JP2007020674A - メダル遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の数が低減され、組立作業が容易になるメダル遊技機の提供。
【解決手段】赤色、緑色及び青色の各色で発光する三つの発光ダイオード51R,51G,51B を備えた発光ダイオード素子51を設けて、メダルの投入枚数が1枚の場合、発光ダイオード51R のみを点灯して、発光ダイオード素子51を赤色に発光させ、2枚の場合、発光ダイオード51R, 51Gを点灯して、発光ダイオード素子51をオレンジ色に発光させ、3枚の場合、発光ダイオード51R,51G,51B を点灯して、発光ダイオード素子51を白色に発光させる。これにより、発光ダイオード素子51の発光色でメダルの投入枚数が判るようになるので、1個の発光ダイオード素子51でメダルの枚数表示が行え、発光ダイオード素子51の数が低減され、スロットマシン10の組立作業を容易にすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、メダルの投入によりゲームが行えるように設定されているとともに、一度に複数枚のメダルの投入が可能となっているメダル遊技機に関する。
従来から、遊技を行うにあたり、遊技媒体であるメダルが投入されるスロットマシン等のメダル遊技機が利用されている。例えば、スロットマシンで遊技を行うには、まず、そのメダル投入口にメダルを投入し、この後、スタートレバーを操作すると、複数の回転リールが回転を開始し、これにより、遊技者が実質的に遊技を行えるようになっている。
ここで、回転リールの図柄を外部に露出させるリール窓の近傍には、一般的に、スロットマシンに投入されたメダルの枚数、より詳しくいうと、一回の遊技に対して賭けられたメダルの枚数であるベット枚数を表示する枚数表示手段が設けられている。
このような枚数表示手段としては、メダルを賭けることができる最大枚数に相当する数の発光素子を備え、メダルの投入枚数に応じた数の発光素子を点灯させるものが一般的である。例えば、一般的なスロットマシーンは、最大3枚までメダルを賭けることができるので、発光素子としての発光ダイオード素子を3個備えている場合が多い(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図5に示すように、枚数表示手段90は、表示パネル90A に設けられた三つの発光ダイオード素子91と、このれらの発光ダイオード素子91の発光を制御する発光制御部92とを備えたものとなっている。
このうち、発光制御部92は、三つの発光ダイオード素子91の各々に電力を供給する図示しない直流電源と、三つの発光ダイオード素子91の各々及び前述の直流電源の間に設けられているスイッチング素子93と、三つの発光ダイオード素子91の各々に加わる電圧を調整するための三つの直流抵抗94とを有するものとなっている。
そして、枚数表示装置90は、メダルの投入が1枚のときには、「投入枚数1枚」表示指令信号を受信して、図5中上方のスイッチング素子93がON状態となり、図5中上方の発光ダイオード素子91のみを点灯させるようになっている。
また、枚数表示装置90は、メダルの投入が2枚のときには、「投入枚数1枚」表示指令信号、及び、「投入枚数2枚」表示指令信号を受信して、図5中上方及び中央の二つのスイッチング素子93がON状態となり、図5中上方及び中央の二つの発光ダイオード素子91を点灯させるようになっている。
さらに、枚数表示装置90は、メダルの投入が3枚のときには、「投入枚数1枚」表示指令信号、「投入枚数2枚」表示指令信号、及び、「投入枚数3枚」表示指令信号を受信して、三つのスイッチング素子93すべてがON状態となり、三つの発光ダイオード素子91すべてを点灯させるようになっている。
要するに、枚数表示装置90は、投入されたメダルの枚数に相当する数の発光ダイオード素子91を点灯させる、換言すれば、メダルの投入枚数を点灯させた発光ダイオード素子91の数で知らせるものとなっている。
特開2005−102858号公報(図1)
前述のようなメダル遊技機では、メダルを賭けることができる最大枚数に相当する数だけ発光素子を設ける必要があるので、複数の発光素子を設けることが不可欠となるだけでなく、発光素子を取り付けるのに用いる補助部品の数も増大することになり、発光素子を取り付ける取付作業を含む遊技機の組立作業が煩雑になる、という問題がある。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発光素子の数が低減され、組立作業が容易になるメダル遊技機を提供することにある。
