JP2009529267A - 移動通信システムでの移動ノード用のデフォルト・ルータの高速構成 - Google Patents

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Abstract

本発明は、移動通信システムで移動ノード用のデフォルト・ルータを迅速に構成するための方法に関する。デフォルト・ルータは、発信データを送信するために移動ノードにより使用される。移動ノードは、それぞれ第1及び第2のルータに接続している第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアに移動する。デフォルト・ルータを更新するために、移動ノードのネットワークへの接続が変化した後で、新しい第2のルータは、そのデフォルト・ルータが新しいルータに変わったという通知を移動ノードに送信することができる。本発明によれば、第2のルータは、また、移動ノードに古い第1のルータの時間満了を知らせるためにメッセージを送信することができる。新しいルータも、移動ノードの発信データに対する新しい第1のホップ・ルータについての表示を含むメッセージを送信することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動通信システムでの移動ノード用のデフォルト・ルータを構成するための方法、さらに移動ノードとデータを交換するためのルータ、さらにルータを介してネットワークと通信するための移動ノードに関する。
インターネット・プロトコルの新バージョンIPv6が現在作成中であるが、以前のインターネット・プロトコル・バージョン4、IPv4もコンピュータを世界中に接続するための信頼性が高く、安全な方法を提供する。IPv6の主な目的は、十分なアドレス空間を提供することであり、そのためアドレス指定のために128ビット技術が現在実施されている。さらに、新バージョンの設計は、IPv4の他の欠点のうちのいくつかを克服するいい機会であると思われた。例えば、IPv4は、当初移動ユーザのサポートを念頭において設計されなかった。何故なら、移動性は、インターネットの当初には問題にはならなかったからである。しかし、IPv6の場合には、移動性は当初からプロトコル内に織り込まれ、それにより基本的な機構のよりよいサポート及び統合が行われた。
それ故、移動IPv6は、IPv6ノードを移動することができるようにする、すなわち、上位レイヤの接続性を維持しながら、IPv6ノードが世界中の種々のネットワークに移動することができるようにするために使用するプロトコル及び機構を含む。移動IPv6の主な利点は、移動ノード(MN)が位置及びアドレスを変更しても、そこを通して移動ノードが通信している現在の接続が維持されることである。すなわち、MIPv6を使用すれば、インターネットの任意の新しい位置に到達できる状態(reachable)で、現在の接続を維持するために、インターネットへの接触点がどこであれ、いつでも1つのアドレス、すなわち、特定のホーム・アドレスを維持することができる。
これを達成するために、移動ノードに永久に割り当てられていて、そこを通して移動ノードがいつでも到達することができる特定のホーム・アドレスとの移動ノードへの接続が確立される。さらに、外国のネットワークに依存するアドレスは、さらに各新しい位置において移動ノードに割り当てられる。ホーム・エージェント(HA)と呼ばれるホーム・ネットワーク内のあるエンティティでこの2つの異なるアドレスを結合すれば、移動ノードがそのホーム・ネットワーク内に位置していない場合に、ホーム・ネットワーク内のバインディング・エンティティを介して移動ノードにデータをルーティングすることができる。
新しいネットワーク・エリアに入ると、それにより移動ノードが現在の接続を維持することができるハンドオーバ手順が、通常、開始する。移動ノードが、あるネットワーク・エリアに属するあるアクセス・ルータ(AR)から、第2のネットワーク・エリアに属する他のARに移動すると、移動ノードは、新しいARの位置に基づいて新しいIPアドレスを構成しなければならない。
通常、MNがIPレイヤにおいてハンドオーバを行うと、同様に、移動ノードに対するデフォルト・ルータでもあるサービス提供ARも変更しなければならない。すなわち、MNは、デフォルト・ルータのネットワーク・レイヤ及びリンク・レイヤのアドレスも変更しなければならない。デフォルト・ルータは、移動ノードが適当な第1のホップ・ルータとして使用するルータである。移動ノードからの発信データのほとんどすべては、最初にデフォルト・ルータに送信される。次に、デフォルト・ルータは、対応する次のルータへのデータの宛先アドレスによりデータを転送する。MNが通信する対応するノード(CN)が、CNがMNと同じネットワーク・エリア内に位置することを意味するオン・リンク状態にある場合には、デフォルト・ルータ(DR)は使用されない。それ故、ルータを変更する必要はない。
IPv6オペレータは、アクセス・ルータが送信したルータ広告メッセージ(RA)内で、対応するオン・リンク・フラグを「0」になるように構成することができる。そのため、MNは、対応するノードの位置が何処であれ、すべてのデータ・パケットをDRに送信する。この場合、DRは、移動ノードに対する唯一の次ホップである。
移動ノードに対するデフォルト・ルータを選択するために、移動ノードは、宛先キャッシュ(DC)、近隣キャッシュ(NC)、デフォルト・ルータ・リスト(DRL)及びプレフィックス・リスト(PL)であるいくつかの情報テーブルを使用する。以下にこれらの素子の概要を示す。
・宛先キャッシュは、最近データ・パケットを送信した宛先ノード(CN)のIPアドレスを格納する。宛先キャッシュは、次ホップ近隣のIPアドレスに宛先IPアドレスをマッピングする。
・近隣キャッシュは、(リンク・ローカル・ネットワークに接続しているノード、すなわち、オン・リンク・ノードの)オン・リンク・ユニキャストIPアドレスを格納し、例えば、そのリンク・レイヤ・アドレス及び近隣がルータであるのか又は(Isルータと呼ばれる)ホストであるか否かを示すフラグのような情報を含む。
・プレフィックス・リストは、オン・リンク状態にある一組のアドレスを定義するプレフィックスを格納する。プレフィックス・リスト・エントリは、ルータ広告メッセージにより受信した情報から生成される。各エントリは、無効になった場合に、プレフィックスを期限切れにするために使用したルータ広告メッセージから抽出される関連する無効タイマ値を有する。
・デフォルト・ルータ・リストは、パケットを送信することができるルータを含む。ルータ・リスト・エントリは、近隣キャッシュ内のエントリをポイントする。デフォルト・ルータを選択するためのアルゴリズムは、その到達可能性が疑わしいこれらを通して到達できることが分かっているルータを優先する。また各エントリは、もはや広告しないエントリを削除するために使用したルータ広告メッセージから抽出した関連する無効タイマ値を有する。
宛先にパケットを送信する場合には、移動ノードは、適当な次ホップのIPアドレスを決定するために、すなわち、「次ホップ決定」と呼ばれる動作を行うために、宛先キャッシュ、プレフィックス・リスト及びデフォルト・ルータ・リストの組合わせを使用する。次ホップのIPアドレスが分かった場合には、近隣についてのリンク・レイヤ情報を知るために近隣キャッシュが参照される。MNが新しいルータからRAを受信した場合はいつでも、MNは、近隣キャッシュ内にデフォルト・ルータ・リスト及びプレフィックス・リストを新たにエントリする。
すでに説明したように、移動ノードのアクセス・ルータを変更した後で、移動ノードは、移動ノードからの発信データが送信されるルータであるそのデフォルト・ルータを変更しなければならない。しかし、自身が接続しているアクセス・ルータが変更されたのに移動ノード気が付くまでに時間がかかる場合がある。さらに、通常、現在のDRのエントリは、到達することができないことが分かるまで変更されない。
移動ノードが、以前のルータに到達することができるかどうか分からない場合には、MNは、近隣到達不能検出(NUD:Neighbor Unreachability Detection)手順を開始することができる。それにより、近隣への到達の失敗を検出することができるし、又は移動ノードから近隣への転送経路の故障も検出することができる。NUDは、近隣に送信したパケットが実際にその近隣に送信され、そのIPレイヤにより適切に処理されたのか確かな確認を必要とする。NUDを行っている移動ノードは、ルータのキャッシュしたリンク・レイヤ・アドレスへ近隣要請メッセージ(NS)を送信することができ、要請した近隣広告メッセージ(NA)の後での受信は、転送経路が作動していることを示す。要請しなかったNAを受信した場合には、近隣が、例えば、変更したリンク・レイヤ・アドレスをアナウンスするための急ぎの情報を有していること、それ故、前に送信したNSの確認として受け入れられないことを示唆している。移動ノードは、連続して3つのNSを送信した後で近隣に到達できないこと、及び要請したNAを受信していないことを判定する。次に、新しいデフォルト・ルータを選択することができる。このような場合、MNは、デフォルト・ルータ・リストから次のエントリを選択する。
それ故、移動ノードは、NUDが完了するまでそのデフォルト・ルータを更新しない。
異なるIPリンクに属する古い及び新しいAR間のハンドオーバのシナリオの場合には、新しいARによるRAメッセージは、古いARからのもの以外のいくつかのプレフィックスを有する。このような場合、MNは、IPリンクが変化したと判定する。何故なら、新しい及び古いARからの一組のIPプレフィックスが異なっているからである。
ハンドオーバのもう1つのシナリオの場合には、古い及び新しいARは、同じネットワークをベースとする局地化移動性管理(NETLMM)領域に属する。この領域のARは、同じ一組のIPプレフィックスを広告する。そのため、MNは、古いARにおいてすでに構成したIPアドレスを依然として使用することができる。このシナリオの場合には、新しい及び古いARが送信したRAメッセージは、同じ一組のIPプレフィックスをアナウンスする。それ故、MNは、IPリンクが変化したと判定することができず、DRエントリに対するNUDを開始しない。この場合、現在のDRにはもはや到達することができないことをMNが知るにはもっと長い時間がかかる。
ハンドオーバ中にそのアクセス・ルータを変更する移動ノードに関する結果として起こる問題は、到達することができない「古い」デフォルト・ルータが、さらに、MNからの発信データが送信されるルータとしてさらに使用されるために、移動ノードから対応するノードへのアップリンク通信が中断する恐れがあることである。
上記問題から分かるように、本発明の1つの目的は、異なるルータ間のハンドオーバ中に、移動ノードと対応するノードとの間でシームレス通信を行うための方法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、異なるルータ間のハンドオーバ中に、移動ノード用の次ホップ・ルータの更新のための遅延を最小限度まで低減することである。
上記目的は、独立請求項の主題により解決することができる。本発明の有利な実施形態は、独立請求項の主題である。
本発明の1つの態様を使用すれば、移動ノードは、ハンドオーバ中にそのデフォルト・ルータをもっと速く変更することができる。このことは、新しいルータから、デフォルト・ルータ又は適当な第1のホップ・ルータに変更しなさいという移動ノードに対する指示を含むメッセージを送信することにより行うことができる。また、デフォルト・ルータに古いルータの失敗について通知することもできる。それにより、移動ノードは、そのデフォルト・ルータを変更し、新しく到達することができるルータである適当なルータに発信データを送信することができる。
本発明のある実施形態は、移動ノード用のデフォルト・ルータを構成するための方法を提供する。デフォルト・ルータは、移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、移動ノードは、移動通信システム内の第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアに移動する。第1のルータは、第1のネットワーク・エリアに接続していて、第2のルータは、第2のネットワーク・エリアに接続している。移動ノードの接続が第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアに変化した場合には、移動ノードは、第2のネットワーク・エリア内に位置していて、第1のルータは、移動ノード用のデフォルト・ルータを維持する。この構成は、移動ノードが第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、移動ノードから、第1のルータ宛の近隣要請メッセージ(NS)を送信するステップを含む。近隣要請メッセージは、第1のルータのアドレス情報及び移動ノードのアドレス情報を含み、第2のルータにおいて受信される。さらに、第2のルータのアドレス情報を含む第1のルータ広告メッセージは、第2のルータから移動ノードに送信される。さらに、第1のルータのアドレス情報及び第1のルータの時間満了(expiration)に関する情報を含む第2のルータ広告メッセージは、第2のルータから移動ノードに送信される。移動ノードにおいて第2のルータから第1及び第2のルータ広告メッセージを受信した後で、移動ノードは、移動ノード用のデフォルト・ルータとして、第1のルータの代わりに第2のルータを構成する。
