JP2001208359A - 組込み式誘導加熱調理器 - Google Patents

組込み式誘導加熱調理器

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JP2001208359A
JP2001208359A JP2000016741A JP2000016741A JP2001208359A JP 2001208359 A JP2001208359 A JP 2001208359A JP 2000016741 A JP2000016741 A JP 2000016741A JP 2000016741 A JP2000016741 A JP 2000016741A JP 2001208359 A JP2001208359 A JP 2001208359A
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繁三 大西
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/12Cooking devices
    • H05B6/1209Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them
    • H05B6/1245Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them with special coil arrangements
    • H05B6/1263Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them with special coil arrangements using coil cooling arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロースターからの排気は自然対流のため、近
傍に設けられた冷却のための吸気口から油煙を吸い込
み、内部部品を劣化させたり、室内へ拡散させたりする
ことを目的とする。 【解決手段】 ロースターケース29に、排気ケース3
1・ファンケース32・排気ダクト35にて外気中に通
じる通気路を形成し、ファンケース32に設けられた吸
引ファン33にて、調理中に発生する油煙を強制排気す
る組込み式誘導加熱調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭で使用する
組込み式誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組込み式誘導加熱調理器
は図13〜図16に示すような構造になっていた。
【0003】図13は、組込み式誘導加熱調理器の要部
分解斜視図、図14は図13の断面A−Aを示す要部断
面図、図15は図13の断面B−Bを示す要部断面図で
ある。図16は、組込み式誘導加熱調理器を流し台に組
み込んだ斜視図である。
【0004】ここで、1は流し台2の上面開口部に落と
し込まれる組込み式誘導加熱式調理器本体で、内部に
は、加熱コイル3、発振用トランジスタや多くの電子部
品を備えた回路基板4、それらを冷却する冷却用ファン
5等を有し、上面をセラミックプレート6で覆ってい
る。7は魚等を焼くロースター部で内部に加熱ヒーター
8を有している。9はロースターケース10に接続され
るロースター排気口で本体外へ直接、調理時の煙を排気
するよう構成されている。
【0005】冷却のための吸気口11は、セラミックプ
レート6の後方、ロースター排気口9の両側に併設され
ており、冷却用ファン5により外気を吸引し、回路基板
4や加熱コイル3を冷却すると同時に、回路基板4への
ロースター部7からの熱気の上昇を抑えるためにロース
ターケース上面12にも送風したのち、本体前面凹部1
3に設けた排気口や、本体外郭の隙間等から排気され
る。大気の流れを矢印Cで示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような構成
においては、ロースター調理時の排煙は、加熱時の上昇
対流による自然排気によるため、上昇気流(矢印D)の
勢いが弱く、左右に設けられた冷却のための吸気口11
に一部が吸い込まれ(矢印E)、回路基板4等の内部部
品に付着し、劣化が促進される可能性があったととも
に、本体全面凹部13から、室内に排煙が排出され、台
所の空気を汚染してしまうという課題があった。
【0007】また、この現象は、台所内にエアコン等に
より空気の流れがある場合、特に換気扇14と調理器本
