JP2007013978A - 階層型モビリティ管理を使用したip通信ネットワークにおけるマイクロモビリティ状況またはマクロモビリティ状況での移動ノードが関与する呼のデータの二重送信によるハンドオーバーの方法 - Google Patents

階層型モビリティ管理を使用したip通信ネットワークにおけるマイクロモビリティ状況またはマクロモビリティ状況での移動ノードが関与する呼のデータの二重送信によるハンドオーバーの方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007013978A
JP2007013978A JP2006179072A JP2006179072A JP2007013978A JP 2007013978 A JP2007013978 A JP 2007013978A JP 2006179072 A JP2006179072 A JP 2006179072A JP 2006179072 A JP2006179072 A JP 2006179072A JP 2007013978 A JP2007013978 A JP 2007013978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
mobile device
local
care
anchor point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006179072A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean Pierre Rombeaut
ジヤン−ピエール・ロンボー
Laurence Gras
ロランス・グラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alcatel CIT SA
Alcatel Lucent SAS
Original Assignee
Alcatel CIT SA
Alcatel SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel CIT SA, Alcatel SA filed Critical Alcatel CIT SA
Publication of JP2007013978A publication Critical patent/JP2007013978A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/50Routing or path finding of packets in data switching networks using label swapping, e.g. multi-protocol label switch [MPLS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/08Mobility data transfer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0019Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection adapted for mobile IP [MIP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/08Mobility data transfer
    • H04W8/085Mobility data transfer involving hierarchical organized mobility servers, e.g. hierarchical mobile IP [HMIP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/04Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】階層型モビリティ管理を使用したIP通信ネットワークにおけるアクセス機器間のハンドオーバーの欠点を改善する。
【解決手段】IP通信ネットワークの呼のハンドオーバー方法は、移動ノードT1が第2のアクセスルータR2を検出すると、R2のアドレスプレフィックスをT1に伝え、T1が第2のローカル気付けアドレスを構築するステップと、第2のローカル気付けアドレス、第1の地域気付けアドレス、および二重の一時的なアドレス指定値を有する情報ビットをアンカーポイントP1に伝え、P1が第2のローカル気付けアドレスを格納し、T1にアドレス指定されたパケットをアクセスルータR1およびR2に転送するステップと、R1からT1を切断し、P1で格納されているT1の第1のローカル気付けアドレスを削除して、T1にアドレス指定されたパケットをホームエージェントEA、P1、およびR2を介してT1に転送するステップとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、階層型モビリティ管理(すなわち階層型に構成されたPOP(points of presence)(ホームエージェント(HA)としても知られている)およびアンカーポイント(モビリティアンカーポイント(MAP)としても知られている)を含む)をサポートするインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークに関し、より詳細には、少なくとも1つの移動(通信)機器が関与するこれらのネットワークのアクセス機器間のハンドオーバー(呼の転送)に関する。
この文脈では、「IPネットワーク」という表現は、アクセスルータなど、ノードを形成するアクセス機器によって相互接続されたIPネットワークのサブセット(またはIPサブネットワーク)の連合体を指す。
この文脈では、「階層型モビリティ管理を使用したIPネットワーク」という表現は、移動機器(またはノード)と通信機器との間の呼が、ホーム(またはネイティブ)ルータなど、移動機器にホームエージェント(HA)(またはネイティブの)機能を提供するエージェント機器、ルータなどのモビリティアンカーポイント(MAP)、アクセスルータなどの無線アクセス機器を介して行われるIPネットワークを指す。
この文脈で、「移動通信機器」という表現および「移動ノード」という表現は、例えば通信モジュールを備える移動電話、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)など、別の通信機器またはサブネットワークと信号形式のデータを交換するために、そのホーム(サブ)ネットワーク(サブネット)(またはネイティブサブネットワーク)、またはリモート(または外部のまたは外的な)サブネットワークまたは訪問先ネットワーク(visited network)と呼ばれる他のサブネットワークに接続することができる任意の移動(または携帯)無線通信機器(以下移動機器と呼ぶ)を指す。
IPネットワークと接続する各移動機器は、それが通常接続されるホーム(サブ)ネットワークのプレフィックスに対応するIPホームアドレス(またはIPネイティブまたはパーマネントアドレス)を有する。移動機器がそのホームネットワークに接続されると、それに送信されるデータパケット(またはデータグラム)は、標準のホップバイホップタイプのルーティングプロトコルを使用してそのIPホームアドレスに直接送信される。移動機器は、ローミング中であり、リモート(または外部の)サブネットワークと接続したいとき、例えばステートフルまたはステートレスの自動構成などの標準IPv6機構によって、IPネットワークによって提供されるアドレスプレフィックスから構成される、気付けアドレスとして知られている、ローカルおよび地域(regional)の気付け(care−of)(または補足)アドレスでそれ自体を構成する必要がある。これらの気付けアドレスは、移動機器とそのホームエージェントとの間で行われるバインディング更新手順時にIPホームアドレスに関連付けられていなければならない。
移動機器に常に連絡をとることができることを確実にし、特にアクセスルータ間の転送(ハンドオーバー)の段階中、進行中の移動機器の呼の連続性を確保するために、IPネットワークにはMIPv6など上記のIPモビリティプロトコルが存在することを、当業者であれば知っている。したがって、これらのプロトコルによって、移動機器は、ハンドオーバー中にインターネットへの接続を維持し、そのアクセス(または接続)ポイントを変更した後で他の機器と引き続き通信することができる。しかし、これらのプロトコルはプロトコル操作およびシグナリングの交換を必要とし、これによって移動機器が既にデータパケット(またはデータグラム)を送受信することができない段階がもたらされる。
