JP2007017386A - リバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法及びテストアンビル保持装置。 - Google Patents
リバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法及びテストアンビル保持装置。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 リバウンドハンマー本体4内に重錘1を摺動自在に設け、この重錘1を前記リバウンドハンマー本体4に突没動自在に設けたインパクトプランジャー2を介してコンクリート3の測定面3aに直交方向から打撃し、この打撃時の前記重錘1の跳ね返り量によって前記コンクリート3の反発度を測定し得るように構成した測定値補正方法であって、基準値の異なる複数のテストアンビル5の硬度測定を夫々行い、各テストアンビル5の測定反発度xと各テストアンビル5の基準値yとの相関関係を示す関係式(y=f(x))を求め、この関係式のxに前記コンクリート3の測定反発度を代入することで算出されるyの数値を、前記コンクリート3の測定反発度の補正硬度数値yとして、補正する。
【選択図】 図1
Description
y:補正硬度数値
t:高反発度テストアンビルの基準値(=80)
t’:リバウンドハンマーにより測定した高反発度テストアンビルの測定反発度
x:リバウンドハンマーにより測定したコンクリートの測定反発度
テストアンビル5は、図1に図示したように、打撃が一定の測定面・角度で行われるように、リバウンドハンマーRを支承保持する保持装置に保持すると共に、このテストアンビル5の底面が支持体12(コンクリート体)に当接状態となるように保持して、前記リバウンドハンマーRによりこのテストアンビル5のテスト測定面5aを直交方向から打撃して反発度を測定する。
a.基準値は、リバウンドハンマーRで鉛直方向に打撃した際に30,50及び80の反発度を有するテストアンビルの各反発度を基準値として定義(尚、水平方向に打撃した際には33,51.9,80.2であり、これを基準値と定義しても良い。)。
リバウンドハンマーR(12本)の打撃角度による固体差(図9)
リバウンドハンマーR(12本)の製造上の個体差(図10及び図11)
リバウンドハンマーRによる硬度測定によって得られた測定反発度を、図8に図示したように、ケース1〜ケース6の異なる補正方法により補正し、この補正反発度と、コア圧縮強度(真の硬度数値)との関係を図示すると共に相関性Rを比較することによって、これらの複数の補正方法の補正精度を比較する。
ケース1:従来法どうり水平反発度を基準とし、角度のみを一定値(表1)で補す
る場合(図13、R=0.803)
ケース2:下向き打撃で80の硬さのアンビルを基準とし、個体差(y=ax式)
及び角度を一定値(表1)で補正する場合(図14、R=0.818)
ケース3:個体差は鉛直打撃で補正式(y=ax+b)を求め補正する。打撃角度
の補正は、打撃角度による機差はなしで一定値とし下向き打撃値を求め
、補正式(y=ax+b)で補正する場合(図15、R=0.836)
ケース4:個体差は打撃方向ごとに補正式(y=ax+b)を求め補正する。打撃
角度の補正は、打撃角度による個体差はありとして打撃方向ごとに補正
式を求めるため不要とする場合(図16、R=0.862)
ケース5:個体差は打撃方向ごとに補正式(y=ax+b)を求め補正する。打撃
角度の補正は、打撃角度による個体差はありとして打撃方向ごとに補正
式を求めるため不要とする場合(図17、R=0.872)
ケース6:個体差は打撃方向ごとに補正式(y=axb)を求め補正する。打撃角
度の補正は、打撃角度による個体差はありとして打撃方向ごとに補正式
を求めるため不要とする場合(図18、R=0.866)
2 インパクトプランジャー
3 コンクリート
3a 測定面
4 リバウンドハンマー本体
5 テストアンビル
5a テスト測定面
6 保持部
7 傾動調整機構
8 ハンマーガイド部
R リバウンドハンマー
H テストアンビル保持装置
Claims (7)
- リバウンドハンマー本体内に重錘を摺動自在に設け、この重錘を、前記リバウンドハンマー本体に突没動自在に設けたインパクトプランジャーを介してコンクリートの測定面に直交方向から打撃し、この打撃時の前記重錘の跳ね返り量によって前記コンクリートの反発度を測定し得るように構成したリバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法であって、リバウンドハンマーの基準値を確認するテストアンビルを傾斜調整し、このテストアンビルのテスト測定面を、測定したいコンクリートの測定面と等しい傾斜角度としたうえで、このテスト測定面を直交方向からリバウンドハンマーにより打撃するようにして、基準値の異なる複数のテストアンビルの硬度測定を夫々行い、このリバウンドハンマーによる硬度測定によって得られた各テストアンビルの測定反発度xと各テストアンビルの基準値yとの相関関係を示す関係式(y=f(x))を求め、この関係式のxに、リバウンドハンマーによる硬度測定によって得られた測定したい前記コンクリートの測定反発度を代入することで算出されるyの数値を、前記コンクリートの測定反発度の補正硬度数値yとして、リバウンドハンマーによる硬度測定によって得られた測定反発度を高精度な硬度数値に補正することを特徴とするリバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法。
- 前記関係式は、前記リバウンドハンマーによる硬度測定によって得られた各テストアンビルの測定反発度xを独立変数,各テストアンビルの実際の反発度yを従属変数とする回帰式(y=ax+b,y=axbなど;a,bは係数)としたことを特徴とする請求項1記載のリバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法。
- 前記複数のテストアンビルとして、少なくとも低反発度及び高反発度のテストアンビル、若しくは、少なくとも低反発度,中反発度及び高反発度のテストアンビルを採用したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のリバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法。
