JP2007019772A - 携帯型通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯型通信機の受信状態が劣化した場合に生じる消費電力増加を抑制すること。
【解決手段】 携帯電話10は、ICタグ11に記憶した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する。リーダ/ライタ20は、ICタグ11から利用施設のチケット情報を読み取ってネットワーク100上のピクト情報生成サーバ30に送信すると共にピクト情報生成サーバ30から受信した受信状態劣化時間帯情報をICタグ11に書き込む。ピクト情報生成サーバ30は、チケット情報から、施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、リーダ/ライタ20及びメールサーバ50へ送信する。メールサーバ50は、受信状態劣化時間帯情報に基づいて該当する携帯電話10の受信状態が所定状態よりも劣化する時間帯を把握し、その間は該当携帯電話10へのメール配信を制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、通信機能を有する携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯型通信機を用いた携帯型通信システム、前記システムに好適な携帯型通信機やサーバに関する。
従来から、携帯電話、PHS、通信機能を有するPDAをはじめとして、各種の携帯型通信機が開発されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
携帯電話等の携帯型通信機においては、自己が通信可能な圏内に位置しているのかあるいは通信不能な圏外に位置しているのかの判定は、刻々と変化する受信電界強度から判定するのみで、受信状態が悪く、圏内/圏外、ピクトが立つ本数を判定するため、受信状態が著しく悪い環境の下では圏内復帰の為の諸制御が繰り返し実行されるために携帯型通信機の消費電力がその分大きくなるという問題点があった。
また、このような電波状況が劣悪な環境下ではネットワーク側から例えばメール等の再送信が繰り返される等、ネットワークへも余分な負荷がかかるという問題点があった。
尚、前記特許文献1の段落「0048」〜「0051」、「0057」に、携帯電話は自動改札機のリーダライタに非接触通信により定期区間情報を送信し、リーダライタはデータサーバ装置を介して定期区間情報を元に区間内の事故や遅延に関する情報を生成して携帯電話に送信するようにした発明が開示されているが、この発明は駅の自動改札機を通過する際に、ユーザに対して有益な情報を提供することを目的としたものであり、携帯電話の消費電力の問題とは何らの関連性がない。
また、前記特許文献2の段落「0054」、「0055」には、現在日時の情報と発信規制日時データに基づいて現時刻が発信規制をかけるべき時刻かを判定し、発信規制をかけるべき時間帯である場合は送受信回路への電力を絶ち、発信規制をかけるようにした発明が開示されているが、この発明は単純に、所定時間になったときに電力供給を遮断するようにしているにすぎず、受信状態が劣化した場合に生じる消費電力の増加を抑制しようとするものではない。
特開2004−272621号公報 特開2005−64827号公報 特開2004−349994号公報
本発明は、携帯型通信機の受信状態が劣化した場合に生じる消費電力の増加を抑制することを課題としている。
また、本発明は、携帯型通信機の受信状態が劣化した場合に生じる消費電力の増加を抑制すると共に、携帯型通信機が接続されるネットワークの負荷の増加を抑制することを課題としている。
本発明によれば、利用施設の情報を含むチケット情報を記憶する記憶手段を有すると共に、前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する携帯型通信機と、前記利用施設に配設され、前記携帯型通信機の記憶手段から前記チケット情報を読み取ってネットワーク上の管理サーバへ送信すると共に、前記管理サーバから受信した受信状態劣化時間帯情報を前記携帯型通信機の記憶手段に書き込む情報読み書き手段と、前記チケット情報に基づいて前記施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記受信状態劣化時間帯情報を前記情報読み書き手段へ送信する前記管理サーバとを備えて成ることを特徴とする携帯型通信システムが提供される。
