JP2008541516A - IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイ - Google Patents

IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイ Download PDF

Info

Publication number
JP2008541516A
JP2008541516A JP2008509291A JP2008509291A JP2008541516A JP 2008541516 A JP2008541516 A JP 2008541516A JP 2008509291 A JP2008509291 A JP 2008509291A JP 2008509291 A JP2008509291 A JP 2008509291A JP 2008541516 A JP2008541516 A JP 2008541516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ipv6
node
communication
mobile
data message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008509291A
Other languages
English (en)
Inventor
▲ル▼ 梁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2008541516A publication Critical patent/JP2008541516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/08Mobility data transfer
    • H04W8/082Mobility data transfer for traffic bypassing of mobility servers, e.g. location registers, home PLMNs or home agents
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/04Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/18Service support devices; Network management devices
    • H04W88/182Network node acting on behalf of an other network entity, e.g. proxy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

IPv6通信パートナー及び移動IPv6ノード間の通信方法は、移動IPv6ノードが「ルート最適化」モードを使用してIPv6通信パートナーと通信する場合、通信パートナーエージェントゲートウェイは上記IPv6通信パートナーを代理して、移動IPv6ノードとIPv6通信パートナーとの間の通信情報を処理することを含む。本発明によれば、効率的な移動IPv6通信を達成することができるだけでなく、「ルート最適化」のために多数の通信相手ノードの拡張がより少数のプロキシーゲートウエイによって達成されることもできる。その結果、多くの端末は、移動IPv6のために特別なサポートを提供しなくても、移動IPv6の「ルート最適化」モードで通常のIPv6通信パートナーと移動IPv6ノードとの間の通信を実現することができる。したがって、アップグレードのコストを低減し、IPv6通信相手ノードの実施の際の複雑さを緩和し、移動IPv6アプリケーションの展開を促進することができる。本発明は、さらに、通信パートナーエージェントゲートウェイを提供する。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイに関する。
ネットワーク技術が発展して、多数の携帯端末(例えばノートボック、携帯情報端末(PDA)、携帯電話および車載装置)が現れるとともに、モバイル・コンピューティングの急増が促されている。ますます多くのユーザが異なる種類の端末を使用して、あらゆる場所で公衆無線移動通信ネットワークを通じてインターネットにアクセスすることが可能になってきている。
この移動サービスの需要を満たすために、モバイルIP技術がネットワーク層上に導入された。
モバイルIPの基本原則は、移動ノードが移動中に始終最初のIP(インターネット プロトコル、Internet Protocol)アドレスでIP通信を行うことを可能にし、それによって、移動中にIPネットワーク層によって運ばれている上位層アプリケーションの中断を防ぎ、その接続性を保証することである。
ネットワークの規模がますます大きくなるにつれ、IPv6技術は大きなアドレス容量のような利点をもって既存のIPv4技術に取って代わるであろう。IPv6ベースのモバイルIP、つまりモバイルIPv6技術は、モバイルIP分野で好評を博しつつ、その技術的な利点およびモバイルIPv4に対する改良のゆえにますます広く適用されている。
次に、モバイルIPv6技術の基本原則を、図1を参照して説明する。
移動ノード111がそのホームネットワーク110に接続される時、移動ノード111は、他の固定ノードと同様の方法で作動する。
移動ノード111は、IPv6の近隣探索プロトコルによって自分が既に移動先ネットワークにローミングしたかどうかを検知する。IPv6ゲートウエイは、ネットワークのプレフィックスを運ぶルーター広告メッセージを周期的に送信する。ゲートウエイからルーター広告メッセージを受信した後、移動ノード111はネットワークのプレフィックスがホームネットワークのそれとは異なることを検知するとき、既に移動先ネットワークにローミングしたと判断する。
既に移動先ネットワーク120にローミングしたと判断する場合、移動ノード111は、受信したルーター広告メッセージに基づき、ステートフルあるいはステートレスのアドレス自動設定プロセスによって移動先ネットワーク120中での気付アドレス (Care-of-Address、CoA)を取得する。この時点で、移動ノード111はホームアドレスとCoAの両方を同時に所有する。
移動ノード111は、「対応付け更新」メッセージを通じてホームプロキシー113へのそれ自身のCoAを登録する。
移動ノード111は、さらに「対応付け更新」メッセージ登録を通じてCoAを通信相手ノード130に通知することができる。登録の前に、往復経路確認(Return Routability)テストは移動ノード111とその通信相手ノード130との間で行われなければならない。つまり、移動ノード111は、Home Init Test(ホームテスト初期化)メッセージ及びCare-of Init Test(気付テスト初期化)メッセージを通信相手ノード130へ送信する。通信相手ノード130はメッセージを処理して、Home Test(ホームテスト)メッセージ、及びCare-of Test(気付テスト)メッセージを移動ノード111へ返す。
移動ノード111の通信相手ノード130は、移動ノード111のCoAを知らない場合、移動ノード111のホームアドレスに従って移動ノード111のホームネットワーク110へデータメッセージを転送する。その後、ホームプロキシー113はデータメッセージを代行受信し、移動ノード111の現在のCoAに基づいてトンネルメカニズムを利用して移動ノード111へそのデータメッセージを転送する。
また、移動ノード111から通信相手ノード130へ送信されるメッセージも、まず逆方向のトンネルを通ってホームプロキシー113に送信され、そして、ホームプロキシー113によって通信相手ノード130へ転送される。このモードでは通信相手ノード130と移動ノード111との間のデータメッセージがすべてホームプロキシー130によって転写されなければならないので、このモードは「双方向トンネル」モードと呼ばれる。
通信相手ノード130が「対応付け更新」を通じて移動ノード111のCoAを知っている場合、通信相手ノード130はIPv6の拡張ルーティングヘッダを利用してデータメッセージを直接に移動ノード111へ送信する。データメッセージの第1の終点アドレスがCoAで、第2の終点アドレスがホームアドレスであるので、データメッセージは、ホームプロキシー113を介さずに、移動先ネットワーク120内にある移動ノード111へ直接送信されることができる。
逆の方向では、移動ノード111から通信相手ノード130へ送信されるデータメッセージの始点アドレスは、CoAであり、また、ホームアドレスは、データメッセージ中の拡張終点ヘッダに格納されている。そのため、データメッセージは同様に、逆方向のトンネルを通ってホームプロキシー113へ送信されることなく、通信相手ノード130に直接送信されることができる。このモードは、「ルート最適化」モードと呼ばれる。
先行技術において、移動IPv6ノードとIPv6通信相手ノードとの間の通信が「双方向トンネル」モードを利用して行われる場合、移動ノード及び通信相手ノード間のすべての通信データメッセージはホームプロキシーによって転送されなければならない。それはホームプロキシーを容易にボトルネックにしてしまい、ネットワークトラフィックの増大、またネットワーク効率の低下を招いてしまう。