この方法を使用すれば、移動ノードは、高速で第1のホップ・ルータを構成することができる。パケットの喪失は起こらない。何故なら、移動ノードは到達不能な古いルータについて通知を受け、それにより適当な到達することができる新しいルータを選択するか、強制的に選択するからである。
本発明の有利な実施形態の場合には、第1のルータが時間満了になった場合の第2のルータ広告メッセージ内の情報は、第1のルータの持続時間(ライフタイム)のパラメータである。好適には、上記持続時間のパラメータは、第2のルータによりゼロに設定することができるものであることが好ましい。1つの可能な利点は、1つのパラメータだけを設定するだけでよいので、空間を非常に節約することができ、それ以上のペイロード・ビットを必要としないことである。
他の実施形態の場合には、第2のルータにおいて、近隣要請メッセージ内の移動ノードのアドレス情報を使用することにより、移動ノードが第2のネットワーク・エリア内で新しいものであるか否かが判定される。移動ノードのアドレス情報は、近隣要請メッセージのIPソース・アドレスとして使用される。さらに、第2のルータは、近隣要請メッセージ内の第1のルータのアドレス情報を使用して、移動ノード用のデフォルト・ルータを決定することができる。好適には、第1のルータのアドレス情報は、近隣要請メッセージのターゲット・アドレスとして使用することが好ましい。1つの利点は、第2のルータに、必要な情報が効率的に提供されることである。追加の信号は必要ない。
本発明は、移動ノードとデータを交換するためのルータを提供する。このルータは、第1のネットワーク・エリアと接続していて、移動ノードは、移動通信システムで第2のネットワーク・エリアから第1のネットワーク・エリアに移動する。第2のルータは、第2のネットワーク・エリアに接続していて、移動ノードは第1のネットワーク・エリア内に位置する。ルータは、第2のルータ宛の第1の近隣要請メッセージを受信することができる受信機を備える。近隣要請メッセージは、第2のルータ及び移動ノードのアドレス情報を含む。プロセッサは、第1の近隣要請メッセージを処理することができ、さらに、ルータのアドレス情報を含む第1の近隣要請メッセージに応じて、第1のルータ広告メッセージを生成することができる。プロセッサは、さらに、第1の近隣要請メッセージに応じて、第2のルータ広告メッセージを生成することができる。第2のルータ広告メッセージは、第2のルータのアドレス情報及び第2のルータの時間満了に関する情報を含む。送信機は、移動ノードに第1及び第2のルータ広告メッセージを送信することができる。このようなルータは、移動ノードにそのデフォルト・ルータを変更するように通知することができるが、移動ノードは、到達することができない古いルータにまだ気が付かない場合がある。
本発明は、ルータを介してネットワークと通信するための移動ノードを提供する。移動ノードは、第1のルータに接続している第1のネットワーク・エリアに接続される。ネットワーク内の移動ノードの接続が変化する。移動ノードは、移動ノードの接続の変化を検出することができるプロセッサを備える。プロセッサは、さらに、接続の変化を検出した場合に、第1のルータ宛の少なくとも1つの近隣要請メッセージを生成することができる。近隣要請メッセージは、第1のルータのアドレス情報及び移動ノードのアドレス情報を含む。送信機は、第1のルータ宛の少なくとも1つの近隣要請メッセージを送信することができる。それにより、移動ノードは、接続が変化する度に、デフォルト・ルータにメッセージを送信することができる。
本発明の他の実施形態は、移動ノードのデフォルト・ルータを構成するための方法を提供する。デフォルト・ルータは、移動ノードから発信データが送信されるルータである。移動ノードは、移動通信システムで第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアへ移動する。第1のルータは、第1のネットワーク・エリアに接続していて、第2のルータは、第2のネットワーク・エリアに接続している。移動ノードの接続が第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアに変化した場合には、移動ノードは、第2のネットワーク・エリア内に位置していて、第1のルータは、移動ノードに対するデフォルト・ルータである。移動ノードが第2のネットワーク・エリアに接続された場合には、移動ノードは、第1のルータのアドレス情報及び移動ノードのアドレス情報を含む第1のルータ宛の近隣要請メッセージを送信する。それ故、第2のルータは、移動ノードから近隣要請メッセージを受信し、第2のルータから移動ノードにリダイレクト・メッセージを送信する。リダイレクト・メッセージは、第2のルータのアドレス情報及び第2のルータを移動ノードから発信データが送信されるルータとして使用するようにとの移動ノードに対する指示を含む。移動ノードにおいてリダイレクト・メッセージを受信した場合には、移動ノードは、第1のルータの代わりに第2のルータに発信データを送信するが、第1のルータは、デフォルト・ルータとして構成されている。
ある有利な実施形態の場合には、第2のルータは、第2のルータにおいて移動ノードから近隣要請メッセージを受信した場合、移動ノードに第2のルータのアドレス情報を含むルータ広告メッセージを送信する。それにより、移動ノードは、到達することができるルータの内部データベースを更新することができる。
本発明の一実施形態は、移動ノードとデータを交換するためのルータを提供する。このルータは第1のネットワーク・エリアに接続していて、移動ノードは、移動通信システム内を第2のネットワーク・エリアから第1のネットワーク・エリアに移動する。第2のルータは、第2のネットワーク・エリアに接続していて移動ノードは、第1のネットワーク・エリア内に位置する。ルータは、第2のルータ及び移動ノードのアドレス情報を含む第2のルータ宛の第1の近隣要請メッセージを受信することができる受信機を備える。プロセッサは、第1の近隣要請メッセージを処理することができ、さらに、第1の近隣要請メッセージに応じて、リダイレクト・メッセージを生成することができる。リダイレクト・メッセージは、ルータのアドレス情報、及び移動ノードから発信データを送信するためにルータを使用するようにとの移動ノードに対する指示を含む。さらに、送信機は、移動ノードにリダイレクト・メッセージを送信することができる。
本発明は、移動ノード用のデフォルト・ルータを構成するための方法を提供する。デフォルト・ルータは、移動ノードから発信データが送信されるルータである。移動ノードは、移動通信システム内を第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアへ移動する。第1のルータは、第1のネットワーク・エリアに接続していて、第2のルータは、第2のネットワーク・エリアに接続している。移動ノードの接続が第1のネットワーク・エリアから第2のネットワーク・エリアに変化した場合には、移動ノードは、第2のネットワーク・エリア内に位置する。第1のルータは、移動ノード用のデフォルト・ルータである。移動ノードが第2のネットワーク・エリアに接続された場合には、移動ノードは、移動ノードのアドレス情報を含む近隣要請メッセージを送信する。第2のルータは、移動ノードからルータ要請メッセージを受信し、移動ノードにルータ広告メッセージを送信する。ルータ広告メッセージは、第2のルータのアドレス情報及びデフォルト・ルータとして第2のルータを使用するようにとの移動ノードに対する指示を含む。移動ノードにおいてルータ広告メッセージを受信した場合には、移動ノードは、移動ノード用のデフォルト・ルータとして第1のルータの代わりに第2のルータを構成する。
本発明のある有利な実施形態によれば、デフォルト・ルータとして第2のルータを使用するようにとのルータ広告メッセージ内の移動ノードに対する指示はフラグである。フラグは、メッセージの予め構成した予約したフィールド内で1つのビットとして実施することができる。それ故、この実施は非常に容易である。
本発明は、移動ノードとデータを交換するためのルータを提供する。ルータは、第1のネットワーク・エリアと接続していて、移動ノードは、移動通信システムで第2のネットワーク・エリアから第1のネットワーク・エリアに移動する。第2のルータは、第2のネットワーク・エリアに接続していて、移動ノードは第1のネットワーク・エリア内に位置する。ルータは、移動ノードのアドレス情報を含む近隣要請メッセージを受信することができる受信機を備える。プロセッサは、ルータ要請メッセージを処理することができ、さらに、ルータ要請メッセージに応じて、ルータ広告メッセージを生成することができる。生成したルータ広告メッセージは、ルータのアドレス情報及びデフォルト・ルータとしてルータを使用するようにとの移動ノードに対する指示を含む。さらに、送信機は、移動ノードにルータ広告メッセージを送信することができる。
本発明は、ルータを介してネットワークと通信するための移動ノードを提供する。移動ノードは、第1のルータに接続している第1のネットワーク・エリアと接続され、ネットワーク内の移動ノードの接続が変化する。移動ノードは、移動ノードの接続の変化を検出することができるプロセッサを備える。プロセッサは、さらに、接続の変化を検出した場合に、移動ノードのアドレス情報を含むルータ要請メッセージを生成することができる。送信機は、ルータ要請メッセージを送信することができ、受信機は、第2のルータのアドレス情報及び移動ノード用のデフォルト・ルータとして第2のルータを使用するようにとの指示を含む、第2のルータからのルータ広告メッセージを受信することができる。プロセッサは、さらに、移動ノード用のデフォルト・ルータとして第2のルータを使用するようにとの指示を処理することができる。さらに、プロセッサは、移動ノード用のデフォルト・ルータとして第2のルータを構成することができる。
添付の図面を参照しながら以下に本発明についてさらに詳細に説明する。図面内の類似又は対応する詳細は、同じ参照番号で表示してある。
本発明の種々の実施形態について以下に説明する。大部分の実施形態については、IPv6通信システムを参照しながら説明するが、これは単に例示としてのものに過ぎないし、以降の説明で使用する用語は主としてIPv6用語に関するものである。しかし、IPv6アーキテクチャについての用語及び実施形態の説明は、本発明の原理及びアイディアをこのようなシステムに制限するものではない。
また、上記技術的背景内の詳細な説明は、単に以下の説明に記載する大部分IPv6特定の例示としての実施形態をよりよく理解してもらうためのものであり、本発明を移動通信ネットワーク内のプロセス及び機能の上記特定の実施に限定するものと解釈すべきではない。
本発明によれば、近隣要請(NS)メッセージは、主として2つの行動を行うためにノードが送信するメッセージであると定義することができる。第1の行動は、近隣のリンク・レイヤ・アドレスを決定することであってもよい。第2の行動は、依然としてキャッシュしたリンク・レイヤ・アドレスを介して近隣に到達することができることを確認することであってもよい。
本発明によれば、ルータ要請(RS)メッセージは、その次のスケジュールした時間ではなく、直ちにルータ広告メッセージを生成するようにルータに要求するために、ホストがルータに送信するメッセージであると定義することができる。
本発明によれば、ルータ広告(RA)メッセージは、その存在を広告するためにルータが送信するメッセージであると定義することができる。このことは、種々のリンク及びインターネット・パラメータと一緒に行うことができる。RAメッセージは、周期的に、又はルータ要請メッセージに応じて送信される。RAは、さらに、オン・リンク決定及び/又はアドレス構成のために使用されるプレフィックスを含むことができる。
本発明によれば、リダイレクト・メッセージは、ホストに特定の宛先に到達するためのよりよい第1のホップ・ノードについて知らせるために、ルータが送信するメッセージであると定義することができる。