携帯型通信機は、利用施設の情報を含むチケット情報を記憶する記憶手段を有すると共に、前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する。情報読み書き手段は、前記利用施設に配設され、前記携帯型通信機の記憶手段から前記チケット情報を読み取ってネットワーク上の管理サーバへ送信すると共に、前記管理サーバから受信した受信状態劣化時間帯情報を前記携帯型通信機の記憶手段に書き込む。管理サーバは、前記チケット情報に基づいて前記施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記受信状態劣化時間帯情報を前記情報読み書き手段へ送信する。
ここで、前記管理サーバから受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて該当する携帯型通信機の受信状態が所定状態よりも劣化する時間帯を事前に把握し、その時間帯は該当携帯型通信機へのメール配信を制限するメールサーバを有し、前記管理サーバは、前記受信状態劣化時間帯情報を前記メールサーバへも送信するように構成してもよい。
また、前記携帯型通信機は、実際の受信状態と前記受信状態劣化時間帯情報とに所定値以上の差がある場合、前記受信状態の情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記携帯型通信機から受信した前記受信状態の情報に基づいて、保持している受信状態劣化時間帯情報を更新するように構成してもよい。
また、前記管理サーバから受信したチケット情報及び現在時刻情報に基づいて前記利用施設のスケジュール情報を検索して、該スケジュール情報を前記管理サーバに送信する検索サーバを有し、前記管理サーバは、受信したチケット情報に現在時刻の情報を付加して、前記利用施設のスケジュール情報の検索を前記検索サーバへ依頼すると共に、前記検索サーバからのスケジュール情報と前記チケット情報とに基づいて受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記情報読み書き手段に送信するように構成してもよい。
また、前記携帯型通信機は、前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報を表示する表示手段を備えて成るように構成してもよい。
また、前記記憶手段は、ICタグであるように構成してもよい。
また、本発明によれば、利用施設の情報を含むチケット情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶したチケット情報を外部へ送信すると共に、外部から受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する制御手段とを備えて成ることを特徴とする携帯型通信機が提供される。
制御手段は、記憶手段に記憶したチケット情報を外部へ送信すると共に、外部から受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する。
ここで、前記制御手段は、実際の受信状態と前記受信状態劣化時間帯情報とに所定値以上の差がある場合、前記受信状態の情報を外部に送信するように構成してもよい。
また、前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報を表示する表示手段を備えて成るように構成してもよい。
また、本発明によれば、利用施設の情報を含むチケット情報に基づいて前記施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記受信状態劣化時間帯情報を外部に送信する制御手段を備えて成ることを特徴とする管理サーバが提供される。
制御手段は、利用施設の情報を含むチケット情報に基づいて前記施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記受信状態劣化時間帯情報を外部に送信する。
ここで、前記制御手段は、前記受信状態劣化時間帯情報を情報読み書き手段及びメールサーバに送信するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、携帯型通信機から受信した受信状態の情報に基づいて、保持している受信状態劣化時間帯情報を更新するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記チケット情報に現在時刻の情報を付加して、前記利用施設のスケジュール情報の検索を検索サーバへ依頼すると共に、前記検索サーバからのスケジュール情報と前記チケット情報とに基づいて受信状態劣化時間帯情報を生成するように構成してもよい。