以下に説明する各発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、以下の各構成要件には、説明の便宜上、実施の形態において用いた符号を付すが、これにより、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、メダルの投入によりゲームが行えるように設定されているとともに、一度に複数枚のメダルの投入が可能となっているメダル遊技機(10)であって、メダルの投入枚数を表示する投入枚数表示手段(50)が設けられ、この投入枚数表示手段(50)には、光の三原色のそれぞれの色で発光する三つの光源(51R,51G,51B) を有するフルカラーの発光素子(51)と、メダルの投入枚数に対応して前記発光素子(51)が異なる発光色で発光するように、前記発光素子(51)の発光を制御する発光制御部(60)とが設けられていることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記発光素子(51)として、光の三原色である赤色、緑色及び青色のそれぞれを発光色とする三つの光源(51R,51G,51B) を有するマルチカラー発光ダイオード素子(51)が採用されていることを特徴とする。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、前述した請求項2記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記投入枚数表示手段(50)が、前記発光素子(71)を内部に収納する発光素子収納室(72A) を備え、この発光素子収納室(72A) には、前記発光素子(71)の光を外部に取り出すために三つの表示窓(70R,70G,70B) が設けられ、これらの三つの表示窓(70R,70G,70B) の各々には、光の三原色である赤色、緑色及び青色の各色の光を透過させる赤色フィルタ(73R) 、緑色フィルタ(73G) 及び青色フィルタ(73B) がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、発光素子に備えられている三つの光源を、それぞれ単独、あるいは、複数同時に発光させることにより、換言すると、三つの光源について、その点灯及び消灯の組合せを変えることにより、発光色が互いに相違する複数種類の点灯状態で、発光素子を点灯させることができる。
従って、投入枚数表示手段が表示しうるメダル枚数の数値のそれぞれに対応するように、三つの光源の点灯及び消灯の組合せをそれぞれ決定しておけば、表示すべきメダル枚数に応じた色で発光素子が発光し、発光素子の色によりメダルの投入枚数を判別することができ、一つの発光素子でも、7枚までの枚数表示を行うことができる。
例えば、赤色、緑色及び青色のそれぞれを発光色とする三つの光源を有する発光素子を採用した場合には、1枚のメダルが投入された場合には、赤色の光源のみを発光させて、発光素子が赤色に発光するように設定し、2枚のメダルが投入された場合には、赤色及び緑色の二つの光源を発光させ、発光素子がオレンジ色に発光するように設定し、3枚のメダルが投入された場合には、赤色、緑色及び青色の三つの光源を発光させ、発光素子が白色に発光するように設定しておく。
このようにすれば、発光素子が赤色、オレンジ色及び白色のいずれかに発光したら、メダルの投入枚数がそれぞれ1枚、2枚及び3枚であることが判るので、1個の発光素子でメダル遊技機におけるメダルの枚数表示を行うことができる。このため、メダル遊技機におけるメダルの枚数表示に必要な発光素子の数を低減でき、発光素子を取り付けるのに要する補助部品の数も増えず、発光素子を取り付ける取付作業が容易となり、ひいては、メダル遊技機の組立作業を容易にすることができる。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、発光素子としてマルチカラー発光ダイオード素子を採用したので、マルチカラー発光ダイオード素子に内蔵される赤色、緑色及び青色の各ダイオードに所定電圧のパルス波形で電力を供給するとともに、1秒間あたりのパルス数又は1パルスの継続時間(パルス幅)を増減することで、各ダイオードに供給される電力を調節して、その輝度を調整することができる。
そして、このように、各ダイオードに対する供給電力をそれぞれ個別に調整することにより、マルチカラー発光ダイオード素子の赤色、緑色及び青色の各発光色について輝度バランスの調節が行え、この輝度バランスの調節により、マルチカラー発光ダイオード素子を様々な発光色で発光させることができる。