また、先行技術において、移動IPv6ノードとIPv6通信相手ノードとの間の通信が「ルート最適化」モードを利用して実施される場合、データメッセージは、ホームプロキシーによって転送される代わりに、CoAに基づいて移動先ネットワーク中の移動ノードに直接に送信されることができる。したがって、IPv6移動通信の効率は改善されることができる。しかしながら、通信相手ノードは、「対応付け更新」等の移動IPv6メッセージを処理し、往復経路確認(Return Routability)プロセスに参加し、また特殊なIPv6拡張ヘッダを処理する必要がある。その結果、「ルート最適化」モードでは、通信相手ノードは、通常のIPv6ノードをベースに、アップグレードされ、拡張される必要がある。
既存のモバイルIPv6技術は移動IPv6ノードと通常のIPv6通信相手ノードとの間の移動通信を実施することはできるが、いくつかの問題がある。即ち、「双方向トンネル」モードでは、何ら拡張せずに、気づかないうちに移動IPv6ノードと通信することができる。しかし、効率は低い。「ルート最適化」モードでは、通信効率はより高いが、通常IPv6通信相手ノードはモバイルIPv6技術をサポートするために拡張されなければならない。このため、ネットワーク中の種々のIPv6装置、多数のIPv6端末を含め、特にサーバノードは、モバイルIPv6をサポートするためにアップグレードされ拡張されなければならない。これは高い適用コストをもたらし、移動IPv6の「ルート最適化」モードによる適用をある程度制限してしまう。
本発明は、モバイルIPv6の「ルート最適化」モードを適用する際、通常のIPv6通信相手ノードと移動IPv6ノードとの間の通信を実現することができ、これにより、IPv6通信相手ノードの実施時のアップグレードコストおよび複雑さを低減し、モバイルIPv6のアプリケーションの配備を促進することができる、IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイを提供する。
本発明の一側面によれば、IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法は、移動IPv6ノードがルート最適化モードを利用してIPv6通信相手ノードと通信する場合に、通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6通信相手ノードを代理して、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理するステップを含む。
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、任意に、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内に設けられたデフォルトゲートウェイ、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内で設けられた指定のゲートウエイ、ネットワーク間のインタフェースに設けられたキーゲートウエイ、及びネットワーク間のインタフェースに設けられた指定のゲートウエイの何れか1つを含む。
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップに先立って、場合によっては、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、それ自身が維持しているリンク内のIPv6近隣情報に基づいて、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決めるステップ、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、ルーティング情報に基づいて、前記通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決めるステップ、及び
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、それ自身の設定情報に基づいて、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決めるステップの何れか1つのステップをさらに含む。
場合によっては、前記移動IPv6ノードが「ルート最適化」モードを利用して行う前記IPv6通信相手ノードとの通信が、
取得したCoAを前記IPv6通信相手ノードに登録する前に、前記移動IPv6ノードが、自身のホームプロキシーへHome Test Initメッセージを送信し、該ホームプロキシーを介して前記IPv6通信相手ノードに前記Home Test Initメッセージを転送するステップと、
前記IPv6通信相手ノードへCare-of Test Initメッセージを送信するステップと、を含み、
前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードに送信されるメッセージを代行受信し、前記IPv6通信相手ノードを代理して代行受信したメッセージを処理するステップを含む。
場合によっては、前記IPv6通信相手ノードを代理して代行受信したメッセージを処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、代行受信した前記メッセージに基づいて前記移動IPv6ノードをテストするステップと、
前記テストをパスした後に、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6通信相手ノードを代理してテストプロセスで要求される情報を維持し、前記移動IPv6ノードのホームプロキシーにHome Testメッセージで応答し、また該ホームプロキシーを介して前記Home Testメッセージを前記移動IPv6ノードへ転送させるステップと、
前記移動IPv6ノードにCare-of Testメッセージで応答するステップと、を含む。
オプション的には、本発明に係る方法は、前記移動IPv6ノードが前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイから送られてきたHome Testメッセージ及びCare-of Testメッセージを受信した場合、前記テストプロセスを終了させるステップを含む。
オプション的には、前記移動IPv6ノードがルート最適化モードを利用して行う前記IPv6通信相手ノードとの通信が、
前記移動IPv6ノードが、取得したCoAを前記IPv6通信相手ノードに登録する場合、前記IPv6通信相手ノードへ対応付け更新メッセージを送信するステップを含み、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記対応付け更新メッセージを代行受信するステップと、
前記IPv6通信相手ノードを代理して前記対応付け更新メッセージを処理するステップと、を含む。
オプション的には、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記対応付け更新メッセージを処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、テストプロセスで維持された情報に基づいて代行受信した前記対応付け更新メッセージの正当性を検証するステップと、
検証をパスした場合、前記対応付け更新メッセージ中の前記移動IPv6ノードのホームアドレス及びCoAをバインディングバッファに記録し、且つ、前記移動IPv6ノードに対応付け確認メッセージで応答するステップと、を含む。
オプション的には、前記移動IPv6ノードがルート最適化モードで行う前記IPv6通信相手ノードとの通信が、
前記移動IPv6ノードが、取得した前記CoAを前記IPv6通信相手ノードに登録した後、ルート最適化モードで前記IPv6通信相手ノードへIPv6データメッセージを送信するステップを含み、
前記IPv6データメッセージ中の終点アドレスが、対応する前記IPv6通信相手ノードのIPv6アドレスであり、前記IPv6データメッセージ中の始点アドレスが、前記移動IPv6ノードの前記CoAであり、
前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記移動IPv6ノードから送信された前記IPv6データメッセージを代行受信し、前記IPv6データメッセージを処理するステップと、
処理済みの前記IPv6データメッセージを、対応する前記IPv6通信相手ノードに送るステップと、を含む。
オプション的には、前記IPv6データメッセージを処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記移動IPv6ノードの前記CoAに基づいて、前記バインディングバッファ中の情報から対応するホームアドレスを検索するステップと、
前記データメッセージの始点アドレス中の前記CoAを、検索された前記ホームアドレスに置き換えるステップと、
前記IPv6データメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄するステップと、を含む。
オプション的には、前記移動IPv6ノードがルート最適化モードで行うIPv6通信相手ノードとの通信が、
前記IPv6通信相手ノードが、前記移動IPv6ノードにIPv6データメッセージを返すステップをさらに含み、
返された前記IPv6データメッセージの終点アドレスが、前記IPv6通信相手ノードによって受信された前記データメッセージ中のIPv6始点アドレスに対応するIPv6ホームアドレスであり、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6通信相手ノードから返された前記IPv6データメッセージを代行受信し、且つ該メッセージを処理するステップと、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、処理済の前記IPv6データメッセージを前記移動IPv6ノードへ送信するステップと、をさらに含む。