また、本発明によれば、外部から受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて該当する携帯型通信機の受信状態が所定状態よりも劣化する時間帯を事前に把握し、その時間帯は該当携帯型通信機へのメール配信を制限する制御手段を備えて成ることを特徴とするメールサーバが提供される。
制御手段は、外部から受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて該当する携帯型通信機の受信状態が所定状態よりも劣化する時間帯を事前に把握し、その時間帯は該当携帯型通信機へのメール配信を制限する。
本発明に係る携帯型通信システムによれば、利用する施設において携帯型通信機の受信状態が劣化した場合でも、自動的に消費電力の増加を抑制することが可能になる。また、携帯型通信機の受信状態が劣化した場合に生じる消費電力の増加を抑制すると共に、携帯型通信機が接続されるネットワークの負荷の増加を抑制することが可能になる。
また、本発明に係る携帯型通信機によれば、利用する施設において受信状態が劣化した場合でも、自動的に消費電力の増加を抑制することが可能になる。また、受信状態が劣化した場合に生じる消費電力の増加を抑制すると共に、接続されるネットワークの負荷の増加を抑制することが可能になる。
また、本発明に係る管理サーバによれば、利用する施設において携帯型通信機の受信状態が劣化した場合でも、自動的に消費電力の増加を抑制することが可能な携帯型通信システムを構築することが可能になる。また、携帯型通信機の受信状態が劣化した場合に生じる消費電力の増加を抑制すると共に、携帯型通信機が接続されるネットワークの負荷の増加を抑制することが可能な携帯型通信システムを構築することが可能になる。
また、本発明に係るメールサーバによれば、利用する施設において携帯型通信機の受信状態が劣化した場合でも、ネットワークの負荷の増加を抑制することが可能な携帯型通信システムを構築することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態に係る携帯型通信システム、前記システムに適した携帯型通信機、管理サーバ及びメールサーバについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯型通信システムの全体構成を示すブロック図であり、携帯型通信機器の例として携帯電話の例を挙げている。
図1において、本発明の実施の形態に係る携帯型通信システムは、携帯電話10、携帯電話10に組み込まれた記憶手段としてのIC(集積回路)タグ11、タグ11に情報を書き込むと共にタグ11に記憶されている情報を読み出す情報読み書き手段としてのリーダ/ライタ20、管理サーバとしてのピクト情報生成サーバ30、検索サーバとしてのコンテンツ配信サーバ40及びメールサーバ50を備えている。
リーダ/ライタ20、ピクト情報生成サーバ30、コンテンツ配信サーバ40及びメールサーバ50はインターネット等のネットワーク100を介して接続され、各々、制御手段を有しており、前記制御手段がプログラム制御により動作して、後述するような動作を行うように構成されている。
リーダ/ライタ20は、携帯電話10の保有者が利用する交通機関や娯楽施設等の施設の入り口に設置されている。
携帯電話10には、ICタグ11が一体に組み込まれている。ICタグ11は、RFIDによって構成されている。ICタグ11には、チケット情報(利用施設に関する情報であり、利用する交通機関名や娯楽施設名等の利用する施設名および利用する時間を含む情報である。この情報はICタグ11へ予め記載されている。例えば、交通機関であればチケット情報はSUICA等を意味し、携帯電話上のICタグ(SUICA)に書き込まれた利用駅名等の情報)が書き込まれており、交通機関や施設を利用する際に、その入退場口に設置されたリーダ/ライタ20で前記チケット情報が読み込まれる。
また、ピクト生成サーバ30により生成されたピクト情報(携帯電話10の受信状態が所定レベル以下になる(受信状態が不安定になる)時間帯を表す情報(受信状態劣化時間帯情報)を含む情報である。例えば、施設利用中の経過時間に対するピクトが立つ本数の情報、特に圏内/圏外を交互に遷移しピクトが丁度立つ/立たないような受信状態が悪い環境に陥る時間帯の情報が含まれる。)がリーダ/ライタ20によりICタグ11に書き込まれ、このピクト情報を元に携帯電話10は所定の時間帯(予め予想された受信状態が悪くなる時間帯)で圏内復帰の為の諸制御を制限する機能を有する。
リーダ/ライタ20は、前記携帯電話10に組み込まれたICタグ11から読み込んだチケット情報をネットワーク100を介してピクト情報生成サーバ30へ送信する機能を備えている。逆に、ピクト情報生成サーバ30により生成されたピクト情報をネットワーク100を介して受信し携帯電話10に組み込まれたICタグ11へ書き込む機能を有する。
