JP2007016400A - 片開き窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常時には開口幅を小さく、必要に応じて開口幅を大きくできる片開き窓に関する。
【解決手段】窓枠1に障子10を移動自在に取付け、その障子10の一方の縦框13を窓枠1の一方の縦枠4より側方に張り出すことで他方の縦框14と他方の縦枠15との間を開口部16とするようにし、前記窓枠1と障子10とに亘って第1ストッパー装置6と第2ストッパー装置7を取付け、その第1ストッパー装置6をストップ状態とすることで障子10の開き方向への移動を規制して前記開口部16の開口幅を小さくし、前記第1ストッパー装置6を非ストップ状態とすることで障子10を第2ストッパー装置7で規制されるまで開き方向に移動して開口部16の開口幅を大きくできるようにし、通常時には開口幅を小さく、必要に応じて開口幅を大きくできるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室、トイレ、台所等に取付ける片開き窓に関する。
従来から、障子開放状態で、その障子が窓枠よりも側方に張り出すようにした片開き窓が知られている。
例えば、特許文献1に開示されたように、上枠、下枠、一方の縦枠、他方の縦枠より成る窓枠に障子を、その上枠、下枠の長手方向に移動自在に装着し、その障子の一方の縦框を窓枠の一方の縦枠よりも側方に張り出すことで障子の他方の縦框と窓枠の他方の縦枠との間が開口した開放状態とする片開き窓が知られている。
特開平9−317304号公報
前述した従来の片開き窓は、障子の開放状態における開口面積、つまり窓枠の他方の縦枠と障子の他方の縦框との間の開口部の開口幅が大きい。
このように、障子の開放状態における開口幅が大きければ、室内の換気風量が多い、室内の人が開口部から障子室外面を清掃し易い、非常時などに開口部から室内の人が室外に脱出することが可能である、などの利点を有する。
しかしながら、前述のように開口幅が大きいと室外から人が故意に室内に浸入することが可能で、防犯上好ましくない。
本発明の目的は、通常時には開口幅を小さく、必要に応じて開口幅を大きくできるようにした片開き窓を提供することである。
第1の発明は、上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この窓枠に、その上枠と下枠の長手方向に亘って移動自在に取付けた障子を備え、
前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部に面材を取付けたもので、その障子を開き方向に移動することで、当該障子の一方の縦框が、前記窓枠から側方に張り出し、その障子の他方の縦框と前記窓枠の他方の縦枠との間が開口するように構成し、
前記窓枠と障子とに亘って障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を小さくする第1ストッパー装置と、障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を大きくする第2ストッパー装置とを取付け、
その第1ストッパー装置は、ストップ状態と非ストップ状態とに切り換え操作でき、そのストッパー装置がストップ状態の時には障子の開き方向への移動を規制し、非ストップ状態の時には障子の開き方向への移動を規制しないようにしたことを特徴とする片開き窓である。
第1の発明においては、第1ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方がストップ位置と非ストップ位置に操作でき、かつストップ位置の時にストッパー部材とストッパー受部材が当接して障子の開き方向への移動を規制するようにし、
第2ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材が当接することで障子の開き方向への移動を規制するようにできる。
このようにすれば、第1ストッパー装置のストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方をストップ位置とすれば開口幅を小さくでき、非ストップ位置とすれば開口幅を大きくできる。
第2の発明は、上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この窓枠に、その上枠と下枠の長手方向に亘って移動自在に取付けた障子を備え、