本発明によれば、ネットワークへの移動ノードの接続は、移動ノードとその第1のホップ・リンク・レイヤ・エンティティとの間の接続であると定義することができる。通常、例えば、基地局のような第1のホップ・リンク・レイヤ・エンティティは、例えば、アクセス・ルータのような第1のホップ・ネットワーク・レイヤ・エンティティとは異なるものであり、さらに、複数のリンク・レイヤ・エンティティを1つのネットワーク・レイヤ・エンティティに接続することができる。
本発明によれば、ルータの時間満了は、ルータの持続時間の中断であると定義することができる。
図1は、本発明の一実施形態による移動通信システムである。移動ノード(MN)106は、ルータAR2 104に接続している第2のネットワーク・エリア105内に位置する。移動ノードは、以前は他のルータAR1 102に接続している第1のネットワーク・エリア103内に位置していた。移動ノード106は、現在のネットワーク・エリアに接続しているルータとデータの交換をする。
第2のルータAR2 104と移動ノード106との間の接続107により、これら2つのエンティティ間でデータを交換することができる。第1のルータ102には、移動ノード106のためにこれ以上到達することはできない。何故なら、MN106は、もはや第1のネットワーク・エリア103内に位置していないで、他のネットワーク・エリア105内に位置しているからである。それ故、第1のルータAR1 102からの接続108は、MN106とのデータの交換のためには使用することができない。それ故、MN106が、ルータが変わったことに気が付いていない場合には、MN106は、依然としてルータAR1 102にデータを送信するが、第1のルータAR1には到達することができない。それ故、このような事態になると、データ・パケットが喪失することになる。
変化が起こった直後にルータが変わったことについて移動ノードに通知しなければならない。そうしないと、以前のルータが一時的に使用されるためにパケットが喪失する恐れがある。それ故、移動ノードは、発信データを送信するために自身が使用しているデフォルト・ルータを変更しなければならない。
移動ノードがアクセス・ルータを変更した場合には、新しい接続を確立するために多数の信号及び処理が必要になる。図9は、多くのステップを含む標準移動IPv6のためのハンドオーバ手順である。最初に、MNは、新しいレイヤ2(L2)リンクを検出しなければならない。次に、MNは、レイヤ2ハンドオーバを実行することができる。その後で、MNは、例えば、ルータAR2 104のような新しいアクセス・ルータに対応するレイヤ3(L3)リンクの変化を検出しなければならない。次のステップ中に、MNは、新しいルータ及び新しいアクセス・ルータ(AR)アドレスの新しいレイヤ3(L3)のプレフィックスを発見しなければならない。その後で、MNは、新しいCoAを入手しなければならないし、おそらく重複アドレス検出(DAD)手順を行わなければならない。次に、MNは、新しい位置におけるMNにIPパケットを最終的に送出することができる前に、HAに、おそらくCNにバインディング・アップデート・メッセージを送信しなければならない。
標準移動IPv6の場合で、例えば、通常、周期的に送信されるある数のルータ広告(RA)メッセージを受信しなかった場合には、移動ノードによりレイヤ3リンクの変化が検出される。この状態をチェックするためにタイマを使用することができる。さらに、DAD手順も、タイマに基づいていて、ノードは、試験的アドレスを含み、同じアドレスのノードからの応答を待機する近隣要請(NS)メッセージを送信しなければならない。明らかに、移動IPのハンドオーバ手順は非常に長い時間がかかり、遅延感知通信用途を使用ができなくなる恐れがある。
移動ノードによりレイヤ3の変化が検出された後で、通常、移動ノード用のデフォルト・ルータを、図1の場合には第2のルータAR2 104である、新しいサービス提供アクセス・ルータに変更しなければならない。デフォルト・ルータを変更すると、移動ノードは、到達できない以前のルータの代わりに、到達できる新しいルータにデータ・パケットを送信することができるようになる。
図2は、移動ノードがそのデフォルト・ルータを変更することができるようにする、一実施形態による信号送信手順である。
ハンドオーバ手順の速度を速くするために、本発明は、MNにおけるリンク・レイヤは、リンク・レイヤ・ハンドオーバを完了した後で、「レイヤ2リンク・アップ」イベントを生成するものと仮定する。「リンク・アップ」イベントは、現在のDRに対する近隣到達不能検出(NUD)を開始するために、MNをトリガするために使用することができる。このことは、この場合はAR1である古いARに対する近隣要請(NS)メッセージのMNによる生成及び送信を含む。しかし、本発明によれば、NUD手順をトリガしないでNSメッセージを送信することもできる。さらに、第1のルータAR1及び移動ノードMNのアドレス情報を含む近隣要請メッセージ類似のメッセージを送信することもできる。
NSメッセージは、ユニキャストを介して送信することができる。図3は、NSメッセージのメッセージ・フォーマットである。
L2ヘッダ内のリンク・レイヤ宛先アドレス(L2−DA)は、IPv6内の通常の実施によるルータのMACアドレスであってもよい、AR1のユニキャスト・リンク・レイヤ・アドレスである。L3ヘッダ内のNSメッセージのIP宛先アドレス(IP−DA)は、AR1のリンク・ローカル・アドレスである。L3ヘッダ内のNSメッセージのIPソース・アドレス(IP−SA)は、MNのリンク−ローカル・アドレスである。
また、特定の実施のために、MNが、MN−MACであってもよい「ソース・リンク・レイヤ・アドレス」オプション内のそのリンク・レイヤ・アドレスを含んでいなければならない場合がある。このオプションがある場合には、AR2は、新しいルータAR2が移動ノードのリンク・レイヤ・アドレスへ、移動ノードのIPアドレス宛の入力パケットを転送することができるようにするその近隣キャッシュ内にMNを含むことができる。しかし、この有利な実施形態は、本発明の機能のための本質的なものではない。移動ノードのリンク・レイヤ・アドレスも、NSメッセージの異なるフィールド内に入れることができる。
新しいARのリンク・レイヤ・インターフェースは、さらに、乱雑なモードで、すなわち、そのリンク・レイヤ・アドレス又はマルチキャスト・アドレス宛でないリンク・レイヤ・メッセージを受け容れるように構成することができる。
しかし、例えば、IPレイヤのようなもっと高いレイヤでのパケットの処理を制限するために、新しいARは、ルータの予め定義したリスト宛のパケットだけを通すフィルタリング機能を実施することができる。これらのルータは、MNが新しいルータに移動することができる新しいルータの近隣ARであってもよい。近隣ARのリストは、ネットワーク・オペレータにより手動で構成することができる。この考慮は有利であるが、本発明の機能にとって本質的なものではない。
AR2のIPレイヤは、移動ノードから、移動ノードの現在のデフォルト・ルータAR1に宛てたNSメッセージを受信する。AR2は、受信したNSメッセージのIPソース・アドレスから、MNがAR2のネットワーク・エリアに対する新しいものであることを認識する。さらに、AR2は、IP宛先アドレスから、MNの以前のARがAR1であると判定することができる。新しいルータAR2は、受信したNSメッセージに応じて、要請したルータ広告メッセージ(RA)をできるだけ速くMNに送信するように変更される。図2の場合には、このルータ広告メッセージをRA(AR2)で示してある。何故なら、このメッセージがAR2のソースIPアドレスを含むRAメッセージであるからである。
図4は、ルータ広告メッセージを示す。RAメッセージは、ルータ持続時間パラメータのようないくつかのフィールドを含み、この場合は、フラグM、O及び新しく導入したフラグDであるオプションとしてのパラメータ用のいくつかの予約したビットを含む。
MNがRAメッセージRA(AR2)を受信した場合には、MNは、第2のルータAR2のアドレス情報を含む、AR2の情報を含む移動ノード用の近隣キャッシュ及びデフォルト・ルータ・リストを更新する。
第2のルータAR2のIPソース・アドレスを含む第1のRAメッセージを送信したすぐ後で、ルータAR2は、第1のルータAR1のIPソース・アドレスを有するMNに、ユニキャスト・プロキシRA(AR1)を生成し、送信するようにさらに変更される。さらに、第2のRAメッセージ内でIPソース・アドレスにより識別されたルータに関連する「ルータ持続時間」フィールドが「0」に設定される。移動ノードで処理された場合、この指標は、移動ノードに、RAメッセージのIPソース・アドレスのリンク−ローカル・アドレスに対応するルータが時間満了になっていて、移動ノードにとってもはや有効でないことを知らせる。通常、上記第2のRAメッセージは、第1のルータAR1により送信しなければならない。しかし、移動ノードがもはや第1のルータAR1に到達することができないので、AR2は、AR1の代わりに上記第2のRAメッセージを生成し、送信する。それ故、このRAは、プロキシRAメッセージと呼ばれる。
MNが、第1のルータに対して0に設定された「ルータ持続時間」を含む第2のRAメッセージRA(AR1=0)を受信した場合には、MNがAR1をDRとして使用するのを中止する。しかし、DRL内のAR1に関するエントリは、まだ削除されない。通常、この場合は、「0」に設定された持続時間値が示すルータが時間満了になった場合には、近隣到達不能検出が、ルータの時間満了及び無効を確立するために開始する。
デフォルト・ルータ・リストから、他のルータがDRとして選択される。AR2のエントリしか存在しない場合があるので、MNは、AR2をDRとして選択し、そのためMNは正しいDR、すなわち新しいルータAR2の使用を開始する。
デフォルト・ルータ・リスト内でもっと多くのエントリを使用することができる場合には、通常、広告メッセージを最近受信したルータが選択される。第2のARの直前に移動ノードに送信された第2のルータのアドレス情報を含む第1のRAメッセージRA(AR2)のために、正しいDR、AR2が選択される。
さらに、新しいルータAR2が、移動アンカー点(MAP)(図示せず)に第1のルータから第2のルータへの接続のこの変更について通知しなければならない場合がある。この点に関して、移動ノード及び新しいルータAR2に関する情報を含むアップデート・メッセージをMAPに送信することができる。これにより、MAPは、内部で移動ノードを新しいアクセス・ルータAR2に結合することができ、それにより、対応する移動ノードの入力及び発信データを適切にルーティングすることができる。次に、バインディングは、AR2から受信したアップデート・メッセージに応じて、新しいルータAR2に更新ACKメッセージを返送することにより、MAPにより肯定応答される。
本発明の好ましい実施形態の場合には、移動ノードは、さらに、AR1宛の2つの追加NSメッセージの送信を含むNUD手順を続行する。それに応じて、第2のRAメッセージを受信した後で、移動ノードは、残りの2つのNSメッセージを送信し、その以前のデフォルト・ルータからの正しい応答を待機する。しかし、移動ノードにおいて要請した応答を受信しなかった場合には、NUDが完了し、MNは、その以前のデフォルト・ルータAR1に到達できないと判定し、NC、DC及びDRLからAR1エントリを削除する。
移動ノードが、その前のデフォルト・ルータ宛のNSメッセージの送信を続行する場合には、さらに、NSメッセージを受信する、この場合は、AR2であるルータが、それぞれ、移動ノード及び第1のルータAR1のアドレス情報を含んでいる第1のメッセージだけを処理することが重要になる。新しいルータAR2において、同じルータ及び同じ移動ノードに送信される他のNSメッセージを受信した場合には、AR2は、これらの他のNSメッセージを無視し、それらのメッセージを廃棄しなければならない。それ故、ルータにより第1のメッセージだけが適切に処理され、それによりMAPにおいて2つのRAメッセージが送信され、バインディングが有利に更新される。
図5は、本発明の他の実施形態による信号送信手順である。最初の信号送信は、図2の第1の実施形態の信号送信と類似している。それ故、簡単に説明する。詳細な情報については図2の対応する説明を参照されたい。
移動ノードにおいてリンク・アップ・イベントが発生した後で、MNは、好適には、NUD手順により、この場合はAR1である古いARに対する近隣要請(NS)メッセージを生成し、送信することが好ましい。NSメッセージは、AR1のユニキャスト・リンク・レイヤ・アドレス、及びAR1のリンク−ローカル・アドレスを含む。