体1の間にある場合は左右どちらかの吸気口に排煙の流
れが片寄り、この現象は顕著に現れる。
【0008】また、調理器本体1の内部は、冷却ファン
5による強制対流のため、内部圧力が高くなっており、
メインの排気経路のほかに、本体構成上の部品結合部隙
間や本体固定のための取付け穴等から流し台2の内部に
も冷却後の熱くなった排気風が流出し、内部温度を上昇
させ、内部に収納されている調味料15等の腐敗を促進
してしまうという課題があった。
【0009】同様に、冷却ファン5による排気風は、ロ
ースターケース10を構成している部品隙間16や、加
熱ヒーター8を取りつけるための開口部17からも侵入
し(矢印F)、本来、調理時の上昇対流のための吸気口
であるロースター扉隙間18からもロースター調理時の
排煙が逆流排出され(矢印G)、台所の空気を著しく汚
してしまうとともに、使用者に相当な不快感を与えてし
まうという課題もあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、トッププレートと外郭筐体で形成する本体
内に、加熱コイルと、加熱コイルに電流を供給する駆動
回路と、加熱コイルと駆動回路を冷却する冷却ファンと
冷却ファンを駆動させる冷却モーターと、内部に加熱ヒ
ーターを備えたロースター部を設け、ロースター庫内と
本体を構成する外郭筐体の間には、ロースター庫内から
外部に通じる通気路と、通気路内には吸引ファンと吸引
ファンを駆動させる吸引モーターを設け、ロースター庫
内に発生した油煙を本体外へ排出するようにしたもので
ある。
【0011】これにより、ロースター調理時の排煙は強
制排気されるため、勢いをもって換気扇方向へ排出さ
れ、台所内に空気の流れがある場合においても、左右に
設けられた冷却のための吸気口に吸い込まれることなく
換気扇を通じて屋外へ排出されるため、室内に排煙が排
出されることなく、使用者に不快な思いをさせることも
ない上に、環境面からもすぐれた調理器を提供すること
ができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トッププレートと外郭筐体で形成する本体内に、加
熱コイルと、加熱コイルに電流を供給する駆動回路と、
加熱コイルと駆動回路を冷却する冷却ファンと冷却ファ
ンを駆動させる冷却モーターと、内部に加熱ヒーターを
備えたロースター部を設け、ロースター庫内と本体を構
成する外郭筐体の間には、ロースター庫内から外部に通
じる通気路と、通気路内には吸引ファンと吸引ファンを
駆動させる吸引モーターを設け、ロースター庫内に発生
した油煙を本体外へ排出するようにしたものであり、こ
れにより、ロースター調理時の排煙は強制排気されるた
め、勢いをもって換気扇方向へ排出され、台所内に空気
の流れがある場合においても、左右に設けられた冷却の
ための吸気口に吸い込まれることなく換気扇を通じて屋
外へ排出されるため、室内に排煙が排出されることな
く、使用者に不快な思いをさせることもない上に、環境
面からもすぐれた調理器を提供することができるもので
ある。
【0013】請求項2に記載の発明は、吸引ファンは遠
心ファンとし、ロースター庫内から外部に通じる通気路
出口外周に略垂直壁を設けたものであり、これにより、
強制排気の勢いは、遠心ファンにより増加させることが
でき、さらに、垂直壁により排気方向が誘導されるた
め、前述した効果がより大になるものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、通気路内に、補
助発熱体と、補助発熱体の後部に触媒体および吸引ファ
ンと吸引ファンを駆動させる吸引モーターを備え、ロー
スター庫内に発生した油煙を吸引ファンで触媒体に通す
ことにより浄化し、本体外へ排出するようにしたもので
あり、これにより、排煙は浄化されてクリーンなものと
なり、本体の排気口や本体上部に設置された換気扇の汚
れが著しく低減され、掃除性著しい向上と、製品自体の
寿命の延長が図れるものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、ロースター部と
通気路の接合部と、吸引ファンの間の通気路の任意の箇
所に、調理器本体内部に通じる開口部を設けたものであ
り、これにより、冷却ファンの強制対流により高められ
た内部圧力は、本体内部に通じる負圧の開口部により減
圧され、そこから冷却後の排気風はロースター調理時の
排煙とともに本体外へ排出されるため、本体構成上の部
品結合部隙間や本体固定のための取付け穴等から冷却後
の熱くなった排気風が流し台内部に流出し、内部温度を
上昇させることもないため、内部に収納されている調味