前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部に面材を取付けたもので、その障子を開き方向に移動することで、当該障子の一方の縦框が、前記窓枠から側方に張り出し、その障子の他方の縦框と前記窓枠の他方の縦枠との間が開口するように構成し、
前記窓枠と障子とに亘って第1ストッパー装置と第2ストッパー装置とを取付け、
前記第1ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方がストップ位置と非ストップ位置に操作でき、かつストップ位置の時にストッパー部材とストッパー受部材が当接して障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を小さくし、非ストップ位置の時にはストッパー部材とストッパー受部材が当接せずに障子の開き方向への移動を規制しないようにし、
前記第2ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材が当接することで障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を大きくし、
前記窓枠と障子に亘って、その障子を閉じ状態でロック、ロック解除するロック装置を、室内側から操作可能に取付けしたことを特徴とする片開き窓である。
第1・第2の発明においては、第1ストッパー装置を障子移動方向に間隔を置いて複数取付けることができる。
このようにすれば、小さな開口幅を複数に設定し、そのいずれかの小さな開口幅とすることができる。
第1・第2の発明においては、第2ストッパー装置による障子の開き方向への移動を規制した障子の最大の開き位置は、障子の重心が障子ガイド開き側部分よりも閉じ側となるように設定することができる。
このようにすれば、常に障子をスムーズに開閉移動できる。
第1の発明によれば、第1ストッパー装置をストップ状態とすることで障子の開き方向への移動距離を小さくして開口部の開口幅を小さくできる。
前記第1ストッパー装置を非ストップ状態とすることで障子を第2ストッパー装置でストップされるまで開き方向に長い距離移動でき、開口部の開口幅を大きくできる。
したがって、通常時には第1ストッパー装置をストップ状態とすることで、通常時には開口幅を小さくし、必要に応じて非ストップ状態とすることで、必要に応じて開口幅を大きくできる。
第2の発明によれば、第1ストッパー装置のストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方をストップ位置とすれば開口幅を小さくでき、非ストップ位置とすれば開口幅を大きくできる。
したがって、通常時には第1ストッパー装置のストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方をストップ位置として開口幅を小さくし、必要に応じて非ストップ位置とすることで開口幅を大きくできる。
図1に示すように、窓枠1は上枠2と下枠3と一方の縦枠4と他方の縦枠5を方形状に連結してある。
前記窓枠1に障子10が上枠2、下枠3の長手方向(以下左右方向という)に移動自在に取付けてある。この障子10は上框11と下框12と一方の縦框13と他方の縦框14を方形状に連結し、その内部に面材、例えばガラス15が装着してある。
前記障子10を図2(a)に示す閉じ状態から矢印で示すように左右方向一方に短い距離移動すると、図2(b)に示すように一方の縦框13が窓枠1(一方の縦枠4)から側方に張り出し、他方の縦框14が他方の縦枠5から離れ、その両者の間が開口した開き状態となる。
この時の開口部16の開口幅H(他方の縦枠5と他方の縦框14との間の左右寸法)は小さく、人が出入りできない。例えば、150mmである。
前記障子10をさらに矢印で示すように左右方向一方に移動(つまり、閉じ状態から左右方向一方に長い距離移動)すると、図2(c)に示すように前記開口部16の開口幅Hが大きく、人が出入りできるし、換気風量が多く、さらには障子室外側面を清掃し易い。例えば、600mm〜700mmである。
前記障子10を開き状態から左右他方に移動すると図2(a)に示すように前述の開口部16が閉塞されて閉じ状態となる。
これによって、片開き窓を形成している。
前記窓枠1と障子10とに亘って第1ストッパー装置6と第2ストッパー装置7が取付けてある。