L2ヘッダ内のリンク・レイヤ宛先アドレス(L2−DA)は、IPv6での通常の実施によるルータのMACアドレスであってもよい、AR1のユニキャスト・リンク・レイヤ・アドレスである。L3ヘッダ内のNSメッセージのIP宛先アドレス(IP−DA)は、AR1のリンク−ローカル・アドレスである。L3ヘッダ内のNSメッセージのIPソース・アドレス(IP−SA)は、MNのリンク−ローカル・アドレスである。
それ故、第2のルータAR2は、移動ノードの現在のデフォルト・ルータAR1に宛てた移動ノードからのNSメッセージを受信する。AR2は、移動ノードの受信したアドレス情報を、内部データベースと比較する。この場合、データベースは、アクセス・ルータがデータを交換する各移動ノードに関する情報を含むことができる。この内部データベースは、例えば、ルータの宛先キャッシュ又は近隣キャッシュであってもよい。MNのアドレス情報がデータベースと一致した場合には、AR2は、移動ノードがそのルーティング・エリア内で新しいものであるか否かを判定する。一致しない場合又は移動ノードがデータベース内で一致する場合には、すなわち新しいルータAR2の範囲内で新しくない。
さらに、AR2は、IP宛先アドレスから、MNの以前のARがAR1であると判定することができる。上記実施形態と同様に、新しいルータAR2は、受信したNSメッセージに応じて、ルータ広告メッセージRAをMNに送信する。好適には、この時点で、AR2は、AR2に接続しているMAPにおいて移動ノードのバインディングを更新することができることが好ましい。
それ故、RAメッセージを受信した場合には、MNは、メッセージを処理し、移動ノードに対する近隣キャッシュ及びデフォルト・ルータ・リストを更新することができる。受信した情報は、NC及びDRL内に適切に挿入される。
到達不能表示を含む第2のRAメッセージが送信される図2の上記第1の実施形態とは異なり、AR2は、この場合には、第1のRAメッセージの送信直後に、移動ノードにリダイレクト・メッセージを送信する。このリダイレクト・メッセージは、主として、第2のルータを第1のホップ・ルータとして使用するようにとの移動ノード宛の指示を含む。
好適には、このことは、ICMPリダイレクト・メッセージにより行うことが好ましい。図6は、本発明の有利な実施形態で使用したICMPリダイレクト・メッセージである。
ICMPリダイレクト・メッセージは、通常、この場合は移動ノードであるホストに、宛先への経路上のよりよい第1のホップ・ノード又はルータを通知するためにルータにより使用される。それ故、ソースIPアドレスは、MNがメッセージを確認するために、古いAR1のリンク−ローカル・アドレスでなければならない。ICMPパケット本体のターゲット・フィールド内のアドレスは、ICMPリダイレクト・メッセージの宛先フィールド内に記入されたアドレスを特徴とする、ルータと比較した場合によりよい第1のホップとして使用しなければならないアドレスを示す。
第2のルータAR2から移動ノードに送信されたICMPリダイレクト・メッセージにおいては、ターゲット・アドレスは、AR2のリンク−ローカル・アドレスでなければならないし、宛先アドレスは、AR1のリンク−ローカル・アドレスでなければならない。さらに、オプションとしての「ターゲット・リンク−レイヤ・アドレス」は、AR2のリンク・レイヤ・アドレスを含んでいなければならない。
図5のリダイレクト・メッセージを受信した後で、MNは、AR1に送信しなければならない発信トラフィックがAR2にリダイレクトされるように、指示を処理し、それに従ってその宛先キャッシュを更新する。それ故、発信アップリンク・パケットは、移動ノードによりAR1に対する通常のNUD手順が完了する前に、AR2に送信され、パケットの喪失は起こらない。しかし、AR1は依然としてDRのままであるが、デフォルト・ルータは、もはや移動ノードからの発信データ・トラフィック用の第1のホップ・ルータとして使用することはできない。
図2の実施形態と同様に、移動ノードは、都合のよいことに、NUD信号送信の一部である新しいアクセス・ルータAR2にNSメッセージの送信を続行することができる。NUDが完了した後で、MNは、確認した到達不能な第1のルータAR1を削除することにより、そのNC、DC及びDRLを更新することができる。さらに、デフォルト・ルータに関するDRL内の新しいエントリが選択され、それによりAR2の最も新しいエントリが選択される。
図7は、本発明のさらに他の実施形態による信号送信手順である。
デフォルト・ルータを構成するためのこの他の手段の場合には、移動ノードは、接続の変更を検出した場合、ルータ要請(RS)メッセージを送信する。このRSメッセージは、IPリンク上のすべてのルータにマルチキャストすることができる。この代替実施形態の場合には、レイヤ2「リンク・アップ」イベントは、移動ノードのアドレス情報を含む上記RSメッセージの送信をトリガする。ルータ要請メッセージに類似のメッセージを送信することもできるが、類似のメッセージは、また移動ノードMNのアドレス情報を含んでいるものでなければならない。移動ノードのアドレス情報は、移動ノードのIPアドレスをRSメッセージのIPソース・アドレスとして使用することにより、RSメッセージに内蔵させることができる。
以前の実施形態と同様に、第2のルータにおいてRSメッセージを受信した場合には、第2のルータAR2は、移動ノードがそのエリア内の新しいものであるか否かを判定することができる。このことは、移動ノードのアドレス情報を使用し、それを、例えば、ルータのDC又はNCのような内部データベースと比較することにより行うことができる。
MNがAR2の領域内の新しいものであると確認された場合には、好適には、AR2に接続しているMAPに、移動ノードに対するアクセス・ルータのこの変化について通知することが好ましい。以前の実施形態と同様に、これはMAPに送信されるアップデート・メッセージを含むことができる。この場合、MAPに対しては、移動ノードと古いAR1との間のバインディングを変更するようにとの、また新しいアクセス・ルータAR2との移動ノードの更新したバインディングを確立するようにとの指示が行われる。バインディングの更新に成功した場合には、MAPは、新しいルータAR2に更新肯定応答を送信する。
さらに、新しいアクセス・ルータAR2がMNは新しいものであると判定した場合には、AR2は、MNがその近隣キャッシュ及びデフォルト・ルータ・エントリを更新する必要があると決定することができる。MNとAR2の間の信号の交換を最小限度に低減するために、またMN更新を促進するために、AR2は、MNにその近隣キャッシュ及びデフォルト・ルータ・エントリをそれに応じて変更するように通知する。これに関連して、AR2は、RAメッセージのソース・ルータを移動ノードに対するデフォルト・ルータとして使用するようにとの移動ノードに対する指示を含むルータ広告(RA)メッセージを生成する。
特定の実施の場合には、このことは、新しいフラグを定義することにより行うことができる。例えば、Dフラグと呼ぶことができる上記フラグは、図4の通常のRAの「予約」フィールドから予約ビットのうちの1つを使用する。RAのフラグDが「1」に設定されると、ノードは、そのDRをRAメッセージの広告ルータに変更する。フラグDが「0」に設定されると、ノードはDRエントリに対するいかなる変更も行わない。
好適には、移動ノードに強制的に広告したルータをデフォルト・ルータとして使用させるために、フラグDを「1」に設定した場合には、メッセージをユニキャスト要請方法で送信しなければならない。そうでない場合には、このメッセージを受信するすべてのMNは、そのデフォルト・ルータを変更する。
それ故、新しいルータAR2がMNからRSメッセージを受信し、このMNはそのDRエントリを変更しなければならないと判定した後で、AR2は、フラグDを「1」に設定した状態でRAメッセージを送信する。デフォルト・ルータを変更する上記指示を含むRAメッセージを受信した場合には、MNは、そのDRエントリを新しいルータAR2に変更しなければならない。それ故、MNは、すべての発信データを、到達不能の古いアクセス・ルータAR1にではなく、到達可能な新しいアクセス・ルータAR2に送信する。
しかし、MNは、依然としてその近隣キャッシュ、宛先キャッシュ及びデフォルト・ルータ・リスト内にAR1を維持する。古いルータAR1の持続時間が時間満了になった場合でもよいある時間が経過した後で、MNはAR1のためのNUDの実行を開始することができる。すでに説明したように、これは、3つのNSメッセージのAR1への送信、及び要請したNA応答の待機を含むことができる。そのような応答を受信しなかった場合には、MNは、古いルータの時間満了を確認し、それ故NC、DC及びDRLからエントリを削除する。
移動ノードが、フラグDを認識することができなかった場合には、好適には、移動ノードはこれについて何らの行動も行わないことが好ましい。
さらに、図2及び図5の以前の実施形態の上記手順を結合することができる。このような組合せの場合には、ARは、両方のアプローチで行った変更に応じていつでも変更される。すなわち、ARは、異なるルータを第1のホップ・ルータとして使用するようにとの指示を含む、「0」に設定されているAR1の持続時間パラメータを含むRAメッセージ又はリダイレクト・メッセージを生成するために、フラグDを有する変更したRAメッセージを送信することができなければならないし、また、他のルータに対するユニキャストNSを受信することができなければならない。
第1の組合わせは図示していないが、簡単に説明する。AR1の持続時間が「0」に設定されているRAメッセージ又はリダイレクト・メッセージを第2のルータから送信するために、AR2はAR1に関する情報の提供を受けなければならない。上記の実施形態の場合には、第2のルータが移動ノードからNSメッセージを受信した場合がこれに当たる。本発明によるNSメッセージは、移動ノードのアドレス情報、及びこの場合は古いアクセス・ルータAR1である現在のデフォルト・ルータのアドレス情報を含む。
それ故、第1の組合わせについての仮定は、AR2が受信した第1のメッセージは、その接続を変更した移動ノードが送信した古いAR1に対するNSであるというものである。AR2は、例えば、「1」に設定したフラグDを使用するRAのような、図7の実施形態により変更したRAメッセージを送信することができる。AR2は、この場合は移動ノードである受信機がRAメッセージ内のフラグDを処理するために変更されているか否かを知らないので、AR2はさらに処理を行う。AR2は、例えば、「0」に設定されている古いルータAR1の持続時間パラメータとして実施した古いルータAR1の到達不能の表示を含むRAメッセージを送信することもできるし、又はデータ・パケットを送信するために第2のルータを使用するようにとの移動ノードに対する指示を含むリダイレクト・メッセージを送信することもできる。MNが、第1のRAメッセージ内のフラグDを処理することができる場合には、MNは、例えば、「1」に構成されているDフラグのような上記表示を含むRAメッセージを受信した後でそのDRエントリを更新する。そうでない場合には、MNは、両方のメッセージのうちの一方を受信した後で、DRエントリを、「0」に設定されているAR1の持続時間を含むRAメッセージを、又は第1のホップ・ルータを変更せよという指示を含むリダイレクト・メッセージを更新する。それ故、このアプローチは、第1のルータ広告メッセージが、第2のルータをデフォルト・ルータとして使用するようにとの上記表示をさらに含んでいるという点で、図2及び5の実施形態とは異なる。
しかし、第1の受信したメッセージが、移動ノードからの情報だけを含み、古いアクセス・ルータAR1に関する情報を含んでいない移動ノードからのRSメッセージである場合には、いくつかの実施形態を組合わせることもできる。しかし、依然として、新しいルータが、移動ノードの古いアクセス・ルータに関する情報を有する必要がある。
図8は、これに関する可能な組合わせを示す。図8は、組合わせた実施形態の信号送信手順を示す。
最初に、移動ノードからRSメッセージを受信した場合には、AR2は、「1」に設定されたフラグDを有する変更されたRAを、上記アプローチにより移動ノードに送信することができる。図8の場合には、移動ノードはRAメッセージ内のフラグDを認識するようには変更されていないものと仮定する。この場合、MNは、新しいアクセス・ルータから変更されたRAメッセージを受信した後でそのDRエントリを更新しない。