料等の腐敗を防止することができるうえに、ロースター
ケースを構成する部品隙間や加熱ヒーターを取り付ける
ための開口部への排気風流入もなく、ロースター調理時
の吸気のために設けたロースター扉下方隙間から排煙が
逆流排出されることもないため、使用者に不快な思いを
させることもない上に、環境面からもすぐれた調理器を
提供することができるものである。
【0016】さらに、ロースター調理時の高温になった
排煙と調理器本体内の比較的低温の空気を混合すること
となり、吸引モーターの温度上昇を抑制することがで
き、長寿命化や部品品質の著しい向上を奏でることがで
きるものである。
【0017】請求項5に記載の発明は、冷却ファンによ
る通風経路内に、吸引モーターを配置したものであり、
これにより、ロースター調理時の高温になった排煙の影
響により、温度上昇している吸引モーターを効率的に冷
却することができ、さらなる吸引モーターの長寿命化や
部品品質の著しい向上を奏でることができるものであ
る。
【0018】請求項6に記載の発明は、冷却ファンの冷
却風を加熱コイルおよび駆動回路方向とは分流し、吸引
モーターを直接冷却するよう構成したものであり、これ
により、吸引モーターに流れる冷却風温度は、極めて室
温に近くなり、冷却効率の大幅な向上が図れるものであ
る。
【0019】請求項7に記載の発明は、ロースター調理
の終了時に、吸引ファンよりも冷却ファンを長く動作さ
せるように構成したものであり、これにより、調理終了
後のロースターの余熱により温度影響を受ける吸引モー
ターの熱的保護が成されるものである。
【0020】請求項8に記載の発明は、ロースター庫内
に設けた加熱ヒーターと、通気路内に設けた補助発熱体
は直列接続されたものであり、これにより、ロースター
調理中に火力調節により通電が制御される加熱ヒーター
に連動して補助発熱体も制御され、調理物の油煙発生状
況に応じた適切な補助発熱体温度が容易に得られるもの
である。
【0021】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、流し台に組込
んだ際の全体図は、図16と同様のため省略する。
【0022】図1〜図5において、21は流し台の上面
開口部に落とし込まれる組込み式誘導加熱調理器の本体
で、内部には、加熱コイル22やその中央部に取りつけ
られた温度検知用センサー23、発振用トランジスタや
多くの電子部品を備えた回路基板24、それらを冷却す
る冷却ファン25等を有し、上面をセラミックプレート
26で覆っている。
【0023】27は魚等を焼くロースター部で内部に加
熱ヒーター28を有している。29はロースターケース
で、その後面にはケース排気口30を有し、排気ケース
31で覆われている。32は吸引ファン33(シロッコ
ファン:遠心ファン)を具備するファンケースで、吸引
ファン33に接続する吸引モーター34を保持するとと
もに、排気ケース31に接続され、ケース排気口30か
らのロースター調理時の油煙を吸引ファン33により誘
導する。35は排気ダクトで、ファンケース32に接続
され、誘導された油煙を本体外へ排出する。
【0024】冷却のための冷却吸気口36は、セラミッ
クプレート26後方にロースターからの排煙を行う排気
ダクト35に併設されており、冷却ファン25により外
気を吸引し、回路基板24を冷却すると同時に、その冷
却後の冷却風で加熱コイル22を冷却し、セラミックプ
レート26後方の、冷却吸気口36の反対側より大気中
に排出される。
【0025】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。ロースター調理時に、加熱ヒーター28に通
電が開始されると、時間の経過とともに調理物から油煙
が発生するが、このとき油煙は、吸引モーター34によ
り吸引ファン33が回転しているため、ケース排気口3
0より通気路を構成する排気ケース31、ファンケース
32、排気ダクト35を通り、調理器本体外へ排出され
る。
【0026】このときの排煙は、吸引ファン33により
勢いが強いため、冷却吸気口36に吸い込まれる事な
く、本体上方に設けられた換気扇に向かって上昇し、再
度本体内に吸い込まれて室内に拡散され、台所の空気を
汚染してしまうという事態を防止することができるもの
である。なお、台所内にエアコン等により空気の流れが
ある場合でも、排気速度が速いため、上昇対流が揺らぐ
こともなく、安定した排煙構成を提供することができる
ものである。
【0027】この構成は組込み式機器において大きな効
果を発揮するものであり、それは、組込み式機器の場合