MIPv6の高速バージョンFMIPv6は、パケットの交換ができないこの段階の持続時間を制限するために提案されたが、すなわちマイクロモビリティ状況(モビリティが単一サイト(またはアンカーポイント)に制限され、したがってローカルの移動によって特徴付けられる)である、同じモビリティアンカーポイントに接続された第1のアクセス機器と第2のアクセス機器との間のハンドオーバーのためだけのものである。したがって、すなわちマクロモビリティ状況である、それぞれ第1のモビリティアンカーポイントおよび第2のモビリティアンカーポイントに接続されている第1のアクセス機器と第2のアクセス機器との間のハンドオーバーに適用することができない。さらに、FMIPv6は、トラフィックの一部分しか転送できず、一方ではハンドオーバー中にパケットを交換することができない段階の持続時間を充分に制限せず、他方ではパケットの損失をもたらし得る。
欧州特許第1434396号明細書 Karim El Malkiら:"Simultaneous Bindings for Mobile IPv6 Fast Handovers" IETF STANDARD−WORKING−DRAFT,INTERNET ENGINEERING TASK FORCE,IETF,CH,no.3,2003年5月,XP015012878 ISSN:0000−0004
したがって、本発明の目的は、上記の欠点を改善することである。
このために、本発明は、階層型モビリティ管理を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークにおいて移動機器にホーム(またはネイティブ)エージェント機能を提供するホームエージェント機器にそれ自体接続されている同じモビリティアンカー機器(またはポイント)に接続されている第1の無線アクセス機器と第2の無線アクセス機器との間で(マイクロモビリティ状況において)少なくとも1つの移動機器が関与している呼をハンドオーバーする第1の方法を提案する。
この第1の方法は、移動機器がホームエージェント機器、アンカーポイント、および第1の無線アクセス機器を介して別の通信機器とのIP呼を確立するたびに、ローミング中の移動機器がアンカーポイントに接続されている第2の無線アクセス機器を検出した場合、該方法が以下のステップ、すなわち
1)第2のアクセス機器のアドレスプレフィックスを移動機器に伝え、それに基づいて移動機器が第2のローカル気付けアドレスを構築するステップと、
2)第2のローカル気付けアドレス、第1の地域気付けアドレス、および二重の一時的なアドレス指定(double temporary addressing)を示す値を有する情報ビットをアンカーポイントに伝え、アンカーポイントが第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスを格納し、次いで移動機器にアドレス指定されたパケットを、第1および第2のローカル気付けアドレスによって指定された第1および第2のアクセス機器に転送するステップと
3)第1のアクセス機器から移動機器を切断し、次いでアンカーポイントに格納されている移動機器の第1のローカル気付けアドレスを削除して、移動機器にアドレス指定されたパケットをホームエージェント機器、アンカーポイント、および第2のアクセス機器を介して移動機器に転送するステップと
の組合せの実行からなることを特徴とする。
本発明の第1の方法は、特に、個別に、または組合せで、以下の他の特徴を有し得る。
・ステップ1)において、第2のアクセス機器は、移動機器に、少なくともそのアドレスプレフィックス(またはネットワークアドレス)および好ましくは移動機器が接続されるアンカーポイントのアドレスを含むルータ通知タイプメッセージ(router advertisement type message)を送信することができる。
・ステップ1)において、移動機器は、ステートレス自動構成手順によってその第2のローカル気付けアドレスを構築することができる。
・ステップ2)において、移動機器は、ローカルバインディング更新タイプメッセージによって、第2のローカル気付けアドレス、第1の地域気付けアドレス、および情報ビットをアンカーポイントに伝えることができる。次いでアンカーポイントは、第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスを格納した後、ローカルバインディング承認タイプメッセージ(local binding acknowledgement type message)を移動機器に送信することができる。
・ステップ3)において、アンカーポイントが第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスの記録のみを保持するように、移動機器は、その第1のローカルおよび地域気付けアドレスを含み、それに対応する記録を削除するよう要求するローカルバインディング更新タイプメッセージをアンカーポイントに送信することができる。次いでアンカーポイントは、第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスの記録を削除した後、ローカルバインディング承認タイプメッセージを移動機器に送信することができる。
また、本発明は、階層型モビリティ管理を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークにおいて移動機器にホーム(またはネイティブ)エージェント機能を提供する同じホームエージェント機器にそれら自体接続されているそれぞれの第1および第2のモビリティアンカー機器(またはポイント)に接続されている第1の無線アクセス機器と第2の無線アクセス機器との間で(マクロモビリティ状況において)少なくとも1つの移動機器が関与している呼をハンドオーバーする第2の方法を提案する。
第2の方法は、移動機器がホームエージェント機器、アンカーポイント、および第1の無縁アクセス機器を介して別の通信機器とのIP呼を確立するたびに、ローミング中の移動機器がそれ自体ホームエージェント機器に接続されている第2のアンカーポイントに接続されている第2のアクセス機器を検出した場合、該方法が以下のステップ、すなわち
1)第2のアクセス機器のアドレスプレフィックスを移動機器に伝え、それに基づいて移動機器が第2のローカルおよび地域気付けアドレスを構築するステップと、
2)第2のローカルおよび地域気付けアドレスを第1のアンカーポイントに伝え、アンカーポイントが第2の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスを格納するステップと、
3)第2の地域気付けアドレス、移動機器のIPホームアドレス、および二重の一時的なアドレス指定を示す値を有する情報ビットをホームエージェント機器に伝え、ホームエージェントがIPホームアドレスとの対応関係で第2の地域気付けアドレスを格納し、次いで移動機器にアドレス指定されたパケットを、IPホームアドレスとの対応関係で格納された第1および第2の地域気付けアドレスによって指定された第1および第2のアンカーポイントに転送するステップと、
4)移動機器を第1のアクセス機器から切断し、次いでIPホームアドレスとの対応関係でホームエージェント機器に格納されている移動機器の第1の地域気付けアドレスを削除して、移動機器にアドレス指定されたパケットをホームエージェント機器、第2のアンカーポイント、および第2のアクセス機器を介して移動機器に転送するステップとの組合せの実行からなることを特徴とする。
本発明の第2の方法は、特に、個別に、または組合せで、以下の他の特徴を有し得る。
・ステップ1)において、第2のアクセス機器は、そのインターフェイスのそれぞれを介して、移動機器に、少なくともそのアドレスプレフィックス(またはネットワークアドレス)および好ましくは移動機器が接続されるアンカーポイントのアドレスを含むルータ通知タイプメッセージを送信することができる。
・ステップ1)において、移動機器は、ステートレス自動構成手順によってその第2のローカルおよび地域気付けアドレスを構築することができる。
・ステップ2)において、移動機器は、バインディング更新タイプメッセージによって、第2のローカルおよび地域気付けアドレスを第2のアンカーポイントに伝えることができる。次いで第2のアンカーポイントは、第2の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスを格納した後、バインディング承認タイプメッセージを移動機器に送信することができる。