オプション的には、前記IPv6通信相手ノードから返された前記IPv6データメッセージを処理する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記データメッセージ中の前記ホームアドレスである前記終点アドレスに基づいて、前記移動IPv6ノードに対応する前記バインディングバッファから対応する前記CoAを検索し、前記CoAが検索されたことが確認された場合、前記データメッセージ中の前記終点アドレスを前記CoAに置き換えるステップ、
処理後の前記データメッセージ用のIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、また前記IPv6拡張ルーティングヘッダに前記IPv6ホームアドレスを格納するステップと、を含む。
オプション的には、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記移動IPv6ノードに処理済みの前記IPv6データメッセージを送信する前記ステップが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6 CoAに基づいて、前記移動IPv6ノードへ処理済みの前記データメッセージを送信するステップを含み、
前記移動IPv6ノードがルート最適化モードで行うIPv6通信相手ノードとの通信が、
前記移動IPv6ノードが、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイから送信された前記データメッセージを受信し、前記IPv6 CoAを前記IPv6ホームアドレスに置き換えるステップと、
前記IPv6ホームアドレスに基づいて、前記データメッセージをアプリケーション層へ渡し、前記データメッセージの受信処理を完了するステップと、をさらに含む。
また、本発明の別の側面によれば、提供される通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、
ルート最適化モードで移動IPv6ノードがIPv6通信相手ノードと通信する時の通信情報を取得する通信情報取得ユニットと、
前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する通信情報処理ユニットと、を含む。
オプション的には、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、
前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイ自身が維持するリンク内のIPv6近隣情報、ルーティング情報、あるいは該通信相手ノードプロキシーゲートウエイの設定情報に基づいて、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決める能力決定ユニットをさらに含む。
オプション的には、前記通信情報取得ユニットが、
前記移動IPv6ノードによって送信され、前記移動IPv6ノードのホームプロキシーによって前記IPv6通信相手ノードへ転送されたHome Test Initメッセージ、及び前記移動IPv6ノードから前記IPv6通信相手ノードへ送信されたCare-of Test Initメッセージを代行受信するテストメッセージ代行受信ユニットを含み、
前記通信情報処理ユニットが、
代行受信された前記メッセージに基づいて前記移動IPv6ノードをテストし、テストをパスした後に、前記IPv6通信相手ノードを代理して、テストプロセス中で要求される情報を維持し、前記移動IPv6ノードの前記ホームプロキシーへHome Testメッセージで応答し、前記移動IPv6ノードにCare-of Testメッセージで応答するテストメッセージ処理ユニットを含む。
オプション的には、
前記通信情報取得ユニットが、前記移動IPv6ノードから前記IPv6通信相手ノードへ送信された対応付け更新メッセージを代行受信する対応付け更新メッセージ代行受信ユニットを含み、
前記通信情報処理ユニットが、
前記テストプロセスで維持された情報に基づいて、代行受信された前記対応付け更新メッセージの正当性を検証し、検証をパスした場合に、前記対応付け更新メッセージ中の前記移動IPv6ノードのホームアドレス及びCoAをバインディングバッファに記録し、且つ前記移動IPv6ノードに対応付け確認メッセージで応答する対応付け更新メッセージ処理ユニットを含む。
オプション的には、前記通信情報取得ユニットが、
前記移動IPv6ノードによってルート最適化モードで前記IPv6通信相手ノードへ送信されたIPv6データメッセージを代行受信する第1のデータメッセージ代行受信ユニットを含み、
前記IPv6データメッセージの終点アドレスが、対応する前記IPv6通信相手ノードのIPv6アドレスであり、前記IPv6データメッセージの始点アドレスが、前記移動IPv6ノードの前記CoAであり、
前記通信情報処理ユニットが、
前記移動IPv6ノードの前記CoAに基づいて、前記バインディングバッファ中の情報から対応するホームアドレスを検索し、検索された前記ホームアドレスに前記データメッセージの前記始点アドレス中の前記CoAを置き換え、前記IPv6データメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄してから、該データメッセージを前記IPv6通信相手ノードへ転送する第1のデータメッセージ処理ユニットを含む。
オプション的には、
前記通信情報取得ユニットが、前記IPv6通信相手ノードから前記移動IPv6ノードへ返された前記IPv6データメッセージを代行受信する第2のデータメッセージ代行受信ユニットをさらに含み、
返された前記IPv6データメッセージの終点アドレスが、前記IPv6通信相手ノードによって受信された前記データメッセージ中の前記IPv6始点アドレスに対応するIPv6ホームアドレスであり、
前記通信情報処理ユニットが、
前記データメッセージの前記ホームアドレスである前記終点アドレスに基づいて、前記移動IPv6ノードに対応する前記バインディングバッファから対応する前記CoAを検索し、前記CoAが検索されたことが確認された場合、検索された前記CoAに前記データメッセージ中の前記終点アドレスを置き換え、処理済みの前記データメッセージのために新しいIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、該IPv6拡張ルーティングヘッダに前記IPv6ホームアドレスを格納し、そして、前記IPv6 CoAに基づいて前記移動IPv6ノードへ処理済みのデータメッセージを送信する第2のデータメッセージ処理ユニットをさらに含む。
オプション的には、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内に設けられたデフォルトゲートウェイ、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内で設けられた指定のゲートウエイ、ネットワーク間のインタフェースに設けられたキーゲートウエイ、及びネットワーク間のインタフェースに設けられた指定のゲートウエイの何れか1つである。
本発明により提供される技術的解決法では、移動IPv6ノードがルート最適化モードを利用してIPv6通信相手ノードと通信する時、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、IPv6通信相手ノードを代表して移動IPv6ノードとIPv6通信相手ノードの間の通信情報を処理する。本発明によれば、効率的な移動IPv6通信を達成することができるだけでなく、「ルート最適化」のために多数の通信相手ノードの拡張がより少数のプロキシーゲートウエイによって達成されることもできる。その結果、通常のIPv6通信相手ノードのような多くの端末は、移動IPv6のために特別なサポートを提供しなくても、移動IPv6のルート最適化モードで移動IPv6ノードと通信することができる。したがって、本発明は、アップグレードのコストを低減し、IPv6通信相手ノードの実施の際の複雑さを緩和し、移動IPv6アプリケーションの展開を促進するのに有用である。
ルート最適化モードで移動ノードと通常の通信相手ノードとの間の通信を実現するために、本発明は、移動IPv6ノードとIPv6通信相手ノードとの間の通信方法を提供する。本発明は、モバイルIPv6において、通信相手ノードが「ルート最適化」モードの特別メッセージの処理及び送受信されたデータメッセージの特別処理に参加しなければならないことを考慮して、通信相手ノードプロキシーゲートウエイ(CNプロキシーゲートウエイと略称する)という役目を導入する。CNプロキシーゲートウエイは、IPv6通信相手ノードを代理して、ルート最適化に関係する特別の処理を実行する。その結果、任意の通信相手ノードが、拡張されることなく「ルート最適化」モードで移動IPv6ノードと通信することができる。
CNプロキシーゲートウエイは、移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク中に設けられるデフォルトゲートウエイ、移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク中に設けられる指定のゲートウエイ、ネットワーク間のインタフェースに設けられるキーゲートウエイ、あるいは、ネットワーク間のインタフェースに設けられる指定のゲートウエイでありえる。