は、台所に設置されている換気扇位置が調理機器のほぼ
上方に固定されており、それに向けて効率よく排気を実
施する必要があるのに対し、可搬式の卓上型調理機器の
場合は、強制排気によって排気風に勢いをつけてもテー
ブル上での使用となるため、本構成による効果はほとん
どないものとなる。
【0028】なお、吸引ファンをシロッコファン等の遠
心ファンにしたり、油煙を排出する排気口の外周に、上
方に向けて側壁(ルーバー)を設けるとさらに効果的な
換気扇への誘導が行えるものである。
【0029】また、側壁(ルーバー)を可動にしておけ
ば、換気扇位置が多少ずれていてもその方向に向けて排
気方向を調節することができ、さらにフレキシブルな対
応ができるものである。
【0030】また、排気ダクト35の外周に、垂直方向
に壁を立てることにより、上昇対流は誘導され、より効
果を向上させることができる。吸気大気(冷却風)の流
れを矢印H、ロースター調理時の排煙の流れを矢印Iで
示す。
【0031】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0032】図6〜図7において、41はロースターケ
ースの後面に設けられたケース排気口で、排気ケース4
2で覆われている。排気ケース42の内部には、補助発
熱体43とその下方に煙を酸化分解する触媒体44を配
置している。触媒体44は、補助発熱体43で十分加熱
され、触媒としての効力を発揮する。45は吸引ファン
46(シロッコファン)を具備するファンケースで、吸
引ファン46に接続する吸引モーター47を保持すると
ともに、排気ケース42に接続され、ケース排気口41
からのロースター調理時の油煙を触媒体44で酸化分解
後、吸引ファン46により誘導する。48は排気ダクト
で、ファンケース45に接続され、誘導浄化された油煙
を本体外へ排出する。
【0033】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。ロースター調理時に、加熱ヒーターに通電が
開始されると、時間の経過とともに調理物から油煙が発
生するが、このとき油煙は、吸引モーター47により吸
引ファン46が回転しているため、ケース排気口41よ
り通気路を構成する排気ケース42、ファンケース4
5、排気ダクト48を通る。この際に、補助発熱体43
で十分高温にされた触媒体44により、油煙は酸化分解
されて浄化されており、本体の排気ダクト48周囲の部
品や、本体上部に設置された換気扇、また、本体〜換気
扇間に存在する台所の側壁等の汚れを著しく減少させる
ことができ、清掃性の大幅な向上と換気扇や製品自体の
寿命の延長が図れるものである。
【0034】この効果は、組込み式機器や換気扇等の設
備機器においては、機器そのものが台所等に固定されて
おり、汚れによる交換やそれにともなう修理にはサービ
スマンが出張することとなり、修理費用が非常にかさん
だり、修理までの時間が大幅にかかったりするなど容易
ではないため、汚れの著しい低減や掃除性の向上・製品
自体の寿命の延長は部品交換・修理が容易(基本的に電
気店に持ち込めばよい)な可搬式の卓上型調理器に比べ
て絶大なるものである。ロースター調理時の排煙の流れ
を矢印Jで示す。
【0035】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0036】図8において、51はロースターケース
で、その後面にはケース排気口52を有し、排気ケース
53で覆われている。排気ケース53には本体内部に通
じる排気ケース開口穴54が設けられている。55は吸
引ファン56(シロッコファン)を具備するファンケー
スで、吸引ファン56に接続する吸引モーター57を保
持するとともに、排気ケース53に接続され、ケース排
気口52からのロースター調理時の油煙を吸引ファン5
6により誘導する。58は排気ダクトで、ファンケース
55に接続され、誘導された油煙を本体外へ排出する。
【0037】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。本体内部の回路基板や加熱コイルの冷却のた
めに動作している冷却ファンの強制対流により高められ
た内部圧力は、排気ケース53に設けられた排気ケース
開口穴54の吸引により負圧となり、そこから内部部品
冷却後の排気風はロースター調理時の排煙とともに排気
ダクト58より本体外へ排出されるため、本体構成上の
部品結合部隙間や本体固定のための取付け穴等から冷却
後の熱くなった排気風が流し台内部に流出し、内部温度
を上昇させることもないため、内部に収納されている調
味料等の腐敗を防止することができるうえに、ロースタ