ピクト情報生成サーバ30は、前述リーダ/ライタ20より受信した前記チケット情報から利用する交通機関や施設名と入場時間を抽出し、コンテンツ配信サーバ40へ送信する。
また、ピクト情報生成サーバ30は、コンテンツ配信サーバ40で検索された該当チケット情報のスケジュール(利用施設への入場時間から推測される退場時間。例えば、交通機関であれば経路探索であり、改札時間から乗車が予想される電車と目的地に到着する時間。また映画館やホールであれば、演目と入場した時間から上映開始時間と終了時間。)を受信し、施設利用中の経過時間に対するピクトが立つ本数の情報(特に圏内/圏外を交互に遷移しピクトが丁度立つ/立たないような受信状態が悪い環境に陥る時間帯の情報)をピクト情報として生成し、ネットワーク100を介してリーダ/ライタ20とメールサーバ50へ送信する機能を有し、生成したピクト情報は内部のデータベースに格納した上で再利用できる機能を有する。
コンテンツ配信サーバ40は、ピクト生成サーバ30より受信したチケット情報から利用する施設や交通機関のスケジュールを検索する機能を有する。ここで、スケジュールとは、利用施設入場時間から推測される退場時間、例えば、交通機関といった施設であれば、改札時間から乗車が予想される電車と当該電車が目的地に到着する時間である。また映画館やホールといった施設であれば、演目と入場した時間から上映開始時間と終了時間である。コンテンツ配信サーバ40は、検索して得たスケジュールをピクト情報生成サーバ30へ送信する機能を有する。
図2は、本発明の実施の形態に係る携帯型通信システムの処理を示す流れ図であり、図1と同一部分には同一符号を付している。
以上のように構成された携帯型通信システムの動作を、図1及び図2を参照して詳細に説明する。尚、本実施の形態は、あらゆる交通機関や娯楽施設等の施設に適用できるものであるが、実施の形態として鉄道施設利用における適用例を説明する。
まず、初期設定として、携帯電話10に組み込まれたICタグ11には、例えばSUICA定期券のようにインターネット等を介して乗車駅、降り駅が書き込まれている。即ち、利用する交通機関の施設のチケット情報がICタグへ書き込まれている(ステップS1)。
次に、前述のICタグ11に書き込まれた乗降車駅名(チケット情報に含まれる。)が改札に設置されたリーダ/ライタ20(利用施設に設置されている。)により読み込まれる(ステップS2)。
続いて、リーダ/ライタ20の制御手段は、乗降車駅名をチケット情報として、インターネット等のネットワーク100を介して、リーダ/ライタ20の外部であるピクト情報生成サーバ30へ送信する(ステップS3)。
ピクト情報生成サーバ30の制御手段は、受信した乗降車駅名(チケット情報)に現在時刻を付与し(即ち、ここでは、改札した時刻を付与することになる。また、利用する施設の入場時刻を付与することになる。)、乗車予定電車の経路探索(利用施設のスケジュール)の検索をコンテンツ配信サーバ40へ依頼する(ステップS4)。例えば、施設が映画館であれば、入場時間から開演時間、終了時間の検索を依頼する。
コンテンツ配信サーバ40の制御手段は、改札時間を元に経路探索を実施し、検索結果をピクト情報生成サーバ30へ送信する(ステップS5)。鉄道機関の場合には、チケット情報と改札時間、入館時間から予測される電車名検索、開演時間検索を実行、送信する。
ピクト情報生成サーバ30の制御手段は、改札時間と経路探索(チケット情報とスケジュール)により乗車する電車、時間を割り出し、乗車中に予測されるピクト情報(施設利用中の経過時間に対するピクトが立つ本数の情報であり、トンネル通過時間等の圏内/圏外を交互に遷移しピクトが丁度立つ/立たないような受信状態が悪い環境に陥ると予測される時間帯の情報)を生成し、リーダ/ライタ20へ送信する。ピクト情報生成サーバ30は、同時に、前記ピクト情報をメールサーバ50へ送信する(ステップS6)。
続いてリーダ/ライタ20の制御手段は、ピクト情報生成サーバ30より受信したピクト情報を前述携帯電話10に組み込まれたICタグ11へ書き込む(ステップS7)。
携帯電話10の制御手段は、リーダ/ライタ20よりICタグ11に書き込まれたピクト情報に基づいて、受信状態が悪い環境になると予想される時間帯の間は圏内復帰の為の制御を制限し、消費電力を低減させる(ステップS8)。
メールサーバ50の制御手段は、ピクト情報生成サーバ30より受信したピクト情報を元に、携帯電話10が受信状態劣化に陥る時間帯を予め把握し、その間はメール等の配信を制限することでネットワーク側の負荷軽減を図る(ステップS9)。
