにPP等の絶縁フィルム11で全体を被覆することで、平面視長方形状且つ薄板状のPTC面状ヒータ3(250mm×800mm、厚み1.5mm)が形成される。
上記夫々の電極部2a、2bの端部は図示しない電源に電気的に接続されており、この電源にて一対の電極部2a、2b間に電圧を印加することで、電極部2aから電極部2bに電流が流れ、PTC素体1は発熱する。ここで前述したようにPTC面状ヒータ3の長手方向の両端部の抵抗値は中間部よりも小さくなっているので、PTC素体1の前記一対の辺1a、1bと略平行な方向(詳しくはPTC素体1の長手方向)の両端部の発熱量は中間部よりも大きくなり、これによりPTC素体1は前記一対の辺1a、1bと略平行な方向(詳しくはPTC素体1の長手方向)の中間部の温度が両端部よりも低くなる。具体的にはPTC面状ヒータ3はその長手方向の中間から両外側に行く程抵抗値が徐々に小さくなるように設定されているため、電圧印加直後の初期状態ではPTC素体1の発熱量はPTC素体1の長手方向において中間より両外側に行く程大きくなる。実験では図3(b)に示すように前記電圧印加直後の初期状態においては、PTC素体1の長手方向の最も両外側に位置するエリアCの温度が中間部Aよりも約5℃高く、PTC素体1の長手方向における中間部AとエリアCとの間であるエリアBの温度が中間部Aよりも約2℃高くなった。
そして上記のようにPTC素体1に電圧印加を開始した後は、PTC素体1自身の周辺への放熱が起こり、また同時に前述したPTC素体1自身のPTC特性により、図4(a)に示すようにPTC面状ヒータ3の長手方向の中間部の抵抗値が小さくなってPTC素体1の長手方向の中間部の発熱量が大きくなると共に、PTC面状ヒータ3の長手方向の両端部の抵抗値が大きくなってPTC素体1の長手方向の両端部の発熱量が小さくなり、これらPTC素体1自身の周辺への放熱及びPTC特性の効果により、前記電圧印加直後の初期状態を除く電圧印加時においてはPTC素体1の温度分布がPTC素体1の長手方向及び短手方向において均一になる。つまり上記PTC面状ヒータ3は従来例と比して温度の均一なエリアが広がることとなる。実験では図4(b)に示すように、この電圧印加直後の初期状態を除く電圧印加時には、PTC素体1はその長手方向の両側部Dの温度が周辺部Eよりも1℃高く、中間部Fが周辺部Eよりも2℃高くなった。
上記のように一対の電極部2a、2bをPTC素体3の対向する一対の辺1a、1bと略平行な方向における両端部の電極間距離が中間部よりも小さくなるように形成することで、PTC素体1の周辺部と中央部の添加物の添加量を変更したり、周辺部と中央部の導電性材料の添加量を変更する等してPTC素体1自身の発熱特性を変更することなく、簡単な構成によりPTC素体1の温度分布を均一な状態にでき、これによりPTC面状ヒータ3のコストを削減できる。
図5には上記PTC面状ヒータ3を備えた部屋の床面や掘り炬燵等の底面の暖房を行う床暖房パネル5を示してあり、この床暖房パネル5はパネル本体4と、パネル本体4の上面に積層した上記PTC面状ヒータ3と、PTC面状ヒータ3の上面に直接積層した化粧表面材6とからなる。パネル本体4は図に示すように裏打ち材7の上面に、裏打ち材7と平面視略同形同大の木製の枠材8と、枠材8内部に配されたロックウール等の基材9とを積層したものであって、この基材9の上面に基材9と平面視略同形同大の前記PTC面状ヒータ3が直接載設されている。
このように床暖房パネル5に上記の温度分布が均一で温度ムラのない上記PTC面状ヒータ3を備えることで、本実施形態のように化粧表面材6とPTC面状ヒータ3との間に均熱板を設けずとも床暖房パネル5の表面の温度分布を均一にでき、床暖房パネル5の使用者が不快に感じてしまことがない。なお上記ではPTC面状ヒータ3を床暖房パネル5に利用した例を示したが、これに限定されるものはななく、PTC面状ヒータ3を他の熱機器に利用しても良いものとする。また上記のPTC素体1としてはセラミックを主材料とするものに限定されず、例えば合成樹脂を主材料として内部にカーボン等の導電性材料を含有したものであっても良いものとする。
ところで上記のように床暖房パネル5が平面視長方形状である場合、前述したように一対の電極部2a、2bをPTC素体1の一対の対向する辺1a、1bと略平行な方向の両端部の電極間距離を中間部よりも小さく形成してPTC素体1の温度分布を均一にするには、以下のような問題がある。即ち平面視長方形状の一枚の本体パネル4に平面視長方形状のPTC面状ヒータ3を一枚だけ設けて、該一枚のPTC面状ヒータ3にて平面視長方形状の床暖房パネル5の床暖房部分を形成する場合、PTC面状ヒータ3の温度分布を均一にするには一対の電極2a、2bをその電極間距離がPTC素体1の対向する辺1a、1bに沿う方向において両端側に行く程小さくなるように形成しなければならず、これにより平面視長方形状のPTC面状ヒータ3の長手方向の両端の電極間距離は極めて小さくなってしまい、床暖房パネル5の表面における長手方向の端部の床暖房部分が狭くなってしまうという問題が生じる。