図2に示すように、本発明の一実施形態においては、移動IPv6ノード211が「ルート最適化」モードを利用してIPv6通信相手ノード231と通信する場合、通信相手ノードプロキシーゲートウエイ221はIPv6通信相手ノード231を代理して移動IPv6ノード211及びIPv6通信相手ノード231間の通信情報を処理する。
上記の実施形態が実行される前に、移動IPv6ノード211はそのホームネットワーク210に接続して、ホームネットワーク210との情報通信を通じてそのホームアドレスを取得する。また、移動IPv6ノード211は、IPv6近隣探索メカニズムによって自身が移動先ネットワーク220へローミングしたかどうかを判断する。また、移動先ネットワーク220へローミングしたと移動IPv6ノード211が判断する場合、移動IPv6ノード211はアドレス設定プロセスを通じて移動先ネットワーク220中での気付アドレス(Care-of Address, CoA)を取得する。
本発明による第1の実施の形態では、移動IPv6ノードが「ルート最適化」モードを利用してIPv6通信相手ノードと通信する場合、その通信情報が通信相手ノードプロキシーゲートウエイを経由する。通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、IPv6通信相手ノードを代理して移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができることを確認する必要がある。その具現は、以下の幾つかの方法に限定されないが、それらを含む。
通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、それ自身が維持するリンク内のIPv6近隣情報に基づいて、IPv6通信相手ノードを代理して移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決める。
あるいは、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、ルーティング情報の使用により通信相手ノードを代理して移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決める。
あるいは、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、それ自身内の設定情報を使用することにより、IPv6通信相手ノードを代理して移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決める。
本発明によって提供される通信方法の1つの実施の形態の実施フローは、図3に示されており、以下のようなステップを含む。
ステップ1:移動IPv6ノードが、対応付け更新メッセージを通じて、得られた気付アドレス(CoA)をホームプロキシーに登録する。
「ルート最適化」モードでは、移動IPv6ノードは、さらに通信相手ノードにも登録しようとする。また、通信相手ノードに登録する前に、移動IPv6ノードは、IPv6通信相手ノードに対して、往復経路確認(Return Routability)テストプロセスを開始する。具体的な実施プロセスは以下のステップを含む。
ステップ2:移動IPv6ノードは、ホームプロキシーへHome Test Initメッセージを送信し、また、ホームプロキシーを介してIPv6通信相手ノードへHome Test Initメッセージを送信し、なお、IPv6通信相手ノードへCare-of Test Initメッセージを送信する。
ステップ3:通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、IPv6通信相手ノードへ送信されるメッセージを代行受信し、IPv6通信相手ノードを代理して代行受信したメッセージを処理する。このプロセスでは、IPv6通信相手ノードは、通信相手ノードプロキシーゲートウエイの代理オペレーションを知覚しない。その具体的な実施プロセスは以下のとおりである。
I.通信相手ノードプロキシーゲートウエイは代行受信したメッセージに基づいて移動IPv6ノードをテストする。
II.テストをパスした後に、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、IPv6通信相手ノードを代理してkeygenトークン、nonceなどのようなテストプロセスで要求される情報を維持し、移動IPv6ノードのホームプロキシーにHome Testメッセージで応答し、またホームプロキシーを介して移動IPv6ノードへHome Testメッセージを転送させ、さらに、移動IPv6ノードへCare-of Testメッセージで応答する。
ステップ4:移動IPv6ノードが通信相手ノードプロキシーゲートウエイから返されたHome Testメッセージ及びCare-of Testメッセージを受信した後、移動IPv6ノードは、keygen トークンのような関連情報を記録し、そして、テストプロセスを終了する。
ステップ5:上記テストプロセスが終了した後、移動IPv6ノードは、対応付け更新メッセージを通じてIPv6通信相手ノードに登録する。
通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、代行受信した対応付け更新メッセージの正当性を検証し、検証をパスした場合、対応付け更新メッセージ中の移動IPv6ノードのホームアドレス、CoAおよび寿命のような情報などをバインディングバッファ(Binding Buffer)に記録し、また、移動IPv6ノードへ対応付け確認(Binding Acknowledge)メッセージで応答する。その実施プロセスは以下のとおりである。
I.移動IPv6ノードはIPv6通信相手ノードへ対応付け更新メッセージを送る。
II.一旦通信相手ノードプロキシーゲートウエイが通信相手ノード用の代理であると確認されれば、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは対応付け更新メッセージを代行受信し、IPv6通信相手ノードを代理して対応付け更新メッセージを処理する。具体的なプロセスは以下のようなものを含む。
まず、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、テストプロセス中で維持された情報に基づいて、代行受信した対応付け更新メッセージの正当性を検証する。
検証が成功した後、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、対応付け更新メッセージ中の移動IPv6ノードのホームアドレスとCoAのような情報などを移動IPv6ノードのバインディングバッファに記録し、且つ、IPv6ノードへ対応付け確認メッセージで応答する。
登録手続が終わった後、移動IPv6ノードはIPv6通信相手ノードとのデータメッセージ通信を実行する。具体的な実施プロセスは以下のようなものを含む。
ステップ6:移動IPv6ノードは「ルート最適化」モードを利用してIPv6通信相手ノードにIPv6データメッセージを送る。
上記IPv6データメッセージの終点アドレスは対応するIPv6通信相手ノードのIPv6アドレスであり、始点アドレスは移動IPv6ノードのCoAである。ホームアドレスは、データメッセージの拡張終点アドレスヘッダ中で運ばれており、そして、データメッセージは、ホームプロキシーを通さずに、IPv6通信相手ノードに直接送られる。
ステップ7:通信相手ノードプロキシーゲートウエイはIPv6データメッセージを代行受信し、該IPv6データメッセージを処理する。
データメッセージの終点アドレスが通信相手ノードのIPv6アドレスであるので、データメッセージは通信相手ノードプロキシーゲートウエイを経由する。この時点では、IPv6始点アドレスはCoAである。本実施の形態では、一旦通信相手ノードプロキシーゲートウエイが通信相手ノードの代理であると確認されれば、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、ステップ5で維持された通信相手ノード用のバインディングバッファ中の情報からCoAに対応するホームアドレスを検索し、次に、データメッセージ中のCoAである始点アドレスを取得されたホームアドレスに置き換え、そして、データメッセージの拡張終点アドレスヘッダを破棄する。具体的な実施プロセスは以下のようなものを含む。
I.通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、移動IPv6ノードから送られたIPv6データメッセージを代行受信し、移動IPv6ノードのCoAに基づいてバインディングバッファから対応するホームアドレスを検索する。
II.データメッセージの始点アドレス中のCoAを検索されたホームアドレスに置き換える。
III.IPv6データメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄する。
ステップ8:通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、処理済みのIPv6データメッセージを対応するIPv6通信相手ノードに送る。IPv6通信相手ノードは、受信したデータメッセージに含まれているIPv6始点アドレスに基づいて、移動IPv6ノードにIPv6データメッセージを返す。返した該IPv6データメッセージの終点アドレスは、移動ノードに対応するIPv6ホームアドレスである。