しかし、アクセス・ルータは、古いルータの経過表示を含むメッセージRAのうちの1つ、又は古い及び新しいルータに対する置換指示を含むリダイレクト・メッセージを送信することができる。しかし、すでに説明したように、AR2は、いぜんとして、この場合はAR1である古いARに関する情報の提供を受けなければならない。新しいルータAR2が必要な情報を入手することができる1つの機会は、ルータAR2に接続しているMAPにバインディング情報に対する要求を送信することである。以前のルータに最近接続した新しい移動ノードに関するバインディング情報についての要求を受け取った場合には、MAPは、移動ノードとそのデフォルト・ルータとの間の割当てに関する情報を含む、絶えず更新しているデータベースを参照する。それ故、MAPは、要求されたバインディング情報についてARに通知する。
もう1つの可能性は、AR2がMNの以前のARに関する予め構成した情報を有する場合である。AR2は、新しい第2のルータAR2の近隣ルータに登録した、移動ノードに関する情報を含む近隣移動ノード・リストを確立することにより、近隣エリアに登録したMNに関する情報を入手することができるように、ネットワーク・オペレータにより構成することができる。次に、AR2は、AR1を参照することができ、両方のメッセージ、すなわち、「0」に設定されているAR1の持続時間を含むRAメッセージ、又は第2のルータを第1のホップ・ルータとして使用するようにとの指示を含むリダイレクト・メッセージのうちの一方を送信することができる。
図8はさらに異なるアプローチを示す。この図の場合には、MNは、AR2から変更されたRAメッセージを受信した直後に、NSメッセージNS(AR1)を送信する。それ故、後の時点で、AR2は、すでにフラグDを含む変更されたRAを送信したMNからAR1に対するNSメッセージNS(AR1)を受信する。それ故、AR2は、この時点で、両方のメッセージの一方、すなわち、「0」に設定されているAR1の持続時間を含むRA、又は新しい第1のホップを移動ノードに強制的にするリダイレクト・メッセージの一方を送信することができる。それ故、MNは、そのDRエントリを迅速に更新する。何故なら、NMは、NUD手順が完了するまで待機しないからである。
本発明の他の実施形態は、ハードウェア及びソフトウェアを使用する上記種々の実施形態の実施に関する。上記の本発明の種々の実施形態は、例えば、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理装置等のようなコンピューティング装置(プロセッサ)により実施又は実行することができることが分かっている。本発明の種々の実施形態は、また、これら装置の組合わせにより実行又は実施することもできる。
さらに、本発明の種々の実施形態は、また、プロセッサにより又はハードウェアで直接実行されるソフトウェア・モジュールにより実施することができる。また、ソフトウェア・モジュール及びハードウェア装置の組合わせも使用することができる。ソフトウェア・モジュール又は命令は、例えば、RAM、EPROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、レジスタ、ハード・ディスク、CD−ROM、DVD等のような任意のタイプのコンピュータ可読記憶媒体上に格納することができる。
本発明の一実施形態による移動通信システムである。 本発明の一実施形態による信号送信手順である。 本発明による近隣要請メッセージのパケット・フォーマットである。 本発明によるルータ広告メッセージのパケット・フォーマットである。 本発明の他の実施形態による信号送信手順である。 本発明によるICMPリダイレクト・メッセージのパケット・フォーマットである。 本発明の他の実施形態による信号送信手順である。 上記実施形態のある組合わせによる信号送信手順である。 ハンドオーバ手順のステップ図である。

Claims (52)

  1. 移動ノード(106)用のデフォルト・ルータを構成するための方法であって、
    前記デフォルト・ルータは、前記移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、前記移動ノードは、移動通信システム内を第1のネットワーク・エリア(103)から第2のネットワーク・エリア(105)に移動し、第1のルータ(102)は、前記第1のネットワーク・エリアに接続し、第2のルータ(104)は、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードの接続が前記第1のネットワーク・エリアから前記第2のネットワーク・エリアに変化した場合には、前記移動ノードは、前記第2のネットワーク・エリア内に位置し、前記第1のルータは、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータであり、前記方法は、
    前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、前記移動ノードから、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第1のルータ宛の近隣要請メッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記近隣要請メッセージを受信し、前記第2のルータから、前記移動ノードに前記第2のルータのアドレス情報を含む第1のルータ広告メッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータから前記移動ノードに、前記第1のルータのアドレス情報及び前記第1のルータの時間満了に関する情報を含む第2のルータ広告メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードにおいて、前記第2のルータから、前記第1及び第2のルータ広告メッセージを受信した後で、前記移動ノードにおいて、前記移動ノードに対する前記デフォルト・ルータとしての前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータを構成するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記第1のルータの時間満了の際の前記第2のルータ広告メッセージ内の前記情報が、前記第1のルータに関する持続時間パラメータであり、前記持続時間パラメータが、前記第2のルータによりゼロに設定される請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のルータにおいて、前記移動ノードからの前記近隣要請メッセージを受信した場合に、
    前記移動ノードの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのIPソース・アドレス(IP SA)として使用されており、前記第2のルータにおいて、前記近隣要請メッセージ内の前記移動ノードの前記アドレス情報を使用して、前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリア内で新しいと判定するステップと、
    前記第1のルータの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのターゲット・アドレス(ターゲット)として使用されており、前記第2のルータにより、前記近隣要請メッセージ内の前記第1のルータの前記アドレス情報を使用することによって、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータを判定するステップと、
    をさらに含む請求項1から2のいずれか1つに記載の方法。
  4. デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにおいて構成され、前記デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにより到達可能なすべてのルータを含むとともに前記第1のルータに関するエントリを含んでおり、前記方法が、
    前記移動ノードから、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第1のルータ宛の少なくとも1つの近隣要請メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードが送信した前記少なくとも1つの近隣要請メッセージへの前記第1のルータの応答が、前記移動ノードにおいて受信されたか否かを判定するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータの応答を受信していない場合には、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第1のルータに関する前記エントリを削除するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータの応答を受信した場合には、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第1のルータに関する前記エントリを維持するステップと、
    をさらに含む請求項1から3のいずれか1つに記載の方法。
  5. デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにおいて構成され、前記デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにより到達可能なすべてのルータを含むとともに、前記第1のルータに関するエントリを含んでおり、前記方法が、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータ広告メッセージを受信した場合に、前記デフォルト・ルータ・リスト内に前記第2のルータに関する前記エントリを挿入するステップであって、前記移動ノードにおいて前記移動ノードに対するデフォルト・ルータとして前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを構成する前記ステップが、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第2のルータに関する前記エントリを選択することにより実行されるステップをさらに含む請求項1から4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記第1のルータ及び前記第2のルータが、ネットワーク・アクセス・エンティティに接続し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、外部ネットワークと前記第1のルータ及び前記第2のルータとの間でデータを交換し、第1のルータへの前記移動ノードのルーティング割当てに関する情報を含み、前記方法が、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記近隣要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータにより、前記ネットワーク・アクセス・エンティティに、前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータに前記移動ノードのルーティングを再度割り当てるように通知するステップをさらに含む請求項1から5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 前記移動ノードから、前記第1のルータ宛の近隣要請メッセージを送信する前記ステップが、近隣到達不能検出手順の第1のステップであり、前記近隣到達不能検出手順が、特定のルータが特定の移動ノードに対して到達可能か否かを判定するために、前記特定のルータ及び前記特定の移動ノードに対して実行される請求項1から6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記移動ノードからの前記近隣要請メッセージが、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む第1の近隣要請メッセージであり、前記方法が、
    前記第2のルータにおいて、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む少なくとも第2の近隣要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータにより前記少なくとも第2の近隣要請メッセージを無視するステップをさらに含む請求項1から7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 移動ノードとデータを交換するためのルータであって、