・ステップ3)において、移動機器は、バインディング更新タイプメッセージによって、第2の地域気付けアドレス、IPホームアドレス、および情報ビットをホームエージェント機器に送信することができる。次いでホームエージェント機器は、IPホームアドレスおよび第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2の地域気付けアドレスを格納した後、バインディング承認タイプメッセージを移動機器に送信することができる。
・ステップ4)において、ホームエージェント機器がIPホームアドレスとの対応関係で第2の地域気付けアドレスの記録のみを保持するように、移動機器は、その第1の地域気付けアドレスおよびそのIPホームアドレスを含み、第1の地域気付けアドレスの記録を削除するよう要求するバインディング更新メッセージをホームエージェント機器に送信することができる。次いでホームエージェント機器は、第1の地域気付けアドレスの記録を削除した後、バインディング承認タイプメッセージを第1の移動機器に送信することができる。
また、本発明は、上記の種類の第1のハンドオーバー方法の一部分を実施するように構成されたモビリティアンカーポイントも提案する。
本発明は、さらに、上記の種類の第2のハンドオーバー方法の一部分を実施するように構成されたホームエージェント機器を提案する。
本発明は、IPv6(IP version N°6)タイプのネットワークに特によく適合する。しかし、本発明は、階層型モビリティ管理をサポートするIPv4タイプのネットワークにも同様に関連する。
本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を、添付の図面と併せ読むと明らかになる。
添付の図面は、本発明の説明の一部分を構成するだけではなく、必要に応じて、本発明の定義に貢献し得る。
本発明の目的は、データパケットの損失を回避し、階層型モビリティ管理(すなわち階層型に構成されたPOP(ホームエージェント(HA)およびモビリティアンカーポイント(MAP)を含む)を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークにおいて、別機でもよいモビリティアンカー機器(またはポイント)に接続されている(または取り付けられている)無線アクセス機器間のハンドオーバー中に、移動通信機器(または移動ノード)が既にデータパケットを送受信することができない段階を短縮することである。
以下、そのネットワーク機器およびそれと接続することができる移動通信機器(または移動ノード)など、HMIPv6(階層型モバイルIPv6)モビリティ管理プロトコルをサポートする非制限な例として、IPv6タイプIPネットワークについて考察される。しかし、本発明は、特にバインディングキャッシュの更新に使用されるメッセージを変更することによって、同様にIPv4タイプのIPネットワークにも適用される。
以下非制限の例として検討される移動通信機器(以下移動機器(またはノード)と呼ぶ)は、例えばWiFiやWiMAXなど、IEEE802.1xタイプの通信モジュールを備える携帯情報端末(PDA)である。しかし、本発明は、このタイプの移動機器に限定されない。本発明は、別の(固定または移動)通信機器やサブネットワーク、例えば通信モジュールを備える携帯電話、ルータ、ラップトップコンピュータなどと信号形式のデータを交換するために、そのホーム(サブ)ネットワーク(またはネイティブサブネットワーク)または他のリモートサブネットワーク(または外部サブネットワークまたは訪問先ネットワーク)に接続することができる任意のタイプの移動(携帯)無線通信機器に関する。
本発明のハンドオーバー方法を実施することができる階層型モビリティ管理を使用したIPネットワークについて、まず図1を参照して簡単に説明する。
IPネットワークは、ここでは吹き出し表示されたIGP(内部ゲートウェイプロトコル)によって表され、一般に他のサブネットワーク(またはアクセスネットワーク)が接続される少なくとも1つの移動ノードT1のメインサブネットワーク(例えばホーム(またはネイティブ)ネットワーク)を含む、IPネットワークのサブセット(またはIPサブネットワーク)の連合体として考えることができる。
この文脈では、「ホーム(またはネイティブ)ネットワーク」という表現は、通常移動ノードT1が接続されるサブネットワーク、すなわち移動ノードがそのプレフィックスに対応するIPホーム(またはネイティブ)アドレスを有するサブネットワークを指す。
各移動ノードは、例えばそのホームネットワークに属するルータなど、そのホームエージェントを構成するホームエージェント機器EAに関連付けられている。移動ノードのIPホームアドレスは、そのホームエージェントによって格納される。ホームエージェント機器EAは一般に、それに関連付けられている移動ノードに関するすべての位置(および場所)情報、すなわちそのノードに関するモビリティデータを格納し、(図1の例のように)移動ノードがそのホームネットワーク以外のリモートIPサブネットワーク(または訪問先ネットワーク)に接続しているとき、移動ノードに送信しなければならないデータパケット(またはデータグラム)のトランジットの場所を提供する。
格納されたモビリティデータは、当業者がローカルおよび地域IP一時アドレス(または補足アドレスまたは気付けアドレス)と呼ぶものを含み得る。これらのIPローカル気付けアドレス(LCoA)およびIP地域気付けアドレス(RCoA)は、前記移動ノードT1と連絡をとるために、それぞれアクセスルータR1(移動ノードT1が一時的に接続される)および(モビリティ)アンカーポイントP1(アクセスルータR1が接続され、移動ノードT1のホームエージェントEAに接続される)によって使用されるユニキャストタイプのルーティングアドレスである。ホームエージェントは、それに関連付けられている各移動ノードT1の地域気付けアドレス(RCoA)のみを知っている。
IPローカル気付けアドレス(LCoA)およびIP地域気付けアドレス(RCoA)は、例えばステートフルまたはステートレスの自動構成など標準IPv6機構によって、移動ノードが接続されているアクセスルータの(IP)アドレスプレフィックスから移動ノードT1によって決定される。移動ノードT1は、リモートサブネットワークのアクセスルータR1に接続されると、そのIPホームアドレスとの対応関係でその地域気付IPアドレスRCoAを格納するために、そのホームエージェントEAに通知する必要がある。このために、移動ノードは、モビリティプロトコル(MIPv6)によって管理されるバインディング更新手順を使用する。このIP地域気付けアドレスRCoAを使用して、ホームエージェントEAは、それに関連付けられている移動ノードT1に、発呼側ノードT2がそのIPホームアドレスに送信したデータパケット(またはデータグラム)を送信することができる。より正確には、リモートサブネットワークに一時的に接続された移動ノードT1のIPホームアドレスに送信された各パケットは、そのホームエージェントEAによってインターセプトされ、次いでそのアクセスルータR1が接続されているアンカーポイントP1を通るトンネルを介し、前記アクセスルータR1を通じて、そのIPホームアドレスに(そのデータベース内で)関連付けられているIP地域気付けアドレスRCoAの前記移動ノードT1に転送される。
本発明は、第1の移動ノードT1が一時的に接続され、それ自体第1の移動ノードT1のホームエージェントEAに接続される第1のアンカーポイントP1に接続される第1のアクセスルータR1と、第1の移動ノードT1が向けられ、第1のアンカーポイントP1(マイクロモビリティ状況)またはそれ自体第1の移動ノードT1のホームエージェントEAに接続される第2のアンカーポイントP2(マクロモビリティ状況)に接続される第2のアクセスルータR2またはR3との間で行う、移動可能な第1のノードT1および第2のノードT2(移動ノードとしてもよい)が関与している2つのハンドオーバー方法を提案する。
いずれの方法も、一方では第1の移動ノードT1がそのホームエージェントEA、第1のアンカーポイントP1、および第1のアクセス機器R1を介して第2のノードT2とのIP呼をセットアップしたとき、他方では第1の移動ノードT1がローミング中で第2のアクセス機器R2またはR3を検出したとき、階層型モビリティ管理をサポートするIPネットワークで使用することができる。