このため、マルチカラー発光ダイオード素子の発光色の種類が多くなるので、表示可能なるメダルの投入枚数の範囲が拡大でき、この点から、メダル遊技機におけるメダルの枚数表示に必要な発光素子の数を確実に低減でき、発光素子を取り付ける取付作業が確実に容易となり、ひいては、メダル遊技機の組立作業を容易にすることができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、メダルの投入枚数が1枚のときには、赤色の光源のみを点灯し、発光素子を赤色に発光させれば、赤色フィルタが設けられた表示窓のみを光らせることができる。また、メダルの投入枚数が2枚のときには、赤色及び緑色の光源を点灯し、発光素子をオレンジ色に発光させれば、赤色フィルタ及び緑色フィルタの設けられた二つの表示窓を光らせることができる。さらに、メダルの投入枚数が3枚のときには、赤色、緑色及び青色の光源を点灯し、発光素子を白色に発光させれば、赤色フィルタ、緑色フィルタ及び青色フィルタの設けられた三つの表示窓を光らせることができる。従って、メダルの投入枚数を、発光素子の発光色ではなく、発光している表示窓の数によって表示することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係るメダル遊技機としてのスロットマシンを示す正面図、図2は、本実施形態に係る投入枚数表示手段である投入枚数表示装置の電気的構成を示す回路図である。
[スロットマシン10]
本実施形態に係るメダル遊技機であるスロットマシン10は、図1の如く、略六面体の箱状に形成された筐体20を備えている。この筐体20は、3個の回転リール41が横並びに設けられたリールユニット40等の遊技用装置を収納するものとなっている。なお、回転リール41の各々は、筐体20の内部に固定されたリールユニット40に回転駆動可能に支持され、且つ、それぞれの周面に複数種類の図柄が記されたものとなっている。
また、筐体20の前面開口部には、図1の如く、そのほぼ中央に窓部としてのリール窓42を備えた前扉30が当該前面開口部を覆うように設けられている。
前扉30に設けられたリール窓42は、3個の回転リール41に記された図柄を外部に露出させるための窓であり、3個すべての回転リール41の回転が停止した際に、縦横3個ずつ配列された計9個の図柄が表示できるように形成されている。
リール窓42の下方近傍には、左側から、貯留メダルを1枚ずつ投入するためのベットスイッチ33と、回転リール41の回転を開始させるためのスタートスイッチ35と、貯留メダルを3枚ずつ投入するためのマックスベットスイッチ34と、3個の回転リール41の回転をそれぞれ停止させる3個のストップスイッチ36と、メダルが投入されるメダル投入口31とが設けられている。
また、前扉30の下部には、入賞時にメダルを遊技者へ払い出すための払出口32が設けられている。この払出口32の下方には、受け皿39が設けられ、払出口32の図中右方には、演出音等を発するスピーカ38が設けられている。一方、前扉30の上部には、入賞時などに点滅する演出用ランプ37等が設けられている。
ここで、スロットマシン10は、メダルの投入によりゲームが行えるように設定されているとともに、一度に複数枚のメダルの投入が可能となっているメダル遊技機である。更に詳しく説明すると、スロットマシン10は、1枚から3枚までの任意の枚数のメダルを投入可能、換言すると、賭ける(ベットする)ことが可能となったものである。
そして、リール窓42の図1中左側の側縁近傍には、その時点で遊技に賭けられているメダルの枚数を表示するための発光素子である発光ダイオード素子51が設けられている。そして、この発光ダイオード素子51を含んで、スロットマシン10に投入されたメダルの投入枚数を表示する投入枚数表示手段としての投入枚数表示装置50が構成されている。
また、スロットマシン10には、回転リール41を回転駆動するために、図示しないステッピングモータや制御装置が設けられている。そして、スロットマシン10は、遊技者の操作に応じて制御装置がステッピングモータの動作を制御することにより、遊技動作を進行させていくものとなっている。
このようなスロットマシン10の制御装置は、ベットスイッチ33又はマックスベットスイッチ34が遊技者に操作されると、当該操作に対応して、投入枚数表示装置50へ「投入枚数1枚」表示指令信号、「投入枚数2枚」表示指令信号、及び、「投入枚数3枚」表示指令信号を次々送信するようになっている。
