JP2007018783A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロースター部の発熱による本体内の温度上昇を抑えるとともに、冷却ファンを静音化して、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】 本体1内にロースター部4と、加熱コイル7と、前記ロースター部4と前記加熱コイル7を駆動する出力制御基板8を備え、この出力制御基板8と前記加熱コイル7を冷却する冷却ファン12を本体1に設けられた吸気口10と前記出力制御基板8との間に設けるとともに、前記ロースター部4を冷却するロースター部冷却ファン13を前記冷却ファン12による冷却風路20、21の途中から吸気するように設けた。また、ロースター部4使用時は、冷却ファン12とロースター部冷却ファン13とを連動させた。
【選択図】 図3
【解決手段】 本体1内にロースター部4と、加熱コイル7と、前記ロースター部4と前記加熱コイル7を駆動する出力制御基板8を備え、この出力制御基板8と前記加熱コイル7を冷却する冷却ファン12を本体1に設けられた吸気口10と前記出力制御基板8との間に設けるとともに、前記ロースター部4を冷却するロースター部冷却ファン13を前記冷却ファン12による冷却風路20、21の途中から吸気するように設けた。また、ロースター部4使用時は、冷却ファン12とロースター部冷却ファン13とを連動させた。
【選択図】 図3
Description
本発明は、本体内に加熱コイルとロースター部を備えた誘導加熱調理器に関するものである。
従来の加熱コイルとロースター部を本体内に備えた誘導加熱調理器は、誘導加熱調理器の本体の上面にプレートが備えられ、プレート上の二つの円は誘導加熱部を示し、この誘導加熱部に被加熱物を入れた鍋等を載置して加熱する。
本体の正面左側には魚等を焼くロースター部を備え、本体の右側前面には加熱の設定等を行う操作部を備えている。
本体後部上面には上方に向かって吸気口が開口していて、本体内部に冷却風を吸気している。
プレートの下方には略水平に二つの誘導加熱用の加熱コイルが左右に配置されている。
左側の加熱コイルの下方にはロースター部が設けられ、反対側すなわち本体右側には出力制御基板が基板収納ケースに収納されて設けられている。
出力制御基板と本体に設けられた吸気口との間には冷却ファンが配設されていて、本体後部上面の上方に向かって開口している排気口から排気している。
このような構成による作用を説明する。プレート上の誘導加熱部に鍋を置き加熱する際は、出力制御基板が動作して鍋を置いた誘導加熱部の真下の加熱コイルに高周波電流を流し、鍋を誘導加熱する。このとき、出力制御基板に搭載された電子部品や加熱コイルを冷却するため、冷却ファンが動作し、排気口から熱を本体外に排出する。
また、ロースター部に魚等を入れて調理する際は、ロースター部の温度上昇により本体内に熱が放散されるが、冷却ファンの動作により本体内に放散される熱は排気口より本体外に排出されるので、本体内の温度上昇を抑えることができ、出力制御基板の電子部品等を保護することができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術において、ロースター部を冷却する冷却ファンがロースター部から遠い位置にあるため、ロースター部を冷却するためには冷却ファンの風圧を上げ、さらに風速を増やさなければロースター部を有効に冷却することができない。これにより冷却ファンの騒音が大きくなるという問題がある。
また、ロースター部を有効に冷却するためには大型の冷却ファンを使用しなくてはならず、コンパクトな構成にしづらいといった問題がある。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、請求項1では本体内にロースター部と、加熱コイルと、前記ロースター部と前記加熱コイルを駆動する出力制御基板を備え、この出力制御基板と前記加熱コイルを冷却する冷却ファンを本体に設けられた吸気口と前記出力制御基板との間に設けるとともに、前記ロースター部を冷却するロースター部冷却ファンを前記冷却ファンによる冷却風路の途中から吸気するように設けたものである。
また、請求項2ではロースター部使用時は、冷却ファンとロースター部冷却ファンとを連動させて動作させるものである。
本発明の誘導加熱調理器は、上記のようにロースター部を冷却するロースター部冷却ファンを出力制御基板と前記加熱コイルを冷却する冷却ファンによる冷却風路の途中から吸気し、ロースター部に対し冷却風を近傍から直接当てて効率よく冷却するようにバランス良く配設したことにより、ロースター部冷却ファンと冷却ファンを小型化することが可能となり、静音化することができる。