ステップ9:通信相手ノードから返されたデータメッセージは、通信相手ノードプロキシーゲートウエイに到着する。通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、データメッセージ中の終点アドレス、即ち、ホームアドレスに基づいて、対応するレコードが移動IPv6ノードのバインディングバッファにあるかどうかを検索する。対応するレコードがある場合、データメッセージ中の終点アドレスをホームアドレスに対応するCoAに置き換える。さらに、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、置き換えが行われたデータメッセージのために新しいIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、且つ、該IPv6拡張ルーティングヘッダにホームアドレスを第2の終点アドレスとして格納する。その具体的な実施プロセスは、以下のようなものを含む。
I.通信相手ノードプロキシーゲートウエイはIPv6データメッセージを代行受信し、データメッセージ中のホームアドレスである終点アドレスに基づいて、対応するCoAが移動IPv6ノードのバインディングバッファにあるかどうかを検索する。対応するCoAがあると確認された場合、データメッセージ中の終点アドレスをCoAに置き換える。
II.置き換えが行われたデータメッセージのために新しいIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、また、このIPv6拡張ルーティングヘッダにIPv6ホームアドレスを格納する。
ステップ10:通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、処理済みのIPv6データメッセージを、さらなる処理のために移動IPv6ノードに送る。
処理済みのデータメッセージ中の第1の終点アドレスがCoAであるので、データメッセージは、ホームプロキシーによって転送される必要がなく、移動先ネットワーク中の移動ノードに直接送られる。移動ノードが通信相手ノードからのデータメッセージを受信した後、移動ノードは、終点アドレスを第2の終点アドレス(つまりホームアドレス)に置き換え、そして、データメッセージを移動ノード自身の高次レイヤへ渡し、それによって、データメッセージ受信プロセスを達成する。具体的な実施プロセスは以下のようなものを含む。
I.通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、IPv6CoAに基づいて、置き換え済みのIPv6データメッセージを移動IPv6ノードに送る。
置き換え済みのデータメッセージ中の第1の終点アドレスがCoAであるため、データメッセージは、ホームプロキシーによって転送される必要がなく、移動先ネットワーク中の移動IPv6ノードに直接送られる。
II.移動IPv6ノードは通信相手ノードプロキシーゲートウエイからIPv6データメッセージを受信し、IPv6CoAをIPv6ホームアドレスに置き換える。
III.IPv6ホームアドレスに基づいて、IPv6データメッセージをアプリケーション層に渡し、それによって、データメッセージ受信プロセスを完成させる。
ステップII及びIIIでは、通信相手ノードから送られたデータメッセージを受信した後に、移動IPv6ノードは終点アドレスを第2の終点アドレス(つまりホームアドレス)に置き換え、続いて、該データメッセージを自身の高次レイヤに渡してデータメッセージ受信プロセスを完成する。
上記の実施の形態では、通信相手ノードプロキシーゲートウエイがデータメッセージを修正し、例えば、データメッセージ中の始点アドレスおよび終点アドレスを修正し、或いはデータメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄する必要があるので、データメッセージ中のペイロードのチェックサムを修正することも必要でありうる。データメッセージ中のペイロードのチェックサムが修正される場合、チェックサムは、再計算される代りに、修正前後の内容の差分に基づいて微調整されることができる。
本発明の一実施例では、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、
「ルート最適化」モードで移動IPv6ノードがIPv6通信相手ノードと通信する時の通信情報を取得する通信情報取得ユニット、
IPv6通信相手ノードを代理して移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する通信情報処理ユニット、及び
通信相手ノードプロキシーゲートウエイが維持するリンク内のIPv6近隣情報、ルーティング情報、あるいは該通信相手ノードプロキシーゲートウエイ中の設定情報に基づいて、IPv6通信相手ノードを代理して移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決める能力決定ユニットを含む。
本発明の一実施例では、上述の通信情報取得ユニットは、テストメッセージ代行受信ユニット、対応付け更新メッセージ代行受信ユニット、第1のデータメッセージ代行受信ユニット、及び第2のデータメッセージ代行受信ユニットを含む。
上述の通信情報処理ユニットは、テストメッセージ処理ユニット、対応付け更新メッセージ処理ユニット、第1のデータメッセージ処理ユニット、及び第2のデータメッセージ処理ユニットを含む。
テストメッセージ代行受信ユニットは、移動IPv6ノードから送られ、ホームプロキシーによってIPv6通信相手ノードへ転送されたHome Test Initメッセージ、及び移動IPv6ノードからIPv6通信相手ノードへ送られたCare-of Test Initメッセージを代行受信するように構成される。
テストメッセージ処理ユニットは、代行受信されたメッセージに基づいて移動IPv6ノードをテストし、テストが成功した後に、IPv6通信相手ノードを代理してテスト過程で要求される情報を維持し、且つ、移動IPv6ノードのホームプロキシーにHome Testメッセージを応答し、移動IPv6ノードへCare-of Testメッセージで応答するように構成される。
対応付け更新メッセージ代行受信ユニットは、移動IPv6ノードからIPv6通信相手ノードへ送信された対応付け更新メッセージを代行受信するために構成される。
対応付け更新メッセージ処理ユニットは、テスト過程で維持された情報に基づいて、代行受信された対応付け更新メッセージの正当性を検証し、成功した検証の後に、対応付け更新メッセージ中の移動IPv6ノードのホームアドレスおよびCoAをバインディングバッファに記録し、且つ、移動IPv6ノードへ対応付け確認メッセージで応答するように構成される。
第1のデータメッセージ代行受信ユニットは、移動IPv6ノードから「ルート最適化」モードを使ってIPv6通信相手ノードへ送られたIPv6データメッセージを代行受信するように構成される。このIPv6データメッセージの終点アドレスは、対応するIPv6通信相手ノードのIPv6アドレスであり、また、始点アドレスは、移動IPv6ノードのCoAである。
第1のデータメッセージ処理ユニットは、移動IPv6ノードのCoAに基づいて、バインディングバッファ中の情報から対応するホームアドレスを検索し、検索された前記ホームアドレスにデータメッセージの始点アドレス中のCoAを置き換え、IPv6データメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄してから、IPv6通信相手ノードへ該データメッセージを転送するように構成される。
第2のデータメッセージ代行受信ユニットは、IPv6通信相手ノードから移動IPv6ノードに返されたIPv6データメッセージを代行受信するように構成される。返されたIPv6データメッセージの終点アドレスは、IPv6通信相手ノードによって受信されたデータメッセージ中のIPv6始点アドレスに対応するIPv6ホームアドレスである。
第2のデータメッセージ処理ユニットは、データメッセージのホームアドレスである終点アドレスに基づいて、移動IPv6ノードのバインディングバッファから対応するCoAを検索し、CoAが検索されたことが確認された場合、データメッセージ中の終点アドレスを該CoAに置換え、処理済みのデータメッセージのために新しいIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、IPv6拡張ルーティングヘッダにIPv6ホームアドレスを格納し、そして、IPv6 CoAに基づいて、置き換えが行われたデータメッセージを移動IPv6ノードへ送るように構成される。
本実施の形態では、通信相手ノードプロキシーゲートウエイは、移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内に設けられたデフォルトゲートウェイ、移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内で設けられた指定のゲートウエイ、ネットワーク間のインタフェースに設けられた重要なゲートウエイ、あるいは、ネットワーク間のインタフェースに設けられた指定のゲートウエイであり得る。