- リバウンドハンマーの基準値を確認するテストアンビルを保持する保持部を傾動調整自在に保持する傾動調整機構を備え、前記保持部を傾動調整しこの保持部に保持したテストアンビルのテスト測定面を所定の傾斜角度に調整可能にテストアンビル保持装置を構成し、このテストアンビル保持装置にテストアンビルを保持して、このテストアンビルのテスト測定面が測定したい前記コンクリートの測定面の傾斜角度と一致するようにテストアンビルの傾斜調整を行ったうえで、このテストアンビルのテスト測定面を直交方向からリバウンドハンマーにより打撃するようにして、基準値の異なる複数のテストアンビルの硬度測定を夫々行ったことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法。
- 前記テストアンビル保持装置は、このテストアンビル保持装置に保持したテストアンビルのテスト測定面を直交方向から打撃できるように、このテストアンビルの近接位置にリバウンドハンマーを保持し打撃方向をガイドするハンマーガイド部を備えた構成とし、このテストアンビル保持装置にテストアンビルを保持して、このテストアンビルのテスト測定面が測定したい前記コンクリートの測定面の傾斜角度と一致するようにテストアンビルの傾斜調整を行ったうえで、このテストアンビルのテスト測定面を前記ハンマーガイド部に保持したリバウンドハンマーによって直交方向から打撃するようにして、基準値の異なる複数のテストアンビルの硬度測定を夫々行ったことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法。
- テストアンビルを保持する保持部を傾動調整自在に保持する傾動調整機構を設け、前記保持部を傾動調整してこの保持部に保持した前記テストアンビルのテスト測定面を所定の傾斜角度に調整可能に構成したことを特徴とするテストアンビル保持装置。
- 前記傾動調整機構の保持部に保持したテストアンビルのテスト測定面を直交方向から打撃できるように、このテストアンビルの近接位置にリバウンドハンマーを保持し打撃方向をガイドするハンマーガイド部を備え、前記傾動調整機構により所定の傾斜角度に調整した前記テストアンビルのテスト測定面を、前記ハンマーガイド部に保持したリバウンドハンマにより直交方向から打撃して硬度測定を行えるように構成したことを特徴とする請求項6記載のテストアンビル保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201545A JP2007017386A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | リバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法及びテストアンビル保持装置。 |
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JP2005201545A JP2007017386A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | リバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法及びテストアンビル保持装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007017386A true JP2007017386A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37754665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005201545A Pending JP2007017386A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | リバウンドハンマーによるコンクリート硬度測定における測定値補正方法及びテストアンビル保持装置。 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007017386A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009079959A1 (fr) * | 2007-12-19 | 2009-07-02 | Shengye Tang | Procédé pour acquérir une valeur de rebond, tester un résiliomètre et étalonner un détecteur |
CN110987694A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-04-10 | 广东建诚监理咨询有限公司 | 一种工程监理用混凝土强度监测系统 |
CN115219368A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-10-21 | 元泰(山东)检测鉴定有限公司 | 一种主体结构检测用混凝土回弹仪 |
CN115266442A (zh) * | 2022-09-27 | 2022-11-01 | 佛山市金平建筑工程质量检测有限公司 | 一种建筑物抗震模拟用硬度检测装置 |
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2005
- 2005-07-11 JP JP2005201545A patent/JP2007017386A/ja active Pending
Cited By (6)
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WO2009079959A1 (fr) * | 2007-12-19 | 2009-07-02 | Shengye Tang | Procédé pour acquérir une valeur de rebond, tester un résiliomètre et étalonner un détecteur |
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CN115266442A (zh) * | 2022-09-27 | 2022-11-01 | 佛山市金平建筑工程质量检测有限公司 | 一种建筑物抗震模拟用硬度检测装置 |
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