ーケース51を構成する部品隙間や加熱ヒーターを取り
付けるための開口部への排気風流入もなく、ロースター
調理時の吸気のために設けたロースター扉下方隙間から
排煙が逆流排出されることもないため、使用者に不快な
思いをさせることもない上に、環境面からもすぐれた調
理器を提供することができるものである。
【0038】さらに、ロースター調理時の高温になった
排煙と調理器本体内の比較的低温の空気を混合すること
となり、吸引モーター57の温度上昇を抑制することが
でき、長寿命化や部品品質の著しい向上を奏でることが
できるものである。ロースター調理時の排煙の流れを矢
印Kで示す。また、本体内部からの冷却風の流れを矢印
Lで示す。
【0039】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0040】図9において、61はロースターケース
で、その後面にはケース排気口を有し、排気ケース62
で覆われている。63は吸引ファン64(シロッコファ
ン)を具備するファンケースで、吸引ファン64に接続
する吸引モーター65を保持するとともに、排気ケース
66に接続され、ケース排気口からのロースター調理時
の油煙を吸引ファン64により誘導する。66は排気ダ
クトで、ファンケース63に接続され、誘導された油煙
を本体外へ排出する。67は本体内部の回路基板68や
加熱コイルを冷却するための冷却ファンで、冷却吸気口
69から外気を吸気する。70は回路基板や冷却ファン
を構造的に保持する冷却ケースで、その側壁71を吸引
モーター65近傍まで延長している。
【0041】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。吸引モーター65は、ロースター調理時の高
温になった排煙の影響により、温度上昇を余儀なくされ
るが、冷却ケース70の側壁71が近傍まで延長されて
おり、それに沿って回路基板68冷却後の冷却風が吸引
モーター65にあたり、効率的に吸引モーター65の冷
却を行うことができ、吸引モーター65の長寿命化や部
品品質の著しい向上を奏でることができるものである。
冷却風の流れを矢印Mで示す。
【0042】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0043】図10において、81はロースターケース
で、その後面にはケース排気口を有し、排気ケース82
で覆われている。83は吸引ファン84(シロッコファ
ン)を具備するファンケースで、吸引ファン84に接続
する吸引モーター85を保持するとともに、排気ケース
82に接続され、ケース排気口からのロースター調理時
の油煙を吸引ファン84により誘導する。86は排気ダ
クトで、ファンケース83に接続され、誘導された油煙
を本体外へ排出する。87は本体内部の回路基板88や
加熱コイルを冷却するための冷却ファンで、冷却吸気口
89から外気を吸気する。90は回路基板や冷却ファン
を構造的に保持する冷却ケースで、吸引モーター85側
の側壁に側壁開口部91を設け、対流誘導板92を吸引
モーター85近傍まで延長している。
【0044】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。吸引モーター85は、ロースター調理時の高
温になった排煙の影響により、温度上昇を余儀なくされ
るが、冷却ケース90の側壁開口部91から対流誘導板
92が吸引モーター85近傍まで延長されており、それ
に沿って冷却吸気口からのほぼ室温に近い外気が回路基
板等を冷却する大気とは分流され、吸引モーター85に
直接あたり、効率的に吸引モーター85の冷却を行うこ
とができ、吸引モーター85の長寿命化や部品品質の著
しい向上を奏でることができるものである。冷却風の流
れを矢印Nで示す。
【0045】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0046】図11は、回路基板等を冷却する冷却ファ
ンと、ロースター調理時に発生する油煙を吸引する吸引
ファンの動作におけるタイミングチャートである。
【0047】図において、ロースター調理が終了し、吸
引ファンを停止させる際にも、一定時間冷却ファンを動
作させるよう構成するものである。
【0048】これにより、ロースター調理終了後も余熱
により熱的影響を受け、温度上昇を余儀なくされる吸引
ファンモーターの熱的保護ができ、吸引モーターの長寿
命化や部品品質の著しい向上を奏でることができるもの
である。