また、冷却ファンとロースター部冷却ファンを小型化することが可能となり、本体内に十分な有効スペースが確保でき、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を説明する誘導加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ状態の外観斜視図、図2は同じく誘導加熱調理器本体の外観斜視図、図3は同じく誘導加熱調理器本体の要部破断斜視図、図4は同じく誘導加熱調理器本体の正面図であり、加熱コイル7、トップケース16、ロースタードア4a、操作部6は取外した状態である。図5は同じく誘導加熱調理器本体の上面図であり、加熱コイル7、トップケース16、ロースタードア4a、操作部6は取外した状態である。図6は図5のA−A縦断面図、図7は図5のB−B縦断面図である。
図において、1は誘導加熱調理器の本体で、システムキッチン14の中に上面から落とし込まれて設置されている。
2はプレートで、耐熱ガラス等からなり本体1の上面に備えられ、被加熱物である鍋3を載置する。
4はロースター部で魚等を焼くものであり、後記する加熱コイルB7bの下方で本体1の正面から見て左側の本体1内に備えられ、ロースター部外郭5により覆われている。尚、ロースター部4は本体1内部の中央又は右側に備えられてもよい。
4aはロースタードアで、魚42等の食品を出し入れする開口部4bを開閉している。ロースター部4内部には上下ロースターヒータ47、48や受け皿40、焼き網41等が組み込まれており、焼き網41の上に魚42等を載せて焼くことができる。
43は空気流入口で、ロースター部4の開口部4bの前面下側とロースタードア4aとの接触面に設けられており、ここから外気がロースター部4内に流入する。なお、この空気流入口43以外の面では開口部4bとロースタードア4aは密着しており、外気は空気流入口43以外からロースター部4内には流入しないようにしている。
44は排気ダクト、49は触媒で、触媒49は排気ダクト44とロースター部外郭5との接続点の排気ダクト44内の空気流通経路に設けられており、ロースター調理を行った際に発生する臭いや油煙を脱臭するためのものである。
46は触媒加熱用ヒータで、触媒49と対向するように設けられている。
45は排気ダクト44に設けられた排気口で、本体1後部上面に上方に向かって開口しており、ロースター部4内部で発生した臭いや油煙を触媒49で脱臭して本体1外に排気する。
6は操作部で、ロースター部4の横に位置するように本体1の右側前面に配置され、電源の入り切りや加熱の設定等を行うものである。
7は加熱コイルで、加熱コイルA7aと加熱コイルB7bで構成され、プレート2の下方で本体1内の上部に設置されたトップケース16に略水平に設置され、左右に二つ有り、鍋3等を誘導加熱する。
8は出力制御基板で、トップケース16の下方でロースター部4とは反対側の本体1内部に備えられ、例えば樹脂製よりなる略中空箱形の基板収納ケース9内に設置されており、加熱コイルA7a、加熱コイルB7bの動作やロースター部4の加熱を制御する。
10は吸気口で、本体1後部上面に上方に向かって開口しており、外気すなわち冷却風を本体1内部に吸気する開口部である。
11は排気口で、本体1後部上面に上方に向かって開口しており、吸気口10より吸気した冷却風を外部に排出する開口部である。
12は冷却ファンで、出力制御基板8と本体1後部上面に設けられた吸気口10との間に配設されており、吸気口10から吸気した冷却風を本体1の後方から基板収納ケース9内の前方に送風し、出力制御基板8を冷却した後、加熱コイルA7a、加熱コイルB7bに送風するように設けられた冷却風路20、21に送風し、本体1後部上面に設けられた排気口11から排気することにより、主に出力制御基板8と加熱コイル7を冷却する。尚、冷却ファン12は出力制御基板8と加熱コイル7を冷却するための必要最低限の風圧、風速を有する小型のもので良い。
13はロースター部冷却ファンで、冷却ファン12により基板収納ケース9内に送風された後、加熱コイルA7a、加熱コイルB7bに送風するように設けられた冷却風路20、21の途中から吸気し、ロースター部外郭5を冷却可能とするように送風するものであり、ロースター部外郭5又は基板収納ケース9等に固定されて設けられており、ロースター部外郭5に対し冷却風を近傍から直接当てて効率よく冷却することができる。
したがって、ロースター部冷却ファン13は、適当な風速、風圧を有する小型の冷却ファンを使用することができる。
15は誘導加熱部で、加熱コイル7の真上のプレート2上面に描かれた二つの円であり、この誘導加熱部15に被加熱物を入れた鍋3等を載置して加熱する。
次に、以上の構成による作用を説明する。
加熱コイル7を用いた誘導加熱調理について説明する。使用者が鍋3を誘導加熱部15に載せ操作部6を操作すると、出力制御基板8により加熱コイル7及び冷却ファン12が動作し、加熱コイル7により鍋3が誘導加熱させられる。冷却ファン12は、本体1後部上面の吸気口10から外気を吸気し、出力制御基板8及び加熱コイル7を冷却し、本体1後部上面の排気口11より排気することにより出力制御基板8に搭載されている電子部品や加熱コイル7の温度上昇を抑制する。