本発明の実施例において提供された技術的解決策から分かるように、移動IPv6ノードが「ルート最適化」モードでIPv6通信相手ノードと通信する場合、通信相手ノードプロキシーゲートウエイはIPv6通信相手ノードを代理して移動IPv6ノードとIPv6通信相手ノードとの間の通信情報を処理する。本発明の実施によって、効率的な移動IPv6通信を達成することができるだけでなく、「ルート最適化」のために多数の通信相手ノードの拡張がより少数のプロキシーゲートウエイによって達成されることもできる。その結果、通常のIPv6通信相手ノードのような多くの端末は、移動IPv6のために特別なサポートを提供しなくても、移動IPv6の「ルート最適化」モードで移動IPv6ノードと通信することができる。したがって、本発明は、アップグレードのコストを低減し、また、IPv6通信相手ノードの実施の際の複雑さを緩和し、移動IPv6アプリケーションの展開を促進するのに有用である。
本発明は上記のように好ましい実施の形態によって説明されたが、本発明の有効な保護範囲はそれらの実施の形態によって制限されるものではない。本発明で開示された技術的な有効範囲を逸脱しない範囲でそれらの実施の形態に対する変更あるいは置換は当業者にとって容易に分かるであろう。したがって、任意のそのような変更あるいは置換は本発明の有効な保護範囲にある。本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によってのみ定められる。
既存のモバイルIPv6技術の基本原理を示す概念図である。 本発明の実施の形態による、モバイルIPv6の「ルート最適化」モードで実現する移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信の基本原理を示す概念図である。 本発明の実施の形態による、移動IPv6ノード及びIPv6通信相手ノード間の通信方法を示すフローチャートである。

Claims (20)

  1. 移動IPv6ノードがルート最適化モードでIPv6通信相手ノードと通信する場合に、通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6通信相手ノードを代理して、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理するステップを含むことを特徴とするIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  2. 前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、
    前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内に設けられたデフォルトゲートウェイ、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内で設けられた指定のゲートウエイ、ネットワーク間のインタフェースに設けられたキーゲートウエイ、及びネットワーク間のインタフェースに設けられた指定のゲートウエイの何れか1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  3. 前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップに先立って、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、それ自身が維持しているリンク内のIPv6近隣情報に基づいて、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決めるステップ、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、ルーティング情報に基づいて、前記通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決めるステップ、及び
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、それ自身の設定情報に基づいて、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決めるステップの何れか1つのステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  4. 前記移動IPv6ノードが「ルート最適化」モードを利用して行う前記IPv6通信相手ノードとの通信が、
    取得したCoAを前記IPv6通信相手ノードに登録する前に、前記移動IPv6ノードが、自身のホームプロキシーへHome Test Initメッセージを送信し、該ホームプロキシーを介して前記IPv6通信相手ノードに前記Home Test Initメッセージを転送するステップと、
    前記IPv6通信相手ノードへCare-of Test Initメッセージを送信するステップと、を含み、
    前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードに送信されるメッセージを代行受信し、前記IPv6通信相手ノードを代理して代行受信したメッセージを処理するステップを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  5. 前記IPv6通信相手ノードを代理して代行受信したメッセージを処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、代行受信した前記メッセージに基づいて前記移動IPv6ノードをテストするステップと、
    前記テストをパスした後に、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6通信相手ノードを代理してテストプロセスで要求される情報を維持し、前記移動IPv6ノードのホームプロキシーにHome Testメッセージで応答し、また該ホームプロキシーを介して前記Home Testメッセージを前記移動IPv6ノードへ転送するステップと、
    前記移動IPv6ノードにCare-of Testメッセージで応答するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  6. 前記移動IPv6ノードが前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイから送られてきたHome Testメッセージ及びCare-of Testメッセージを受信した場合、前記テストプロセスを終了させるステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  7. 前記移動IPv6ノードがルート最適化モードを利用して行う前記IPv6通信相手ノードとの通信が、
    前記移動IPv6ノードが、取得したCoAを前記IPv6通信相手ノードに登録する場合、前記IPv6通信相手ノードへ対応付け更新メッセージを送信するステップを含み、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記対応付け更新メッセージを代行受信するステップと、
    前記IPv6通信相手ノードを代理して前記対応付け更新メッセージを処理するステップと、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  8. 前記IPv6通信相手ノードを代理して前記対応付け更新メッセージを処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、テストプロセスで維持された情報に基づいて代行受信した前記対応付け更新メッセージの正当性を検証するステップと、
    検証をパスした場合、前記対応付け更新メッセージ中の前記移動IPv6ノードのホームアドレス及びCoAをバインディングバッファに記録し、且つ、前記移動IPv6ノードに対応付け確認メッセージで応答するステップと、を含むことを特徴とする請求項7に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  9. 前記移動IPv6ノードがルート最適化モードで行う前記IPv6通信相手ノードとの通信が、
    前記移動IPv6ノードが、取得した前記CoAを前記IPv6通信相手ノードに登録した後、ルート最適化モードで前記IPv6通信相手ノードへIPv6データメッセージを送信するステップを含み、
    前記IPv6データメッセージ中の終点アドレスが、対応する前記IPv6通信相手ノードのIPv6アドレスであり、前記IPv6データメッセージ中の始点アドレスが、前記移動IPv6ノードの前記CoAであり、
    前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記移動IPv6ノードから送信された前記IPv6データメッセージを代行受信し、前記IPv6データメッセージを処理するステップと、
    処理済みの前記IPv6データメッセージを、対応する前記IPv6通信相手ノードに送るステップと、を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  10. 前記IPv6データメッセージを処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記移動IPv6ノードの前記CoAに基づいて、前記バインディングバッファ中の情報から対応するホームアドレスを検索するステップと、
    前記データメッセージの始点アドレス中の前記CoAを、検索された前記ホームアドレスに置き換えるステップと、
    前記IPv6データメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄するステップと、を含むことを特徴とする請求項9に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  11. 前記移動IPv6ノードがルート最適化モードで行うIPv6通信相手ノードとの通信が、