その第1ストッパー装置6はストップ状態とストップ解除状態に切換え操作でき、ストップ状態の時には障子10の移動距離を短く制限して開口幅Hを小さくする。つまり、障子10が閉じ状態から開き方向に所定の短い距離移動すると、ストップしてそれ以上障子10が開き方向に移動しないように制限する。
前記第1ストッパ装置6がストップ解除状態の時には障子10の開き方向の移動を制限せずに、障子10は前述の所定の短い距離以上開き方向に移動できる。
前記第2ストッパー装置7は障子10の最大移動距離を規定し、前述の開口部16の開口幅がH以上とならないようにする。
前記第1ストッパー装置6は、窓枠1(例えば、上枠2)に取付けたストッパー受部材6aと、障子10(例えば、上框11)に取付けたストッパー部材6bを備え、そのストッパー受部材6aとストッパー部材6bのどちらか一方をストップ位置と非ストップ位置に操作できる。この実施の形態ではストッパー受部材6aをストップ位置と非ストップ位置に操作できる。
前記第2ストッパー装置7は、窓枠1(例えば下枠3)に取付けたストッパー受部材7aと、障子10(例えば下框12)に取付けたストッパー部材7bを備えている。
図2(a)に示すように、障子10が閉じ状態の時には、第1・第2ストッパー装置6,7のストッパー受部材6a,7aとストッパー部材6b,7bはそれぞれ離隔している。
前記第1ストッパー装置6のストッパー受部材6aをストップ位置として障子10を閉じ状態から開き方向に移動すると図2(b)に示すようにストッパー部材6bがストッパー受部材6aに当接してストップし、それ以上障子10が開き方向に移動しないように規制する。この時、第2ストッパー装置7のストッパー受部材7aとストッパー部材7bは離隔している。
前記ストッパー受部材6aを非ストップ位置としてストッパー部材6bが当接することがないようにすれば、障子10の開き方向への移動が第1ストッパー装置6で規制されないので、障子10が前述の第1ストッパー装置6を越えて開き方向に移動できる。
そして、障子10が第1ストッパー装置6を越え開き方向に移動すると、図2(c)に示すように、第1ストッパー装置7のストッパー部材7bがストッパー受部材7aに当接してストップし、障子10がそれ以上開き方向に移動しないように規制し、開口部16の最大開口幅をHとする。
なお、ストッパー部材6bをストップ位置と非ストップ位置とに分けて移動するようにしても良い。
このようであるから、第1ストッパー装置6のストッパー受部材6aをストップ位置としておけば、障子10の開き方向へ移動距離が短く規制されて開口部16の開口幅を小さくできる。
そして、第1ストッパー装置6のストッパー受部材6aを非ストップ位置とすれば、障子10を第1ストッパー装置6を越えて第2ストッパー装置7のストッパー部材7bがストッパー受部材7aに当接するまで開き方向に移動できるので、開口部16の開口幅を大きくできる。
前記第1ストッパー装置6を障子開閉方向に間隔を置いて複数取付け、障子10を開口部の開口幅の小さな複数位置でストップできるようにしても良い。
例えば、図3に示すように、ストッパー受部材6aを上枠2の左右方向に間隔を置いて複数取付け、そのストッパー受部材6aを順次非ストップ位置に操作することで、ストッパー部材6bが順次ストッパー受部材6aに当接して障子10をストップし、開口部16の開口幅を複数の値にできるようにする。
この実施の形態では、前述の開口幅が大きい(H)時の障子10の位置、つまり障子10が最大移動距離だけ開き方向に移動した最大開き位置は、障子10がスムーズに移動する範囲以内としてある。
つまり、障子10は水平姿勢で障子ガイドに沿って移動し、その障子10の重心10aが障子ガイドの最も開き側部分よりも閉じ側であれば障子10は水平姿勢となって障子ガイドに沿ってスムーズに移動するが、障子10は窓枠1よりも張り出すために、その障子10の重心10aが前述の障子ガイドの最も開き側部分よりも開き側に移動することがあり、その場合には障子10が水平姿勢に対して一方の縦枠13が他方の縦枠14よりも下方となるように傾斜し、スムーズに移動できなくなる。
そこで、障子10の重心10aが障子ガイドの開き側部分よりも閉じ側となるように最大開き位置を設定した。
この実施の形態では、図1に示すように下枠3の開き側部(一方の縦枠4側部)に固定側戸車17を取付け、下框12を固定側戸車17に接してガイドし、下框12の閉じ側部(他方の縦框14側部)に可動側戸車18を取付け、この可動側戸車18を下枠3に接してガイドするようにして障子ガイドとし、この障子ガイドの場合には前記固定側戸車17が障子ガイドの開き側部分である。