次に、ロースター部4を使用して魚焼き動作を行う場合について説明する。
使用者がロースター部4に魚42をセットし操作部6を操作すると、出力制御基板8によりロースター部4の上下ロースターヒータ47、48および触媒加熱用ヒータ46が通電を開始し、上下ロースターヒータ47、48の加熱により魚42が調理される。これによりロースター部外郭5が高温となるが、出力制御基板8の動作により冷却ファン12が動作し、これと連動してロースター部冷却ファン13が動作し、冷却ファン12により本体1後部上面の吸気口10から吸気して基板収納ケース9内を流れた冷却風は、加熱コイル7に送風するように設けられた冷却風路20、21に流れ、その冷却風路20、21の途中から吸気してロースター部外郭5を主に冷却可能とするように送風するロースター部冷却ファン13により、適当な風速、風量でロースター部外郭5に吹き付けられ、ロースター部外郭5が効率よく冷却される。これにより、ロースター部外郭5から本体1内への熱の放熱による出力制御基板8や加熱コイル7の温度上昇を防止することができる。
このように、ロースター部4を冷却するロースター部冷却ファン13を出力制御基板8と前記加熱コイル7を冷却する冷却ファン12による冷却風路20、21の途中から吸気し、ロースター部4に対し冷却風を近傍から直接当てて効率よく冷却するようにバランス良く配設したことにより、ロースター部冷却ファン13と冷却ファン12を小型化することが可能となり、静音化することができる。
また、冷却ファン12とロースター部冷却ファン13を小型化することが可能となり、本体内に十分な有効スペースが確保でき、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
1 本体
4 ロースター部
7 加熱コイル
8 出力制御基板
10 吸気口
12 冷却ファン
13 ロースター部冷却ファン
20、21 冷却風路
4 ロースター部
7 加熱コイル
8 出力制御基板
10 吸気口
12 冷却ファン
13 ロースター部冷却ファン
20、21 冷却風路
Claims (2)
- 本体(1)内にロースター部(4)と、加熱コイル(7)と、前記ロースター部(4)と前記加熱コイル(7)を駆動する出力制御基板(8)を備え、この出力制御基板(8)と前記加熱コイル(7)を冷却する冷却ファン(12)を本体(1)に設けられた吸気口(10)と前記出力制御基板(8)との間に設けるとともに、前記ロースター部(4)を冷却するロースター部冷却ファン(13)を前記冷却ファン(12)による冷却風路(20、21)の途中から吸気するように設けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
- ロースター部(4)使用時は、冷却ファン(12)とロースター部冷却ファン(13)とを連動させて動作させることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005196951A JP2007018783A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005196951A JP2007018783A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007018783A true JP2007018783A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37755780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005196951A Withdrawn JP2007018783A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007018783A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016516A (ja) * | 2012-10-17 | 2013-01-24 | Sharp Corp | Ihクッキングヒータ |
-
2005
- 2005-07-06 JP JP2005196951A patent/JP2007018783A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
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Legal Events
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