これらの「投入枚数1枚」表示指令信号、「投入枚数2枚」表示指令信号、及び、「投入枚数3枚」表示指令信号は、ベットスイッチ33又はマックスベットスイッチ34が操作された時点から、スタートスイッチ35が操作されて、3個の回転リール41が回転を開始した後、3個のストップスイッチ36がすべて操作されて、3個の回転リール41がすべて停止した時点まで送信状態が維持され、3個の回転リール41がすべて停止して一回の遊技が終了となって初めて送信状態が解除されるものとなっている。
投入枚数表示装置50は、図2に示すように、前述した発光ダイオード素子51と、この発光ダイオード素子51の発光を制御する発光制御部60とを備えたものとなっている。
発光ダイオード素子51は、様々な発光色で発光させることができるフルカラー発光ダイオード素子である。この発光ダイオード素子51には、光の三原色のそれぞれの色で発光する三つの光源として、赤色発光ダイオード51R 、緑色発光ダイオード51G 及び青色発光ダイオード51B が設けられている。これらのダイオード51R,51G,51B は、合成樹脂製の透明なモールド52の内部に封入されて一体化されている。
ここで、発光ダイオード素子51は、これらのダイオード51R,51G,51B のそれぞれに供給する電力を調整して各輝度を調節することで、様々な発光色で発光可能となっている。
発光制御部60は、発光ダイオード素子51に設けられたダイオード51R,51G,51B の各々に電力を供給する図示しない直流電源と、ダイオード51R,51G,51B の各々及び前述の直流電源の間に設けられているスイッチング素子61R,61G,61B と、ダイオード51R,51G,51B の各々に加わる電圧を調整するための直流抵抗62R,62G,62B とを有するものとなっている。
なお、直流電源は、負荷が変動しても電源電圧Vccを安定した状態で発光制御部60に与えることができるものとなっている。なお、前述の直流電源は、スロットマシン10に設けられている直流電源に兼用させてもよい。
スイッチング素子61R,61G,61B の各々は、制御信号を受信する制御用端子63R,63G,63B 備え、制御用端子63R,63G,63B に加えられる制御指令信号に応じて、ダイオード51R,51G,51B と前述の直流電源とを接続するON状態、及び、ダイオード51R,51G,51B と前述の直流電源とを遮断するOFF状態の一方から他方へ状態が変化するものである。
スイッチング素子61R,61G,61B の各々としては、例えば、トランジスタやSCR等の無接点半導体スイッチングデバイス、並びに、リレー等の機械部分を有する有接点機械式スイッチングデバイスの両方が採用できるが、どちらかといえば、耐久性に優れ、電力制御を行うことが容易な無接点スイッチングデバイスを採用するのが好ましい。
投入枚数表示装置50は、メダルの投入が1枚のときには、「投入枚数1枚」表示指令信号を受信して、スイッチング素子61R がON状態となり、発光ダイオード素子51のダイオード51R のみを点灯させ、これにより、発光ダイオード素子51が赤色で発光するようになっている。
また、投入枚数表示装置50は、メダルの投入が2枚のときには、「投入枚数1枚」表示指令信号、及び、「投入枚数2枚」表示指令信号を受信して、スイッチング素子61R, 61GがON状態となり、発光ダイオード素子51のダイオード51R, 51Gを点灯させ、これにより、発光ダイオード素子51がオレンジ色で発光するようになっている。
さらに、投入枚数表示装置50は、メダルの投入が3枚のときには、「投入枚数1枚」表示指令信号、「投入枚数2枚」表示指令信号、及び、「投入枚数3枚」表示指令信号を受信して、スイッチング素子61R,61G,61B がON状態となり、発光ダイオード素子51のダイオード51R,51G,51B を点灯させ、これにより、発光ダイオード素子51が白色で発光するようになっている。
換言すると、投入枚数表示装置50は、発光ダイオード素子51を赤色で発光させることにより、メダルの投入が1枚であることを表示し、発光ダイオード素子51をオレンジ色で発光させることにより、メダルの投入が2枚であることを表示し、発光ダイオード素子51を白色で発光させることにより、メダルの投入が3枚であることを表示するように設定されたものとなっている。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、発光素子として、光の三原色である赤色、緑色及び青色のそれぞれで発光する赤色発光ダイオード51R 、緑色発光ダイオード51G 及び青色発光ダイオード51B の三つを光源とする発光ダイオード素子51を採用したので、三つの発光ダイオード51R,51G,51B を、それぞれ単独、あるいは、複数同時に発光させることにより、換言すると、三つの発光ダイオード51R,51G,51B の各々について、その点灯及び消灯の組合せを変えることにより、発光色が互いに相違する複数種類の点灯状態で、発光ダイオード素子51を点灯させることができる。