この段階で、第1の移動ノードT1は、ローカル気付けアドレスLCoA−1および地域気付けアドレスRCoA−1によって構成される。さらに、地域気付けアドレスLCoA−1は、一方ではIPホームアドレスとの対応関係でホームエージェントEAのデータベースに格納され、他方では第1のアンカーポイントP1に知られている。さらに、ローカル気付けアドレスLCoA−1は、第1のアクセスルータR1およびアンカーポイントP1に知られている(地域気付けアドレスRCoA−1との対応関係で格納された場合)。
本発明の第1の方法は、マイクロモビリティ専用である。これは、以下図2を参照して詳しく説明される連続した3つのステップの組合せから成る。
図2に示すように、第1の方法の動作は、双方向矢印F9で始まり、矢印F22で終わる括弧M1Pによってまとめられる。
矢印F1からF8は、第1の移動ノードT1が、第1のモビリティアンカーポイントP1を介して前記第1の移動ノードT1のホームエージェントEAを含むホームネットワークに接続されている第1のアクセスサブネットに属する第1のアクセスルータR1と接続する、当業者にはよく知られている標準の接続段階CPを表す。
矢印F1は、第1のアクセスルータR1が第1の移動ノードT1に、一般にブロードキャストモードで、アクセスルータR1のインターフェイスのそれぞれを介して、そのアドレスプレフィックス(またはネットワークアドレス)、および好ましくは移動ノードが接続されるアンカーポイントのアドレスを含むルータ通知(RA)タイプメッセージを送信するステップを表す。
このメッセージを受信すると、第1の移動ノードT1は、例えばステートレス自動構成手順AutoConfを使用して、第1のローカル気付けアドレスLCoA−1および第1の地域気付けアドレスRCoA−1を構築するために、メッセージからアドレスプレフィックスを抽出する。
次いで第1のモバイル端末T1は、その第1のローカル気付けアドレスLCoA−1およびその第1の地域気付けアドレスRCoA−1を含むローカルバインディング更新メッセージを生成し、アンカーポイントがこれらのアドレスを格納するように、このメッセージを第1のアクセスルータR1が接続される第1のアンカーポイントP1に送信(F2)する。このステップで使用されるプロトコルは、好ましくはHMIPv6である。
このメッセージを受信すると、第1のアンカーポイントP1は、第1のローカル気付けアドレスLCoA−1および第1の地域気付けアドレスRCoA−1をそのデータベースに格納する。次いで第1のアンカーポイントP1は、これらのアドレスを格納したことを通知するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認メッセージを生成する(F3)。
次いで第1の移動ノードT1は、そのホームエージェントEAに、その第1の地域気付けアドレスRCoA−1およびそのIPホームアドレスを含むバインディング更新メッセージを送信する(F4)。このメッセージを受信すると、ホームエージェントEAは、IPホームアドレスとの対応関係で、第1の地域気付けアドレスRCoA−1をそのデータベースに格納する。次いでホームエージェントEAは、その第1の地域気付けアドレスRCoA−1を格納したことを通知するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認メッセージを生成する(F5)。
第1の移動ノードT1は、現在そのホームエージェントEAおよび第1のアンカーポイントP1に登録されているので、第2の(場合によっては移動)ノードT2から来るデータパケットを、従来の方法で、そのホームエージェントEA(F6)、第1のアンカーポイントP1(F7)、および第1のアクセスルータR1(F8)を介して第1の移動ノードに転送することができる。
上述した接続段階CPは、第1および第2の方法に共通であることに留意することは重要である。
本発明の第1の方法の第1のステップ1)は、図2の矢印F9およびF10によって表される。第1の移動ノードT1は、第1のアクセスルータR1に接続されている基地局に第1のインターフェイスを介して無線接続によって接続されており、また、同じく第1のアンカーポイントP1に接続されている第2のアクセスルータR2を検出している(F9)。第1の移動ノードT1は、第2のアクセスルータR2に接続されている基地局に十分近い場合、第2のインターフェイスを介してその基地局との無線接続をセットアップする(F9)ことができ、したがって、そのインターフェイスのそれぞれを介して第2のアクセスルータR2によって送信されるルータ通知タイプメッセージを受信する(F10)。このメッセージは、そのアドレスプレフィックス(またはネットワークアドレス)、および第1の移動ノードが接続されるアンカーポイント(ここではP1)のアドレスを含む。
このメッセージを受信すると、第1の移動ノードT1は、例えばステートレス自動構成手順AutoConfを使用して、その第2のローカル気付けアドレスLCoA−2およびその第2の地域気付けアドレスRCoA−2を構築するために、メッセージからアドレスプレフィックスを抽出する。
第2のステップ2)(矢印F11からF16)において、第1のアンカーポイントP1に、第2のローカル気付けアドレスLCoA−2、第1の地域気付けアドレスRCoA−1、およびその値が二重の一時的なアドレス指定を示す情報ビット(S)が伝えられ、第1のアンカーポイントP1は、第1の地域気付けアドレスRCoA−1との対応関係でこの第2のローカル気付けアドレスLCoA−2を格納し、次いで第1の移動ノードT1用のパケットを、第1のローカル気付けアドレスLCoA−1および第2のローカル気付けアドレスLCoA−2によって指定された第1のアクセスルータR1、および第2のアクセスルータR2に転送する。
このために、第1の移動ノードT1は、第1のアンカーポイントP1に、その第2のローカル気付けアドレスLCoA−2、その第1の地域気付けアドレスRCoA−1、およびその値が例えば二重の一時的なアドレス指定を示す情報ビットSを含むローカルバインディング更新タイプメッセージを送信する(F11)ことができる。この情報ビットSは、例えばローカルバインディング更新タイプメッセージの「予備」フィールドにあるデータビットである。1に等しいSの値は、例えば二重の一時的なアドレス指定を示す。このステップで使用されるプロトコルは、好ましくはHMIPv6である。
このメッセージを受信すると、第1のアンカーポイントP1は、情報ビットSの値を分析し、それが(例えば)1に等しい場合、第1の地域気付けアドレスRCoA−1との対応関係で第2のローカル気付けアドレスLCoA−2をそのデータベースに記録する。次いで第1のアンカーポイントP1は、二重の一時的なアドレス指定を記録したことを通知するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認タイプメッセージを生成する(F12)。
次いで第1のアンカーポイントP1は、第1の移動ノードT1にアドレス指定されたパケットを、第1のアクセスルータR1だけではなく、第2のアクセスルータR2にも一時的に転送することができ、これらのルータはいずれも、第1のローカル気付けアドレスLCoA−1および第2のローカル気付けアドレスLCoA−2によって指定される。この同じデータパケットの二重送信は、図2の矢印F13からF16によって示されている。より正確には、ホームエージェントEAから第1のアンカーポイントP1によって受信され、第1の移動ノードT1にアドレス指定されたパケットは、一方では第1のアクセスルータR1に転送され(F13)て、第1のアクセスルータR1がそれらのパケットを第1の移動ノードT1に伝え(F14)、他方では第2のアクセスルータR2に転送され(F15)て、第2のアクセスルータR2がそれらのパケットを同じ第1の移動ノードT1に伝える(F16)。これが可能なのは、第1の移動ノードT1がその第1および第2のインターフェイスを介して第1および第2のアクセスルータR1およびR2に既に接続されており、バインディング更新タイプメッセージの交換が、第2のアクセスルータR2を通る第1のモバイルネットワークT1と第1のアンカーポイントP1との間のトンネルが既に作られていることを意味するからである。
第1の移動ノードT1が第1および第2のアクセスルータR1およびR2とデータを交換できるためには、一方では第1の移動ノードT1が、場合によっては同じ送/受信アンテナに結合されている2つのダイアログ論理無線インターフェイス(上記を参照)を有しており、また、ローカルバインディング更新タイプメッセージのフィールドに情報ビットSを統合することができることが必要である。また、モビリティアンカーポイントは、情報ビットSを分析し、第2のローカル気付けアドレスLCoA−2および第1の地域気付けアドレスRCoA−1に伴う情報ビットSの値が二重の一時的なアドレス指定を示すとき、これら2つの地域気付けアドレスLCoA−1およびLCoA−2によって指定された2つのアクセスルータと並行して同じデータを転送することができるように、同じ地域気付けアドレスRCoA−1との対応関係で2つのローカル気付けアドレスLCoA−1およびLCoA−2を一時的に格納するように構成されている制御装置を有していなければならない。