【0049】(実施例7)以下本発明の第7の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0050】図12において、101はロースターケー
スで、内部に加熱ヒーター102を備え、ロースターケ
ース101の後面は排気ケース103で覆われている。
排気ケース103の内部には、補助発熱体104とその
下方に煙を酸化分解する触媒体105を配置している。
加熱ヒーター102と補助発熱体104は直列にリード
線106により接続され、回路基板上の電源端子より電
流を供給される。
【0051】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。一般に、ロースター調理は調理物の量(魚の
数量)によって、火力を調節する。また、触媒体105
は高温になるほどその分解性能は向上するが、調理物の
量が少ないときは油煙の発生量も少なく、それに見合っ
た分解性能を維持することでよいこととなる。
【0052】したがって、加熱ヒーター102の通電制
御と連動して補助発熱体104も制御することにより、
調理物の油煙発生状況に応じた適切な補助発熱体温度が
容易に得られ、不必要な補助発熱体通電を抑制すること
により、省エネルギー化も奏でることができるものであ
る。
【0053】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1および2に記載の発明によれば、ロースター調理時の
排煙は強制排気されるため、勢いをもって換気扇方向へ
排出され、台所内に空気の流れがある場合においても、
左右に設けられた冷却のための吸気口に吸い込まれるこ
となく換気扇を通じて屋外へ排出されるため、室内に排
煙が排出されることなく、使用者に不快な思いをさせる
こともない上に、環境面からもすぐれた調理器を提供す
ることができるものである。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、排煙は浄
化されてクリーンなものとなり、本体の排気口や本体上
部に設置された換気扇の汚れ、本体〜換気扇間の台所の
壁の汚れが著しく低減され、掃除性の著しい向上と、製
品自体の寿命の延長が図れるものである。
【0055】請求項3に記載の発明によれば、冷却ファ
ンの強制対流により高められた内部圧力は、本体内部に
通じる負圧の開口部により減圧され、そこから冷却後の
排気風はロースター調理時の排煙とともに本体外へ排出
されるため、本体構成上の部品結合部隙間や本体固定の
ための取付け穴等から冷却後の熱くなった排気風が流し
台内部に流出し、内部温度を上昇させることもないた
め、内部に収納されている調味料等の腐敗を防止するこ
とができるうえに、ロースターケースを構成する部品隙
間や加熱ヒーターを取り付けるための開口部への排気風
流入もなく、ロースター調理時の吸気のために設けたロ
ースター扉下方隙間から排煙が逆流排出されることもな
いため、使用者に不快な思いをさせることもない上に、
環境面からもすぐれた調理器を提供することができるも
のである。
【0056】なお、ロースター扉下方隙間からの排煙逆
流防止効果は、請求項1における構成でも十分効果はあ
るが、この構成をとることにより、より完全な効果を得
ることができるものである。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、ロースタ
ー調理時の高温になった排煙の影響により温度上昇して
いる吸引モーターを効率的に冷却することができ、さら
なる吸引モーターの長寿命化や部品品質の著しい向上を
奏でることができるものである。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、吸引モー
ターに流れる冷却風温度は、極めて室温に近くなり、冷
却効率の大幅な向上が図れるものである。
【0059】請求項6に記載の発明によれば、調理終了
後のロースターの余熱により温度影響を受ける吸引モー
ターの熱的保護が成されるものである。
【0060】請求項7に記載の発明によれば、ロースタ
ー調理中に火力調節により通電が制御される加熱ヒータ
ーに連動して補助発熱体も制御され、調理物の油煙発生
状況に応じた適切な補助発熱体温度が容易に得られるも
のである。
【0061】また、不必要な補助発熱体通電を抑制する
ことにより、省エネルギー化も奏でることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における組込み式誘導加熱調
理器の要部分解斜視図
【図2】本発明の実施例1における組込み式誘導加熱調
理器の要部側面図
【図3】本発明の実施例1における組込み式誘導加熱調