    前記IPv6通信相手ノードが、前記移動IPv6ノードにIPv6データメッセージを返すステップをさらに含み、
    返された前記IPv6データメッセージの終点アドレスが、前記IPv6通信相手ノードによって受信された前記データメッセージ中のIPv6始点アドレスに対応するIPv6ホームアドレスであり、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6通信相手ノードから返された前記IPv6データメッセージを代行受信し、且つ該メッセージを処理するステップと、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、処理済の前記IPv6データメッセージを前記移動IPv6ノードへ送信するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  12. 前記IPv6通信相手ノードから返された前記IPv6データメッセージを処理する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記データメッセージ中の前記ホームアドレスである前記終点アドレスに基づいて、前記移動IPv6ノードに対応する前記バインディングバッファから対応する前記CoAを検索し、前記CoAが検索されたことが確認された場合、前記データメッセージ中の前記終点アドレスを前記CoAに置き換えるステップ、
    処理後の前記データメッセージ用のIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、また前記IPv6拡張ルーティングヘッダに前記IPv6ホームアドレスを格納するステップと、を含むことを特徴とする請求項11に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  13. 前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが前記移動IPv6ノードに処理済みの前記IPv6データメッセージを送信する前記ステップが、
    前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、前記IPv6 CoAに基づいて、前記移動IPv6ノードへ処理済みの前記データメッセージを送信するステップを含み、
    前記移動IPv6ノードがルート最適化モードで行うIPv6通信相手ノードとの通信が、
    前記移動IPv6ノードが、前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイから送信された前記データメッセージを受信し、前記IPv6 CoAを前記IPv6ホームアドレスに置き換えるステップと、
    前記IPv6ホームアドレスに基づいて、前記データメッセージをアプリケーション層へ渡し、前記データメッセージの受信処理を完了するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のIPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法。
  14. ルート最適化モードで移動IPv6ノードがIPv6通信相手ノードと通信する時の通信情報を取得する通信情報取得ユニットと、
    前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理する通信情報処理ユニットと、を含むことを特徴とする通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
  15. 前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが維持するリンク内のIPv6近隣情報、ルーティング情報、あるいは該通信相手ノードプロキシーゲートウエイの設定情報に基づいて、前記IPv6通信相手ノードを代理して前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間の通信情報を処理することができるか否かを決める能力決定ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
  16. 前記通信情報取得ユニットが、
    前記移動IPv6ノードによって送信され、前記移動IPv6ノードのホームプロキシーによって前記IPv6通信相手ノードへ転送されたHome Test Initメッセージ、及び前記移動IPv6ノードから前記IPv6通信相手ノードへ送信されたCare-of Test Initメッセージを代行受信するテストメッセージ代行受信ユニットを含み、
    前記通信情報処理ユニットが、
    代行受信された前記メッセージに基づいて前記移動IPv6ノードをテストし、テストをパスした後に、前記IPv6通信相手ノードを代理して、テストプロセス中で要求される情報を維持し、前記移動IPv6ノードの前記ホームプロキシーへHome Testメッセージで応答し、前記移動IPv6ノードにCare-of Testメッセージで応答するテストメッセージ処理ユニットを含むことを特徴とする請求項14に記載の通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
  17. 前記通信情報取得ユニットが、
    前記移動IPv6ノードから前記IPv6通信相手ノードへ送信された対応付け更新メッセージを代行受信する対応付け更新メッセージ代行受信ユニットを含み、
    前記通信情報処理ユニットが、
    前記テストプロセスで維持された情報に基づいて、代行受信された前記対応付け更新メッセージの正当性を検証し、検証をパスした場合に、前記対応付け更新メッセージ中の前記移動IPv6ノードのホームアドレス及びCoAをバインディングバッファに記録し、且つ前記移動IPv6ノードに対応付け確認メッセージで応答する対応付け更新メッセージ処理ユニットを含むことを特徴とする請求項14に記載の通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
  18. 前記通信情報取得ユニットが、
    前記移動IPv6ノードによってルート最適化モードで前記IPv6通信相手ノードへ送信されたIPv6データメッセージを代行受信する第1のデータメッセージ代行受信ユニットを含み、
    前記IPv6データメッセージの終点アドレスが、対応する前記IPv6通信相手ノードのIPv6アドレスであり、前記IPv6データメッセージの始点アドレスが、前記移動IPv6ノードの前記CoAであり、
    前記通信情報処理ユニットが、
    前記移動IPv6ノードの前記CoAに基づいて、前記バインディングバッファ中の情報から対応するホームアドレスを検索し、検索された前記ホームアドレスに前記データメッセージの前記始点アドレス中の前記CoAを置き換え、前記IPv6データメッセージ中の拡張終点アドレスヘッダを破棄してから、該データメッセージを前記IPv6通信相手ノードへ転送する第1のデータメッセージ処理ユニットを含むことを特徴とする請求項14に記載の通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
  19. 前記通信情報取得ユニットが、
    前記IPv6通信相手ノードから前記移動IPv6ノードへ返された前記IPv6データメッセージを代行受信する第2のデータメッセージ代行受信ユニットをさらに含み、
    返された前記IPv6データメッセージの終点アドレスが、前記IPv6通信相手ノードによって受信された前記データメッセージ中の前記IPv6始点アドレスに対応するIPv6ホームアドレスであり、
    前記通信情報処理ユニットが、
    前記データメッセージの前記ホームアドレスである前記終点アドレスに基づいて、前記移動IPv6ノードに対応する前記バインディングバッファから対応する前記CoAを検索し、前記CoAが検索されたことが確認された場合、検索された前記CoAに前記データメッセージ中の前記終点アドレスを置き換え、処理済みの前記データメッセージのために新しいIPv6拡張ルーティングヘッダを作成し、該IPv6拡張ルーティングヘッダに前記IPv6ホームアドレスを格納し、そして、前記IPv6 CoAに基づいて前記移動IPv6ノードへ処理済みのデータメッセージを送信する第2のデータメッセージ処理ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
  20. 前記通信相手ノードプロキシーゲートウエイが、
    前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内に設けられたデフォルトゲートウェイ、前記移動IPv6ノード及び前記IPv6通信相手ノード間で情報通信するときの通信リンク内で設けられた指定のゲートウエイ、ネットワーク間のインタフェースに設けられたキーゲートウエイ、及びネットワーク間のインタフェースに設けられた指定のゲートウエイの何れか1つであることを特徴とする請求項14〜19のいずれか1項に記載の通信相手ノードプロキシーゲートウエイ。
JP2008509291A 2005-08-24 2006-08-16 IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイ Pending JP2008541516A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CNA2005100979107A CN1870819A (zh) 2005-08-24 2005-08-24 实现IPv6通信伙伴支持移动IPv6的路由优化的方法