本発明のモビリティアンカーポイント制御装置は、電子回路、ソフトウェア(または電子データ処理モジュール)または回路とソフトウェアとの組合せの形をとってもよい。
第3のステップ3)(矢印F17からF22)において、ハンドオーバーは、まず、第1のアクセスルータR1から第1の移動ノードT1を切断することによって終了される。このために、第1の移動ノードT1の格納された第1のローカル気付けアドレスLCoA−1は、第1のアンカーポイントP1が第2のアクセスルータR2からのみ第1の移動ノードにアドレス指定されたデータパケット(またはデータグラム)を受信するために、第1のアンカーポイントP1で削除される。
次いで第1の移動ノードT1は、その第1のローカル気付けアドレスLCoA−1、その第1地域気付けアドレスRCoA−1、およびこれらのアドレスの記録の削除を要求するデータを含む、第1のアンカーポイントP1へのローカルバインディング更新タイプメッセージを生成する(F18)。このデータは、例えば「ライフタイム」フィールドとすることができ、0の値は、これらのアドレスの記録の削除を要求する。このサブステップで使用されるプロトコルは、好ましくはHMIPv6である。
このメッセージを受信すると、第1のアンカーポイントP1は、それ自体第2のローカル気付けアドレスLCoA−2との対応関係で格納されている第1の地域気付けアドレスRCoA−1との対応関係で格納されている第1のローカル気付けアドレスLCoA−1をそのデータベースから削除する。次いで第1のアンカーポイントは、その古い第1のローカル気付けアドレスLCoA−1の記録を削除したことを通知するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認タイプメッセージを生成する(F19)。
第1の移動ノードT1は、現在その第2のローカル気付けアドレスLCoA−2およびその第1の地域気付けアドレスRCoA−1が第1のアンカーポイントP1に格納されているので、次に第2の(場合によっては移動)ノードT2から来るデータパケットは、従来の方法で、そのホームエージェントEA(F20)、第1の地域気付けアドレスRCoA−1によって指定される第1のアンカーポイントP1(F21)、および第2のローカル気付けアドレスLCoA−2によって指定される第2のアクセスルータR2(F22)を介して第1の移動ノードT1に転送される。
本発明の第2の方法は、マクロモビリティ専用である。これは、以下図2を参照して詳しく説明される連続した4つのステップの組合せにある。
図2に示すように、第2の方法の動作は、双方向矢印F23で始まり、矢印F40で終わる括弧M2Pによってまとめられる。
第2の方法の第1のステップ1)は、一方では、第1の移動ノードT2が、第1のアンカーポイントP1および第1のアクセスルータR1からそのホームエージェントEAに格納されたとき(すなわち上記の接続段階CP(矢印F1からF8)が行われた後)、他方では、第1の移動ノードT1が、ホームエージェントEAに接続されている第2のアンカーポイントP2に接続されている第2のアクセスルータR3を検出した(F23)とき開始する。上述したように、第1の移動ノードT1は、第2のアクセスルータR3に接続されている基地局に十分近い場合、第2のインターフェイスを介してその基地局との無線接続をセットアップする(F23)ことができ、したがって、そのインターフェイスのそれぞれを介して第2のアクセスルータR3によって送信されるルータ通知タイプメッセージを受信する(F24)。このメッセージは、そのアドレスプレフィックス(またはネットワークアドレス)、および好ましくは第1の移動ノードが接続されるアンカーポイントのアドレスを含む。
このメッセージを受信すると、第1の移動ノードT1は、例えばステートレス自動構成手順AutoConfを使用して、第2のローカル気付けアドレスLCoA−2および第2の地域気付けアドレスRCoA−2を構築するために、メッセージからアドレスプレフィックスを抽出する。
第2のステップ2)(矢印F25およびF26)において、第2のローカル気付けアドレスLCoA−2および第2の地域気付けアドレスRCoA−2が第2のアンカーポイントP2に伝えられ、第2のアンカーポイントP2が互いとの対応関係でそれらのアドレスをそのデータベースに格納する。
このために、第1の移動ノードT1は、第2のアクセスルータR3が接続されている第2のアンカーポイントP2へのバインディング更新タイプメッセージを生成する(F25)ことができ、このメッセージは、第2のアンカーポイントがそのデータベースに格納できるように、その第2のローカル気付けアドレスLCoA−2およびその第2の地域気付けアドレスRCoA−2を含む。このサブステップで使用されるプロトコルは、好ましくはHMIPv6である。
このメッセージを受信すると、第2のアンカーポイントP2は、互いとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスLCoA−2および第2の地域気付けアドレスRCoA−2をそのデータベースに格納する。次いで第2のアンカーポイントはこれらを格納したことを報告するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認タイプメッセージを生成する(F26)。
第3のステップ3)(矢印F27からF34)において、ホームエージェントEAに、第2の地域気付けアドレスRCoA−2、第1移動ノードT1のIPホームアドレス、および二重の一時的なアドレス指定を示す値を有する情報ビット(S)が伝えられ、ホームエージェントは、IPホームアドレスとの対応関係で第2の地域気付けアドレスRCoA−2を格納し、次いで第1の移動ノードT1にアドレス指定されたパケットを、IPホームアドレスとの対応関係で格納されている第1および第2の地域気付けアドレスRCoA−1およびRCoA−2によって指定された第1および第2のアンカーポイントP1およびP2に転送する。
このために、第1の移動ノードT1は、例えばその第2の地域気付けアドレスRCoA−2、そのIPホームアドレス、およびその値が二重の一時的なアドレス指定を示す情報ビット(S)を含むバインディング更新タイプメッセージをそのホームエージェントEAに送信する(F27)ことができる。第1の方法と同様に、この情報ビットSは、例えばバインディング更新タイプメッセージの「予備」フィールドにあるデータビットである。例えば、1に等しいSの値は、二重の一時的なアドレス指定を示す。このサブステップで使用されるプロトコルは、好ましくはHMIPv6である。
このメッセージを受信すると、ホームエージェントEAは、情報ビットSの値を分析し、それが(例えば)1に等しい場合、それ自体第1の地域気付けアドレスRCoA−1との対応関係で格納されているIPホームアドレスとの対応関係で第2の地域気付けアドレスRCoA−2をそのデータベースに格納する。次いでホームエージェントEAは、二重の一時的なアドレス指定を記録したことを通知するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認タイプメッセージを生成する(F28)。
次いでホームエージェントEAは、第1の移動ノードT1にアドレス指定されたパケットを、第1のアンカーポイントP1だけではなく、第2のアンカーポイントP2にも一時的に転送することができ、これらはいずれも、第1および第2の地域気付けアドレスRCoA−1およびRCoA−2によって指定される。この同じデータパケットの二重転送は、図2の矢印F29からF34によって示されている。より正確には、ホームエージェントEAによって受信され、第1の移動ノードT1にアドレス指定されたパケットは、一方では第1のアンカーポイントP1に転送され(F29)て、第1のアンカーポイントがそれらのパケットを第1のアクセスルータR1に伝え(F30)、次いで第1のアクセスルータがそれらのパケットを第1の移動ノードT1に伝え(F31)、他方では第2のアンカーポイントP2に転送され(F32)て、第2のアンカーポイントがそれらのパケットを第2のアクセスルータR3に伝え(F33)、次いで第2のアクセスルータがそれらのパケットを同じ第1の移動ノードT1に伝える(F34)。これが可能なのは、第1の移動ノードT1がその第1および第2のインターフェイスを介して第1および第2のアクセスルータR1およびR3に既に接続されており、バインディング更新タイプメッセージの交換が第2のアクセスルータR3を通る第1の移動ノードT1と第2のアンカーポイントP2との間のトンネルを既に作っているためである。