以上述べたように、本発明の実施の形態に係る携帯型通信システムによれば、携帯電話10に組み込まれたICタグ11と、交通機関(鉄道、飛行機、高速道路)、公共施設、店舗、娯楽施設等の施設に設置されたリーダ/ライタ20を用いて、前記施設を利用中に予め予想し得るピクト情報(施設利用中の経過時間に対するピクトが立つ本数の情報。特に圏内/圏外を交互に遷移しピクトが丁度立つ/立たないような受信状態が悪い環境に陥る時間帯)を携帯電話10へ予め記憶し、携帯電話10が圏内復帰の為の制御を制限することで携帯電話10の省電力化を図るシステムを提供することが可能になる。
また、施設利用によって受信状態が所定レベル以下に劣化する場合、例えば、電車や車に乗っている時のトンネル通過や、映画館やホール利用時等、電波状況が著しく悪い環境の下で、圏内復帰の為の諸制御を制限することで携帯電話の消費電力を削減することが可能になり、消費電力の増加を抑制することが可能になる。
また、携帯電話の受信状態が所定レベル以下の状況下にあるときは、例えばネットワーク側からのメール再配信を抑制することでネットワーク側の負荷軽減を図ることが可能となる。
また、例えば鉄道利用において、乗車した電車の車両に設置されたリーダ/ライタにより乗車中に予測される圏外や電波が不安定な地域(トンネルやビル谷等)の予定通過時間帯に圏内復帰の為の諸制御を制限するプログラムを自動的に取得し、携帯電話の省電力化を図ることが可能となる。
また、ネットワーク側からのメール配信やアプリケーション配信が抑制され、携帯電話が電波状況が悪い環境に陥ることで起因するメール再配信等のネットワーク側の負荷軽減を図ることが可能となる。
尚、前記実施の解体は種々の変更が可能である。例えば、正確なピクト情報を生成する為の捕捉として、携帯電話10内部でピクト情報と実際の電波状況(受信電界強度)を比較し、所定値以上の差がある場合はその時間情報とともにネットワーク100を介してピクト情報生成サーバ30へ後報告する手段を備えるように構成してもよい。
ピクト情報と実際の電波状況に所定値以上の差がある旨の報告を受けたピクト情報生成サーバ30は、内部に保持するピクト情報データベースを更新し、新規のピクト情報生成に反映させる更新手段を備える。前記更新手段を前述した実施の形態に組み込むことで、毎回毎回、より正確なピクト情報を利用できるようになるという効果を奏する。
携帯電話、PHS、通信機能を有するPDA、通信機能を有する携帯型パーソナルコンピュータをはじめとする、各種携帯型通信機を用いた携帯型通信システムに適用可能である。
また、利用する施設として、鉄道/バス/高速道路等の交通機関に適用できる。また、美術館/博物館/地下街等の公共施設を利用した時に適用できる。また、映画館/ホールその他娯楽施設を利用中にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る携帯型通信システムのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯型通信システムの処理を示す流れ図である。
符号の説明
10・・・携帯型通信機としての携帯電話
11・・・記憶手段としてのICタグ
20・・・情報読み書き手段としてのリーダ/ライタ
30・・・管理サーバとしてのピクト情報生成サーバ
40・・・検索サーバとしてのコンテンツ配信サーバ
50・・・メールサーバ
100・・・ネットワーク

Claims (15)

  1. 利用施設の情報を含むチケット情報を記憶する記憶手段を有すると共に、前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する携帯型通信機と、
    前記利用施設に配設され、前記携帯型通信機の記憶手段から前記チケット情報を読み取ってネットワーク上の管理サーバへ送信すると共に、前記管理サーバから受信した受信状態劣化時間帯情報を前記携帯型通信機の記憶手段に書き込む情報読み書き手段と、
    前記チケット情報に基づいて前記施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記受信状態劣化時間帯情報を前記情報読み書き手段へ送信する前記管理サーバとを備えて成ることを特徴とする携帯型通信システム。
  2. 前記管理サーバから受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて該当する携帯型通信機の受信状態が所定状態よりも劣化する時間帯を事前に把握し、その時間帯は該当携帯型通信機へのメール配信を制限するメールサーバを有し、
    前記管理サーバは、前記受信状態劣化時間帯情報を前記メールサーバへも送信することを特徴とする請求項1記載の携帯型通信システム。