このため、投入枚数表示装置50で表示すべきメダル枚数である「1枚」、「2枚」及び「3枚」のそれぞれに対応する発光色となるように、発光ダイオード51R,51G,51B を点灯させることができる。より具体的にいえば、1枚のメダルが投入された場合には、発光ダイオード素子51が赤色に発光するように、赤色の発光ダイオード51R のみを発光させ、2枚のメダルが投入された場合には、発光ダイオード素子51がオレンジ色に発光するように、赤色及び緑色の二つの発光ダイオード51R, 51Gを発光させ、3枚のメダルが投入された場合には、発光ダイオード素子51が白色に発光するように、赤色、緑色及び青色の三つの発光ダイオード51R,51G,51B を発光させることができる。
従って、発光ダイオード素子51が赤色、オレンジ色及び白色のいずれかに発光したら、メダルの投入枚数がそれぞれ1枚、2枚及び3枚のいずれかであることが判るので、1個の発光ダイオード素子51でスロットマシン10におけるメダルの枚数表示が行え、スロットマシン10におけるメダルの枚数表示に必要な発光ダイオード素子51の数を低減でき、発光ダイオード素子51を取り付けるのに要する補助部品の数も増えず、発光ダイオード素子51を取り付ける取付作業が容易となり、ひいては、スロットマシン10の組立作業を容易にすることができる。
また、発光ダイオード素子51として、様々な発光色で発光させることができるフルカラー発光ダイオードを採用したので、「投入枚数1枚」表示指令信号、「投入枚数2枚」表示指令信号、及び、「投入枚数3枚」表示指令信号の受信に対応して、一つの発光ダイオード51R 、二つの発光ダイオード51R, 51G、及び、三つの発光ダイオード51R,51G,51B を発光させ、表示すべき枚数と発光させるダイオードの数とが対応するようになるので、発光制御部60は、従来の発光制御部92と電気的に同じ構成のものが採用できるようになり、既存の設計を大きく変更することなく、また、従来のスロットマシンの前扉を大きく改造する必要がなく、従って、投入枚数表示装置50を容易に実現することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、投入枚数表示手段としては、スロットマシン10に設けられている制御装置から送信されてくる「投入枚数1枚」表示指令信号、「投入枚数2枚」表示指令信号、及び、「投入枚数3枚」表示指令信号を、直接、その発光制御部に受信させるものに限らず、発光ダイオード素子に供給される電力をほぼ無段階に連続的に調整可能な電力調整手段を備え、電力調整手段がスロットマシン10の制御装置と発光制御部との間に接続され、制御装置の指令信号に基づき発光制御部を通じて発光ダイオード素子への電力量を調整するものでもよい。
この際、電力調整手段としては、図3(A)に示すように、電圧及びパルス幅とが所定の電圧値V1及びパルス幅T1に保たれたパルス波形電圧信号を各スイッチング素子の制御用端子に印加するとともに、当該パルス波形電圧信号の所定時間T2当たりの発生数Nを増減することで、発光ダイオード素子への電力量を調整するものが採用できる。
また、電力調整手段としては、図3(B)に示すように、電圧及び発生周波数が所定の電圧値V1及び周波数f1に保たれたパルス波形電圧信号を各スイッチング素子の制御用端子に印加するとともに、当該パルス波形電圧信号のパルス幅Tを増減することで、発光ダイオード素子への電力量を調整するものが採用できる。
このような電力調整手段を備えた投入枚数表示手段を採用すれば、マルチカラー発光ダイオード素子に内蔵される赤色、緑色及び青色の各ダイオードに供給される電力を調節して、各ダイオードの輝度をそれぞれ調整することができ、この輝度のバランスを調節することにより、マルチカラー発光ダイオード素子を様々な発光色で発光させることができるようになる。
このため、マルチカラー発光ダイオード素子の発光色の種類が多くなるので、表示可能なるメダルの投入枚数の範囲がさらに拡大され、この点から、メダル遊技機におけるメダルの枚数表示に必要な発光素子の数を更に一層低減でき、発光素子を取り付ける取付作業を確実に容易でき、ひいては、メダル遊技機の組立作業を容易にすることができる。