PCT/CN2006/002078 WO2007022697A1 (fr) 2005-08-24 2006-08-16 Procede de communication entre un associe de communication ipv6 et le noeud mobile ipv6 ainsi que la passerelle de l'agent associe de communication

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008541516A true JP2008541516A (ja) 2008-11-20

Family

ID=37444351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008509291A Pending JP2008541516A (ja) 2005-08-24 2006-08-16 IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2008541516A (ja)
CN (2) CN1870819A (ja)
WO (1) WO2007022697A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101238240B1 (ko) * 2009-03-02 2013-03-11 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 프록시 모바일 인터넷 프로토콜 버전 6의 로컬 라우팅에 대한 경로 최적화를 위한 장치 및 방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9516495B2 (en) * 2007-03-01 2016-12-06 Futurewei Technologies, Inc. Apparatus and methods of PMIPv6 route optimization protocol
EP2127304B1 (en) * 2007-03-23 2012-06-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Proxy mobile ip routing
CN101383756B (zh) * 2007-09-07 2011-09-14 华为技术有限公司 路由优化方法、系统和代理移动ip客户端
CN102045235A (zh) * 2009-10-16 2011-05-04 华为技术有限公司 实现路由优化的方法及接入路由器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040095913A1 (en) * 2002-11-20 2004-05-20 Nokia, Inc. Routing optimization proxy in IP networks

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3636637B2 (ja) * 2000-05-30 2005-04-06 三菱電機株式会社 経路最適化方法
GB2366482A (en) * 2000-08-21 2002-03-06 Lucent Technologies Inc Method of operating third generation communication systems
CN100388733C (zh) * 2002-12-25 2008-05-14 中兴通讯股份有限公司 一种在会话发起协议网络中呼叫路由的方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040095913A1 (en) * 2002-11-20 2004-05-20 Nokia, Inc. Routing optimization proxy in IP networks

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101238240B1 (ko) * 2009-03-02 2013-03-11 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 프록시 모바일 인터넷 프로토콜 버전 6의 로컬 라우팅에 대한 경로 최적화를 위한 장치 및 방법
US8599843B2 (en) 2009-03-02 2013-12-03 Futurewei Technologies, Inc. Apparatus and method for route optimization for proxy mobile internet protocol version six local routing

Also Published As

Publication number Publication date
CN1870819A (zh) 2006-11-29
CN101160927B (zh) 2011-02-09
WO2007022697A1 (fr) 2007-03-01
CN101160927A (zh) 2008-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4431112B2 (ja) 端末及び通信システム
JP4794520B2 (ja) ネットワーク主導型移動管理プロトコルにおける通信経路を最適化するシステム、アクセスゲートウェイ、ホームエージェント、およびプログラム
US9088938B2 (en) Information exchange between gateways for route optimization with network-based mobility management
US8040845B2 (en) Efficient routing between a mobile node and a correspondent node in a proxy mobile IP network
JP2009529265A (ja) 動的ルータ広告を使用する高速ハンドオーバのための方法及びシステム
US8068494B2 (en) Method and apparatus for robust local mobility management in a mobile network
JPWO2009066438A1 (ja) アドレス割り当て方法、アドレス割り当てシステム、モバイルノード及び代理ノード
EP1559260A2 (en) Dynamic re-routing of mobile node support in home servers
US20030073452A1 (en) Mobility management system, and mobile node used in the system, mobility management method, mobility management program, and mobility management node
US20060280146A1 (en) Handover support for multiple types of traffic
JP2008510440A (ja) モバイルIPv6ノードとIPv4通信パートナーとの間の通信を実施する方法
EP1804463A1 (en) Method for route optimization with dual mobile IPv4 node in IPv6-only network
EP1978680B1 (en) A method, system and apparatus for optimising routing in mobile ipv6
WO2007131404A1 (fr) Méthode et dispositif de transfert rapide
JP2008541516A (ja) IPv6通信相手ノード及び移動IPv6ノード間の通信方法、並びに通信相手ノードプロキシーゲートウエイ
US20040141477A1 (en) Method, system and mobile host for mobility pattern based selection of a local mobility agent
US20090116452A1 (en) APPARATUS AND METHOD FOR A MOBILE NODE ROAMING IN AN IPv6 NETWORK
JPWO2009054127A1 (ja) 通信システム及び移動端末並びにネットワークノード
WO2006103805A1 (ja) 移動通信システム、エッジルータおよびそれらに用いる移動管理方法並びにプログラムと記録媒体
JP2006352444A (ja) パケット転送システム及びパケット転送方法
WO2013007133A1 (zh) 报文转发路径管理方法、系统及网元
JP4823053B2 (ja) 異種通信インタフェース間の切替方法、移動端末および管理装置
JP4425757B2 (ja) モバイルネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100721