そして、第2ストッパー装置7のストッパー部材7bがストッパー受部材7aに当接した最大開き位置の時に、障子10の重心10aが前述の固定側戸車17を越えて開き側に位置しないようにしてある。
また、図1に示すように上框11の閉じ側部(他方の縦框14側部)に可動側補助戸車19を取付け、この可動側補助戸車19を上枠2に接してガイドすることで、前述の障子10の傾斜を低減できる。
なお、図1、図2は本発明を理解し易いように概略的に図示してあり、後述する具体形状と形状、寸法が異なることがある。
次に、各部材の具体形状を説明する。
前記上枠2は図4に示すように、本体部材20と、この本体部材20の室外側面21よりも室外側に延設した上ガイド部材22を備えている。
前記本体部材20の面内方向の内側面(つまり、上枠2の室内側の最も下の面)23は、上ガイド部材22のガイド部24の下端部よりも下方に位置し、障子10の上框11が内側面23よりも上方に位置して室内から上框11が見えないようにしてある。
前記下枠3は図4に示すように、本体部材30と、この本体部材30の室外側面31よりも室外側に延設した下ガイド部材32を備えている。
前記本体部材30の面内方向の内側面(つまり、下枠3の室内側の最も上の面)33は、下ガイド部材32のガイド部34の上端部よりも上方に位置し、障子10の下框12が内側面33よりも下方に位置して室内から下框12が見えないようにしてある。
前記一方の縦枠4は図5に示すように、本体部材40を備え、この本体部材40と上枠2、下枠3の本体部材20,30が、その室外側面41と前記室外側面21,31が面一となるように連結される。
この本体部材40の内側面(つまり、一方の縦枠4の室内側の最も他方の縦枠5寄りの面)42は障子10が閉じ状態の時に、一方の縦框13よりも内方に位置し、室内から一方の縦框13が見えないようにしてある。
前記他方の縦枠5は図5に示すように、本体部材50と、その本体部材50の室外側面51よりも室外側に張り出したカバー部材52を備えている。この本体部材50と前記上枠2、下枠3の本体部材20,30が、その室外側面51,21,31が面一となるように連結される。
この本体部材50の内側面(つまり、他方の縦枠5の室内側の最も一方の縦枠4寄りの面)53は障子10が閉じ状態の時に、他方の縦框14よりも内方に位置し、室内から他方の縦框14が見えないようにしてある。
前述のように、上枠2、下枠3、一方の縦枠4、他方の縦枠5は、その各本体部20,30,40,50が連結されて室外側面21,31,41,51が面一となっていると共に、各内側面23,33,42,53が方形枠状に連続して室内側開口部1aを形成している。
前記障子10の上框11が上枠2のガイド部24に沿って移動自在に支承され、下框12が下枠3のガイド部34に沿って移動自在に支承されている。
つまり、障子10は上枠2の室外側部と下枠3の室外側部に移動自在に取付けてある。
前記カバー部材52は室外側に向う側面板54と、この側面板54の室外側部に設けた内向板55で鉤形状で、その内向板55は上枠2のガイド部材22の室外側面22a、下枠3のガイド部材32の室外側面32aとほぼ面一である。
前記カバー部材52は前述の上枠2、下枠3のガイド部材22,32と連続し、このカバー部材52と本体部材50の室外側面51とで凹陥部56を形成している。この凹陥部56は一方の縦枠4側に向けて開口し、障子10を閉じた状態で他方の縦框14が凹陥部56内に入り込む。
前記第1ストッパー装置6のストッパー受部材6aは、図6に示すように本体60に上下動自在に設け、かつ弾性材61で図6(a)に示す下方位置に保持し、操作摘み62を押すことで上方位置に移動する。
そして、図4、図6に示すように上枠2の本体部材20の室外側面21に本体60をビス63で固着して取付け、ストッパー受部材6aは室外側に向けて張り出していると共に、操作摘み62が本体部材20の内側面23よりも下方に突出している。
この実施の形態では、前記本体部材20の室外側面21には凹陥部21aが形成してあり、この凹陥部21a内に本体60が取付けてある。
前記第1ストッパー装置6のストッパー部材6bは図4に示すように上框11の室内側面11aにビス64で固着してある。
このストッパー部材6bは、前記ストッパー受部材6aが図6(a)のように下方位置の時に同一高さで当接するようにしてあり、図6(b)のようにストッパー受部材6aが上方位置の時にはストッパー部材6bよりもストッパー受部材6aが上方で当接しない。