さらに、発光ダイオード素子としては、スロットマシンの表面に露出して設けられるものに限らず、図4に示すように、表示窓部材70に覆われて、この表示窓部材70に設けられた表示窓70R,70G,70B を通して発光が視認される発光ダイオード素子71でもよい。
具体的に説明すると、スロットマシンの表面等に設けられた表示窓部材70の内側に凹面鏡72を設け、この凹面鏡72の内部を、発光ダイオード素子71を収納する発光素子収納室72A とすれば、発光ダイオード素子71の光を外部に効率よく取り出すことができる。
この際、発光ダイオード素子71がフルカラー発光ダイオード素子である場合、表示窓部材70に三つの表示窓70R,70G,70B を設け、これらの表示窓70R,70G,70B に、光の三原色である赤色、緑色及び青色の各色の光を透過させる赤色フィルタ、緑色フィルタ及び青色フィルタ73R,73G,73B をそれぞれ設けることが望ましい。
このようにすれば、メダルの投入枚数が1枚のときには、発光ダイオード素子71の赤色ダイオードのみを点灯し、発光ダイオード素子71を赤色に発光させれば、赤色フィルタ73R が設けられた表示窓70R のみを光らせることができる。また、メダルの投入枚数が2枚のときには、発光ダイオード素子71の赤色ダイオード及び緑色ダイオードを点灯し、発光ダイオード素子71をオレンジ色に発光させれば、赤色フィルタ73R 及び緑色フィルタ73G の設けられた二つの表示窓70R, 70Gを光らせることができる。さらに、メダルの投入枚数が3枚のときには、発光ダイオード素子71の赤色ダイオード、緑色ダイオード及び青色ダイオードを点灯し、発光ダイオード素子71を白色に発光させれば、赤色フィルタ73R 、緑色フィルタ73G 及び青色フィルタ73B の設けられた三つの表示窓70R,70G,70B を光らせることができる。従って、メダルの投入枚数を、発光ダイオード素子71の発光色ではなく、発光している表示窓70R,70G,70B の数によって表示することができる。
また、発光素子としては、フルカラー発光ダイオード素子に限らず、発光色が数色に限定されるとともに、フルカラー発光ダイオード素子よりも安価であるマルチカラー発光ダイオード素子でもよく、更に、シリコンダイオードに限らず、有機EL素子等他の材質からなる発光素子でもよい。
本発明の一実施形態に係る遊技機としてのスロットマシンを示す正面図である。 前記実施形態に係る投入枚数表示手段の電気的構成を示す回路図である。 本発明の変形例に係る電力調整手段の制御波形を示すグラフである。 本発明の異なる変形例を示す正面図及び断面図である。 従来例を示す図2に相当する図である。
符号の説明
10 メダル遊技機としてのスロットマシン
50 投入枚数表示手段である投入枚数表示装置
51, 71 発光素子としてのマルチカラー発光ダイオード素子
51R 光源としての赤色ダイオード
51G 光源としての緑色ダイオード
51B 光源としての青色ダイオード
60 発光制御部
70R,70G,70B 表示窓
72A 発光素子収納室
73R 赤色フィルタ
73G 緑色フィルタ
73B 青色フィルタ

Claims (3)

  1. メダルの投入によりゲームが行えるように設定されているとともに、一度に複数枚のメダルの投入が可能となっているメダル遊技機であって、
    メダルの投入枚数を表示する投入枚数表示手段が設けられ、
    この投入枚数表示手段には、
    光の三原色のそれぞれの色で発光する三つの光源を有するフルカラーの発光素子と、
    メダルの投入枚数に対応して前記発光素子が異なる発光色で発光するように、前記発光素子の発光を制御する発光制御部とが設けられていることを特徴とするメダル遊技機。
  2. 前記発光素子として、光の三原色である赤色、緑色及び青色のそれぞれを発光色とする三つの光源を有するマルチカラー発光ダイオードが採用されていることを特徴とする請求項1記載のメダル遊技機。
  3. 前記投入枚数表示手段は、前記発光素子を内部に収納する発光素子収納室を備え、この発光素子収納室には、前記発光素子の光を外部に取り出すために三つの表示窓が設けられ、これらの三つの表示窓の各々には、光の三原色である赤色、緑色及び青色の各色の光を透過させる赤色フィルタ、緑色フィルタ及び青色フィルタがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2記載のメダル遊技機。
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