上述したように、第1の移動ノードT1が第1および第2のアクセスルータR1およびR2とデータを交換できるためには、一方では第1の移動ノードT1が、場合によっては同じ送/受信アンテナに結合されている2つのダイアログ論理無線インターフェイスを有しており、他方では、バインディング更新タイプメッセージのフィールドに情報ビットSを統合することができることが必要である。また、ホームエージェントEAは、情報ビットSを分析し、第2の地域気付けアドレスRCoA−2およびIPホームアドレスに伴う情報ビットSの値が二重の一時的なアドレス指定を示すとき、これら2つの地域気付けアドレスRCoA−1およびRCoA−2によって指定された2つのアンカーポイントP1およびP2と並行して同じデータを転送することができるように、同じIPホームアドレスとの対応関係で2つの地域気付けアドレスRCoA−1およびRCoA−2を一時的に格納することができる制御装置を含んでいなければならない。
本発明のホームエージェントEAの制御装置は、電子回路、ソフトウェア(または電子データ処理)モジュールまたは回路とソフトウェアとの組合せの形とすることができる。
第4のステップ3)(矢印F35からF40)において、ハンドオーバーは、まず、第1のアクセスルータR1から第1の移動ノードT1を切断することによって終了される。このために、第1の移動ノードT1の第1の地域気付けアドレスRCoA−1の記録は、ホームエージェントEAが第2のアクセスルータR2を介して第2のアンカーポイントP2からのみ第1の移動ノードにアドレス指定されたデータパケット(またはデータグラム)を受信するために、ホームエージェントEAで削除される。
次いで第1の移動ノードT1は、その第1の地域気付けアドレスRCoA−1、そのIPホームアドレス、およびこれらのアドレスの記録の削除を要求する情報を含む、ホームエージェントEAへのバインディング更新タイプメッセージを生成する(F36)。第1の方法と同様に、この情報データは、例えば「ライフタイム」フィールドにあってもよく、0の値は、格納されているアドレスの削除を要求する。このサブステップで使用されるプロトコルは、好ましくはHMIPv6である。
このメッセージを受信すると、ホームエージェントEAは、それ自体第2の地域気付けアドレスRCoA−2との対応関係で格納されているIPホームアドレスとの対応関係で格納されている第1の地域気付けアドレスRCoA−1をそのデータベースから削除する。次いでホームエージェントは、格納されている古い第1の地域気付けアドレスRCoA−1を削除したことを通知するために、第1の移動ノードT1へのバインディング承認タイプメッセージを生成する(F37)。
第1の移動ノードT1は、現在その第2の地域気付けアドレスRCoA−2がそのホームエージェントEAに格納されているので、第2の(場合によっては移動)ノードT2から来るデータパケットは、そのホームエージェントEA(F38)、第2の地域気付けアドレスRCoA−2によって指定された第2のアンカーポイントP2(F39)、および第2のローカル気付けアドレスLCoA−2(サブステップF25の後R3に格納された)によって指定された第2のアクセスルータR3(F40)を介した従来の方法では転送されない。
上述した第1および第2の方法は、マイクロモビリティ状況およびマクロモビリティ状況をカバーするために、階層型モビリティ管理を使用した同じIPネットワークに共存していてもよいことに留意することは重要である。これは、移動ノードが、ローカルバインディング更新タイプメッセージおよびバインディング更新タイプメッセージに、二重の一時的なアドレス指定を示す情報ビット(S)を統合するように構成されることを必要とする。これはさらに、本発明によって構成されたホームエージェントが、同じく本発明によって構成されたモビリティアンカーポイントと共存することを必要とする。
本発明は、ほんの一例によって上述されたハンドオーバー方法、ホームエージェント機器、およびモビリティアンカーポイントの実施形態に限定されず、当業者が添付の特許請求の範囲内に含むことを予想し得るすべての変形形態を含む。
階層型モビリティ管理を使用した本発明のIPネットワークの一部分を示す図である。 図1に示された階層型モビリティ管理を使用したIPネットワークにおいて本発明の第1および第2のハンドオーバー方法の例を実施する主な操作を示す図である。
符号の説明
T1 移動ノード
T2 発呼側ノード
EA ホームエージェント機器
LCoA ローカル気付けアドレス
RCoA 地域気付けアドレス
P1、P2 アンカーポイント
R1、R2、R3 アクセスルータ
CP 接続段階

Claims (19)

  1. 移動機器(T1)が関与している呼をハンドオーバーする方法であり、該移動機器が、階層型モビリティ管理を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークに属する、移動機器(T1)にホームエージェント機能を提供するエージェント機器(EA)、アンカーポイント(P1)、および第1の無線アクセス機器(R1)を介して通信機器(T2)とのIP呼をセットアップしており、前記移動機器(T1)が第1のローカルおよび地域気付けアドレスを前記アンカーポイント(P1)に格納させる、呼をハンドオーバーする方法であって、前記移動機器(T1)がローミング中に前記アンカーポイント(P1)に接続されている第2のアクセス機器(R2)を検出した場合、該方法が以下のステップ、すなわち
    1)前記第2のアクセス機器(R2)のアドレスプレフィックスを前記移動機器(T1)に伝え、それに基づいて移動機器が第2のローカル気付けアドレスを構築するステップと、
    2)前記第2のローカル気付けアドレス、前記第1の地域気付けアドレス、および二重の一時的なアドレス指定を示す値を有する情報ビットを前記アンカーポイント(P1)に伝え、アンカーポイントが第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスを格納し、次いで前記移動機器(T1)にアドレス指定されたパケットを、前記第1および第2のローカル気付けアドレスによって指定された第1および第2のアクセス機器(R1、R2)に転送するステップと
    3)第1のアクセス機器(R1)から前記移動機器(T1)を切断し、次いで前記アンカーポイント(P1)で格納されている移動機器(T1)の第1のローカル気付けアドレスを削除して、移動機器にアドレス指定されたパケットを前記ホームエージェント機器(EA)、前記アンカーポイント(P1)、および前記第2のアクセス機器(R2)を介して移動機器に転送するステップと
    の組合せの実行からなることを特徴とする、呼をハンドオーバーする方法。
  2. ステップ1)において、前記第2のアクセス機器(R2)が前記移動機器(T1)に、少なくともそのアドレスプレフィックスを含むルータ通知タイプメッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ステップ1)において、前記移動機器(T1)が、ステートレス自動構成手順によってその第2のローカル気付けアドレスを構築することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の方法。