そこで上記のような平面視長方形状の床暖房パネル5を形成する場合には、図6に示すように平面視長方形状のパネル本体4の上面に上記PTC面状ヒータ3をパネル本体4の長手方向に複数配設し、上記PTC素体1の対向する辺1a、1bとパネル本体の長手方向とが略平行となるように配することが好ましい。
具体的には平面視長方形状の床暖房パネル5の主体を構成するパネル本体4は図6に示すように長手方向に充分長い平面視長方形状である。この平面視長方形状のパネル本体4の上面には上記平面視略長方形状のPTC面状ヒータ3をパネル本体4の長手方向に二枚載設している。各PTC面状ヒータ3a、3bはその長手方向がパネル本体4の長手方向と平行となるように配されている。ここでパネル本体4の長手方向に沿う方向において隣合うPTC面状ヒータ3a、3bは隙間を介して配されているものとする。そしてこのPTC面状ヒータ3の上面全体に表面化粧材を積層することで、床暖房パネル5(実施例では3尺×6尺、厚み12mm)が形成される。
このように平面視長方形状のパネル本体4の上面に上記PTC面状ヒータ3をパネル本体4の長手方向に沿う方向において複数配設し、PTC素体1の対向する辺1a、1bとパネル本体4の長手方向とを略平行とすることで、一対の電極部2a、2bをPTC素体1の長手方向に沿った方向の両端の電極間距離が僅かに小さくなるように形成するだけで複数のPTC面状ヒータ3からなる床暖房部分の温度分布を均一にでき、これにより簡単な構成により床暖房部分が広く且つ床暖房部分の温度分布を均一にできる平面視長方形状の床暖房パネル5を提供でき、床暖房パネル5の使用者が不快に感じることがなく、しかもこの場合、従来のように床暖房部分の上面に均熱板10を設ける必要がなく、床暖房パネル5全体の厚みを薄くでき、またコストも抑えられる。
なお、上記では床暖房パネル5の大きさを3尺×6尺とし、2枚のPTC面状ヒータ3a、3bをパネル本体4に設けた例を示したが、パネル本体4に設けるPTC面状ヒータ3の数は複数枚であれば良く、また床暖房パネル5の大きさについてはこれに限定されず、例えば床暖房パネル5を3尺×9尺とし、3枚のPTC面状ヒータ3をパネル本体4に設けてあっても良いものとする。
本発明の実施の形態の一例のPTC面状ヒータを示す平面図である。 図1のA−A′断面図である。 同上のPTC素体に通電した初期状態を示し、(a)はPTC面状ヒータの抵抗値及び発熱量を示す説明図、(b)はPTC面状ヒータの温度分部を示す説明図である。 同上のPTC素体に通電して一定時間経過した状態を示し、(a)はPTC面状ヒータの抵抗値及び発熱量を示す説明図、(b)はPTC面状ヒータの温度分部を示す説明図である。 同上のPTC面状ヒータを備えた床暖房パネルを示す断面図である。 他例の表面化粧材積層前の床暖房パネルを示す平面図である。 従来の床暖房パネルを示す断面図である。 同上のPTC面状ヒータを示す平面図である。 同上のPTC面状ヒータの説明図である。
符号の説明
1 PTC素体
1a、1b 一対の対向する辺
2a、2b 一対の電極部
3 PTC面状ヒータ
4 パネル本体
5 床暖房パネル

Claims (2)

  1. 発熱部となる略矩形面状のPTC素体を備え、該PTC素体の4辺のうち対向する1対の辺にのみ全長に亘って夫々電極部が設けられ、PTC素体が前記電極部が設けられる1対の辺の夫々がその中間から両端側に行く程当該1対の辺間の距離が短くなるよう形成されると共に、前記1対の電極部がPTC素体の前記1対の対向する辺と略平行な方向の両端部の電極間距離が中間部の電極間距離よりも小さくなるよう形成されることで、抵抗値が前記1対の対向する辺と略平行な方向において中間から両外側に行く程小さくされることを特徴とするPTC面状ヒータ。
  2. 平面視長方形状のパネル本体の上面に上記請求項1記載のPTC面状ヒータをパネル本体の長手方向に沿って複数配設し、各PTC面状ヒータPTC素体の前記電極部が設けられた対向する一対の辺とパネル本体の長手方向とが略平行となるように配してなることを特徴とする床暖房パネル。
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