理器の要部平面図
【図4】本発明の実施例1における組込み式誘導加熱調
理器の要部後面図
【図5】本発明の実施例1における組込み式誘導加熱調
理器の全体概略平面図
【図6】本発明の実施例2における組込み式誘導加熱調
理器の要部平面図
【図7】本発明の実施例2における組込み式誘導加熱調
理器の要部後面図
【図8】本発明の実施例3における組込み式誘導加熱調
理器の要部平面図
【図9】本発明の実施例4における組込み式誘導加熱調
理器の全体概略平面図
【図10】本発明の実施例5における組込み式誘導加熱
調理器の全体概略平面図
【図11】本発明の実施例6における組込み式誘導加熱
調理器のタイミングチャート
【図12】本発明の実施例7における組込み式誘導加熱
調理器の要部平面図
【図13】従来例における組込み式誘導加熱調理器の要
部分解斜視図
【図14】図13におけるA−A断面図
【図15】図13におけるB−B断面図
【図16】従来例における組込み式誘導加熱調理器の組
込み形態斜視図
【符号の説明】
22 加熱コイル 24、68、88 回路基板 25、67、87 冷却ファン 27 ロースター部 30、41、52 ケース排気口 31、42、53、62、103 排気ケース 32、45、55、63 ファンケース 33、46、56、64 吸引ファン 34、47、57、65、85 吸引モーター 35、48、58、66 排気ダクト 43、104 補助発熱体 44、105 触媒体 51、61、101 ロースターケース 54 排気ケース開口穴 69、89 冷却吸気口 70、90 冷却ケース 71 側壁 91 側壁開口部 92 対流誘導板 102 加熱ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K051 AB02 AB03 AB04 AB10 AB12 AC09 AD03 AD07 AD08 AD10 AD30 AD34 BD21 CD14 CD42 CD43 CD45

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トッププレートと外郭筐体で形成する本
    体内に、加熱コイルと、加熱コイルに電流を供給する駆
    動回路と、加熱コイルと駆動回路を冷却する冷却ファン
    と冷却ファンを駆動させる冷却モーターと、内部に加熱
    ヒーターを備えたロースター部を設け、ロースター庫内
    と本体を構成する外郭筐体の間には、ロースター庫内か
    ら外部に通じる通気路と、通気路内には吸引ファンと吸
    引ファンを駆動させる吸引モーターを設け、ロースター
    庫内に発生した油煙を本体外へ排出するようにした組込
    み式誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 吸引ファンは遠心ファンとし、ロースタ
    ー庫内から外部に通じる通気路出口外周に略垂直壁を設
    けた請求項1記載の組込み式誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 通気路内に設けられた補助発熱体と、前
    記補助発熱体の後部に触媒体および吸引ファンと吸引フ
    ァンを駆動させる吸引モーターとを備え、ロースター庫
    内に発生した油煙を吸引ファンで触媒体に通すことによ
    り浄化し、本体外へ排出するようにした請求項1もしく
    は請求項2記載の組込み式誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 ロースター部と通気路の接合部と、吸引
    ファンの間の通気路に調理器本体内部に通じる開口部を
    設けた請求項1記載の組込み式誘導加熱調理器。
  5. 【請求項5】 冷却ファンによる通風経路内に、吸引モ
    ーターを配置した請求項1記載の組込み式誘導加熱調理
    器。
  6. 【請求項6】 冷却ファンの冷却風を加熱コイルおよび
    駆動回路方向とは分流し、吸引モーターを冷却するよう
    構成した請求項1記載の組込み式誘導加熱調理器。
  7. 【請求項7】 ロースター調理の終了時に、吸引ファン
    よりも冷却ファンを長く動作させるように構成した請求
    項5もしくは請求項6記載の組込み式誘導加熱調理器。
  8. 【請求項8】 ロースター庫内に設けた加熱ヒーター
    と、通気路内に設けた補助発熱体は直列接続された請求
    項2記載の組込み式誘導加熱調理器。
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