    前記ルータ(104)が、第1のネットワーク・エリア(105)に接続し、前記移動ノードが移動通信システム内を第2のネットワーク・エリア(103)から前記第1のネットワーク・エリアに移動し、第2のルータ(102)が前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードが、前記第1のネットワーク・エリア内に位置し、前記ルータが、
    第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第2のルータ宛の第1の近隣要請メッセージを受信することができる受信機と、
    前記第1の近隣要請メッセージを処理することができ、さらに、前記第1の近隣要請メッセージに応じて、前記ルータのアドレス情報を含む第1のルータ広告メッセージを生成することができ、さらに、前記第1の近隣要請メッセージに応じて、前記第2のルータのアドレス情報及び前記第2のルータの時間満了に関する情報を含む第2のルータ広告メッセージを生成することができるプロセッサと、
    前記移動ノードに前記第1及び前記第2のルータ広告メッセージを送信することができる送信機を含むルータ。
  10. 前記受信機が、さらに、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第1の近隣要請メッセージを受信した後で、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第2のルータ宛の複数の近隣要請メッセージを受信することができ、
    前記プロセッサが、さらに、前記移動ノードのアドレス情報及び前記第2のルータのアドレス情報を含む前記複数の近隣要請メッセージを無視することができる請求項9に記載のルータ。
  11. 前記ルータが、ネットワーク・アクセス・エンティティと接続し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記ルータと外部ネットワークとの間でデータを交換し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記第2のルータへの前記移動ノードのルーティング割当てに関する情報を含み、
    前記プロセッサが、さらに、前記第1の近隣要請メッセージを処理した場合に、前記移動ノードのルーティングを前記第2のルータの代わりに前記ルータに再度割り当てるようにとのルーティング再割当て指示を含む前記ネットワーク・アクセス・エンティティに対する通知を生成することができ、
    前記送信機が、さらに、前記ネットワーク・アクセス・エンティティに前記通知を送信することができる請求項9から10のいずれか1つに記載のルータ。
  12. 前記プロセッサが、さらに、前記近隣要請メッセージ内の前記移動ノードの前記アドレス情報を使用することにより、前記第1のネットワーク・エリア内の前記移動ノードが新しいものであると判定することができ、前記移動ノードの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのIPソース・アドレスとして使用され、さらに、前記近隣要請メッセージ内の前記第2のルータの前記アドレス情報を使用することにより、前記移動ノードに対するデフォルト・ルータを決定することができ、前記第2のルータの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのターゲット・アドレスとして使用される請求項9から11のいずれか1つに記載のルータ。
  13. ルータを介してネットワーク(101)と通信するための移動ノードであって、前記移動ノードが、第1のルータ(102)に接続している第1のネットワーク・エリア(103)に接続し、前記ネットワーク内で前記移動ノードの接続が変化し、前記移動ノードが、
    前記移動ノードの接続の変化を検出することができ、さらに、接続の前記変化を検出した場合に、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第1のルータ宛の少なくとも1つの近隣要請メッセージを生成することができるプロセッサと、
    前記第1のルータ宛の前記少なくとも1つの近隣要請メッセージを送信することができる送信機と、
    を含む移動ノード。
  14. 移動ノード(106)用のデフォルト・ルータを構成するための方法であって、前記デフォルト・ルータは、前記移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、前記移動ノードは、移動通信システム内を第1のネットワーク・エリア(103)から第2のネットワーク・エリア(105)に移動し、第1のルータ(102)は、前記第1のネットワーク・エリアに接続し、第2のルータ(104)は、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードの接続が前記第1のネットワーク・エリアから前記第2のネットワーク・エリアに変化した場合には、前記移動ノードは、前記第2のネットワーク・エリア内に位置し、前記第1のルータは、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータであり、前記方法が、
    前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、前記移動ノードから、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第1のルータ宛の近隣要請メッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記近隣要請メッセージを受信するステップと、
    前記第2のルータから前記移動ノードに、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードから発信データが送信される前記ルータとして前記第2のルータを使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含むリダイレクト・メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記リダイレクト・メッセージを受信した場合に、前記移動ノードから、前記デフォルト・ルータとして構成される前記第1のルータの代わりに前記第2のルータに発信データを送信するステップとを含む方法。
  15. 前記第2のルータにおいて前記移動ノードから前記近隣要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータから前記移動ノードに、前記第2のルータのアドレス情報を含むルータ広告メッセージを送信するステップをさらに含む請求項14に記載の方法。
  16. 前記リダイレクト・メッセージが、インターネット制御メッセージ・プロトコル・リダイレクト・メッセージであり、前記インターネット制御メッセージ・プロトコル・リダイレクト・メッセージが、前記第1のルータのIPアドレスを、宛先アドレス及びIPソース・アドレスとして使用し、さらに前記第2のルータのIPアドレスをターゲット・アドレスとして使用する請求項14から15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 前記第2のルータにおいて前記移動ノードから前記近隣要請メッセージを受信した場合に、
    前記移動ノードの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのIPソース・アドレスとして使用されており、前記第2のルータにおいて、前記近隣要請メッセージ内の前記移動ノードの前記アドレス情報を使用することにより、前記第2のネットワーク・エリア内の前記移動ノードが新しいと判定するステップと、
    前記第1のルータの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのターゲット・アドレスとして使用されており、前記第2のルータにおいて、前記近隣要請メッセージ内の前記第1のルータの前記アドレス情報を使用することにより、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータを決定するステップと、
    をさらに含む請求項14から16のいずれか1つに記載の方法。
  18. デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにおいて構成され、前記デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにより接続可能なすべてのルータを含むとともに、また前記第1のルータに関するエントリを含んでおり、前記方法が、
    前記移動ノードにおいて、前記ルータ広告メッセージを受信した場合に、前記デフォルト・ルータ・リスト内に前記第2のルータに関するエントリを挿入するステップをさらに含む請求項14から17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 前記移動ノードから、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む、前記第1のルータ宛の少なくとも1つの近隣要請メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードが送信した前記少なくとも1つの近隣要請メッセージへの前記第1のルータの応答が、前記移動ノードにおいて受信されたか否かを判定するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータの応答を受信していなかった場合には、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第1のルータに関する前記エントリを削除し、前記デフォルト・ルータ・リストから前記第2のルータに関する前記エントリを選択することにより、前記移動ノードに対する前記デフォルト・ルータとして前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを構成するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータの応答を受信した場合には、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第1のルータに関する前記エントリを維持し、前記第1のルータを前記デフォルト・ルータとして維持するステップとをさらに含む請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1のルータ及び前記第2のルータが、ネットワーク・アクセス・エンティティに接続し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、外部ネットワークと前記第1のルータ及び前記第2のルータの間でデータを交換し、前記第1のルータへの前記移動ノードのルーティング割当てに関する情報を含み、前記方法が、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記近隣要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータにより、前記ネットワーク・アクセス・エンティティに、前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータに前記移動ノードのルーティングを再度割り当てるように通知するステップをさらに含む請求項14から19のいずれか1つに記載の方法。
  21. 前記移動ノードから、前記第1のルータ宛の近隣要請メッセージを送信する前記ステップが、近隣到達不能検出手順の第1のステップであり、前記近隣到達不能検出手順が、特定のルータが前記移動ノードより到達可能か否かを判定するために、前記特定のルータに対する前記移動ノードにより実行される請求項14から20のいずれか1つに記載の方法。
  22. 前記移動ノードからの前記近隣要請メッセージが、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む、第1の近隣要請メッセージであり、前記方法が、
    前記第2のルータにおいて、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む少なくとも第2の近隣要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータにより前記少なくとも第2の近隣要請メッセージを無視するステップをさらに含む請求項14から21のいずれか1つに記載の方法。