つまり、ストッパー受部材6aが下方位置の時が前述のストップ位置で、上方位置の時が前述の非ストップ位置である。
このようであるから、室内から見た時に第1ストッパー装置6のストッパー受部材6a、ストッパー部材6bが目視されずに、操作摘み62が見えるだけであるから、内観の見栄えが良い。
また、本体60が凹陥部21a内に取付けてあり、ストッパー受部材6aが本体部材20の室外側面21から室外側に突出しているので、その室外側面21と上框11の室内側面11aとの間隔を小さくできる。
また、操作摘み62は上枠2側に設けてあり、室外の人が操作しづらく、防犯上好ましい。
前記第2ストッパー装置7のストッパー受部材7aは図4と図7に示すように下枠3の本体部材30の室外側面31にビス65で取付けてあり、ストッパー部材7bは下框12の室内側面12aにビス66で取付けてある。
この実施の形態では、下枠3の本体部材30の室外側面31には凹陥部31aが形成され、その凹陥部31aの底部にストッパー受部材7aがビス65で取付けてあると共に、ストッパー部材7bは凹陥部31a内に突出するようにしてある。
このようであるから、室内から見た時に第2ストッパー装置7のストッパー受部材7a、ストッパー部材7bは見えずに内観の見栄えが良い。
また、室外側面31と下框12の室内側面12aとの間隔を小さくできる。
この実施の形態では、凹陥部31aによって一方の縦枠4の本体部材40の内側面42が露出しているので、その露出している部分をストッパー受部材7aとして、仮想線で示すようにストッパー部材7bが内側面42の露出している部分に当接するようにしても良い。また、障子10の他方の縦框14をストッパー部材7bとし、その縦框14をストッパー受部材7aに当接するようにしても良い。
このようにすれば、ストッパー部材7bのみ、またはストッパー受部材7aのみで第2ストッパー装置7とすることができ、部品点数が少なくコスト安である。
前述の実施の形態では、第1ストッパー装置6を上枠2と上框11とに亘って取付けしたが、下枠3と下框12とに亘って取付けても良いし、上枠2と上框11、下枠3と下框13とに亘ってそれぞれ取付けしても良い。
また、第2ストッパー装置7を下枠3と下框12とに亘って取付けしたが、上枠2と上框11とに亘って取付けしても良い。下枠3と下框12、上枠2と上框11とに亘ってそれぞれ取付けしても良い。
図5に示すように、障子10の他方の縦框14には開閉兼ロック部材70が取付けてある。
この開閉兼ロック部材70は他方の縦枠5に取付けたロック受71に係脱し、障子10を閉じ状態でロックし、室内側からロック解除操作されるロック装置を構成する。
このようであるから、開閉兼ロック部材70を手で持ってロック受け71から離脱してロック解除し、そのままの状態で開閉兼ロック部材70を左右一方に移動することで障子10を開き方向に移動できる。
また、開閉兼ロック部材70を手で持って障子10を閉じ方向に移動し、閉じ状態となるとロック受71に係合して障子10を閉じ状態でロックする。
前記開閉兼ロック部材70は図5、図8に示すように、他方の縦框14に取付けたブラケット72に、ケース73を縦軸74で障子開閉方向に揺動自在に取付け、そのケース73内にロック75を設け、そのケース73をスプリング76で障子閉じ方向(矢印a方向)に揺動付勢してロック75を前記ロック受71に係合して障子10をロック状態としてある。
前述の状態からケース73を手で持って障子開き方向(矢印b方向)に揺動すると、ケース73とともにロック75が揺動して図8の仮想線で示すようにロック受71から離脱して障子10をロック解除状態とする。
この状態でケース73を手で持って障子開き方向に移動することで障子10を開き方向に移動できる。
障子10を閉じ移動する時には、ケース73を手で持って閉じ方向に移動するので、スプリング76でケース73は図5に示すように矢印a方向に揺動した姿勢となる。
この状態で障子10とともにケース73が閉じ側に移動すると、ロック75の傾斜面75aがロック受71の先端部に当接し、ロック75とケース73がスプリング76に抗して矢印b方向に揺動してロック受71に沿って移動し、障子10が閉じるとロック75がロック受71の係合孔71aに係合して障子10をロックする。
なお、ロック装置と開閉部材を別々としても良い。