  4. ステップ2)において、前記移動機器(T1)が、ローカルバインディング更新タイプメッセージによって、前記第2のローカル気付けアドレス、前記第1の地域気付けアドレス、および前記情報ビットを前記アンカーポイント(P1)に伝えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ステップ2)において、前記アンカーポイント(P1)が、前記第1の地域気付けアドレスとの対応関係で前記第2のローカル気付けアドレスを格納した後、ローカルバインディング承認タイプメッセージを前記移動機器(T1)に送信することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ステップ3)において、アンカーポイントが第1の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスの記録のみを保持するように、前記移動機器(T1)が、その第1のローカルおよび地域気付けアドレスを含み、それに対応する記録を削除するよう要求するローカルバインディング更新タイプメッセージを前記アンカーポイント(P1)に送信することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ステップ3)において、前記アンカーポイント(P1)が、前記第1の地域気付けアドレスとの対応関係で前記第2のローカル気付けアドレスの記録を削除した後、ローカルバインディング承認タイプメッセージを前記移動機器(T1)に送信することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 移動機器(T1)が関与している呼をハンドオーバーする方法であり、該移動機器が、階層型モビリティ管理を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークに属する、移動機器(T1)にホームエージェント機能を提供するエージェント機器(EA)、第1のアンカーポイント(P1)、および第1の無線アクセス機器(R1)を介して通信機器(T2)とのIP呼をセットアップしており、前記移動機器(T1)が第1のローカルおよび地域気付けアドレスを前記第1のアンカーポイント(P1)および前記ホームエージェント機器(EA)に格納させる、呼をハンドオーバーする方法であって、前記移動機器(T1)がローミング中に、それ自体前記ホームエージェント機器(EA)に接続されている前記ネットワークの第2のアンカーポイント(P2)に接続されている第2のアクセス機器(R3)を検出した場合、該方法が以下のステップ、すなわち
    1)前記第2のアクセス機器(R3)のアドレスプレフィックスを前記移動機器(T1)に伝え、それに基づいて移動機器が第2のローカルおよび地域気付けアドレスを構築するステップと、
    2)前記第2のローカルおよび地域気付けアドレスを前記第1のアンカーポイント(P1)に伝え、アンカーポイントが第2の地域気付けアドレスとの対応関係で第2のローカル気付けアドレスを格納するステップと、
    3)前記第2の地域気付けアドレス、前記移動機器(T1)のIPホームアドレス、および二重の一時的なアドレス指定を示す値を有する情報ビットを前記ホームエージェント機器(EA)に伝えて、ホームエージェント機器が前記IPホームアドレスとの対応関係で前記第2の地域気付けアドレスを格納し、次いで前記移動機器(T1)にアドレス指定されたパケットを、前記IPホームアドレスとの対応関係で格納された前記第1および第2の地域気付けアドレスによって指定された第1および第2のアンカーポイント(P1、P2)に転送するステップと、
    4)前記移動機器(T1)を第1のアクセス機器(R1)から切断し、次いで前記IPホームアドレスとの対応関係で前記ホームエージェント機器(EA)に格納されている移動機器(T1)の第1の地域気付けアドレスを削除して、移動機器にアドレス指定されたパケットを前記ホームエージェント機器(EA)、前記第2のアンカーポイント(P2)、および前記第2のアクセス機器(R3)を介して移動機器に転送するステップと
    の組合せの実行からなることを特徴とする、呼をハンドオーバーする方法。
  9. ステップ1)において、前記第2のアクセス機器(R3)が前記移動機器(T1)に、少なくともそのアドレスプレフィックスを含むルータ通知タイプメッセージを送信することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. ステップ1)において、前記移動機器(T1)が、ステートレス自動構成手順によってその第2のローカルおよび地域気付けアドレスを構築することを特徴とする請求項8または9のいずれかに記載の方法。
  11. ステップ2)において、前記移動機器(T1)が、バインディング更新タイプメッセージによって、前記第2のローカルおよび地域気付けアドレスを前記第2のアンカーポイント(P2)に伝えることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. ステップ2)において、前記第2のアンカーポイント(P2)が、前記第2の地域気付けアドレスとの対応関係で前記第2のローカル気付けアドレスを格納した後、バインディング承認タイプメッセージを前記移動機器(T1)に送信することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. ステップ3)において、前記移動機器(T1)が、バインディング更新タイプメッセージによって、前記第2の地域気付けアドレス、IPホームアドレス、および情報ビットを前記ホームエージェント機器(EA)に送信することを特徴とする請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. ステップ3)において、前記ホームエージェント機器(EA)が、前記IPホームアドレスおよび前記第1の地域気付けアドレスとの対応関係で前記第2の地域気付けアドレスを格納した後、バインディング承認タイプメッセージを移動機器(T1)に送信することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. ステップ4)において、ホームエージェント機器がIPホームアドレスとの対応関係で第2の地域気付けアドレスの記録のみを保持するように、前記移動機器(T1)が、その第1の地域気付けアドレスおよびそのIPホームアドレスを含み、前記第1の地域気付けアドレスの記録を削除するよう要求するバインディング更新メッセージを前記ホームエージェント機器(EA)に送信することを特徴とする請求項8から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. ステップ4)において、前記ホームエージェント機器(EA)が、前記第1の地域気付けアドレスの記録を削除した後、前記第1の移動機器(T1)に、バインディング承認タイプメッセージを送信することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 請求項1から7のいずれか一項に記載のハンドオーバー方法の一部分を実施するよう構成されていることを特徴とする階層型モビリティ管理を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークのモビリティアンカーポイント(P1;P2)。
  18. 請求項8から16のいずれか一項に記載のハンドオーバー方法の一部分を実施するよう構成されていることを特徴とする階層型モビリティ管理を使用したインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークのホームエージェント機器(EA)。
  19. 階層型モビリティ管理を使用したMIPv6タイプの通信ネットワークにおける、請求項1から18のいずれか一項に記載のハンドオーバー方法、モビリティアンカーポイント(P1;P2)およびホームエージェント機器(EA)の使用。
JP2006179072A 2005-06-30 2006-06-29 階層型モビリティ管理を使用したip通信ネットワークにおけるマイクロモビリティ状況またはマクロモビリティ状況での移動ノードが関与する呼のデータの二重送信によるハンドオーバーの方法 Withdrawn JP2007013978A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0551834A FR2888079B1 (fr) 2005-06-30 2005-06-30 Procede de transfert, par double transmission de donnees, d'une communication impliquant un noeud mobile en situation de micro ou macro mobilite au sein d'un reseau de communication ip a gestion de mobilite hierarchique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007013978A true JP2007013978A (ja) 2007-01-18

Family