  23. 移動ノードとデータを交換するためのルータであって、前記ルータ(104)が、第1のネットワーク・エリア(105)に接続し、前記移動ノードが、移動通信システム内を第2のネットワーク・エリア(103)から前記第1のネットワーク・エリアに移動し、第2のルータ(102)が、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードが、前記第1のネットワーク・エリア内に位置し、前記ルータが、
    前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第2のルータ宛の第1の近隣要請メッセージを受信することができる受信機と、
    前記第1の近隣要請メッセージを処理することができ、さらに、前記第1の近隣要請メッセージに応じて、前記ルータのアドレス情報及び前記移動ノードから発信データを送信するために前記ルータを使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含むリダイレクト・メッセージを生成することができるプロセッサと、
    前記移動ノードに前記リダイレクト・メッセージを送信することができる送信機と、
    を備えるルータ。
  24. 前記プロセッサが、さらに、前記第1の近隣広告メッセージに応じて、前記ルータのアドレス情報を含むルータ広告メッセージを生成することができ、前記送信機が、さらに、前記移動ノードに前記ルータ広告メッセージを送信することができる請求項23に記載のルータ。
  25. 前記受信機が、さらに、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む前記第1の近隣要請メッセージを受信した後で、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む複数の近隣要請メッセージを受信することができ、
    前記プロセッサが、さらに、前記移動ノードのアドレス情報及び前記第2のルータのアドレス情報を含む前記複数の近隣要請メッセージを無視することができる請求項23から24のいずれか1つに記載のルータ。
  26. 前記ルータが、ネットワーク・アクセス・エンティティと接続し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記ルータと外部ネットワークとの間でデータを交換し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記第2のルータへの前記移動ノードのルーティング割当てに関する情報を含み、
    前記プロセッサが、さらに、前記第1の近隣要請メッセージを処理した場合に、前記移動ノードのルーティングを前記第2のルータの代わりに前記ルータに再度割り当てるようにとのルーティング再割当て指示を含む前記ネットワーク・アクセス・エンティティに対する通知を生成することができ、
    前記送信機が、さらに、前記ネットワーク・アクセス・エンティティに前記通知を送信することができる請求項23から25のいずれか1つに記載のルータ。
  27. 前記移動ノードの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのIPソース・アドレスとして使用されており、前記プロセッサが、さらに、前記近隣要請メッセージ内の前記移動ノードの前記アドレス情報を使用することにより、前記第1のネットワーク・エリア内の前記移動ノードが新しいものであると判定することができ、さらに、前記第2のルータの前記アドレス情報が、前記近隣要請メッセージのターゲット・アドレスとして使用されており、前記近隣要請メッセージ内の前記第2のルータの前記アドレス情報を使用することにより、前記移動ノードに対するデフォルト・ルータを決定することができる請求項19から22のいずれか1つに記載のルータ。
  28. 移動ノード(106)用のデフォルト・ルータを構成するための方法であって、前記デフォルト・ルータが、前記移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、前記移動ノードが、移動通信システム内を第1のネットワーク・エリア(103)から第2のネットワーク・エリア(105)に移動し、第1のルータ(102)が、前記第1のネットワーク・エリアに接続し、第2のルータ(104)が、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードの接続が前記第1のネットワーク・エリアから前記第2のネットワーク・エリアに変化した場合には、前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリア内に位置し、前記第1のルータが、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータであり、前記方法が、
    前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、前記移動ノードから、前記移動ノードのアドレス情報を含むルータ要請メッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記ルータ要請メッセージを受信し、前記第2のルータから前記移動ノードに、前記第2のルータのアドレス情報、及び前記デフォルト・ルータとして前記第2のルータを使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含むルータ広告メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記ルータ広告メッセージを受信した場合に、前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを前記移動ノードに対する前記デフォルト・ルータとして構成するステップとを含む方法。
  29. 前記デフォルト・ルータとして前記第2のルータを使用するようにとの前記ルータ広告メッセージ内の前記移動ノードに対する前記指示がフラグである請求項28に記載の方法。
  30. 前記ルータ広告メッセージが、ソースIPアドレスとして前記第2のルータのIPアドレスを含み、前記ルータ広告メッセージのフラグが、前記ルータ広告メッセージの前記ソースIPアドレスを特徴とする前記ルータが前記デフォルト・ルータとして使用されるように示すために、1に設定される請求項29に記載の方法。
  31. 前記ルータ広告メッセージが、ユニキャストにより前記移動ノードに送信される請求項28から30のいずれか1つに記載の方法。
  32. 前記移動ノードの前記アドレス情報が、前記ルータ要請メッセージのIPソース・アドレスとして使用されており、前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記ルータ要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータにおいて、前記ルータ要請メッセージ内の前記移動ノードの前記アドレス情報を使用することにより、前記第2のネットワーク・エリア内の前記移動ノードが新しいと判定するステップをさらに含む請求項28から31のいずれか1つに記載の方法。
  33. デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードに対して構成され、前記デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードのすべての接続可能なルータを含むとともに、また前記第1のルータに関するエントリを含んでおり、前記方法が、
    前記移動ノードから、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む、前記第1のルータ宛の少なくとも1つの近隣要請メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードが送信した前記少なくとも1つの近隣要請メッセージへの前記第1のルータの応答が、前記移動ノードにおいてで受信されたか否かを判定するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータの応答を受信していない場合には、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第1のルータに関する前記エントリを削除するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータの応答を受信した場合には、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第1のルータに関する前記エントリを維持するステップと、
    をさらに含む請求項28から32のいずれか1つに記載の方法。
  34. 前記移動ノードから、少なくとも1つの近隣要請メッセージを送信する前記ステップが、近隣到達不能検出手順の第1のステップであり、前記近隣到達不能検出手順が、特定のルータが前記移動ノードより到達可能か否かを判定するために、前記特定のルータに対して前記移動ノードにより実行される請求項33に記載の方法。
  35. デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにおいて構成され、前記デフォルト・ルータ・リストが、前記移動ノードにより接続可能なすべてのルータを含むとともに、また前記第1のルータに関するエントリを含んでおり、前記方法が、
    前記移動ノードにおいて前記ルータ広告メッセージを受信した場合に、前記デフォルト・ルータ・リスト内に前記第2のルータに関するエントリを挿入するステップであって、前記移動ノードにおいて前記移動ノードに対する前記デフォルト・ルータとして前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを構成する前記ステップが、前記デフォルト・ルータ・リスト内の前記第2のルータに関する前記エントリを選択することにより実行されるステップをさらに含む請求項28から34のいずれか1つに記載の方法。
  36. 前記第1のルータ及び前記第2のルータが、ネットワーク・アクセス・エンティティに接続し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、外部ネットワークと前記第1のルータ及び前記第2のルータの間でデータを交換し、前記第1のルータへの前記移動ノードのルーティング割当てに関する情報を含み、前記方法が、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記ルータ要請メッセージを受信した場合に、前記第2のルータにより、前記ネットワーク・アクセス・エンティティに、前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータに前記移動ノードのルーティングを再度割り当てるように通知するステップをさらに含む請求項28から35のいずれか1つに記載の方法。
  37. 移動ノードとデータを交換するためのルータであって、前記ルータ(104)が、第1のネットワーク・エリア(105)に接続し、前記移動ノードが、移動通信システム内を第2のネットワーク・エリア(103)から前記第1のネットワーク・エリアに移動し、第2のルータ(102)が、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードが、前記第1のネットワーク・エリア内に位置し、前記ルータが、
    前記移動ノードのアドレス情報を含むルータ要請メッセージを受信することができる受信機と、
    前記ルータ要請メッセージを処理することができ、さらに、前記ルータ要請メッセージに応じて、前記ルータのアドレス情報、及び前記ルータをデフォルト・ルータとして使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含むルータ広告メッセージを生成することができるプロセッサと、
    前記移動ノードに前記ルータ広告メッセージを送信することができる送信機と、
    を備えるルータ。
  38. 前記ルータが、ネットワーク・アクセス・エンティティと接続し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記ルータと外部ネットワークとの間でデータを交換し、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記第2のルータへの前記移動ノードのルーティング割当てに関する情報を含み、