  3. 前記携帯型通信機は、実際の受信状態と前記受信状態劣化時間帯情報とに所定値以上の差がある場合、前記受信状態の情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記携帯型通信機から受信した前記受信状態の情報に基づいて、保持している受信状態劣化時間帯情報を更新することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型通信システム。
  4. 前記管理サーバから受信したチケット情報及び現在時刻情報に基づいて前記利用施設のスケジュール情報を検索して、該スケジュール情報を前記管理サーバに送信する検索サーバを有し、
    前記管理サーバは、受信したチケット情報に現在時刻の情報を付加して、前記利用施設のスケジュール情報の検索を前記検索サーバへ依頼すると共に、前記検索サーバからのスケジュール情報と前記チケット情報とに基づいて受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記情報読み書き手段に送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の携帯型通信システム。
  5. 前記携帯型通信機は、前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報を表示する表示手段を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の携帯型通信システム。
  6. 前記記憶手段は、ICタグであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の携帯型通信システム。
  7. 利用施設の情報を含むチケット情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶したチケット情報を外部へ送信すると共に、外部から受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて、受信状態が所定状態より劣化した場合の圏内復帰動作を制限する制御手段とを備えて成ることを特徴とする携帯型通信機。
  8. 前記制御手段は、実際の受信状態と前記受信状態劣化時間帯情報とに所定値以上の差がある場合、前記受信状態の情報を外部に送信することを特徴とする請求項7記載の携帯型通信機。
  9. 前記記憶手段に記憶した受信状態劣化時間帯情報を表示する表示手段を備えて成ることを特徴とする請求項7又は8記載の携帯型通信システム。
  10. 前記記憶手段は、ICタグであることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の携帯型通信機。
  11. 利用施設の情報を含むチケット情報に基づいて前記施設を利用する際に予測される受信状態劣化時間帯情報を生成し、前記受信状態劣化時間帯情報を外部に送信する制御手段を備えて成ることを特徴とする管理サーバ。
  12. 前記制御手段は、前記受信状態劣化時間帯情報を情報読み書き手段及びメールサーバに送信することを特徴とする請求項11記載の管理サーバ。
  13. 前記制御手段は、携帯型通信機から受信した受信状態の情報に基づいて、保持している受信状態劣化時間帯情報を更新することを特徴とする請求項11又は12記載の管理サーバ。
  14. 前記制御手段は、前記チケット情報に現在時刻の情報を付加して、前記利用施設のスケジュール情報の検索を検索サーバへ依頼すると共に、前記検索サーバからのスケジュール情報と前記チケット情報とに基づいて受信状態劣化時間帯情報を生成することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の管理サーバ。
  15. 外部から受信した受信状態劣化時間帯情報に基づいて該当する携帯型通信機の受信状態が所定状態よりも劣化する時間帯を事前に把握し、その時間帯は該当携帯型通信機へのメール配信を制限する制御手段を備えて成ることを特徴とするメールサーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001400A1 (ja) * 2007-06-22 2008-12-31 Fujitsu Limited 無線通信における電力制御システム
JP2010161500A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Kddi Corp トラヒック規制方法および装置

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