ID=35457714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006179072A Withdrawn JP2007013978A (ja) 2005-06-30 2006-06-29 階層型モビリティ管理を使用したip通信ネットワークにおけるマイクロモビリティ状況またはマクロモビリティ状況での移動ノードが関与する呼のデータの二重送信によるハンドオーバーの方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8125966B2 (ja)
EP (1) EP1791319B1 (ja)
JP (1) JP2007013978A (ja)
KR (1) KR20070003696A (ja)
FR (1) FR2888079B1 (ja)
WO (1) WO2007003846A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166124A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Advanced Telecommunication Research Institute International 上位中継装置、下位中継装置、移動端末、通信方法、及びプログラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100788898B1 (ko) * 2006-09-29 2007-12-27 한국전자통신연구원 패킷 손실을 줄이기 위한 핸드오버 방법
CN101458323B (zh) * 2009-01-04 2012-01-18 北京航空航天大学 动态节点定位方法
CN103475752B (zh) * 2013-09-26 2016-06-15 常熟理工学院 一种下一代车载网地址配置的实现方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH689881A8 (fr) * 1995-12-13 2000-02-29 Bauer Eric Procédé de gestion d'accés concurrents et dispositif pour sa mise en oeuvre.
ATE469522T1 (de) * 2000-10-18 2010-06-15 Ericsson Telefon Ab L M Nahtlose weiterreichung bei mobile ip
WO2003032588A1 (fr) * 2001-10-02 2003-04-17 Ntt Docomo, Inc. Systeme de controle de mobilite, noeud mobile utilise dans ce systeme, procede de controle de mobilite, programme de controle de mobilite et noeud de controle de mobilite
KR100510127B1 (ko) * 2002-12-31 2005-08-25 삼성전자주식회사 무선랜 환경에서 핸드오버 방법 및 모바일 노드의핸드오버 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166124A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Advanced Telecommunication Research Institute International 上位中継装置、下位中継装置、移動端末、通信方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1791319B1 (fr) 2017-05-10
FR2888079B1 (fr) 2007-08-10
US8125966B2 (en) 2012-02-28
FR2888079A1 (fr) 2007-01-05
WO2007003846A3 (fr) 2007-06-14
EP1791319A1 (fr) 2007-05-30
WO2007003846A2 (fr) 2007-01-11
US20070025323A1 (en) 2007-02-01
KR20070003696A (ko) 2007-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5072864B2 (ja) 通信システム及びドメイン管理装置
US20100215019A1 (en) Detection of mobility functions implemented in a mobile node
JP4607998B2 (ja) 異なるアドレス空間におけるモバイルIPv6のルート最適化
JP5048761B2 (ja) 通信セッションのためのロケーション・プライバシーとルート最適化とを同時に実施する方法及び装置
KR100879985B1 (ko) 비손실 모바일 ip 패킷 전달 방법 및 그 시스템
US20070014262A1 (en) Method for handling over a call involving a mobile node in a macromobility situation in an IP communication network using hierarchical routing
JP2009529265A (ja) 動的ルータ広告を使用する高速ハンドオーバのための方法及びシステム
JP2008289110A (ja) ネットワーク主導型移動管理プロトコルにおける通信経路を最適化するシステム、アクセスゲートウェイ、ホームエージェント、およびプログラム
JPWO2009066438A1 (ja) アドレス割り当て方法、アドレス割り当てシステム、モバイルノード及び代理ノード
JP2009529267A (ja) 移動通信システムでの移動ノード用のデフォルト・ルータの高速構成
CN101855882A (zh) Ip版本转变情况下的移动ip路由优化
JP2011050108A (ja) 通信システム及び通信システムの通信方法
EP2471246B1 (en) Network prefix selection
EP1841184A1 (en) Efficient IP address configuration in mobile networks with multiple mobility anchor points (MAPs)
JP2007013978A (ja) 階層型モビリティ管理を使用したip通信ネットワークにおけるマイクロモビリティ状況またはマクロモビリティ状況での移動ノードが関与する呼のデータの二重送信によるハンドオーバーの方法
JPWO2005043839A1 (ja) 通信ハンドオーバ方法及び通信ハンドオーバ用プログラム並びに通信システム
KR100989732B1 (ko) HMIPv6 네트워크 기반 핸드오버 제어 방법 및 이를 위한 액세스 라우터와 모바일 노드
JP2008541516A (ja) IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイ
US20150009977A1 (en) Method and system for managing the mobility of a mobile network
EP1841143A1 (en) Efficent handover of a mobile node within a network with multiple anchor points
KR20070017066A (ko) 모바일 네트워크 상의 모바일 노드에 대하여 빠른 모바일IPv6를 적용하는 방법, 이를 위한 모바일 라우터, 및모바일 네트워크
Lee et al. Global mobility management scheme with interworking between PMIPv6 and MIPv6
US8040851B2 (en) Method and system of reducing handover time in mobile IP network
KR20100084913A (ko) PMIPv6를 이용한 이동 네트워크의 핸드 오프 수행 방법 및 시스템
Govil et al. IPv6: Mobility management and roaming between IPv6 and IPv4

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090901