本発明の実施の形態を示す片開き窓の外観図である。 片開き窓の開閉動作説明図である。 第1ストッパー装置を複数取付けた実施の形態を示す片開き窓の外観図である。 図1のA−A詳細断面図である。 図1のB−B詳細断面図である。 第1ストッパー装置の斜視図である。 第2ストッパー装置の取付け状態の横断面図である。 開閉兼ロック部材とロック受の横断面図である。
符号の説明
1…窓枠、2…上枠、3…下枠、4…一方の縦枠、5…他方の縦枠、6…第1ストッパー装置、6a…ストッパー受部材、6b…ストッパー部材、7…第2ストッパー装置、7a…ストッパー受部材、7b…ストッパー部材、10…障子、11…上框、12…下框、13…一方の縦框、14…他方の縦框、15…ガラス、16…開口部。

Claims (5)

  1. 上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この窓枠に、その上枠と下枠の長手方向に亘って移動自在に取付けた障子を備え、
    前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部に面材を取付けたもので、その障子を開き方向に移動することで、当該障子の一方の縦框が、前記窓枠から側方に張り出し、その障子の他方の縦框と前記窓枠の他方の縦枠との間が開口するように構成し、
    前記窓枠と障子とに亘って障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を小さくする第1ストッパー装置と、障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を大きくする第2ストッパー装置とを取付け、
    その第1ストッパー装置は、ストップ状態と非ストップ状態とに切り換え操作でき、そのストッパー装置がストップ状態の時には障子の開き方向への移動を規制し、非ストップ状態の時には障子の開き方向への移動を規制しないようにしたことを特徴とする片開き窓。
  2. 第1ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方がストップ位置と非ストップ位置に操作でき、かつストップ位置の時にストッパー部材とストッパー受部材が当接して障子の開き方向への移動を規制するようにし、
    第2ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材が当接することで障子の開き方向への移動を規制するようにした請求項1記載の片開き窓。
  3. 上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この窓枠に、その上枠と下枠の長手方向に亘って移動自在に取付けた障子を備え、
    前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部に面材を取付けたもので、その障子を開き方向に移動することで、当該障子の一方の縦框が、前記窓枠から側方に張り出し、その障子の他方の縦框と前記窓枠の他方の縦枠との間が開口するように構成し、
    前記窓枠と障子とに亘って第1ストッパー装置と第2ストッパー装置とを取付け、
    前記第1ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材のどちらか一方がストップ位置と非ストップ位置に操作でき、かつストップ位置の時にストッパー部材とストッパー受部材が当接して障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を小さくし、非ストップ位置の時にはストッパー部材とストッパー受部材が当接せずに障子の開き方向への移動を規制しないようにし、
    前記第2ストッパー装置は、窓枠と障子の一方に取付けたストッパー受部材と、他方に取付けたストッパー部材とを備え、そのストッパー受部材とストッパー部材が当接することで障子の開き方向への移動を規制して開口部の開口幅を大きくし、
    前記窓枠と障子に亘って、その障子を閉じ状態でロック、ロック解除するロック装置を、室内側から操作可能に取付けしたことを特徴とする片開き窓。
  4. 第1ストッパー装置を障子移動方向に間隔を置いて複数取付けした請求項1又は3記載の片開き窓。
  5. 第2ストッパー装置による障子の開き方向への移動を規制した障子の最大の開き位置は、障子の重心が障子ガイド開き側部分よりも閉じ側となるように設定した請求項1又は3記載の片開き窓。

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