    前記プロセッサが、さらに、前記ルータ要請メッセージを処理した場合に、前記移動ノードのルーティングを前記第2のルータの代わりに前記ルータに再度割り当てるようにとのルーティング再割当て指示を含む前記ネットワーク・アクセス・エンティティに対する通知を生成することができ、
    前記送信機が、さらに、前記ネットワーク・アクセス・エンティティに前記通知を送信することができる請求項37に記載のルータ。
  39. 前記移動ノードの前記アドレス情報が、前記ルータ要請メッセージのIPソース・アドレスとして使用されており、前記プロセッサが、さらに、前記ルータ要請メッセージ内の前記移動ノードの前記アドレス情報を使用することにより、前記第1のネットワーク・エリア内の前記移動ノードが新しいものであると判定することができる請求項37から38のいずれか1つに記載のルータ。
  40. ルータを介してネットワーク(101)と通信するための移動ノードであって、前記移動ノードが、第1のルータ(102)に接続している第1のネットワーク・エリア(103)に接続し、前記ネットワーク内で前記移動ノードの接続が変化し、前記移動ノードが、
    前記移動ノードの接続の変化を検出することができ、接続の前記変化を検出した場合に、前記移動ノードのアドレス情報を含むルータ要請メッセージを生成することができるプロセッサと、
    前記ルータ要請メッセージを送信することができる送信機と、
    第2のネットワーク・エリア(105)に接続している第2のルータ(104)から、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノード用のデフォルト・ルータとして前記第2のルータを使用するようにとの指示を含むルータ広告メッセージを受信することができる受信機とを含み、
    前記プロセッサが、さらに、前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして使用するために前記指示を処理することができ、さらに、前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして構成することができる移動ノード。
  41. 前記第1のルータ広告メッセージが、さらに、前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含み、前記方法が、
    前記移動ノードにおいて前記第1のルータ広告メッセージを受信した場合に、前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして構成するステップをさらに含む請求項1又は14に記載の方法。
  42. 前記プロセッサが、さらに、前記近隣要請メッセージに応じて、前記ルータのアドレス情報及び前記ルータを前記移動ノード用のデフォルト・ルータとして使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含むルータ広告メッセージを生成することができ、
    前記送信機が、さらに、前記移動ノードに前記ルータ広告メッセージを送信することができる請求項9又は23に記載のルータ。
  43. 前記第2のルータから、前記第2のルータのアドレス情報及び前記第2のルータを前記移動ノード用のデフォルト・ルータとして使用するようにとの指示を含むルータ広告メッセージを受信することができる受信機をさらに含み、
    前記プロセッサが、さらに、前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして使用するために前記指示を処理することができ、さらに、前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして構成することができる請求項13に記載の移動ノード。
  44. 前記第2のルータが、前記第1のルータへの前記移動ノードの割当てに関する情報を有し、前記方法が、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記移動ノードのアドレス情報を含む前記ルータ要請メッセージを受信した場合に、前記第1のルータへの前記移動ノードの割当てに関する前記情報を使用することにより、前記移動ノードに割り当てられた前記ルータを決定するステップと、
    前記第2のルータから、前記第1のルータのアドレス情報及び前記第1のルータの時間満了に関する情報を含む、前記移動ノードへの第2のルータ広告メッセージを送信するステップと、及び/又は
    前記第2のルータから、前記第2のルータを、前記第2のルータのアドレス情報及び前記移動ノードから発信データが送信される前記ルータとして使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含む前記移動ノードへのリダイレクト・メッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記リダイレクト・メッセージを受信した場合に、前記移動ノードから前記デフォルト・ルータとして構成される前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータに発信データを送信するステップと、
    前記移動ノードにおいて前記第2の広告メッセージを受信した場合に、前記移動ノードにおいて、前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして構成するステップとを含む請求項28に記載の方法。
  45. 前記第2のルータへの前記移動ノードの割当てに関する情報をさらに含み、
    前記プロセッサが、さらに、前記第2のルータへの前記移動ノードの割当てに関する前記情報を使用することにより、前記移動ノードに割り当てられた前記ルータを決定することができ、
    前記プロセッサが、さらに、前記第2のルータのアドレス情報及び前記第2のルータの時間満了に関する情報を含む前記移動ノードへの第2のルータ広告メッセージを生成することができ、及び/又は
    前記プロセッサが、さらに、前記ルータのアドレス情報及び前記移動ノードから発信データを送信するために前記ルータを使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含むリダイレクト・メッセージを生成することができ、
    前記送信機が、さらに、前記移動ノードに前記第2のルータ広告メッセージ及び/又は前記リダイレクト・メッセージを送信することができる請求項37に記載のルータ。
  46. 前記第1のルータへの前記移動ノードの割当てに関する前記情報が、前記第2のルータのために構成された近隣移動ノード・リスト内に含まれ、前記近隣移動ノード・リストが、前記第2のルータの近隣ルータに登録した移動ノード内の情報を含む請求項44に記載の方法。
  47. 前記第1のルータへの前記移動ノードの割当てに関する前記情報が、前記第1のルータのアドレス情報及び前記移動ノードのアドレス情報を含む近隣要請メッセージ内の前記第2のルータにおいて受信される請求項44に記載の方法。
  48. 前記第1のルータへの前記移動ノードの割当てに関する前記情報が、ネットワーク・アクセス・エンティティにおいて要求され、前記ネットワーク・アクセス・エンティティが、前記第2のルータに接続し、前記移動ノードと前記移動ノードに接続しているルータの間の割当てに関する情報を維持する請求項44に記載の方法。
  49. 移動ノード用のデフォルト・ルータを構成するための移動通信システムであって、
    請求項9から12、23から27、37から39、42及び45のうちの1つによる少なくとも1つのルータをさらに備え、
    請求項13、40及び43のうちの1つによる少なくとも1つの移動ノードをさらに備えるシステム。
  50. 移動ノード(106)用のデフォルト・ルータを構成するための方法であって、前記デフォルト・ルータが、前記移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、前記移動ノードが、第1のネットワーク・エリア(103)から第2のネットワーク・エリア(105)に移動し、第1のルータ(102)が、前記第1のネットワーク・エリアに接続し、また第2のルータ(104)が、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードが、前記第2のネットワーク・エリア内に位置し、前記第1のルータが、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータであり、前記方法が、
    前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、前記移動ノードから第1のメッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記第1のメッセージを受信し、前記第2のルータから第2のメッセージを前記移動ノードに送信するステップと、
    前記第2のルータから前記移動ノードに、前記第1のルータの時間満了に関する情報を含む第3のメッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードにおいて、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして、前記第1のルータの代わりに前記第2のルータを構成するステップとを含む方法。
  51. 移動ノード(106)用のデフォルト・ルータを構成するための方法であって、前記デフォルト・ルータが、前記移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、前記移動ノードが、第1のネットワーク・エリア(103)から第2のネットワーク・エリア(105)に移動し、第1のルータ(102)が、前記第1のネットワーク・エリアに接続し、また第2のルータ(104)が、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードが、前記第2のネットワーク・エリア内に位置し、前記第1のルータが、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータであり、前記方法が、
    前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、前記移動ノードから第1のメッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記第1のメッセージを受信するステップと、
    前記第2のルータから前記移動ノードに、前記移動ノードから発信データが送信される前記ルータとして、前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータを使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含む第2のメッセージを送信するステップと、
    前記移動ノードから前記第2のルータに発信データを送信するステップとを含む方法。
  52. 移動ノード(106)用のデフォルト・ルータを構成するための方法であって、前記デフォルト・ルータが、前記移動ノードからの発信データが送信されるルータであり、前記移動ノードが、第1のネットワーク・エリア(103)から第2のネットワーク・エリア(105)に移動し、第1のルータ(102)が、前記第1のネットワーク・エリアに接続し、また第2のルータ(104)が、前記第2のネットワーク・エリアに接続し、前記移動ノードが、前記第2のネットワーク・エリア内に位置し、前記第1のルータが、前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータであり、前記方法が、
    前記移動ノードが前記第2のネットワーク・エリアに接続された場合に、前記移動ノードから第1のメッセージを送信するステップと、
    前記第2のルータにおいて、前記移動ノードから前記第1のメッセージを受信するステップと、
    前記第2のルータから前記移動ノードに、前記デフォルト・ルータとして第2のルータを使用するようにとの前記移動ノードに対する指示を含む第2のメッセージを送信するステップと、
    前記移動ノード用の前記デフォルト・ルータとして前記第1のルータの代わりに、前記第2のルータを構成するステップとを含む方法。
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